白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2014年02月27日(木) 白内障の手術。入学式の準備。

今日の大阪は朝から暖かい雨。実家の母の白内障手術の退院日。

白内障の手術は5分ほどの簡単なものだと聞いていたけれど1泊2日で帰宅が出来る。一刻も早く退院したい母は朝一番での退院を希望していたので、娘を幼稚園に送り出して、大急ぎで病院まで迎えに行ってきた。

昨日、白内障の手術を受けた患者さんは10人くらいいたらしい。癌の手術をした時のように深刻な手術ではないだけに、母も気楽だったらしく、1泊しか入院していないのに何人かの顔見知りに挨拶をしていた。来週はもう片方の目を手術しなければならないのだけれど「これなら、どうって事ないわ」と機嫌よく帰ってきてくれて何よりだった。

母を退院させて、実家の買い物をして大急ぎで帰宅。昼食用のピラフを炊飯器に仕込んで娘を迎えに行ってきた。

娘は午後から体育教室のお友達にお手紙を書くと言って1人で部屋に篭ってしまった。「お母さんは見ちゃ駄目だからね」と言い渡されて手持ち無沙汰になったので、娘が入学式に着るスーツの袖と裾の修理をした。入学式のスーツは娘と一緒に買いに行こうと思っていたのだけれど、娘のお友達のお母さんが「1回しか着ないし良かったら、お姉ちゃんが着たのを着てくれない?」と譲ってくれたのだ。

「新しいのを買いたかったかも」って気持ちもあったのだけど、戴いたスーツは今風のスーツではなくて、スタンダードなデザインの薄いピンクのスーツで「憧れのお姉ちゃんが着ていたスーツ」って事で、娘の方がすっかり乗り気になってしまったため、ありがたく着させてもらう事になった。袖と裾を少し上げたら良い感じ。白いレースの靴下と、ピカピカ光る薄いピンクの靴を合わせたら可愛らしい1年生の出来上がり。親馬鹿だけど楽しみでならない。

スーツの修理が出来た頃、部屋に篭っていた娘が「ねぇ、お母さん、見て見て。上手に書けたでしょ?」とお手紙を持って降りてきた。内緒だったんじゃないかと思うのだけど、忘れちゃうところがまだまだ幼いと言うか、なんと言うか。そんな娘も何年かしたら友達と秘密の手紙をやり取りするようになるのだろうなぁ。

明日は娘の幼稚園の懇談会。実家も除かなければいけないし、恐らく激混みであろう耳鼻科にも行かねばならないので、明日も慌ただしい1日になりそう。バタバタ続きだけど頑張ろう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月26日(水) PM2.5とか色々。

今日の大阪はPM2.5の影響で1日中どんよりとしていた。この「どんより」は曇りの時のどんよりとは質が違う。先が見通せない感じの「どんより」なのだ。

鼻と喉の弱い娘はしっかり影響を受けていて、喉も鼻も大変な事になっている。洗濯物は部屋干しにするとか、出来るだけ外出しないとか、出来る範囲で気をつけているものの空気ばかりはどうにもならない。普通のマスクでは役に立たないとか凶悪過ぎる。

実家の母は白内障の手術で今日から入院。手術時間はたったの5分。簡単な部類の手術とは言うものの本人にとっては大変な事。昨夜は弱気になっているだろう母に娘から電話をしてもらった。「おばあちゃん手術頑張ってね。応援してる」と言わされ感たっぷりの電話だったけれど、孫からの声援(?)に母はとても喜んでいた。明日は退院。

夫は無事に3月末で退職出来ることになった。転籍先の会社はこれまでもいくつかの会社を吸収して大きくなってきただけあって、誰かが辞めるのは想定済みだったのか、特に何も言われなかったとのこと。事実上夫が仕事をしている民事再生をした会社の同僚達は夫が退職する事を告げると、鳩が豆鉄砲を食ったような状態だったとのこと。

色々あったけれど、またひとつハードルを越えた。

明日は雨の影響でPM2.5は少し大人しくなるとのことだけど、金曜日はどうなる事やら。黄砂に花粉にPM2.5。早く状況が良くなってくれることを祈るばかり。逃げ場が無いのでつくづく参る。

明日は忙しい1日になりそう。しっかり頑張らないとなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。 


2014年02月25日(火) 燃え尽き感。

夫の転職が決まってから燃え尽き感が半端ない。

「遠足は家に帰るまでが遠足です」という考えを適応するなら、夫は転職先から内定が出ただけで、今の職場との退職交渉はこれからなので、まだまだ「終わった!」と言える段階ではない……と分かっちゃいるけど、張り詰めていた緊張が解けてしまったのか、ここ数日はすっかり呆けている。

もちろん、やるべき事はこなしている。

日曜日は内定のお祝いに家でご馳走を作った。本当は外食を考えていたのだけれど、娘が風邪気味だったので、夕方から外に出したくなかったのだ。スーパーで普段は手を伸ばす事のないステーキ肉を籠に入れた時、夫が「ちょ。そんな高いのじゃなくてイイよ。俺、なんか震えてきたわ」と言ったのが印象的だった。お高い牛肉ではあったけれど、外食する事を考えればそれでもリーズナブルなのだ。ステーキ、付け合せの野菜、スープにサラダ。どれも手を抜かずに作ったので、それなりに素敵なお祝い会になった。

