白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2012年02月29日(水) あと少し…なんだけど。

今日は愚痴日記。

関東方面は雪で大変だったようですが、大阪は午前中に雨が降った程度。一時を思えば心なしか暖かい1日。今日は買い物に出なければならない用事も無くて、娘が帰宅するまでガッツリと家の用事をして、時間に余裕があれば町内会の会計の決算作業をはじめよう……などと脳内予定を立てていたのに、それどころでは無かった。

今日は2月の最終日。町内会の仕事も残すところあと1ヶ月……なのだけど、私の住んでいる町内では今期はやたらと仕事が多かった気がする。冠婚葬祭だの、季節行事だのは定番なのだけど、それ以外に町内の防犯灯をLEDに交換するための手続きがあったり、管理している公園の倉庫が壊されて警察沙汰になり大掛かりに修理することになったり。町内会の役員なんて雑用係だと覚悟していたものの、例年にないトラブルがあったりして、やたらと出番が多かった。

今日も町内会からみのトラブル。

川向うの町内会の会長から連絡があり「うちの町内に、お宅の町内の防犯灯があります。防犯灯が切れたので交換したのですが代金を払ってください」とのこと。他所の町内会にうちの町内会が管理している防犯灯があるはずもないし、今年は防犯灯をLEDに交換したこともあって、うちの町内会が管理する防犯灯の場所と個数、電気代は把握している。

川向うの町内会の会長が勘違いしているに違いないとは思ったのだけど、どんなに説明しても川向うの町内会の会長は納得してくれず、問題の防犯灯が設置された時期に役員をしていた人、もしくは設置した事情が分かる人を探して、当時の事情を聞き「うちの町内会の防犯灯ではない」ってことを証明するのに奔走することになってしまった。結局、問題の防犯灯はうち町内会の物ではないと証明出来て、川向うの町内会の会長にも納得してもらったのだけど、なんだかガックリ疲れてしまった。

町内会の仕事はあと1ヶ月でオシマイだから……と自分に言い聞かせつつ頑張っているのだけれど、雑用が多くてウンザリしている。次の役員さんに引き継ぎをしたら祝杯をあげるつもりだ。いつも飲んでいる偽ビールではなく、本物のビールで。

町内会の仕事は最後までやり切ったら達成感は半端ないだろうし、町内会の役員の仕事は面倒だけど結局のところ家族のため、自分のためだと理解している。なのに、ここにきて嫌で嫌でたまらなくなってしまった。あと少し何だけどなぁ……。

もっとも嫌でたまらないと言っても投げ出す訳にはいかないので、最後まで頑張ろうと思う。嫌だろうが何だろうがあと1ヶ月。もうちょっと頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月28日(火) 毎日誰かの誕生日。

今日はFの誕生日だった。と、言っても取り立てて何もしていない。お誕生日おめでとうとメールを1通送っただけだ。

独身時代は友人の誕生日に何かプレゼントを贈ったりしたものだけど、最近ではそういう事もしなくなってしまった。メールを送るか、良くて手書きのカードを送るくらい。誕生日に特別な事をするのは娘と夫と母達くらいのものだ。

プレゼントを贈らなくなってしまったのには色々理由がある。まずは金銭的なこと。仕事を辞めて専業主婦になったので、そうそう派手にはやっていられない。でも、たぶん理由はそれだけじゃない。結婚して家庭を持つと「家族・親戚のこと」にかける時間がドッカリ増えるので、友人まで手が回らないってところが大きいように思う。お誕生日のプレゼントに頭を悩ませるのは、娘と母達くらいなもので、夫でさえ「今年は何がいい?」と聞いて品物を買うようになっている。

そんな訳で、最近は友人の誕生日も特別な事はしなくなっているのだけれど、その一方で「何もしないけれどお祝いだけでも」って気持ちは強くなっている。私は今年で40歳になるのだけれど、この年になってくると「ちゃんとお付き合い出来ている友人」の数って本当に限られてくる。ある程度仲良く付き合っていても、自然と疎遠になってしまった人も多くて、そう頻繁では無いにしても定期的に連絡を取ったり、あるいは「ふと思い立ったから連絡してみた」なんてことが出来る相手は、ほんの一握りだ。

なので「何もしないけれどお祝いだけでも」と思える友人の誕生日については、ものすごく感慨深いものがある。同じ時代を共に年を重ねていけるって凄いことだなぁ……と。今年もお祝い出来て良かったなぁ……と。

よくよく考えてみれば、1年365日。毎日誰かの誕生日。その中で「特別な日」だと思える日があるのは嬉しいことだ。

年を重ねてもなお精力的に人間関係を広げていけるタイプの人もいるけれど、私はそういうタイプの人間ではないので、親しくしている人達との繋がりは大切にしていきたいと思う。もちろん、新しい人間関係を広げたくないと思っている訳ではないけれど「長く続いてきた関係」ってのは、それだけで特別なものだと思っているので。

まぁ、何にせよ。誕生日ってのはおめでたい。今日から始まるFの1年が素晴らしいものであるように祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月27日(月) 寒い週末。個人懇談。春に向けて。

この週末、大阪はとても寒かった。「もうすぐ3月なのに寒過ぎる!」と思ったり「いやいや。そもそも2月は1年のうちで1番寒い季節だから当たり前では?」と思ったり。金曜日の暖かさは夢だったのかと思うほど冷たい雨が降っていた。

土曜日は娘を耳鼻科に連れて行ったり家で小麦粘土で遊んだり。インドアで地味に過ごした。私もやっと体調が戻ってきたところだったので、これはこれで良かったのかも知れない。日曜日は家族で子どもの遊具が充実している体育館へ。娘は前日、インドアだったので思い切り身体を動かすことが出来て嬉しそうだった。

土曜日も日曜日もこれと言って華やかなこともせず家族で地味に過ごしたのだけど、こういう週末も悪くないなぁ……と思う。これが毎週末ともなるとうんざりすると思うのだけど。大したお出掛けはしなかったけれど、娘は両親に目いっぱい構ってもらっていたので、それはそれで満足してくれたようだった。

そして今日、月曜日。

娘の幼稚園は午前中のみ。午後からは個人懇談へ行ってきた。個人懇談は非常にあっさりしたものだった。娘は悪目立ちすることもなく、そこそこ頑張る真面目な園児であるようだ。友達とも上手くやっているらしい。娘が幼稚園に通うようになってもうすぐ1年。最初は泣きながらバスで連行されていたのに、今ではすっかり幼稚園が大好きになっている。私も夫も娘が喜んで幼稚園に通ってくれているだけで充分だと思っていて、幼稚園にも担任の先生にも感謝の気持ちで一杯だ。

