昨日は代休で夫休日。娘を連れて雛人形を買いに行ってきた。
娘の雛人形は初節句のお祝いに乙女な母が買ってくれることになっていて、乙女な母は孫娘と雛人形を買いに行くのをそれはそれは楽しみにしていたのだれど背骨にヒビが入ってから、まだ身体がシャンとしていないので泣く泣く断念。雛人形を買うのはギリギリでも構わないから乙女な母が回復してから、一緒に行こうと言ったのだけど「それじゃあ、良い物は売り切れちゃうから」と乙女な母が言うので、家族3人で行くことに。
大阪では
松屋町という街が人形や玩具を売る問屋街になっている。松屋町は大阪玩具界の秋葉原のような街。私達もそこで雛人形を買うことに。我が家は狭くて段飾りを置くスペースが無いのでお内裏様とお雛様だけの「親王雛」を買うことにした。
最近はお洒落な台が付いていたり、屏風に桜や桃の花が描かれていたりするモダンなデザインのお雛様が多いのだけど、私達は昔ながらのシンプルな物を…屏風は普通の金屏風。台はいらなくて緋毛氈のみというスタイルの物を買おうと思っていたのだけれど、最近の主流からは外れるらしくて思っていたような物は案外数が少なかった。人形屋さんが言うには、もともとお雛様は段に座っているので台ではなくて緋毛氈に飾るのが本当なのだとか。セールストークかも知れないけれど「流行物よりも昔ながらの物の方が飽きが来なくていいですよ」とのこと。
結局、人形屋さんを4軒まわって希望通りの気に入った物が見つかった。乙女な母の出してくれる予算を上回ってしまったので、はみ出た分は自分達で出すことに。関西で主流の着せ込み人形を買うつもりだったのだけど、とても気に入った物があったので関東風の木目込み人形にした。選んだのは
真多呂という人のお人形。小さい子供は華やかな着せ込み人形の方が好きだと思うのだけど、長く飾るには木目込み人形がいいかな…と。
ともあれ気に入った人形を買うことが出来て良かった。人形を買った後は心斎橋のそごう百貨店(授乳室があるため)で授乳とおむつを替え。ゆっくりと昼食を…と思ったのだけど、娘がグズりそうだったので、娘が泣いたらすぐに出られる店が良いだろうとて、ソファー席のあるロッテリアで娘をあやしながらエビバーガーを食べた。久しぶりに都会へ出たので昼食は残念だったけど、せめて甘い物をと、百貨店の地下でケーキを買って帰宅した。
雛人形は女の子のお守りという意味合いがあるらしい。「末長く娘を守ってやってね」とお雛様にお願いしつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
昨年、夫に編んだ帽子がヨレヨレになってしまったので湯のしをして編みなおすことにした。
今回編みなおす夫の帽子は、編み物をはじめたばかりの時に作ったもので、いまひとつの出来だったと言うことに加えて、通勤時バイクを乗る時、ヘルメットの下にかぶっていたためヘルメットをかぶる度に引っ張られて、少し伸びてしまったのだ。ヘルメットの下にかぶっているならサイズが緩くても気にならないのだけど、夫は昨年末からバイク通勤を止めて普通に帽子を被るようになったため、帽子の不恰好さが目につくようになっていたのだ。
1度編んだ毛糸をほどいて湯のしをして使うだなんて、年輩の方の話で聞いたことがあるだけで、実際にいるのは初めての経験。困った時はグーグルに聞け…って事で、湯のしの方法を調べてみた。毛糸を解いて束にして、熱いお湯にくぐらせて、陰干しすれば良いとのこと。早速、湯のしにチャレンジした。解いた毛糸は編み癖がついてグルグルになっているのだけれど、湯のしをした後は元通りの「編みやすい毛糸」の状態になっていた。
湯のしなんて馴染の無い作業だけれど、調べてみると『湯のし器』なんて器具もあるそうで、昔は極当たり前にしていた作業なのだろうなぁ。もっとも、私が知らないだけで今でも当たり前にしている作業なのかも知れないけれど。
