白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2010年04月30日(金) 黄金週間にしたい事。

明日から黄金週間。夫の休みは旗日通りなのだけど、それでも連続して5日間も休みがあるのは嬉しいことだ。

我が家は旅行に行く予定も無いので、地元で過ごすことになりそうだ。明日は義母と一緒に堺市にあるハーベストの丘(観光牧場)へ遊びに行く。娘は動物好きなのできっと喜んでくれるだろう。そして、もう1日は実家の家族を招いて食事会。鉄板焼きをする予定。

……と、5日間も休みがあるのに予定は2つしか入っていない。しかも食事会は夕方からなので、日中はまったくのフリー。どこへ行って、何をするかは気分次第。ここ最近、娘が「お船に乗りたい」と熱望しているので、どこかに船に乗りに行くかも知れないけれど、それについても具体的な事は何も決まっていない。娘と夫はお天気が良ければ外に出ずにはいられない性質なので、たぶんお弁当を持ってどこかへ行くことになるのだろうなぁ……と思っている。

しかし家族の予定とは別に、私は個人的に「やりたい事」がある。せっかくのお休みなのでケーキを焼きたいな……と。

お菓子作りは雨の日のお楽しみだったのだけど、娘は最近、雨が降ってもレインコートを着て飛び出してしまうので、ゆっくりとケーキを焼くチャンスが無いのだ。凝った物を作るつもりは無いけれど、焼き立てのケーキと美味しい紅茶とで午後を楽しむ日が1日くらいあったって良いんじゃないかと思う。実はこっそり生クリーム等の材料も購入済だったりする。この際、簡単なチーズケーキやチョコレートケーキでも良いので、たまには、おままごとちっくな時間を楽しみたい。甘い物を食べると言う意味では、手作りよりも買ってきたケーキの方が美味しいのだけど、それはそれ。これはこれ。お菓子作りにはロマンがあるのだ。

黄金週間にしたいことが「ケーキを焼く」だなんて、なんだか地味だなぁ……と思わなくもないけれど「普段出来そうで出来ないこと」をするのも休日のお楽しみだと思う。実現するかどうかはさておき、ささやかな野望として記しておく。

もしかしたら日記は遠ざかってしまうかも知れないけれど、明日から5日間。楽しく過ごしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月29日(木) 水溜りダイブ!

今日は黄金週間初日。夫の休みは「旗日通り」なので、大連休にはならないけれど、週の半ばの貴重な休日。特に予定は立てていなかったので遠出をするつもりは無かったけれど、楽しい1日にしたいとワクワクしていた。

家族で遊びに行って帰宅した後、1から食事を作るのが辛いので、休日はたいてい朝のうちに夕食の仕込みをある程度済ませておく。今日も今日とて仕込みはバッチリ。寒くもなく暑くも無く「さぁ、今日はどうしよう?」と夫と相談していた矢先に、夫の携帯に不穏なメール。トラブル発生とのこと。夫はそのままバイクで出勤。仕方が無いので娘と2人で休日を過ごすことになった。

……と言っても結局のところ休日が平日になったと思えば、なんてことはない。気を取り直してスーパーへ買い出しに出掛けた。娘が「自分の自転車で行く」と主張するので。娘を子供用の自転車に乗せて、私が自転車を押してスーパーへ。娘の自転車で買い出しへ行くと、荷物を抱えて歩いて帰らないといけないのが難点だけど「お父さんと遊ぶ気満々」だった娘の気持ちを考えると、これくらいお安い御用。

帰宅して近所の男子達と最寄りの公園へ。公園は昨夜の雨で水浸しだった。小学生男子達は水溜りを避けて、上手く遊んでいたけれど、娘と1歳年上の男の子は水溜りへ突撃してくてウズウズ。「今日はお鼻が出てるからビチビチ水遊びはしない」と約束したにも関わらず、娘は水溜りへダイブしてしまった。娘も友達も頭から足元まで泥水でビショビショ。2歳児と3歳児に広大な水溜りを見せておいて「水遊びしちゃ駄目」と言う方が間違っているよなぁ……と諦めた。今しか出来ない遊びなのだと覚悟を決めて、しばらく水遊びをさせた。

風が強くなってきたのを期に撤収。娘は当然「まだ帰らない」と大泣きしたが、小学生の男子達が、追いかけっこを装って娘を上手く誘導して家まで送り届けてくれた。気の効く男子達に感謝。速攻で娘を風呂に入れ、服も靴も洗ったのは言うまでも無い。

母親の立場としては、泥水の水溜りで水遊びなんて勘弁してもらいたい……ってのが本音だけれど、正直ちょっと羨ましかった。あんなの……楽しいに決まっている。ビチャビチャ足を踏みならしながら水溜まりの中へ突撃して、寝転んで……。大っぴらに「泥水で遊んでもいいよ」とは口が裂けても言いたくないが、こういう遊びもアリだと思う。

ちょっと残念な休日だったけれど、娘にとっては決して悪い1日では無かったと思う。それにしても娘の遊びは日を追うごとに大胆になってくるなぁ。娘には異議を申し立てたいところが無いではないが、娘の遊びに付き合うのは母の務めと諦めたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月28日(水) ダンゴムシくんの新居。

一昨日から我が家の一員となった「ダンゴムシくん」は、昨日仮住まいのお砂場バケツから、新居に引っ越した。

しかし、昆虫を飼うプラスチックケースの購入には、いささか苦労させられた。100均、スーパー、ホームセンター。どこを探しても無いのだ。それらの店は夏になると昆虫関連の商品を置くけれど、それ以外の季節は需要が無いので置いていないとのこと。ダンゴムシくんをくれた娘の友達のお母さんに「うちは、いつもここで買っているの」と大型ペットショップを教えてもらった。だが、そこはとてもじゃないが自転車で行ける距離では無かったので、わざわざ自動車に乗ってプラスチックケースを買いに行った。ケースの値段は280円。たかがプラスチックケースを1個買うのに自動車に乗る羽目になるとは。

昨日は雨だったのだけど、午前中は降っていない時間もあり、雨の降っていない時間を見計らって娘と2人で公園へ行き、ダンゴムシくんのために土を少しと、大き目の石と枯葉を拾って帰ってきた。ダンゴムシくんはメデタク新居に引っ越して、我が家の玄関先で元気に暮らしている。私は今後、ダンゴムシくんが天寿を全う出来るよう、真摯に世話人の任務に取り組みたいと思う。