娘が幼稚園でちゃんとやっているようで親としてはホッっと一安心。

そして私は個人的に嬉しいことが。担任の先生からお弁当を誉められてニヤニヤが止まらない。もちろん、その場では大人の対応をしたのだけれど、脳内では小さな私が「ひゃっほー」と踊りだしていた。お弁当なんて娘が喜んで食べてくれたらそれだけで充分なのだけど、なんて言うのかなぁ……。他人から誉められると、いっそう嬉しいと言うか、評価してもらったような気分と言うか。仕事を止めてから、他人から評価される機会がないので、家族以外の人から誉められると、ものすごく嬉しいものなのだ。……と。私の自慢話はこの辺で。

この1年で娘はすっかり幼稚園生活に慣れ、私も幼稚園児の母という立場にすっかり慣れた。この1年は町内会の仕事でバタバタしていたのだけど、4月からはそれが無くなるのでもう少し生活に余裕が出てくると思う。4月からの生活を思うとワクワクするのだけれど、今は滞りなく今期を終えることだけに集中していこうと思う。家族が元気で、つつがなく新しい春を迎えられるよう頑張っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月24日(金) 母の老いと自立。

先週末から引きずっていた風邪がやっと良くなった。まだガラガラ声だけど、もう大丈夫。なんだかんだで1週間。今回はちょっと長びいてしまったけれど、ここまで回復出来て嬉しい。

日記には書きそびれていたけれど、一昨日から実家の母がぎっくり腰でダウンしている。

ぎっくり腰って、これと言った治療法はなくて、早く治るには「安静にしている」以外に方法が無い。一昨日は差し入れ等を持ってお見舞いに。実家の母は持病があって、近くの病院に毎日通院しているのだけど、動ける状態では無かったので、一昨日は病院へ行かなかった。そして昨日は休診日。3日以上点滴を飛ばすと具合が悪いだろうし、だからと言って動ける状態ではないだろうから、病院に送迎しなくては……と電話をしたところ「来なくてもいいよ。痛みどめ飲んで歩いていく」と実家の母。「安静にしてなきゃ駄目でしょ!」と言い聞かせて車で送迎してきた。

母がぎっくり腰をするのは初めてではない。なので彼女もぎっくり腰のことはよく知っていて、どうしたら良いのかも分かっているはず。なのに「歩いて行く」という判断をしてしまうとは……。自分を過信するにもほどがある。「娘に迷惑をかけたくない」と言う気持ちがあったのも分かるのだけど、それ以上に判断力が落ちているように思った。今回のことだけでなく、このところ実家の母を見ていると「それはちょっと…」と思うことが多い。ひと言で言うと実家の母は老いてきたのだと思う。

最近、実家の母に対して今までのように腹が立たなくなってきた。実家の母と私は決して仲の良い母娘ではなく、独身時代はいがみあっていたのだけれど、結婚して娘が生まれ、私にとって実家の母は「よその家の人」になったからだと思う。私は40歳を目前にして、やっと本当の意味で自立出来たのかも知れない。

実家の母はこれからますます老いていく。持病もあるので「長生きおばあちゃん」になるのは無理だろう。精神的な意味においても、金銭的な意味においても覚悟だけはしておこう。実家の母を看取って、その後夫の母を看取って……。私自身が心身共に元気でいなくてはなぁ……と、つくづく思う。

そんなこんなで今日は実家の母の病院に付き合ったり、家事をしたりと精力的にに活動した。こんなにバタバタ動くのは久しぶり。これも元気なればこそ。このままの調子で春を迎えたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

本日のお弁当。うさぎおにぎり(イカナゴ釘煮)鰯フライ、タコウィンナー、ミニアスパラ胡麻和え、蓮根キンピラ、黒豆、ウサギ林檎(別容器)。娘のリクエストでミニアスパラを買ってみた。割高だけど幼稚園児のお弁当には丁度良いかも。







2012年02月23日(木) 静かな1日。鈴木先生。

今日の大阪は朝から雨模様。あたたかい春の雨。

風邪は順調に回復している。喉の調子も随分良くなった。ヘルペスだのマスクかぶれだのもマシになってきた気がする。それでも今日は大事を取って、娘を幼稚園に送り出して1日自宅に引き籠り。今日はどうしたものか朝から周囲がとても静かで雨の音しか聞こえなかった。

定番家事を済ませた後、今日は買い物にも行かないと決めたので、座って出来る用事をするとにした。以前から沢山あるCDをケースから出して100均で買ってきたファイルに入れようと思っていたのだ。CDってケースのデザインや中に入っている説明書きなども含めての品物だとは思うのだけど、何しろけっこう嵩高い。私も夫も、音楽マニアではないので、ものすごい数がある訳ではないのだけれど、それでもCDは本棚のかなりの場所を占拠しているので、思い切ってケースは捨てることにした。

CDはざっくりと分類。ケースから出してファイルに収納し曲目が分かる部分を切ってCDを入れるポケットに入れる……という作業を延々と繰り返した。ファイルの背に分類名を書いておけば、今まで以上に探しやすいし、見栄えも良いのだけれど……ものすごく面倒臭い。そして思っていた以上に手間が掛る。結局、全てのCDを整理することは出来なかったのだけど、4分の3ほどのCDはコンパクトに納まった。残りはまた追々と片付けていく予定。

娘が幼稚園に入ったのを機に家の片付けをテーマに掲げているのだけど、この頃になってようやく「ちょっと片付いてきたかな」って感じになってきた。小さい子どもがいると、家の中をスッキリ保つのは難しいのだけど、毎日気持ち良く暮らせるように出来る範囲で片付けていきたい。頑張り過ぎない程度に少しずつすすめていこう。

……と片付けの話はここまで。

夕方『鈴木先生』が映画化されるとのニュースを読んだ。『鈴木先生』は漫画が大好きで、ドラマ化された時も驚いたのだけど、まさか映画化までされるとは。もの凄く真面目でクドい作風だけど、良い作品だと思うので、広く世の中に出てきて欲しいと思う。ドラマは映像としての評価はともかく、視聴率が低かったそうなので、映画では結果が残せると良いのになぁ。

そんなこんなで今日は1日家の中で過ごしていた。明日はお天気が回復するそうだし、体調も良くなってきたので明日はもうちょっと精力的に過ごしたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月22日(水) あたたかい雨。

