昨日は日記のタイトルの中に「もう1つの名前」を使っていたことにアップしたあと気がついて、1人こっそり恥ずかしい思いをした。
私には本名と、ここで使っている「白蓮」の他にもう1つ名前がある。主にFとヲタクな活動をする時に使っていた名前。ちょうどその頃は遠藤周作に傾倒していて、彼のもう1つの名前「狐狸庵(こりあん」のように語呂の良い名前が欲しくて付けた若気の至り爆発な名前なのだが、ぢつは本名の次に馴染みが深いのは「白蓮」よりも、もう1つの名前だったりする。
ゲームをする時、プレイヤーの名前を入れられるものは必ず、その名前を使うし、HNもそれで通していた。白蓮という名前は、不貞腐れモードの時に書き始めた日記のためだけに作った名前で『白い木蓮の花の下で』を縮めただけという、至極いい加減な由来しか持っていない。白蓮を名乗り始めた頃は、まさか、こんなに長い事この名前を使うとは思っていなかったのだ。
しかしスタートはどうあれ、今となっは「白蓮」と呼んでくれる人の方が、ずっと多い。もっとも以前使っていた名前で自分から働きかけをしなくなってしまったのだから、呼ばれないは当然なのだが。寂しくはあるが、むしろ、その名前で呼んでくれる人がいまだにいるという事実を幸せに思うべきだろう。
それにつけても、こんなに長く使うなら「白蓮」なんて名前を付けるのではなかった。美しい名前だと思うが、綺麗過ぎて、私のイメージとは離れすぎていて、いまだに少し馴染めずにいるのだ。身の置き所に困るというか。(←だからって「ゆら」とか「ゆらら」とかって名前が似合ってるという訳でもない)長く使うと分かっていればカッコイイ名前とか、気安い名前にすれば良かったと後悔しつつ、改名するのも面倒なので使い続けて現在に至っている。
ちなみに本名(姓名の名)は、語感がキツイので、性格キツソウだとか意地悪そうだとか言われることが多い。が、しかしこちらは自分にピッタリな名前だと思っている。ずっと、その名前で呼ばれ続けていると中身が名前に馴染んでくる……なんてこともあるんだろうか。もし、そうだったら白蓮という名前が馴染む日が来ないとも限らない訳だ。自分に似合わない名前を背負うってのも、そう考えると悪くないのかも知れない。
それにしても今日はいつにも増してまとまりの無い文章だなぁ……暑さで脳味噌がやられてしまったのかも知れない。
さてと、明日はお給料日。先月は頑張ったのでプチ・バブル。もっとも派遣社員はボーナスがないので、そう浮かれてもいられないのだけど、ここは素直に喜んでおこう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
<ご報告>
「おにぎりを語る掲示板」は、こっそり撤退いたしました。参加してくださった方、のぞきにきてくださった方、ありがとうございました。有意義なおにぎりトークができた楽しかったです。また楽しいネタがあれば、期間限定で掲示板遊びをするのも良いなぁ……なんて思ってます。
今、三十路が熱い……
いま、一緒にお弁当を食べているメンバーの8割が30代の独身女性なのだが、彼女達はすごく濃い。前にも、
そんな話を日記に書いたけれど、今日もそんな話。
ちょっと「いまさら」な感じがするのだけれど、何故だかしら今日の話題は「負け犬について」だった。誰かが『負け犬の遠吠え』を読んだとか、そういうところから盛り上がったような気がする。そりゃぁ、まあ刺激的な話題なので熱くなるのは分かるけれど、それにしても熱くなり過ぎ。
「まったく失礼にもほどがある」「女が1人で生きていくって大変なんだからね」「結婚してるからって何さ!」「負けたと思ってる人が負けてるんであって、私は決して負けてない!」と、ものすごい剣幕の者2名。追従するもの大多数。私も同じ立場の人間だから、その気持ちは分からなくはないけれど、あまりの熱さに圧倒された。
うっかり「私はもう負け犬でいいや」っと思ったくらいだ。
