今日、夫が愛用していたバイクを処分した。
バイクは夫が結婚前から使っていたもの。夫は特にバイクが趣味……と言う訳ではなく、バイクはあくまでも移動用として活躍していた。我が家は車を持っていなくて、移動手段は電車と自転車。実家の母の病院送迎は実家の車を使っている。
夫が転職するまで働いていた会社では、夫はサーバーの管理もしていたので、サーバーに何かあったら緊急に出動する必要があった。そんなこと滅多にあってはいけないのだけど、それでも8年の結婚生活の中では何度か緊急事態もあったりして、そのたびに夜中だろうが、早朝だろうが、夫はバイクで出掛けていった。
しかし夫は転職したため、緊急に出るような仕事をしなくなった。それまでも「緊急用」だったバイクは完全に仕事を失って軒先で完全に放置状態。我が家の敷地は狭くて使わない物を置いておける余裕は無い。なので、このたびバイクを手放すことになったのだ。
私はバイクの処分を軽く考えていて「バイク買います」と軽トラで回ってくる業者さんにお願いしたら良いのかと思っていたけれど、そんな業者はたいていバイクを買ってくれるどころか処分料を請求されるとのこと。夫が言うには「古いし状態も悪い(エンジンをかけるのにも苦労するレベル)から売れないと思う。0円でも引き取ってもらえば上々」とのこと。確かにネットで調べてみても、あまり楽しい話は無かった。
引き取ってもらうにしても、廃車手続きが必要なので市役所に廃車手続きに行ってきた。そして廃車証明書を持って自賠責保険の解約。廃車にしても、自賠責保険の解約にしても驚くほどアッサリ完了。なんとなく面倒くさそうなイメージがあったのだけど、やってみると簡単だった。
そして先ほど買取業者がやってきた。夫の予想通り0円だった。処分料は取られなかったので、それだけでも良しってところだろうか。私は自分自身で1度も運転した事のないバイクだったけれど、軽トラの荷台に積まれたバイクが去っていくのを見送っていたら、不思議と目から汁が。
長い間、事故に合うことなく夫の足になってくれたバイクに感謝。
そんなこんなで我が家にとって今日はちょっとした区切りとなった。ちょっとさみしい気もするけれど、生活の変化とともに、必要な物も変化していくのだ。大切なのはこれからの事。前を向いて進んでいこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
今日、迷子のお婆さんに道を尋ねられた。
そのお婆さん、どこにお住まいなのかは分からないけれど、娘が赤ちゃん時代からの顔見知り。娘は赤ちゃん時代から体力が有り余っていて、散歩と言うには遠すぎる距離を歩きまくっていた。お婆さんとはその頃、顔見知りになった。たぶん痴呆症からの徘徊なのだと思う。少女のような可愛らしい格好をして、日傘を差して、歩き辛そうなパンプスを履いて毎日恐ろしい距離を移動しておられる。私と娘の徒歩行動圏はかなり広いのだけど、そのお婆さんの徒歩行動圏も相当広い。
そのお婆さんとは特に親しいと言う訳ではないのだけれど、なんとなく目が合ったらひと言ふた言、言葉を交わす。「桜が綺麗に咲きましたね」とか「なんだか今日は肌寒いですね」とか。今日は「あのね。ここ、どこですか? なんだか道が分からないのだけど」と聞かれた。
……困った……凄く困ってしまった。
そのお婆さんは痴呆症だと思うのだけど、ご自身はしっかりしていると思っている節がある。お年寄り扱いされて「まぁ。なんて失礼なのかしら!」と怒っている場面を見たことがある。交番に相談した方が良いのは分かっていたけれど、交番は遠くて誘導するのが大変そう。
「この辺りは似たような家が沢山並んでいますから、慣れている人間でも迷うんですよねぇ」なんて言いながら、お婆さんを1番よく見かける住宅地へ案内した。すると「私の家、この近くなんですよ。また遊びに来てくださいね」と言って、お婆さんは行ってしまった。お婆さんを見かける頻度から推察するに、たぶん本当にお家の近くだろうから、もしまた分からなくなっても、近所の誰かが助けてくれるだろう。
