白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2011年01月31日(月) 大阪国際女子マラソンと雪遊び。

昨日、日曜日は大阪国際女子マラソンの会場になっていた長居公園へ行ってきた。

目的はマラソン観戦……ではなく雪遊び。大阪国際女子マラソンの関連イベンで「スノーワンダーランド」という催しが開催されていたのだ。兵庫県の湯村温泉から運んできた雪で作った広場で子どもたちが遊べる……と言うもの。大阪育ちの娘は雪で遊んだことが無くて、雪遊びにずっと憧れていたのだ。

荷物に娘の着替え一式と靴を詰め込んで、私は背中と腰にカイロを貼って朝から突撃。開始時刻の30分前に到着したのだけれど、既に長い列が出来ていた。完全入れ替え制で私達は2回目の回で遊ぶことが出来た。並んでいる間の寒さは耐え難い物があったけれど、娘の喜びようを見たら、そんなの吹っ飛んでしまった。娘は雪で団子を作ったり、雪山によじ登ったり、臆することなく雪と戯れた。

雪遊びの後は速攻で会場を離れて娘の服を着替えさせた。足湯やご当地グルメの屋台も出ていたのだけれど華麗ににスルー。ちょうど日陰になっていて、留まっているには寒過ぎた。公園を散歩して、夫の馴染みの中華料理屋さんでお昼ご飯を食べて帰宅した。

マラソンは観戦しなかったのだけど、マラソン開始前の会場は白いロープが張られ、警備の人や警察の先導車が走ったりして、独特の空気が漂っていた。私は運動が大の苦手で、特にマラソンは大嫌いなのだけど「マラソンっていいなぁ」と思ってしまった。マラソンランナーのためだけに整えられた道を走るのはさぞ気持ちが良いのだろうなぁ。「ただの道」が「ただの道」では無くなって、マラソンランナーのためだけに存在するだなんて。マラソンって地味なスポーツだと思っていたけれど、ものすごく贅沢なスポーツなのかも知れないなぁ……なんて事を思った。

話は変わるが、娘は先週末に買ったディズニープリンセスの幼児用パズルをいたく気に入ったらしい。渡した日は自分で解くことが出来なかったのだけど、翌日には自分で出来るようになり、今ではサクサクと出来るようになった。やはり「お姫様」にしたのは正解だったらしく、とても気に入っているようだ。娘はピンク色のドレスを着ているオーロラ姫がお気に入りとのこと。スピードが上がってきたら、もう一段階難しいパズルを渡そうと思う。

寒かったけれどこの週末はなかなか充実していた。ちなみに昨夜の夕食はおでん。今日は粕汁を作った。寒いなりに楽しみを見つけて、苦手な季節を乗り切っていきたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

長居公園に設置された雪の広場。娘に雪遊びを体験させることが出来てありがたかったです。大人は入れませんでしたが、私自身も雪を知らずに育っているので見るだけでもテンションが上がりました。






2011年01月28日(金) 落ち着け、私。

最近、私の中で親馬鹿と言うか、娘への過剰な期待が膨らみ過ぎている。

小さい子どもの成長は凄まじい。教えたことは何でも吸収してくれるし、日々目に見えて進歩がある。娘が生まれた時「親が子のレールを敷くことはするまい」と堅く心に誓ったのに、ふとその事を忘れてしまいそうになる時がある。娘は赤ちゃん時代から体育会系で運動が好きみたいだ。やらせてみると、どんな事でもそつなくこなすので、ふと「体操教室とか入れてみたら伸びるのかなぁ……」なんな発想が頭をよぎったりするするのだ。

最近、娘は近所のお子さんから戴いた幼児用パズルにハマっている。だんだんスピードが速くなってきたので、もう一段階難しいパズルを買おうとネットで調べていたのだけれど、その時ふと「せっかくだから、日本地図の形とかにすれば勉強しながら遊べたりするかも」なんて思ってしまった。

……落ち着け、私。

そりやぁ、まあ。そういう知育系のパズルを与えてもそれなりに喜ぶだろうけれど、そこにトキメキがあるだろうか? 3歳の娘が日本地図を覚えて何の役に立つのだ? 結局、ディズニープリンセスのパズルを買うとにした。娘はまだディズニーアニメを観たことが無いのだけれど、それでも「お姫様」は好きらしいので、あれなら喜んで遊んでくれるだろうと。パズルは娘が寝た後に宅配便で届いたので、明日娘に渡すつもりでいる。喜んでくれると嬉しいのだけどなぁ。

娘は今、伸び盛り。だふん、何でもさせただけ伸びていくのだと思う。でも…だからって親の私が詰め込んではいけない。私の仕事は娘にお腹いっぱいご飯を食べさせて、たっぷり遊ばせて、笑わせて、娘がやりたい事の手助けをすることだ。私が娘をどうにかしよう……なんて思いあがらないよう気を付けなくては。たとえ3歳の幼児でも、娘には娘のやりたいことがあるだろうし、そのように進んでいくだろう。

それにしても今日も1日寒かった。公園へ行っても誰もおらず、今日も娘と2人きりで貸し切り状態の公園で遊んだ。最近のブームは「かくれんぼ」。茂みにしゃがんで隠れていたら、御近所のばぁ様に声をかけられてしまった。なんと言うか……悪いことをしていた訳ではないのだけれど、大の大人が茂みに潜んでいる姿を見られるのは気恥ずかしい物がある。

昨日、処方してもらった薬のおかげで湿疹は随分マシになってきた。ステロイドに頼るのは抵抗があるけれど、劇的に効くのだなぁ……あれは。ヘルペスの跡地に別の湿疹が出来るだなんて、ついてなさ過ぎる。週末も寒いとのこと。何をして過ごしたものかなぁ……と思案しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月27日(木) 皮膚科とボサノバ

