今日はGパン姿で出勤した。
新しい職場には「制服」があるのでラフな格好で通勤してもOKなのだ。
昨日までは制服がなかったのでスーツで出勤していただけに
ラフな格好で通勤できる幸せに打ち震えたのは言うまでもない。
そして……ぢつは私。職場で制服を着用するのは生まれて初めてなのだ。
今日は正真正銘「制服デビュー」である。
職場の制服は、いまどきの洒落た制服ではなくて
昔風のダサダサな制服だが、はじめてなだけに妙に新鮮だっりする。
とうぜんながら「更衣室の女子社員づきあい」なんてのも初体験。
幸い、今の職場は面倒くさい「女子的つき合い」はないらしく
アッサリ・サッパリした女性が多いのは、ありがたい。
制服も届いたことだし、すっかり「正社員」って感じである。
肝心の仕事も、今日は大きな進歩があった。
……というより今までは私が1人勝手にブルーになっていただけなのだが。
前任のCADオペレーターさんが残していったデータで
まるでフリーハンドで描いたような精巧な図面をみて
「私の実力では、こんなの描けやしないよ……」
などと自分の実力を思って、不安を感じていたのだが
なんと、その図面。スキャナーで取り込んだものだってことが判明したのだ。
↑もちろん取り込んだ図面を加工するソフトを挟んでのデータなのだが。
そんな高機能なスキャナだの、ソフトが揃っているとは知らなかった。
PC化が恐ろしく遅れている会社なので「そんなの無い」と思っていたのだが
どうやらハード・ソフト共に、充実した環境のようだ。
面接の時に「PCを好きに使っても好きなように仕事をしてください」
なんて言われていたが、あれは口先だけのことでなく
本当に「好きにしてもいい」らしいので、俄然やる気になっている。
これを気に色々なことを身に付けていきたいなぁ……と思う。
今まではCADしか使えなかったのだが
それ以外のことも、貪欲に学んでいこうかと思ったりして。
とりあえず明日も寒そうなのでGパンで出勤するぞ〜
……ってことで、今日の日記は、これにてオシマイ。
おかげさまで転職生活も1週間が過ぎました。
なんだかんだ言いながらも、そろそろ職場に馴染つつアリマス。
共に仕事をする人の顔と名前が一致してきましたし
社風も飲み込んできましたし、まぁ。そこそこ良い感じです。
肝心のCADは、いまだサッパリだったりしまし、図面も読めませんが
その辺は、あまり気にしない方向でゆこうと思っています。
ぢつは1週間もたつのに仕事の引き継ぎをしてもらっていないのです。
なんでも前任者が1日、会社にきてくれるとのことなのですが
風の噂によると、あまり良い辞め方をしなかったとかで
ちゃんとした引継ぎをする目処が立たないまま
合ってるんだか、間違ってるんだか分からないまま、ほとんど手探り状態で
せっせと図面と格闘している今日この頃です。
ちっとも会社の役には立っていない感じの新人社員なのですが
のんびりした会社のようで、それでも問題にならないあたりは有難いです。
先日、採用に落ちた人々の履歴書を返送したりしたのですが
素晴らしく仕事の出来そうな経歴を持った人がいっぱいいて
「この人の方が仕事が出来たんぢゃなかろうか?」と思いつつも
その辺も気にしない方向でゆこうと思っています。
多少のジレンマに身悶えしつつも
今の職場は、笑っちゃうほど仕事が楽で残業がないので
それまでパツンパツンに働いていた私としては
もう、それだけでも嬉しくってたまりません。
2ヶ月の失業生活と、いまの楽チンなペースの仕事のおかげで
肉体的には、ずいぶんと元気になってきたようで
ほとんど慢性と化していた顔の吹き出物が、嘘みたいに治りました。
人間の身体って、なんて正直なのだろうと驚いちゃいました。
新しい職場に馴染めるかどうか、ちょっと心配だったのですが
その辺のことは心配しなくても良かったようです。
あとはバリバリ仕事をこなせるようになったら完璧かも♪
↑それが重要だろ〜なんてツッコミも無しの方向で。
明日も張り切ってお仕事。お仕事。
……ってことで、今日の日記は、これにてオシマイ。
今日は『K−19』を観に行ってきた。