お婆さんは家族の話をしていたから、たぶん一人暮らしではないのだと思う。ご家族はさぞ心配だろうなぁ……。お婆さん自身は「ちょっと変」ではあるけれど、歩きまわる意外に困った行動は無い。でもきっとご家族はお婆さんを探し回ったりする事もあるだろう。私自身、徘徊する父親を尾行した経験があるだけになんだか複雑な気持ちになってしまった。
年をとるのは大変だ。そして年をとった人と暮らしていくのも大変だ。
今日は色々と考えさせられてしまった。私もいつかはそうなるのだろうし、母達だっていつかはそうなっていくのだろうし。元気なままで健やかに老いる事が出来れば良いのになぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
2014年05月22日(木) |
私にはとても出来ない。 |
同年代のママ友が3人目のお子さんを妊娠したと打ち明けてくれた。
「わぁ。おめでとう!」とお祝いを言ったら「いやいや。分かった瞬間は目の前が真っ暗になったわ。年齢が年齢なだけにねぇ……。あ。勿論、今は嬉しいと思っているし、育てる覚悟も出来たけどね」との返事が返ってきた。その気持、分かる……分かり過ぎる。
残念ながら娘は1人っ子確定だと思われる。私も夫もそれで納得しているけれど、スーパーなどで小さい子どもを自転車前に乗せている母親を見ると「いいなぁ…」と思ってしまう。あの可愛らしい生き物と一心同体のようにベッタリと過ごす甘やかな日々は想像しただけで「ふわぁぁっ」って気持ちになってしまう。でも、だからって今から0歳児を育てろと言われたら尻込みしてしまうだろう自分がいる。
母親なら誰もが経験済みだと思うのだけど、子どもって3歳くらいまでは恐ろしく手が掛かる。娘はどちらかと言うと育てやすい子ではなかった。赤ちゃん時代は食べさせるのも、寝かしつけにも苦労した。イヤイヤ期も壮絶だった。無駄に元気で外遊びばかりしていた。楽しかったのも本当だけど、あの頃に戻りたいかと問われても「はい」と答えるには躊躇いがある。
それだけに小さい子どもを連れている母親を見ると、なんだか眩しく思えてしまうのだろう。作家の桐野夏生が何かの本の中で40代で出産する友人の事を「直木賞を取るよりも子ども産む方が偉い。私には死んでも出来ない」と書いていたけれど、実にその通りだと思う。もちろん、普通の人間からすると直木賞を取る人だって偉いんだけど。
他人事だからそう思えるのだと言われてしまえばそれまでだけど、家族が増えるって嬉しいことだ。ママ友が元気で赤ちゃんを出産するのを私も楽しみにしている……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
娘は小学校から帰宅すると毎日「ただいま〜。今日のオヤツは何?」と言って玄関に入ってくる。私は「おかえり。お母さんはオヤツではありません!」と私はこたえる。
子どもって、こんなにオヤツが好きだったっけか? 私も子どもの頃はお菓子が好きだったし(まぁ今でも好きだけど)学校から帰宅したら、何かお菓子を食べていたように思うけれど、娘ほど情熱的にオヤツに向き合っていなかったように思う。
昨日はドーナツを作った。Fの家に遊びに言った時、ドーナツメーカーを戴いたのでちょこちょこ作るようになった。油の入った鍋にドーナツの種をポトン、ポトンと落としていくのがとても楽しい。以前はスプーンで種をすくってサーターアンダギーのような形の揚げ菓子を作っていたけれど、輪っかになったドーナツの方が食べる時にテンションが上がるから不思議だ。
今日のオヤツは心太。毎日高カロリーのオヤツばかりだと良くないだろうと思うので。心太を突くのは娘の役目。今日も嬉しそうに3人分の心太を突いていた。
