白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年12月31日(火) 今年最後のごあいさつ。

ここのところ「書いたり・書かなかったり」な日記と化していますが
1年の最後くらいは、ちゃんと〆ておこうかと思ったり
やはり「ごあいさつ」くらいは、しなきゃいけないかと思ったり。

大晦日からお正月という、この時期ばかりは
自分が日本人だなぁ〜と思わずにはいられません。
ぶっちゃけた話。お正月がきたからって、何も変わらないんですよね。
なのに「新しい年」に意味を見つけたがるのは日本人的だなぁ…と。
大晦日ってだけで「今年はどんな年だったっけ?」なんて
しみじみ思い返してしまうもののようで。

私の今年1年は、比較的平和でした。
仕事を辞めたってことを考えると節目の年と言えなくもないですが
だからって、特別なことは何もなかったなぁ……と。
無難に過ごせたということなのだと思います。
総合的にみると、そこそこに良かったかな……という印象。

嬉しいこと、哀しいこと、まぁ、それなりに。それなりに。

「出会い」と言う意味では当たり年でした。
「はじめまして」の方に、たくさんお逢いできた年で
とくにネットを通じて知り合った方とお逢いできたのは嬉しかったです。
東京へ遠征したり、大阪で遠方の方をお迎えしたり。
来年もたくさんの人とお逢いしたいなぁ……
よいお付き合いを深めていく年にしたいと。

月並みですが、今年1年、お世話になりありがとうございました。
来年も、日記ともども、よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいませ。
今年最後のごあいさつをしたところで
今日の日記は、これにてオイシマイ。


2002年12月28日(土) 年の瀬風味

今日は3年ぶりに若松を生けてみた。

私が以前、習っていた華道の流派では
正月には若松を生けることになっているのだが
ここ何年かは忙しいのと、気持ちの余裕がなかったのと
何よりお稽古を止めてしまって生ける機会に恵まれなかったのとで
すっかりご無沙汰していたのだが
今朝は1週間に1度の「花売りトラック」がお正月花を積んでいたので
ちょっくら生けてみようかと若松を7本ばかり買ってみたのだ。

なにしろ花鋏を手にするのは3年ぶりだったので
ちゃんと生けられるかどうか心配だったのだが
問題なく生けることができた……なんて上手い話があるはずもなく
水引の結び方なんてキレイサッパリ忘却の彼方だったりして
「秘密メモ」を引っ張り出してきて
苦心惨憺の末、なんとか見られる形に仕上げた。
↑分かる人が見れば「なんぢゃこりゃ?」てな仕上がりなのだが。
我が家は床の間がないので、玄関先に飾ってみたらば
まぁ、それなりに「お正月風味」で良い感じである。

若松を生けたり、大掃除をしたりしていると、すっかり年末の気分。
そして年末気分で図書館で年越し用の本を仕入れて
スーパーで買い物をしたらば……
レジで、おねえさんに「まぁ。大当たりですよ」と声を掛けられた。
確かにレシートの裏に「大当たり」と書いてある。
ちなみに当たったのは、そのスーパーで使える500円の金券だった。
儲けた500円でビールを購入。なんだか嬉しい気分。

今夜はビールを飲んで、図書館で借りてきた本を読もう。
年末セールで当たった金券で買ったビールを飲むだなんて
年の瀬っぽい感じがして、なかなか良いではないか。
ささやかな幸せを噛み締めつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2002年12月27日(金) アカンもんはアカン……けど。

アカンもんはアカン。←標準語で言うと「ダメなものはダメ」
京都の銀行立て篭もり事件をみて「アカンもんはアカン」と思ったと同時に
だけど、ちょっと複雑なものを感じてしまったのでありました。

融資がらみのトラブルが原因とのことでしたが
テレビを観ていると「犯人の主張は自分勝手な逆恨みのようなもの」
……ってなコメントをしている人もいたのですが、私にはそうとも思えなくて。
真実なんて当事者にしか分からない事ですし
実際、原因がどうあれ犯罪を犯しちゃいけないと思う訳で
怪我人や死者が出なくて良かったと言うか、なんと言うか。

