金色の夢を、ずっと見てる

2010年08月29日(日) 本当は水色の紗も着たかった。

昨日(土曜日)は、前に一緒に仕事してた派遣さんを囲む飲み会でした。

実はこれ、7月にも1回やったんですよね。で、その時は当日にユウが熱を出して私は行けなかったんです。ドタキャンになっちゃったので申し訳なかったんだけど、またやるので今度こそ!と誘ってくれて。

お盆に義実家に行った時に
「ユウちゃん、今度は泊りにおいでね〜」
と言ってくれてたので、ユウを預かってもらえないかな〜と数日前に聞いてみたら
「あら、土曜は夜のシフトなんだよね〜」
と義母。あらら、じゃぁ仕方ないか。実家に聞いてみよう…と思っていたら
「ちょっと時間くれる?段取りしてみるから」



……段取りって、何を?



と思っていたら10分ほどしてまた電話がかかってきて
「大丈夫よ〜。昼のシフトと交代してもらったから!夕方ぐらいからでいいのよね?」
あぁぁぁぁすみません、お義母さん!!さすがに仕事を調整してまで預かってもらうつもりではなかったんですが!(泣)



というわけで夕方になってユウを義実家に連れて行きました。義父の車で義母の職場まで一緒に迎えに行って、そのまま回転寿司でお寿司を買ってくるんだって。店で食べると義父が晩酌できないからだな(笑)←義母は免許持ってないのです。



私は急いで帰宅して出かける準備。前回やり損ねたので、今日こそ夏の着物でお出かけです。と言ってももう8月も末。夏物と言われる絽や紗を着られるのも今月いっぱいです。着物は季節の先取りが粋とされますから、このタイミングでいかにも『夏!』な涼しげな色柄はちょいと野暮かも。なので今日は黒地の絽の着物にしました。黒地に、よく見るとちっちゃく猫がうろうろしてる柄です。生成りにちょっと秋っぽい(少なくとも夏っぽくはない)草花のデザインの夏帯にして、同じ『涼しげ』でも秋風が吹くような涼しさをイメージしてみました。こういう組み合わせを考えるのも、着物の楽しさの1つだな〜。



会場は、市の中心部にある某ホテルのビュッフェレストラン。前回もここでやって、すっごくおいしかったからまたここで!って事になったんだって。月替わりでいろんなフェアをやってるからメニューも結構違うはず!という事で。

席に着いたら、お店の方が
「よろしければお膝にお使いください」
とナフキンを持ってきてくれました。……テーブルに、膝に広げる用の紙のナフキンありますけど……あっ!いろんな本で読んだ『着物で出かけるとお店の人の対応が丁寧だったり親切にしてくれる事が多い』ってのはこれか!!

いや〜ポリ100%の着物なのになんか申し訳ないな…と思ってましたが、そういや帯は正絹なんだっけ。着物より帯を汚さないようにしないと(^^; 


前回は本当に女子だけだったんだけど、今回は元派遣さんのリクエストで、彼女が在職中に仲が良かった男性職員も参加。そしたら、その人が
「まだ内示も出てないから本当にここだけの話なんだけど、10月から本社に異動になるんですよ」
という衝撃告白をしたもんだから大騒ぎに。パートさんがショックで涙目になっちゃいました(苦笑)

その後任には誰が来るとか、そもそもどういう経緯で異動になったのかとか、本当は10月1日に正式に辞令が出るまでしゃべっちゃいけないような事まで教えてくれました。いわく
「だって内示とか出てからいきなり話したら、Cさん(←パートさん)ショックが大きいかな〜と思って」
だそうですが、内示が出てからだろうが出る前だろうが、『いきなり』である事に変わりはないわけで(笑)



デザートのパインタルトとかぼちゃプリンがとってもおいしかったです。8月は沖縄フェアという事で通常メニューに加えてゴーヤチャンプルーとか海ぶどうのなんたらとか沖縄メニューがいくつか。月ごとに違うテーマでメニューが少しずつ変わるらしいので、また行きたいですねぇ。ソフトドリンクの飲み放題付きでディナーで3,500円、アルコールも入れたら4,500円。ただし事前に予約して前売りチケットを買えば4,000円になるんだって(…ノンアルコールの人は割引ないのね…)。ホテルビュッフェと考えたらなかなかお手頃では?居酒屋でも飲み放題つけたらそのぐらいするしね。



二次会は、もうお腹いっぱいなので飲みながらしゃべれる所…というわけで、ちょっと歩いた所にある居酒屋に決定。男性3人がてくてく歩いて行って、私を含めて4人の女子は私の車で(笑)だってホテルの駐車場に入れてたんだもん。食事したので2時間分はタダになったけど、それ以上置いとくと割高になるからね。2時間を超えた分の150円を誰が出すかで車内で揉める(笑)結局、私以外の3人が50円ずつ出してくれました(爆)たいした距離でもないのになぁ(^^;


二次会では、ちょっと砕けた雰囲気の場所になったせいもあってか、途中からおかしな話に。パートさんが課長に
「課長は避妊具をどこで買います?課長が買うんですか?奥様が買うんですか?」
と真剣に聞いて課長(40代)を慌てさせてました。パートさん、どっちが買うかで旦那さんとケンカした事があるんだって(笑)


閉店ギリギリまでしゃべり倒して、気付いたら最後の客でした。出た後もしばらく店の前で立ち話してたら、店の電気消えちゃいましたよ。

とりあえずそこで解散。男性3人は何やら話しながらアーケードの方へ消えて行きました。おなじみのスナックに飲み直しにでも行ったかな?じゃぁうちらはどうします?まだ大丈夫ならお茶でも行く?という話も出ましたが、パートのCさんが
「多分パパ(旦那さん)が起きて待ってると思うから、お土産買ってから電話して迎えに来てもらいます」
と言うのでそこで別れました。すごいなぁ迎えに行くために起きて待っててくれるんだ。


ではうちらも帰りますか、という事になり、元派遣さんともう1人のパートAさんを送る事にしました。逆方向だし遠いし…と遠慮するAさんを
「遠くないって!大体、遠いならなおさら、タクシーで帰ったら高くつくでしょ!?」
と元派遣さんと2人で言いくるめて車に乗せる(笑)お礼にと、コンビニでそれぞれ缶コーヒーとプリンを買ってくれました。やった♪


2人を送って家に着いたら1時半ぐらいでした。義実家に泊ってるユウはいいとして、夜間作業で何時に帰るか判らないと聞いてた次郎君が先に帰ってたのでビックリ(苦笑)楽しかったな〜。元派遣さんは今は別の会社で働いてるんだけど
「そっちで働いてた時の方が楽しかった〜」
と今でも言ってくれます。1~2ヶ月に1回ぐらいこうやって集まろう!という話になってるので、都合がつけばぜひまた参加したいですねぇ。



ちなみに、正絹の絽や紗、麻や小千谷縮などの『質のいい夏の着物』を着てる人からしたら、ポリエステル100%の着物って暑くて着られたもんじゃないらしいです。本とかブログとか見ると
「ポリの夏物着るぐらいなら正絹の単の方がマシ」
なんて言う人もいるんだよねぇ。しかし私はまだポリの夏物しか着た事ないので比べようもなく、案外平気でした。着物はポリだけど襦袢はちゃんと誂えてもらった綿麻混なので、それで少しは違うのかも。汗取りとして着てたユニクロのサラファインもいい仕事してくれましたわ。


なかなか機会が作れないけど、時々でいいからこうして着物で出かけられるといいな。



2010年08月27日(金) 割と上手い方だと思うんです。

安全運転研修とやらに行ってきました。


これ、数年前までは職員全員で近くの自動車学校に行って、職員2人と教官で3人セットで近所を運転して、基本的な運転技術や注意点なんかを見てもらう…という研修でした。

ところが、去年ぐらいからかなぁ、ちょいと郊外にある某自動車メーカーの研修施設に行って、急ブレーキの体験とか安全確認の基本を実地訓練するという研修に変わったんです。で、施設内のサーキットを利用しての研修なので一度に何十人も行くわけにはいかず(サーキット内で渋滞してしまう)、1回につき10人ずつぐらいと小分けして順番に行くようになったんです。



なぜか、その研修に私も行かされました。え〜、社用車で外出なんて年に2〜3回あるかないかぐらいなのに?

