白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年01月30日(水) 台所探検

昨日は1日中雨。娘のご機嫌すごぶる悪し。

娘は「育てやすい」部類に入る子だと思う。赤ん坊の育児が大変だと言えばそうだけれど、辛いと思ったことなどほとんど無い。ただ娘にも「ものすごく調子が悪い日」があって、そう言う日はちょっとしんどい。

昨日は雨降りで散歩に出かけられなかったせいか、新生児に戻ったかのようなグズグズっぷりだった。娘に聞いたことは無い(と言うか聞いてみたところで分からない)ので真相は謎だが、娘は散歩を事の他楽しみにしていて、それが叶わなかったためストレスが溜まってしまったのだろう。いっときも放っておけずに、抱っこか、おんぶ、もしくは「1人で遊ぶの嫌だから相手してちょうだい」を要求。

お昼寝だけはすんなりしてくれたので、その間に家事を済ませる。夕方、お昼寝から目覚めたらご機嫌も治るだろうと思っていたら不機嫌続行。娘はお昼寝をしてエネルギー充填120%。私は娘が寝ている間に家事をしていたものでお疲れ気味。夕方以降は娘の要求に付き合いきれずに閉口した。

娘が喜ぶような遊びは到底続けられる訳も無く、くたびれた私は娘を抱いて台所に置いているPC机のキャスター付きの椅子に座り、椅子に座ったまま娘に台所を見学させた。食器棚を開けて見せ、流し台を開いてみせ、冷蔵庫の中を覗かせ……台所探検のようだった。こんな子供騙しで娘が納得するかと思いきや、娘は案外興味深げに台所の様子を伺っていた。ひととおり案内した後は、これまた椅子に座ったまま、しばらく小学生の子供みたいに台所内を椅子で滑ってしばらく遊んだ。

知らない人が見たら変な光景だろうなぁ……と思うけれど、我ながら良い考えだったと思う。この手がいつまで使えるかは疑問だけど、また昨日のようなことがあったら試してみようと思う。ちなみに今日は娘ご機嫌。雨が上がって早春のような暖かさだ。朝のうちから待ちかねたように散歩へ出掛けたのは言うまでもない。暖かくなるのが待ち遠しいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月29日(火) おんぶ

娘、生後110日目。私の姿が見えないとブーブー言うので、おんぶして家事をするようになった。

新生児の頃は何か要求があると泣くだけだったが、最近は喃語が出るようになり、いきなり泣くのではなく喃語でブーブー訴えてから泣くようになった。と同時に私の姿が見えないとブーブー言い、顔を見るとピタッと止むようにもなった。もちろん、ずっと姿が見えないと泣き出してしまう。これでは娘が寝ている時以外、全く家事が出来ない。新生児の頃は寝ている時間が長かったのでそれでも良かったのだけど、起きている時間が長くなってきているし、首も座ったので、おんぶ紐デビューと相成った。

おんぶをして家事をしている間、娘は神妙な顔で周囲の様子を見ている。ちょっと改まったような表情が可愛らしくて良い。自分で動けない分、背中にへばりついて変化する景色(と言っても室内だけど)を見るのは娘にとった楽しいことなのだと思う。

むすめをおんぶして四つ這いで台所の床を磨いている最中、ふと見ると冷蔵庫の扉に私達の姿が映りこんでいた。どこかで見たことのある絵だと記憶を巡らしてみたらテレビの動物番組で見る「猿の親子」の姿そのままだった。猿も人もやっている事に大差は無いものだなぁ……と1人感心した。

私も赤ん坊の頃は母におんぶしてもらったのだろうけれど、その時見た景色は全く憶えていない。娘もきっとそうなのだろう。今、娘は忘れていく時間を過ごしているのだと思うと少し切ないような心持ちになってしまう。もっとも、たとえ娘が私におんぶされた事を忘れたとしても私は決して忘れない。私に残る記憶は娘がくれる宝物だ。

ちなみに今も娘をおんぶしたまま、これを書いている。おんぶして家事をしている最中に娘が眠ってしまったので下ろすに下ろせなくなってしまったのだ。娘が起きたらおんぶから解放してもらおう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月28日(月) 投票日の午前中

昨日は家族で投票へ行ってきた。

投票日の午前中の空気って、なんか好きだ。ものすごくマッタリとしている、あの感じが。あの空気感は元旦の午前中の空気とも少し似ている気がする。ぶらぶら歩きしている家族の姿が、そこここに見られて、ご近所の風景がいつもと少し違って見える。

ベビーカーを押して地域の小学校まで。いつか娘が通う予定の小学校。私にとっては思い出の学校でもなんでもないのだけれど、小学校ってどこの学校も、どことなく似ていて、通ったことも無いくせに、なんとなく懐かしい気がするから不思議だ。

投票を済ませ、ドラッグストアに寄って娘のおむつを買い、お散歩がてら遠回りして帰宅した。新興住宅地ではなく昔からある「旧村」と呼ばれる地域には、古めかしい昔風の佇まいの家が残っているのだけど、とあるお宅の梅の木はもう花を咲かせていた。底冷えのする寒さだったけれど、ちゃんと春は迫っているのだなぁ……と、ちょっと嬉しい気分になった。