眠っているセーターやなんかを解いて湯のししたら、面白いものが出来るんじゃないかなぁ。我が家には眠っていセーター類は無いのだけれど、乙女な母あたりは何か死蔵していそうなので聞いてみようかと思う。気が付けば毛糸編みシーズンも、あと2ヶ月弱。編み物歴2年目の今年も、なんだかんだと楽しませてもらっている。
これを書き終わったら、夫の帽子を編みましょうかね……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
2008年01月07日(月) |
こじまんりと。それでいて幸せ |
日曜日、家族で図書館へ行って来た。
出産前はせっせと通い詰めていた図書館だけど娘が産まれてからは「近くて遠いガンダーラ」になってしまっていた。行って行けないことも無かったが、娘にとって長時間のお出掛けはキツイだろうと自粛していたのだ。
夫が「今日は図書館へ行こうか?」と言ってくれた時の嬉しかったことと言ったら。娘も、もうすぐ生後3ヶ月。首もほぼ座ってきたし、電車に乗ってお出掛けもしたことだし、そろそろ図書館へ連れて行こうと言うことに。私1人だと娘がグズったりした時に心配だけど、夫がいてくれたら、そういう心配も無い訳で。
新刊の小説を2冊と、育児関連の本を1冊、それにお料理の本を1冊借りた。育児関連の本については、本に振り回されないように…と今日まで買ったことも読んだことも無いのだけれど、娘との生活にも慣れてきたので、そろそろ読んでも惑わされることはないだろう…と。お料理の本については、このところ育児等にかまけて新しい献立を並べることが少なくなっていたので、ここらで1発渇を入れようかと。
久しぶりに「新鮮な活字の匂い」を胸いっぱいに吸い込んできた。
小さい子供がいると行動が制限されてしまうけれど、その分、ささやかな出来事を嬉しく感じられるように思う。たかが図書館へ行ったくらいで、こんなに浮かれてしまうとは思ってもみなかった。娘が小さい間は「こじまんりと。それでいて幸せ」ってのがテーマになるような気がする。
今日は生憎の雨。お散歩にも行けないので午後から借りてきた本でも読もうかなぁ……なんて思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
晴天の土曜日。夫は出勤なので娘と2人で過ごす。お天気が良いのでシーツを洗濯したり、お布団を干したり。お正月三が日にも晴天の日があったのだけど「余計な家事はしない」と決めていたので、お布団を干すのは久しぶり。毎度のことだが、お布団を干すと気持ちが晴れるような気がする。
12月は初旬からずっと娘を連れて実家に出勤して、自分の家と実家との2軒分の家事をしていたのだけど、乙女な母の具合も随分と良くなったので、年明けからはお役御免となった。今までしていたことを「しなくても良い」となると、なんだか気が抜けてしまう。乙女な母が怪我をするまで、こんなにのんびりと時間を過ごしていたのかと驚かずにはいられない。
娘を連れての実家出勤は正直なところキツかった。だけど、よくよく考えてみると、そのおかげで育児に行き詰ったり精神的なストレスを感じることは無かった。体力的にはしんどかったけれど、毎日家から出て行くことで気分転換になっていたんじゃないかと思う。俗に言う「密室育児」だったら、ストレスが溜まったり、行き詰ったりすることだってあったかも知れない。
乙女な母の怪我は大変だったけれど、私と娘にとっては良かったのかも知れないなぁ……と思う。こういったトラブルもマイナスにばかり働く訳ではないようだ。もっとも、これは過ぎ去った事だから言える事で、渦中にいる時はそれどころでは無いのだけれど。
また時間に余裕を持てるようになったのだから、あらためて生活を見直そうかと思う。専業主婦ってヤツは意識的に生活しないと、ややもすれば無為に日々を過ごしてしまう。まずは手抜きがちだった家事をもう少し丁寧にこなしていきたい。
ちょっとこの辺で姿勢を正さなきゃなぁ。この1ヶ月は「2軒分の家事で大変だから」と自分を甘やかしていた部分が大きかったように思う。年も明けたことだし、シャキッっと頑張りたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