研修は午後からだったんですが、朝から、同じく今日研修に行くフジタさん(仮名)に乗せて行ってもらうといいよ〜なんて部長が言ってたのであーそうですねーなんて言ってたんですが、どうやらその話はフジタさんには伝わってなかったらしく(苦笑)昼前になって部長に
「あれ?咲良さん、フジタくんと一緒に行かなかったの?フジタくん、さっきもう出たけど」
と言われてビックリ。そうか、乗せて行ってもらうなら自分でフジタさんに交渉しなきゃいけなかったのか(笑)

というわけで、1人で社用車で現地に行きました。研修室に入って行ったら
「あれ?咲良さんも今日だったんですか?じゃぁ声かければ良かったですね」
とフジタさんもビックリ(苦笑)いやまぁ私は助手席に乗ると車酔いするので、自分で運転して行った方がラクだったからいいんですけど(^^;



まず最初に、指導官の方のちょっとした講義。興味深かったのは
「世間では悪評ばかりのゆとり教育ですが、運転の面では意外な結果が出てるんですよ」
という話。

ゆとり教育って言えば、優劣をつけないという名目のもと、運動会で徒競争に順位をつけずに全員手をつないで横一列でゴールさせたとか、男女平等という名目のもと、男子も女子も同じ教室で体育の着替えをさせたとか
「アホかー!」
というような話をよく聞きました。ところが、この『競争心を煽らない』という点が、『運転中に追い越されても気にしないし自分が前に出ようという気がないので、結果として安全運転に繋がってる』という意外な結果が出てるんだそうです。はー、まさかそんな所で。



で、そんな話を交えつつ安全関係の話を30分ほど聞いて、その後外に出て実際に車を使っての研修。運転席からの死角の実験で、1人が運転席に座って、指導官が車の後ろでどんどん遠ざかって行くからバックミラーで指導官の全身が見えたら合図してください…というのをやってくれたんですが、指導官の方が相当遠ざかってやっと運転席のおじさんが手を挙げたので驚きました。車の後ろってあんなに遠くまで死角があるのね。教本とかで『○メートルぐらい』なんて文章で見た事はあったけど、数字よりリアルに判りましたよ。


その後、2人1組で車に乗ってサーキットに出て、まずは濡れた路面での急ブレーキ体験。直線を走ってきて、道沿いにコーンが並んでる所でABSが作動するぐらいの急ブレーキを踏んで止まってください、という実験です。40km/hの時と60km/hの時と2回で、まずはペアを組んだウエムラさんから。

私は助手席に乗ってたんですが、ここで急ブレーキ来るぞ!って判って身構えてても結構な衝撃がくるんですね。こりゃー全然予測してなくて油断しきってる時に踏まれたら、相当な衝撃なんだろうな〜と実感したらちょっと怖くなりました。

そしてメンバー交代して私も同じように。結構思いっきりブレーキ踏んだつもりだったんだけど、1回目(40km/hの時)はABSが作動しませんでした。あれってタイヤがロックされてかなり激しくガガガガッ!って音がするんで、壊れるんじゃないかって気がして怖いんだよね(^^;



次は、バックの練習。蛇行するサーキットをバックで走るだけで結構難しいんですが、ここではさらに、等間隔で置かれたコーンをジグザグしながらバックで走れと!コースとしては
1.等間隔で置かれたコーンの間をバックでスラローム。
2.S字状にカーブしたサーキットを走行。
3.2つのコーンの間を通り抜け4連発。しかも直線じゃない。
4.再びサーキットを走って(もちろんS字)スタート地点まで戻る。
という内容。これを全部バックで。うっわ〜、不安だな〜……なんて思ってたんですが。



先に相方のウエムラさんが挑戦したんですが、こう言っては申し訳ないけど、ビックリするぐらいバックが下手でした(苦笑)←この表現、なんか誤解を招くな(--;


その日は全部で5台の車が出てて、私達が乗ってたのは4号車。まず指導官の車が行って、その後に1号車から順に続くわけですが、ウエムラさん、まず最初のバックスラロームで時間かかり過ぎて大きく引き離され、そこが終わった後のS字サーキットで
「あれ?ここってコース通りに行くの?直接あっち(コーン通り抜け)に行っていいの?」
と判らなくなり、ショートカットでコーン通り抜けに行っちゃった(笑)

当然のようにコーン通り抜けでもおそろしく時間がかかり、最後のサーキットS字では指導官から
「あ、もう直接(コース通りじゃなく)戻ってきていいですよ〜」
と言われる羽目に。


バックスラロームの時点で
「え?なんでそんなにゆっくりなの?ていうか、『できるだけコーンギリギリに通った方が無駄な動きが少ない』ってさっき言われたのに、なんでそんなに大回りするの?どこ見てるの?」
と思ったのですが、一事が万事そんな調子。途中で指導官の方から言われてました。

「ウエムラさん、ミラーじゃなくて直接振り返って見ようとしちゃうでしょ。ダメですよ、それ典型的な『バックが下手な人』のパターンです。振り返って直接見てからミラーで見ると余計わけ判らなくなるから、基本的にはミラーで見るのがメイン!バックミラーやサイドミラーでコーンの位置を確認した方がいいんです」

なるほど。確かにウエムラさんはやたら振り返ってる。

指導官いわく
「振り返って直接見ちゃうと、いざ運転しようとした時に左右が混乱するんですよ。バックで右に寄りたい、あれ?じゃぁハンドルはどっちに切ったらいいんだ?って頭で考えちゃうから、余計にわからなくなるんです。前進だろうがバックだろうが、曲がりたい方向にハンドルを切るってのは共通。理屈で考えようとするから混乱するんです」
だって。ん〜確かに。



あんまりこういう事言っちゃいけないのかもしれないけど、なんとなく『男の人は運転が上手だ』っていう先入観があるんですよね(^^; だからって逆で『女の人は運転が下手だ』って言われると腹が立つんだけど(笑)でもやっぱりどうしても『男の人の方がうまいはず』っていう感覚があるので、ウエムラさんの運転は正直かなり驚きでした。危うく酔うとこでした。


そしてこれも本人には絶対言えないんだけど、間違いなく私の方がうまかったです(笑)




研修が終わったのは16時半。ここから会社まで1時間ぐらいかかる。しかも時間的に渋滞が予想されるのでもっとかかる。………こりゃ保育園のお迎え遅くなるな。

案の定、会社に戻ってちょいと片づけて、迎えに行けたのは18時半過ぎでした。ラスト2人だったよ…それはそれで、うちが帰ったらもう1人の子が最後の1人になっちゃって寂しそうだったのでちょっと申し訳なかったですが。