午後からは自宅で何をするでもなく過ごした。夕食は豚肉のお鍋。味噌味にしたのだけど、お正月に使った白味噌を混ぜたら甘過ぎる鍋が出来てしまった。甘さに辟易し、途中から豆板醤を入れて食べた。

選挙結果については思うことがあるけれど、当選した限りは新知事さんには頑張ってもらいたい。それにしても毎度思うのだけど投票率はもう少し上がらないものかなぁ。投票へ行かない人は政治に文句を言う権利がないと思うのだ。

今日からまた1週間スタート。1月もいよいよ最終週。アッっと言う間の1ヶ月だった。娘も大きくなるはずだ。1週間頑張らねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月26日(土) 少女漫画育ち

昨日、夫と昔風な黄金パターンのラブコメアニメを観ていて激論を交わした。主人公と可愛い幼馴染、主人公が初恋をした美形少女の三角関係が中心になっている作品で「ラストは主人公と誰が結ばれるのか」ということについて私と夫は全く逆の意見を持ったのだ。

私は初恋の美形少女に違いないと言い、夫は幼馴染だと言った。お互い「この人、ちょっと思考がオカシイんじゃないの?」と言うレベルで相手の意見が理解出来なかったのだけど、双方の言い分を話し合ってみると少女漫画の定石と少年漫画の定石が違っていることが要因のようだった。

少女漫画育ちの私の言い分はこうだ。少女漫画だと主人公はどんな困難があっても初恋の人と結ばれるのが黄金パターン。しかも幼馴染は平凡な容姿なのに対して、初恋の少女は超美形。高い困難をクリアしてこその漫画(アニメ)なのだから、現実世界に転がっているような展開になるはずがない。

一方、少年漫画育ちの夫の言い分はこうだった。きみはドラクエ5でビアンカとフローラが登場した時、どちらがヒロインだと思ったのか? 当然、幼馴染のビアンカと認識したはずだ。第一、主人公が健気で可愛い幼馴染を選ばなければ、読み手(視聴者)は「あいつ、なんてことしやがるんだ!」と思うはずだ。そして、もう1つ。美形少女が男性達から人気を得るのは「あんなに綺麗なのに失恋するなんて可哀想に。俺が幸せにしてやりたい」と思うからであって、だからこそ美形少女は主人公に選ばれない。

私と夫は互いの意見を聞いて「なるほどなぁ」と納得した。恋愛に夢を求める少女漫画に対して、少年漫画は現実的なところに落ち着いている……ってところが見解の分かれ道だったようだ。そう言えば、確かに少年漫画のヒーローは最終的に、身近な人とと結ばれるケースが多いように思う。もちろん全てが黄金パターンに当てはまる訳では無いけれど、少年漫画の恋愛と少女漫画の恋愛は対極に位置するようだ。

じつにクダラナイ話なのだけど、育ってきた環境によってこうも意見が変わるものなのだなぁ…と感心してしまった。と同時に、少年漫画も好きだと言いつつ、なんだかんだ言って少女漫画育ちな自分を再発見した。

観ていた作品は男性誌掲載だったので夫の説が正しいような気がする。ちなみに夫婦して共通の見解は「誰とも形にならず現状維持でオシマイなんてのもアリかもね」だったりする。もう完結している作品なので調べれば結末は分かるのだけど、調べずに、ゆっくり追っていきたい……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月25日(金) 美人女医

今日は娘を連れて皮膚科へ行ってきた。

皮膚科へ行くのは今日で2回目。乳児湿疹が痒そうだったので、早いうちに連れて行ったのが1回目。今回は経過観察って事なのだけど、処方された保湿剤を塗っていたらすっかり綺麗になった。自分の病院だと後回しにするのだけれど、娘の事になると些細なことでも気になるし、いち早く病院へ……となるあたりが、不思議だなぁと思う。

お世話になっている皮膚科は新興住宅地の中に最近出来た個人医院で、近くには皮膚科が1軒も無かったので大繁盛のご様子。病院が繁盛する…って言うのは、喜ばしい事とは言えないかも知れないが、それでも近くに皮膚科が出来たのには本当にありがたい。

まだ新しい個人医院の医師は若い女性だった。しかも飛び切りの美人ときている。はじめての時は何かの間違いかと思ったくらいだ。美人女医なんてテレビドラマかAVの中だけの存在かと思っていたのだが、本当にいるものだなぁ。いままでも女性の医師に診てもらったことはあるけれど「若くて飛び切り美人」なんて人は1人もいなかった。

実はこの皮膚科。皮膚の弱い夫は昨年お世話になっている。それなのに夫は「女医さんだったよ」とは言ったものの「美人女医だった」とは言わなかった。帰宅して「どうして美人だって教えてくれなかったのか?」と問うと「そう言えば美人だったなぁ。俺はそれよりも、あんな若い人がどうやって開業したのか気になって、そればかり考えていた。美容整形で荒稼ぎでもして資金を溜めたのかなぁ……とかさ」との事。「お家が資産家とかで援助してもらったんじゃないかなぁ。だって、すごく育ちが良さそうな雰囲気の人だったもの」と私が言うと「言われてみれば、それもアリだなぁ」と夫。