昨日、月曜日は娘が幼稚園を休んでいたので1日バタバタしていた。娘は元気だったのだけど、喉風邪で声が出なくなってしまったのだ。耳鼻科で治療を受けて薬を飲んだら夕方には元の声に戻っていた。娘は鼻と喉が弱いけれど、根本的には健康な子なのでありがたい。

明日は実家の母の白内障の手術。1泊の入院で帰宅するので、明後日には退院。しかも明日から3日間は娘の幼稚園は懇談会のため半日保育。明日からはしばらく慌ただしくなりそうな予感。今日も入院準備でバタバタしていた。

こうやって日記に行動を書き記していくと「案外、ちゃんとやってるな」って気がするのだけど、ちょっと合いた時間にPC内職しようとか、本を読もうとか、ガッツリまとまった文章を書こうと言う気になれず、ひたすらボンヤリしている。そのうち元に戻るだろうけれど、今はまだ駄目っぽい。

とりあえず今週は何かと忙しいので、シャキッっと頑張らねば。ボンヤリし過ぎて大きなミスをしないように気をつけよ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月23日(日) おめでとう。ありがとう。

転職活動中の夫。昨日、正式に内定通知を戴いた。新卒で入社した会社が民事再生を開始してから5ヶ月。長かった……本当に辛かった。

夫は技術系の人間だから、なんとかなるだろう…と言っても43歳の転職活動は厳しかった。しかも働きながらなので思うようには動けず、5ヶ月間で面接に漕ぎ着けたのは8社。ようやく手にした内定通知。こんなに嬉しい事はない。

正直、年収ダウンも覚悟していたけれど、ありがたい事に年収アップの転職だ。しかも今の家から通える範囲なので引越等のリスクも無い。夫が新しい会社でやっていけるのか、新しい会社は倒産等のリスクは無いのか、あるいはブラック企業ではないか……等、心配事をあげていけばキリが無いけれど、今は素直に喜びたい。

民事再生前後のゴタゴタが酷かった事もあって、夫は今の職場に愛想を尽かしている。今の職場にいれば、とりあえず家族が食べていけるだけの収入は保障されているけれど、それ以上の期待は出来そうに無い。夫は「男なら失敗しても前のめりだろ?」と転職を決め、新しい会社に飛び込む事を決意した。

おめでとう、夫! ありがとう、夫!

夫がヤケクソになったり、あるいは精神的に参ってしまって鬱になったりしないかと毎日毎日心配だった。あの辛い状況の中で自分を見失う事なく頑張り続けてくれた夫には感謝しかない。

週明け、夫は今の職場に退職を申し出るとのこと。民事再生の場合、倒産した会社にいた社員は「資産」として考えられているらしく、業務を引き継ぐ会社は「資産」を貰い受ける権利があるので、ちょっと厄介な事があるかも知れない……とのこと。解雇する時は紙切れ一枚で「明日から来なくてもいいよ」な対応がまかり通るのに、なんだか納得のいかない話だ。

明日からも夫は色々大変だと思うけれど、とりあえず今日は家族でお祝い。嬉しかったし、ホッっとした。ありがとう。ありがとう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月22日(土) 明日はどっちだ?

昨日、夫は仕事を途中で抜けて転職の面接に行ってきた。そして夕方に帰宅。即効で内定の電話を貰った。ただし、今のところ(仮)って感じ。

相手方は夫を高く評価してくれたらしく「是非、来て欲しい」とのこと。4月1日入社か、遅くても5月には……との事。問題は待遇面。そこそこのポジションで迎えてくれるようなのだけど、夫が望んでいた年収よりも少ないらしい。夫は具体的な金額を提示して「この金額だったら行きません。でも、この金額以上なら行きます」と言うような返事をしていた。あとはエージェントの腕次第ってところだろうか……ってか、その辺りの話は最初に伝えてあるのだから、そこはちゃんと汲んで欲しいのだけど。

年収交渉が上手くいくかどうかは激しく謎。なので、まだ「バンザーイ」と喜ぶ訳にはいかない。もしも相手方が「それでも来て欲しい」と考えてくれるなら上手くいくだろうけれど、果たしてそんなに上手くいくものだろうか?

我が家の未来、明日はどっちだ?

……とは言うものの初めての内定。嬉しくない訳がない。夫としても「必要とされている自分」が認識出来て嬉しそう。もし決まらなかったとしても数多くの候補者の中で「この人なら」と選んだもらえたって事実は変わらないのだ。

たぶん、この結果は月曜日以降になると思う。それまでは落ち着かないまま過ごすしかない。

「やっと、ここまで来たか」と思うと感慨深いけれど、駄目だった場合はまた1からやり直し。振り出しに戻る。やるべき事は終わってしまったので後は運を天に任せるしかない。良い知らせが届きますように……と祈りつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月21日(金) 眠れない夜。

昨夜、夫が帰宅して食事を終えた後、おもむろに言った。

「今日さ。エージェントの人から電話あって、明日の面接なんだけど、なんか、この時点で本決まりっぽいらしい」

なんでも、夫は数人いたライバル達の中から抜け出たらしい。転職の就職活動って、新卒のそれとは随分異なる。夫は技術職なので、職務経歴書を出した時点で、企業が求める条件に達していて面接まで漕ぎ着けたら「わりと脈アリ」と見てもいい。そして面接で面接官とフィーリングが合えば「相当イケるかも」って感じ。ここで問題なのは採用の決定権が事実上、現場の人間にあるか、それとも人事部長(もしくは社長)にあるかって事。片方が乗り気で良い感じで面接が進んでも、決定権のある人がノーと言えばどうしようもない。