大阪は夕方から雨が降っている。あたたかい雨。雨がふるたびに春が近づいてくる。来週は寒の戻りがあるとのことだけど、それでも寒さのピークは越えたような気がする。梅が咲いたら梅見に行きたい。

今日はようやく声が出るようになった。まだダミ声になったりするけれど、まともに会話が出来るのはありがたい。娘も嬉しそう。私も嬉しい。

薬のおかげでヘルペスがましになってきたかと思ったら、頬骨のあたりが赤くなって炎症を起こしている。「また別件で湿疹?」と思ったのだけど、どうやら原因はマスクのよう。マスクの角が当たる部分が見事に赤くなっている。もともと肌は丈夫な方ではないのだけれど、今までマスクでかぶれた事など1度も無かった。1度、体調を崩すとあっちもこっちも崩れてくるのだなぁ。明日は娘の幼稚園の送り迎え以外は外に出ないつもり。マスク着用時間を減らしてマスクかぶれを何とかしたい。

だいぶん元気になってきたように思うけれど、身体がの軸がブレている感じ。背筋がシャンとしないと言うか。焦らずゆっくり治していこう。慌てたところで回復が早くなる訳じゃないし。それにしても今回は「たかが風邪」がなかなか治ってくれない。熱が出ないのは助かったけれど、熱が出ないぶん、治りが遅いような気かする。

明日は今日より元気になっているだろうと思う。なので明日を楽しみにしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月21日(火) 失敗続き。

風邪ひきで頭がボンヤリしているせいか、今日はやる事為す事失敗ばかりだった。

声は出ないけれど熱も無いし、寝込むほどでもないので、いつも通りに1日を過ごした。と言っても、いつもより随分控え目に用事をして、あまりガツガツ働かずに「静かに過ごす」を心掛けた。「今日は吹き掃除もしないことだし、その分町内会の会計の仕事でもしようかなぁ」と、事務仕事をはじめたものの、計算が合わなくて四苦八苦した。結局、単純なミスで最終的にはちゃんと出来たのだけど「どうして、そんなありえないミスしたの?」と、自分でも首をかしげたくなるような、やらかしっぷりだった。

「ありえないミス」と言えばもう1つ。夕食の支度をしていて、お茶碗によそった炊きたてのご飯を洗い桶の中に落下させてしまった。……流石にこれは食べられない。冷凍室に冷凍ご飯をストックしているので、食べるのに困ることは無かったのだけど、どうやったらお茶碗のご飯を洗い桶の中にダイブ出来たものだか不思議でならない。一瞬の出来ごと過ぎて、自分でもどうしてそうなったのか理解不能。

注意力散漫だったにも関わらず、大きな事故や怪我もせずに1日過ごせたのだから良しとしよう。

声の方は相変わらずの状態。家に1人でいて家事をしていると声が出ないことを忘れているのだけど、人と話をしてみてはじめて声が出ないことに気付く……って感じ。薬の加減だと思うのだけど、眠くて、やたらとお腹が空く。今回は胃腸をやられていないので、しっかり食べて早く治したい。

明日はもう少し良くなっていることを祈るばかり。そして明日はもう少し注意深く生きよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

本日のお弁当。ふりかけおにぎり、タコウィンナー、豚肉生姜焼き、ほうれん草とコーンの炒め物、南瓜&人参煮物、伊予柑(別容器)。娘、空前の伊予柑ブール。美味しい時期ですね。







2012年02月20日(月) 弱り目。春っぽい空。

先週ひいた風邪をぶり返してしまったのか、新たに別の風邪をひいたのか、土曜日の夜から筆談が必要なくらい声が出なくなってしまった。

今回は熱も無いし、今度は食欲もあるし元気と言えば元気なのだけど、声が出ないのは非常に不便。そして自分では「元気」と思っていても、なんだかんだ言って弱っていたらしくヘルペスが再発してしまった。咳と鼻水と痰。その上ヘルペスまで出てきたものだから100年の恋も醒めるレベルで酷い顔になっている。風邪ひき中なのでマスク着用は当然だけど、もし風邪をひいていなかったとしてもマスク無しでは人前には出られない状態だ。

あ〜。どうしちゃったんだろうなぁ。金曜日には「よし。もう風邪は治った。これで大丈夫!」と確信したのだけど。愚痴っても仕方が無いので早く治すよう努力しよう。

そんなこんなで土曜日の夜から踏んだり蹴ったりなのだけど、今日の大阪は朝から素晴らしいお天気。週末の寒さが信じられないほど暖かいし、何よりも空の色が素晴らしい。春の到来を予感させるような、光に満ちた青空。

週末は体調不良で散々だったし、今も素敵な状態とは言い難いのだけど、それでも「春が近づいてきた」と思うと、気持ちが上向いてくるか不思議だ。今週はとにかく体調を万全にすることだけを考えたいと思う。色々とやりたい事はあるけれど「どうしても」以外の事には手をつけないと、ここに誓う。まずは、まともに話が出来るようにならなきゃなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月18日(土) パッとしない週末。

週末、土曜日。寒波の影響で大阪は朝から豪快に寒かった。私は風邪が抜けたぱかりだし、娘は鼻の調子が悪いのでこの週末は地味に過ごすことにした。

朝食後、娘と夫は耳鼻科へ。私は家に残って本の整理。古本屋へ売りに行く本を袋に詰めた。独身時代から使っている大きな2つの本棚は娘の成長と共に娘の本だの玩具だのに侵略されつつあり、私と夫の本が少しずつ追いやられている。以前の私なら本を手放すのは辛かったと思うのだけど、今はそれほど苦にはならない。本は図書館で、漫画はレンタルで。手元に残っているのは処分の波を乗り切った精鋭揃い。手持ちの本がそうやって淘汰されていくの過程は、それはそれで意義深いことのように思う。

娘と夫の帰宅を待って古本屋へ行き、その足でレンタルDVD屋へ。娘の分と大人用のDVDを数枚借りた。そしてお気に入りのパン屋さんで昼食用のパンを購入。フランス人のレミーさんの焼くパンはとても美味しいのだけど、レミーさんのパン屋さんは我が家からは少し遠いので、こういう機会でもないと食べられないのだ。レミーさんは日本に住んで10年以上経つのに日本語を覚える気が全くなくて、今日もご機嫌でフランス語で挨拶してくれた。レミーさんは基本的に人好きなのだから、日本語を覚えたらもっと楽しいだろうに……といつも思うのだけど、それはお節介と言う物なのかも知れない。

