お盆休み最終日。夫は仕事が入って午後から急遽出勤。夜は大学時代の同期と飲み会。なのでお盆休み最終日は日曜日だったけれど娘と2人で普通に過ごした。
夕方、唐突にエネルギー切れ。お盆の疲れが出てきたのか猛烈に甘い物が食べたくなった。娘を連れて自転車でファミリーマートへ行きダブルクリームエクレアを購入。娘を寝かしつけてから「自分へのご褒美」などと呟きつつ、カフェオレを入れて1人で食べた。
1人で過ごす夜なんて久しぶり。甘いものを食べつつ、お気に入りの音楽を聞きながら残暑見舞いを書いた。そんなに友人が多い訳でもないのに、思っていた枚数を仕上げることは出来なかったけれど、今年はこれで打ち止め。「残暑」と言っても、あまり遅くなっては興ざめだしなぁ。残暑見舞いを書けなかった友人には何某か秋のお便りを書けたら良いのだけれど、難しいかも知れない。
このお盆休みは海へ行ったり、双方の実家にお盆のお参りに行ったりと遠出をすることなく終わってしまったけれど、なかなか良いお休みだったと思う。旅行に出掛けた訳でもないのに案外草臥れた。夫と娘と5日間連続で過ごすことが出来たのは嬉しいことだ。
私の中では「お盆が過ぎたらアッっと言う間にお正月」という意識があるのだけれど、現実的には涼しくなるのはまだ先だし、お正月の前に娘の誕生日だのクリスマスだのと大きなイベントが待っている。夏の疲れが出てくるのはこれからなのだし体調に気をつけつつ元気に秋を迎えたいなぁ……なんてことを思った。
来年のお盆も今年のように穏やかな気持ちで迎えたい。
楽しくお盆休みを過ごせたことに感謝しつつ、とりあえばの目標は「元気に秋を迎える」ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
古澤巌のバイオリン。肩ひじ張り過ぎず、ほどよく気の抜けた感じが気に入っています。
カフェオレとダブルクリームエクレア。最近のコンビニスイーツはレベルが高くて侮れない。たまには1人で内緒のお楽しみ…と言うのも良いものです。
2009年08月17日(月) |
頼ったり、甘えたり。 |
お盆休みは双方の実家へ行くのだけれど、夫の実家に行った際、不覚にも居眠りをしてしまった。
昼食後、リクライニングソファーに座っていたら、いつの間にか眠り込んでいた。20分ほど寝ていたと思う。夫も眠っていて娘は義母とキャッキャ言いながら遊んでいた。「嫁」という立場にあるまじき失態。橋田寿賀子ドラマなら姑からネチネチと小言を言われるところだが、義母はむしろご機嫌で「子育て中は疲れるものねぇ」と、ねぎらってくれた。
最近、気に入っている『3月のライオン』という漫画に「誰かに頼ることをしないと、実は誰も(あなたに)頼れない」というような話が出てくる。それを読んだ時は「そうだよねぇ」と他人事のように思ったのだけど、これって自分にも当てはまることなのだと改めて気付かされた。
今回、夫の実家で居眠りをしてしまったのは「嫁」としてはどうかと思わなくもないけれど、それだけ私が義母に心を許すようになったことの表れかなぁ……と思ったりもした。結婚以来、義母とはトラブルも無く仲良くやってきたとは思うけれど、どこか遠慮勝ちと言うか、気を張って接していた部分があったように思う。
これからはもう少し義母に頼ったり甘えたりしようかなぁ。もちろん節度を守って…の話だけれど。娘のおもりを押しつけちゃった形になったけれど、義母は孫をひとりじめ出来て満更でも無いように見えた。もちろん義母にももっと気楽に頼って欲しいと思う。
結局のところ人間関係って「持ちつ持たれつ」ってことなのだろう。1人で突っ張り立ちするのも悪くないけど、適度に頼ったり甘えたりしつつやっていく方が楽しいように思う。義母にも頼りつつ、甘えつつやっていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
お盆休み2日目は実家の母と一緒に父の遺骨を納めているお寺へお参りに行ってきた。