今まで、イイところまで進んだ面接でも現場の人と良い感じだったけれど、社長面接でアウトになった場合もあれば、その逆で社長と超盛り上がって「これはイケる」と確信したのに、現場から「社風に合わない」と断られた事もある。今回の会社は現場の人がOKを出したら、比較的スムーズに進むだろう事が予想される案件だったらしい。

なんだか、すごく興奮してしまった。「もしかして、これで決まり? 24時間テレビで言ったら『サライ』が流れてきた感じ?」と思うとドキドキが止まらない。

もちろん内定が出るって保障がある訳じゃない。向こうから断られる事は当然あるとしても、夫が「これは無理」と思う場合だってある。仕事内容にしてもそうだけど、給与待遇面にしても、提示されていた事と話しが違うじゃないか……なんて事も多々あるのだ。

昨日はなんだか色々考え過ぎて眠れなかった。

今までのように面接後に「実はこんな状況だったらしいよ」と聞かされるのではなくて、面接前にそんな事を聞かされたら、期待しないでいるのは無理って話だ。頭の中ではエンドレスで『サライ』が流れてくるし「内定出たら、なんかお祝いしなきゃ」とか妄想しちゃうし。

落ち着け、私。まだ決まった訳じゃない。

夫が10月に転職活動を初めて以来、何度か「イケるかも」の後の「残念」を経験している。なので先走って色々考えちゃイケナイのは分かっているのだけれど、それでも昨夜は眠れなかった。そして今日は朝から落ち着かない。今度こそ上手くいきますように……と祈りつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月20日(木) きっと慣れる。

春休みに娘と『ドラえもん』の映画を観に行く約束をした。

長期休みの映画と言えばプリキュアが定番だったのだけど、娘が突然「プリキュアは卒業する。テレビは観るけど、映画とかなりきりスタジオはもう行かない」と言い出したのだ。先輩お母さん方から「プリキュアって、あんなにハマってても幼稚園卒園と同時に卒業するよ」と聞いていたけれど、本当に卒業するのだと思うと感慨深い。

両親はヲタクをこじらせて中年になってもアニメを卒業出来ないと言うのに、娘は真っ当に育っているなぁ。

まぁ。それはそれとして。

今の『ドラえもん』って私が子どもの頃に観ていた声優さんとは違っている。最初は「コレジャナイ」と違和感があったけれど、もうすっかり慣れた。『サザエさん』の波平さんの声も変わったけれど、これもそのうち慣れるだろう。かつて『水戸黄門』も黄門様が代替わりするたびに「コレジャナイ」と思ったものだけど、知らないうちに慣れていた。

人間って、慣れる生き物なのだ。春に上がる消費税だって、今は大騒ぎしているけれど、そのうちきっと慣れてくる。我が家の場合だと夕食のオカズで豚肉の登場率が微妙に下がって、鶏胸肉が大活躍する……とか、その程度の変化はあるだろうけれど。

最初は「これ無理!」と思う事でも、いざ飛び込んでみると慣れてくるものだ。変化を恐れては何も出来ない。慣れている状況がが心地良くなってくると、新しい事に飛び込むのが怖くなってしまったりするけれど「きっと慣れる」と信じて頑張らねば。

……と。この話はここまで。

明日は夫の転職活動2次面説。良い結果が出せると良いのだけれど。こればかりは何度経験しても、いまだに慣れない。朗報が舞い込むといいのになぁ……と願いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月19日(水) 小学校体験入学。面白い事を。

今日は雨水。雪が雨に変わる日だと言うけれど寒いのなんのって。そんな中、娘を連れて小学校の体験入学に行ってきた。入学説明会の日は雪が降っていたし小学校がらみのイベントの日は何故か寒い。

保護者は視聴覚室に待機。子ども達は1年生のお兄さんお姉さんに連れられて小学校見学。授業参観的な事をさせてもらった後に、工作をして遊んだらしい。保護者が待機する視聴覚室を出て行く時、緊張した表情をしていた子ども達だったけれど、戻ってくる頃にはすっかりリラックスして和気藹々とした雰囲気だった。「すっごく楽しかった」と娘。娘もこの春から本格的に小学校に通うようになるのだと思うと胸が熱くなってしまった。

体験入学の後は実家の車を借りて幼稚園へ。行事の無い日なら休ませても良かったのだけど、今日は生活発表会の衣装を着て集合写真を撮る日だったのだ。幼稚園には午前11時着。そして午後1時半に降園。連れて行ったと思ったら帰ってきたって感じだった。オヤツにホットケーキを食べさせてから体育教室へ。帰宅後はお風呂、夕食、寝かしつけ……気がつけば夜になっていた。

……と。今日は慌ただしく1日の話はここまで。

巷ではオリンピックの話題が盛り上がっている。とは言うものの実は私。運動が苦手でスポーツ全般に興味が無い。日本の選手が勝つと嬉しいけれど「競技を観戦しよう」と気持ちが薄くて、冬のオリンピックはフィギュアスケートを除いて観ようとも思わない。

しかし今回のオリンピックは私の人生はじまって以来の熱心さで観戦している。夫と娘が熱いのだ。夫がスポーツ観戦が好きなのは前からで、今までは夫が観ていても私は別の事をしたりしていた。ところが相手が娘となるとそうはいかない。競技のルール等、色々質問されるので、私もちゃんと観る必要があるのだ。そして私は41歳にして初めて知った。スポーツ観戦も意外と面白いって事を。娘がいなければ、この面白さを知らないまま死んでいただろう事を思うと、感慨深いものがある。

