愚弟の病院には「ディ・ルーム」というスペースがある。
入院患者さんや家族が食事をしたり話をしたりできる食堂のよう場所で
病院に、こういうスペースって、いいなぁ…と思える空間なのだが
今日はディ・ルールで興味深い議論を耳にした。
議題は「サンタクロースは本当にいるのか?」
議論していたのは推定年齢4歳の男子1名。女子2名。
「サンタクロースなんていない」という女子Aに対して
女子Bと男子は「サンタクロースは絶対にいる」と一歩もゆずらない。
サンタクロースって、本当はお父さんなんだ……とか
日本には煙突がないからサンタクロースは入ってこられない……とか
オモチャ屋さんなんかには「偽サンタクロース」がいる……とか
○○君の家は、サンタクロースは来ないらしい……とか
そう言えば私も子供の頃はサンタクロースについて
熱く語ったことがあったなぁ……と懐かしく思い出してしまった。
「子供は夢があっていいよね」なんてことになる訳だが
しかし実際は子供だってバカではない。
かなり幼い子供だって「サンタクロースはいない」ってことを
理解しているんじゃないかと思われる。
ただ「いた方がいいよね」とか「でも、しかしたら?」とか
「信じていたい」という気持ちが強いんじゃないだろうか。
煙突がない家だったらサンタクロースは窓から入ってくる……とか
偽サンタクロースもいるけと、本物もいる……とか
フィンランドにサンタクロースの国が本当にあるらしい……とか
説得力がありそ〜で、なさそ〜な理由を一生懸命考えたりして
「サンタクロースはいるかも」と思いたがっているというか
子供時代というのは、そんな空想が楽しくてたまらない
夢見るパワーがやたらと強い時期なのかも知れないなぁ。
サンタクロースはいた方がいい……と私は思う。
ちなみに今日は議論をしている子供達から意見を求められたのだが
私は自信を持って「いる」と言ってしまった。
しかも、まことしやかに口八丁なことまで言ってしまったりして。
夢見るのが子供の特権なら、嘘つきは大人の特権である
……かどうかは、ともかくとして
サンタクロースについて語り合ったのは久しぶりで
なんだかヤケに楽しかった。
大人のところにもサンタクロースが来ればいのにと思いつつ
今日の日記はこれにてオシマイ。
<就職活動メモ>
今日の面接は、あんがいスムーズにこなせた。
仕事内容も給与も良かったのだが、休日が少ないのが気に掛かる。
とりあえず、くわしいことは2次面接までオアズケ。
2002年12月12日(木) |
履歴書は手書きなんだね。 |
明日、愚弟が6度目の手術を終えて、めでたく退院する。
あと1回か、2回の手術で完成するとのことだが
「待つ」というのは、これがまたっこうキツイわけで
待ち遠しいと言うか、嫌になっちゃうと言うか。
とりあえずゴールが近付いたって事だけでもメデタイ。
そして明日は私も再就職に向けて面接に行くのだ。
愚弟の退院の日に面接だなんて、ちょっと幸先が良いかも??
不景気なだけあって、求人はめっきり少なくなっているらしく
転職の先輩に話を聞くだに「落ちまくった末にやっと職を得た」
なんてのは当たり前のようなので、気楽に面接してこよ〜っと♪
私は、何社で受かるだろうか。明日でとりあえず2社目である。
それにつけても就職活動ってのは、なにかと面倒が多くてウンザリする。
何よりも面倒なのは「履歴書」を手書きしなければいけないってこと。
「職務経歴書」はパソコンでもOKなのに
どうしたものだか「履歴書」は手書きするのが通例のようだ。
ペンを手にして文字を書くなんてのは
絵葉書か誕生日カードを書くときくらいになっていて
たくさんの文字を書くことなんて、ほとんどないだけに
間違わずに文字を書くというだけでも、大変な作業だったりする。
子供の頃は「書き取り」なんて宿題をこなしていたのになぁ……
肝心の文字も下手糞になっていて我ながら悲しくなってしまう。
ペン習字でも習おうかと思ってしまうほどの後退ぶり。
年賀状はパソコンで作るが、メッセージは手書きする予定なのに
新年早々、下手っぴぃな文字でご挨拶とは情けないことだ。
……って言うか、年賀状、まだ用意してないし。
就職活動にしても、年賀状にしても
もう少し余裕をもって準備していれば問題なかっただろうになぁ。
来年の目標は「計画を立てて生きる」にしようと思う。