今日は皮膚科に行ってきた。皮膚科に行くのは今月に入って3回目。うち1回が娘で、2回が私。掛かりつけの皮膚科の先生は超絶美人なので、その先生に逢いたくて……と言いたいところだが、単に調子が悪いだけ。

前回はヘルペスってことで薬を貰っているのだけれど、以降もイマイチ調子が良く無いので再診してもらってきた。ヘルペスの方は、ほとんど良くなっているそうなのだけど、ヘルペスの出ていた場所に今度は別の物が出てきていた。ステロイド系の塗り薬を処方されてた。早いところ完治してスッキリしたいものだ。

午前中は寒くて公園で娘を遊ばせる気にはなれなかったので、いつもは私の自転車で行っている皮膚科へ、娘の自転車で行ってみた。皮膚科の帰りにスーパーで買い物をして帰宅。大人の自転車なら、そうたいした距離ではないのだけれど娘にとっては、ちょっとしたサイクリング。「たまには私の自転車で行くのもいいわねぇ」と娘はたいそう満足げだった。

今日は何気にだるくてパッっとしない1日だったけれど、遠征先のスーパーで紀文の『魚河岸揚げ』を発見することが出来て嬉しかった。私は紀文の魚河岸揚げをこよなく愛しているのだけれど、いつも行くスーパーには紀文の魚河岸揚げが置いていないのだ。先々週の日曜日におでんをしたところではあるのだけれど、魚河岸揚げをゲット出来たので、この週末もおでんを作ることにした。日曜日はまた熱燗でキュッっといきたい。

最近、よくボサノバを聞いている。ボサノバの軽く気の抜けた感じがとても好きだ。ボサノバと言うと『イパネマの娘』が真っ先に思い浮かぶのだけど、あれを聞くとお湯が沸いたヤカンから湯気がたっている光景を連想してしまう。理由はよく分からない。

明日も寒いらしい。挫けず頑張ろう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月26日(水) 昔風の生活。今風の生活。

先週、食器乾燥機と電子レンジが一度に壊れてしまって、どちらも使えない期間があった。

食器乾燥機と電子レンジって、冷蔵庫や洗濯機ほど「無いと困る」家電ではない。あれば便利……ってレベル。洗った食器は布巾で拭けば良いのだし、料理や牛乳を温めるは鍋ですればいい。実際に、そういう生活をしてみると「まぁ、これはこれでやれるなぁ」とは思った。

食器乾燥機と電子レンジが無い間、なんだか時間がゆっくり流れている気がした。

いつも効率を考えて「早く用事を済まさなきゃ」と思って動いているのだけれど、そういう気持ちが無くなって、かえってのんびり過ごすことが出来た。1つ1つの作業がとても丁寧になっていて昔の主婦はこんな感じで家事をしていたのかなぁ……などと感慨に耽ってみたりもした。

あれは、あれで悪く無い生活だ。

しかし、その分効率が悪くて時間がかかったのも事実だ。いつもは「早く家事を終わらせて少しでも娘と遊ぶ」をモットーにして動いているのだけれど、作業効率が下がると少しずつ時間が押してくる。結局何が犠牲になるかと言うと「娘と遊ぶ時間」だったり、「自分自身がのんびりする時間」だったりする。昔風の丁寧な生活には憧れるけれど「田舎のねずみと都会のねずみ」の童話ではないが、私はやっぱり便利な物は活用して家事をすすめる方が性に合っているように思った。

「昔の人は大変だった。今は何でも便利で恵まれている」と言われるけれど、昔の生活は昔の生活で良い部分もあったんじゃないかなぁ。自分に合っている物を取捨選択していくことが、日々を気持ち良く過ごすためのコツなのかも知れない。

そして今日は、効率重視で午前10時までにに全力で家事を済ませて、午前も午後も娘と遊び、娘を7時に寝かせて……現在に至る。今日も寒かったけれど明日はもっと寒いとのこと。寒さに挫けず頑張らねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月25日(火) 夫とF

どうしたものだか夫はFの動向に過剰に反応する。

Fは私の高校時代からの友人で夫には関係の無い(と言っても過言ではない)人間だ。Fは人懐っこい女なので、何度か我が家に泊まったこともあるし、夫を交えて食事をしたりしたこともある。でも……だからって、夫がFに激しく思い入れをするような関係を結んだとは到底思えない。

それなのに夫はFのエピソードを聞いたり、近況を知ったりする度にFの駄目っぷり辛辣な態度を取るのだ。しかし、その半面やたら同情的と言うかFの気持ちに沿った発言をしたりする。夫はいつもFの事になると「あなたはFが嫌いなのか、味方なのかどっちやねん!」と突っ込みたくなるような、バランスの悪い反応を寄越す。

先日、夫に「どうしてFに妙な思い入れを持っているの?」と率直に聞いてみた。夫は「俺はギリギリのところで踏みとどまっているけれど基本的に、そっち(Fの立場)側の人間だから」と答えた。そして「白蓮さんには分からないだろうけれど、Fさんが頑張らなきゃいならいのに頑張れなかったり、自堕落な生活を止められない気持ちは俺にはよく分かる」と付け加えた。そう言えばFも以前、夫に「自分と似た匂いを感じる」と言っていたっけか。

しかし夫は「俺はギリギリのところで踏みとどまっている」と言ったけれど、実際、表面的に見ると夫とFは全然違う。でも、たぶん彼らが感じるように本質は似ているのだろう。では、一体、夫とFの決定的な違いは何なんだろう? Fの病気の悪化を知ってから、ずっとそのことについて考えている。

Fは昔から大切な場面で頑張れない人間だった。今までは「馬鹿だなぁ…」と笑い飛ばしていたのだけれど、今回ばかりはFの命がかかっているので笑い飛ばすことは出来ない。もう、なっちゃった物は仕方ないとしても、Fの今後を思うと「今度こそ頑張って欲しい」と思わずにはいられないのだ。Fが持病と付き合っていくには徹底した自己管理必要なのだけど、ちゃんとやれるのかどうか正直不安で仕方が無い。Fのご両親はもっと不安なのだと思う。1年ぶりにお会いしたFのお母さんは吃驚するほど老け込んでいた。

夫にあってFに無い物って何なんだろう?