寒いし、夫の転職活動は上手くいかないし、実家の母には振り回されっぱなしだし、毎日、面白くない事ばかり。娘の成長、オリンピック観戦、夫との超本気チャンバラ対決……よく考えてみれば毎日、面白い事ばかり。面白い事を面白いと思って過ごしていかないとなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月18日(火) 生活発表会。入学準備。

日曜日は娘の幼稚園の生活発表会だった。

幼稚園生活最後の生活発表会。昨年は生活発表会当日の朝に娘がインフルエンザを発症して参加できなかったので、無事に参加させる事が出来て感無量。

「親馬鹿を満喫させてもらった」の一言に尽きる。娘は合奏も劇も無難にこなしていて可愛かった。我が子が1番可愛いのは当然としても、他の子ども達も可愛かったし、何よりも皆の成長が目に見えたのが何よりも素晴らしかった。幼稚園の先生方には感謝しかない。

昨日は生活発表会の代休と言うことで娘はお休み。

猛ダッシュで家事を片付けて、娘と2人で小学校で必要な物を買いにショッピングセンターへ行ってきた。色鉛筆だの、下敷きだの消しゴムだのその他色々。娘は「ピカピカの1年生だね。楽しみだね」と新しい文房具にご満悦だった。幼稚園で使っていて使いまわしが出来る物はそのまま使わせる事にして足りない物だけ購入したのだけれど、それでも結構な金額になってしまって、レジの人から「御入学ですか? キャラ物で揃えたりすると結構かかりますよね」と声をかけられてしまった。嬉し恥ずかし1年制。自分が小学生の母になるだなんて、なんだか信じられない。

我が家には子どもが娘1人しかいないので、私はずっと母親という立場に慣れないまま、娘を育てて送り出していくのだろうなぁ。幼稚園児の母、小学生の母……私にとって全て初めての経験だ。自分は結婚もしないだろうし、子どもを持つ事もないだろうと思っていたので、とても嬉しい。

夫の転職活動はボチボチと動いている。先々週に面接を受けた会社からはお断りがあった。そして先週末に面接を受けた会社からは2次面接の案内。毎日なんだかんだと一喜一憂。でも、きっと落ち着くべきところに落ち着くのだと思う。採用してもらえなかった会社とは縁が無かったのだろうし、夫が働くべき会社ではなかったのだろう。

目の前の事を片付けているうちに、アッっと言う間に1日が終わり、アッっと言う間に1週間が過ぎていく。春なんてまだまだ先だと思っているけれど、意外とそう遠くはないのかも知れないなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月14日(金) バレンタインデーの雪。

大阪と言う土地は滅多に雪が積もらない。大人も子どもも心得ていて、たとえ雪予報が出たとしても、どこかで「また降る降る詐欺だよ」と思っている。なので先週末の積雪は奇跡的な事だった。だからこそ先週末はバケツを抱えてご町内の雪を集めて雪遊びをしたのだ。

なので昨日「明日は雪が降るでしょう」とニュースで聞いても大事になるとは思ってもいなかった。「積もっても先週末程度だろう」くらいに思っていたのに、朝起きて外を見たら一面の雪景色で驚いた。先週末と違って、アスファルトの道路にもしっかり積もっている。

夫は朝から午前中に面接をしてから出勤。しかも奈良の会社だ。大阪と奈良はお隣だけど、大阪に雪が積もっていなくても奈良はガッツリ積もっている……なんて事が多々あるくらい奈良には雪が積もりやすい。夫は雪支度を万全にして予定より早くに家を出た。

そして義母に電話。「足元危ないから絶対家にいてくださいね。庭の様子とか観に行くなくてもいいから放っておいてくださいね」と念押しした。うるさがられるかと思いきや「ありがとうねぇ」と喜んでくれた。実家の母も義母も足が悪いので雪は大敵。

「こりゃ、幼稚園も休園かな」と思っていたけれど、連絡が無かったので、娘を連れていつものようにバス停に行った。しかしバス停に着いたところで「バスは運行しません」の知らせをが。仕方がないのでとんぼ返り。帰宅途中、娘の幼稚園のお友達の母親からメール。パートを休めないので午前中だけでいいから子どもを預かって欲しいとのこと。その子は躾が悪くて苦手なのだけど、雪のドサクサでOKしてしまった。急いで帰宅してとっ散らかった家を片付け、午前中は幼児2人を家で遊ばせた。

なんだか午前中はツイてない感じだったけれど、午後からは実に楽しかった。娘とバレンタインデーのチョコレートを作り、コートの上からレインコートを着て家の前で雪遊び。大人げなく本気で雪だるまを作り、本気で雪合戦に興じた。娘が喜んだのはもちろんだけど、雪を見慣れていない41歳のオバチャンも必要以上に張り切ってしまった。後悔はしていない。

夫からは雪に震える鹿の写真と共に「わりと良い感触だった」とのメッセージを貰った。こちらは今度こそ良い結果が出るようにと祈るばかり。

今日は1日、雪に翻弄されていた気がするけれど、娘と私が怪我や病気をすることなく無事に過ごせて何より。後は夫の帰宅を待つばかり。日曜日は娘の幼稚園の生活発表会。週末も気を抜けないなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