「遺骨を納めている」と言っても父の遺骨は骨仏になっているので「納めている」のとは少し違うかも知れない。骨仏は沢山の人の遺骨を集めて作られる。父が亡くなったのは2000年のことだが、骨仏が出来たのは一昨年のこと。骨仏が出来た年は出産でバタバタしていて行けず、昨年は娘が乳児で手が掛かり、娘と足の悪い母を連れていくだけの何かと余裕が無く私達家族だけでお参りに行ったのだけど、今年はやっと母を連れていくことが出来た。
骨仏へのお参りは母の心にずっと引っ掛かっていたらしく、とても喜んでいた。親孝行の真似事のようなことが出来て私も嬉しい。
母や義母と接する際「喜んでくれて嬉しい」から何かする…と言うのも本当だけど、それ以上に「何かあった時に後悔しないように」という気持ちの方が大きくなってきているような気がする。母と義母は60代。すぐにどうこう…という年齢ではないけれど、父も義父も亡くなっていることを思えば、そういう心づもりもしておいたに越したことは無いように思う。
お墓やお寺に行くと「亡き人と語らう」よりも、むしろ生きている人を大切しておかなきゃ……という気持ちが込み上げてくる。それは私が心優しい人間だからではなくて、後になって嫌な思いをしたくないからという自分本位な感情だ。それでも何もしないで漠然と過ごすよりも、そういう事を意識して過ごした方がいいんじゃないかと思ったりする。少なくとも、そのことで喜んでくれる人がいるのであれば。
お墓やお寺に出向くのは死者への供養が目的だけど、自分自身と対話する時間を作ると言う意味でも重要なのかも知れない。何にせよ母に父の骨仏のお参りへ連れて行くことが出来て、私も少し肩の荷が下りた。娘も大きくなってきて、連れ出しやすくなっている事だし、母をともなって折々に出向くようにしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は家族で二色浜へ海水浴へ行ってきた。
混雑と暑さを避けたかったので朝早く家を出ることに。大人は5時に起きて朝食と出掛ける準備。娘は遅れて6時起床。娘の朝食が終わると同時に家を出た。実家の車を借りて二色浜へ。海水浴場に着いたのは8時過ぎ。8時半には水遊び開始。道路も駐車場も海水浴場も吃驚するほど空いていた。毎年テレビのニュースで混雑している様子が映されるのが嘘のよう。
娘にとっては生まれて初めての海。波を怖がるかと心配していたのだけど、憶することなくザブザブと海に入りキャッキャと声を上げて楽しんでいた。娘は海が気に入ったらしく、休憩させるために浜へ連れて行くのに苦労するほど。二色浜はお世辞にも綺麗な海水浴場とは言い難いけれど、それでも波打ち際で小さい子供を遊ばせるなら充分に楽しめた。
海水浴なんて何年ぶりだろう? 何年ぶりどころか、たぶん10年以上経っていると思う。正直なところ「この年になって海水浴なんて…」と思う気持ちがあったのだけど、予想外に楽しかった。
明るい陽射し。波の音。海の青と空の青。そして潮風。
もしかしたら私は娘以上に海を楽しんでいたのかも知れない。子供の頃は親に、若かった頃は友人や恋人と来た海へ、今度は家族と来ることになるだなんて数年前までは思いもしなかった。「結婚したら子供が出来るんだから、そんなの当たり前」と言ってしまえばそれまでだけど、私には結婚したことも子供が生まれたことも、いまだ奇跡のように思えてならないのだ。
朝早くから遊び始めたので11時前には撤収した。帰路の途中で昼食を取り、早々に帰宅。帰りの車でお昼寝をした娘はまだエネルギーが余っていたらしく夫と一緒に夕方のお散歩。その間、私は夕食の支度など。久しぶりの海水浴だから疲れるかと思っていたけれど、短い時間しかいなかったせいか思っていたよりも疲れなかった。娘が成長して体力がついてきたらガッツリと泳がせてやらなければいけないのだろうけれど、なにぶん今日は初めてなので、これくらいが丁度良いだろう。