帰宅して昼食……という段になって、夫の会社から連絡があって、夫は会社へ行くことに。私と娘は仕方が無いので私の実家へ行ってパンを食べることになった。レミーさんのパンを楽しみにしていた夫、無念。雪のちらつく中、バイクに乗って出掛けていった。

私と娘は実家でパンを食べ、帰宅した後もそれなりに過ごした。娘は機嫌よく過ごしてくれたのだけど、鼻水が酷いのが気になるところ。副鼻腔炎の再発ではないとのことだけど、ちょっと心配。そして私は風邪がスッキリしない上に、ヘルペスが出てきてしまった。身体が弱っている時って碌なことがない。

明日も寒い1日とのこと。娘はお砂場セットのバケツに水を入れて玄関先に置いている。明日の朝、水が凍っているのを見るのだそうな。明日はきっと娘の喜ぶ顔が見られることだろう。なんだかんだでパッっとしない週末だけど、それはそれで上手いことやり過ごしていかなくちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月17日(金) 風邪ひき脱却。春遠し。

風邪ひき状態から脱却した気がする。

まだ、ちょっと胃の具合が良くないけれど、もう大丈夫。今回の風邪は抜けるのが早くて助かった。今週末は寒そうなので、良くなったからと言っても無理は禁物だけど、この調子なら家族で楽しく過ごすことが出来そうだ。

昨日は日記を書いた後に「もうPCは開かないぞ」とノートPCを撤収したのだけれど、PCを片付けた後に「やっぱり、これだけはやっておこうかな…」なんて用事を思い出し、再びノートPCを居間の卓袱台に持ってこようとしたところ、ノートPCとマウスを床に落下させてしまった。PCを落とすだなんて、今までの人生で初めての経験。幸いPCは無事だったけれどマウスが昇天してしまわれた。マウスが無くてもPCは使えるけれど、やは無いと不便なので新調することに。毎日の節約が一瞬にして吹っ飛んでしまった。

そして今日は町内会用事でバタバタしていたのだけど、自分の段取りが悪くて二度手間をする羽目に陥ってしまった。体調が万全でない時は静かにしているに限る。動けば動くほど失敗して用事が増えていくような気がしてならない。もっとも、だからって、たいていの大人は風邪ひきくらいでは1日中「じっとしている」なんて無理なのだけど。勿論、命の危機に直面するような事態になれば誰だって「じっとしている」とは思うのだけどね。体調が万全でない時に動こうとするなら、いつもの倍は時間をかけて、いつもの倍は注意して事を運ばなければいけいないなぁ……と痛い目に合って、改めて思った。

それにしても冷えるなぁ……。

明日は大阪も雪が降るとか、降らないとか。こう、暖かかったり寒かったりが行ったり来たりすると、またまた体調を崩す人が続出してしまいそう。どんなに気を付けたところで完全に体温調節をするなんて不可能だし。たとえば。温度管理を完璧にしている病院に長期入院していたって、外の気温に体調が左右されてしまったりするのだ。「そんな馬鹿な」と思ってしまうのだけど、暑さ寒さが厳しい時や、寒暖の差が激しい時って、長期入院している人でも具合が悪くなったりするのだ。人間の身体って本当に不思議だ。

そう言えば、そろそろ私の好きな白い木蓮の花もつぼみが大きくなりつつある。いつもなら「春が近づいてきたなぁ」と心が浮き立ってくるのだけれど、こう寒いと膨らんだ蕾を見ても「蕾もさぞ寒いだろうなぁ…」としか思えない。

春が遠くに思えてならないけれど、それでも季節は着実に進んでいるはず。寒いのもあと少し。頑張っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

本日のお弁当。味噌焼きおにぎり、三度豆とコーンの炒め物、鱈フライ、黒豆、タコウィンナー、蓮根塩キンピラ、ウサギ林檎(別容器)。焼きおにぎり、もうちょっと味噌を塗れば良かったかも。







2012年02月16日(木) レトルトおかゆ。

風邪の具合は随分と良くなってきた。早めの対処が良かったのか、この調子なら明日は完全復活出来そうな気がする。

昨日と今日はレトルトおかゆを食べていた。家族が風邪をひいた時は私がおかゆを作るのだけど、自分が風邪の時は自分で作らなくてはいけいない。少々体調が悪くても家族の食事は作ることが出来るのだけど、自分のためには1ミリたりとも動きたくなくてレトルトおかゆを買ってきた。しかもコンビニで! なんと言う豪遊! スーパーの方が安いのは分かっていたけれど、娘の幼稚園の送り迎え以外に出歩きたくなかったのだ。

それにしてもレトルトおかゆって便利だなぁ。美味しいかと言うと、それほどでもないのだけれど、身体が弱っている時って、柔らかくて温かいものが食べやすい。これからは自分が風邪をひいた時のために、いくつかストックしておこうと思う。

風邪やインフルエンザでレトルトおかゆを買う人が多いらしく、コンビニではかなり目立つ場所に「風邪対策コーナー」的なところがあって、数種類のレトルトおかゆが置いてあった。

風邪をひくなんて嬉しいことではないのだけれど「おかゆが美味しい」と感じるのは、風邪をひいたからこそ……のような気がする。そして「おかゆ飽きてきた」と思えるようになったなら、それは回復の兆し。早く治して気分良く週末を迎えたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月15日(水) 風邪ひき。

久しぶりに「風邪らしい風邪」をひいた。

そう言えば今シーズンはまだ高熱を出していない。今回も高熱を出さずに乗り切れそうな気がする。しんどいと言えばしんどいけれど、それなりに動ける程度の風と言うのはありがたい。

最低限の家事(食事の支度と洗濯)だけして、それ以外の時間は毛布にくるまって目を閉じていた。もうちょっと回復しないことには、寝転がっていても本を読もうと言う気になれない。薬を飲んでうつらうつらしながら目を閉じていると色々なことが思い出された。

それにしても人間の身体って素晴らしくよく出来ているなぁ……と感心させられる。身体を痛くしたり、しんどくしたりして「今は動いちゃ駄目」とサインを出して、全力で病気を治そうとする。「生きよう」と意識しなくても、身体は常に全力で「生きよう」という方向で進んでいる。

それより何より早く治さなきゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月14日(火) バレンタインデー(2012年)

2月14日バレンタインデー。4歳の娘は今のところ心を寄せるお相手に出会ってといないらしい。それでも、一応イベントとして「おとうさんに」ってことで一緒にチョコレートを作ってみた。

