今日はいつになくイライラしていた。原因は娘。午前中、娘を公園でたっぷり遊ばせて、お風呂で水遊びまでさせたのに娘がお昼寝をしてくれないのだ。昨夜の寝かせつけも難航したし「もう!いいかげんにしてよ」ってな心境。その上、雨が降ってきて蒸し暑いときたもんだ。
雨の日の午後は娘のお昼寝が済んだ後、ベビーカーにカバーをかけてスーパーに行ったり、図書館へ行ったりして、娘が公園へ行けないストレスを解消すべく努力するのだけど今日はとてもそんな気になれなかった。そんな私とは裏腹に、娘は1人鼻歌など歌って何故かご機嫌。1人で勝手に遊んでくれるなら……って事で、ものすごく久し振りにパンを焼いてみることにした。
お菓子作りにしても、パン作りにしても平日にするとなると娘の遊び時間を犠牲にするか、さもなくば娘が寝てからの作業になる。娘が寝た後は私も1日の疲れが出ていてグッタリしているので、とてもパンを焼こうなんて気にはなれない。たまには娘を1人遊びさせて私が楽しむ時間を持ったってかまわないだろうって話だ。童謡ではなく私の好きな音楽をBGMにしてパン作り開始。
私のストレス解消ではじめたパン作りだけれど、むしろ娘の方が喜んでいた。材料を捏ねるところから一緒にはじめて、一次発酵させている間も「パンは今寝んねしてるのよ」なんて話をしながら楽しく過ごした。娘は「パン〜、パン〜」と昼寝もしていないのにご機嫌でパン作りを楽しんでいた。
娘とパンを作っているうちにイライラはどこかへ行ってしまっていた。最近、お天気と睨めっこしながら「いかに娘を外で遊ばせてやるか」ということばかり考えていた。それはそれで娘は元気に楽しく毎日を過ごしているけれど、私自身の余裕がすっかり無くなっていたらしい。たまには私の楽しみを優先させて、娘が譲歩する日があったっていいのだ。
娘と作ったパンはなかなか上手に焼きあがった。娘は夕食時ご飯ではなく焼きたてのパンを食べた。もちろん娘の食事にと用意していたおかずは食べさせたけれど、娘は大好物の南瓜の煮物よりも自分で作ったパンの方が美味しかったらしい。全力で食べて、お昼寝をしていないのが効いたのか、吃驚するくらい早くに寝てしまった。
そんなこんなで明日の朝食は今日焼いたパンを食べる。焼き立てパンではないし、パン屋のパンほどのクオリティはないけれど、素敵な朝食になると思う。今週はしんどかったりイライラする事があったりしたけれど、良い締めくくりが出来て良かった。週末も楽しく過ごしたいなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
娘と焼いたパン。ハイジの白パン風。素朴な味わいで食事パンにはもってこい。2回に分けて少し多めに焼いたので実家におすそ分けする予定。
ここのところ娘と公園へ遊びに行くと、娘を抱えて風呂場に直行する日々が続いている。あと数日で1歳9ヶ月の娘はついに禁断の扉を開いてしまったのだ。そう……娘は「砂遊び」というステージを卒業して「泥んこ遊び」の世界へ飛び込んでしまったのだ。
暑くなってくると砂場ではジョウロやバケツに水を入れて泥だんごを作ったり、あるいは大がかりなダムを作ったりして遊ぶ子供達が増えてくる。昨年の夏、娘は公園で遊んでいたけれど、まだやっと歩きはじめたばかりで公園へ取れて行っても、それとぼ激しい遊びをすることは無かったのだが、今年はもう公園で遊ぶ大きな子達の真似をしたがるほど成長している。
先日、近所の男の子達(小学1年生〜2歳)が砂場に穴を掘って水を張り、ダムを作って遊んでいたところに遭遇。当然ながら娘も参加。頭の先から足の先まで泥だらけになって遊んだのだけど、それが大そう楽しかったらしく、何かというと泥遊びをするようになってしまった。