あぁ…それにしても美人で頭が良くてお金持ち。なんて人、本当にいるのだなぁ。すっかり感心してしまった。「天は二物を与えず」と言う言葉があるけれど、そんな事も無いらしい。

ちなみに今日の診察の結果、娘の乳児湿疹は経過良好とのこと。乳児独特のものなので、まだしばらくは出るだろうけれど「酷くなったらまた来なさい」とのこと。娘のお肌を守ることが出来た私は、とても満足して帰宅した。

そうそう皮膚科のお世話にはなりたくないけれど、美人女医に会えるのは悪くない。待ち時間の間、娘をあやしつつ「あんなに美人で頭が良くてお金持ちの人って…」なんて想像してとても楽しかったのだ。娘が成長する過程で、あの皮膚科には何度かはお世話になることがあるかも知れないけれど、楽しみが出来ちゃったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月24日(木) 白木蓮と雪

ここのところ寒くて参ってしまう。冬だから寒いのは当たり前なのだけど、前半戦が比較的暖かかったものだから余計に身に染みるように思うのだ。

今日はこの冬はじめて雪を見た。娘を連れてスーパーに買い物に出かけたら白いものがチラチラと。どうりで寒い訳だと納得しながら、娘を連れ出すんじゃなかったと後悔した。雪はすぐに止んだので大事に至らずに済んだのだけど。

スーパーの2Fでアルバムを買い、1Fの食料品フロアで食料を買う。蕪が安かったので明日は蕪のクリームシチューを作ることに。ちなみに今夜のメニューは芋ごはん・茄子のお味噌汁・鮭かま塩焼き(立派な鮭かまを戴いたので)ほうれん草のお浸し・キンピラ牛蒡。冷蔵庫の中身と相談したら、自ずとこういうメニューになった。何か身体の温まるものを1品作ったほうが良かったなぁと思うが後の祭り。

スーパーの帰り道、大きな病院の敷地内に植えられている白木蓮に目をやったら、つぼみが随分と膨らんでいた。こんなに寒いのに、季節は着々と移行しているらしい。白木蓮のつぼみを見ていたら、昨年の今頃に娘の妊娠が分かったのだなぁ……なんてことを思い出した。ちょっと感慨深い。

帰宅後、買ってきたばかりのアルバムに娘の写真を貼りつけた。娘の写真を見ながら、この世に生を受けて100日あまりしか経っていない娘が、しかし大きく成長しているという事実に感じ入った。

それにしても寒いなぁ。白木蓮のつぼみを見てご機嫌な気分になったのだけど、まだまだ春は遠い訳で。風邪を引かないように気を付けねばなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月23日(水) スパゲティ・ナポリタン

お食い初め翌日の日曜日は恐ろしく寒かった。

前日、張り切り過ぎたせいか、朝からグッタリ気味で何もする気にならず。本当なら少しくらい寒くても娘を散歩に連れ出すのだけど、たまには休憩もアリと言うことで。親子3人川の字になって昼寝をしたり、撮り溜めていたアニメを観たりして怠惰に過ごした。

夕方になってダラダラモードが抜け切れず「おかず」を作って並べる気にならなかった。「今日は手抜きでもいい?」と夫に聞いたら「何か出前でも取ろうよ」と言ってくれたのだけど、前日にご馳走を食べているし2日続けて豪気にいくのもなぁ……とて、冷蔵庫の中身をチェック。いい具合に材料が揃っていたのでスパゲティ・ナポリタンを作ることにした。

私達が子供だった頃。パスタはスパゲティと呼ばれていて、料理方法と言えばミートソースかナポリタンくらいしかなかった。アルデンテなんて茹で方は無くて、麺の腰が無くなるくらい茹でていたように思う。いつしかスパゲティはパスタと呼ばれるようになり、料理方法も多彩になって、そういった物は作らなくなっていたけれど、たまには昔風のスパゲティもいいかなぁ……と。

スパゲティは芯が無くなるくらいに茹でて、ハム・玉葱・ピーマン・椎茸を炒めてスパゲティを投入。塩、胡椒、オイスターソース、ケチャップで味付けして出来上がり。スパゲティ・ナポリタンにトマトと茄子のサラダと、ワカメスープを添えた。

何年かぶりに食べるスパゲティ・ナポリタンはやけに美味しかった。「子供の頃はミートソースの方が好きだったんだけどなぁ」と夫。甘くて少し酸っぱい味がなんとも言えない。懐かしさ込みの美味しさなのだと思うけれど、たまには昔風のスパゲティもいいものだなぁ。

スパゲティ・ナポリタンは少しくどい味なので、しょっちゅう食べたい物では無いけれど、休日のお昼なんかに作るのは良いかも知れない。また間を空けて作ってみたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月22日(火) お食い初め

土曜日は娘のお食い初めだった。

朝からお赤飯を仕込んでお料理の準備。大げさな料理は作らなかったのだけど、娘をあやしつつ料理をするのは大変だった。食事の支度は毎日しているのだけど、いつもよりも少し面倒な物が多かったので。ちなみに献立はお赤飯、鯛の塩焼き(魚屋さんで焼いてもらったもの)ほうれん草のお浸し、蛤のお吸い物、高野豆腐の炊き合せ、天麩羅の5品。

