娘が幼稚園の頃からPCを使って陰気に内職をしている。
最初はクラウドワークスと言うサイトに登録して、ちょっとした書物の仕事をしていた。俗にう『SEO対策』のための文章書き。「青汁について書いてくれ」なんて依頼を受けて、それこそ黙々と大量の駄文を書いては提出していた。単価は安くて「普通の内職よりマシかな」って程度。そのうち、もう少しマシな物を書くようになってきた。たとえば「この墓地の特徴を書いてくれ」とか「指定した結婚情報サイトの特徴をまてめてくれ」とか「育児サイトに掲載する子育て体験を書いてくれ」とか、そう言うの。今までよりも単価は少し高くなったけれど、それでもやはり内職は内職。
そして、ふと疑問が生じた。「私の書いてる文章って、どんな使われ方してるのかな」と。調べてみると使われ方は様々。物販アフィリエイト(広告をクリックして商品が売れたらサイトマスターにお金が入る)とか、グーグルアドセンス(グーグルの広告でクリックしてもらったらサイトマスターお金が入る)で稼ぐための情報サイトに使われていた。
そうこうしているうちに私はふと「そんなことでお金稼げるなら、人の下で働くのはやめて自分でやってもいいんじゃない?」って気になってしまった。そして、自分で頑張ってみるべく有料ブログを借りてグーグルアドセンスに挑戦してみる事にした。ここまでが今年の4月。
テーマを決めて、記事を書いて、集客して、グーグルアドセンスに申請するも、あっさり却下。何度か挑戦してようやく審査を通過。グーグルアドセンスの広告を貼れる段階まできた。ここまでが今年の5月。
……と5月の段階まで来るだけでも要領が悪くて大変だった。ちなみに、ちょっとは収入になっているけれど、今の段階では断然外で働いた方がお金が入る。それなのに先日、レンタルサーバーを借りて独自ドメインを取って本格的に頑張ってみることにした。まだ初めたばかりで、趣味の延長線上でしかないのだけれど「もしかしたらイケるかも」という手応えを感じているので、思い切って頑張ってみることにしたのだ。
1年分のサーバー代に独自ドメイン代を合わせると現在、完全に赤字。
当面の目標は経費をトントンにすること。最終目標はオバチャンが外で半日パートに出て働くくらいの収入を得ること。もしかしたら「やっぱり無理だったわ」って事になるかも知れないけれど、しばらく頑張ってみようと思っている……いや、頑張るしかない。
「思い切った事しちゃったなぁ」と我ながら驚いている。半年後、1年後にどうなっているのか楽しみだ。上手くいこうが、駄目になろうが、ここに経過を書こうと思う。今は黙々と独自ドメインにブログのデータを移行しているところ。単純作業過ぎて嫌になってきてので日記を書いて気晴らしなど。
そんなに上手いこといくのかどうか、激しく謎ではあるけれど、とにかく頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
先日、夫が東京へ出張した。
出張だからお土産など期待していなかったのだけど、相手先の企業は原宿のど真ん中にあったらしく、娘にはコンパクトミラー、私には普段使い出来そうなネックレスを買ってきてくれた。いつも出張等のお土産はいらないと言ってある。「もし何か買ってくれるなら、娘の分だけでいいよ」とも。しかし「娘ばかり甘やかせてないで、たまには白蓮さんにも何かしないとね」と夫。「何もいらない」と言っているくせに、自分に買ってきてくれると、やっぱり嬉しい女心。
夫の出張話を聞いていたら東京に行きたくなってしまった。
私にとって東京の何が良かと言うと、東京には何人か友人がいるのだ。独身時代にはお互い行き来したものだけど、娘を産んでからはすっかりご無沙汰。そして娘はもう6歳。そんなに長い期間会っていないのかと思うと、東京の友人が妙に恋しく思われる。
「行きたくても行けない」と言うのは言い訳だと思っている。人間ってその気になれば、案外なんだって出来るものだ。
娘はすでに小学生。帰宅するのは3時頃。そして短い時間ならお留守番だって出来る。本気で行きたいと思うなら、とんぼ返りで行くことは可能だ。余裕のある暮らしをしている訳ではないけれど、新幹線代が出せないほど逼迫してるい訳じゃない。
じゃあ、何故行かないのか?