私はFが自分を大切に出来ないことや、ちゃんと頑張れないことが哀しくて仕方が無い。力になれないのが悔しくてならない。「今回はちゃんとやれよ!」と祈らずにはいられない。グチグチ書いたところで、どうしようもない事を書いてみたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月24日(月) 観覧車に乗る。

この週末の土曜日は1年以上ぶりに梅田へ行った。目的は娘をHEPの観覧車に乗せること。こう寒いと遊びに行くネタも尽きてきて、たまには街遊びも良いだろう……って事で。

1年以上ぶりに訪れた梅田は街の様子がすっかり様変わりしていて浦島太郎のようだった。大阪駅周辺は再開発が進んでいて、テレビやなんかで知ってはいたが、実際に見たのは初めて。変わりように驚くやらワクワクするやら。もっとも、たかだか1年くらいの話なので、全てが変わってしまった訳ではなく懐かしい風景もそこここに残っていた。

HEPの観覧車に乗るの初めてでは無かったのだけど実に楽しかった。高いところから景色を見ると気持が晴れ晴れとするものだななぁ。私も夫も先週は色々あって気持ちが暗い方へ引っ張られ気味だったので、行って良かったと思う。娘は「赤くて可愛い観覧車だねぇ」とご満悦だった。

日曜日は地元で買い物をしたり公園や図書館へ行ったりして地味に過ごした。娘に新しいブーツを買うことが出来たのが何よりも良かった。娘のブーツは今シーズン2足目。1足目はもう履き潰してしまっていて、新しいのを探していたのだけれど、シーズンも終わりのせいか、どこに行って品薄で娘の足に合うブーツが見つからずにいたのだ。

そして今日は壊れていたオーブン機能付き電子レンジの修理が完了した。思っていたよりも早く修理してもらえて良かった。繋ぎで買った単機能の電子レンジは義母が「簡単なら使ってみるわ」と楽しみにしてくれている。万事丸く収まった。

なんだか先週からずっと色々なことがあって、気持ち的なところで下がり気味だったけれど、今週はしっかりと立て直していきたいと思っている。日記に書くことで整理したいこともあるので、少しずつでも書けたら良いのだけれど。とりあえず今週も頑張っていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

HEPの観覧車から見た景色。良いお天気で気持ちが良かったです。前回、乗った時、娘はお腹の中にいたのだなぁ……と思うと感慨深い物がありました。









2011年01月21日(金) 1年ぶりの再会。

今日は1年ぶりにFと会ってきた。正確には「1年以上ぶり」。

分かっちゃいたけど、正直ショックだった。顔が病人の顔だったんだもの。1年前を思えばグッっと老けた見えたのは体調ゆえだと思う。まぁ、老けたのは私もお互い様なのだけど。

娘はFはFのお母さんに目いっぱい構ってもらってご機嫌だった。お昼はハヤシライスを戴いて、デザートお土産に持参したロールケーキを食べた。Fのお母さんが家庭菜園で育てている大根や水菜や小芋をどっさり戴いて帰宅した。

Fは人工透析を嫌がっていて出来るだけ先伸ばしにしたいと思っているようだった。まぁ…Fの気持ちは分からなくもない。一度人工透析を初めてしまったら、もう元には戻れないのだから。しかし、あまりギリギリまで引き伸ばしていて倒れてから緊急に…なんて事になって場合は、命の保証はないとのこと。腎臓移植の話なども出ているらしい。だけど、こっちも「あげる」「ありがとう」ってな訳にはいかないのだ。

娘が寝てから色々考えていて、ちょっと泣いてしまった。

Fの家族が何を言おうと、私が何を言おうと、病気と向き合うのはF自身。とにかく頑張って欲しいと思う。喜びも哀しみも生きているからこそ……なのだ。ものすごく自分本位な話だけど、私は自分の友人には長生きして欲しい。一緒に年を取っていきたいと思う。

……と、Fの事ばかり考えていた訳ではなく、今日はFの家に訪問した帰りにホームセンターに寄って、修理待ちの電子レンジの代わりに4980円の電子レンジを買ってきた。電子レンジは結構重くて、車に乗せるのも家に入れるのも大変だったけれど「お母さん、頑張って」と娘から声援を受けつつ、なんとか無事に持ち帰ることが出来た。

今夜、夫は新年会の予定だったのだけどトラブル発生で今夜は徹夜で対応とのこと。夫は「Y(娘)が休みを楽しみにしているから明日は遊びに行こう!」と変なテンションになっているけれど、明日はちょっと休ませてあげたいと思っている。明日はどうやって過ごしたものかなぁ……と考えつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月20日(木) 駄目な時ほど食べなくちゃ。

今日も1日寒かった。そして1日バタバタしていた。

壊れた電子レンジの修理は午前中に来てくれた。素早い対応でありがたかったのだけど……生憎とメーカーから部品を取り寄せしないと修理出来ないとのこと。しかも部品の取り寄せには、けっこう時間がかかるらしい。数日ならともかく、そんなに長く電子レンジが無い生活をするのは、ちょっと辛いものがある。

実は昨夜、夫と相談して「もし修理に時間がかかるなら単機能の安い電子レンジを買おう」って手筈になっていた。幸い、近くのホームセンターのセールで4980円で電子レンジが売っている。新しく買った電子レンジは、修理が終わり次第夫の実家に持って行って使ってもらうことしよう……と。夫の実家の電子レンジは旧式で、しかも義母は「使い方がよく分からないから」と言って何年も使っていていないのだ。安物ながらも単機能の電子レンジなら義母でも使えるかも知れないので、我が家は修理した電子レンジを使って、義母に新たしい電子レンジを使ってもらおうという手筈。