大変だったけれど、けっこう楽しかった……と言うのも、定番料理ではあったけれど「普段より贅沢な材料」を使っていたのだ。普段なら特価の物と、品物のいい高いものがあったら迷わず特価の物を選ぶのだけど、お祝いのお料理にケチがついてはいけないと全て「高い方」で作ったのだ。蛤もエビも、そこそこの値段を出したら立派な物が買えるのだなぁ……と他人事のように感心してしまった。

鯛の塩焼きだけは魚屋さんに注文して焼いてもらったのだけど、持ち帰るのに往生した。予想していたよりも箱が大きくて、他の買い物があったにも係わらずベビーカーのカゴが一杯になってしまったのだ。「中くらいの大きさの鯛」を注文したのだけれど、鯛を入れる箱は「特大の鯛」が入る大きさだったのだ。大きな箱に入った「中くらいの大きさの鯛」は中でスカスカと動かないよう詰め物と一緒に入れられていた。

夕方、夜勤明けの夫を起こして、娘を見てもらっている間に天麩羅を揚げた。準備が出来た頃に愚弟と乙女な母が到着。こじんまりと、お食い初め。お食い初めのお膳には、作った料理の他にも「小石3つ」が並べられた。食べられないものを並べるなんて変な感じだけど「丈夫な歯が生えてきますように」と言うことらしい。夫に抱かれた娘は少し眠たくてボーッっとした顔で、料理を食べる真似事など。お食い初めは「食べる物に困らない人生が送れますように」との願いを込めて行うそうだが、娘には食べ物に感謝しつつ、美味しく食事が戴ける人生を送って欲しいと思う。

お料理も美味しくて、なごやかな集まりとなった。

娘も生後100日。新生児の頃は「気持ちよく抱いてくれたり、あやしてくれたら誰でもOK」だったのに、最近は私で無ければ駄目だという場面が増えてきた。我が子を愛情で縛り上げてしまうタイプの母親の気持ちが少し分かる気がする。それくらい娘が可愛くてならない。娘が私にベッタリになりがちなのは、母として嬉しくも誇らしいことだけど、頑なに自分1人で抱え込んでしまわないように気をつけねば……娘には沢山の人に愛される子に育って欲しい。私が付き合ってやれるのは娘の人生のほんの一部でしかないのだから。

娘が無事に大きな区切りを迎えられて嬉しい。これからもスクスクと成長して欲しいものだなぁ。子の成長を見守るのが、こんなに幸せな事だとは知らなかった。そんな幸せに感謝しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月18日(金) お赤飯

明日は娘のお食い初め。夫は夜勤。娘の寝かしつけを完了した後、1人で明日の準備のシュミレーションなど。

明日の料理に必要な野菜類は購入済み。鯛の塩焼きは注文した。明日は午前中に鯛を受け取りに行って、天麩羅用のエビとお吸い物用のハマグリとアルコールを買う……と忘れないようにメモ書きなど。お赤飯は明日の朝に仕込むとして……小豆ともち米の在庫はOK。

結婚してもうすぐ2年。私は何度お赤飯を炊いただろう。

初めてお赤飯を炊いたのは夫のお誕生日だったかと思う。義母の誕生日、妊娠が分かったお祝い……その他にも、おめでたい事がある度にお赤飯を炊いてきた。これから何度となくお赤飯を炊く機会があるのだと思う。おめでたい事を積み重ねながら、家族の歴史が刻まれるのって嬉しいことだ。

明日は乙女な母と愚弟が来てくれる予定。義母もお誘いしたのだけれど「風邪の季節だし、寒いし出掛けるのも大変だからお祝いだけ送らせてもらうわ」とて、ベビー食器を送ってくれた。来ていただけないのは本当に残念。せめて写真だけでも送ろうと思う。

明日はあれこれ料理をするし、夫は夜勤明けでお手伝いは頼めないので、娘のご機嫌が良いことを願うばかり。グズグズの日じゃないと良いのだけどなぁ。娘はやりやすい子ではあるのだけれど「ガツンと成長する日」ってのがあるらしく、そう言う日はグズグズが止まらないことがあるので。

これから姪っ子が使ったというお食い初め用の食器を出してきて、明日に備えようと思う。明日で娘は生後100日。病気もせず無事に育ってくれてありがたい事だなぁ……と感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月17日(木) 赤ん坊と暮らしてみて

娘、生後98日。今週末はお食い初め。なんだかんだ言いながらも一緒に暮らすようになって、もうすぐ100日かと思うと感慨深いものがある。

私にとって初めての子育ては比較的順調に進んでいるように思う。娘は元気ですくすく育っていて、私もバタバタながらも楽しく暮らさせてもらっている。ここまで赤ん坊と暮らしてみて、色々な発見があった訳だが、もっとも大きな発見は「自分で動けない赤ん坊ってのは毎日退屈している」ってことだった。今まで、低月齢の赤ん坊は寝ているか、泣いているか、お乳を飲んでいるか、1人で遊んでいる……と言う印象があったのだけど。

よくよく考えてみれば当たり前の話なのだが、自分で動けない赤ん坊は、放っておくと毎日同じ天井ばかり見せられることになる。そりゃあ飽きるだろうし退屈もするだろう。私も2ヶ月安静にしている時は退屈でウンザリしたものだ。