娘のために出掛けた海水浴だけど、娘だけでなく大人にとっても楽しい1日だった。なんだかとてもリフレッシュした気がする。また来年も家族でどこかの海へ行きたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
お天気も良く海水浴日和に。都会の海とは言うものの海に違いは無い訳で。やっぱり海は良いですね。
2009年08月11日(火) |
大人って偉いんだなぁ… |
ここのところ毎日コツコツと残暑見舞いを書いているのだけど、なかなか筆が進まない。このままでは最後の1枚まで書ききれないんじゃないか……と言う気がしてきた。
娘は本日をもって1歳10ヶ月。魔の2歳児『イヤイヤ期』が始まったのか、最近手がかかることが多い。私はどちらかと言うと声を荒げることは少ない方だと思うのだけど、だからって内心ではイライラしたりウンザリする。適度に私自身の毒抜きをしなくちゃなぁ……と自覚しているので、たとえ短時間でも「ハガキを書く」とか「好きな音楽を聞く」時間を取るようにしている。
娘が自分の我を通そうとして泣きわめいている時、ふと子供の頃の記憶が甦ってくることがある。娘が私に主張することは、かつて私が母にそうしてきたことばかりだ。「楽しいことだけして、好きな物だけ食べて、いつまでも寝ずに遊んでいたい」と言う人間なら普通に持っている欲求を子供はストレートにぶつけてくる。
それにしても人間はいつ頃から、そういう欲求に対して「そんなの無理」と悟るようになったのだろうなぁ。もちろん大人になっても、そういう欲求に忠実な人がいないでもないが、たいていの大人達は色々な事に折り合いをつけて生活しているように思う。大人って偉いんだなぁ……と改めて思ったりする今日この頃。
明日から夫がお盆休みに突入する。両方の親の家への盆参りと、娘を連れて日帰りで海に行く予定。娘はまだオムツをしているのでプールには連れて行けない。そうかと言って、娘が海で泳げる訳でもいなのだけれど、波打ち際で水遊びが出来れば良いかな……と。初めて海を見た娘がどんな反応をするのか楽しみでならない。
お盆休みの無い仕事の人も多いかとは思うけれど、お盆とお正月は普段、色々と我慢している大人達へのささやかご褒美のように思う。子供達のように純粋に遊びまくる事は出来ないけれど「仕事にいかなくても良い」ってだけでもリフレッシュ出来るかな……と。私は専業主婦だけど、お盆休み中は家事も普段より手抜きするつもりでいる。
明日からはじまるお盆休み、元気で楽しく過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
梅雨明けしたと言うのに夏らしい日がないままお盆に突入してしまいそうだ。
あちこちで豪雨の被害が甚大とのこと。自然災害の恐ろしさを痛感させられる。私の住んでいる地域では何も起こっていないけれど他人事とは思えない。子供の頃、近所のお年寄りから聞かされた「川が決壊して一瞬にして家が流され大黒柱が1本だけ残されていた」という話を思い出したりしていた。それ以後、河川や堤防の大規模な工事があり、川の決壊は起こっていないそうだけれど「自分ちは大丈夫」なんて保障はどこにも無い。
不謹慎な話だけれど子供のころは「洪水になったら、みんなでポートを漕いで街を移動したらいいよね」と本気で思っていた。そんな呑気なことを言っている場合では無いってことを知ったのは、随分と大きくなってからのことだ。水害でも地震でも火事でもそうなのだけど「一瞬にして生活が根こそぎ持って行かれる」のは、つくづく恐ろしい。
これ以上、被害が大きくならないことを祈るばかり。
巷では酒井法子の逮捕の話で持ちきりだけど私自身はあまり興味が持てずにいる。ニュースを聞いた時は少し気になったものの、それこそ他人事過ぎて実感が湧かないし、被害者がいる訳ではないので憤るほどのこともない。両親が警察に逮捕されたお子さんの気持ちはいかばかりか……とは思うけれど。ただ、覚醒剤が身近になりつつあるのであれば、子供達に対する教育はしっかりしていかなければなぁ……なんてことを思った。娘はまだ2歳にも満たない子供だけれど、彼女が学生になる頃にはもっと身近な存在になっているかも知れない。その際「うっかり」手を出さないようなペースを作ることは必要だと思う。