2010年08月24日(火) 高島彩さん、『めざましテレビ』卒業ですか…

ネットでニュースにはなってましたが、いざ事実として発表されるとちょっと寂しいものがありますねぇ。


私が『めざましテレビ』を見始めたのって結婚してからなので、ここ5年ぐらいなんですよね。自宅暮らししてた独身時代は自室にテレビを置いてなかったので、朝食食べながらついてる番組をなんとなく見てたぐらいで。結婚してから、『めざましテレビ』を時報代わりに朝の身支度をするようになったの。つまり、高島アナがメインキャスターになってからしか見た事ないんですよ。



ただでさえ寝起きが悪い私にとっては、深夜に起きて2時台とか3時台に出勤して、打ち合わせして準備して早朝から生放送……って信じられないスケジュールで。たまに夜の生放送に高島アナが出てるのを見ると次郎君と2人して
「高島アナ、今日は徹夜か?」
「ていうか、早朝から起きててそのままこの時間までは起きてられないでしょ。昼間仮眠取って、これが終わったらまたちょっと寝るんじゃない?」
なんて話したり。

入社2年目とか3年目ぐらいでの大抜擢でプレッシャーもあっただろうし、本当に大変な7年間だったと思います。


だってさー、単純に、夜友達と遊べないんだよ?寝る時間とかもどうしても早くなるだろうからデートの予定も立てにくいだろうし、毎日生放送なんだから身内の不幸でもない限り平日に休みなんて取れないだろうし…想像しただけでハードだよ。心から、お疲れさまでしたと言いたいですね。



で、高島アナの後任って誰になるんだろう。正直、ちょっと前までは中野美奈子さんだと思ってたんだけど『とくダネ!』に移っちゃったし、私は
「生野とか松尾じゃ若過ぎてちょっと頼りない気がする。中村仁美か?」
と思うんだけど、次郎君は逆に
「いやー中村じゃちょっと年上過ぎないか?高島アナだって最初に選ばれた時は23とかだったんだろ?だったらどっちかっていうと生野か松尾が繰り上がりで来るんじゃないかと思うけどな〜」
だって。まぁ『めざまし』に出てる人以外にもアナウンサーはいるんだから、そこから選ばれるのかもしれないけどさ。いずれにしても、高島アナの後任ってプレッシャー大きいだろうね(^^;


……でもさすがに高橋真麻はないだろうな(笑)



2010年08月21日(土) じゃぁとりあえず次はオータムジャンボか?

着物の展示会に行ってきました。



何も買ってません。




でも出されたお弁当はおいしく頂きました(笑)


前に林真理子さんの着物エッセイで
『呉服屋さんの展示会に行ったら、出されるお茶やお弁当に決して手をつけてはいけない。手をつけちゃうと、ご馳走になったしなぁ…という気持ちが働いて、強引な売り込みを断り辛くなる。お茶も飲まない、食事は済ませてきたのでいらない、お土産もいらない、気になる商品があったらこっちから呼ぶので、それまでべったりくっついて回ってくれなくて良い。そこまでやれば、売り込みを気にせず思う存分品定め出来る』
というような事が書いてあって。

実際に林さんが強引な売り込みやおもてなしに辟易した体験からくる言葉なんだろうけど、私はこれを読んだ時、まず最初に
「林さんって基本的にお人好しで断れない人なんだろうなぁ」
って思ったんですよね。だって私、何も買わなくてもお土産は堂々ともらって帰れるもん。図々しい?(笑)


呉服屋さんにしろメーカーさんにしろ、来たお客様のすべてが買ってくれるなんて思ってないでしょ?何割ぐらいの人が買ってくれるのか知らないけど、お弁当にしろお土産にしろ、買わない人の分まで出しても損をしないように準備してるはずですよ、絶対。その分の費用が商品の値段に上乗せされてるのかもしれないけど、着物って単価が大きいんだから、多少思い切った接待をしてもどこかで元を取れると思うんだよね。



今回の展示会は呉服屋さんではなくメーカーさんの主催。そのメーカーさんが卸してる呉服屋さんがお客さん集めだけ手伝った…みたいな感じですかね。お店の主催じゃないせいか、店員さん達もいつもより『売るべし!』なオーラ出てなかった気がする(笑)しかも私は今回は最初から
「買いませんよ?」
と宣言しての参加だったら気楽なもんです。



展示会の案内をもらった時に、最初は断ろうと思ったんです。だって私、仕事の契約上、今年度いっぱいで退社が決まってるんですよ。次の春から無職になると判ってるのに、ローンが必要な買い物なんて怖くて出来ませんて。ローン組まずに(つまり一括で)買う事もできるっちゃできるんだけど、それはそれで、無職になる前に貯金を減らす事になると思うと…ねぇ。

下手に見に行って欲しい物が見つかっちゃっても困るから、今回は最初から行かずにおこう…と思ってたんですが、でも正直言うと行きたいんですよ!(笑)もちろん買いたいわけじゃなくて、展示会って、普段の店先とは桁違いな数の商品が並ぶんです。普段のお店の何十倍の量の商品が出て、時にはそれこそ宝くじでも当たらなきゃ買えないように金額の物も見る事が出来たり。あのほら、花好きな人って花屋に行くだけで楽しいでしょ?本好きな人って、本屋に行くだけで楽しいでしょ?あれと同じ。質・量ともに普段は見られないような規模で着物が並んでる、それだけで見てて楽しいの。好きだから。



行きたいけど、商品を勧められたら困る。しかも今回の展示会は、林さんが『絶対ダメ』と言ってるお弁当・お土産付き(笑)行きたいけどどうしようかな〜…と迷って、結局担当さんに正直に言ったんです。
「いろんな物が出るから見てみたいんだけど、仕事の件もあるし(←仲のいい担当さんなので、退職予定の件もちゃんと話してある)、欲しい着物が見つかっちゃっても困る。だから今回は行かない」
って。

そしたら
「こちらも、破産してまで買ってもらおうなんて思ってません。見るだけでいいから来ませんか?」







………『見るだけでいい』って言いましたね?(ニヤリ)








え〜でも見るだけじゃ済まなくなっちゃったら困ります〜なんてやり取りの後、
「本当に見るだけでいいんですね?絶対に買いませんよ?水田さん(←担当さん)も私に勧めないでくださいね?」
「わかりました。今回は絶対に勧めません。でも今回はつづれ帯のすばらしいのがたくさん並ぶ予定だから、ぜひ見てほしいんです。目を肥やすつもりで来てください」
と『絶対に購入を勧めない』と約束してもらって行く事にしました。ここまで言っておけば、仮に勧められても
「ダメですよ、今日は買わないって言ってたじゃないですか♪」
と断りやすいでしょ?