自分がするべき事を放っておいてまで行こうと思えないからだと思う。もしも娘が「親がいない方が気楽でいいわ」と思ってくれるような年頃ならば、行きたい気持ちが募った時に、思い切って出掛けている気がする。結局のところ今の私には「東京に行きたい」って事よりも、家族との生活の方が大切なのだと思う。それはとても幸せな事だ。
……とは言うものの、私の中でそれは吹っ切れている訳じゃないってあたりが、どうにもこうにも。切ないオバサン心。憧れの東京。懐かしい友人達。またいつか行きたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
2014年06月03日(火) |
やっと楽になってきた。 |
娘が小学校に入学してから2ヶ月。やっと楽になってきた。
小学生のお母さん方からは「小学生になったら、いっきに楽になるよ」と言われていたけれど、最近までイマイチ実感が無かった。確かに幼稚園の頃と違って、自分で学校に行って帰ってくるし、帰宅してからも遊び相手にならなくてもお友達と遊んでくれる。しかし、今までは「帰宅してから遊びに来てくれるお友達」の接待が大変だったのだ。
彼らは今まで野生児だった。幼稚園だの保育園だのに通っていて「お友達の家に訪問する」という経験が浅いため、何かにつけて手がかかり、娘1人の相手をしていた頃より手を焼いた。
玄関チャイムも押さず、ノソリと入ってくる。約束したのに来ない(または、とんでもない時間に来る)うちにある玩具(具体的に言うとアイカツカード)が羨ましいと言って泣く。おやつを食べるの時のマナーがなっていない。母親が迎えに来ても帰りたくないと言って泣く。それはもう、テンヤワンヤだった。
それが2ヶ月経った今、彼らも立派に成長して「お友達の家に訪問するマナー」を理解しつつある。チャイムを押して、挨拶して入ってくるし、家に入って来たら手を洗うし、おやつも行儀良く食べられるようになった。帰りの時間も促さなくても「あ。5時になったから片付けなきゃ」と玩具を片付ける。帰り際には「おじゃましました」と挨拶だって出来るようになった。
昨日は娘の仲良しのお友達が初めて1人で家まで遊びに来てくれた。彼女のお家へ行く道は少し危ない道を渡らねばならず、特に夕方は車が多くて心配だったので、本人は「もう1人で大丈夫」と言ったのだけど「危ないところだけ見送るね」と一緒についていった。娘のお友達がちゃんと右左を見てしっかり道を渡っている姿を見て「立派に成長したなぁ」と胸が熱くなってしまった。彼女は初めて家に遊びに来た時「帰りたくない」と泣いた子だ。
私にとって1番可愛いのは娘だけれど、遊びに来てくれる子達にも愛着が湧いてくる。我が子じゃないけど、彼らがしっかり成長していく姿を見るのは嬉しいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
この週末。大阪もご多分に漏れず暑かった。
土曜日は娘と2人で扇町公園へ行ってきた。連日遅くまでの勤務が続いてる夫は家でお留守番。扇町公園はけっこうな人で賑わっていた。娘も大張り切り。同じ年の女の子と仲良くなって、ずっと一緒に遊んでいた。私は木陰でシートを敷いて娘を見守るだけの簡単なお仕事に従事。「これは快適だわ」と、娘を監視しつつ、本を読んでいたのだけれど、土曜日の大阪は木陰の下でも暑かった。快適だったのは午前中の1〜2時間だけ。
しかし娘は暑さをものともせず、ちょいちょぃ水分補強をする程度でガンガン遊んでいた。お昼は木陰でお弁当。午後からもたっぷり遊んで、少し早めに撤収。サーティーワンのアイスクリームを食べて帰宅した。
日曜日は地元でウロウロ。図書館へ行ったり、スーパーで買い物をしたり。娘はスーパーの2階でアイカツを1回。あまりにも暑いのでお昼は今期はじめて素麺を茹でた。夫は素麺があまり好きじゃないので、夏場も素麺ってあまりしないのだけど、夫が嫌いだったのは素麺ではなくて「素麺に細切りのハムとか胡瓜とかを乗せて食べるスタイル」だって事が分かった。昨日は素麺と野菜のかき揚げにしたのだけれど「これだったら素麺でもいいわ」と夫。かき揚げを揚げるのは暑いので遠慮したいところだけれど、お昼ご飯の選択肢が増えるのは嬉しいことだ。
そうそう。昨日は農業用の遮光ネットも吊るしたのだった。週明けに作業するつもりだったのだけど、あまりに暑さに前倒し。遮光ネットを吊るしたところで暑いものは暑いのだけど、吊るすと吊るさないとでは大違い。ちょっとだけ家の中が涼しくなったような気がする。
まだ6月に入ったばかりだと言うのに、なんて暑さだろう。今年も猛暑を覚悟しておこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。