実際、あの事件を観て「ああ。俺も同じ気持ちだ」と感じた社長さんは
日本全国に、大勢おられたのではないかと思います。
不景気な時代に会社を守っていくのは並大抵のことではないと思うのです。
そして弱みに付け込むようなアコギな仕事があるのも、これまた現実な訳で
今回の事件に登場した銀行を揶揄するつもりはありませんが
法律にのっとって書類上問題がなければ
それが、すなわち「いい仕事」だとは言えないですよね。
そりゃぁ商売は慈善事業ではないので
儲けを第一に考えて動くのは当然の事なのですが。

自分の気持ちを主張するのに
あんな方法を取ったのは間違いだと思いますが
だからって私は犯人を責める気になれなかったりするのです。
もしも私が同じ立場だったら、あるいは関係者だったら
賛成する側にまわっていたかも知れないな……なんて。

あんなことをしなければいけなかった……って現実に
やるせないものを感じずにはいられませんでした。
ホントに人間の世の中って難しいことばかりです。
子供の頃は、たいていの事柄を
「正義と悪」「白と黒」に分類することができましたが
最近は「正義でも悪でもなく」とか「灰色」に分類することが多いです。

とにかく、あの犯人が人を傷付けなくて良かったな……と思いつつ
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年12月26日(木) さらば! 失業生活!

失業生活2ヶ月弱。楽しかった日々とお別れする日がやってまいりました。
てへっ。今日、就職が決まったのですよ。
そんな訳で新年6日から新しい会社で働くことになりました。

これから働く会社では、今までの仕事とはうってかわって
機械系の図面を描くことになります。
畑違いで大変そうなのですが、私が触りたかったCADを使っている会社で
かなり興奮しておりますです。えぇ。
しかも今回は派遣社員ぢゃなくて、なんと正社員だったりするのです。
小さな会社なので雑用なども多そうですが
これでクレジットカードも作れる身分になりました(笑)
↑今までは「いつもニコニコ現金払い主義」だったりします。

年内に就職が決まってラッキーと言えばラッキーなのですが
実際は「覚えなくちゃいけないこと」が山積みなので
今日は早速、機械図面の本と、CADの本を買ってまいりました。
初出勤までに、ちょっとでも覚えておかなくてはなりません。

この日記には就職活動の内容……たとえば
「受けまくる日々」とか「落ちまくる日々」については
ほとんど書いていなかったのですが、これがけっこう大変でした。
自分が動いてみて「就職難だよなぁ」と実感したのでありました。

「失業生活にさよなら」と言ってはみたものの、冬休みに突入するので
本当に動き出すのは年が明けてからなのですが
ひとまず「やれやれ」といった感じです。
まずは明日、職安へ行って就職の届けを出すところから。
これから先についてはワクワク感と、不安とが入り混じっていますが
なんとかなるでせう……ってことで今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年12月25日(水) 『太鼓の達人』

Mary Xmas!

今年も残り1週間を切りましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、それなりに暮らしておりますです。
年内にでも景気の良い報告日記を書けたら嬉しいのですが
ま。その辺のことは、また追々と。

昨日は久しぶりにゲーム屋へ足を運びました。
テレビのCMを観ていて『太鼓の達人』をしてみたくなったので。えぇ。
年末年始はTVも特番ばかりになってしまうので
新作ゲームが1本あると暇つぶしにも良いんぢゃないかと。
ふだんは、ご家族向けのゲームなんて目にいかないのですが
どうしたものだか年末になると『桃太郎電鉄』にハマったりするのです。
ふた昔前なら『人生ゲーム』とかしていたのですけどね。

で。張り切って地元のゲーム屋さんへ行ったのですが
『太鼓の達人』は、どこのゲーム屋さんも売り切れでした。
どうやらサンタクロースに買い占められてしまったようで……
そして「手に入らない」となると、余計に欲しくなってしまったりして
「うぉぉっ。プレイしたい〜」とてジレンマでウズウズしておりまする。
どなたかプレイした方、いらっしゃいますか? 面白かったですか?
面白かったんでしょうね。あのテのゲームって楽しいですものね。
ああ……私もプレイしたい。

足を伸ばして街まで買いに出かけるかどうか、そこが問題です。
街中の大きなゲーム屋さん在庫の数が多いので
地元で売り切れているソフトも残っている場合が多いのですが
なんと言ってもクリスマスの後ですものねぇ……
もう立派な大人ですがサンタさんにお願いしたいくらい手に入れたいです。