今日は1日中、娘に振り回されていた。午前5時半起床。午前中は市が主催の幼児教室。午後は1時〜5時まで外遊び。昨日、雨で遊べなかった恨みを晴らそうとするかのような遊びっぷり。元気なのはありがたいけれど、付き合うのが大変だ。娘が7時過ぎに寝付いた後も、草臥れ過ぎてボンヤリと無為に時を過ごしてしまった。しかし、ずっとボンヤリしているのも勿体ないので、そろそろ紅茶とチョコレートを傍らにゲームでもして私も自分の時間を楽しむかなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。

ダンゴムシくんの新居。正確にはダンゴムシくん達。3匹います。ダンゴムシくん1匹1匹に名前はついていません。今朝、確認したら石の下と枯葉の下に張り付いていました。ダンゴムシも飼ってみると可愛いものです。





2010年04月26日(月) ダンゴムシを飼う。

今日から我が家はダンゴムシを飼うことになった。飼い主は私ではなく娘。私は世話人ってところだろうか。

娘は「Yちゃんは、いつもメンズに囲まれて楽しそうねぇ」と言われるほど、男の子に囲まれて暮らしている。メンズと言えば聞こえがいいが要するに男子(ダンスィ〜)だ。女の子もいるのだけどインドア派が多く、娘はどうしても男子達に交じって遊ぶことになる。よく遊ぶのは1歳年長の男の子と、その兄達(小2&小4)。そしてお隣の小3男子。彼らはなかなか度量が広く、娘が後を追っかけても、それなりに相手をしてくれる。

今日は帰り際に、娘は斜め向かいのお宅からダンゴムシを貰った。娘は「ダンゴムシくん可愛い〜」と喜んでいたが、正直なところ私はちっとも嬉しくない。「今から公園に土を取りに行けないし……飼うとなると餌もいるし……」とモゴモゴ言っていると、小4男子が親切にダンゴムシの飼い方を教えてくれた。彼は生き物が大好きで、常に数種類の虫を育てている虫博士だ。ダンゴムシは長期間で無ければ土が無くても大丈夫。食べ物はキャベツやイリコなど。乾燥は厳禁とのこと。娘は「Yはキャベツあげる〜」と大張りきり。お砂場セットのバケツにダンゴムシを入れて帰宅した。

玄関にダンゴムシの入ったバケツを置いて、娘にキャベツをちぎって渡したら、娘はご満悦でダンゴムシ入りのバケツにキャベツを投入して幸せそうに眺めていた。そして私は「土が無いし…」と言ったのだけど、台所の小さい植木鉢で育てている青ネギのことを思い出し、青ネギの土を少量取ってダンゴムシのバケツに移した。そして、明日はダンゴムシを飼うためのちゃんとしたケースを買いに行こうと娘と約束した。ネットで調べてみたけれどダンゴムシを飼うのは難しくなさそうだ。

しかし……私は覚悟を決めた。

1度、生き物を飼うのを許したが最後、それはどんどんエスカレートしていくに違いないのだ。私は今、ダンゴムシどころか娘を育てるだけで精一杯。余計な生き物を飼うのはゴメンだが「家で生き物を飼いたい」と言う娘の情熱を止めることが出来ようか? 自分だって通ってきた道だと言うのに。ここはもう……腹をくくるしか無いだろう。

だけど娘よ。2歳にしてペットを飼ってもらうだなんて、ちょっと生意気過ぎやしないか?

明日は雨とのことだけど、早速ダンゴムシのためのケースを飼いに行ってこよう。丁度良いのが見つかるといいのだけど。今後、生き物を飼うための覚悟は出来たけれど、飼育するのに高度な技術がいる物や、簡単に増殖する物は出来るだけ遠慮したいなぁ。娘の周囲の男子達はけっこう高度な生き物を飼っているので要注意だ。まずは私自身がダンゴムシから慣れていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月25日(日) 1人で過ごす日曜日。

日曜日。夫と娘は2人でサッカーの試合を観に行ってしまった。

夫は「たまには白蓮さんをゆっくりさせてあげたいから」と、夫は娘を連れて午前10時に家を出た。ここのところ夫の仕事に振り回され気味だったので、気を使ってくれたのだと思う。せっかくの休日なのだから夫こそ、のんびりしたら良いのに……と思う気持ちもあったけれど、甘えさせてもらうことにした。

最近、娘はやたら甘えん坊で私にベタベタひっついてばかりいるのに、夫と2人でサッカーに行くかと聞いたら「行く!お利口に出来る!」とハイテンション。娘は過去2度ばかり家族でサッカーの観戦をしていて、その楽しさは知っているのだ。「お父さんの言うことを聞いてお利口にしててね」と夫て娘を送り出した。父娘でお昼を食べて、公園で遊んで、サッカーを観て、夕方帰宅するとのこと。

娘を夫に任せたことはあるけれど、これほどまで長時間なのは初めて。実のところ、ちっょと寂しいくはあるけれど、何かあった時のために慣れておいてもらうに越したことはない。娘も夫も2人で長時間お出掛け出来たら自信がつくんじゃないかと思う。

そんな訳で私は突然、自由時間を手に入れた。

これだけ長時間なら映画にだって行けるし、ウィンドウショッピングだって出来る。ゆっくりお洒落ランチを楽しむのも良いなぁ……と思いつつ「娘がいない時にこそ片付けたい用事」があったりして、自転車に乗って買い出しに出掛けた。スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、野菜の直売所とあちこち寄って帰宅。帰宅後は換気扇の掃除をした。ずっと気になっていたのだけれど平日はなかなか手が出せなくて、汚いのが分かっていたのに黙殺していたのだった。懸案事項が1つ片付いて満足、満足。

昼食は自宅で簡単に。私は誰かのために台所に立つのは苦にならないけれど、自分1人のためだと「何もしたくない」ってタイプ。昼食後は片付け物などして、やっと一息ついた。板チョコを齧りつつ、大ぶりのマグカップにたっぷりとカフェオレを作って、夫と娘が帰ってくるまで「1人の時間」を満喫するつもり。

……幸せ過ぎる。

夫も娘も大好きだけど1人でいる時間も大好きだ。結婚したって、母になったって、私には私の世界がある。その世界はたとえ家族であっても共有することが出来ない。気兼ねなく過ごせる時間を作ってくれた夫の気遣いに感謝。夕食は豚肉と野菜で味噌鍋にするつもり。夫と娘はトラブルもなく楽しく過ごしているようなので、彼らが帰宅するまで私も楽しく過ごさせてもらおう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月23日(金) 青汁と娘