それにしても子どものオヤツって「たかが」と思うけれど、けっこう家計に食い込んでくる。ドーナツにしても心太にしても家で作るとリーズナブルだけど、市販のお菓子も食べたがるし、お友達の家におじゃまする時に持たせるスナック菓子代も買い置きしておく必要がある。
「オヤツは心の栄養です」と言われているし、子どもにとっては大切なものだと思うので、出来るだけ娘が喜ぶオヤツを用意してあげたいけれど、こちらも予算の都合があるので、その辺の調整が難しい。3度の食事にしても、オヤツにしても予算を気にせず作れたら、どんなに楽しいことだろう。だけど本当にそうなったら、それはそれで大変なのかも。あれこれ頭を悩ませているうちが良いのかも知れないなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
この週末は家族で地元の山を登ってきた。
金曜日は娘の小学校生活の遠足だったのだけど、体力が無駄に有り余っている娘には物足りなかったらしく、帰宅してからも公園でガッツリ遊んでいた。そう言えば最近、娘の体力を思い切り発散させてやっていなかったなぁ……と言うことで、夫と相談して山登りに行くことにしたのだ。
土曜日の朝、お弁当をリュックサックに詰めて家を出た。我が家は大阪の東に位置していて大阪と奈良の間にある生駒山系には歩いて行ける。ただたひすら東に向かった歩き、山の裾野から頂上を目指してザクザク歩いた。私が子どもの頃は小学校の中学年〜高学年になると、遠足で地元の山に登っていた。小学校に入ったばかりの娘にはちょっとキツイかなぁ……と思っていたのだけど、まったく問題無かった。途中、虫や鳥を観察したり、野苺やキノコやタケノコを観察しながら楽しく歩いた。
山頂付近でお弁当を食べ、帰りはバスで奈良方面に降りて電車で帰宅するつものだったのだけど、娘はまだ元気が余っているみたいなので、尾根を歩いて隣の山へ行き、ケーブルカーに乗って麓まで降りてきた。流石にこれは娘にも厳しかったらしく「疲れたねぇ。お家に帰ったらゴロゴロしたいねぇ」などと言っていた。娘の口から「ゴロゴロしたい」なんて言葉を聞いたのは、娘が生まれて初めてのことだ。
朝9時に出発して、午後4時に帰宅。夕食を食べてマピオンで歩いた距離を調べたら12キロほどだった。娘よりも親の方がバテバテで翌日の日曜日は筋肉痛で大変だった。
ちょっとハードではあったけれど、有意義な1日だった。しかし、今は良いけれどこれ以上、娘の体力が余ってきたら私達夫婦はどうしたら良いのだろう? そうなるまでに、娘が熱中出来るスポーツが見つかると良いのだけれど。私は陰気な文系人間なのに、娘はどうしてあんなに元気印なのだろう。誇らしいけれど、付き合うのは大変だ。どこまで付き合えるかは分からないけれど、行けるとこまで行くしかないなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
山頂から見た景色と山道。天気が良くて気持ちの良い1日でした。
娘は小学校に入って初めての遠足へ行ってきた。
起床は朝の5時半。張り切り過ぎて早く目が醒めてしまったらしい。今日は夫にはお弁当を遠慮してもらって、久しぶりに娘のお弁当作り。娘のお弁当は小さいけれど、夫のお弁当よりも手間がかかる。幼稚園の時はサクサク作っていたはずなのに、久しぶりに作ると手間取ってしまった。
学校へ行く前に娘はペンギンのぬいぐるみにお弁当を入れたリュックサック(もちろんペンギン用)を背負わせて「今日はペンコもペンギン小学校の遠足なんだって!」遊んでいた。ペンコは娘が3歳の時に海遊館で買ってきたぬいぐるみ。ペンコは娘と同じペースで成長していて、ついこの間までペンギン幼稚園の年長組だった。いつか娘はペンコを必要としなくなる日が来るのだろうなぁ……なんて思うと、朝から胸が熱くなってしまった。
娘を送り出した後、私は買い物に家事に内職に……といつもの流れでバタバタ過ごした。