米ソ冷戦時代にソ連が作った原子力潜水艦の話で
戦闘シーンこそなかったが、ヘビーな戦争映画でブルーな気分この上ない。
戦争というのは理屈抜きで不愉快なものだなぁ……
生命あるものは必ず死んでゆく訳で、その死に方は選べないのだが
少なくとも「殺される」のだけは勘弁してもらいたいと思う。
映画の中で故障した原子炉を修理しなきゃいけない……てな場面がある。
中に入れば放射能に犯されて、死んでしまうかも知れないが
そのままにしておけば爆発を起こして乗務員達は皆死んでしまう。
で。10分間交代で乗務員達が修理に赴くのだが
最初に入った人間は放射能に犯されて瀕死の状態で戻ってくる。
もちろん続いて行く人間は怖くて行きたくないと思う訳だ。
日本も第二次世界大戦で「特攻隊」なんてのがあったけれど
一瞬にして死ねるのと苦しみ抜いて死ぬのでは怖さの度合いが違うと思う。
ま。そこは、ソ連の軍人さんなので、それでも頑張ってくる訳だが
なかに「行きたくない」と、びぴって行けない乗組員もいた。
そりゃぁ、行きたくないだろう。
私がその立場でも行きたくないし、びびって行けないと思う。
行けば無残な姿になって苦しまなければならないと分かっていたら
「もし自分が行かなければ」なんて考えもブッ飛んでしまうだろう。
たぶん、それが普通の反応なのだと思う。
しかし普通の反応が出来ない状態……ってのが戦争なんだろうなぁ。
良く出来た映画だったし、名作だとも思ったが
怖くて、腹立たしくて、やるせない作品だった。
表立って戦争をしていない時でさえ、あんな理不尽なことが起きるなら
実際の戦争となると……そう考えるだに恐ろしい。
私は実際の戦争を知らない世代だが
このまま戦争を知らないまま死んでいきたいと願う。
なんだか今日は色々なことを考えさせられてしまった……
そんなこんなで映画の感想など書いてみたところで
今日の日記は、これににてオシマイ。
2003年01月10日(金) |
さくらんぼのチョコレート |
転職して、はじめての週末を迎えた。
前職場のことを思えば、仕事は笑っちゃうほど楽ちんだし
今のところ人間関係でウンザリするようなこともなく
思っていたよりも、ずっとスムーズな滑り出しなのだが
それでも週末ともなると、とたんに疲れが出てきたなぁ〜てな感じ。
今日は、お気に入りの劇団のお芝居を観に行く予定があり
3年ぶにに「会社帰りの週末に芝居を観る」幸せを噛みしめてきた。
金曜日の夜の街って、なんか素敵だなぁ。
足取りの軽い人達に混じって、遊びに行くだなんて夢みたい!
芝居も、面白くて、ちょうどいい気分転換になった。
芝居の帰りに、一緒に行った友人からプレゼントをもらった。
「ちょっとだけ」と言って手渡された包みの中身は
さくらんぼのチョコレートだった。
ぢつは私。さくらんぼが大好物だったりするのだが
「さくらんぼ加工品」は、どちらかと言うと苦手である。
そしてチョコレートに至っては、高級チョコよりチロルチョコが好きで
チョコレートに関しては貧乏舌しか持ち合わせていないのだが
友人がくれた「さくらんぼチョコ」は夢のように美味しかった。
洋酒で漬けたさくらんぼは、それほど酒臭くなくて
ちゃんと、さくらんぼの風味が残っていたし
コーティングのチョコは甘すぎなくて絶妙の味わいだった。
ま。そこそこ、いい感じの新人生活を送っているといっても
当然ながら楽しいことばかりではないわけで
ちょっとブルーになったりすることもあるのだが
楽しいお芝居を観て、美味しいチョコレートを食べたおかげて
ちょっと元気が出てきたような気がする。
友人の心遣いに感謝。
さて。今日は、たっぷり楽しんだことだし、そろそろ寝よう。
明日からの三連休は、何をして過ごそうかなぁ……
なんてことを思いつつ、今日の日記は、これにてオシマイ。
関西人というのは、自分の地方の言葉に誇りを持っていて
他所の土地に行っても、バリバリの関西弁を使うと言われているが
本格的な関西弁を使う人間って、実際には、あまりいない。
私の場合だとウケを狙って、わざと使ってみることはあるし
喋れない訳ではないが、濃ゆい関西弁など、ほとんど使うことはない。