電子レンジの話はさておき。修理の人は早々に帰っていったので、娘を連れて公園へ行き、Mさん親子と待ち合わせをした。今日も寒風吹きすさぶ中での外遊び。まぁ、それでも同志がいると心持ち頑張れる感じ。

お昼は成り行き上、Mさん親子を家に招いて皆でスパゲッティを食べた。鳥ガラみたいに痩せたMさんに、ちゃんとした食事を食べてもらうことが出来て非常に満足。じゃりん子チエの、おばあはんも言っていたではないか「寒い、ひもじい、もう死にたい、不幸はこの順番できますのや」と。

人は駄目な時ほど食べなくちゃいけない。お腹が一杯の時に泣いたり怒ったりするのは難しいものだ。まぁ、一食ぐらいちゃんと食べたって、どうにもならないだろうけれど、Mさんに一食でも楽しそうに食事をしてもらえて良かったと思う。人が美味しそうに食事をしている姿は良いものだ。まして自分の作った物を食べてくれているなら、なおのこと。

そして午後からは近くのホームセンターに電子レンジを見に行った。間の悪いことに今日に限って、あてにしていた実家の車が使えなかったため、娘と2人で自転車で行ったのだけど、電子レンジは想像以上に大きくて、自転車で持ちかえるのは無理だった。仕方が無いので何も買わずに帰宅した。骨折り損の巻。

電子レンジは明日、Fに会いに行った帰りに買って帰ろうと思う。Fと会うのは1年以上ぶり。Fの病院の都合で短い時間しか会えないから、大した話も出来ないだろうけれど、顔を見て話が出来ればそれで良いと思っている。明日もバタバタしそうだし、もう1日張り切っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月19日(水) 続く時には続くのだ…

今日は我が家の家電の受難の日だった。

午前中は食器乾燥機が壊れた。食器乾燥機は結婚当初に購入した。最近、調子が悪いのは分かっていたので「ついに来たか……」って感じだった。食器乾燥機なんて無くても家事は出来るのだけど、あったらあったで優れ物。料理をしながらジャブジャブ洗い物をしても、食器や鍋は次々と勝手に乾いてくれる。狭い台所の強い味方なのだ。まぁ、しかし使用頻度も高いし、元値も高くなかったので、修理は諦めてアマゾンでポチっと注文した。最近、家電でもアマゾンが最安値だったりすることが多い。恐るべしアマゾン。

朝のルーティンワークを片付けて最寄りの公園で娘の友達親子と待ち合わせ。強風の吹きすさぶ中、子どもたちを放牧して皆で帰宅。お昼は我が家で賑やかに食べた。たこ焼き器で作るホットケーキパーティなど。ホットケーキのペースはホットケーキミックスに豆腐を混ぜた物。ウィンナーなバナナやチーズを入れてたこ焼きの要領で焼いた。ホットケーキだけでは栄養バランスが……ってことで、野菜ポタージュとデザートに林檎。大人はカフェオレ。午後からは暖かい室内でゆっくり遊んだ。

そして夕方。オープン電子レンジが壊れた。

今日は朝から煮込みハンバーグを用意していて「さあ、温めよう」とて、煮込みハンバーグをレンジに入れたら、いつまで経っても出来あがらない。電子レンジの起動音はしていたのだけど、何故か温まらないのだ。煮込みハンバーグはトースターで温めて食べることに。電子レンジは2年前に買った物で「5年補償」に入っていたので、明日の午前中に修理に来てもらうことになった。しかし食器乾燥機と違って、電子レンジが使えないのはこの時期、相当厳しい。朝のカフェオレを温める事も、冷凍ご飯を解凍することも出来ないなんて。とりあえず修理してもらえる事になっているけれど部品を取り寄せる必要があれば日数が掛かるとのこと。明日、修理が出来ると良いのだけれど。

そんなこんなで今日は朝からバタバタしていた。明日も電子レンジの修理が来たり、娘の友達親子と遊ぶ予定があったりしてバタバタしそうな予感。明日は電子レンジの修理もあるし本音を言うと、娘と家でのんびり工作でもして過ごしたいところなのだけど、Mさんってばリストカットしちゃってて放っておけないのだもの。Fのことでもガックリきたが、Mさんのことも心配だ。

まぁ、私はMさんの身内でもなんでもないので、ガッツリ踏み込むつもりはないけれど話を聞くくらいは出来るので。そして娘の友達のH君は赤ちゃんの頃から見ているので「我が子と同様」とまでは言わないけれど多少なりとも情が湧いている。Mさんには、可愛い我が子のためにも自分を大切にしてもらいたいのだけどなぁ。

なんだか色々と草臥れたので、今夜は甘い物でも食べて元気を出そうと思う。明日も頑張るぞ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月18日(火) 便りが無いのは……

昨夜、ものすごく久しぶりにFから連絡があった。

Fは私にとって大切な友人だけど一昨年の年末に会ったきり会っていない。昨年は1度だけ「弟が結婚した」メールがあったが、それ以外は「誕生日おめでとう」のメールでさえ返事がなくて、ほとんど音信不通状態だった。心配しないではなかったのだけど「便りが無いのは良い便りと言うし、FはFでよろしくやっているのだろう」と思っていた。

……が。便りが無いのは良い便り……とは限らない。

Fから電話を貰った時、不意に一昨年のことを思い出した。Fは一昨年の春に身体を壊して帰郷したのだけれど、それからずっと音信不通になっていた。そして突然電話がかかってきたのだけれど、その時の電話の内容は「入院します」だったのだ。「また入院?」と問うと「ある意味、もっと悪い…」とF。なんとFは持病が悪化して人工透析をしなければならないかも知れない……と言うのだ。検査の結果次第では来月から人工透析がスタートするとのこと。