そして娘が帰宅。遠足は楽しかったらしい。自分で買ってきた「200円までのオヤツ」をお友達と交換して食べたり、みんなで電車に乗ったり、彼女にとっては初めての事ばかりで色々と報告してくれた。そう言えば私も小学校に入って初めての遠足の楽しさは覚えている。娘も大人になった時「初めての遠足」を思い出したりするのだろうか。
娘の小学校生活は毎日楽しそうだ。嬉しい事だ。
そして今週も無事に1週間終了。週末もお天気続きとのこと。どこへ出掛けたものかなぁ……と週末の予定を考えつつ今、今日の日記はこれにてオシマイ。
今日はTwitterの話。
2年ほど前からTwitterをしている。Twitterはこの日記HPほど熱心ではなくて、ゆるゆる程度にしかしていない。フォローも少しならフォロワーも少し。でも、webで知り合った友人と気軽にやりとり出来るのは楽しいし、日記に書くほどでもない出来事をちょいと書いておくにも良い。そして私の場合は本の情報を得るのにも役立っている。
Twitterにはお節介な機能がついていて「この人、ちょっと趣味合うんじゃない? フォローしてみれば?」的な事を言ってくる「おすすめユーザー」という項目があるのだけれど、そのおすすめユーザーにwebで知り合った昔の知り合いが猛烈にオススメされるようになった。趣味が似ているから当然の成行きなのかも知れないけれど、この広い広いwebの世界で、あえて「おすすめ」されるなんて、ちょっと凄い。
昔の知り合いとは喧嘩別れをしたとか、そういう訳でもなく「なんとなく疎遠になった」って感じなので「お久しぶり」と一声かけてフォローすれば良さそうなものだけど、なんとなく何も出来ずにいる。もしかしたら相手も同じ事を思っているのかも知れない。
……なんて思っているのは私の方だけで、相手は私の事なんて綺麗サッパリ忘れているかも知れない。ヲタク気質の強い陰気な人間なら昔の事をしつこく覚えているだろうけれど、リア充ならありえる話。自分から声をかける勇気はないくせに「忘れられてるのかもなぁ」と思うと、それはそれで寂しかったりして、なんだか複雑な心境だ。
「四十にして惑わず」どころか41歳になっても惑いっぱなしだ。きっと死ぬまでそうなんじゃないかな……と思う。相田みつを風に言うなら「惑ったっていいじゃない。人間だもの」って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
ビッグウェーブが来ている。極めて個人的な事だけど。
私の趣味は読書。本を読むのが好き過ぎてHPも持っている。読書って趣味は陰気で孤独だ。読書は1人で楽しむものだ。誰かと感想を語り合う事は出来るけれど、近くに感想を語る事のできる相手を見つける事は困難だ。
あまりにも寂しくてインターネットが普及していない頃はリクルートが出している趣味の仲間を集う雑誌で探してきた読書サークルに入っていた事もある。あまり活発なサークルではかなったので、物足りなくて辞めてしまった頃、インターネットの世界を知った。インターネットを知った当時は、今でも私が師匠と崇める読書HPの掲示板に入り浸っていた。そして自分のHPを作り現在に至る。
当時、師匠のHPにあった掲示板では本の感想を語り合うのが活発で、仕事が終わって帰宅してから掲示板を除くのが楽しみだった。もちろん私も書き込んでいた。しかし、いつしかブログだのTwitterだのが流行るようになって、その掲示板は無くなってしまった。
前置きが凄く長いのだけど、今、物凄くハマっている作家がいる。つい先日「本も読まずに内職している」と書いたばかりなのに突然波がやって来たのだ。不思議と読書には波があって「何を読んでもツマラナイしハズレだわ」って時期があるかと思えば「もしかして、これは恋?」とか思えないほど1人の作家に惚れ込んでしまう事もある。今、私は村田喜代子という作家さんに惚れ込んでいる状態なのだけど、語り合う相手がいなくて悶々としている。夫も一応、話を聞いてはくれるものの、読書が趣味じゃない夫に熱い想いをぶつけても物足りない。