毎晩、扇風機で洗った靴を乾かしながら「私も子供の泥んこの靴や服を洗うようになったのだなぁ」などと、しみじみする今日この頃。
泥だらけの娘と服と靴を毎日のように洗うのは面倒と言えば面倒だけど、大人だって思う存分泥だらけになって遊んだら楽しいだろうなぁ……なんてことを思った。泥んこ遊びに興じる娘は心底楽しそうで、ちょっと羨ましく思ったりするのだ。
ちょっぴり面倒ではあるけれど、娘の泥んこ遊びブームが下火になるまで、せっせと洗濯&靴洗いに勤しもうと思う。ま。なんだかんだ言って、身体中泥だらけになった娘も可愛いよなぁ……などと親馬鹿なことを呟きつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は七夕。七夕の夜は曇りとか雨の率が多いような気がする。もともと旧暦で祝うものを新暦で行っているので、こういう事態になっちゃう訳だが、織姫様と彦星様の年に1度の逢瀬が叶わないなんて気の毒なように思う。もっとも、ものすごく想いあっている人達が、いざ1年ぶりに会ったとしても何も話が出来ないんじゃないかなぁ……などと思ったりもする。
今年は20年以上ぶりに家に七夕飾りを飾った。
娘を連れて行く育児支援のスペースだの、保育園などで七夕イベントがあり、都合3回も作ることに。なので玄関先と家の居間との両方に飾っている。娘は自分で1日に何度も七夕飾りを指さして「自分で作った!」と褒めてくれアピール。娘は今、自分でペンやクレヨンを持って描くことが楽しくてならないらしい。
子供が喜ぶのはさておき七夕飾りって大人が作っても楽しいものだ。
娘と一緒に作るので本気モードで…と言う訳にはいかなかったけれど、それでも折り紙を折ったり、切ったりして飾りを作っていると年甲斐もなくワクワクしてしまった。短冊には「娘が元気で大きく育ちますように」と書いた。お願いごとと言っても、それ以外には思い浮かばなかった。些末な願いごとなら自分で努力して叶えれば良いのだ。
ご近所の子供達も七夕飾りを作ったらしく、そこここの家の軒先が賑やかで楽しい。子供達のお願いは可愛らしいくて読んでいて口元が綻ぶものばかり。他愛のない子供達のお願いも、けっこう本気な大人達のお願いも言葉にして「紙に書く」って大切な事のように思う。
今日は1日雨が降ったり止んだり。明日もパッとしないお天気とのこと。梅雨が明けてしまえば本格的な暑さがやってくるので、それはそれで大変なのだけど早く梅雨が明けて欲しいなぁ……なとど思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
2009年07月04日(土) |
大きな大きなおにぎり |
今日は朝から腰痛治療のため整骨院へ行ってきた。土曜日の朝、私が整骨院へ行くのは我が家の定番行事。平日は娘がいるので整骨院へは夫のいる土曜日にしか行けないのだ。最も、我が家は私の実家の近くに住んでいるので、どうしても大変な時は「おばあちゃんに娘を預ける」って手段もあるのだけれど、基本的には甘えないようにしている。
整骨院から帰宅すると玄関先に夫のリュックサックが置いてあった。「もしや…」と思いつつ部屋に入ると台所の様子が違っていた。明らかに「何か作った後」があった。なんと夫は私が整骨院で揉まれたり鍼を打たれたりしている間にお弁当を作っていたのだった。
「このシーズン、外でお弁当を食べるのは今日あたりが限界かな…と思ったから」と夫談。実際のところ、これ以上暑くなってくるとお弁当を持ってアウトドアってのは難しい。そして明日は町内会の公園掃除。夫の意見も最もな話だった。
そんなこんなで今日は自転車に乗って緑地公園へピクニックへ行ってきた。