しかしながら、そのエネルギーには感服させられる。エネルギッシュに生きるってのは悪くないなぁ……と思う。パワーがあった方が人生楽しめてお得な感じ。私も時折「悪い病気にでも罹ったか?」と思うほどエネルギッシュになることもあるが、今はちょっと、ゆらゆら仕様で駄目駄目モード。ほとんど風まかせで漂っている状態なので、ついていけない感じだった。ま。秋になるまで、体力を温存しつつ、ゆらゆら暮らしていよう……と思ったり。
話は変わるが、昨日設置した「おにぎりを語る掲示板」は予想以上の大反響である。こんなにおにぎり好きの勇者がいたとは驚きだ。たくさんの勇者達のおかげで内容の濃い掲示板になっているので、お気が向かれたらお立ち寄りくだされ。おにぎり好きなら楽しめること受け合いです。明日の夜には撤去する予定なのですが、ギリギリまで書き込み歓迎。
↑おにぎりを語る掲示板は2004年7月14日夜をもって撤去しました。
さて、明日は週の半ば。週末は遠いけど頑張らねばなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
2004年07月12日(月) |
おにぎりについて語りあいませう。 |
昨日の日記に「おにぎり」への愛をを書いたらば、ある方から興味深いメールを頂戴した。
「自分の家で味噌を塗ったおにぎり(焼きおにぎりではなくて、生のままのものを塗る)を作っていて、それが大好きなのだが、地域的に食べられているものなのかは不明です」という内容だった。
私は味噌を塗るおにぎりの存在を初めて知った。メールの主に使用する味噌は、どんな種類なのかを詳しく聞いて、ぜひとも我が家でも再現してみたいと思う。
これはおにぎりに限ったことではないが、自分ちの「あたりまえ」が世間一般的ではない……なんてことは多々ある。そして食べ物の場合は地域や世代によって様式が違ったりするので、調べていくと奥深いだろうと思われる。おにぎり好きとしては、他のおにぎり好き達の「おにぎり感」などを聞いてみたいような気がした。そう大げさな話ではなくて「我が家では、こんなおにぎりを作る」とか「私の好きなおにぎりベスト3はこれだ」とか「おにぎりと聞いて思い出すこと」とか、そんな程度のことで。
思い立ったが吉日ということで本日から期間限定(2004年7月12日〜2004年7月14日夜頃)でおにぎりを語る掲示板」を設置してみた。
↑2004年7月14日夜をもって撤去しました。ありがとうございました。
「おにぎりを語る掲示板」に書かれたことを統計にとって、どうこうしよう……という大志がある訳でなく、おにぎり好き達の「私のおにぎり感」を読んで「へー」っと思いたいという低レベルな趣向なのだけれど「我こそは」という勇者は、ぜひお立寄りくだされ。手作り・コンビニを問わず、おにぎりについて語り合うではありませんか。
日記というよりも「遊び仲間募集」の告知になってしまったけれど、たまには、こういう遊びもいいかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
以前「
カレーライスには夢がある」てな日記を書いたことがあるのだけれど、私はカレーライスよりも、おにぎりにドリームを感じてしまうタイプである。今日はおにぎりドリームな話。
昨日は休日出勤だったので、今日は思う存分朝寝坊をしようと思っていたのに七時起床。うっかり約束をするんぢゃなかったと公開しつつ、手早く朝食を済ませて作業に取り掛かった。そう……7人の若者のためにおにぎりを握ったんである。
愚弟は年明けからコスプレ写真にハマっていて、今日は京都の竹藪で撮影会とのこと。忍者ネタの作品らしい。前日、愚弟から「なんか撮影に使える小道具ないかなぁ」と相談を受けて「そうだねぇ。竹皮につつんだ『おむすび』なんていいんじゃないかなぁ。時代物だったら、無骨な感じの大きいヤツが3つほどあったら写真映えするだろうし」と発言したのが運の尽きだった。