この情熱。どこにぶつけたら良いものか。
私にはせいぜい自分のHPに淡々と感想を上げていくのがせいぜいなのだけど、生の人間と感想を語り合いたくてたまらない。出来れば、その作家さんが好きな人と! そんなの無理だと分かっているけれど、今はちょっと好きになり過ぎて頭が湧いている状態なのだ。
私は周期的にこういう状態になるのだけれど、そのたびに読書って陰気で孤独な趣味だなぁ……と毎度、思う。情熱を持て余しつつ悶々と読むしかないよなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
娘の小学校の行事で使う紙の花と輪飾りを作っているのだけれど、なんだか辛くてたまらない。
かの松下幸之助は「情熱がなければ人は動かん」と言ったらしい。それを否定する気は無いけれど「金が無ければ人は動かん」の方がしっくりくるように思うのは、私の思考が下衆いからなのだろう。
私は単純作業が全く出来ない性質って訳ではないように思う。今だってPCで黙々と単純作業をしている。入力なんて別に面白くもなんとも無いのだけれど、僅かなりともお金に繋がると思えば頑張れると言うものだ。賃金が発生しない労働がこんなにツマラナイものだとは思わなかった。
色々あって娘の小学校の学級委員になってしまったものの、私は根本的なところでボランティア精神が無いのだと思う。「PTA活動もやってみれば楽しいよ」と言う人もいるけれど、残念ながら私にはそうは思えない。そう言えば町内会の役員も、キチッとこなしたと言う自信はあるが「楽しかった」とはとても言えない。
もちろん1度引き受けた事は責任をもってやり遂げるつもりだし、突き詰めていけばこの作業は娘の幸せに繋がっていくって事は理解している。愚痴っていたって何もならない事は分かっているのだけれど、まだ先の見えてこない輪飾り作りが辛過ぎて思わず日記で愚痴ってしまった。
私は娘の良き母でありたいと思っているし、他人から見れば「いいお母さん」だと思う。でも実はそうでもないって事は私自身が1番よく分かっている。「実はそうでもない」って部分は努力で補っているに過ぎない。もう輪飾り作りなんて放り出して、兵庫県立近代美術館で開催している『「夢見るフランス絵画−印象派からエコール・ド・パリへ』でも観に行きたいなぁ……と妄想しつつ、今日も明日も家事の合間に輪飾り作り。挫けず頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
黙々と作っている輪飾りと花。1人分のノルマがキツ過ぎると思うのですよ。
2014年05月12日(月) |
ピクニック。市民祭り。母の日。 |
この週末、2日とも大阪は素晴らしいお天気だった。暑くもなければ寒くもない過ごしやすい日と言うのは、それだけで楽しい気持ちになる。
土曜日はお弁当を作って緑地公園へピクニックに行ってきた。前日のニュースで芍薬園の様子が放送されていて、今回の目的は芍薬鑑賞。この時期、バラ園にはよく足を運ぶけれど、芍薬園に行くのは初めてかも知れない。薔薇も良いけれど、芍薬も良いものだなぁ…と感心した。銀月と名付けられた芍薬が可憐で美しかった。
芍薬を堪能した後は児童遊具コーナーで遊んで、木陰でお弁当。おにぎりとオカズがちょっとあるだけでも、外で食べるお弁当は美味しい。思いきり体を動かして遊び、ソフトクリームを食べて帰宅した。
日曜日は隣の市の市民祭りに行ってきた。これも毎年の恒例行事。出店の値段が安いので黄金週間を越えて素寒貧になったお財布にも優しくてとても助かる、金魚すくいだの、スーパーボールだの、スマートボールだのといった子どもが遊ぶ屋台は軒並み50円。娘も自分のお小遣いを使って楽しんでいた。今年は毎年出ている和菓子屋さんが出品していなくて、ちょっとガッカリだった。揚げたてのかりんとう饅頭を楽しみにしていたのになぁ。かりんとう饅頭はどこでも買えるけれど、揚げたてを食べるのは難しい。来年、復活されていると良いのだけれど。