娘と作った雪だるま。大トトロと小トトロ。大人げなく張り切ってしまった。








2014年02月13日(木) 真剣勝負。

毎日寒いし、夫の転職活動はちっとも上手くいかないし、面白くないことこの上ない。

……とは言うものの、毎日苦虫を噛み潰したような顔で過ごしているかと言うとそうでもない。夫は働きながら転職活動中ではあるけれど、新しい会社に転籍したものの、それまでいた会社で今まで通り仕事をしていて、現時点で夫の仕事的には大きな動きがないので、意外にも早く帰宅出来る日が続いている。

夕食と入浴を済ませた後、夫は転職活動関連の書類を作ったり、転職サイトをチェックしたりするのだけれど、就寝までの時間の全てを転職活動に当てているかと言うとそうではなくて、最近は夫婦でWiiリゾートスポーツをプレイするのが日課になっている。遊びではあるけれど真剣勝負。

夜な夜なチャンバラ(剣道のようなもの)を2試合と卓球を2試合。チャンバラに至っては息切れするほど激しい打ち合いをする。本当は3試合くらいは戦いたいのだけれど、とてもじゃないけど身体が持たない。毎晩、大人げなく戦っているおかげで、ここのところ筋肉痛が激しくて食器を洗うのも痛いのだけど、これは完全に自業自得。

初めた頃、チャンバラは私が圧勝。卓球は夫が圧勝していたのだけれど、ここ数日はお互いゲームに慣れてきて、良い勝負をするようになってきた。私も夫も本質的にはゲーマーだけど、身体を動かすタイプのゲームにのめり込むのは初めての事。黙々と積み上げていくタイプのゲームも良いけれど、身体を動かすタイプのゲームも楽しいのだなぁ。このブームがいつまで続くかは分からないけれど、1日の終わりのちょっとしたお楽しみになっている。

それはそうと。

明日はまたしても雪が降るらしい。そして夫は明日また別の会社の面接に行く予定。転籍した会社はフレックス制なので、遅刻早退は問題ないらしい。交通機関に影響が出ないと良いのだけれど。お天気ばかりはどうにも出来ない。

「雪に備えて」ってほど大袈裟な物ではないけれど、明日は買い物に行かなくても良いように今日は色々買い物をしてきた。実家の用事も片付けて「明日は急に何か言われても対応出来ないからね」と実家の母に念押ししてきた。

明日はバレンタインデー。娘は夫にチョコレートを作ると張り切っている。チョコ苺(チョコバナナの苺版)を作るのだとか。雪の影響がありませんように、夫の面接が上手くいきますようにと祈りつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月12日(水) 頑張れ、夫。

月曜日。夫はベコベコに凹んで帰宅した。

目下、転職活動中の夫は先週末の土曜日に2社面接を受けた。うち1社は最終面接で社長を含めたものだったらしく「今回は手応えあった」と言っていて「採用なら月曜日には連絡あるんじゃないかな」なんて言っていたのに、何の連絡も無かったのだ。転職エージェントからは「結果は届いていません」との連絡があったとのこと。

新卒の就職活動と違って転職活動の場合、最終面接で即効連絡が来ない場合、不採用である可能性が高い。これは何の根拠も無いけれど、私が転職活動をしていた時の経験と、夫の転職活動の経験とで「なんとなく」感じた事だ。なので、まだ不採用と決まった訳ではないけれど、可能性は限りなくゼロに近いと言っても良いだろう。

不採用ボンバーを喰らうのは初めてではないのだけれど、今回の場合、夫はかなり自信があったらしいので、その分だけガッカリ感も大きかったようだ。転職活動をはじめて4ヶ月なになるけれど夫は最高に落ち込んでいた。

だからって、どうにも仕方がない、転職活動を辞める事は可能だけれど、それだと今の会社でずっと働くことになる。それが嫌なら頑張るしかない。選択肢は無いのだ。

そして昨日の休日は家族でのんびりと過ごした。日曜日には娘の幼稚園の発表会があるので、人混みがあるところに出掛けて病気を貰ってきたくなかったのだ。自宅でWiiリゾートをしてみたり、散歩と言うには遠すぎる場所に買い物に出掛けたり。夫は途中、昼寝をしたり。そして夜はスキヤキを食べた。

スキヤキを食べるのはお正月ぶり。夫の激励会のつもりで国産牛(切りの落としだけど)を奮発した。「スキヤキで励ますって昭和オカン臭いよなぁ」と夫に言われたけれど、夫の好物だから作ったのに失礼な言われようだ。ちなみに私はスキヤキってそんなに好きじゃない。食べたら美味しいと思うのだけど、どうせ食べるならスキヤキよりもしゃぶしゃぶが好き。

人間、美味しいものを食べると元気が出るらしく、夫は「また頑張ろうって気になった」と言っていた。スキヤキもそうだけど、家族で楽しく過ごしたのが良かったんじゃないかと思う。

夫の転職活動が早く落ち着く事を祈るばかり。それはそれとして。スキヤキで奮発しちゃった分、しばらく節約生活に励まねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月10日(月) 義母と遊びに。エリート社畜。

昨日、日曜日は仕事と転職活動でくたびれ果てている夫を家に残して、娘と義母とで遊びに出掛けた。

行き先は大阪府立大型児童館ビッグバン。大掛かりな室内遊具が充実していて、外遊びが出来ない時期の強い味方だ。開館と同時に突撃して、家の中ばかりで鬱屈していた娘を思い切り遊ばせてきた。