情けないやら、哀しいやら、腹が立つやら。

持病の悪化はある程度仕方が無いことだって事は理解している。しかし私はFの性格を知り過ぎているだけに、持病の悪化の大きな原因がFの不摂生だって事が手に取るように分かるのだ。話を聞いてみると、やはり…としか思えないところが。今まで連絡が無かったのも「いつ言い出したものかと思っていたら、ギリギリになってしまって」って事だったらしい。嫌なことを先延ばしにするFらしい話だ。

どうしてFは自分を大切に出来ないのだろう? 私の感覚からすると信じられないことだ。でもFのようなタイプの人間がいるってことは理解出来る。私の亡父も、かつて「これ以上不摂生していたら死ぬ」と分かっていてもなお、摂生することが出来ない人だったから。

とりあえず金曜日にFの様子を見に行くことにした。

本当に情けない。友人ではあるけれど、Fは人とし色々駄目過ぎると思う。でも私はFの方から離れていかない限り、Fとはトコトン付き合うつもりでいる。弟が事故で指を切断して瀕死の状態だった時、翌日東京から新幹線に乗って来てくれた日のことを私は一生忘れないから。Fは色々駄目過ぎる人間だけど、私にとってかけがえのない友人なのだから。

……まぁ。でも今は相当頭にきている。でも、なっちゃったものは今さら何を言っても仕方が無いので、とりあえずFの話を聞いてこようと思う。それまでに頭を冷やしておこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月17日(月) おでんと熱燗

この週末は全国的に寒かったとのことだけど、私の住んでいる大阪もご多分に漏れず寒かった。

そんな中、我が家の居間(畳)と台所に間に、間仕切り代わりになるロールスクリーンを設置した。我が家は築40年。先代、先々代が改装に改装を重ねた家なので、間取りだったり使いまわしが、ちょっと変。恐らく、元々は居間と台所の間に間仕切りがあったのだと思うのだけど、引っ越ししてきた時にはすでに無かった。今まで暖房費がかかるし、それでもなお寒い……という状態を許容してきたのだけど、ついに間仕切りを導入したのだ。本当はちゃんとした間仕切りにしたかったのだけど、それだと費用が掛かってしまうので安価なロールスクリーンを購入。

ロールスクリーンの効果は素晴らしい! ロールスクリーンを下すだけで居間がとっても暖かい。もっとも台所は極寒になってしまうのだけど、それはまぁ我慢する方向で。娘がバタバタする日中はロールスクリーンを上げて、食事中や娘が寝た後の時間はロールスクリーンを下ろして生活するようになった。ちょっとした出費だったけれど、暖房費の削減になると嬉しい。

日曜日は数年ぶりに「おでん」を作った。

おでんは好きなのだけど、娘が食事をするようになってから1度も作ったことが無かった。離乳食時代の娘は食べさせるのが大変だったから、毎食「少しずつでも良いから色々な物を食べさせる」ってことに情熱を燃やしていたので「おでん」なんかすると青い野菜が入らないし、かといって別に作るのも面倒だし……ってことで、ずっと敬遠していたのだ。しかし娘も最近では何でも食べてくれるので、以前ほど食事の組み立てに気を使わなくなった。なので「おでん」もようやく解禁。

久しぶりに食べたおでんは絶品だった。家族でおでんの土鍋を囲んで、私と夫は熱燗を飲んだ。普段はビールを飲むのだけれど「おでんには日本酒か焼酎でしょう!」って事で。最近、草臥れ過ぎていてアルコールを飲む気になれず週末も飲まずにいることが多かったのだけど、熱燗は美味しく飲むことが出来た。熱燗が苦手だったのだけどなぁ……。年齢による嗜好の変化なのか、週末の寒さがそうさせたのか理由のほどは分からない。

この週末は他にも色々用事をこなしたり、娘を遊びに連れて行ったりと、精力的に過ごした。

1月は「行く」2月は「逃げる」と言うけれど、1月もやっと半分を過ぎた。私は寒さが苦手なので、毎日寒さにうんざりしているけれど、そうこうしながら春が来るのだろうなぁ。まだまだ寒い日も多いだろうけれど、頑張っていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月14日(金) 娘と私の特別な夜。

娘は今春の幼稚園入園へ向けて、やたら張り切っている。

その上、娘を可愛がってくれる小学生のお姉ちゃんに憧れていて「YもMちゃんみたいに素敵なお姉ちゃんになのたい」と「お姉ちゃん」を意識していて何かにつけて「Mちゃんは1人で○○が出来る」ってことを引き合いに出して、何でも自分1人でやりたがる。そして、とうとう昨日は「1人で寝る」と言い出した。

娘は3歳3ヶ月。昼間は完全にオムツが取れているが、夜はまだオムツをはいている。しかも夜は「夜泣き」と言うほどではないけれど「恐い夢をみた」とか「お母さんがいない」(←自分が私に背を向けて寝ていただけ)と、泣いたりする。そんな娘が1人で眠れるはずもないのだけれど「大丈夫よ。だってYはもうすぐ幼稚園に行くお姉ちゃんだもの」と自信満々。揚句「Yが1人で寝たって言ったら、お父さんも吃驚するねぇ」と意気揚々。

仕方が無いので1人で寝かせることにした。寝室へ連れて行き、ベッドに寝かせて「寂しくなったらお母さんを呼んでね」と階下に降りた。寝室にはベビーモニターを設置しているので、階下にいても娘の様子は分かるのだ。最初の5分間はゴソゴソと寝がえりを打つ音がしたのだけれど、突然静かになってしまった。15分経っても静かなままだったので「まさか寝てしまった?」と気になって寝室に行ってみると……

ベッドの真ん中に寝かされたままの姿勢で、目をパッチリ開け天井を見つめている娘の姿があった。娘は私の姿を確認するやいなや「無理だった。無理だった」と号泣。「寂しかったの?お母さんって呼んでくれたら、すぐ来たのに」と言うと「我慢してたの〜」と娘。