なにげ〜に行き当たりバッタリが身に付いているようだ。
明日は午前中に愚弟を受け取りに行って、午後から面接。
ちょっぴり濃厚な1日になりそうなので
今日は夜更かししないで寝るべし。寝るべし。
明日は首尾良く面接できるといいな……ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。
2002年12月09日(月) |
元気でやっています。 |
なんということでしょう。すっかり日記を放置しているではありませんか。
↑『劇的 ビフォー・アフター』のナレーション風で。
気が付けば、かれこれ1週間近く日記を放置していました。
日記は書いていませんが、それなりに元気でやっています。
毎日、仕方なく弟の病院に通ったり
就職に向けて面接へ行ったり(落ちたけど)
従姉弟の結婚式に行ったり
生まれて初めて「カーナビ」なんてのを使ってみたりと
楽しいことがあったり、そうでないこともあったりという感じです。
失業中なので落ち込んで欝っぽくなっているという訳でもなく
ネットがらみで嫌なことがあって出てこれないという訳でもなく
人生について深く思索に耽っているという訳でもなく
つつがなく、暮らしているのでご安心くださいまし。
↑ぜんぜん心配してない……とか言われそうだけど(笑)
ぢゃあ、どうして最近、日記をサボっているかと申しますと……
ひと口で言うと「その気になれない」ってところなのだと思います。
毎日、色々と思う事があるのは変わらないのだけれども
日記という形で、どうしても書き残しておきたいとか
そんな気になれないでいるのです。少なくとも今は。
また猛烈に書きたくなることもあるかとは思うので
辞めてしまおうとは思っていないのですが
しばらくは、書いたり書かなかったりになるかも知れません。
生温く爛れた日記&HPになりそうな予感満載ですが
よろしければ、今後もお付き合いをお願いいたします。
では今日の日記はご報告ということで、これにてオシマイ。
2002年12月03日(火) |
病院で思ったこと〜女性の顔剃り考〜 |
失業生活も、すっかり板についてきた今日この頃。
私にも、人並みに「世間体」を気にする部分がある訳で
「家にいるのに弟の見舞いにも行かない姉」となどと
後ろ指を差されるのは嫌なので、愚弟の病院に日参している。
病院の生活ってのは、おおよそ単調なものだけれど
毎日通っていると、それなりに思う事や、発見することがあり
今日は、病院に通っていて、ふと思ったことなど。
入院患者さんの顔を見ていて気が付いたのだが
男性の患者さんは、定期的にヒゲを剃ってもらうのに多いのに対して
女性の患者さんは、顔剃りをしてもらうのは少ないようである。
もちろん自分で身の回りのことをできる女性の患者さんは
自分で顔剃りなんかもしているだろうが
そうでない場合は、顔に産毛がいっぱいだったりするのだ。
ヒゲ・ボーボーの男性患者さんは少ないのに
産毛ボー・ボーの女性患者さんは多いような気がする。
私は眉毛なんかも濃ゆい性質なので、顔剃りをサボろうものなら
あっと言う間に眉毛が一文字に繋がってしまうのだが
年配の女性患者さんには一文字眉になっている方が多い。
実際問題として考えると、介護する人も大変なので
顔剃りまで手が回らない……ってのが現状だとは思うのだが
今は、女性用の電気カミソリも安くて使いやすいものがあるので
↑「綺麗なお姉さんは好きですか」でおなじみのメーカーの物とか
ちょこっと、顔剃りをしてあげたりなんかしたら
気持ち的にも晴れやかになるんぢゃないかなぁ〜と思ったりする。
女性への入院見舞いに、洒落た電気カミソリなんてどうだろう?
なんてことはともかくとして、そのことを母に言ったらば
「母がそんな状態になったら顔は剃ってね」と言っていた。
そうだよね。やっぱり気になるものだよねぇ。
たとえ病気や怪我で、お化粧はできなくたって
産毛くらいは綺麗に剃っておきたいのが女心ぢゃあるまいか。
まぁ、人のことをとやかく言える問題ぢゃないんだが
あんがい気付いてないだけ……なんてこともあるかと思う。
もしも、これを読んでくださる方で
女性の介護をする機会があったとしたら
男性のヒゲを剃るように、女性の顔も剃ってあげてくだされ。
病院で思ったことを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。