そして機能は母の日と言うことで娘が夫と一緒に夕食の食器を洗ってくれた。母の日は母に感謝する日だと言うけれど、私は母になれたってだけで充分幸せだ。「感謝されなくても良い」とか、そう言う訳じゃないのだけれど。娘はもう6歳にもなるのに、いまだ人の子の母でいる自分が信じられない時がある。義母と実母には、それぞれ牛肉とビールを贈った。良い母の日だった。
そして週明け月曜日。今週も何かとバタバタしそうな予感。夫は出張。娘は遠足。色々あるけど頑張っていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
娘が小学校に入学してからPCに向かって内職ばかりしている。
本当なら短時間でも外に働きに出ると良いのだろうけれど、もう少し娘と向き合う時間を大切にしたいし、実家の母に手間がかかると言うことで、しばらくは在宅で仕事をすることにした。そんな大した儲けにはならないけれど私には向いているように思う。
思えば。娘を産むまでは外に働きに出ていたものの、毎日PC前に座ってカチカチ図面を描いていた。仲間とコミュニケーションを取りつつ仕事をする部分もあったけれど、基本的には単独で行う陰気な作業。しかし作業自体は苦にならなかったし、むしろ熱中する事が出来た。
娘を産んでから私は「アウトドア派で元気で明るいお母さん」を意識してきたけれど、本質的には根の暗い人間なのだと思う。本格的に内職を初めてから娘がいなくて家事をしていない時間は全てPCに向かっている。まぁ、熱中出来る事があるのは悪くないけれど、ここ最近は熱中するあまり本の1冊も読んでいない。外で働いていた頃は通勤時間が読書タイムだったのだけど、在宅だといつでも作業出来るので余力をすべて注ぎ込んでしまっている。
もうちょっとメリハリを付けてやらなくては……と頭では分かっているのだけれど、なかなか調子が掴めない。
黙々と作業をしていると「図面の仕事が出来たら最高なんだけどなぁ」と思ったりもするのだけれど、あの仕事は残業当たり前のハードな世界なので家事の片手間ではとても出来ない。今はCAD図面の単純作業は海外に出してしまう時代なので「在宅で図面」ってのは難しそうだ。
在宅で仕事をするのは難しいと聞いていたけれど、早速それを思い知らされている。「家だと真面目に出来な無い派」と「家だからどこまでもやれてしまう派」がいて、私は完全に後者だ。結局のところ自分でなんとかペースを作っていくしかないのだと思うのだけど、そこがなかなか難しい。
色々と悩ましいところだけれど、とりあえずトコトンまで頑張ってみるつもりでいる。なかなか上手くいかないことばかりだけれど頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2014年05月08日(木) |
初参観。初懇談会。初PTA総会。 |
今日は娘の小学校の初めての授業参観だった。
午前中に猛ダッシュで家事と内職を片付けて12時半に小学校の視聴覚室に集合。授業参観の前に学級委員の打ち合わせ。来月の土曜参観の行事の段取りなどを話し合った。
そして授業参観。科目は算数。娘の担任の先生は若い女性。実は数年前に学級崩壊を起こしたことがあるらしく保護者間では微妙な評判。なので、正直なところ、あまり期待していなかったのだけど、子ども達が想像していた以上にしっかり授業を受けていて驚かされた。娘の通う小学校は校長先生が算数に力を入れたいらしく、指導方法も真新しくて「これだったら子どもも喜ぶし、頭に入るわ」と納得の出来る授業内容だった。幼稚園の頃からそうだったのだけど、娘は小学校でも真面目な優等生らしく、しっかり授業を受けていたし、積極的に手を上げていた。