……可愛過ぎるじゃないか。たまらないじゃないか。

娘にも自尊心があり、意気揚々と「1人でも大丈夫」と公言した手前、私を呼ぶことが出来なかったのだろう。娘は私に抱きしめられてもなお「涙がとまらないの」と、ずっと泣いていた。ホッっとしたのと、悔しいのと色々な感情が入り混じっていたのだろうなぁ。娘は泣くだけ泣いて、階下に降りてお茶を飲んだあと、いつものように私にしがみついて眠りについた。

昨夜の出来事は私の心の中のアルバムに永久保存した。娘はいま「親離れしたい」って気持ちと、自分自身の限界との狭間で葛藤している状態なのだと思う。そして昨夜のような事を繰り返しつつ私の手から離れていくのだろう。昨夜は私にとっても娘にとっても特別な夜になった。

「お母さん」と呼んでもらえる立場になることが出来て、子どもを育てることが出来て幸せだなぁ……とつくづく思う。色々なことに感謝しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月12日(水) 寒さに挫ける。

子どもは風の子と言うけれど、子どもって、どうして寒くても平気なのかなぁ。今日は1日寒かった。それでも娘は元気だった。当然ながら外遊びバンザイ。ミノムシのように着込んで寒さに耐えた。

土曜日から薬を塗っているヘルペスは今のところ回復した感はあまり無い。「ちょっとマシになったかも?」と思ったりもする瞬間もあるけれど、夜になったらまた活性化していたりして。もともと、放置していても治る物らしいのだけど、早いところ治まってもらいたいものだ。

寒さのせいか、いまいち元気に欠ける。日中、クタクタになるほど動いている訳ではないのだけどなぁ。精神的には充実しているのだけど、草臥れ過ぎて日記を書こうって気になれない。取りあえず……とPCに向かってみたものの、言葉が出てこない。明日は、まともな日記が書きたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月11日(火) ヘルペスデビューとか色々。

ここのところ、ずっと悩まされていた謎の吹き出物は、ヘルペスだった。38歳ヘルペスデビュー。これから長い友として付き合っていこうと思う。

3連休初日の土曜日。娘を夫に任せて皮膚科に行ってきた。事前にネットで調べていて「こりゃぁ、ヘルペスっぽいな」と思っていたのだけれど案の定だった。ヘルペスは1度かかると完治しないとのこと。体調を崩すと出やすいらしい。がっかりと言えばがっかりだけど、考えようによっては「ヘルペスが出たら疲れているのだから無茶するな」ってことなので、今後の人生において頑張り過ぎない目安として、丁度良い物を手に入れたのかも知れない……と思うことにした。

そして皮膚科の先生は相変わらず美人だった。あの先生の美人度を上手く伝えられないのが残念でならない。小説の登場人物レベルと言っても過言ではない。小説の主人公なら恋に落ちるであろう完璧な美人。あんな美人は滅多とお目掛かれない。新年早々、眼福であった。

この3連休は地味に色々な用事をこなしたのだけど、いっとう楽しかったのは娘の幼稚園グッズのお買い物。地元のショッピングモールへ足を運んで、お弁当箱だの、コップだの、ハンカチだのを買い込んできた。夫から「白蓮さんが値札を見ずに買い物をする姿を初めて見た」と言われるほど豪気に買った。普段の買い物は「とにかく安い物」を選んでしまうけれど、娘の幼稚園用品は無駄遣いではなく、絶対に必要な物なのだし、3年間使う物なので、安さよりも「納得のいく品物」を選びたかったのだ。久しぶりに心踊る買い物だった。

週末から大崎善生の『ユーラシアの双子』を読んでいる。上下巻の上を読み終えたところ。題名からして、エキセントリックな恋愛小説なのだろうと思っていたのだけれど、違う路線だったので驚いた。今のところ面白く読んでいるのだけれど、どんな風に着地するかが楽しみだ。

そして今日は午前も午後もブッチギリで外遊び。雪が降るかもレベルで寒くなるとの予報だったけれど、想像していたよりも暖かくて助かった。娘は始業式を終えて帰ってきた小学生男子達とずっと遊んでいた。今日は「探偵」という遊び(関西では探偵と呼ばれているけれど地域によっては呼び方が違うかも)をしていた。鬼ごっこの変化形のような遊びなのだけど、娘はゴマメながらもいっぱしに走り回っていた。まったく、娘の体力の伸びの順調さには驚かされる。

そんなこんなで今日も草臥れる1日だった。友人から美味しいお菓子を戴いたので、夫が帰宅したら、とっておきの紅茶を淹れて戴こうと思っている。明日らかの日々に備え、甘い物を食べて早めに寝よう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月07日(金) 八朔、八朔。また八朔。

ここのところ頻繁に吹き出物と言うか、湿疹のような物が出来ている。

いつも同じ場所に出来て、落ち着いたと思ったら再発する……というパターンの繰り返し。しばらく治まっていたのだけれど、今朝から復活していて「それ、ヘルペスじゃないの?」と指摘された。ネットで調べてみたら、そうとしか思えないような症例がわんさか。明日の朝イチで皮膚科へ行ってこようと思うのだけど、お正月休み明けなので診察しているかどうかは微妙だけれど。休診だったら連休明けにでも。

自分を疎かにしているつもりはないのだけれど、よくよく考えてみればもっと早くに皮膚科を訪れるべきだったと反省。娘だったら、こんなに放置するなんてありえない話。自分自身のことは「この程度なら、まぁ…いいか」と思いがちだけど、自分を大事にすることは、結局のところ家族を大事にすることにも繋がるのだから、こういうところは改めていかなくては。