以前はジャングルジム等のちょっと危険な遊具は娘の後をついてまわっていたけれど、娘もしっかりしてきたのでベンチに座って監視するだけで良くなった。娘を見守りつつベンチで義母と色々な話をした。私は姑に恵まれているなぁ……と思う。子どもの頃、実家の母と父方の祖母の関係が最悪だったのを見て育った私は「嫁姑ってあんなもの」と覚悟していたので、ラッキーだったとつくづく思う。

娘をたっぷり遊ばせて夕方帰宅。夫は家でひたすらゴロゴロ過ごしていたようだ。

一昨日のダブル面接。1社はお話にならないほど駄目だったとのこと。しかし1社は「今までになく手応えがあった」らしい。娘を寝かしつけた後、夫は民事再生後の会社の様子を話てくれた。新会社にも別会社にも雇用されなかった人が、契約社員として残務処理をしている……なんて話を聞かされて「その人、なんで辞めないんだろ? だって会社はその人を雇ってくれる気なんてないんだし、早く次の仕事を探した方が良いと思うんだけど」と憤慨する私に夫は言った。

「会社がこんな事になるまでついてきた人間ってのは俺も含めて筋金入りの社畜だからなぁ。エリート社畜ってところだよ。そこまでくると感覚が麻痺しちゃってるんだろうなぁ」

エリート社畜だなんて、あんまり過ぎる。哀しいことだけど、人間って虐げられる生活も慣れてしまうと平気になってしまうらしい。「じゃあ、Oさんはエリート社畜を辞めて、何になろうとしているの?」との質問には「逃亡社畜ってとこかな」という言う答えが返ってきた。

逃亡社畜を志す夫は土曜日の2社受けた面接の結果待ち。1社はどうしようもなく駄目だったらしいけれど、もう1社は「かつてない手応えを感じた」とのこと。社長を含めての面接だったから、決まるなら数日中に連絡が来ると思うのだけど、月曜日の現時点ではまだ何の連絡も無い。毎度のことだけど最終面接の結果を待っている時のジリジリした感じは、なんともたまらぬものがある。

夫が少しでも早く転職出来きますようにと祈るばかり。食べるに困っている訳ではないけれど、夫には少しでも気持よく働いて欲しい。どんな仕事にも苦労はあるし、楽な仕事は無いけれど、納得して働いて欲しいものなぁ……。良い結果が届きますように……と祈りつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月08日(土) 完全にスルー。雪遊び。

先週は娘の幼稚園のインフルエンザ休園だの、小学校の入学説明会だの、夫の転職活動だの何かと盛り沢山だった。そのおかげで夫婦揃って結婚記念日を完全にスルーしていた。7回目の結婚記念を迎えた私達夫婦の生活は今年で8年目に突入。

今日、夫は午前と午後とで2社面接。昨夜、雪で交通網が乱れないかと心配しつつ「でも物事の始まりが雪ってのは縁起良いって何かで読んだことあるよ。語呂合わせのゲン担ぎなんだろうけれど、雪は幸と読み方が一緒だから縁起が良いとかなんとか」なんて話を夫としていた。「そうだなぁ。そう言えば俺らの結婚式の日も雪だったし……あっ!」なんて会話をしなければ、2人とも結婚記念日を思い出しもしなかったかも知れない。

お洒落な夫婦からはほど遠いけれど、揃って記念日を忘れる事が出来るのは平穏に家庭生活が営まれているって事だと思う。実にめでたい。

大阪は滅多に雪が積もらない土地なのだけど、昨夜はモサモサ雪が降ってきて、日付が変わる頃には見事な雪景色になっていた。大人げなく雪に足あとをつけて写真をパシャリ。「明日は娘と雪遊びだ!」と覚悟を決めて布団に入った。

ところが。朝方、雪は雨に変わってしまった。

アスファルトに積もった雪はすっかり溶けてしまっていた。幸いにも道の端っこや自転車や車の上、植木の上には雪が残っていたので、雨の合間に娘と2人でバケツを持ってご町内の雪(自転車や車が落としていった雪等)を集めてまわった。そして自宅前でささやかな雪遊びなど。雪だるまを4つ作り、1つはラップをして冷凍庫に保存した。

寒かったし洗濯物も増えちゃったけれど、娘が最高の笑顔を見せてくれたので良しとする。

午後からは娘と任天堂Wiiリゾートをしたり、おやつに白玉団子を作ったり。娘の好きな本『ルルとララのしらたまデザート』に書いてある電子レンジで作るレシピで作ったのだけど、イマイチな出来栄えだった。娘も゛「やっぱりお料理は普通に作る方がいいね」と言っていた。そして面接に行った夫からは「1社は良い感じで、1社は最悪だった」とのメッセージが入っていた。結果はいかに。

そんなこんなで今日もアッっと言う間に夕方。夫が帰宅したらみんなで夕食。週末だし夫とビールで乾杯したいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

夜につけた足跡と娘と作った雪だるま。微妙な雪だるまではあるけれど、娘に雪遊びをさせる事が出来て満足感半端ない。









2014年02月07日(金) 入学説明会。寒さに負ける。

昨日は娘が今春入学する小学校の入学説明会だった。

本来ならば娘が幼稚園に行っているうちに行くはずだったのだけど、幼稚園はインフルエンザで休園。小学校のに問い合わせたら一緒に連れて行っても良いとのことだったので、娘を連れて行ってきた。