昨日、娘は生活発表会の代休でお休みだったので、チョコレートは昨日のうちに作ってしまった。板チョコを溶かして、少しだけ牛乳で伸ばしてクランチを入れ、シリコン型に入れて可愛らしいトッピングをして固めただけの簡単チョコレートなど。昨年はチョコレートケーキを焼いたと思うのだけど、ケーキよりも小さいチョコレートの方が「自分で作った感」があるかなぁ……と。チョコレートを冷やしている間にラッピングの準備。透明なフルーツトマトの入れ物を洗って、キッチンペーパーを敷き、フルーツトマトの入れ物には娘の描いた絵を貼った。なかなか可愛らしい出来栄えだった。(もちろん親の欲目込み)

チョコレートは素晴らしい出来栄え……とはいかなかったけれど、見た目はともかく美味しく出来た。子どもに作らせると見た目はどうしても二の次になってしまう。しかし、これも経験。ちょいちょい作っていれば、少しずつ上手になってくるだろうと思う。まぁ、それにしても子どもに何か作らせるって大変。作るのが楽しい…って部分もあるのだろうけれど、娘は作るよりも味見の方が好きみたい。ちょっと失敗すると「失敗しちゃったし、これ、もう食べちゃってもいい?」と嬉しそうに申告してくるから困ったものだ。

チョコレートは朝一番に夫に渡していた。ドヤ顔の娘と、愛娘にチョコレートを貰ってドヤ顔の夫。「本当の功労賞は私なんだけどなぁ」と思いつつ、2人とも嬉しそうで、思わずニヤニヤしてしまった。

それはそれとして。バレンタインデーって甘酸っぱくていいものだ。WEBで他人様の書いた文章や発言を読んでいると、何やらくすぐったくなってしまう。

もっとも、それは私がバレンタインデーという行事から降りてしまったから、そんな風に思えるのだ。今でも「義理チョコ」は面倒くさくて大嫌いだと思っているし、奇跡的に結婚出来たものの、そもそも恋愛下手だったのでバレンタインデーの思い出は碌なもんじゃない。

そんなこんなで今年のバレンタインデーは「娘にチョコレートを作ってもらう」ってことに終始していた。そして娘は赤ちゃんの頃から可愛がってくれている小学生のお姉さんに「友チョコ」を貰ってご満悦だった。彼女ももう小学校5年生。今年のお返しは何にしたものだか。年齢が低い頃は余裕だったのだけど、女の子も小学校5年ともなれば好みが色々あるだろうし。来月のホワイトデーまでにお返しを考えなくちゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

本日のお弁当。黒豆ごはんおにぎり、南瓜&人参煮物、豚肉の生姜焼き、スナップエンドウとコーンの炒め物、魚肉ソーセージ、ウサギ林檎(別容器)改めてみると、自分で思っていた以上に地味な色合いになってしまっている。ここ数回、お弁当の写真、撮りっぱなしで放置していた。また記録を再開しようと思う。






2012年02月13日(月) 生活発表会と娘の葛藤。

この土曜日は娘の幼稚園で生活発表会があった。

娘が出演するのはクラス単位での劇と合唱&合奏。幼稚園の生活発表会と言っても、園の方針によって随分と雰囲気が違うらしいのだけど、娘の通っている幼稚園は「子どもが楽しめるかどうか」がメインになっていて、練習は厳しくないらしい。娘はずっと前からこの日を楽しみにしていて、毎日「見に来てね」とアピールしていた。

保護者の鑑賞席は事前に子ども達がくじ引きをして決めるのだけど、娘は最前列の中央……と言う最高の席を引き当ててくれた。これほど親馬鹿冥利に尽きることはない。それにしても幼稚園年少組の生活発表会って可愛いなぁ。我が子が1番可愛いのは当然だけど、他人様の子も可愛かった。失敗しても、泣いちゃっても、棒立ちしてしまっても可愛い。もちろん、上手に出来ても可愛い。

娘はとてもよく頑張っていたと思う。劇も歌もちゃんとこなせていて、入園してからしばらくの間「幼稚園、行かない!」と泣いていたのが嘘のようだ。家では甘えん坊だけど、幼稚園では頑張っているってことが伝わってきて胸が熱くなってしまった。

そんなこんなで楽しい時間を過ごしてきたのだけれど、帰宅後にテレビで撮影した劇のビデオを観ていたら、娘が「Yは本当は別の役が良かった」と言うことを話してくれた。劇の役割分担は希望制だったらしく、娘は別の役がしたいと言ったとのこと。「じゃあ、くじ引きとかジャンケンで決めたの?」と聞いたところ「先生がYちゃんと、Mちゃんと、Kちゃんはこの役をしなさい…って言った」と娘。娘は先生から役を押し付けられてしまった事がどうにも納得がいかなかったらしい。

娘のクラスの劇は4〜5人の子ども達が1つの役をすることになっていて、みんなで同じセリフを言う。幼稚園年少の子どもが出来るような劇なのでセリフと言っても、たいそうな物では無いのだけれど、娘が与えられた役は劇の中で1番セリフが多くて、ふりも難しかった。たぶん、担任の先生は「出来る子」を最初から想定していて、その子達にしてもらう事にしたのだろう。

それにしても……だ。娘は劇が終わるまでその事を黙っていただなんて! 娘も口にするまで色々と葛藤があったのだろう。娘の心中を思うと、いじらしくてたまらなかった。娘は先生から役を押し付けられてしまって理不尽に感じたのだと思うし、可哀想ではあるのだけれど、それでもこれからの人生、そんな事は山ほどあるのだから、娘にとっては良い経験だったと思う。

娘には「先生はあの役が難しいから頑張れる子にして欲しかったのよ」というようなことを説明して、上手に出来たことをしっかり誉めておいた。まぁ…本当の意味で納得は出来なかっただろうけれど、それもまた仕方な無い。

そんなこんなで土曜日は色々な意味で娘の成長を観ることが出来た1日だった。娘が着実に成長してくれていて本当に嬉しい。ありがたいことだなぁ……と感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月10日(金) 生活発表会と町内会の用事。