と言っても緑地公園は我が家から自転車で30分ばかりの場所。娘を子供広場で遊ばせた後、木陰にビニールシートを広げてお弁当など。途中で買ったビールのようなもの(第3のビール)で昼間っから乾杯した。娘は夫が作った大きな大きなおにぎりを頬張りながら満足気な顔をしていた。1歳8ヶ月になった娘はピクニックに行ってビニールシートを広げると「これから昼食」ってことが分かっているらしく、靴を脱いでシートの上に大人しく座る。娘はまだ2年も生きていないのに「ピクニックの楽しさ」を知ってるらしい。外で食べるご飯が美味しいのは大人も子供も同じなのだなぁ。
夫の作った大きな大きなおにぎりは、塩味が少し足りなかったけれど美味しかった。野菜炒めも魚肉ソーセージを焼いたのも、ミニトマトも美味しかった。
今日は梅雨の晴れ間と言うことで外の空気を思い切り吸うことが出来たけれど、来週はまた雨の日が多いとのこと。夫のおかげで良い気分転換をさせてもらった。お日様からたっぷり元気をもらった事だし梅雨のジメジメを元気に乗り切っていきたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
最近の日記はやたら「娘」に関わることばかり書いているが、当然ながら24時間娘のことばかり考えている訳ではない。
私は今、専業主婦なので「家事と育児」が仕事のようなものだ。専業主婦の労働には賃金が付随しないので「仕事」と認定していいのかどうかは謎だけど、とにかく「家事と育児」は私の中にある「やるべき事リスト」の中では最上位に位置するので、そのことについて書いてしまうのは当然の成り行きではあるのだけれど、脳の隅っこで燻ぶっているのは全く違うことだったりする。
今日は娘のお昼寝中に友人から勧められた本を読んで、じわぁっ…としていた。この感覚が去ってしまわないうちに読書サイトに感想を書きたいものだ。それに、図書館でたまたま見つけた吉屋信子のムック本。さっと目を通しただけなので、しっかりと読んでおきたい。気に入ったら買ってしまうかも。
家事と育児に忙殺されていて自分のことなんて後回しになってます。
……なんて言いながらも、結局のところ本当に好きなことはちゃんとやっている。出産前に嗜んでいた趣味の中でも演劇鑑賞・映画鑑賞あたりは完全にカットされてしまっているけれど、読書だけはしぶく残っている。残っているものが本物なのだろうなぁ。別の言い方をすると「読書しか」熱心にしてこなかったって事でもあるのだが。
たとえ忙しくても色々なことに携わっている人って素敵だなぁ……と思う。それに較べて「読書しか」していない自分の器の小ささと言ったら! もうちっょと色々なことに手を出したいと思っているくせに、小さくまとまっている今日この頃。しかも反省しつつも、しばらくはこの調子で進んでしまいそうな予感さえする。とりあえずは残っている物だけでも手堅く続けていこうかな……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
娘は今、葡萄にハマっている。
娘が愛してやまないのは種なし葡萄のデラウェアって品種。ちなみに私は果物好きだが葡萄は特別好きでも嫌いでもない。たぶん、それはデラウェアを子供の頃から飽きるほど食べていたからだと思う。
私の住んでいる市のお隣の市はデラウェアの産地で、夏になると道端のあちこちに葡萄を売る屋台が立つ。なので、私の住んでいる地域では夏になるとちょっとした手土産や贈り物、あるいは自分ち用のオヤツにとデラウェアは最も馴染みのある夏の果物なのだ。私にとって特別珍しくもないデラウェアだが贈り物にすると喜ばれると知ったのは大人になってからのこと。私にとってデラウェアはそのくらい「どうでもいい果物」だった。