「それ、いいね♪」となったはいいが愚弟は片手が不自由なので、おにぎりなんて握れない。勢い、握るのは私……ってことになる。そして小道具の『おにぎり』を用意するのに「差し入れ」もしない32歳女というのは、どうにも格好がつかないということで、撮影部隊7人分のおにぎりをと、小道具用のおにぎりを握るハメになってしまった。
小道具用のは無骨で大きなおにぎりで良いとしても、差し入れに無骨なものはいただけない。しかもメンバーの大半はうら若き娘さんときている。食べやすい小ぶりのおにぎりを3種類(梅・昆布・鮭)を用意することにした。自分が参加する訳でも、食べるわけでもない物を作るだなんて、どうかしている……と思いつつ、せっせと握った。艶々な海苔を巻き、1つ1つサランラップでくるみ、もはやコダワリの領域である。
我ながら馬鹿過ぎる……てか、そんなにコスプレ写真が好きか? てか、むしろ「おにぎり」フェチ? と自問自答すること小1時間。たぶん私は「おにぎり」が好きなのだ……という結論に達する。おにぎりを握っているだけで、なんだかワクワクしてしまうのだ。おにぎりフェチと言っても過言ではない。そして贅沢を言うなら「おにぎり」を「お弁当」まで昇華させることが出来れば最高だ。通勤弁当では駄目だ。「行楽弁当」なら最高だ。私は「ピクニック」とか「外ご飯」ってシュチュエーションに滅方弱い。当然ながら「差し入れ」も可。
ああ……お弁当持ってどっか行きたい……
自分のおにぎりドリームに呆れつつ、愚弟を送り出した。そして本日は図書館へ行ったり(給料日前で懐が淋しかったため)、食料の買出しへ行ったり、選挙へ行ったりして地味に過ごした。つくづく自分の食べない差し入れも好きだが、自分も参加する行楽弁当を造りたい……と思った次第である。
行楽弁当どころか、明日からまた1週間が始まる。コツコツ働かねばなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。
どうやら寸借詐欺に遭ったらしい。
今日は土曜日だったのだけれど出勤で、しかも大阪地方は朝っぱらから豪快な雨模様だった。とうぜん気分が良いはずもなく、ムスッとした顔で自宅から最寄駅に向かう途中、年の頃なら45歳くらいの濡れ鼠の男性から「道を教えて欲しい」と声を掛けられた。
「トラックターミナル」を教えてくれと言うのだけれど、近辺にそんなものはないし、隣の市にあるのは知っていたが、行き方は知らないと告げたらば「じつは新潟から来たのだけれど、置き引きにあって携帯も財布も持っていない。警察に届けを出したが、お金は貸してくれないとのことで途方にくれている」とのこと。運送関係者なのか、トラックターミナルまで行って、今の状況をなんとかしたい……とのこと。
で。必ず返すのでお金を貸して欲しいと言われた。
冷静になって考えてみると、大阪と言っても田舎びた街で、しかも朝っぱらから「置き引き」なんて犯罪に遭うとは思いがたいのだが、どうしたものか、うっかりお金を渡してしまった。水知らずの人にお金を貸すのだから、あげるつもりで1000円ばかり。「持ち合わせがないので、これだけしかありませんが大丈夫ですか?」というと「電車賃になるので助かります」とのこと。男性は「必ずお返しします」とてフルネームと連絡先を教えてくれた。
同僚や家族に話をすると「そりゃぁ寸借詐欺だよ」と一笑されてしまった。確かにそうかも知れない……が、もしかしたら本当に困っていたのかも知れない。善良な人なら落ち着いたら連絡をくれるかも知れないぢゃないか……と思いたいところなのだが、残念なことに私は電車に乗り遅れそうだってことに気を取られてしまって、彼に自分の連絡先を教えなかったのだ。私は彼の連絡先を預かったけれど、まさか「あの時のお金を返してください」とは言えるはずもなく。
もしも詐欺だったとしても僅か1000円のことだし、もしも本当に困っていた人だったら「大阪にも親切者いるんだよ」とアピールできて良かったぢゃないか。もっとも、そんな暢気なことを考えるよりも、むしろ自分の迂闊さをどうにかするべきだろう。私には「オレオレ詐欺」の被害者を笑う資格はないようだ。