赤ん坊は、うっかりすると退屈を持て余す。

「娘を退屈させない」って事は私にとって重要な任務だ。抱っこしてみたり、抱っこして家の中をうろうろしてみたり。ベビーカーに乗せて散歩してみたり、あるいは抱っこで家の近所をウロウロしてみたり。絵本を読んだり、歌をうたったり。玩具であやしたり、手足をもって遊んであげたり。娘の気分を変えるために、いつも寝かせている布団とは違う位置に座布団を置いて娘の視界を変えてやったり。もちろん娘だって1人で遊んでいたい時もある訳で、そういう時は放置するのだけれど。

なんと言うか……娘を退屈させない為の努力は大変と言えば大変だけど、娘は「100%親を頼りに生きている」のだと思うと、いじらしく、可愛らしく「なんでもしてあげたい」と思えてくるから不思議だ。

娘の退屈を撃退すべく日々、知恵を絞り身体を使っている訳だけど、これも娘が自分で動けるようになるまでの事。そうなったら、また違った発見があるだろうなぁ。

そろそろ娘がお昼寝から覚醒しそうな予感。娘が起きたら何をして遊ぶかなぁ……なんて事を考えつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月16日(水) 春を待つ楽しみ

年下の友人から自家製の苺ジャムが届いた。

一足早い苺ジャムは包装紙を破っただけで甘い香りが漂ってきて、ひと舐めしたが、甘くて少し酸っぱくて美味だった。わざわざクール宅急便で送ってくれるだなんて本当にありがたい。
私もジャムを作るのは好きなのだけど、思えば昨年から全く作っていない。秋の花梨、冬の林檎、そして春の苺。年に何回かはジャムを煮るのだけど、日々の生活にかまけて、すっかりご無沙汰してしまっている。

苺の季節には早いけれど「一足早く」ってのも、いいものだなぁ。寒い今だからこそ春が待ち遠しく思えると言うか。寒い日に春を待ちきれずに苺を買って、ジャムを作った友人の姿を想像してニンマリしてしまった。

冬の寒さは苦手だけれど「春を待つ楽しみ」は悪くない。

春の味覚が届いた今日、我が家の夕食は「おでん」だったりする。今年初のおでん。土鍋の中でお出汁に浸っている具材を見ると、なんだか愛しいような気持ちになってしまう。もっとも愛しいとか言いながらも食べちゃう訳なのだが。寒い夜におでん鍋をつつくのは冬のお楽しみの1つだと思う。

明日の朝は食パンに戴いた苺ジャムをたっぷり塗って食べようと思う。今日はパン屋でちょっとだけ奮発して、いつも食べているのよりもワンランク上の食パンを買った。明日の朝が楽しみだなぁ……って事で今日日記はこれにてオシマイ。


2008年01月15日(火) 同窓会の通知

小学校の同窓会の通知が届いた。

娘のこともあるので今回は欠席だな…と思っていたら「俺が見てるから行っておいでよ」と夫。場所は地元の居酒屋さん。途中で退席すれば娘のお風呂&寝かしつけの時間の時間に間に合うので参加することにした。授乳中なのでアルコールは御法度だけど、同級生達と久しぶりに会えるのが楽しみでならない。担任の先生も参加されるとのこと。

みんな、どんな大人になっているのかなぁ……なんて事を思いながら、ふと我が身を振り返ってみた。長い独身生活を経て結婚。そして出産。現在は専業主婦。思えば子供の頃の私がもっとも嫌っていたコースに乗っかっているが「とても幸せです」と胸を張って言うことが出来る。「私にはこれくらいの幸せが丁度いいんですよ」なんて意味合いでは無くて……だ。

独身時代、家族に色々あって金銭的にも精神的にも大変な時期があった。あの頃は結婚は出来ないだろうと思っていたので、あえて考えないようにしていたけれど「日曜日に家族でスーパーに買い物」とか、そう言う類のことに憧れていたのだ。当時、この日記にも何度か書いていた事に「自分はいま誰かの2番目以降の存在でしかないので、誰かの1番目であることに憧れる」というような事があるのだけれど、今は自分を1番だと思ってくれる人もいる。

私はいま、とても幸せだ。

ここまで来るのに随分と遠回りしたようにも思うけれど、もしも真っ直ぐに来たのなら、今の幸せをしっかりと感じることが出来なかったかも知れない。「あたりまえ」の営みは、決して「あたりまえ」では無いって事に気付いたのは私とって良かったんじゃないかと思う。

同窓会の通知を貰って、あらためて我が身の幸せを噛み締めた。来月の同窓会が今から楽しみでならない。大人になった同級生達はどんな顔をして集まるのだろうなぁ……なんて想像しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月14日(月) 変化する家

先日、ダイニングテーブルをリサイクルショップに引き取ってもらった。

夫は1人暮らしが長かったため、たいていの家具は揃っていたので、結婚した時も新しい家具はほとんど買わなかったのだけど、ダイニングテーブルは数少ない自分達で選んだ家具で、天板がガラス貼りで、ちょっとお洒落なデザインだった。本当のことを言うと手放したくは無かった。しかし、娘が産まれてからは居間のちゃぶ台で食事をするようになっていたし、何よりも娘が動き出すまでに家の中を危なくないように片付けるため、ドナドナを歌いながら涙を飲んで手放した。