ささやかな幸せを維持するって意外と大変なことなのだなぁ。
自分の意思とは関係ないところで災害にあったり、トラブルに巻き込まれたりすることもあるのだから、自分の意思で回避出来ることは回避する術を持ちたいものだ。取りとめもなく、あれこれと考えてみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は市が主宰する子育てイベントに参加してきた。
未就学児を対象にした室内イベントで、スタッフが手作りした夜店っぽいゲームがあったり、玩具を手造りしたり、紙芝居やパネルシアターがあったり。同じ年頃の子供がたくさんいたので娘は大喜びで遊んでいた。この時期、子供を室内で遊ばせることの出来るイベントはつくづくありがたい。
イベントの最後はカレーライスがふるまわれた。大人も子供も同じ味のカレーライス。遠い昔…子供会のカレーライス大会だの、小学校の飯盒炊爨などでふるまわれた「子供カレー」だった。小さい子供が多いので具材は一般的なカレーよりもずっと小さく刻まれてあって、お肉も角切りできなく柔らかい薄切りだった。たぶん、バーモントカレーの甘口ではなかったかと思う。ものすごく美味しいとか、そういう物ではなかったけれど、懐かしさも込みでやたら美味しく感じられた。
カレーイベントと言えば、和歌山のカレー事件をきっかけに、廃止してしまったところが多いように思う。私が子供の頃にあった子供会のカレーイベントも、あの事件をキッカケに無くなってしまった。あの事件が無かったとしても、子供の数が減少している今、子供会の存続自体が難しくなっていたり、家族の形態が変わってきたことで、保護者が前に出て動かなければならないようなイベントをするのは難しい時代なのかも知れない。
自分の家以外の場所で食べる「子供カレー」はやたらと美味しい。
自分ちの味付けではないカレー。ちょっと煮込みが足りなくたって、家族以外の人…友達と食べるカレーの味は格別じゃないかと思う。もしかしたら私が美味しかったと記憶している子供カレーは、友達やあるいは地域の大人達とのコミュニケーションが楽しかったというベースがあってこその物なのかも知れないなぁ……なんてことを、ふと思った。
今日は娘を夏らしいイベントに連れて行くことが出来て良かった。出来ることなら娘には、これから先も「子供カレー」の思い出を作ってあげたいと思う。あの味は家では決して味わうことが出来ない特別な味。だからこそ「思い出」になり得るのだろう。子供の頃の記憶を懐かしく思い出したりしつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
暑中見舞いを書いていたら立秋になってしまった。
本当なら書き直すべきなのだろうけれど書き直すほどの余力が無く無仕方が無かったので、ひとこと添えて投函した。粋なことこの上無い。つい先日梅雨明けしたところなのに、もう立秋だなんて。思えば来週はお盆休みに突入する。夏らしさを満喫する前に夏が過ぎて行ってしまいそうだ。
昨日は地元の花火大会があった。大規模なものではないので地元の人しか参加しない。だけど、そのぶん近くで見られるので地元民には人気のイベント。私も娘を連れて行こうと思っていたのだけれど、朝・夕の2セット外遊び(水遊び含む)に付き合ったらクタクタに疲れてしまって、娘を連れて人混みに出掛けて行く気力など、どこを探しても無かった。今朝、娘の友達のお母さんから「昨日の花火は綺麗だったね」とメール。とても楽しかったとのこと。やっぱり連れて行ってやるべきだったかなぁ……と少し後悔。