ですが……
こんな場合ってソフトが出回る頃には熱が冷めていたりするのですよ。
それを思えば「いま」が買い時なのかも知れないなぁ……
などと身悶えしつつ、今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年12月19日(木) 手持ち無沙汰。

失業生活に突入してから1ヶ月と半月を過ぎました。

最初の1ヶ月は「ぐうたら」を満喫するのに忙しく(?)て
「友人と会う」こと以外は、本を読むのも億劫だったのですが
12月に入って就職活動をはじめてからは気力が戻ってきたようで
そろそろ「手持ち無沙汰」になってきました。
いままで「もう人としてダメも」と思うほど呆けた暮らしをしていたので
手持ち無沙汰になるだなんて、ちょっと吃驚です。

今日は1日予定が空いてしまって、家にいるのですが
家でじっとしているのが勿体ないような気がしてなりません。
そりゃ、まぁ、年賀状を作ったり、本を読んだりはしているのですが。
これからまた働かなくちゃいけないと思うと憂鬱なのに変わりはありませんが
どうせ働かなきゃいけないなら、早いところ働きたいなぁ〜と思っています。
もっとも私の場合は「稼がなきゃ」ってな気持ちが先に立っている訳で
もし食べるに困らなかった場合も働きたいと思うかと問われると
微妙に疑問だったりするのですが。

まったく何もしないで過ごした1ヶ月は勿体無いようにも思えるのですが
私には「なにもしない」という時間が必要だったのだと思います。
心身共に「仕事の辞め時」だったんだろうなぁ……と。
ちょっと元気になってきて初めて思うのですが
「なにもしたくない」ってのは、どこか病んでいる状態だったのだと思います。
病んでいるというのが大げさなら、疲れているでも良いのですが。

「なにもしたくない」時は「なにもしない」というのが1番。

今回は「なにもしない」でいられたのは本当に恵まれていました。
これからの問題は、ちゃんと仕事が決まるかどうかってことなのですが。
なんでも失業者の半分は就職できない時代だそうすですし
とくに大阪の就職率は最悪とかなんとか……
なるべく苦労しないで職にありつきたいのですが、どうなる事やら。

手持ち無沙汰にまかせて、今の心境など書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年12月17日(火) リハビリ期間

失業生活、最初の1ヶ月は夢のようだった。
もう、これ以上は望めないほど、ぐうたら暮らしたものだが
今月に入ってからは、なにかと活動的だったりする。
愚弟が入院していた……ということもあるけれど
就職活動をはじめたのが最大の原因かと思われる。

そして歯車が1つ回りだすと、別の歯車も回ってくるらしく
「しなければならないこと」がイッパイ・イッパイになっていて
てんやわんの大騒ぎ……ってな感じだったりする。
仕事をしている時は、黙々とPCに向かって図面を描いていたが
最近は人間と話をしたり、電話やメールでやりとりすることが多い。
さほど大騒ぎするほどの忙しさではないのだろうが
1ヶ月も「ぐうたら生活」を貪ってきた身には少々堪える。

たぶん、いまは社会復帰に向けてのリハビリ期間なのだと思う。
唐突に背筋がシャンとしてきた今日この頃。
脳味噌を覆っていた薄い膜が、1枚づつ剥がれてゆくようだ。
気持ちイイようでいて、ちょっぴり寂しいような……
立てるようになったのに歩くのを恐がったクララの気持ちが
なんとなくだが分かるような気がする。

どうせ働かなきゃいけないなら年内に決めて
新しい年を新しい職場で迎えたいなぁ……
明日も就職活動で朝からお出掛けしなけれはならないのだから
そろそろ寝床に入らなければいけないなぁ。
早いところ「就職しました」ってな報告ができるよう
気合入れていきたいなぁ〜ということで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年12月13日(金) サンタクロース論争

愚弟の病院には「ディ・ルーム」というスペースがある。
入院患者さんや家族が食事をしたり話をしたりできる食堂のよう場所で
病院に、こういうスペースって、いいなぁ…と思える空間なのだが
今日はディ・ルールで興味深い議論を耳にした。