メーカーさん主催の展示会のせいか、店側もあまりお客さんを詰め込んでなかったようで、本当にゆっくり見て回れました。私の案内についてくれたのは担当の水田さんじゃなくて、県外の店舗から応援で来てるという松下さん。水田さんは他のお客様と時間がかぶっちゃったんだって。松下さんは水田さんとは付き合いの長い人で
「私よりず〜っと着物に詳しい方。ちゃんと咲良さんは今日は見るだけって言ってあるから、遠慮なく連れまわしてくださいね」
だそうです。実際、商品の説明なんかも本当に詳しくて的確で、とっても楽しく過ごさせてもらいました。


つづれ織りの帯って言葉だけは聞いた事があったんだけど、実際にどんなもんなのかは知らなかったんですよ。今回は職人さんも来てて、実際に織ってる所を見せながら説明とかしてくれて、すごく興味深かったです。

白い布を染めたりプリントするならともかく、普通の織物って、裏と表で色が逆になるじゃないですか。表が普通の日の丸だったら、裏から見たら赤地に白丸になる、みたいな。でもつづれ織りってのはちょっと特殊な織り方で、表と裏がまったく同じになるんです。そうすると裏を隠すための裏地が必要なくなるので、普通の帯ならできないような透かしを入れたデザインとかもできるんですね。

でもやっぱりすごく織るのが大変で、機械化できないから生産量も増やせない。だからどうしても価格が高くなっちゃうんだけど、その分すごく丈夫で使いやすい帯だから、手入れさえ怠らなければ孫の代まで余裕で保つんだって。職人さんは
「大事に使って頂ければ、玄孫(やしゃご=孫の孫。ひ孫のさらに次の代って事)まで受け継いでいけますよ」
って言ってました。マジですか。



織り方を一通り見せてもらって、今度は松下さんに帯を見せてもらいました。これまた本当にステキ!高いんですよ。シンプルな柄で『これはそこまで手が込んでないから』っていう物でも40万とか(笑)松下さん一押しの帯なんて80万とか(爆)でもそれでも、間に問屋さんとかはさまずにメーカーさんから直接お店に入れてるから、問屋さんを仲介して仕入れてデパートなんかで売る場合と比べたら段違いに安いんだって。


私が値段を見て思わず笑ってしまうと、松下さんが
「水田さんから売るなって言われてるから、だったらどうせなら最高峰の物を見てもらおうと思って♪逆に買いたい人だったら、よっぽどお金持ちのお客様じゃないとこんな高い物勧められないもの。つづれ織り自体は本当に素晴らしい技術だと思うし、着物好きな人ならいつかは1本持ってほしいなと思う。こんなにつづれの帯が集まる機会なんてそうそうないから、この機会に本当にいいものをたくさん見ていいものに触れて、いつか買える時にこの経験を活かして上手に選んでほしいの」
と言ってくれました。

「見るのはたくさん見たいのよね?じゃぁせっかくだから、気になる着物あったらどんどん羽織ってみましょ!」
と着物コーナーへ。こちらも、デザインやシリーズや作家さん別にた〜〜〜くさんの着物がずらり。
「あ、これきれいですねー」
「本当、素敵ね〜。でも咲良さんにはちょっとかわいすぎるわね」
「…やっぱりですか」
「うん、それよりこっちみたいなのの方が好きじゃない?」
「あ!これ好き!」
……なんで初対面なのに好みを見抜かれてるんだろう(苦笑)




最初に着せてもらったのは、黒地に銀で雪の結晶みたいな柄が描かれた着物。柄の所々にラインストーンが施されてて、すごく大人っぽくておしゃれな着物でした。わー楽し〜♪

続いては、夏用の色無地。夏物って生地自体が透ける織り方になってるんだけど、これはその織り方で模様が織り込んであるちょっと変わった着物。藤色を巻いてみたらいい感じで、でもこれとすごく似た色を持ってるんですよ〜と話すと
「じゃぁどうせなら持ってない色を着て見た方が楽しいわね」
と選んでくれたのは、同じく紗の緑の色無地。でもよく見たら、わずかな色の濃淡で大きめの市松模様になってるの。あ、だから厳密には『色無地(帯との組み合わせ次第で普段着にも正装にも使える)』じゃなくて『小紋(普段着)』になるんだって。


楽しく試着しまくった後は、お昼ご飯。懐石風の豪華なお弁当が出てきました。ちゃんと温かいお吸い物付き。たまたま水田さんもお客様と食事中だったので合流して、しゃべりながら頂きました。水田さんのお客様はご主人の方の親戚の人なんだって。そりゃ他の人に任せるわけにはいかないね(苦笑)


昼食が済んだら、前回私が着物を買った先生が今回も来てるという事でご挨拶に行きました。前回も大規模な展示会での買い物だったので先生も大勢接客してて、最初は私の事も判らなかったようですが、ちょうど私が買ったのと同じ柄の反物があったので
「これと同じ柄でこういう色のを買った」
と話したら思い出してくれたみたいです。
「2ヶ月経ったら金も貯まったやろ?今日はどれを買う?」
と言われて大笑い。(関西の方です)


佐伯武晴さんという染色作家さんなんですが、着物としては珍しい木版染めをなさる方です。木で版型を作って反物に模様を押し、最終的に反物を蒸し上げる事で染料が布に定着して、洗っても落ちなくなるんだって。

版画というと簡単に聞こえるかもしれないんだけど、今回実際に工程を見せてもらったら気が遠くなるような作業でした。だって、小学校の図工でやったような黒一色の版画ならともかく、フルカラーの多色刷りなんだよ?て事は、色の数だけパーツがいるんですよ。

ものすごく簡単に説明するなら、例えばチューリップの柄を作るとします。シンプルにデフォルメしても、花の部分と葉っぱの部分の版型を別に作らなきゃいけないわけです。そしてまずは花の版型に赤い染料をつけて布に押して、次に葉っぱの版型に緑の染料をつけて押す。これを、柄を乗せたい場所全体に延々と繰り返すの。実際はもっと手の込んだ柄が多いので、それを全体のバランスを考えながら場所や組み合わせを間違えないように延々と押す…という作業は本当に大変そう。しかもそれ以外にも大きな柄は染め分けたりしてるんだよ。


木版画という手法のせいか素朴な印象の柄が多く、最近の振袖や浴衣のようなきらびやかさとは無縁の、今風に言うと『大人カワイイ』着物が多いです。実際先生も
「美人とかハンサムには賞味期限があるけど、カワイイ人ってのは年食ってもどっかにそのかわいさが残るねん。お前もそういうかわいい大人を目指せ」
と言ってました。会って2回目の客をお前呼ばわりするそのおおらかさに、展示会のたびにやってくるおっかけのようなファンもいるんだとか(笑)


前回買った着物がまだ仕立て上がってないという話をしたら、お客様が帰って一緒に来てくれてた水田さんが
「本当は一度出来上がったんですけど、1ヶ所縫い目が引き攣れたみたいになってる所があったんで、今やり直してもらってるんです」
と説明。すると先生が
「あーそりゃ悪い事したなぁ。いや別に俺が仕立てたわけじゃないんやけど。でもそれやったら、お詫びに帯の1本もサービスしよか」
と言ってくれたので
「え、頂けるんですか?わ〜い♪」
と言ったら
「おい!誰がタダでやる言うた?まけてやるだけじゃ!」
と先生大笑い。

そう言いつつも、出してくれた帯は本当にかわいくて、あ〜これはあの着物に合うだろうね〜と盛り上がる。でも今回は買わないんですよーと『無職になるので』という話をしたら
「そうか〜。近かったらうちの工房で雇ってあげてもええんやけどなぁ」
近かったら……て、先生の工房、京都ですよね?(笑)
「そう、京都の山奥。だから通うてくるなら、大阪で飛行機降りたらそこからバス乗らなあかんから、東京行きの飛行機乗って、うちの上空辺りで『ほな、私はここでー』って飛び降りた方が早いぞ」
通えませんて(爆)


正直、先生の作品はとっても好きだし、着物作りに関わる仕事というのはとても魅力的なんですけどね。機会さえあればやってみたいけど、でもさすがに、旦那と子供置いて京都に単身赴任するわけにもいかないしなぁ(^^;