最近、日中のテレビ稼働時間が少しずつ増えてきた。

娘が1歳代の頃は「娘にはあまりテレビを見せない」ってことに気を使っていたけれど、娘も2歳になり厳格さが無くなってきた。今でも日中、テレビを付けっぱなしにすることはないけれど(そもそも天気の日はたいてい外に出掛けている)、それでも娘の好きな幼児番組以外にもニュースを見たり、夫の好きなスポーツ中継を見たりすることがある。

一般的に子供はCMが好きだと言われるが、娘もご多分に漏れずCMが大好きな幼児だ。お気に入りのCMはいくつかあるけれど、娘がいっとう気に入っているのはヤズヤの「養生青汁」のCM。先日、ついに「Yも青汁飲んでみたい」とまで言い出した。「今なら無料サンプルをお届けします」ってのを聞いて欲しくなったらしい。

私は健康食品の類はあまり信用しておらず、青汁を買う気は無く、サンプルを貰うつもりも無かったが、娘の熱意に負けてサンプルを取り寄せてみた。CMでは「美味しい」とか「飲みやすい」と言っているけれど、所詮は青汁。子供の喜ぶ飲み物では無いだろうし、娘も1回飲めば満足するだろう。サンプル希望の電話をかけた時「お子様には牛乳に溶かすと飲みやすいですよ」と聞いていたのだけれど、娘は牛乳が大好きなので、あえて大人と同じ作り方で青汁を作って飲ませてみた。

娘は「美味しい!」と、ごくごく飲み干した揚句、テレビのCMと同じように「飲みやすかった」と満面の笑み。「また飲みたい」とのこと。私も飲んでみたけれど、たしかに癖の無い味で、野菜スープとか青菜系の煮浸しの味に通じるものがあり、娘にとって馴染みのある味だったのかも知れない。その上、娘はジュースを飲む習慣が無いので「お茶、牛乳、豆乳以外の飲み物」ってだけで、充分素敵に思えたのかも知れない。それにしてもCM効果恐るべし。

青汁の話はさておき。今週は雨が降ったり、寒かったりで、いつもより1週間が長く感じられた。来週から黄金週間突入。昨年の今頃はもっと軽やかな服装をしていたはずなのに、我が家ではいまだ冬服が頑張っている。周囲では風邪が大流行中。もはや「お願いだから暖かくなってちょうだい」と祈りたくなってしまう。来週は暖かくなるみたいなので期待したい。もう寒いのは充分満喫しました……などと弱音を吐きつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。

小手鞠の花。この花を見るたびに「小手鞠」だなんて可憐な名前をつけた人は凄いセンスの持ち主だと思う。綺麗に撮れなかったのが残念だけど、近くでみると小さな手鞠の集団って感じ。雪柳には無い可憐さがお気に入り。








2010年04月22日(木) スタバのカード

夫が会社から参加したセミナーでスターバックスコーヒーのプリペイドカードを貰ってきた。

プリペイドカードは1000円分。「太っ腹なセミナーだねぇ」と私。「まぁ、こう言うのも営業なんだろうね」と夫。ちなみにスターバックスコーヒーと夫の仕事は何ら関わりは無い。たぶん「仕事の息抜きに、どんどん利用してね」ってアピールなのだと思う。

「せっかくだから出掛けた時に使おうよ」と夫。その言葉を聞いて私は俄然テンションが上がってしまった。私はスタバよりドトール派。しかも娘を産んでからは数えるほどしかスタバに行っていない。最近はお出掛けしても、もっぱらお茶持参。出掛ける場所も都会ではなくアウトドアばかりで、スタバに行くようなシュチュエーションなんて滅多にない。スタバでコーヒーを飲んだのは確か娘がまだ離乳食を食べていたか、もしくは授乳中だったか(娘が抱っこ紐で寝ている好きに入店した)だと思う。そんな娘も今では2歳6ヶ月だ。

最近は娘も随分と聞きわけが良くなって外食等にも慣れてきた。静かなレストランに連れていくのは無理だけど、ファミリー向けやオープンカフェのような場所なら連れて行っても問題は無い。「久しぶりに何を飲もうかなぁ……」とワクワクしていた私だったが、大変なことに気づいてしまった。スタバへ行けば、娘も同じように何某か飲みたがるに違いないのだ。夫に「このカードは平日に使って。普通の喫茶店だったらホットミルクを飲ませるけれど、スタバではYの飲める物が無いよ」と言ったところ、夫が「いやいや、キッズメニューがあるんじゃないの?」と言うので調べてみたら、スタバにもちゃんとキッズメニューが用意されていた。

私の中でスタバは大人が行く店……って言う思い込みがあり、家族で利用すると言う発想が無かったので、キッズメニューがあるのは以外だった。これで私も久しぶりにスタバのコーヒーが飲める。娘も大人と同じ容器で中身は牛乳な訳だが)一人前扱いしてもらえたら、きっと喜ぶに違いない。

いつ行くかも決めていないのだけど、なんだかワクワクするなぁ。いつだったか日記に「唐突にスタバの飲み物が飲みたくなった」ってことを書いた覚えがあるのだけれど、実現出来るとは感無量だ。何を飲もうか悩ましいことだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月21日(水) 子離れの難しさ。

今日、市が主催している単発の幼児教室に行ったら、顔見知りのお母さんから「一緒に幼稚園見学に行こう!」誘われて、その場の勢いだけでOKしてしまった。いずれ、行かねばならないのだし連れがいても問題は無いのだけれど、ああいう物は単独で行くものだと思い込んでいたので面食らってしまった。

顔見知りのお母さん(以下Kさん)から「白蓮さんは、どんな幼稚園がいいの? どこか見学に行った?」と、質問されたのだけど「……いや。あまり頑張ってない感じのところがいいかな…と。まだ、どこも見に行っていなくて」と、モゴモゴ。Kさんは「お弁当が少なくて給食が多いってところだけは譲れないから!」とのこと。私はむしろ幼稚園弁当に憧れていたので「へぇ。そんな人もいるんだ」と新鮮だった。しかし私の住んでいる地域の私立幼稚園は手作りお弁当は週1回程度のところが多いとのこと。ちまたではキャラ弁とかが流行っていて、幼稚園児の母親はお弁当作りに命懸けになっているのかと思っていたので、軽く拍子抜けしてしまった。