議題は「サンタクロースは本当にいるのか?」
議論していたのは推定年齢4歳の男子1名。女子2名。
「サンタクロースなんていない」という女子Aに対して
女子Bと男子は「サンタクロースは絶対にいる」と一歩もゆずらない。

サンタクロースって、本当はお父さんなんだ……とか
日本には煙突がないからサンタクロースは入ってこられない……とか
オモチャ屋さんなんかには「偽サンタクロース」がいる……とか
○○君の家は、サンタクロースは来ないらしい……とか

そう言えば私も子供の頃はサンタクロースについて
熱く語ったことがあったなぁ……と懐かしく思い出してしまった。
「子供は夢があっていいよね」なんてことになる訳だが
しかし実際は子供だってバカではない。
かなり幼い子供だって「サンタクロースはいない」ってことを
理解しているんじゃないかと思われる。
ただ「いた方がいいよね」とか「でも、しかしたら?」とか
「信じていたい」という気持ちが強いんじゃないだろうか。

煙突がない家だったらサンタクロースは窓から入ってくる……とか
偽サンタクロースもいるけと、本物もいる……とか
フィンランドにサンタクロースの国が本当にあるらしい……とか
説得力がありそ〜で、なさそ〜な理由を一生懸命考えたりして
「サンタクロースはいるかも」と思いたがっているというか
子供時代というのは、そんな空想が楽しくてたまらない
夢見るパワーがやたらと強い時期なのかも知れないなぁ。

サンタクロースはいた方がいい……と私は思う。

ちなみに今日は議論をしている子供達から意見を求められたのだが
私は自信を持って「いる」と言ってしまった。
しかも、まことしやかに口八丁なことまで言ってしまったりして。
夢見るのが子供の特権なら、嘘つきは大人の特権である
……かどうかは、ともかくとして
サンタクロースについて語り合ったのは久しぶりで
なんだかヤケに楽しかった。
大人のところにもサンタクロースが来ればいのにと思いつつ
今日の日記はこれにてオシマイ。

<就職活動メモ>
今日の面接は、あんがいスムーズにこなせた。
仕事内容も給与も良かったのだが、休日が少ないのが気に掛かる。
とりあえず、くわしいことは2次面接までオアズケ。


2002年12月12日(木) 履歴書は手書きなんだね。

明日、愚弟が6度目の手術を終えて、めでたく退院する。
あと1回か、2回の手術で完成するとのことだが
「待つ」というのは、これがまたっこうキツイわけで
待ち遠しいと言うか、嫌になっちゃうと言うか。
とりあえずゴールが近付いたって事だけでもメデタイ。

そして明日は私も再就職に向けて面接に行くのだ。
愚弟の退院の日に面接だなんて、ちょっと幸先が良いかも??
不景気なだけあって、求人はめっきり少なくなっているらしく
転職の先輩に話を聞くだに「落ちまくった末にやっと職を得た」
なんてのは当たり前のようなので、気楽に面接してこよ〜っと♪
私は、何社で受かるだろうか。明日でとりあえず2社目である。

それにつけても就職活動ってのは、なにかと面倒が多くてウンザリする。
何よりも面倒なのは「履歴書」を手書きしなければいけないってこと。
「職務経歴書」はパソコンでもOKなのに
どうしたものだか「履歴書」は手書きするのが通例のようだ。
ペンを手にして文字を書くなんてのは
絵葉書か誕生日カードを書くときくらいになっていて
たくさんの文字を書くことなんて、ほとんどないだけに
間違わずに文字を書くというだけでも、大変な作業だったりする。
子供の頃は「書き取り」なんて宿題をこなしていたのになぁ……

肝心の文字も下手糞になっていて我ながら悲しくなってしまう。
ペン習字でも習おうかと思ってしまうほどの後退ぶり。
年賀状はパソコンで作るが、メッセージは手書きする予定なのに
新年早々、下手っぴぃな文字でご挨拶とは情けないことだ。
……って言うか、年賀状、まだ用意してないし。

就職活動にしても、年賀状にしても
もう少し余裕をもって準備していれば問題なかっただろうになぁ。
来年の目標は「計画を立てて生きる」にしようと思う。
なにげ〜に行き当たりバッタリが身に付いているようだ。