ダイニングテーブルが無くなった台所はガラン広くなってしまった。台所は我が家で1番広い場所となり、一休さんのように床掃除をすることが出来るようになった。「それにしても広くなったなぁ、珍念」と夫。「えっ、珍念さんはO(夫の名前)さんでしょ?」と私。「まさか自分が一休と思ってる訳?」などと軽口を叩きながら、夫と2人で安国寺の小僧さんのように台所の床を磨いた。

この連休はホームセターへ出向いてカラーボックスを2つとカラーボックス用の引き出し買い、広くなった台所に置いて娘の玩具置き場を作った。「子育て中の家族が住む家」と書けば聞こえが良いが、別の言い方をするならば「所帯臭くなった」とも言える。お洒落生活からは遠ざかってしまったけれど、娘がある程度成長するまでは、娘主体の生活をしていきたいと思う。

お洒落な家作りは娘が成長してからでも遅くないのだ。

家というのは家族の形態によって変化していくのだなぁ。いままでは子供のいない共働き夫婦が暮らす家。これからは夫婦と子供が暮らす家。そしていずれは老夫婦が暮らす家になっていくのだろう。家は家族で暮らす場所なのだもの。家族が住み良い場所でなければ。

娘が動くようになるまでに片付けたい箇所は他にもあるので、少しずつ片付けていこうと思う。こういう用事ってけっこう楽しい。娘が安全で、なおかつスッキリ暮らしやすい家を作っていきたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月11日(金) 人騒がせな客人

年明けから夫婦で『ひぐらしのなく頃に』というアニメにハマっている。DVDを借りてきて、寝る前に毎日少しずつ観るのがお楽しみ。(猟奇殺人等の話なので残虐な場面等あるのでご了承のほどを。子供に見せるのはどうかと思うがいい年をした大人のお楽しみってことで)

1日の用事を済ませ、お茶と小さなオヤツをつまんでから電気を消してDVD鑑賞タイム。(テレビを観る時は部屋を明るくするものだけど、これも個人的なお楽しみってことで)。昨日もワクワクと観ていたのだけど、鑑賞途中で夫が突然「なんだ!」と大きな声を出してDVDを止めた。

「何かいる!」と夫。明るい時ならまだしも、電気を消しておどろおどろしいアニメを観ている時に、そういうのってちょっと恐い。「あそこだ」と夫が指差した先には……てのひらサイズのコウモリがカーテンにぶら下がっていた。

私達の住んでいる場所は大阪でも比較的田舎びたところで、夕方になるとコウモリが飛んでいく姿をよくみかける。山の麓に巣があるのだと思う。しかし、家の中にコウモリがいるなんて普通じゃない。たぶん玄関を開けた時、人間と一緒に入ってきて、暗くなるまでどこかでじっとぶら下がっていたのだろう。

コウモリを家の中にぶら下げておく訳にもいかないので、外に逃がすべく捕まえようとしたのだけれど、相手は空と飛ぶ生き物なだけに、これがなかなか捕まらない。私が箒で追い立てて、夫が捕まえて外に逃がした。

コウモリを近くで見たのは初めてだったが、羽をたたんでぶら下がっている姿はネズミのようで、飛んでいる姿はアニメなんかで見るあの姿そのものだった。吃驚させられたけど、夜の捕り物劇はなかなか面白かった。もし娘がそこそこの年齢だったら「コウモリ、家で飼おうよ」とか言い出すのかなぁ…などと想像したりもした。それにしても人騒がせな客人だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月10日(木) 雛人形を買う

昨日は代休で夫休日。娘を連れて雛人形を買いに行ってきた。

娘の雛人形は初節句のお祝いに乙女な母が買ってくれることになっていて、乙女な母は孫娘と雛人形を買いに行くのをそれはそれは楽しみにしていたのだれど背骨にヒビが入ってから、まだ身体がシャンとしていないので泣く泣く断念。雛人形を買うのはギリギリでも構わないから乙女な母が回復してから、一緒に行こうと言ったのだけど「それじゃあ、良い物は売り切れちゃうから」と乙女な母が言うので、家族3人で行くことに。

大阪では松屋町という街が人形や玩具を売る問屋街になっている。松屋町は大阪玩具界の秋葉原のような街。私達もそこで雛人形を買うことに。我が家は狭くて段飾りを置くスペースが無いのでお内裏様とお雛様だけの「親王雛」を買うことにした。

最近はお洒落な台が付いていたり、屏風に桜や桃の花が描かれていたりするモダンなデザインのお雛様が多いのだけど、私達は昔ながらのシンプルな物を…屏風は普通の金屏風。台はいらなくて緋毛氈のみというスタイルの物を買おうと思っていたのだけれど、最近の主流からは外れるらしくて思っていたような物は案外数が少なかった。人形屋さんが言うには、もともとお雛様は段に座っているので台ではなくて緋毛氈に飾るのが本当なのだとか。セールストークかも知れないけれど「流行物よりも昔ながらの物の方が飽きが来なくていいですよ」とのこと。