参観の後は懇談会なのだけど、出席者が少なくて吃驚だった。小学校に兄弟がいて、どちらかの学年にしか参加できなかったり、下に幼稚園のお子さんがおられるご家庭もあるだろうけれど、その辺を差っ引いても少な過ぎるような気がする。学年があがると懇談会の参加率は激減してくるとのこと。なんだかなぁ……と考えさせられた。
PAT総会は学級委員になると出席が義務付けられているのだけれど、体育館の椅子に座って、お話を聞くだけの簡単なお仕事。特にどうと言うこともなく終了。12時半から16時半まで小学校にいたことになるのだけれど、何もしていないのに、なんだかドッっと草臥れた。
私が懇談会だのPTA総会だのに参加している間、娘は初めて1人で鍵を開けて自宅に入った。事前に「もし鍵が開かなかったり、何か困っているようだったらお願いします」とお願いしていたのだけど、助けてもらうような事は無かったらしい。娘は用意していたオヤツを食べて、宿題をしてそろばん教室へ。スムーズにこなしてくれてホッとした。
今日は私にとっても娘にとっても「初めて」な1日だったけれど、無事に乗り切る事が出来てひと安心。子も親もこうやって1つずつ成長いていくのだろうなぁ。今日は色々と得る物の多い1日だったなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
連休明けの水曜日。夫と娘はどことなく憂鬱な表情で出掛けていった。私も通常モード。午前中は黄金週間で小汚くなってしまった家の中を念入りに掃除。色々と家事が滞っている。
4連休は慌ただしく過ぎ去ってしまった。
前半はお出掛け三昧。後半は近場で過ごした。5日、子どもの日は夫が娘を引き受けてくれたので私は家で家事と内職。菖蒲湯に使って、夕食は手巻き寿司を食べた。手巻き寿司は娘のリクエスト。「甘海老が食べたい」と言うので甘海老多めで。娘が色々な食べ物を好きになってくれるのは嬉しいけれど、お財布的には少しせつない。娘にとって唐揚げとマグロさえあれば幸せだった時代はとっくに過ぎてしまったらしい。
6日は地元開催のキティちゃん展に行ってきた。トリックアート展的なもので、科学館などに行くとよくある展示がキティちゃんティストになっていた。大人には物足りない内容だったけれど、娘は充分喜んでいた。お昼はお気に入りのパン屋さんのイートインスペースでパンを食べた。フランス人のレミーさんが焼くパンは食べごたえがあって本当に美味しい。午後からは公園で遊んだ。
よく遊び、よく食べた4連休だった。実家の母の目に余る我が儘っぷりに私がブチ切れる……なんて事もあったけれど、良い連休だったと思う。休み明けはどうも調子が戻らなくてシャキッっとしないけれど、明日は娘の授業参観だのPTAの会合だのがありボンヤリともしていられない。自分のペースを取り戻して頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2014年05月04日(日) |
関西サイクルスポーツセンター。中之島まつり。 |
黄金週間突入。土曜日、日曜日は両日とも晴天に恵まれてアウトドア日和だった。
土曜日は義母と一緒に関西サイクルスポーツセンターに行ってきた。関西サイクルスポーツセンターは大阪の南半分に住んでいる子どもなら1度は行くのではないかと思われるスポーツ施設。朝早くに出掛けたのだけど、黄金週間ということで、朝から結構な賑わいだった。
体育会系の娘は喜ぶだろうと思っていたのだけど、予想以上の喜びっぷりだった。自転車のようにこいで進むコースターなども面白かったそうだけど、娘が1番喜んだのは山道を走る2キロのサイクリングコースで、大人顔負けの登りっぷりだった。サイクリングコースは自転車を借りて走るのだけど、自転車の中には電動アシスト自転車もあった。夫から「電動アシスト自転車にしたら?」と言われたのだけど、いきがって普通の自転車を選んだものの、登りがキツくて大後悔。次に行くことがあれば、絶対に電動アシスト自転車にしようと思う。