明日は午前中に愚弟を受け取りに行って、午後から面接。
ちょっぴり濃厚な1日になりそうなので
今日は夜更かししないで寝るべし。寝るべし。
明日は首尾良く面接できるといいな……ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年12月09日(月) 元気でやっています。

なんということでしょう。すっかり日記を放置しているではありませんか。
↑『劇的 ビフォー・アフター』のナレーション風で。

気が付けば、かれこれ1週間近く日記を放置していました。
日記は書いていませんが、それなりに元気でやっています。
毎日、仕方なく弟の病院に通ったり
就職に向けて面接へ行ったり(落ちたけど)
従姉弟の結婚式に行ったり
生まれて初めて「カーナビ」なんてのを使ってみたりと
楽しいことがあったり、そうでないこともあったりという感じです。

失業中なので落ち込んで欝っぽくなっているという訳でもなく
ネットがらみで嫌なことがあって出てこれないという訳でもなく
人生について深く思索に耽っているという訳でもなく
つつがなく、暮らしているのでご安心くださいまし。
↑ぜんぜん心配してない……とか言われそうだけど(笑)

ぢゃあ、どうして最近、日記をサボっているかと申しますと……
ひと口で言うと「その気になれない」ってところなのだと思います。
毎日、色々と思う事があるのは変わらないのだけれども
日記という形で、どうしても書き残しておきたいとか
そんな気になれないでいるのです。少なくとも今は。

また猛烈に書きたくなることもあるかとは思うので
辞めてしまおうとは思っていないのですが
しばらくは、書いたり書かなかったりになるかも知れません。
生温く爛れた日記&HPになりそうな予感満載ですが
よろしければ、今後もお付き合いをお願いいたします。

では今日の日記はご報告ということで、これにてオシマイ。


2002年12月03日(火) 病院で思ったこと〜女性の顔剃り考〜

失業生活も、すっかり板についてきた今日この頃。
私にも、人並みに「世間体」を気にする部分がある訳で
「家にいるのに弟の見舞いにも行かない姉」となどと
後ろ指を差されるのは嫌なので、愚弟の病院に日参している。

病院の生活ってのは、おおよそ単調なものだけれど
毎日通っていると、それなりに思う事や、発見することがあり
今日は、病院に通っていて、ふと思ったことなど。

入院患者さんの顔を見ていて気が付いたのだが
男性の患者さんは、定期的にヒゲを剃ってもらうのに多いのに対して
女性の患者さんは、顔剃りをしてもらうのは少ないようである。
もちろん自分で身の回りのことをできる女性の患者さんは
自分で顔剃りなんかもしているだろうが
そうでない場合は、顔に産毛がいっぱいだったりするのだ。
ヒゲ・ボーボーの男性患者さんは少ないのに
産毛ボー・ボーの女性患者さんは多いような気がする。

私は眉毛なんかも濃ゆい性質なので、顔剃りをサボろうものなら
あっと言う間に眉毛が一文字に繋がってしまうのだが
年配の女性患者さんには一文字眉になっている方が多い。
実際問題として考えると、介護する人も大変なので
顔剃りまで手が回らない……ってのが現状だとは思うのだが
今は、女性用の電気カミソリも安くて使いやすいものがあるので
↑「綺麗なお姉さんは好きですか」でおなじみのメーカーの物とか
ちょこっと、顔剃りをしてあげたりなんかしたら
気持ち的にも晴れやかになるんぢゃないかなぁ〜と思ったりする。

女性への入院見舞いに、洒落た電気カミソリなんてどうだろう?

なんてことはともかくとして、そのことを母に言ったらば
「母がそんな状態になったら顔は剃ってね」と言っていた。
そうだよね。やっぱり気になるものだよねぇ。
たとえ病気や怪我で、お化粧はできなくたって
産毛くらいは綺麗に剃っておきたいのが女心ぢゃあるまいか。

まぁ、人のことをとやかく言える問題ぢゃないんだが
あんがい気付いてないだけ……なんてこともあるかと思う。
もしも、これを読んでくださる方で
女性の介護をする機会があったとしたら
男性のヒゲを剃るように、女性の顔も剃ってあげてくだされ。

病院で思ったことを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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