しかし娘がデラウェアにハマりだしてから、デラウェアに対すると捉え方が変わった。娘はまだ葡萄の皮を剥くことが出来ないので、娘が葡萄を食べる時は私がせっせと皮を剥くのだけれど、皮をむいた葡萄……透明なガラスの器に薄い緑色をした半透明の小さな粒を見た時「なんて綺麗なんだろう」と感心してしまった。
その綺麗な粒を娘は小さな指で一粒ずつつまんで大事そうに食べる。
ただの親馬鹿に過ぎないのは承知しているけれど、葡萄の粒の美しさとそれを食べる娘の愛らしさは、なんかこぅ……ものすごく貴重な光景のように思えてならない。
娘の葡萄好きがいつまで続くか分からないけれど、しばらくはこの光景を楽しませてもらおうと思う。娘は今日もおやつにデラウェアを一房ペロッっと平らげた。葡萄屋台の開店を今年ほど待ち焦がれたことはない。明日は八百屋にデラウェアを買いに行かねば……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
昨日、一昨日と続いて雨。外遊びを何より愛する娘はストレスの塊になっていた。今日は蒸し暑いものの朝から晴れ。天気予報では夕方から雨が降るとのことだったので、朝から張り切って公園へ行ってきた。
最低限の家事を済ませ午前9時15分に家を出た。娘が贔屓にしている公園は3つ。自宅の筋向こうにある小さな児童公園と、自転車で少し走っていく小洒落た遊具のある公園と、自転車でけっこう走って行く大型遊具のある公園。娘が今ハマってているのは大型遊具のある公園。タイプの違う滑り台が3つ付いていて、どちらかと言うと小学生向けの遊具なのだけど、娘にとっては「攻略していく」感覚が良いのか、すっかりお気に入り。この公園はご近所でも「誰もが1度はハマる場所」として知られている。
今日は久し振りの外遊びと言うことで大型遊具の公園まで遠征した。
梅雨の晴れ間ってことで公園は小さい子供でにぎわっているだろう…と思いきや、親子が1組いただけで、あとは散歩中の初老男性ばかりだった。3歳になる男の子を連れたお母さんから「この暑い中、外でガンガン遊ぶ女の子って珍しいですよね」と言われてしまった。確かに娘の友達は男の子がほとんどだなぁ……って事に今さらながらに気付かされた。
それにしても外で思いきり遊ぶと心身共安定するのか、娘は公園から帰ってからもご機嫌だった。シャワーを浴びて、すりリンゴで作ったジュースを飲み、昼食もモリモリ食べてくれた。
そして夕方。雨の予報に反して曇り空。せっかくなので図書館へ行って私の本と娘の絵本を借りてきた。帰宅したらば家の前で子供達が遊んでいたので娘もその輪の中へ。途中、お茶を飲みに帰宅した勢いで娘と仲良しのHくんが遊びにくることに。室内で楽しく遊んだのだけど、Hくんが帰宅するとなった時、娘は私は泣きながら開けたベビーサークルを自ら閉めて「帰っちゃ嫌だ」とアピール。今までも友達の帰り際にグズることはあったけれど、今までは「遊びが中断される」ことに対する抗議だったが、今日は明らかに「もっと一緒にいたい」というアピールだった。
娘、1歳8ヶ月。ここのところ「1人で遊ぶ」のではなく「友達と遊ぶ」ことに目覚めていて、公園などに行っても滑り台の階段の途中で立ち止まって、友達に「おいでおいで」したり、あるいは手を繋いで歩こうとしたりする。そして今日は「帰っちゃ嫌だ」と大泣き。少しずつではあるけれど社会性と情緒が育ってきているのだなぁ……と嬉しく思った。
梅雨の晴れ間。午前も午後も娘を思い切り遊ばせることが出来たし、その上娘の成長を感じることが出来て良い1日だったと思う。明日は曇りとの予報なので、娘を外に連れ出してやれるだろう。今週もあと2日。ベタベタ・ムシムシとしんどいけれど頑張っていきたいものだなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。