ある意味貴重な経験だったような気がする。
今日は休日出勤だったが、明日はちゃんと休みが取れた。とりあえずは朝寝坊だ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
世の中捨てたもんぢゃない。
ついに来た完璧な花婿! 31歳。独身。次男。身長181センチの爽やか系男前。しかも、乙女な母と私をまとめて面倒見てくれるという気甲斐性。もう、こんな人は現れないんぢゃなかろうか。完璧な花婿とは、ああいう人のことを言うんだろうと感激した。しかも相手さんから言ってきてくれたのだ。こりゃぁ、一本釣りどころか、期待もしてない定置網に鯨が迷い込んできた……てな勢いである。
そんな訳でここは流れに乗って勢い良く結婚……ってな話になるはずなのだが、なんと自分から断ってしまった。まだ恋人とは呼べないような段階で「ごめんなさい」をしてしまった。私に選択の余地などあるはずがなかったのに、なんて暴挙に出てしまったのだろう。
ぶっちゃけ。条件によろめいた部分はあった。てか、条件を聞いたとたんに「どうでもいい人」から「付き合ってみてもいいか」ってな気持ちの変遷があったと言っても過言ではない。見た目とか仕事とかも重要だが「乙女な母の面倒も見るよ」ってところに、かなり惹かれた。それだけで充分だと自分に言い聞かせたのだが……いかんせん好きになれなかったのだ。惚れられなかったのだ。嫌いになる理由もなかったが、好きにもなれなかった。またしても同じ過ちを繰り返してしまったような気がする。
毎度、何か大きな壁にブチ当たったり、辛いことがあると「今度プロポーズしてくれる人がいたら、好きであろーが、なかろーが結婚して、気楽に生きる」と心に堅く誓うのに、いざとなったら「やっぱ嫌だ」となるのはどうしてだろう。馬鹿すぎて泣けてくる。
親しい友人に言わせると「それが白蓮のいいところだ」と言ってくれるし「なんだかんだ言いながらも結婚に逃げないってのは偉いよ」とか言ってくれるのだが、私自身は自分のこういうところが死ぬほど嫌いだ。打算もOKだと思う。むしろ打算って素敵だとさえ思う。思うのに……できないんだなぁ。これが。
恋愛淡白質で、ちっとも惚れっぽくない自分が呪わしく思う。恋愛感情が希薄であるという部分は私にとって最大のコンプレックスだろう。Fが「恋愛できないなら、いっそ諦めて家族になれそうな人を探すって方向に切り替えろ」と言われるのも無理からぬ話である。
まあ、嘆いてもしょがないので、明日からまたコツコツ生きるかな。とりあえず週末だけど、とりあえず休日出勤だし。暑かろうが、なんだろーが働かねばならぬのだし、早く寝て明日に備えるかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
携帯ストラップのマスコットが行方不明になって久しい。
「明日こそ買おう」と言い続けて1ヶ月以上放置しているような気がする。携帯ストラップがないと不便なので、一応そのままにしてあるのだけれど、あれは携帯ストラップではなくて、ただの「紐」である。先日愚弟から、いいかげんストラップを買うように忠告されてしまった。そして、ついでに「携帯電話自体を買い換えろよ」とも言われた。
愚弟曰く「姉の携帯電話はどこの戦場を駆けまわってきたんだ?」
確かに私の携帯電話は傷だらけだが「戦場」とはあんまりだ。抗議したらば「戦場」を「荒野」に訂正してくれた。もっとも、訂正してくれたからって嬉しいとは思えない訳だが。ちなみに今、使用している携帯電話は買ってから1年半。まだまだ行けると思っているのだが……
だいたいからして私は持ち物に対してコダワリが無さ過ぎるのだと思う。物の扱いが乱暴なのも良くない。そう言えば定期入も「今月こそ買おう」と思いつつ、もう2年くらい経っている。前の定期入を落とした後、その場しのぎで買った100均のラミネートケース(カードが8枚入るカード整理ケース)を、それ以来ずっと使っている。いい年した大人が持つには、あまり格好の良いものとは言えないので、いいかげん卒業したいのだけれど、どうしても「面倒臭い」が先に立つ。