娘も喜んだのだけど、義母も意外と楽しんでくれていた。遊園地系の乗り物は駄目かと思っていたのだけれど、汽車もコースターもサイクルパラシュートも全てチャレンジ。あんなにアクティブな義母を見たのは初めてで、良い意味で吃驚させられた。
日曜日は家族で中之島まつりに行ってきた。毎年、中之島公園で開催される市民まつりで、目的は手作りの遊園地。回転する木馬とか、電車とか、ちょっとしたお化け屋敷のようなものがあって、どれも1回100円。そして驚くべきは、それらの遊具が全て人力だってこと。大学生と思われる若い人達が、掛け声をかけながら遊具を動かしてくれるのだ。物凄い盛り上がりっぷりで、娘も楽しんでいた。
そんなこんなで、この2日間は家族で外で思い切り遊んできた。明日は夫が娘を連れて外に出てくれるとのこと。私は家でのんびり。そして明後日は私が娘を連れて外に出て、夫が家くつろぐ予定。
お天気が良くて、寒くも暑くもないこの季節は本当にありがたい。4月は家族揃って遊べる機会が少なかったので、家族揃って出掛ける幸せを満喫させてもらった。実に楽しい2日間だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
ちょっぴり日記が空いてしまった。
何か大変な事が起こったとか体調を崩してしまっていたとか、そんなネガティブな理由ではない。この日記をご覧になってもうお気づきかと思うけれど、日記のデザインをリニューアルした。本来の目的は読書のHPのリニューアル。リニューアルと言ってもお洒落にデザインを一新したとかではなく、ただ単純に文字を大きくしてみたのだ。
私のHPのお客様は年配の方が多いようだ。開設した時、私は30代に入ったばかりだったけど、現在は41歳。お客様は私よりも年上の方が多い印象。特に男性が多い。(もちろん若い方もおられるようで、たまに若い女性からメールを戴くとものすごく嬉しい)私は元々目が良かったのだけど「目の良い人は早くに老眼が来るよ」との御多分にもれず、早くも軽く老眼が入っている。眼鏡を作るのも時間の問題と言うレベル。PCの画面を見ているとアッっと言う間に目が疲れてしまうようになった。以前は1日中PCの前にいて、さらに深夜までゲームに励んでいても疲れ目なんて知らなかったのに。
私がこれだけ疲れるのだから、私より年長の方はさぞお疲れの事だろうと、文字の大きさを変えてみた。ついでにブラウザによってはガタガタに表示されていたHPも軽く手直し。ブラウザによってガタガタになっているのは分かっていたけれど、手直しする余裕が無くて今までは見てみぬふりをしていたのだ。
日記もHPも吃驚するほどダサくなったように思う。
でも私には見やすくなった。今までどうして、あんな小さな字を我慢して見ていたのだろう。人間の慣れって凄いものだと驚かされる。そして人間は低きに流れる生き物なので「楽ちん」には直ぐ慣れる。
この日記の手直しは一瞬だったけれどHPの手直しは大変だった。元々素人がいい加減に作っている上に、作った当時は今よりもずっと訳の分らない手探り状態。「いつか、カッコいいのに作りなおそう」と思っていたのに、作りなおさないまま現在に至る。実はまだブラウザによっては表示がオカシイ部分もあるのだけれど、それはまた追々と手直ししていこうと思う。
そしてワタワタしている間に今週も終わろうとしている。明日から黄金週間。子どもにいる主婦にとっては黄金でもなんでもない4日間がはじまろうとしている。家族で過ごす時間は心底楽しいと思うのだけど、何かと慌ただしくて大変だ。明日は義母を誘って関西サイクルスポーツセンターに行く予定。帰宅して夕食を作る元気はないだろうから、これからカレーを仕込むつもりだ。
気がつけば5月に突入。娘も夫も新しい環境で順調に頑張ってくれていてありがたい。私も頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。