無事に次の仕事が決まるか、宝くじでも当たったらその時は買いますね〜とご挨拶して会場を出ました。先生が
「展示会は明日までやってるから、帯が忘れられなかったら買いに来いや」
と言ったので
「じゃぁ明日まで終わっても売れ残ってたら、水田さんに預けてください。私がもらってあげます」
と答えたら大笑いされました。いや、さすがに20万の帯をタダでくれることはないだろうと判ってるから言えるジョークです(笑)

先生の帯も欲しいけど、最初の方で見せてもらったつづれの帯もいつかは欲しいなぁ。着物っていろんな伝統的な技術やご当地織物があるから、詳しく知れば知る程欲しい物が増えて困ります(苦笑)



2010年08月19日(木) よく見なかった私も悪いけど(苦笑)

気付いたら、クレンジングオイルがほぼ空でした。

新しいのはあるけど、棚の中なので出すのが面倒くさい。


あ、こないだコスメカウンターでもらったクレンジングのサンプルあるじゃん。とりあえず今日はこれ使おう。


『クレンジングクリーム』と書いてある小さなパックを持ってお風呂場へ。湯船に浸かって、クリームを掌に出して……意外と量が少ないな。この手のサンプル品って
「1回分には多すぎないか!?」
ってぐらい入ってる事が多いんだけど。まぁいいや。掌に広げて、顔にぬりぬり…ぬりぬり……





………なんか、あんまり伸びないな、このクリーム。メイクとなじませてるうちに、なんかクリームの手触りが固くなってきました。なんか使い方間違えたかな?



改めてその小さなパッケージに書かれた文字をよく読んでみたら
『クレンジングクリーム(洗顔料)』







『洗顔料』!?







もしかしてこれ、メイク落としじゃなくて洗顔用のクリームなのか!?


慌てて洗い場に出てお湯を加えてみると、どんどん泡が出てきました。これ、クレンジングじゃないじゃん!(笑)


結局、メイク落としをせずにいきなり洗顔しちゃったわけです。まぁ仕方ないのでそのまま洗顔してお風呂から上がったんですが、上がってから改めてもらったサンプル品のパッケージをよく見たら、片方には『メイクアップ クレンジングクリーム』、もう片方には『クレンジングクリーム』………紛らわしいわ!!!


一般的には、クレンジングって言ったらメイク落としの事じゃない?洗顔料ならそのまま『洗顔料』とか、横文字にしたいなら『フェイスウォッシュ』とか『フェイスソープ』とか、もっとわかりやすい書き方あるやん…_| ̄|○



ちなみにサンプルは2つずつもらってるので、今度は間違えずに使います。てかその前に、残りわずかのクレンジングオイルをとっとと使ってしまって、早く新しいクレンジングのボトルを開けよう(苦笑)



2010年08月16日(月) 夏休み終わっちゃった。

今日まで夏季休暇。今日は、里帰りしてるリナとランチです。


昼前に迎えに行って
「子供連れでは行けないようなお店で、あまり遠くない所」
というリナのリクエストでお店を決定。夜は居酒屋になる店なんですが、ほぼ全席が個室なのでとても居心地がいいのです。今までにいろんな友達と結構利用してますが、今のところ料理に1つもハズレもないしね。ランチメニューにデザートと食後の飲み物までつけて、それぞれ1,000円ちょっとというリーズナブルなお値段もステキ。


リナは結婚して県外に住んでるので、お盆とかお正月の時期ぐらいしか会えません。メールもそんなにマメにする方じゃないしなぁ。しかも帰省してる時って何かと予定が入るじゃないですか。このチャンスに!みたいな感じで。そうなると結局
「帰ってきてるけど都合が合わなくて会えなかった」
なんて事もあるので、子供抜きでゆっくりランチとか本当に久しぶり。


家を買うとか建てるとかの話とか、私の仕事の話とか、ランチなのに3時間ぐらいしゃべり倒しました。個室の店ってつい滞在時間長くなるよね(^^; でも久しぶりにたくさん話せて、すごく楽しかったです。



その後、近くにある小さなショッピングモール(……巨大スーパーと言った方が近いか?)でちょっと買い物して、さらにいつものスーパーで食料品の買い出ししてリナを送りました。夜は、大学時代の友人サヤカが遊びに来るのです。

週の後半から夏休みで旅行に行くそうで、途中の空き時間に読むための本を貸してくれ〜と連絡が来まして。平日の仕事後に来ると言うので、そのまま夕飯も一緒に食べて行くでしょ?何がいい?と聞くと
「じゃぁ焼き肉!」
という返事。ラクでよい(笑)


いい年の大人3人だから(ユウはウィンナーがあれば満足)肉は量より質だよね…とリナと話しながら選んで、国産和牛のカルビを1パックと、同じく国産の豚バラを1パック。さすがにこれだけじゃちょっと足りないかな?と、外国産の牛ロースを買ったんですが……これが微妙だった(--;



先に国産牛を食べたんですね。で、あーなくなったねーじゃぁもう1パック開けようか、と外国産の牛肉を出したら、食べた次郎君とサヤカが2人そろって
「なんか違う味がする」
と。

カルビとロースだから、とかいう話ではなく、明らかに肉の味が違うと言うんですね。でも別に悪くなってるとかそういう意味ではなく、文字通り『味が違う』と。なんだそりゃ?と思いながら私も食べてみると……あ?本当に味が違う。


なんて言うのかなぁ、薬品臭い…っていうとちょっと語弊があるんだけど、肉の生臭さとは違う、人工的な匂いがあるんです。で、食べるとそれが鼻に抜ける感じ。いやごめんなさい、ぶっちゃけ、あまりおいしくない。量より質とか言いながら、あまりに高いのには手を出せずに『外国産の中では中の上』ぐらいの金額の物を選んだんですが、どうやら失敗したようです(苦笑)



これはいずれ何か違う料理で使おう、という事にして、じゃぁとりあえず冷凍してたしょうが焼用の豚肉があるからそれを解凍しようか。あと、鶏胸肉もあるよ。解凍してちょっと薄くそぎ切りにして焼きましょう。

というわけでおいしくご馳走さま。この微妙な味の牛肉、何に使おうかな(^^;



しばらくして次郎君とユウが先に寝ると寝室に消えてから、改めてコーヒーなど入れて2人でまったりおしゃべり。実はサヤカ、つい先日職場の人のお膳立てでお見合いしたんだそうです。学歴とか職業とか条件的には申し分ない人だったんだけど、残念ながら
「第一印象で、この人とチューはできないなと思ったらもう無理だった…」
だそうです(笑)

「もっと打算的に“結婚するなら条件さえ合えば!”って人ならいいのかもしれないけど、結婚したらこの人とアンナコトやコンナコトするの?って考えたら、無理だって思っちゃって〜」
とサヤカも苦笑い。そりゃそうだよ〜。よっぽど恋愛と結婚は別!と割り切って、体を満たすために婚外恋愛(って言えば聞こえはいいけど要するに不倫だよね)を楽しめる人なら、生活の安定や社会的な地位だけを見て結婚できるのかもしれないけどさ。でもやっぱり結婚するなら、大恋愛とまではいかずとも最低限の好意とか愛情はあってほしいよなぁ。いずれは冷めたり無くなったりする感情なのかもしれないけど、最初からそういう感情がまったくない結婚生活ってやっぱりちょっと寂しい気がするじゃん。