娘はこの秋、3歳になる。私の住んでいる市の公立幼稚園は2年保育なので、私立幼稚園の3年保育、または来春から保育所の入園を考えている。本当のところ、もう少し娘とのんびり過ごしたい気持ちもあるのだけれど、近くに同世代の友達が少ないので3年保育を決断した。娘は活発な子で「公園に行っても誰もいない」という状態だと物足りないようなのだ。

来年から娘とベッタリ一緒にいられないのかと思うと寂しくてならない。

最近、子供が親離れするよりも、親が子離れする方が難しいんじゃないかなぁ……と思うようになった。娘は今でこそ私にベッタリだけど、いざ集団生活に入ったら、私の感傷とは無関係にアッサリ溶け込んでしまうだろう。娘は可愛くてたまらないけれど、娘を愛情で縛り付けるような親にはなりたくない。「良い親」になりたいとまでは言わないけれど「まぁまぁの親」くらいにはなりたいと思う。

幼稚園にしても保育所にしても、そろそろ本腰を入れて調べなくては。私としては、のびのびと遊ばせてくれるだけで充分なのだけど、私立の幼稚園も保育所も、鼓笛隊だの幼児英才教育だの頑張り過ぎているところが多いのが悩みどころ。

そんなこんなで私と娘がベッタリひっついて過ごすのも、あと1年を切ってしまった。娘が成長してから後悔しないよう、今のうちにしっかり抱きしめて、全力で遊んでおきたいと思う。そして春から娘が通う場所探しの方も頑張っていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月20日(火) 新タマネギの青いとこ。

昨夜は夕食のオカズに新タマネギの青い部分を煮浸しにした。

地元の野菜直売所で新タマネギを買ったら「タマネギ」の部分から出ていてる青いネギ(?)が付いていた。今まで食べたことの無い食材だったのだけど、わざわざ付けて売っている…って事は食べられるはず。一昨夜は中華風鍋だったので、少しだけ入れてみたのだけれど、中がとろ〜んと柔らかくて美味しかったので、今度は人参とシメジを入れて煮浸しにしてみた。激しく地味なオカズなのだけど、娘も喜んで食べていて、なんだか以外だった。

新タマネギからニョロっと出ている青い部分が食べられるなんて、37年間生きてきて初めて知った。今まで、そうやって売っているのを見た事さえ無かったので仕方が無いのだけれど、今まで損しちゃってたような気さえする。一般の八百屋さんでも、青い部分を付けて売ってくれたら良いのになぁ。輸送コストとか、日持ちの関係で無理なのだろうか?

大阪は朝から雨。

娘は鼻炎で鼻水気味。雨の日恒例の「レインコート着て、長靴はいて、傘差してお散歩」の際「今日はお鼻チッチが出てるから、長靴をはいていても水溜まりでビチャビチャしちゃ駄目。水に濡れてお熱出たらお外に遊びに行けないからね」とキツく申し渡したら、水溜まりまで来ると、ゆっくりゆっくり慎重に足をおろして進んでいた。約束したことを、ちゃんと守れたことが嬉しかったのと同時に「そこまでして水溜りに入りたいんかい!」と心の中で突っ込みを入れた。彼女にとって雨の日の水溜りに突撃するのは、ものすごく大事なことらしい。

4月も後半に入ったと言うのにお天気が定まらない。昨年の今頃はもっと暖かかったのだけど。午後から雨が上がったので公園へ行ったら、藤の花が咲き始めていた。曇天の下、雨に濡れた藤の花は、やけにエロティックでドギマギしてしまった。色気とは縁の無い生活をしているくせに、何かの拍子にエロスを感じることがある。

今年は「春らしい」日を満喫しないうちに春が終わってしまうような気がする。薄ら寒い日が抜けたら、暑くなっているんじゃないかなぁ。周囲には体調を崩している人がやたらと多い。大人も子供も。私自身、いまひとつな感感じ。来週には黄金週間が控えているのだし、無理せず乗り切っていきたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月19日(月) トメトメしい話

近所に気になる子がいる。

同じ筋に住む小学校2年生の女の子。可愛らしい顔立ちでいつも素敵なお洋服を着ているのだけど、私と娘が彼女の家の前を通りかかると憂鬱そうな顔で家の前いる。「Yちゃん(娘の名)はいいなぁ。いつもお母さんと遊んでばっかりで」とか「習い事(ピアノ、水泳、英語etc)嫌だなぁ」とか、彼女の口から出るのは子供らしからぬ愚痴ばかり。母親からキツく言われていて、家の前でしか遊べないらしく、公園へは姿を見せない。娘と一緒に遊びたいらしいのだけど、娘は公園や、子供達がワイワイ遊んでいるところへ行きたがるので、彼女とは滅多に遊ぶ機会が無かった。

昨日、娘とお向いの親子(3歳男児)とで筋向こうの公園へ行こうとしていたら、彼女に会った。昨日は母親も外に出ていた。彼女が珍しく「私も一緒に公園へ行きたい」と駄々をこねたのだけど、母親は「お母さんは用事があるし家の前で遊んでいなさい」との1点張り。私とお向かいの人とで「私達が一緒に行くし、帰りも家まで送り届けるから」と申し出て、彼女も一緒に公園へ行くことになった。

実は私。彼女が小学校2年生だってことを昨日まで知らなかった。無邪気に遊んでいる姿を見たことが無かったので「小柄だけど、もっと大きいお姉ちゃん」だと思っていたのだ。なので彼女が娘と一緒に遊びたがるのが不思議で「妹が欲しいとか、そういうノリなのかなぁ」と思っていたのだけれど、彼女は純粋に遊びたかったのだって事に、はじめて気が付いた。

公園では砂遊びをしたり、果てはエスカレートして泥んこ遊びをしたのだけれど、私は彼女の遊びを見ていて胸が詰まってしまった。彼女は吃驚するほど砂遊びスキルが低いのだ。砂遊びと言っても大きい子になればなるほど、クリエイティブな物を作ったり、ごっこ遊びをしたりするものだけど、そう言う遊び方は知らないようだった。それでも彼女は娘と並んでヨーグルトの空きカップに砂を詰めたりして、楽しそうに遊んでいた。

たっぷりと遊んだ後、手を洗わせて彼女を家に送り届けた。その途中、彼女は何度も何度も「もし、家に帰ってお母さんが買い物に行ったりして、いなかったらYちゃんの家に行ってもいい?」と聞いていた。「いいよ。お母さんがいなかったらね」と返事したものの、もちろん彼女の母親は家にいて、その場でお開きとなった。