興味のベクトルが「すごく好き」な方向にしか向いてくれないのが敗因なのだろう。どうしても読みたい本があれば、新刊だろうが、手に入れにくかろうが、比較的簡単に手に入れることが出来るのに。携帯ストラップ1個買えないでどうするよ……
壊れた携帯ストラップを付け続けるのは見苦しいので早急に購入しなければ。次に買う携帯ストラップは長持ちするよう「丈夫さ」を重視しよう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
昨夜は小学生並みに早く就寝してしまった。
就業後の時間を「食事→入浴→就寝」にしか使わないというのは、なんとも情けない話だが、不甲斐ない魔法使いから賢者にレベルアップをするためには必要なことだと諦める。この際、イイカッコしている場合ではないのだ。
そりゃそうと最近高まっている「海に行きたい熱」が、どうやら別の方向に向いているよだ。「海へ行きたい」という気持ちが無くなってしまった訳ではないのだが、体力値が落ちてくると「海」は、いささかパンチがキツ過ぎる感じ。都会よりも、ちょっぴり涼しい「山」で、ぼんやり過ごしたいような……
山とってもお洒落な別荘地は不可。かなり山奥の鄙びた村がいい。温泉があるのだけど、宿は民宿に毛が生えたような規模のものが5軒ばかりと、村営温泉が1軒。バイク乗りの人や、温泉マニアの間では有名だが、あまり一般的ではないような場所。鼻腔に緑の香がむせかえるような、そんなところ。
旅行と言うより湯治のノリ。何もせず温泉に浸かって昼寝をするのだ。持ち込んだ文庫本に目を通したり、散歩をする以外は、ボンヤリ過ごす。宿のお風呂は内風呂で小ぢんまりとしたヒノキ造。宿の女将さんから「村営温泉には露天風呂もありますよ」と話を聞いて、露天風呂へ出掛ける。
露天風呂には観光客よりも、むしろ地元の人の方が多くて、岩造りの露天風呂に浸かっていたらば、地元のおばあさんに声を掛けられる。そして世間話など。なんとなく意気投合して「大阪から来たんです」と告げると「そりゃぁ遠いとこから」と感激されて、温泉からあがった後、おばあさんが作ったと言うトマトを戴く。トマトはツンと青い味がして、とても美味しい。
などと「海に行きたい熱」が高まっていた時と同じく妄想ばかりが膨らんでいる。海もいいけど、山もいい。しかしながら、そんなことばかり考えている場合ではない。働かねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
成り行き上、更衣室で昼食を取るチームに組み込まれてしまった。
いま派遣されている職場では、お弁当持参組も自席ではなく、食堂もしくは更衣室で昼食を取ることになっている。いままでは食堂で食べていたのだが、成り行き上、更衣室で昼食をとることになってしまった。派遣社員の気楽さで、人間づきあいは「適当」にしていれば良いので、どこで昼食を食べようと、さしてコダワリはないのだが、更衣室のメンバーは濃いキャラ揃いで、毎日が刺激的だ。
メンバーは年齢層が高く20代後半の女性が2人いるだけで、あとは全員30代。しかも全員独身である。女性も30代になって独身でいると、とかく「ろくでもない」というレッテルを貼られがちだが、私が今まで知り合ってきた30代の働く女性は、おしなべて素敵な人が多かったので「世間の評判なんてアテにならないよなぁ」と思っていたのだが、今の職場の更衣室メンバーを見るだに、まったくもって「ろくでもない」人が多くて、世間の評判もあながち馬鹿にしたものではないのかも……などと思ったりしている。
更衣室にはテレビがあるので、昼食時はなんとなくテレビを観ていることが多いのだが、老後の生き方だの、痴呆症だのといったことがテーマになっている番組を観ている最中にとんでもない発言をした女性がいた。
「ボケ老人は舌噛んで死んで欲しい」
「老人なんて長生きされても迷惑だ」
「姥捨て山は必要」