昨日、今日と、ついてない流れにハマってしまっていて、娘が私の携帯電話を水没させてしまった。現在、携帯電話は乾かし中。復活してくれたら良いのだけれど、どうだろう? 以前、水没させた時はなんとか復活してくれたのだけど。今日は娘のお昼寝中に電話をかけたい人がいたのになぁ。携帯電話のアドレス帳に入っているデータも、ちゃんと紙媒体に記しておくべきだと反省する。
そんなこんなで気分が盛り下がっている。残暑見舞いの葉書は真っ白なまま何枚も残っている。娘が寝ている間にパッハと書いてしまえば良いものを、いまいち乗り気になれずにいる。いっそ娘と寝てしまった方が良かったのかも知れない。
グズグズと後ろ向きなことを綴っていても仕方がないので、洗濯物でも取り込もう。お昼前に干した2回目の洗濯物も、もう乾いている頃だろう。娘が起きたら、オヤツに葡萄でも食べて仕切りなおそう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
ご近所のお子さんが「夏休みの読書感想文に何を読ませたらいいか分からない」と相談されて、何冊かお勧めしてみた。
お子さんは小学校4年生男子。ちまたで「小学校中学年の子供にオススメ」とされているような本にはちっとも手が伸びないとのこと。ためしに最近はどんな本が勧められているのかと調べてみたのだけれど、あれではダメだろうなぁ……なんてことを思った。
課題図書や「○年生の子供にオススメ」とされている本は「そこそこ本が好きな子供」に読ませる本だと思う。普段、ゲームや漫画しか興味のない子に、いきなりそんな本を読ませようとしたって無理って話。大人の感覚だと「国語の教科書レベルの物なら読めるだろう」と思いがちだけど、国語の教科書に出てくるのは、短編かもしくは長い作品の一場面を切り取った物に過ぎない。長い物語を読む力と、国語のテストで良い点を取る力は全く違う。
普段から本を読む習慣が無いのなら、学年別で推奨されている本の中から、その子の学年より少し下の学年の物を選ぶ……とかしなければ読むこと自体が苦痛だろう。
男の子だし冒険とか好きそうだから…と、安直に『海底二万里』とか『十五少年漂流記』や『トムソーヤの冒険』を読ませようとしたところで、翻訳作品に触れたことのない子供なら「なんじゃ、こりゃぁ?」となること請け合い。いっそドラクエ等のゲームが好きな子ならライトノベル系のファンタジーを勧めた方がいいように思う。もっとも、これだと読書感想文向けではないのだけれど。
今回は相談された子をよく知っていたので、彼の好きそうなのを数冊お勧めしてみたけれど、この時期、小学生のお子さんを持つ親御さんはさぞかし頭が痛いことだろうなぁ。
「本を読まされて感想を書かされる」なんて気の毒だとは思うけれど、そもそも宿題の存在自体が楽しいものではないのだから、それは仕方がないことかも知れない。でも本好きとしては、子供達に「読書なんて面倒」と思わかねない「読書感想文の宿題」なんて、いっそ無い方がいいのになぁ……なんて思ったりする。
夏休みの宿題なんて遠い日の思い出になりつつあるのだけれど、私もそのうち娘の宿題に頭を悩まされる日が来るのだろう。まだその立場になっていないので「宿題なんて無ければ良いのに」と子供染みたことを思ってしまう。とは言うものの、宿題に悪戦苦闘するのも夏休みの思い出の一つになるのだろうなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は久し振りにバナナケーキを焼いてみた。
ちょっと熟し過ぎたバナナがあったし、今朝は家事が比較的スムースにこなせて時間に余裕があったので、たまにはお菓子作りもいいかなぁ……と。娘には何も言わずにコソッっと準備を始めたのだけど、台所仕事のお手伝いに目覚めた娘は何も言わなくても、いそいそとやってきて「お手伝いさせて」と大騒ぎ。混ぜる作業や、生地に飾りバナナを乗せる作業などを手伝ってもらった。最近娘はお手伝いが好き過ぎて困る。特に泡だて器を見ると「何か美味しい物を作るんだ」と分かっているらしい。娘のお手伝いはかえって面倒なのだけど、それ以上に可愛らしさが勝る。