他所は、他所。うちは、うち。人の子育てに口を出すのはトメトメしいことこの上ない。だけど……だけど、私は彼女の親に言いたくてたまらない。「勉強も大事かも知れないが、自分の子供が毎日どんな表情で暮らしているのか気付かないのか!」と。

ご家庭ごとに教育方針があるのだし、育児なんて何が正しくて何が間違っている…という指針はあって無いようなもの。しかも私は初めての子育て真っ只中で、人様に意見出来るような人間では無いのだけれど、子供が憂鬱そうな顔をしているのを見るのはやり切れない。

ものすごく気になって仕方が無いのだけれど、どうしようも無いことなのだから、あまり情を移さないようにしよう……と、頭では理解しているのだけど、彼女の顔を見るとやっぱり辛いんだなぁ。気にするのもほどほどにしなくちゃ……と自分に言い聞かせつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月18日(日) 玄関掃除。

本日、日曜日。娘と夫は2人でデートに出掛けた。

今週はお天気が悪いとの予報なので、食料の買い出しに行くつもりだったのだけど、娘はどうしても行きたい場所があると言うので、休日だと言うのに珍しく家族が別行動を取る事となった。娘に「お父さんと2人で大丈夫? お利口に出来る?」と聞いたら「お利口に出来る!」と頼もしいお返事。朝食後、娘と夫は2人電車に乗ってデートに出掛けた。

娘がいないなんて滅多に無いことなので、私は張り切って玄関掃除など。恥ずかしながら我が家の玄関はいつも砂だらけ。毎日のように掃き掃除をしてるいのだけど、今日は盛大に水を流してゴシゴシこすった。たまには玄関も水を流して掃除がしたいのだけど、娘がいると大水遊び大会になり兼ねないので、寒い間はずっと自粛していたのだ。久しぶりに玄関から埃っぽさが消えて、スッキリした。

玄関が綺麗だと心なしか気持ちがシャンとするように思う。

安売りスーパーの開店時間を待って買い出しへ。その後、野菜の直売所にて大量の野菜購入。新タマネギ、ニラ、ほうれん草。直売所の野菜はひと束が大きい上にスーパーよりも安い。地元の野菜で全てを賄うのは無理だけど、野菜が高騰している今は特にありがたい存在だ。これで、この1週間は雨が続いていも大丈夫。

帰宅して昼食の準備をしていたら、娘と夫が帰宅。3時間ぶりに家族そろって昼食を食べた。娘は「いっぱいお利口だった!」と大得意だったけれど、あちこちで駄々をこねていたらしい。どうやら「お母さんはダメって言うけど、お父さんなら……」と言う甘えがあったらしい。娘、2歳6ヶ月。最近、いっぱしに悪知恵が付き、人をみて行動するようになってきた。面倒と言えば面倒だけど、これも成長と思えば嬉しいことだ。

食後、娘は15分のテレビタイム。午後からは夫と交代して、私と娘とで外へ遊びに行く予定。今日は良いお天気なので、思い切り身体を動かしてこよう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月16日(金) 最近のニュースを観て思うこと。

最近、子供の虐待死のニュースが多いような気がする。

なんかもう…いたたまれない。私は基本的に子供が好きなので独身の頃から、この類のニュースを聞くたびに憤っていたのだけれど、娘を産んでからは殺された子が可哀そう過ぎて泣けてくる。

実際、子育てをしてみると楽しいことばかりでは無い…ってことくらい承知している。特に周囲に助けてくれる人がいなくて孤立無援で子育てをしている母親の話を聞くと、他人事ながら「なんとか助けてあげたい」と思ってしまう。

私は実家の近くに住んでいるものの、その理由は「実家の近くにいると甘えられるから」ではなくて「近くにいないと助けてあげられないことが多いから」だ。夫と結婚する時に出した条件は「母との同居か、もしくは実家の近くに住んでくれること」だった。実家の母は病持ちの上に足が悪いので、甘えることは出来ないのだ。なので育児に疲れて虐待してしまった人に同情する気持ちはあるけれど、実際は「それ以外」のケースが多いような気がする。

ニュースを見ていて「虐待」って都合の良い言葉だなぁ……と思わずにはいられない。

「1歳児が虐待を受けて死亡した」と書くのと「1歳児が暴行を受けて死亡した」と言うのでは随分と印象が違う。たとえば……親が子供に暴力をふるって死なせたら「虐待死」と報道されて「児童相談所の責任が…」なんて話になるけれど、仮に血縁関係の無い他人が、見ず知らずの子供に死ぬほどの暴力をふるって死なせたりしたら、もっと凄いニュースになるだろう。実際にやっている事は同じなのに「親がする」のと「他人がする」のとでは意味合いず随分と違ってくる。

たとえどんな理由があろうとも相手を死に至らしめるほどの暴行は決して許されることではない。こんな当たり前のことが「当たり前のこと」として認知されないのだろう?(もっともこれは親が子に対する虐待だけでなく、イジメ等、全ての暴行事件に適応されるのだけど)

人殺しは人殺しでしかない。

最近のニュースを見ていると加害者の立場ばかりを考え過ぎるのではなかうか? 事件の背景を考えることも大切だとは思うけれど、報道番組等でやたら犯罪の背景ばかりを取り上げているのを見ると心底ウンザリする。日本のマスコミは罪に甘い……と感じているのは私だけだろうか?

私は特に信仰を持っていないし、生まれ変わりを信じている訳でもないけれど、もし人が生まれ変わることが出来るなら、親に殺された子供達が次は彼らを普通に愛してくれる人のところに生まれてきて欲しいと思う。ここのところ、テレビでニュースを観るたびに思っていた事をぶつけてみたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月15日(木) 昭和の庭。

散歩中に他所様のお庭や玄関先を見るのが好きだ。

私は毎日飽きるほど娘と2人で歩き回っている。今日も雨が降る中、傘を差して歩いてきた。娘は最近、チューリップマニアと化していて、チューリップを見つけては「赤色チューリップ! Yはピンク色チューリップが好き〜」とハイテンションで眺めている。勢い、私も娘に付き合って他所様の育てた草花を見ることになる。おかげて、御近所のお庭事情にやたら詳しい。

お庭の草花や、玄関先に置かれたプランターって、育てている人の人となりが見え隠れする。ガーデニング雑誌から抜け出てきたようなお洒落なお庭があるかと思えば、サツキだの盆栽だの渋好みのする鉢がズラッっと並んでいたり。あるいは野菜が育てられていたり。我が家は敷地ギリギリに家が建っている狭小住宅で、余っている土地が全くないので「趣味の土仕事」に並々ならぬ憧れがある。