「若者の迷惑にならないようにして欲しい」
怒りを通り越して呆れ果てて物も言えなかった。人間はそれぞれ考え方が違うので、正しいとか間違っているとかを一刀両断に決め付ける訳にはいかないけれど、言っていいことと悪いことがある。第一、同じテーブルを囲んでいるメンバーの中に、祖父母と暮らしている人がいないとも限らないのだ。毒舌家というよりも、常識と配慮に欠ける馬鹿者だとしか思えない。
物事の通りの分からない年齢の人間の言った言葉ならともかく、30代女性の発言なのだ。同じ世代の独身女性として恥ずかしく思う。某巨大掲示板では独身女性のことを「毒女」と呼ぶ風習があるが、馬鹿発言の主はまさに毒女だと思う。私は声を大にして言いたい。「あなたこそ他人の迷惑にならないようにして欲しい」と。
もっとも、もっと驚いたのは彼女の発言に賛同する者が多かったって事実なのだが。酷い言い方かも知れないが、こういう人は結婚しないで、子孫を増やさないで、一代限りで絶えて欲しいと強く思う。
世の中には色々な人がいる。まったく分かり合えそうにもない人もいる。こればかりはどうしようも無いことなのだろうなぁ……。なんとなくワダカマリを抱えたまま今日の日記はこれにてオシマイ。
午前8時起床。立ち上がり極めて悪し。一瞬、出掛ける予定をドタキャンしようかと思うも、昨日よりは元気になっていたので出掛けることに。行き先は相手まかせで、あまりハードな場所を予定されていると困るなぁ……と心配していたのだけれど、体調不良を伝えてあったせいか「今日はのんびり過ごしましょう」と、のんびりコースを用意してくれていた。感謝。
京阪電車(おけいはん)に乗って京都へ。哲学の道を散策。暑いかと思っていたが木漏れ陽の美しい哲学の道は、人も少なく、風も心地よく快適だった。少し歩いて、ランチを堪能。やはり日本料理は身体に優しくて良い。哲学の道では紫陽花、ヒメジオンが花盛りだった。黒揚羽に出会って感激したり。
南禅寺まで歩いて、境内でボンヤリ。豪快な造りの寺は、器の大きさの分だけ時間がゆっくり流れているような気がした。南禅寺の後は京都市内へ行き、カフェでボンヤリ。話をしたり、ボンヤリしたり。ボンヤリしたり。話をしたり。とにかく、あまり動かなかったので、肉体的には楽チンだった。緑の空気を吸い込んで、ちょっとリフレッシュしたような気も。
夕方も早々に引き上げて帰宅。夕食の準備はしていないし、愚弟が宝くじで小金を当てたので、何かご馳走してくれると言うので地元のベトナム料理店で夕食。はじめて行った店だったのだが、とても美味しくて大満足。どの料理も野菜たっぷりで「ベトナムのお母さんが作った味」って感じの店だった。地元にこんな名店があったなんて知らなかったなぁ。
のんびりペースの外出だったけれど、やはり草臥れた。なんとなくグッタリな感じ。今夜は読書録を更新しようと思っていたけれど断念。また明日。明日からまた1週間がはじまることだし、早めに寝ようかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
2004年07月03日(土) |
健康のバロメーター。 |
昨日、今日は、ものの見事にダウンしていた。
金曜日は出勤したものの激しい頭痛と嘔吐と下痢の三重苦。1度に3つもの症状が現れるだなんて、ほとんど「仮病の言い訳」って感じで我ながら驚き。早退したくても動きが取れないほどの状態で、暑さの中を帰るなら、職場にいた方がマシだと判断して、休み休み仕事。残業もそこそこで帰宅。家路の遠さに涙した。
早めに帰宅したからって、何ができる訳でもなく、早々に布団の住人。血圧低すぎて視界に星がチラチラと舞う中、乙女な母から「今年に入って、何度寝込んだら気が済むの」との苦言。今年は確かに週末の寝込み率が高くなっているような気がする。ここのところ朝起きるのも辛く、本も頭に入ってこなくて、ヤバいなぁ……とは思っていたに、事前に防げず無念なり。
気持ち的にはこんなに充実しているのに、身体がついてこないだなんて!