明日は娘の幼稚園で生活発表会。

娘のクラスは劇と合唱をするとのこと。娘の通っている幼稚園は、のびのび系のところなので、劇の練習も歌の練習も楽しいらしい。他の幼稚園に通わせている人から「劇の練習が辛くて幼稚園に行くのを嫌がる」とか「楽器の演奏が上手に出来ない子には音が出ない楽器を渡される」なんて話を聞かされていたので、娘が毎日楽しそうに練習の様子を話してくれるのを嬉しく思う。風邪だのインフルエンザだのが流行っているので、元気に当日を迎えられるかどうかドキドキしていたのだけど、どうやら大丈夫そうだ。

今日は朝からバタバタと大忙しだった。明日はバタバタして夕食の仕度をする気力が無いような気がするので、今日のうちにおでんを仕込んだ。明日の夕食、今日の食事、娘も幼稚園の先生方が明日の準備をする関係で早めに帰ってくるしで、めまぐるしい忙しさだった。しかも町内会の雑用まで。

最近、娘は「お母さん、Yが年中さんになったら町内会のお仕事はオシマイになるの?」という話をよく口にする。娘には申し訳ないなぁ……と思うのだけど、会計の仕事をしていると、うんざりするほど来客が多い。娘と遊んでいようが、何をしていようが手を止めて対応しなければならず、そのたびに娘には我慢してもらうことになる。3月末に町内会の仕事が終わったら「お母さんが町内会の用事をしている間、お利口にしててくれてありがとう」と改めて娘を誉めてあげたい。

まぁ、でも「ままならぬこと」に対して我慢するのも勉強のうちだとは思っている。娘は1人っ子なので、兄弟がいれば当然しなければならない類の我慢をしたことがない。だから、そう言う意味では良い経験だったかも知れない。今日も娘には配布物を配るの付き合ってもらった。お手伝いありがとう、娘!

なんだかんだと忙しかったけれど、今日も無事に1日終了。娘のブラウスのアイロンも完璧だし、ビデオとデジカメの充電も抜かりない。明日は目いっぱい親馬鹿をさせてもらってこよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月09日(木) 友情めいたもの。赤ちゃん万歳!

今日は元同僚が産んだ赤ちゃんに会いに行ってきた。

元同僚は41歳。私がガツガツ図面を描いていた時代、一緒に頑張っていた同志だ。いまだから言える事だけど、当時の彼女は色々あって大変だった。離婚した後、精神的に不安定になって、今度は不倫に足を突っ込んで……と絵に描いたような転落人生。それでも生まれてからこのかたずっと地味に暮らしていた私からすると「リア充乙」としか言えないようなタイプで、10年以上に渡って途切れることなく友情めいた関係が続いているのが不思議に思う。私はなんだかんだ言って彼女が好きだし、彼女もそう思ってくれているのだと思う。

そんな元同僚は41歳で3人目の子を産んで、それはそれは幸せそうだった。かつて桐野夏生が「直木賞を取るよりも、40代で出産する方がずっと偉大だ」って言うよなうことを書いていて、当時の私は「それは謙遜し過ぎでしょう」と思ったものだけど、今なら分かる。40代で出産するのは偉大である……と。

元同僚の産んだ赤ちゃんは、それはそれは可愛らしかった。赤ちゃん万歳! どれくらい可愛かったかと言うと、アカン警察が来るレベルだ。アカン…あの可愛さはアカン過ぎる。今日は赤ちゃんの可愛さを存分に堪能させてもらってきた。そして……帰宅して迎えに行った4歳の娘が思い出込みで可愛く見えたのは言うまでもない。

長い人生は色々あって「駄目人間はずっと駄目人間っ」てのも真実だけど「駄目人間もキッカケがあれば変われるし幸せになれる」ってのも本当だと思う。ソースは元同僚。元同僚は現在のご主人と出会ってものすごく変わった(本質的な物は同じなのだろうけれど)し、幸せになった。元同僚が幸せに暮らしてくれていて、本当に嬉しい。

そんなこんなで今日は良い1日だった。夕方、町内会の用事でパタパタしていた明日以降は忙しくなりそうだけど、それはまた明日以降に頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月08日(水) 子育ての難しさ。唐突な寒さ。

ここ数日、哀しいニュースが多過ぎる。他人事とは思えず、なんとも言えない気持ちだ。色々と思うことはあるけれど、軽々しくは語れないし限られた文字数では、とても書ききれそうにない。

今日、娘は午前中保育のはずだったのだけど、インフルエンザで休園していたため今学期はずっと水曜日も午後保育がある。同じバス乗り場を利用している母親に「水曜日は娘と一緒にお昼を食べるの楽しみだったから、ちょっと寂しいわ」と話をしたら「そう? 私は息子と食事をするのが苦痛だから嬉しいわ」と言われて面喰ってしまった。

実はその親子とは何度か一緒に食事をしたことがある。彼女の息子は娘と同じ年なのだけど、私の感覚からすれば「ありえない」レベルで食事のマナーが悪い。しかし母親はガツンと叱らないのだ。娘も彼女の息子も4歳児だけれど、彼女の息子はイヤイヤ期絶頂の2歳児って感じ。「私だったらガツンと叱るんだけどなぁ…」と、いつも思っていたのだけれど「いやまてよ。自分の感覚が正しいってのは思い上がりだわ。子育ての方針って家庭によって色々だし」と気にしないことにしていた。「まぁ、母親があれで良いと思ってる訳だし…あそこのお宅はそれ良いんだろう」と思っていたので、なんだか意外な気がした。

子育てって結果がすぐに見えないから難しい。たとえば躾。娘は外に出して「すごく聞き分けが良いお利口な子だね」と誉められるのだけど、その躾が本当に良いのかどうかは激しく謎。今は良かれと思ってやっているのけれど、娘が成長した時「うちの親は厳し過ぎだった!」と中二病をこじらせないとも限らないのだ。「これが正解です」と言えないからこそ、人の子育てに口は出せない。

それはそれとして。子どもといるのが苦痛って聞かされて何と答えて良いか分からなかった。私も娘が3歳になるまでは辛い時があったので、全く理解出来ない訳ではないけれど。なんだか、もやもやしてしまった。

……と。もやもや話はこれでオシマイ。昨日の暖かさが嘘のように夕方から唐突に寒くなってきた。風の音が凄過ぎる。明日は元同僚の赤ちゃんの顔を見に行ってくる予定。本当なら1月中に行く予定だったのだけど、インフルエンザ騒ぎで伸び伸びになってしまっていたのだ。手土産に持って行くケーキも焼いたし、準備万端。3回も流れてしまっているので、今度こそ会いたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月07日(火) 耳鼻科卒業。