結婚って、原則として今後はこの人以外とは性交渉を持ちませんよって約束も含むと思うので、やはり『したい!』とまでは言わなくとも『してもいい』ぐらいは思える相手じゃないと、ねぇ。
「今後一生この人としかHしないのか……」
と考えたら耐えられなくなりそう。



まだ週の初めだし、私も明日からまた仕事なのであんまり遅くなるのは辛いね…という事で、11時過ぎぐらいにサヤカは帰って行きました。旅行のおともに数冊の本を貸し出し。こうやっていろんな人にひょいひょい貸してたら、誰に貸したかわからないまま行方不明になってる本がいくつかあるんだよね。貸してたのが返ってきたら他の本でスペースが埋まってたのでとりあえずと適当な所に置いて、そのままどこに置いたかわからなくなってる本とかもあるし……いつか時間を作って、大々的に本棚の整理をした方がいいかもしれないな。



2010年08月15日(日) ちゃっかりキュアサンシャインのグッズだし。

今日は、義実家でお盆の集まりでした。

と言っても、メンバーは義両親・義兄・義妹(甥っ子達は外出、後帰宅)そしてうち3人。義母いわく
「家族だけ」
………そうか、私も『家族』にカウントされるのか(笑)


なぜかというと、まず義母がお盆休みがなかったんですね。例年なら義父の兄弟姉妹とか次郎君達の従兄弟にあたる親戚一家とか数家族が集まるのですが、今年は義母の休みがなかった(=人が集まる準備ができなかった)ため来客が分散したのです。叔父さん達は昨日来たらしく、義母が
「一応来るって言うから何も出さないわけにもいかないな〜と思ってお寿司とか用意してたら、気を使わなくて良かったのにーって言いながら全部食べて行ったわ」
だって。

で、甥っ子2人(義妹の息子達ね)は、もう1軒のおばあちゃんちに行ってて、義妹が夜迎えに行く事になってて、義兄のとこは中学生の子供達が部活の都合か何かで来れなくて、なぜか義姉も来ない事になったそうで義兄1人。まぁお義姉さんにとっては夫の実家なんて積極的に行きたい所ではないだろうから、子供が行かない事を口実にしたのかな(苦笑)

ていうか義兄の所の子供達にはもう1年以上会ってない気がする。確かお正月も来てなかったし。来てないのにお年玉だけはあげなきゃいけなくてイラッと来た記憶があるぞ。別に、中学生にもなって『わ〜い、おばあちゃんちだ〜』なんて喜んで来る必要はないけど、自分の子供なら
「お年玉ほしいんなら顔ぐらい出しなさい。新年の挨拶もしないでもらうもんだけもらおうなんざ図々しい。来ないんならお母さんが代わりにもらうからね」
ぐらい言うな(ていうか私はそう言われてきたので)。義兄からユウにもらっちゃったから仕方なく預けたけどさ。



まぁ他の親戚がいないのは私もちょっと気楽なので、遠慮なくご馳走になってきました。いや、親戚がいたからって別に遠慮しないんだけど(笑)やはり年に数回しか会わない夫の親戚がぞろぞろいたら、多少は気が張るんですよ。


お寿司とお惣菜の鉢盛りと、お義母さんの煮物。それだけで充分です。義兄は久々に1人で出かけたのが嬉しかったようで、しばらくパチンコで遊んでからやって来ました(笑)義兄はマスオさん状態でお義姉さんのお母さんと同居してるんだけど、このお姑さんがなかなか気の強い人で疲れるみたいなんだよね。息子がそれで大変なのを見てるから、義母は次男の嫁(私)にすごく優しいのかな〜と思うぐらいです。



しばらく経った所で、義妹が息子達を迎えに行く時間になりました。
「ユウちゃん、一緒に来る?マミちゃん(義妹自身の事)がプリキュアのおもちゃ買ってあげるよ」
と誘うとあっさり釣られるユウ(笑)自分達は無闇に買い与えないようにしてますが、人が買ってくださる分には止めません(こら)。しばらくして帰ってきたユウの手には、プリキュアの『こころパフューム』が握られてました……あ〜やっぱり。

こないだ家族でショッピングモールに行った時に、初めておもちゃ売り場で泣いて欲しがったおもちゃなんですよ。その時はすでにプリキュアの風船を買ってあげてたので
「1日にいくつも買わないよ」
と却下したんだよね。泣けば買ってもらえると思われても困るし〜という気持ちもあったしさ。一度我慢させられてやっと買ってもらえたというのがあるせいか、すっっっっごく嬉しそうでした。でもそれ、3,000円ぐらいするの……義妹に
「すみません、出しましょうか」
と言ったら
「いいよいいよ、たまの事だし」
と言われました。てかプリキュアのおもちゃって全体的に高くない?(--;


実はユウ、お昼寝をしてなかったので、義妹と出かける時点で眠そうだったんだよね。これは目的地に着くまでに寝るんじゃない?と言ってたんですが、おもちゃを買ってもらえるという目標があったせいか結局寝なくて、甥っ子達を迎えに行った帰り道でも義妹が
「ユウちゃん、眠かったら寝てもいいよ。おうち着いたら起こしてあげるよ」
と言っても
「ねない。はやくかえってこころパフュームであそぶ」
と言い張って本当に寝なかったんだって(笑)でもさすがに義実家に帰ってきたのがすでに9時過ぎ。遊びながら時々ふらついてたので、もう限界だろうと帰る事にしました。


帰ってパジャマに着替えてベッドに入ったら、何分も経たないうちにユウは寝落ち。4歳でお昼寝なしで10時近くまで起きてられるってどうなの?(苦笑)



2010年08月14日(土) 久々に2人でお出かけ。

今日は次郎君仕事なのでユウと2人。

さて何して過ごそうかな〜と考えて、まずは温泉に行く事にしました。昨夜私の友人達と集まってて、帰宅が10時半過ぎで結構疲れてたのでお風呂に入らずにそのまま寝たんだよね。
「明日休みなんだし、朝からシャワーでも浴びればいいや」
と思って。でもユウも入ってないし、2人でシャワーなんか入った日には延々水遊びに付き合わされそうだし(苦笑)どうせなら時間つぶしも兼ねてお出かけした方がいいな〜と。ついでにお昼御飯も外で食べてこよう。


準備して、11時ぐらいに家を出ました。目的地は、うちから20分ぐらいの所にある温泉です。ユウは前にうちの両親と温泉センターみたいな所に行ったのが楽しかったようで
「ユウちゃん、またお水のところであそぶ〜」(その温泉には小さいプールがついてた)
と楽しみにしてるんですが……さて、今から行く温泉にはプールはなかったよな。サウナの後に入る用の水風呂ならあるんだけど、そこで満足してくれるかしら(^^;



シャンプーして体も洗ってさっぱりして、さーてでっかいお風呂だぞー!と湯船に浸かったら…5分もしないうちにユウが
「もう出る」
と言いだしました。え〜!?