バナナケーキは色々なレシピがあるけれど、今回のはかなり美味しかった。薄力粉とバターと卵を使うシンプルな物。家にある材料によってレシピを変えるのだけど、ヘルシーなレシピよりもバター使うレシピで作るケーキが美味しいように思う。
そんな訳で今日の午前中のオヤツは焼きたてのバナナケーキと紅茶だった。こう暑いと焼き菓子なんて美味しくないかなぁ……と思ったけれど、焼きたてのバナナケーキは美味しかった。娘も「自分で作った」ってところが嬉しかったのかパクパク食べていた。娘は今月で1歳10ヶ月。少しずつお菓子を解禁している。
私は料理にしろ、お菓子作りにしろ「台所に立って食べ物を作る」というのが根本的に好きらしく、バナナケーキを焼いたことですっかり良い気分になってしまった。ある意味、安上がりなストレス解消法だと思う。料理にしても、お菓子にしても、もっと手の込んだ物を作りたいのだけれど、娘と遊ぶ時間をたくさん取ろうと思うと、なかなか凝った物が作れないのが悩みの種。しかし、これも娘の成長と共に変わってくるのだろうなぁ。
お菓子作りは地味に楽しい。バナナケーキを焼いただけで「ああ。今日は良い日だ」と満足している自分がいる。この調子で夜まで気持ちよく過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
娘にお手伝いしてもらって作ったバナナケーキ。いつか娘が1人でケーキを焼く日が来るのだろうか。
休日に家族で自宅からちょっと離れた公園へ行った際、道中で「野菜直売所」があるのを見つけた。
その野菜直売所の存在は既に何年も前から気づいていたのだけど、畑の隅っこに倉庫のような小屋のような建物で「野菜直売」の旗が立っているだけで、賑わっている雰囲気は全くなくて「以前は野菜を売っていたけれど今は使っていない廃屋」だと思っていた。ところが、どうやらそうではなくて現役で営業していたらしい。信号待ちの間、夫が好奇心から覗いてみたらちゃんと野菜が売っていた。何か買おうかと思ったのだけど、野菜はほとんど売り切れだったので、改めて買いに行ってみた。
朝、9時半に行ってみたら、野菜が沢山並んでいた。直売なだけあって安い! ニラの大束が70円。小松菜が80円。胡瓜など曲がっているのを承知で買うならビニール袋いっぱいに詰まったのが100円。しかも、どの野菜も新鮮ときたもんだ。ニラとモロヘイヤと胡瓜と玉ねぎを購入した。どうやら人気のお店らしく「売り切れたら閉店します」などと書かれた張り紙があり、通常は午後1時までの営業とのこと。
結婚して、今の家で暮らすようになって足かけ4年。今まで、そんな素敵なところがあると気付かなかっただなんて不覚の至り。これからは、せっせと通おうと思う。地場野菜しか売っていないので、スーパー等で買わなければならない物(キノコ類、モヤシ等)もあるけれど、これからは野菜直売所の野菜メインで献立を考えようと思っている。
ずっと同じ場所で暮らしていても、知らないことって多いものだなぁ。野菜直売所にしてもそうだし、PLの花火の見えるポイントで公共施設が一般開放していた…なんてのもついこの間まで知らなかった。日々の生活は変化に乏しく、これといった事件も起こらないけれど、自分さえその気になれば案外、新しい発見があったりするのかも知れない。
これからは毎日地元で採れた新鮮な野菜が食卓に上るだなんて嬉しいことだ。日々の生活の中で楽しみが1つ増えたなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
先日、夫にかねてから疑問に思っていたことを質問した。「あのね。最近、巷で『連合軍』って書いた青くて丸いステッカーを貼っている車をやたら目にするんだけど、あれは何の団体?」すると、夫は爆笑して言った。「どこを、どう読んだら『連合軍』になるんだ?」と。丁度、青くて丸いステッカーを張っている車が停まっていたので近よって確かめてみると、そこには『連合軍』ではなく『適合車』と書かれていた。