今日、娘の耳鼻科通いを卒業した。めでたい。

治療予定は「3ヶ月」とのことだったけど、途中で風邪をひいたりしたので4ヶ月弱通った。たった4ヶ月のことだけど、私と娘にとっては長い時間だった。主治医から「よく頑張りましたね。おめでとう」と言われた時は本当に嬉しかった。それは娘も同様。決して楽しい治療ではなかったのだけど、娘は1度もグズることが無かった。今日は「耳鼻科頑張り表」に特大のシールを貼って区切りとした。

ただ副鼻腔炎は何かのはずみで再発しやすいらしく「鼻風邪だと思ったらすぐに耳鼻科に来てください」とのこと。熱や咳がある時は小児科へ。鼻水が出たら「とりあえず耳鼻科」くらいの心構えが必要とのこと。くれぐれも忘れないようにしなければ。

そして、娘の耳鼻科の卒業の他にも、もう1つ良いことが。

私の鼻風邪もやっと治ってき。色々あって日記には書きそびれていたのだけれど、娘の鼻風邪が完治した頃に移ったらしく、先週末から散々だった。熱もなくただただ鼻水が出るだけの風邪だった。「鼻水が出るだけ」とは言うものの、しんどくないはずはなくて、昨日までは「生きるのに必死」な感じだったのだけど、今日あたりからやっと食事が美味しく食べられるようになった。今夜は夫が帰宅したら娘の完治を祝ってビールで乾杯したいと思う。

そうそう。明日は本当なら娘は午前中で帰宅するはずなのだけど、インフルエンザで休園していた分、水曜日も午後保育をするようとのこと。保育料の関係とか、色々あるのだろうけれど「別にしなくてもいいのになぁ」と思ってしまった。個人的に、水曜日に娘と一緒にお昼を食べるのって、けっこう楽しみだったりする。娘は幼稚園で友達と遊んでいる方が楽しいだろうと思うので、喜ばしいことなのだけど、ちょっと寂しかったりする。

そんな訳で明日は午後からも娘はいないし、私も元気になったしで、気持ち良く動けそうな予感。気になっていた用事を片付けていきたいと思う。巷ではまだまだインフルエンザが流行っているようなので、気を抜かずに頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月06日(月) 6回目の結婚記念日

昨日、2月5日は6回目の結婚記念日だった。夫との生活も7年目に突入。まずはメデタイ。

夫と過ごした6年間。俗に言う「夫婦の危機」は1度も無かった。仲良く暮らしているし、双方の実家との関係も良好だ。1人娘は元気に成長しているし、私はいまだ夫との暮らしに飽きていない。夫は6年経ったいまでも新しい発見のある人だ。

6年も夫と暮らしていただなんて、なんだか信じられないような気がする。この日記に何度も書いてきたし、これからも何度も書くだろうけれど、私は自分が結婚するとは思っていなかった。なのでいまだに「夫の妻」である自分、「娘の母」である自分が不思議でならない。他人から「奥さん」と呼ばれたり、娘から「お母さん」と呼ばれたりして、いまだに「ハッ!」っとすることがある。6年も経つのに、ちっとも慣れていないのだ。

夫との結婚生活が上手くいっているのは夫の努力の賜物だと思う。夫は実に良い夫だ。私達夫婦は結婚当初から「ラブラブ」とかそういう感じではなかったけれど、最初から「ものすごく気の合う部活の友達」みたいなノリだった。そして、その感覚は6年経った今でも全く変わらない。

昨日は結婚記念日だったのに特別な事は何ひとつしなかった。午前中、私は町内会の用事で出掛けていたので、夫と娘は2人で天王寺公園へ遊びに出掛けた。用事が終わり次第、私も後を追いかけて合流。お昼にお気に入りの洋食屋さんでランチを食べて、おやつにクリスピークリームドーナツを食べた。はじめて食べるクリスピークリームドーナツは眩暈がするほど甘かった。あれはあれで美味しいと思うけれど、1個食べたら胸いっぱい。甘い飲み物を飲みながら、ドーナツを2つ食べていた女子高生がやたら眩しく感じられた。

そんなこんなで6回目の結婚記念日は私達らしい過ごし方をした。6年もの間、仲良く暮らすことが出来たことに感謝を。本当にありがとう、夫! そして今日からはじまる7年目も楽しい日々であるようにと祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月03日(金) 渡る世間に鬼は…

節分の朝。布団から出るのに勇気がいる寒さの中、娘はカラーボールを包んだ膝かけを開いて、私が作った段ボール製のひよこが2羽あるのを見つけると「やっぱり、ひよこが生まれた!」と大喜びだった。無邪気に喜ぶ娘の姿に「昨夜、仕込んでおいて良かった」と嬉しく思う反面「それにしても、この子も4歳。本当に信じているのだろうか?」と少し不安になったりもした。

朝、全力で家事を片付けて9時に家を出発。耳鼻科へ出掛けた。娘が「ひよこちゃんも耳鼻科へ連れて行きたい」と、手提げかばんにひよこを入れた。外は寒くて今日もあちこち氷が張っていた。耳鼻科の待合室で順番待ちをしていたら、娘が小声で「ひよこちゃんはお母さんがYが寝てから作ってくれたの?」と聞いてきた。4歳になった娘は何もかも分かっていたのだ。でも分かっていてなお「楽しい遊び」として受け止めていた。4歳なのだから当然のことなのだとは思うけれど、なんだかちょっと嬉しかった。

耳鼻科の帰りは薬局前で娘を「サトちゃん」に乗せてからスーパーへ。昨日、飼い忘れていた寿司酢と干瓢を買った。なんだかんだでお昼前に帰宅。昼食を食べようとした時、娘が「お母さん、ひよこちゃんがいない!」と顔色を変えた。スーパーで鞄を持っているのを確認したのだけど、買い物をした後のことは覚えていない。スーパーに問い合わせをしたのだけれど、落し物は届いていないとのこと。「届いたら折り返し電話をします」と言ってくれたので、昼食を食べることにした。

昼食後は娘と2人で細巻きを作った。恵方巻って買うと高いし、小さい子どもには食べ難い。干瓢巻、胡瓜巻、魚肉ソーセージ巻、カニカマ巻、チキンカツ巻など。娘は味見に余念が無かった。干瓢を甘く炊いたのをパクパク。あれは味見ではなくつまみ食いだと思う。今年は細巻を作る型を用意したので、娘に手伝ってもらっても見栄え良く出来た。