結局、人形屋さんを4軒まわって希望通りの気に入った物が見つかった。乙女な母の出してくれる予算を上回ってしまったので、はみ出た分は自分達で出すことに。関西で主流の着せ込み人形を買うつもりだったのだけど、とても気に入った物があったので関東風の木目込み人形にした。選んだのは真多呂という人のお人形。小さい子供は華やかな着せ込み人形の方が好きだと思うのだけど、長く飾るには木目込み人形がいいかな…と。

ともあれ気に入った人形を買うことが出来て良かった。人形を買った後は心斎橋のそごう百貨店(授乳室があるため)で授乳とおむつを替え。ゆっくりと昼食を…と思ったのだけど、娘がグズりそうだったので、娘が泣いたらすぐに出られる店が良いだろうとて、ソファー席のあるロッテリアで娘をあやしながらエビバーガーを食べた。久しぶりに都会へ出たので昼食は残念だったけど、せめて甘い物をと、百貨店の地下でケーキを買って帰宅した。

雛人形は女の子のお守りという意味合いがあるらしい。「末長く娘を守ってやってね」とお雛様にお願いしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月08日(火) 湯のし

昨年、夫に編んだ帽子がヨレヨレになってしまったので湯のしをして編みなおすことにした。

今回編みなおす夫の帽子は、編み物をはじめたばかりの時に作ったもので、いまひとつの出来だったと言うことに加えて、通勤時バイクを乗る時、ヘルメットの下にかぶっていたためヘルメットをかぶる度に引っ張られて、少し伸びてしまったのだ。ヘルメットの下にかぶっているならサイズが緩くても気にならないのだけど、夫は昨年末からバイク通勤を止めて普通に帽子を被るようになったため、帽子の不恰好さが目につくようになっていたのだ。

1度編んだ毛糸をほどいて湯のしをして使うだなんて、年輩の方の話で聞いたことがあるだけで、実際にいるのは初めての経験。困った時はグーグルに聞け…って事で、湯のしの方法を調べてみた。毛糸を解いて束にして、熱いお湯にくぐらせて、陰干しすれば良いとのこと。早速、湯のしにチャレンジした。解いた毛糸は編み癖がついてグルグルになっているのだけれど、湯のしをした後は元通りの「編みやすい毛糸」の状態になっていた。

湯のしなんて馴染の無い作業だけれど、調べてみると『湯のし器』なんて器具もあるそうで、昔は極当たり前にしていた作業なのだろうなぁ。もっとも、私が知らないだけで今でも当たり前にしている作業なのかも知れないけれど。

眠っているセーターやなんかを解いて湯のししたら、面白いものが出来るんじゃないかなぁ。我が家には眠っていセーター類は無いのだけれど、乙女な母あたりは何か死蔵していそうなので聞いてみようかと思う。気が付けば毛糸編みシーズンも、あと2ヶ月弱。編み物歴2年目の今年も、なんだかんだと楽しませてもらっている。

これを書き終わったら、夫の帽子を編みましょうかね……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月07日(月) こじまんりと。それでいて幸せ

日曜日、家族で図書館へ行って来た。

出産前はせっせと通い詰めていた図書館だけど娘が産まれてからは「近くて遠いガンダーラ」になってしまっていた。行って行けないことも無かったが、娘にとって長時間のお出掛けはキツイだろうと自粛していたのだ。

夫が「今日は図書館へ行こうか?」と言ってくれた時の嬉しかったことと言ったら。娘も、もうすぐ生後3ヶ月。首もほぼ座ってきたし、電車に乗ってお出掛けもしたことだし、そろそろ図書館へ連れて行こうと言うことに。私1人だと娘がグズったりした時に心配だけど、夫がいてくれたら、そういう心配も無い訳で。

新刊の小説を2冊と、育児関連の本を1冊、それにお料理の本を1冊借りた。育児関連の本については、本に振り回されないように…と今日まで買ったことも読んだことも無いのだけれど、娘との生活にも慣れてきたので、そろそろ読んでも惑わされることはないだろう…と。お料理の本については、このところ育児等にかまけて新しい献立を並べることが少なくなっていたので、ここらで1発渇を入れようかと。

久しぶりに「新鮮な活字の匂い」を胸いっぱいに吸い込んできた。

小さい子供がいると行動が制限されてしまうけれど、その分、ささやかな出来事を嬉しく感じられるように思う。たかが図書館へ行ったくらいで、こんなに浮かれてしまうとは思ってもみなかった。娘が小さい間は「こじまんりと。それでいて幸せ」ってのがテーマになるような気がする。

今日は生憎の雨。お散歩にも行けないので午後から借りてきた本でも読もうかなぁ……なんて思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月05日(土) この1ヶ月

晴天の土曜日。夫は出勤なので娘と2人で過ごす。お天気が良いのでシーツを洗濯したり、お布団を干したり。お正月三が日にも晴天の日があったのだけど「余計な家事はしない」と決めていたので、お布団を干すのは久しぶり。毎度のことだが、お布団を干すと気持ちが晴れるような気がする。

12月は初旬からずっと娘を連れて実家に出勤して、自分の家と実家との2軒分の家事をしていたのだけど、乙女な母の具合も随分と良くなったので、年明けからはお役御免となった。今までしていたことを「しなくても良い」となると、なんだか気が抜けてしまう。乙女な母が怪我をするまで、こんなにのんびりと時間を過ごしていたのかと驚かずにはいられない。