ゲームに例えるならHPと防御力が低い魔法使いなのに、前衛に出て頑張っていたら、あっけなく戦闘不能になってしまった……ってところだろう。バランスよく成長していく勇者殿が羨ましい。せめて強い防具が装備できる賢者様にならねば。ここは1つ経験値を溜めて転職すべきだろう。
思えば日記書き率と読書録の更新ペースは健康のバロメーターかも知れない。毎日欠かさず日記を書いて、さらに読書録まで更新していたなんて時代があったなんて信じられないくらいだ。つい最近までそうだったのになぁ。なんとも不甲斐ない。
そんなこんなで今日も1日寝て過ごし、夕方からやっと元気になってきた次第。明日は出掛ける用事があるのだけれど、この調子なら大丈夫だろうと思う。養命酒飲んだり、健康雑誌をチェックしたりした方がいいんだろうか。何もかもが大雑把過ぎるってのは、良くないと思ったりする。ま。それはともかく今夜も早く寝よう……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。
愚弟が
『味噌キャラメル』なる食べ物をくれた。
先週の日曜日に名古屋から遠征にきたヲタク仲間がお土産にくれたとのこと。愚弟は仲間達と食べたらしいのだが「珍しいから1個あげるわ」と手渡してくれたのだ。本当ならすぐに食べるべきだったのだが、その時はキャラメルを食べる気分ではなかったので、昨日までずっと温存していた……と言うよりも、むしろ食べるのが嫌だった。
変化球系の食べ物や、笑いの取れそうな食べ物というのは、その場にいる人とワイワイ言いながら食べるから、そこそこ美味しく食べられるのであって、1人で食べるものではないと思う。
そして勇気を出して口に運んだ味噌キャラメルは微妙な味わいだった。
不味くはなかった。が、美味しくもなかった。甘露煮のような、みたらし団子のタレのような味わいで、ほんのり味噌風味。食べられなくはないが、もう1個食べたいとは思わなかった。もっとも、そのテの食べ物にしてはそこそこのクオリティだとは思ったけれど。きつねうどん味の飴『きつねの涙』だの、たこやき味の『たこ焼き飴』だのの強烈さに較べれば、100倍は美味しいと思った。
それにつけても名古屋人のセンスって好きだなぁ。大阪人の馬鹿さ加減と通じるところがあるように思う。チャレンジスピリッツが逞しいのだろうか? 愚弟は味噌キャラメルをくれた名古屋の人とは、これからも、なんだかんだと会う機会があるらしく、これからも定期的に名古屋の不思議な味が頂けそうだ。←なんだかんだ言いながら楽しみだったり。
美味しかろうが、美味しくなかろうが愉快な気持ちにさせてくれる食べ物って、良いよなぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。