ましてや職場では共通語風の言葉を使うように心がけるのは必然である。
↑共通語ではなく、共通語風。けっこう訛りはキツイはず。
親しい友人とは関西弁バリバリで話をしていても
上司や、目上の人間に対しては、尊敬語を使う率が高く
そうなると「方言」の出現率はガクンと低下するのだ。
だが、しかし。新しい職場は「関西弁」が大きく幅を利かせていて
なんだか言葉の切り替えが大変なんである。
なるべく崩して喋るようにしているのだが、尊敬語を使うと
「関西弁的見解」で判断するだに、どこか「水臭い」感じがするのだ。
方言と共通語のバイリンガルって、あんがいムツカシイ。
とりあえず動詞のあとに「はる」という言葉を付ける
関西弁独特の尊敬語を使うように心がけているのだが
バイリンガルへの道は、険しい……
「社風」なんて言葉をヒシヒシと感じる出勤3日目の夜である。
とりあえず、今のところは問題なく勤めている……てな感じ。
新人ということで、猫可愛がりされているのだが
職場の人々は私の年齢を忘れておられるんぢゃなかろうか。
もう「お嬢さん」てな年頃は、とっくに過ぎているんだが(苦笑)
仕事の方はサッパリだが、その辺の事情は、またの機会に。
とりあえず新人生活報告ということで、今日の日記は、これにてオシマイ。
<追記>
動詞のあとに「はる」という言葉を付ける関西弁独特の尊敬語の例。
「食べはる」「飲みはる」「行かはる」「立たはる」
社会復帰、第1日目。つつがなく終了いたしました。
今日は年明け初日ということもあってたいした仕事はしませんでした。
……って言うか、仕事の引継ぎをしてくれる人がいない上に
引継ぎメモのような物も用意されていなかったので
1日中、黙々とソフトの勉強をしておりました。
引継ぎをしてもらわないことには、なんとも言えないのですが
CAD使いと言えど、まったく違う業界の図面ってのは
1から勉強しなくちゃいけない
……ってことだけは、よ〜く分かりました。
新しい会社は、驚くほど古風な雰囲気のところでした。
『向田邦子ドラマスペシャル』なんかに出てきそうな感じなのですよ。
年明けってことで、神棚に礼をしたり、みんなでお神酒を飲んだり。
そして「初出」ってことを差し引いたとしても
会社全体が穏やかと言うか、のんびりしていると言うか。
残業なんかも、ほとんど無いとのことなので
嬉しいと言えば、そうなのですが、拍子抜けしてしまいました。
あまりにも、ギャップが大きいので、なんだか複雑な心境です。
初日ということで、それなりに緊張はしましたが
なんとなく1日が終わってしまった……ってな感じです。
やや手応えに欠けるのですが、仕事の方は追々と。
会社ウォッチ&人間ウオッチの方も追々と。
……ってことろで、今日の日記は、これにてオシマイ。
2003年01月05日(日) |
いよいよ初出勤です。 |
明日は、いよいよ嬉し恥ずかし初出勤です。
採用が決まってから、初出勤まで、けっこうな時間があったので
CADの勉強をしようと本を買い込んだにも係わらず
ほとんど手を付けずに現在に至ってしまいました。
もう、社会人としての誇りも何もあったもんぢゃありません。
明日からお世話になる会社は8時30分出社なのですが
年明け、第1日目の明日は8時集合とのことなので
寝坊しないで起きることが出来るか、どうかってことが
なによりも心配だったりするのですが
3年間も、生温い派遣社員生活を貪りまくっていたもので
「会社人」として、まっとうに生きていけるかどうか
新しい会社にスムーズに溶け込めるかどうか不安だったりします。
いままでは、大きな組織で働いていて
仕事さえこなしていれば、息抜きにネットOKだったのですが
しばらくは息抜きしている場合ぢゃないでしょうし
そうでなくても、新しい会社はオーナー社長の小さな組織なので
仕事に慣れてきてもネットで息抜きは出来そうにもないので
ただでさえ低下気味のネット活動率が
より、いっそう低下するかも知れません。
そんな訳なので、もし日記が長期間放置されていたとしても
それなりに元気で頑張っていると思っていてくださいまし。
泣きたくなるよ〜なことがあれば日記で愚痴っていると思うので。