若い頃はセンスの良い洋風のお庭が好きだったけれど、ここのところ私が子供の頃は多かったスタイルの「THE昭和」とでも言うような和洋折衷なお庭にも魅力を感じるようになった。

家は決して大きくないのに、ちょっとだけ生垣があって、シンボルツリーとでも言いたげに金木犀が1本。厄除けの南天は当然植えてある。それに、椿、水仙、牡丹、紫陽花……夏になったら朝顔が登場してお正月前に葉牡丹が前に出てくる……みたいな。子供の頃は「ダサイなぁ……」と思っていたのだけれど、大人になると季節を追って花が咲いていく庭の良さが理解出来るようになった。

我が家の2本ほど裏の筋は年配の方が沢山いらして「THE昭和」的なお庭を沢山見ることが出来る。今日は雨に濡れた牡丹の花が美しかった。娘は「大っきい薔薇の花が咲いてる〜」とはしゃいでいたので「薔薇じゃなくて牡丹だよ」と訂正しておいた。きっと牡丹の時期が終わる頃には覚えてくれるだろうと思う。

それにしても今日も寒かった。今は温かい紅茶を飲みつつ休憩中。明日も寒いし雨が降るとのことだけど、どうしたものか。パーッっと気晴らしでもしたいのだけど……などと思案しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。

大輪の牡丹。どんよりした気持ちが、ちょっと華やぎました。








2010年04月14日(水) 春の寒さとゲームな毎日

昼間はそこそこ暖かいのに、朝夕の寒さに吃驚だ。

……なんて事を書いてみるけれど、朝はともかく外に遊びに出ていても夕方は早々に帰宅するので、通勤する人の帰宅時の寒さは知らないでいる。でも、娘を寝かしつけるために2階の寝室に上がったとき「寒いなぁ…」と吃驚する。布団にもぐり込みながら「帰宅時に寒いって、心身共にダメージが大きいなぁ……」なんて事を、しみじみ思ったりした。

寒いのが苦手なので余計にそう思うのかも知れないけれど「本来寒くない時期に寒い」ってのが大嫌いだ。特に電車通勤をしていて、薄ぼんやりと明るい都会の夜空を見ながら、寒さに耐えつつ電車待ちをしている時は「もう、どうにでもなっちまえ!」と凶暴な気持ちになったものだ。今は専業主婦で、通勤なんて関係のない生活をしているのだけど、せめて寒い中帰ってくる夫には温かい食べ物や飲み物で迎えたいと思う。

実は夫でなくても寒そうな人を見ると「ちょっと寄ってってお茶でも飲んで行きませんか?」って気分になる。見ず知らずの人に、突然そんなことを言ったら「変な人」でしかないので、そういう事はしないけれど、若い頃から温かい飲食物を提供する仕事に憧れているのは、こういう発想が原点なのだと思う。

話は変わるが、久しぶりにヲタク的ゲームにハマっている。

少し前に老舗メーカーから出ているシリーズ物の乙女ゲームを買ったのだけど、個人的に大ハズレで、ある程度攻略して売り飛ばしたのだけど、その後に買ったソフトが大当たり! 実はアニメをチラ見してプレイしたくなったのだけど「たて続けにゲームを買うなんて贅沢過ぎるよなぁ……」と躊躇していたところ、夫が「YOU、買っちゃいなよ! ポチっちゃいな(アマゾンのネット通販)よ!」と背中を押してくれたのだ。ヲタク趣味に理解のあるヲタクな夫に感謝。

明日もけっこう寒いとのこと。4月も半ばを過ぎたと言うのに、最高気温が12度だなんて。午前中は10度に届かないとの予想。あまり寒いと公園に行っても人がいないから嫌だなぁ……と軽く憂鬱。憂鬱に負けないよう、ゲームでもして気持ちを盛り上げていこう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

左から白椿、白つつじ、シロツメクサ。カラフルな花が美しい季節ですが、白い花フリークなもので、ついつい探してしまいます。寒くても花は律義に季節を追っているのですね。








2010年04月12日(月) 踏んだり蹴ったり。

昨日、日曜日は散々な事があった。

この週末はお給料日前と言うことで地元で地味に過ごした。自転車で遠くの公園へ行ったり、古本屋さんへ過剰に増えた本を売りに行ったり。なんだかんだ言いながらも「まずまず」な感じで過ごし、休日を惜しむぺく家族でうどんすき鍋を囲んでいる時、夫の携帯が鳴った。

夫、突然の招集。

夫は仕事柄、日時を問わず招集されることがある。そして、その大半は大抵の場合「超・緊急事態」だ。そう言う場合、夫は早朝だろうが深夜だろうが、バイクに乗って急行するのだけれど、昨夜は食事中でアルコールが入っていた。電車やタクシーを使うことも考えられたのだけど、考えた結果、実家の車を借りて、私が会社へ送っていくことになった。この日、私は胃腸の調子がイマイチでビールを飲んでいなかったのだ。入浴は早々に済ませていたし、食事も9割方終わっていたので、片付けも何もかも放擲て、家族で夫の会社へ向かった。

娘は突然のドライブに大興奮。ご機嫌で付き合ってくれてた。夫は車の中でも電話で仕事。雨の降りしきる中、無事に会社にたどり着いた。時間がかかるようなら夫を会社に残して私と娘だけ帰宅する予定だったのだけど、そこそこで事態が終息したので、家族揃って帰路についた。

……と、ここまでは良かったのだけど、ここからがいけなかった。

娘は車酔いなんてしたことが無いのだけれど、食事後すぐに車に揺られたのが悪かったのか、車酔いで嘔吐してしまった。私が介抱してやりたいと思うものの、私は運転せねばならず「お母さぁ〜ん」とグズグズ言う娘を口で慰めるしかなく、娘が可哀そうやら情けないやら。娘は父親大好きっ子だが、体調が悪い時はやはりお母さんでいと駄目らしい。

帰宅したのは娘の就寝時間を1時間ほど過ぎていた。私は娘と夫とを家に送って、車を実家が借りている駐車場に置いて帰宅した。帰宅した私を待っていたのは素っ裸の娘だった。なんでも帰宅して、また嘔吐したとのこと。娘は胃の中の物を全て出してしまって気分が良くなったのか、もうすっかりご機嫌を取り戻していた。娘にたっぷりと水分を摂らせて、娘を寝かしつけた。