……などと楽しい時間を過ごしたのだけど、スーパーから「届きました」の電話が無いので、娘と私は鞄を探す旅に出た。朝通った道を確認しつつスーパーへ。スーパーを一周してサービスカウンターで再度問い合わせるも、鞄は見当たらず。仕方が無いので駅前の交番に遺失物届を提出してきた。娘には「見つからなくても仕方ないよ。もし親切な人が拾ってくれたら見つかるかも知れないけれどね」と言い聞かせて帰路に着いた。

私は半ば諦めていたのだけれど、帰り道で自宅近くに流れる川の柵のところに、鞄が引っ掛けてあるのを発見。誰かが拾って引っ掛けてくれたのだろう。「渡る世間に鬼は無し」と言うけれど、本当に嬉しかった。見知らぬ方の善意に感謝。

そんな訳で気分良く帰宅。何の憂いもなく豆まきをして、夕食をとることが出来た。夕食は細巻きとイワシの塩焼きとお味噌汁。娘と作った細巻きはとても美味しかった。

そんなこんなで、バタバタしたりもしたけれど、良い1日を過ごすことが出来た。今週は娘とベッタリ家にいたけれど、娘は鼻風邪をこじらせることもなく元気でいてくれたし、毎日ご機嫌で過ごしてくれたので満足している。私はいささか草臥れ気味。週末はゆっくり過ごしたいなぁ……などと思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月02日(木) 氷と娘とヒヨコ。

寒波の到来でとても寒い。大阪も雪がちらつき、午前中はあちこちに氷が張っていた。「寒い寒い」と言ったところで、大阪の寒さは知れたもの。雪の被害が出ている地域のことを思えば文句など言っていられない。

娘は今日も休園で1日家にいた。今日は耳鼻科の休診日なので出掛けるところが無いなぁ……と思ったのだけど、実家に届け物の用事があったので、実家とスーパーのハシゴをすることに。私は寒さが苦手なので、本音を言うと家から一歩も外に出たくはなかったのだけど、娘を外に連れ出せたのは結果的に良かったと思う。

娘は道のあちこちに氷が張っているのを見て大喜びしていた。テレビや絵本の知識で「寒いと外に氷が出来る」ってことは知っていたようだけど、実際に見たのは初めてのこと。(厳密に言うと何度か見ているはずなのだけど娘は覚えていないのだ)そう言えば、私が子どもの頃は大阪にもよく氷が張っていて、氷を蹴りながら学校に行った覚えがある。そう考えてみれば「寒い」と言っても、それほどのものではないのかも知れない。

娘は今週ずっと友達から隔絶されて私と2人で過ごしているが、案外よろしくやっている。気ままに遊ぶ時間がたっぷりあるせいか、今までになかった遊びをはじめるので相手をしていても面白い。今日はソフトボール大のカラーボールを2個大事そうに持ってくると「これはヒヨコの卵なの。温めておいたら明日になったらヒヨコが出てくるから」と言って、カラーボールを膝かけ包んでで、話しかけたりしていた。寝る時も「絶対片付けないでね」と言って寝室に行ったので、膝かけに包まれたカラーボールは居間の片隅に置いてある。

仕方が無いので「明日生まれるはずのヒヨコ」を製作中だ。ヒヨコのイラストを段ボールに貼って立てて遊べるような物を作るつもり。今、2羽のヒヨコは段ボールに貼りついて糊が乾くのを待っている。

幼稚園は来週からなので、明日は家で豆まきをして、一緒に海苔巻きを作ろうかと思っている。寒いのもインフルエンザも嬉しくはないが、娘とこうやって過ごせる時間は私にとって宝物なのかも知れないなぁ……と思う。娘が成長してきたら四六時中一緒にいることなんて無くなってしまうだろうから。

明日は寒さが緩むとのことだけど、どうなのだろう。この寒さ、お年寄りや病気持ちの人にはさぞ辛いだろう。春が来るのが待ち遠しい。早く春が来てくれないかなぁ……なんてことを思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2012年02月01日(水) 躍起にならずに。

娘と2人きりで過ごす冬籠り生活3日目。気が付いたら2月に突入していた。

時間を持て余すだろうと思っていたのだけれど案外そうでもなかった。よくよく考えてみれば冬休みの生活と同じなのだ。もっともインフルエンザ流行のための休園期間なので、娘が喜ぶような楽しい場所には遊びにいけないのは残念だけど、娘も元気とは言え耳鼻科に通っている状態なので、出来るだけ無理はさせたくない……ってのが親の本音だ。

朝はいつも通り6時起床。朝食後、娘は教育テレビを観ながら1人遊び。私はいっきに家事を片付けて、9時になったら娘に軽いおやつを食べさせて耳鼻科へ。自転車で行くような距離なのだけど、あえて徒歩で出掛ける。診察の後は娘は薬局の前にいる橙色の象…サトちゃんに乗る。ちょっと甘やかせ過ぎかも知れないのだけど、気晴らしに…ってことで。スーパーで買い物。そんなこんなをしていたら、午前中はそれだけで終わってしまう。午後からは娘とベッタリ室内遊び。リカちゃん等のお人形遊びだったり、ままごとだったり、工作だったり。おやつを食べたらお風呂、夕食。ひと遊びして就寝。

毎日が規則正しく過ぎていて娘が幼稚園に行っている時とあまりペースは変わらない。明日は耳鼻科が休診日なので、何か特別なイベント(お菓子を作るとか、パンを焼くとか、大掛かりな工作に挑むとか)を考えてあげないと流石に時間を持て余すかも知れない。

そんなこんなで娘との冬籠り生活は意外と楽しかったりするのだけれど、なんだか激しく草臥れる。寒い中、午前中歩いて出掛けるだけで大量のエネルギーを消耗している気がする。。1人で歩けばそうでもない距離なのだけど、子どもを連れて歩くと時間もかかるし気も使う。自転車に乗せていけば簡単なのだけど、それだと娘のストレスが溜まり過ぎてしまうので、外遊びが出来ない分、それくらいは付き合ってやらないと……でも辛い。

読書のペースもがた落ちで、図書館で借りた本も期限内に読めるかどうか微妙な感じ。娘が寝た後は冬籠り前に出品したオークションの品物の手配をするので手一杯。そろそろ町内会の会計の〆の作業もはじめたいのだけど、そんな余力はどこにも無い。

色々と思うこともあるし、書きたいこともあるけれど、それが出来ないあたり、まさに冬籠りって気がする。だけど、ずっとこの状態が続く訳ではないので、躍起にならずにやり過ごそう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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白蓮 |MAILHP