娘を連れての実家出勤は正直なところキツかった。だけど、よくよく考えてみると、そのおかげで育児に行き詰ったり精神的なストレスを感じることは無かった。体力的にはしんどかったけれど、毎日家から出て行くことで気分転換になっていたんじゃないかと思う。俗に言う「密室育児」だったら、ストレスが溜まったり、行き詰ったりすることだってあったかも知れない。

乙女な母の怪我は大変だったけれど、私と娘にとっては良かったのかも知れないなぁ……と思う。こういったトラブルもマイナスにばかり働く訳ではないようだ。もっとも、これは過ぎ去った事だから言える事で、渦中にいる時はそれどころでは無いのだけれど。

また時間に余裕を持てるようになったのだから、あらためて生活を見直そうかと思う。専業主婦ってヤツは意識的に生活しないと、ややもすれば無為に日々を過ごしてしまう。まずは手抜きがちだった家事をもう少し丁寧にこなしていきたい。

ちょっとこの辺で姿勢を正さなきゃなぁ。この1ヶ月は「2軒分の家事で大変だから」と自分を甘やかしていた部分が大きかったように思う。年も明けたことだし、シャキッっと頑張りたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月04日(金) 仕事初め

夫は本日仕事初め。

三が日はお雑煮を食べていたのだけれど、今朝は普通の朝ごはん。トースト、カフェ・オレ、ヨーグルトに林檎。それに昨夜作った野菜スープ。お雑煮は好きだけど「普通のご飯」ってのは、なんだかホッっとする。いつもなら夫を送り出した後はその勢いで掃除をするのだけれど、周囲のお宅はお正月休みのところが多く、朝早くからガタガタするのもどうかなぁ……ってことで、のんびりお茶でも飲みながら日記を書いている次第。

今年のお正月は実に楽しかった。

1番良かったのは娘を初めて電車に乗せて遠出をしたこと。我が家から夫の実家まで、のんびり行って1時間半。娘は電車に乗っている間、抱っこ紐の中でずっと眠っていた。途中、グズる事もなくて大助かり。風邪を貰ってくることもなく無事に予定をこなすことが出来てホッっとした。

お正月と言っても、取り立てて特別な事は何もしなかった。元日は年始の挨拶。2日は近くへ初詣。昨日3日は1つ先の駅にあるTUTAYAまで30分かけて歩いて行ってDVDを借り、駅前のミスドで昼食など。親子3人、地元で過ごすお正月。

年末年始は「家族で暮らす」という事を強く感じさせられた。娘が生まれて初めての年末年始だったから、余計にそう思ったのかも知れない。年始の挨拶にしろ、初詣にしろベースは「家族が無事に暮らせますように」って事だと思う。端的に言うなら家内安全。好むと好まざるとに係わらず、極平凡な一般大衆に埋没してしまった感がある。だが、それが少し心地良かったりするのも事実だ。

楽しかったお正月もオシマイ。今日からまた普通の生活を頑張らねば。今年1番の願い事は娘の健やかな成長。娘は今、私の膝でスヤスヤ眠っている(抱っこを止めて布団に置くと泣き出すので)来年も家族で良いお正月が迎えられるよう、地味に頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2008年01月02日(水) あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。

昨日、元旦は極めて小市民的なお正月を過ごしていました。自分で作ったお節料理と関西風の白味噌のお雑煮を食べ、家族で夫の実家に年始の挨拶へ行き、夜はまたまたお節を食べて『はじめてのおつかいスペシャル』を観て泣きました。

『はじめてのおつかい』は独身時代から大好きな番組なのですが、子供を持ってからは、よりいっそう大好きになりました。しかしながら、あの番組に出てくる「おつかい」は、はじめてにしては難関な物が多いように思います。テレビ的に盛り上がるように作っているので仕方が無いのでしょうけれど。娘に「はじめてのおつかい」をお願いする時は、徒歩2分の八百屋に「ほうれん草1束」くらいからスタートさせたいと思ったりしつつ、お正月早々、良い涙を流しました。

このお正月は娘も小さいし、実家出勤なんかもしているし、お節料理を作るのは無理かなぁ……と思っていたのですが、作ってみたらそれほど大変でもありませんでした。我が家は田舎風のお節料理で、凝った料理を作らないからかも知れません。お節料理って続けて食べると飽きるのだけど「そろそろ飽きてきたなぁ」と思いながら、箸を運ぶのも、それはそれでお正月らしくて好きだったりします。

今夜は乙女な母と愚弟を招いてスキヤキをする予定です。本当ならば私達家族が実家に年始の挨拶に行くべきなのですが、乙女な母はお正月の用意云々が出来ませんし、私が全てを仕切るなら我が家でする方が勝手が良い……って事で。

夫が起きてきたら、お雑煮とお節を食べて、近くの神社に初詣に行きたいなぁ……と思っています。年末年始って、取り立てて何があるって訳ではないけれど、家族で小さな行事に取り組んでいく感じが大好きです。

今年も良い年になるといいなぁ。家族みんなで元気に1年過ごせますように……と祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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