私も夫もすっかり草臥れていたので、片付けをして早々に就寝したのだけど、ふと気がつくと娘のお尻が濡れているではないか。「オムツがズレて漏れたのかな?」と思って確認したら……なんと、娘はオムツを付けずに直接パジャマのズボンをはいていた。帰宅後、素っ裸で出てきた娘を見て動転した私は「早く何か着せないと娘に風邪をひかせちゃう」って事しか頭になくて、オムツをはかせずにパジャマを着せてしまったらしい。幸い、シーツの濡れは大したことが無かったので、大判のタオルを敷いてその場をしのぎ、娘を起こさないようそっと娘を着替えさせた。月曜日は雨だと言うのに、大洗濯大会決定。

あまりにも草臥れ過ぎてしまって、昨夜はなかなか寝付けなかった。翌朝、娘がご機嫌で起きてくれて体調もすっかり戻っていたのは不幸中の幸いだった。親の都合に付き合わせてしまって娘には可哀そうなことをしてしまった。タクシーで行ってもらえば良かったか…と思ったりもするけれど、夫が仕事をしてくれているおかげで家族が暮らしていけるのだから、緊急事態の場合は娘も幼いとは言え、我慢するのは仕方ないことにのかも知れない……と思ったり。何にせよ1番の被害者&功労者は娘だったと思う。

昨夜のバタバタの影響で今日はいまいちエンジンが掛からないまま1日が終わってしまった感がある。明日はお天気になるとのことなので、気を取り直していこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

日記の内容とは何ら関係の無い写真ですが今日のおやつ。サツマイモときな粉のお団子。串は爪楊枝を使用。手作りおやつは雨の日のお楽しみです。










2010年04月09日(金) お洒落心

今日、空っぽになった香水瓶を娘に譲り渡してみた。

私は出産してから平日はほとんどノーメイクで過ごしているのだけれど、気持ちが沈んだ時や、逆にウキウキしている時などはお気に入りの香水を付けるようにしている。しょっちゅう使わないので、香水はなかなか減らないのだけれど、今日はお気に入りの香水を使いきってしまった。香水瓶はガラス製だけど、かなり丈夫に出来ているので、娘に渡してみたところ、2歳5ヶ月の娘にもお洒落心があるらしく「シュッ。シュッ」っと言いながら、ご機嫌で香水を付ける真似をして遊んでいる。

最近、とんと洋服を新調していないのだけど、ネットでチェックするにつけ今年の春は女性らしい感じのものが流行っているのだなぁ。ひらひらとか、花柄とか。めずらしく流行が私の好みのど真ん中。新しい服を買いたくて仕方ないのだけど、例えば…公園へ行くのにマキシ丈のワンピースなんて無茶過ぎる。以前、危険を承知で柔らかい素材のチュニックを着て娘と遊びに出掛けて、見事に破いてしまったことがある。

結局のところ「私の好みのど真ん中」な感じのスタイルは、今の生活には合わないので、この春は新しい服を買わずに過ごしてしまいそうな気がする。

洗濯しやすい事を第一に考えた潔い服ばかり着ている自分を見て、ガッカリしてしまうことがあるのだけれど、それでも昨年よりはマシになったかなぁ……と思ったりする。見た目的には何も変わっていないのだけど、ちょっとした身体の手入れとか、指輪やネックレスといったアクセサリーを付けるとか、そういう余裕が出来てきた。

なかなか理想通りにはいかないけれど、お洒落心だけでも失わないよう心掛けたい。

幼い娘との生活は、毎日いっぱい・いっぱいだけど楽しくって仕方が無い。だけど、娘が成長して手が離れた時に女性としてガッカリするような自分になっていたくはないのだ。娘が空の香水瓶で遊んでいるのを見て「綺麗なお母さんは無理でも、せめて見苦しくないお母さんでいたいなぁ」と思った。

次の香水が空っぽになる頃には、今よりも育児に余裕が出来てお洒落が出来るようになっていると良いなぁ。焦らず、ぼちぼちやって行こう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月07日(水) 同じ桜を見ている。

テレビを見ていて「日本中のソメイヨシノは同じDNAを持っている」と言う話を聞いた。なんでも桜は接ぎ木で増えるらしく、そこここに咲いている桜(ソメイヨシノ)は1本の木から増殖したクローンと言うことになるらしい。それゆえに、同じ条件下に置かれると一斉に開花するとのこと。

遠く離れた人が自分と同じ桜を見ているだなんて、ちょっとロマンチックだ。

この時期、私達日本人は一斉に同じ桜を見ているのか……。そう思えば桜の時期特有の狂乱も納得出来る気がした。桜には麻薬にも似た不思議な作用があるように思っていたけれど、なるほどなぁ……。これからは桜の花を見上げながら「あの人も同じ桜を見ているのかも知れないなぁ」と、遠くの人を想ってみるのも良いかも知れない。

それにしても、ここのところ寒暖の差が激しくて参ってしまう。

桜が咲いたと言うのに春らしい「ぽっかぽか」な日は滅多にない。娘に付き合って毎日、午前と午後に数時間ずつ外遊びをするとなると、春物の服なんていつ着れるのだろう……と思ってしまう。私も娘もいまだに冬服を着ている。流石に真冬の格好ではないけれど、ヒートテックは手放せない。金曜日から暖かい日が続くとの予報なので期待したい。

明日は娘のリクエストもあってクリームシチューを作る予定。お味噌汁やお浸しに菜の花が入ったり、大根葉が入ったり、デザートに苺が登場したりと食卓だけは春めていいるけれど、まだまだ温かい食べ物が美味しいように思う。寒さに負けず元気に過ごしたいなぁ……と思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月06日(火) 男子ぃ〜

今日は我が家にご近所の子供達と母親を招いて春休みパン祭を開催した。

ゲストを招いてのパン作りは何度も行っているのだけど、今までは娘の友達と母親&私という構成で行っていた。しかし、娘の友達の「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」からも「パンを作ってみたい」とリクエストがあり、春休みと言うことで盛大にパン祭を開催することに。

参加者は大人3名、子供6名(男子4名、女子2名)。使用した小麦粉は1キロ使用。パン作りに使った具材は餡子、チーズ、ウィンナー、竹輪、ジャガイモ、生クリームに苺。私にとっては大がかりなパン作りで、子供達とワイワイ言いながら2段式オープン2回分のパンを焼き上げた。