2ヶ月間の失業生活で友人と心おきなく遊べたのと
思う存分「ぐうたら」を満喫できたのが、なによりの収穫でした。
思えば夢のような2ヶ月でした。
あぁ。名残惜しい……ではなく、決然と失業生活に別れを告げて
明日から、また頑張って働こうと思っています。
明日から出勤って方も多いと思いますが
お互いに、頑張ってゆきませう。えぇ。えぇ。
そんな、こんなで今日の日記は、これにてオシマイ。
2003年01月04日(土) |
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』 |
私も、なんだかんだ言って日本人の端くれ……ってことで
ここ数日は正月らしい行事に身を投じておりました。
大阪人らしく住吉大社に初詣へ行って、おみくじを引いてきたり
↑新年早々「凶」なんか引いちゃいましたけど。
お正月ロードショーの『マイノリティ・リポート』を観に行ったり。
↑まぁまぁ面白かったです。レンタルより大画面で観る方が良い感じ。
借りてきたビデオを貪り観たりもしました。
精力的に正月行事をこなしてみたのでありましたが
1番良かったのは、なにげに借りたビデオが、良かったってことでした。
私的には『マイノリティ・リポート』よりもグッときちゃったのです。
……アニメ映画なんですけどね。
しかも『クレヨンしんちゃん』だったりして。
『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
子供アニメだと馬鹿にできないくらい面白い作品でした。
騙されたと思って、1度観てください〜〜と宣伝したいくらいに。
子供向けというよりも、大人のために作られた作品だと思います。
大まかなストーリー紹介は
ココでチェックしてくだされ。「しんちゃん」の親の世代の人にはツボなエピソードが山盛りですし
そうでなくても「大人」なら
誰でも「あっ。わかる」ってな場面が多い上に
物語の演出も、ちょっとクドイほど上手く出来ていて
私の主観だと『千と千尋の神隠し』よりも面白かったと思うのです。
しんちゃんが「だってオラは大人になりたいんだもん」と叫ぶ場面は
ちょっと胸が熱くなってしまいました。
そうなんですよね。子供の頃は大人になりたかったんです。
かつて、子供だった自分を振り返ってみたり
今の自分について考えたくなるような
身につまされるエピソードや台詞がいっぱいでした。
正月早々、アニメアニメ映画を観て胸を熱くするだなんて
ものすごくオタクちっくな年明けになってしまいましたが
新しい年に観るに相応しい作品だったなぁ〜と思います。
気になる方は、ぜひビデオで借りてみてくだされ
……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。
2003年01月01日(水) |
踏み越えていけたらいいな…なんて。 |
明けましておめでとうございます。
新しい年を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?
私は週明けからスタートする労働生活を思って
ちょっぴり憂鬱だったりします。
楽しかった失業生活とも、もうすぐお別れかと思うと
名残惜しくて泣けてくるとでも言いましょうか。
憂鬱なことや、嫌なこと、不安なことは一杯ありますが
新しい年は、すでにはじまってしまったのですから
とりあえず行くしかない訳で。
希望と不安は、いつだって抱き合わせになってる訳ですから
嫌だろうが、なんだろうが享受していかなくちゃ……ってな感じ。
欲を言えば……
今年1年、病気も怪我もせず、とんだトラブルもなく
愉快に過ごせたら、いいなぁ〜……なんてことを思うのですが
そうぢゃなくても、1つ1つを自分の足で踏み越えていけたら
それだけで充分かもなぁ〜……なんて、ささやかに思っています。
とりあえず残り少ない失業生活を満喫するところからはじめて
その先は、ぼちぼち考えてゆきます。
そんな訳で、今日の日記はこれにてオシマイ。
<私信>
Bちゃん、密かに応援してます。
お互いに四苦八苦しながらでも進んで行きたいね。