夫は本日仕事初め。
三が日はお雑煮を食べていたのだけれど、今朝は普通の朝ごはん。トースト、カフェ・オレ、ヨーグルトに林檎。それに昨夜作った野菜スープ。お雑煮は好きだけど「普通のご飯」ってのは、なんだかホッっとする。いつもなら夫を送り出した後はその勢いで掃除をするのだけれど、周囲のお宅はお正月休みのところが多く、朝早くからガタガタするのもどうかなぁ……ってことで、のんびりお茶でも飲みながら日記を書いている次第。
今年のお正月は実に楽しかった。
1番良かったのは娘を初めて電車に乗せて遠出をしたこと。我が家から夫の実家まで、のんびり行って1時間半。娘は電車に乗っている間、抱っこ紐の中でずっと眠っていた。途中、グズる事もなくて大助かり。風邪を貰ってくることもなく無事に予定をこなすことが出来てホッっとした。
お正月と言っても、取り立てて特別な事は何もしなかった。元日は年始の挨拶。2日は近くへ初詣。昨日3日は1つ先の駅にあるTUTAYAまで30分かけて歩いて行ってDVDを借り、駅前のミスドで昼食など。親子3人、地元で過ごすお正月。
年末年始は「家族で暮らす」という事を強く感じさせられた。娘が生まれて初めての年末年始だったから、余計にそう思ったのかも知れない。年始の挨拶にしろ、初詣にしろベースは「家族が無事に暮らせますように」って事だと思う。端的に言うなら家内安全。好むと好まざるとに係わらず、極平凡な一般大衆に埋没してしまった感がある。だが、それが少し心地良かったりするのも事実だ。
楽しかったお正月もオシマイ。今日からまた普通の生活を頑張らねば。今年1番の願い事は娘の健やかな成長。娘は今、私の膝でスヤスヤ眠っている(抱っこを止めて布団に置くと泣き出すので)来年も家族で良いお正月が迎えられるよう、地味に頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2008年01月02日(水) |
あけましておめでとうございます |
あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。
昨日、元旦は極めて小市民的なお正月を過ごしていました。自分で作ったお節料理と関西風の白味噌のお雑煮を食べ、家族で夫の実家に年始の挨拶へ行き、夜はまたまたお節を食べて『はじめてのおつかいスペシャル』を観て泣きました。
『はじめてのおつかい』は独身時代から大好きな番組なのですが、子供を持ってからは、よりいっそう大好きになりました。しかしながら、あの番組に出てくる「おつかい」は、はじめてにしては難関な物が多いように思います。テレビ的に盛り上がるように作っているので仕方が無いのでしょうけれど。娘に「はじめてのおつかい」をお願いする時は、徒歩2分の八百屋に「ほうれん草1束」くらいからスタートさせたいと思ったりしつつ、お正月早々、良い涙を流しました。
このお正月は娘も小さいし、実家出勤なんかもしているし、お節料理を作るのは無理かなぁ……と思っていたのですが、作ってみたらそれほど大変でもありませんでした。我が家は田舎風のお節料理で、凝った料理を作らないからかも知れません。お節料理って続けて食べると飽きるのだけど「そろそろ飽きてきたなぁ」と思いながら、箸を運ぶのも、それはそれでお正月らしくて好きだったりします。
今夜は乙女な母と愚弟を招いてスキヤキをする予定です。本当ならば私達家族が実家に年始の挨拶に行くべきなのですが、乙女な母はお正月の用意云々が出来ませんし、私が全てを仕切るなら我が家でする方が勝手が良い……って事で。
夫が起きてきたら、お雑煮とお節を食べて、近くの神社に初詣に行きたいなぁ……と思っています。年末年始って、取り立てて何があるって訳ではないけれど、家族で小さな行事に取り組んでいく感じが大好きです。
今年も良い年になるといいなぁ。家族みんなで元気に1年過ごせますように……と祈りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。