小さい子供とのパン作りも楽しいけれど、少し大きな子供が入っても楽しいものだなぁ。特に私は「男子」が大好きなので、今日はたっぷりと男子を堪能させてもらった。竹輪を大砲に見立てて「戦車パン」を作ったりするのは、男子ならでは。男子も小学校3年生ともなると食欲も旺盛で、娘とMちゃんも男子の食いっぷりにつられて、いつもより沢山食べていた。

今回はほとんど子供達が作ったので、大人はサポートのみで、ほとんど手出しをしなかった。流石に小学生が多いと出来あがったパンはなかなかの仕上がりだった。最後に作ったデザートパン(プレーンのパンの中央に切り目を入れて、ホイップクリームとイチゴを挟んだ物)が大好評。手作り&焼き立て補正も手伝って、みんなで美味しく戴いた。

それにしても「男子」って面白いなぁ。

男子達はも発酵待ちの時間、男子達は下品な事(あえて書くのもどうかと思うので伏せておく)を言って母親から注意されたり、くだらない事ばかりして笑い転げていた。女子の可愛らしさも格別だけど、男子の面白さもまた捨て難い。

準備だの、後片付けだの、何かと草臥れたけれど楽しい1日だった。娘も近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんに遊びに来てもらえて嬉しかったようだ。娘が生まれるまで、自分がこんなことをする母親になるだなんて想像もしなかったので、なんだか不思議な気がしてならない。娘のために良かれと思ってやっている事だけど、私自身も損得抜きで楽しんでいる。

そう、しょっちゅう出来ることではないけれど、また夏休み等に集まって遊べたらいいなぁ……などと思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2010年04月05日(月) 桜三昧。

この3日間は桜三昧だった。

土曜日。朝からお天気は良かったけれど、肌寒かったので「お花見は明日でもいいか…」と思っていたのだけれど、夫が休みである事を知った娘が「お出かけに行ける!」とハイテンションになってしまったため、急遽お弁当を作って出来る事に。

丁度、長居公園でサッカーの試合があったので、サッカー観戦がてら行ってきた。桜は満開だったけれど、お花見にしては風が冷たくて、冬コートん着ている人がほとんどだった。……とは言うものの、日本人は桜好き。長居公園は寒さにも挫けず、お花見に来ている人達で賑わっていた。遊具のある場所で娘を遊ばせてから、桜の下でお弁当を広げた。おにぎり、玉子焼き、唐揚げetc…豪華なお弁当ではなくても、外で食べるとなんだって美味しい。

お腹がいっぱいになったところで競技場へ。夫が長年サポーターをしているセレッソはJ1復帰後初勝利。夫、大満足。そして娘は……夫以上にサッカー観戦を楽しんで、帰る時には「帰りたくない」とひっくり返って大号泣。サッカーの何が2歳児娘の心をわし掴むのだろう? スポーツに興味のない私には理解できない領域だ。相撲にサッカー……娘のスポーツ好きは本物のようだ。

日曜日は自転車で地元の桜並木を見に行ってきた。前日、おにぎりを作ったので、この日はサンドイッチを作って行った。昼食後、自転車で走っていたらパーンと大きな音がして、自転車のタイヤがパンクした。自転車のタイヤが古くなって劣化しているところに空気を入れ過ぎたのが原因とのこと。パンクのおかげで予定が狂い、娘はエネルギーを発散出来なかったらしく、この夜は珍しく寝付き悪し。頑張ったわりに色々と残念感の漂う日となった。

そして本日月曜日は娘と2人でお弁当を持って河川敷までピクニック。前日の桜並木とは別の並木道を通り河川敷へ。基本的にピクニックは「お父さんがお休みの日」限定のイベントなのだけど、年に1度の桜の季節と言うことと、前日に思い切り遊べなかった鬱屈を発散するために今日は特別。娘は河川敷を走り回り、土手を登って滑り、思いっきり身体を動かした。今日、娘の寝付きが良かったのは言うまでもない。娘が満足して眠りに落ちると「やった…勝った……」と満ち足りた気分になる。娘との生活はある種、ガチンコ勝負のようなものだ。

3日連続でお弁当を作って出掛けるなんて、浮かれ過ぎなのは承知している。だが後悔はしていない。娘も成長するにつれ何の憂いもなく遊び呆けることが出来なくなってくるだろう。だからこそ今のうちに娘と遊ぶ時間を満喫しておかなくては。いささか頑張り過ぎたけれど、この3日間、楽しく過ごすことが出来て良かったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。

左は長居公園の桜。右は川沿いに咲く地元の桜。良い季節だなぁ……と、しみじみ思います。








2010年04月01日(木) エイプリルフール

4月1日。エイプリルフール。私は気の効いた嘘の1つもつけないままに1日を終わろうとしている。

エイプリルフールに気の効いたことの出来る人って素敵だなぁ……と思う。私は毎年、何かしたいと思うのだけど何も出来ずに終わってしまっている。そして、毎年軽く騙されている。

ここ数年は目いっぱい騙されることは無くなっているけれど、かつては本気モードで騙されて「悔しい〜」となったものだ。使い古されたネタなのだけど「結婚します」には何度も騙されている。ネットを通じて知り合った仲良しが日記等に「結婚します」と書いていて「そうか…ちょっと寂しいけど、おめでとう。何かお祝いを考えなくっちゃ……」と、しみじみ思った後にネタバレを読まされた時の驚きったらない。

夫からは「白蓮さんは騙されやす過ぎる」と、いつも馬鹿にされている。夫からも何度となく騙され続けている。夫に騙されて、いっとう吃驚したのが「愛媛県の一部地域には水道ではなく『ポン道』が敷かれていて、リッター30円でポンジュースが買える」と言うもの。リッター30円ってのがやけにリアルで、一瞬本気で信じてしまった。もっとも、すぐにグーグル先生で調べて真実を知ったのだけど。ちなみにポンジュースが流れてくるポン道は、愛媛県ではイベントなので本当に設置されているらしい。

何かにつけて騙されがちな私だが、エイプリルフールはけっこう好きだ。エイプリルフールは「嘘をついていい日」となっているけれど、その本質は「嘘をついていい」ではなくて「みなでユーモアを楽しむ」のではないかと思う。世知辛い世の中だからこそ、たまはに意識的に遊んでもいいじゃないか。それも、いい年した大人が真剣にするのが良いと思う。

そう言いながらもセンスのない私は今年もエイプリルフールを享受するだけだった。気の効いた嘘をついてくれた素敵な大人達に拍手を送りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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