午後から娘を大人しくさせねばならないため、午前中は思い切り発散させてやろうと、ダッシュで家事を片付けて、小雪がちらつく中、歩いて片道45分かかるショッピングセンターまで行ってきた。寒さのせいかショッピングセンターはガラ空きだった。ささっと買い物を済ませ、娘はアイカツ!など。もちろん帰りも徒歩。途中、公園に寄って、軽くひと遊びして帰宅した。

昼食の後はこれまた歩いて小学校へ。娘の足だと歩いて10分ちょっと。ランドセルを背負うと15分ってところ。「小学校に行く練習のつもりで、Yが先に歩いてみて」と歩かせたのだけど、娘にとっては慣れた道なので問題は無さそうだった。

娘の小学校区は子どもの数が少なくて、毎年2クラス出来るか、それとも1クラスになってしまうかの瀬戸際なのだけど、娘の学年は2クラスとのこと。1クラスだと人間関係でトラブルがあった時に逃げ場が無くて大変だと聞いていたので、ちょっとホッっとした。他には取り立てて書くほどの事はなく、説明会はあっさり終了。1時間ちょっとの時間だったけれど、娘は大人しく本など読んで過ごしてくれた。

そして夜。娘を寝かしつけた後、急な腹痛に襲われて大変だった。たぶん身体を冷やしちゃったのが原因。懐炉を貼ったりして暖かくしていたつもりだったのだけど、昨日はそれ以上に寒かったらしい。一瞬、ノロにやられたかと思うほど酷かったのだけど、腹痛は昨夜のうちにおさまってくれてラッキーだった。

今日は実家の母の病院送迎の後、娘を連れて買い物がてらの遠回り散歩など。人混みに連れていけないので、人の少ない場所を歩かせるくらいしか発散させてやる方法を思いつかないでいる。インフルエンザの休園なのだから、本来は家でじっとしているべきなのだろうけれど、それだと心身共に不健全だし悩ましいところだ。

大阪は今夜から雪予報。娘はワクワク楽しみにしている。交通事情等を考えるとも、雪が積もるのは考えものだけど、シーズンに1度くらい子ども達に雪だるまを作らせてやりたいなぁ……と思ってしまう。娘には「そうは言っても大阪って滅多に雪は積もらないからね」と言い聞かせてはいるのだけれど。

今週は娘の幼稚園が休園だったため、娘とベッタリ一緒に過ごした。娘はそれなれに楽しく過ごしてくれたようだけど、そろそろストレスが溜まってきたように思う。週末はちょっと発散させてやりたい。まぁ、それはそれとして、家族が体調を崩す事なく1週間を過ごす事が出来て良かったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月05日(水) 寒波とインフルエンザ。

週末はコートがいらないほどの暖かさだったのに、この寒さはどうしたものか。寒波お見舞い申し上げます。寒い寒いと言いながらも、大阪の寒さは知れたものなのだと思う。それでも明日は水道管の破裂に注意と市内放送が流れていた。気をつけよう。

寒波も大変だけど、インフルエンザも大変なことになっている。今のところ我が家は揃って元気だけれど、娘の幼稚園は金曜日まで休園になってしまった。最初は2日間休園の予定だったのだけど、途中調査の結果インフルエンザはまったく収まっていないとのこと。娘の幼稚園生活は今年で3年目になるけれど、こんなに長い期間幼稚園が休園になるのは初めてのこと。ニュースでも散々取り上げられているけれど、今年は本当にインフルエンザが流行っているのだと改めて実感した。

そんな訳で明日も明後日も娘がいる生活。明日は小学校の入学説明会。「幼稚園がインフルエンザで休園なので子どもも連れて行って良いですか?」と問い合わせたら連れて行っても良いとのこと。娘には雑誌や本といった暇つぶしグッズを持たせて連れていこうと思っている。体育館は寒いだろうから防寒もしっかり考えておかねば。

夫の転職活動は年明け初めてのビッグウェーブ到来。土曜日は午前と午後に分けて2社面接の予定。昨年まで夫は転職活動をしながらも「俺がやめたら、この仕事どうなるんだろう?」的な迷いがあったらしいのだけど、最後のゴタゴタがあってからは「もう、いいや」と言う気持ちになったとのこと。夫のサラリーマン人生は普通に考えたら道半ばの折り返し地点。まだまだ先は長い。安心して働くことが出来る良い会社に転職できる事を祈るばかり。

そして私はちょとモヤッっとする事があって軽く気持ちが沈んでいる。パーッっと日記に書いちゃえば良いのだろうけれど、書くと長くなるだろうし、そんなに長い文章を書く余裕は無いしで、モヤモヤしたまま流れていきそう。自分の中でちゃんと消化しなくては。

娘は夕方、バケツとプリンのカップに水を入れて外に出していた。氷が張るかどうかの実験なのだとか。娘の実験、上手くいくと良いのだけれど、どうだろうか。寒さにも、憂さにも負けず頑張らねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月04日(火) 節分を楽しむ。

夫の仕事絡みのことは一区切りついたと言うものの、いまだゴタゴタしている。夫は転職活動を続けていて、この土曜日も1社面接に行くとのこと。

落ち着かないことこの上ないけれど、それはそれとして日常生活は続いていく訳で、先週末から週明けにかけて我が家は思い切り節分を楽しんだ。

週末の土曜日は家族で通天閣の豆まきに参加してきた。毎年の行事らしいのだけど我が家は初参加。私はお寺等の豆まきに行った事はないのだけれど、夫は子どもの頃に豆まきでは無いけれど、お寺の餅まきに参加した事があるらしく「上から降ってくる物を拾うのは楽しいよ」と大乗り気。今年はタカラジェンヌが豆を撒いてくれるとのこと。