話は変わるけれど、いま我が家の冷蔵庫にはタッパーに詰め込まれた八朔に占拠されている。

夫の実家に年始の挨拶へ行った時、八朔を大量に戴いてきたのだ。夫の実家の庭には八朔の木があって、毎年戴いているのだけれど今年は例年以上にどっさり戴いた。義母が「誰も貰ってくれないので刻んでゴミに捨てている」と言ったからだ。義母の育てる八朔は酸味が強いがとても美味しい。我が家では喜んで食べるのだけど、義母自身は八朔が嫌いとのこと。そして今年の八朔は例年以上に酸味が強くて持て余していると嘆いていたので、ドサッっと戴いてきたのだ。

……とは言うものの、今年の八朔の酸っぱさは尋常では無かった。そう言えば夏の猛暑の影響か、夫の実家の庭の果物達は八朔だけでなく他のも何某か変だった。

あまりにも酸っぱ過ぎるので、皮を剥いて軽く砂糖をまぶしてタッパーに詰めて食べている。砂糖を添加するのは反則のような気もするけれど、そうでもしなければとても食べられそうに無い。砂糖がけにした八朔はそのまま食べても美味しいし、プレーンヨーグルトをかけて食べても美味しい。

……美味しいのだけど八朔を剥くのは大変だ。八朔は皮がしっかりしていて剥きにくいのだ。一刻も早く八朔を食べつくして八朔剥き地獄から逃れたい。いつもならご近所にお裾分けするのだけれど、あんなに酸っぱい八朔ではとてもご近所には配れない。

そんな訳で、ここのところ毎日八朔を剥き続けている。八朔はビタミンが豊富で風邪の予防にも良いらしい。頑張って剥いて、頑張って食べよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月06日(木) 寒い1日。

今日は、なんだか草臥れた。燃え尽きた感さえある。

最近、なんでも自分でしたがって「お姉ちゃんだから!」を連発する娘の名言。「3歳のお姉ちゃんだって甘えたい時があるのよ」……存分に笑わせてもらった。(もちろん私の心の中で)。これは年齢を変えて幅広く使えそうだ。「38歳のおばちゃんだって……」なんてね。

今年初めて図書館へ行った。年末に借りた本は1冊も読めないまま返却。そして今日借りてきたのは大崎善生の新刊2冊と雑誌1冊。娘は絵本4冊。散歩がてら歩いて行って、行きと帰りに公園で遊んできたのだけれど、公園はとても寒かった。歩いている分には平気なのだけど、同じ場所でに留まっているのは厳しい。

それにしても寒い1日だったなぁ。1月なのだから当たり前なのだけど。ふと『森は生きている』を読みたくなってしまった。12の月の兄弟達の中で冬の兄弟達は年配者揃いだったけれど、冬の寒さは「老練」とか「円熟」とか、そういう言葉を連想させる。

書きたい事が色々とあるのだけれど上手く書けそうにないので、なんだかまとまりが無いままに、今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月05日(水) ブロッコリーの想い出

ご近所の方から国産の立派なブロッコリーを戴いた。

ブロッコリーを茹でていたら、不意に私が茹でたブロッコリーが好きだと言ってくれた人のことを思い出した。堅過ぎず、柔らか過ぎず丁度良い具合で茹でられている……と。しかし私は特別にロッコリーを茹でるのが得意と言う訳ではない。堅過ぎる時もあれば、柔らか過ぎる時もある。多分、その人が食べるブロッコリーを茹でる時は細心の注意を払っていたから、いつも丁度良い感じで茹であがっていたのだろう。言うなれば、その程度の仲だった…って事だ。もしもこれがどんなに好きな相手でも、心を許して気安い関係だったなら、そんな風にはならなかっただろう。もう2度と会うことはないだろう人なのだけど、幸せでいてくれたらなぁ……と思う。

人間関係って不思議だなぁ……と思う。突っ込んだ付き合いが出来る人と、そうでない人との違いって何なんだろう? あるいは付き合いが長続きする人としない人の違いって何なんだろう?

大人になると学生時代の時のような濃い人付き合いは出来なくなってくる。仕事だったり家庭の事情だったりして、そうそう自分の人付き合いにだけ時間を裂くことが出来ないから。それでも付き合いが続く人は続くものだし、短時間での会話やメールのやりとりでも深く心を通わせて親しくなることだって出来る。

年賀状が出揃うこの時期になると、自分の周囲の人間関係の変遷を思わずにはいられない。「あんなに親しかったのに、すっかり没交渉になってしまったなぁ」って人もいれば「いい関係になってきたなぁ」って人もいる。出来ることなら一度作った人間関係は大切にしたいと思うのだけど、途切れる時ってのは結構あっけなかったりもする。

昨夜は年賀状や住所録の整理をしたり寒中見舞いを作ったりした。年末年始は自分自身の人間関係を再確認する時期でもある。自分の今の立ち位置や、それまで歩いてきた道程を忘れないようにしなくては。

……などと、あれこれ書いていたらものすごい勢いで霙が降ってきた。どうりで寒い訳だ。今日は公園で遊んだけれど、明日はちょっと無理かも知れないなぁ。今夜は温かくして寝よう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月04日(火) 仕事始め。

我が家は今日が仕事始め。夫はいつもの時間に家を出た。

私と娘もお正月モードから日常生活へ。今日は朝からスーパーへ食糧品の買い出しへ。すっかり空っぽになった冷蔵庫に食料をいっぱい詰め込んだ。明日が仕事始めの人も多いのか、朝イチのスーパーは何時になく空いていた。帰宅して娘におやつを食べさせていたら実家からSOSのメール。急遽、車を出して実家の母を買い物に連れて行った。

昼食はおせちの残り。おせちはつつがなく食べ切ることが出来た。今年のおせちは例年よりも美味しく出来たような気がする。娘は栗きんとん、黒豆、酢れんこん、小芋が美味しかったらしい。私の実家はおせち料理を作る家ではなかったのだけど、お年始に行った先で食べるおせち料理が大嫌いで「お正月の料理は美味しくない」と思っていたため「子どもはおせち料理が嫌いな生き物」と思い込んでいた。なので娘が「おせち料理大好き!」と言ってくれるのがとても嬉しい。