どうやら、窓の外に見える露天風呂に行きたかった様子。よしよし、じゃぁ行こうねと外に出て、露天で一息。内湯と露天風呂を2回ぐらい行ったり来たりして、それなりに満喫しました。本当は私はもうちょっとのんびり入りたかったんだけど
「もうあがる」
というユウに
「じゃぁ先に上がってて」
ってわけにもいかないし(苦笑)


お風呂上がりに私が髪を乾かす間もそれなりにいい子で待っててくれたし、2人で出掛けるのもずいぶんラクになったなぁ。


帰り道にあるファミレスで昼食にしようかと思ってたんですが、温泉の建物内にあるレストランで食べる事にしました。ユウのヒマつぶし用にガチャガチャでプリキュアのおもちゃを1つ買ってあげて、座敷の席へ。ユウはうどんで私はチキン南蛮定食。私の定食についてた茶碗蒸しはユウが食べて、ちょっと衝立の向こうのお隣さんを気にしつつも、ここでも概ねいい子で過ごせました。ユウと同じぐらいの女の子がいたので気になったみたいなんだけど、その割に、帰り際にその子がバイバイと手を振ってくれたのは無視したんだよね。
「だっておともだちじゃないもん」
って……友達じゃなくても挨拶してくれたらこちらも挨拶しなさい、と言ったらとりあえず手を振ってました。



それからTSUTAYAへ。DVDの返却期限にはまだ2日ぐらいあったんだけど、帰ったらどうせ見たがるんだからじゃぁ新しいのを借りよう、という事で。本当は『フレッシュプリキュア』の続きを借りたかったみたいなんだけど、残念ながら貸し出し中だったので『リトル・アインシュタイン』というディズニーの知育アニメ(っていうのかな)を借りました。最近のユウのお気に入りです。


TSUTAYAに行くまでにユウが寝そうになったんだよね。温泉入ってお昼ご飯食べた後に車に乗ったら、そりゃ眠くなるよね〜。ほとんど寝落ちしかけてたんだけど、TSUTAYAについたので起こして、帰る時に改めて
「ねんねしていいよ?おうちついたら起こしてあげるから」
と言ってみたんですが
「ねない。はやくかえってリトル・アインシュタインみる」
とすでに眠気は去ってました(苦笑)



帰宅後は、DVDを見たり洗濯物をたたむのを手伝ってくれたり。でもやっぱりお昼寝なしが意外と堪えたようで、夕食後、テレビを見てる次郎君に寄りかかっていつのまにか寝落ちしてました。2人で出掛けたのって久しぶりだったんだけど、そういや2人で外食したのは初めてだったな。楽しかったみたいで良かったです。またどこか行こうね♪



2010年08月13日(金) お盆休みだー。

今年のお盆は、ちょうど14・15日が土日。うちの会社はお盆休みってのはないんですが、夏季休暇が取れて、やはりお盆の前後に休む人が多いんですね。まぁせっかくなので13日か16日に休みを取ろうかな〜なんて思ってたら、県外在住のリナがお盆で里帰りしてくると。久々に会おうぜ!と16日にランチの約束を取り付け、12日(木曜日)に所長に休暇の申請をしました。


「所長、16日の月曜日、お休み頂いてもいいですか?」
すると
「月曜だけでいいの?」
と予想外の返事が。




「まだ夏季休暇残ってるよね?」
「あ、はい。あと2日あります」
「特に何かこの日に休もうって予定が決まってるわけじゃないんなら、この機会にまとめて使ったら?どうせお盆の時期は世間も休みだから、会社出てきても電話も少なくてヒマだよ?明日(金曜)も休んでいいんじゃない?」






そ、そうですか…?






いや正直、それもちょっと考えたんですよ。でも先月、自分の用事とユウの発熱で結果的にほぼ1週間休んじゃったので、いくら夏季休暇が余ってるとはいえ今月も連休をもらうのは図々しいかなーと思って遠慮したんです(苦笑)夏季休暇は9月までに取得すればいいから、9月に最後の1日を使おうかなーと。

でもまぁせっかくそう言ってくれたので、お言葉に甘えて休みを頂く事にしました。わー4連休だ。




そんなわけで急に休みになった今日、せっかくなので『借りぐらしのアリエッティ』を見に行きました。

あ、ちなみにユウは保育園。今月初めにお盆の時期の登園予定を聞かれた段階では、次郎君が13日は休めそう…と言ってたのでユウも休む予定だったんですが、今週になって
「ごめん、やっぱ13日仕事になった」
と言われ、私も普通に出勤の予定だったので
「すみません、やっぱり13日も来ます」
って変更したの。そしたらその翌日に急遽私が休める事になっちゃって…やっぱりユウも休むか?とも思ったんですが、休む、来る、やっぱり休むところころ変更するのもなんだかなと思ったので、もうそのまま登園で。



ユウを保育園に送って、そのまま近くのシネコンへ。ついたらちょうど開館の時間だったんですが、親子連れとか子供(小学生ぐらい)のグループがやたら多くて一瞬ビビりました。あ〜そうか、夏休みでお盆休みだもんな。まさかこれ全部アリエッティじゃないだろうけど…あ、ポケモンとかやってるんだっけ。とりあえずチケットを買って、ちょっとメールなどしてヒマをつぶし、5分前に中に入りました。以下、ちょっとネタばれの感想を書くのでしばし反転。




えーとまず、キャスティングは意外と気になりませんでした。ここ数年のジブリ作品はやたら芸能人の起用が多くて
「海外作品なら話題作りのために芸能人を使うのも判るけど、なんでジブリもやるかなぁ。ジブリの新作ならそれだけで充分話題になるんだから、声はプロの声優さんに任せればいいのに」
といっつも思ってるんですね。で、今回に至っては、そう多くない(ていうかむしろ少ない)登場人物のすべての声が芸能人!正直、それだけでもう見に行くのをやめようかと思うほどゲンナリしたんですが、やはり一応見てみたい。


ところが、これが思ったほど気にならなかった。まず主人公(アリエッティ)の志田未来ちゃんは、さすがの演技力でほとんど違和感なし。知らずに見てたら彼女の顔はまったく浮かばなかったと思います。

アリエッティの両親は、母親の大竹しのぶさんは最初ちょっとどうしても顔が浮かんじゃうんだけど、これまた意外なほどうまいの。父親役の三浦友和さんも、最初はちょっとぎこちないっていうかやや棒読みな感じがするんですが、すぐ気にならなくなりました。

もう1人の主人公(なのか?)の少年は神木隆之介くんなんですが、これは声とキャラがうまくはまってたのかな。特に違和感なし。少年の大叔母であるらしい奥さまの声が竹下景子さんなんですが、この人に至っては公式サイトでキャスティングを見るまで忘れてました。それぐらい自然だった。



唯一気になったのが、ストーリー上も重要な動きをするお手伝いのハルさん。樹木希林さんなんだけど、樹木さんのキャラが強すぎて、いつまで経っても樹木さんがしゃべってるようにしか聞こえない!(苦笑)そのうちなんか顔も似てるような気がしてきちゃって、最後にはもうハルさんは完全に樹木希林さんに見えてました。


このハルさん、公式サイトに寄ると『好奇心旺盛な憎めない人』という設定のようなんですが、いや〜私は結構本気で憎らしかったよ?(苦笑)

アリエッティ(小人)の存在を割と素直に受け止め、結果的には裏目に出るんだけど小人達の暮らしを応援しようとする少年とは対照的に、小人を捕まえようといろいろ小細工をするんですよ。少年の行動から床下の小人達の住居を見つけ出し、母親を捕まえて瓶に閉じ込めるんだよ?ご丁寧にラップには空気穴まで開けて。そのうえでネズミ駆除業者を呼んで
「捕まえてほしいものがいるの。でも殺しちゃダメよ」
とニヤリ。しかもそれを邪魔されないように、少年の部屋に外からカギまでかけるんだから。

ていうか、そもそもハルさんは小人を捕まえてどうしたかったのかと。見世物にしたかったのか、ただ単に
「この家には小人がいるらしいのよ」
と無邪気に笑う奥さまに見せてやりたかっただけなのか。どっちにしても、捕まえるために業者なんか呼んだら捕獲した時点で他人にも目撃されるんだぞ?それはいいのか?