豆まき開始よりも少し前に会場につくと見知らぬオジサンが「福豆は縁起がいいいんやで。頑張って取りや」と声をかけてくれた。娘もすっかり大張り切り。土曜日の大阪は暖かくて待ち時間も苦ではなかった。そして豆まきスタート。豆まきの豆は紙の小袋に入っていて、中身は大豆ではなく落花生だった。そんなに取れないかと思ってたけれど、人の取りこぼしが自分の懐に飛び込んでくるので案外沢山ゲット出来た。娘も2つほどゲット。賑やかで楽しいイベントだった。

そして。その日の夕方の地方ニュースで豆まきの様子が放送されたのだけど、大張り切りで豆をつかもうとする娘がバッチリ映っていた。(もちろん録画した)娘、大喜び。良き記念になった。ちなみに娘は月曜日に幼稚園で先生から「Yちゃんテレビ観たよ」と言われたらしい。

節分の当日。もちろん家でも豆まきをした。鬼は私。娘から本気で豆をぶつけられると、けっこう痛い。娘も成長したものだ。夕食は家で作った細巻とお味噌汁とイワシ。娘がもう少し大きくなったら恵方巻きにするかも知れないけれど、恵方巻きはまだ食べ辛いので細巻きで代用。楽しい節分だった。

そして本日、火曜日。娘の幼稚園はインフルエンザで今日を含めて2日休園。せっかく家にいるのだから……と娘と2人で節分の残りの大豆で娘と豆菓子作りなど。自分ちで買った豆に加えて、通天閣の豆まきでゲットした豆に、幼稚園の豆まきでもらった豆もあり、どうにかして食べる必要があったのだ。

豆50gに対して、砂糖大さじ2。水、大さじ1。それにお好みでバター。フライパンに砂糖と水とバターを入れて沸騰させる。大豆投入。弱火で炒る簡単レシピ。砂糖コーティングが出来たら完成。予想していた以上に美味しくて娘も私もパクパク食べた。毎年、豆まきの福豆は持て余し気味に食べるのだけど、今年はすぐに無くなりそうだ。

豆菓子を作った後は居間にお雛様を飾った。暦の上では春。寒波襲来で寒い立春だけど気持ちだけでも春を楽しまねば。

明日も娘が家にいるのだけど、何をして過ごしたものかなぁ。娘が小学校に入学したら、こうもノンビリは出来ないだろうし、今のうちに娘との時間を楽しんでおかねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2014年02月03日(月) 一連の詳細【最終日】

先週末の金曜日は民事再生を申請した夫の会社の最終日だった。

民事再生を申請したのが10月。夫の会社は事業譲渡と言う形で2つの会社に身売りする事に。夫はIT部門を引き継ぐ会社に就職が決まった。金曜日は夫の好きなケーキを買ってきて、ささやかながら夫婦2人でお疲れ様会。遅々に帰宅した夫から聞かされた話はなんとも後味の悪いものだった。

一般的に会社が社員を解雇する場合は1ヶ月前の通告が義務付けられている。今回も一応元々の会社は1月末で解雇という形になっていて、その事は1ヶ月前に知らされていた。社員は事業譲渡する会社にそのまま転籍する……と言うことになっていたけれど、実際は改めて入社試験を受けて必要な人間のみ雇用される事に。

夫の進退は少し前に知らされていたのだけれど、本業の事業を引き継ぐ新会社の採用通知は退職日に郵送で各自の自宅に届けられたらしい。実に酷い話なのだけど、郵送の紙切れ1枚で「明日から来なくていいから」って事だ。事前に不採用を知らせると「じゃあ、有給休暇全部使わせてもらいます」って社員が続出するだろうから、そういう形にしたのだろうけれど、あまりのにも酷過ぎる扱いだ。

そして夫の部署の若い人は2人も紙切れ1枚で解雇された。しかも、そのうちの1人は会社の寮に入っていて「すぐに出ていってくれ」とのこと。夫の部署では「もう、仕事なんか放っておいて家に帰れよ」と帰らせたらしい。とりあえず夫が行くIT会社の面接を受ける事にしたらしいけれど、夫が言うには「俺の周囲はこれで済んだけど現場はもっと酷かったと思う」とのこと。

「酷い1日だった」と帰宅した夫は憔悴していた。「不満があるとは言うものの自分は行き先が決まっているだけに、かける言葉がないんだよ」と夫。夫が直接係る人では2人がそんな目にあったらしいのだけど、あちこちで嫌なドラマが繰り広げられていて、金曜日は居たたまれなかったらしい。

社員にだって生活があるのだ。もう少しどうにかならなかったのだろうか。今まで頑張ってきた社員を紙切れ1枚でゴミみたいに捨ててしまうだなんて。夫の部署の若い人は技術系の人なのだ。年齢的に考えても仕事はいくらだってあるはずなのだから、もう少し早く不採用を知らせてあげれば転職活動だって出来たはずなのに。

「だけど騒ぐ人とか暴力沙汰とか無かったよ。俺もそうだけど、ここまで会社についてくるような人間は、よく飼いならされた社畜なんだよなぁ」と言う夫の言葉が悲し過ぎた。

粗略に扱われて会社から放り出された人達の気持ちを考えるとたまらなくなる。他人の心配をしている場合ではないのだけれど、一刻も早く彼らが生活を立て直せるよう祈りつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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