午後からは公園へ。取りあえず寒さのピークは過ぎたのか、外遊びも差ほど辛くはなかった。まだ通常モードに戻っていないせいか公園は閑散としていた。

そうそう。忘れないうちに「今年の目標」を追加しておかなくては。今年は「やりたくない事はやらない」って事を頭において行動しようと思っている。こんな事を目標にするのは人としてどうかと思うのだけど、ここのところ「どうせなら楽しく生きたい」という気持ちが強くなっていて、無理して頑張りたくないと思っている。

もちろん「やりたくなくてもやらねばならない事」は確実に存在するし、それらから逃げようとは思っていな。自分自身で「やらねばならない事」と認識しているのなら、それは本当の意味で「やりたくない事」では無いと思っている。説明するのが難しいのだけど「付き合いたくない人とは無理につきあわない」とか「気のすすない事には手を出さない」って感じだろうか。今年は自分がやりたく無いと思う事は徹底的に排除して「やりたい事」や「やらねばならない事」に力を入れていきたい。

お正月明けのせいか今日は調子が出ないまま1日が終わってしまった。娘も必要以上に甘えん坊でグズグズ。長い休みの後は大人も子どもも自分のペースを取り戻すのに時間が掛かる。今週はあれこれ思い詰めずに、ゆっくりとペースを戻していこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月03日(月) お正月三が日。

1月3日。今朝は雑煮に飽きてきたのでパンを食べてしまった。

今日の朝食はトースト、バナナのヨーグルトがけ、カフェオレで朝ご飯。デザートに林檎。関西風の白味噌雑煮って嫌いじゃないけれど、個性が強すぎて食べ飽きるのも早い。白味噌はまだ少しばかり残っているのだけれど、料理に使うなり、いつものお味噌に合わせて使うなりしていこうと思う。

昨日はちょっと遠出の初詣に出掛けた。大阪市内にある『あびこ観音』というお寺まで。お寺なので初詣ではなく初参りかな。混み合っている有名どころに行くのもしんどいし、かといって寂し過ぎるのも嫌だし……ってことで選んだのだけど、ほどほどに賑わっていて楽しかった。娘もいっぱしに、おみくじを引いて木にくくりつけたり、屋台でスマートボールをしてみたりして楽しんでいた。

お昼はマクドナルドへ。娘は人生初のマクドナルド。ファーストフード系のお店にはあまり連れて行きたくないのだけれど、子どもも成長してくるとテレビのCMだったり、友達の影響だったりして、そういう場所に行きたがる。娘は憧れのマクドナルドに連れて行ってもらって大興奮。「いつも来るわけじゃないよ。たまにだよ」と説明すると「お正月だからマクドナルドに来てもいいの? お正月だから?」と連呼。ちよっと恥ずかしかった。娘にとって生まれて初めて食べたチーズバーガーは至福の味だったらしい。ま、年に1〜2回なら良しとしましょう。

夜は実家の家族を呼んでスキヤキ。滅多にしない贅沢料理。みんなで美味しく楽しく食べた。そんなこんなで正月2日は朝、おせち&雑煮。昼、マクドナルド。夜、好きや焼き。…と、高カロリーな1日だった。

今日はお昼も夜もおせち料理を食べるつもりでいる。出来れば今日であらかた食べてしまいたいのだけど。軽くうんざりしながらおせち料理を食べるのもお正月って感じがする。

この年末年始は『ロケみつ』の再放送を録画して少しずつみている。『水曜どうでしょう』のサイコロの旅も面白かったけれど『ロケみつ』も面白いなぁ。こういう番組を観ていると、無性に知らない街を旅してみたくなってしまう。独身の頃は仕事で知らない場所へ行くたびに「もしもこの土地で暮らすとしたら…」という妄想に耽っていたものだ。ひとところに根を張って暮らしている今の生活は、私の中ではそうとう意外な感じだ。人間って状況によって変化する生き物なのだと思い知らされる。

今、娘と夫は公園へ遊びに出掛けている。私は家事を済ませて、しばし休憩。午後からは娘と外に出掛けるつもり。のんびり過ごすお正月は楽しいけれど、明日からは普通の生活がはじまるのだし、そろそろ生活ペースを戻していかなくてはなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2011年01月02日(日) あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始、実に穏やかに過ごしています。

大晦日は娘のことは夫に任せて、おせち作りとお正月準備に専念ていました。夫と娘は2人でデート。電車で難波まで足を伸ばして、ボーリングなどしてきたとのこと。夜は蕎麦すき鍋を食べて午後10時就寝。大晦日は除夜の鐘を聞きたかったのですが、日中頑張り過ぎたせいで起きていられませんでした。

昨日、元旦はおせち料理とお雑煮を食べた後、地元神社に初詣。その足で夫の実家に新年のご挨拶。義兄一家も交えて楽しいひと時を過ごしました。夜は夫婦でヲタクな時間を満喫。遅ればせながらDVDで『涼宮ハルヒの消失』を観ました。ハルヒの舞台になっている場所は私が青春時代を過ごした場所でもあるので、いちいち見知った場所が出てきて、甘酸っぱい気分にさせられました。

今年のお正月は家族揃って元気に新年を迎えることが出来て嬉しく思っています。春からは娘は幼稚園入園。私の生活パータンも大きく変化しそうです。ここ数年は毎年「育児に振り回されるだけでなく自分を磨かねば…」と思ってきましたが、実のところ全く出来ていません。しかし今年は娘の幼稚園入園という大きな転機の年となるので、本腰を入れて自分の身の振り方について考え直したいと思っています。

そして今年は早春に義母が膝の手術をすることになっています。普通に歩けるようになるまで、少し時間が掛かるので、落ち着くまではバタバタしそう。義兄一家と協力しつつ頑張りたいと思っています。

今年も色々なことがあるだろうけれど、家族揃って元気に過ごしたいものです。良い1年であるようにと祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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