「俺はよく知らないけれど、規格をクリアしたディーゼル車に貼るステッカーじゃなかなぁ」と夫。そして夫は言った「ところで、どんな団体だと想像してたの?」と。私は正直に自分が想像していたことを答えた。「チームマイナス6パーセント…みたいなエコ関係の団体か、そうでなければ『昔はヤンキーだったけど今は更生して真面目に働いてます」って人達の集団だと思っていた」と。夫から、さらに笑われたのは言う間でもない。
ずっとずっと疑問に思っていた事が、私の見間違えだっただなんて、なんだかショックだ。私は裸眼でメガネをかけたことが無い。ピーク時には両目それぞれ1.5ずつあった。最近、遠くの看板の文字なんかは読めないことが多いので視力が落ちているのだと思う。それにしても、冷静に考えてみたら営業車に『連合軍』はあまりにもおかし過ぎる。それに、近くまで行ってちゃんと確認したら分かったはずなのに、ずっとずっと『連合軍』だと思い込んでいたのだ。
訊ねた相手が他人ではなく夫で良かったなぁ……としみじみ思った。
思い込みって凄いなぁ。1度、そうだと思ってしまったら、それ以外の物には見えないのだから。気をつけなくては。『連合軍』の話はさておき、大阪もやっと梅雨が明けた。梅雨明けしたと思ったら来週はお盆休み週間。なんだか腑に落ちないような…夏に騙されているような気がする。暑さも本格化するだろうしバテないように気をつけよう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
昨夜は娘を連れてPLの花火大会を見に行ってきた。
日中は短時間ながらも豪雨が降ったり、唐突に雨が上がったりと落ち着かないお天気。外遊びは出来ないだろうし……って事で、電気屋さんへトースターを買いに行った。ショッピングモールへ紅茶の葉を買い、フードコートで昼食。さぬきうどんを食べた。早々に帰宅してお昼寝。夕方は散歩がてら地元のスーパーへ。あとは夕食を食べてお風呂に入って寝るだけ……と思っていたら、夫が唐突に「今夜は花火を見に行こう」と言う。
実は我が家はPLの花火大会の会場からはかなり遠いのだけど、花火を見られるポイントがいくつかある。夫はその一つへ行こうと言うのだ。自転車で10分ほどのところにあって、意外と綺麗に見られるとのこと。花火大会は午後8時スタート。娘はいつもその時間には眠っているので、どうかなぁ……と思ったのだけど、滅多にないことなので連れて行くことにした。
夕食とお風呂を済ませ、虫よけを身体に塗りたくって出発。遠くからではあるけれど花火が見えるその場所は花火大会のために施設を一般に開放してくれていて、そこそこ人が集まっていた。シートを広げて持参したお茶を飲みながら花火見物。
1歳児の娘に花火が理解出来るのかどうか少し心配していたのだけど、心配は無用だった。娘は花火を指さしながら「ドーン! バーン!」と声を上げたり、両手をキラキラさせたりして喜んでいた。私自身花火を見るのは娘を妊娠してからは初めて。日本一と言われるだけあって(本当に日本一なのかどうかは知らない)遠目とは言うもののPLの花火は素晴らしいものだった。
途中、娘が甘えてきたので「眠たくなっちゃったの?」と聞くと「はい」と娘。フィナーレは見ず途中で撤収。娘は花火に興奮したのか寝かせるのに少し手間取ったけれど、行って良かったと思う。娘はきっとこの生まれて初めて見た花火のことは大人になったら忘れてしまうのだろうけれど、記憶には残らなくても娘の心に何某かの物が刻まれたのではないかなぁ…なんてのは単なる親の希望だけど。
娘だけではなく私もたっぷり楽しませてもらった。夏の花火って良いものだなぁ。花火シーズンのうちにもう1度見られると良いのだけど。そうでなくとも来年にはまた。花火は一瞬の芸術だと言われるけれど、儚く消えてしまうから良いのだと思う。良い夜を過ごさせてもらったなぁ…って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。