家主である『奥さま』の外出中にネズミ駆除業者を呼んだり、敷地の入り口に道を塞ぐように車を停めたり、なんかお手伝いさんにしては図々しいというか態度がでかいというか。




正直ねぇ、かなり突っ込み所満載だったんだよね。まず不思議だったのは、少年が小人達の家の場所をものすごくピンポイントで見つけた事。納戸の床板を上げたらその下に小人の住居の台所部分があって、そのキッチンをドールハウスのキッチンと取り替えてくれるシーン。なんでそこ開けたら住居があるってわかったの?てかそもそも、その床板は何のために開くようになってるの?まるで床下収納があるかのような開け口だったけど、開けたら普通に床下だし。


アリエッティの身体能力の高さにもビックリ。壁を覆うツタをたどって2階の窓まで登って行くんだけど、身長10cmの小人が2階までの高さを登るって結構すごくない?私達のサイズ感で考えると、ビル10階分とかの高さ(それ以上か?)をよじ登る事になると思うんだけど……。


アリエッティが初めての『借り』で拾ったまち針を護身用に持ち歩くんだけど、普通にワンピースに刺してたのにも驚いた。ワンピに穴開きますよ?あと、身長10cmの人が髪留めに使うには普通の洗濯バサミは大き過ぎると思う。最後にお別れする少年に記念としてその洗濯バサミをあげるんだけど、少年の手にのったそれはおもちゃのようなサイズでした。あの洗濯バサミ、なんなの?


途中で出てきた小人の少年。同じ種属らしいけど、その割に生活レベルに極端に差があるように見えたんだけど、なんでだろう。通信手段を持たないようだったので、離れて暮らしてれば生活様式に多少の差は出て来ると思います。でもそれにしたって、同じ『現代の日本』で生活に必要な物を入手しながら暮らしてる割には、少年のスタイルは原始的過ぎた。同じ日本でも、現代と狩猟時代ぐらいの差を感じたんだけど…少年が完全に1人で生きてるのならまだしも、話の様子では他にも仲間と暮らしてるみたいだったし。それならもうちょっと現代に近い文化を持って生きててもよくないか?


お父さん達は、自分達(親)が死んだ後の事は考えてなかったのかな。仲間の少年に会った時にお母さんが
「他にも仲間がいたのね!」
と喜んでたんだけど、て事はもう他には仲間は生きてないと思ってたの?だとしたら、いずれ自分達が死ねば娘(アリエッティ)が1人になる…とか、そういう事は考えなかったのかなぁ。考えたから、1人でも生きていけるように『借り』を教えておこうという事だったのか?


あと、これ言っちゃうとそもそもの大前提をぶち壊す事になるんだけど…『必要な物を人間達から借りながら生活してる』って言うけど、どう見ても『借りてる』んじゃなくて『もらってる』よね?(苦笑)角砂糖1個とかティッシュ1枚とかだからわざわざ返せって言うほどのもんじゃないけど、でも『借りる』って言うなら『返す』のが前提でしょ?返せないじゃん。





………とまぁあーだこーだ書き連ねましたが、いや基本的にはおもしろかったですよ。少女らしいまっすぐさのアリエッティは微笑ましいし、頼りになるお父さんはかっこいいし、描かれる自然や風景の美しさはさすがジブリ。音楽もいつもながらステキでした。欲を言えば、アリエッティと少年の交流はもう少し時間をかけてくれても良かったかな〜という気もしました。


ここ数年のジブリ作品の中では久々に判りやすいストーリーでしたが、点数をつけるなら75点ってとこかな。なんか、深く考えずに見たらいいのかもしれないけど、え?と突っ込みたくなる所が多すぎて、見終わった後になんとなく消化不良な感じになっちゃいました。終わり方も
「…あ、ここで終わっちゃうのか」
って感じだったし。物語としてはまだ序章では?て所で終わっちゃうんだよね。







見終わったら、そのまま隣接するショッピングモールの中の呉服屋さんへ。ちょっと前に単の着物の仕立てを頼んでたんですが、できたと連絡をもらってたので取りに行きました。キレイな青リンゴ色の反物で初の単衣仕立て。すっごく楽しみにしてたのでさっそく合わせてみました。ん〜いい感じ♪


ちょっと他の洋服も見たいので、帰りに取りに寄ります〜とお願いして店内をうろちょろ。今さらながらデニムのクロップドパンツが欲しかったんですが、ちょうど『これ!』という物に出会えず。レギンスみたいにあんまりぴったりしてない方が良くて、股上がそこそこ深め(最近気付いたんだけど、ローライズとまではいかずとも股上の浅いジーンズを履くと腰が痛くなる)で、ダメージ加工とかしてないインディゴブルーのクロップドパンツ。これがなかなか見つからない。


諦めて着物を取りに行ったら
「畳んでて気付いたんだけど…ここ、気にならないですか?」
と着物のある個所を示されました。そこはちょうど背中の真ん中あたりで、実際に着たら帯で隠れちゃって見えない所なんですが、確かにちょっと縫い目が引き攣れたようになってる。店員さんとも相談して、ちょっとやり直してもらう事にしました。見えない場所だし気にならない人はならないんだろうけど、気付いちゃったら気になるじゃん。

単の時期(9月)に間に合うようにと仕立ててもらったのに、結局やり直しで。でも今月中には仕上げてもらうから!と店員さんが言ってくれました。まぁどうせ9月になったからってすぐに単を着るとは限らないし、急がなくていいすよ〜。



というわけでユニクロに寄ってみましたが、ここでも希望通りのパンツは見つからず。ブラトップを色違いで2枚買って帰りました。最近買った服で
「インナーがないと着れないじゃん」
てのがいくつかあったんですよ。ブラしてキャミ着てカットソー…だと暑いので、ブラトップほしいなーと思ってて。



夜は、次郎君も含めて私の友人達と集まる。福岡在住のカツミが夫婦で帰省してるので、ミヅキ一家とマキといういつものメンバーで集まりました。マキの旦那さんは、残念ながらいつものように仕事で不参加。ミヅキのとこは、ちょうど今日はミヅキの実家に弟さん夫婦も帰ってきてたそうで、そこの子供達もいるから遊ばせとけ!と3兄弟のうちのうえ2人は置いて来てました。3男のカズはまだ1歳半ぐらいで、やや人見知り。後半ぐらいからは、うちのユウとマキんとこのリリちゃん(もうすぐ2歳)と楽しそうに遊んでましたよ。


旦那同士(うちの次郎君・カツミんとこのキュウさん・ミヅキんとこのショウさん)はもう何度もこうやって会ってるせいかすっかり仲良し。気付いたら男3人だけで何やら楽しそうに盛り上がってるし。マキんとこのイクオさんも仲良くなってくれるといいね〜なんて話してたんですが、どうやらその機会もないままに、来年度から海外赴任が決まったそうです(--; 出張ぐらいなら1人で行ってもらうけど、1〜2年の渡米となるとそうもいかず。
「今そんな長期間離れたら、リリは間違いなくパパの顔を忘れるだろうね(笑)」
という事で、マキとリリちゃんも一緒に行く事にしたんだって。それはぜひとも出発前にイクオさんも来てもらってまた集まろう!という事になりました。


10時を回った辺りでさすがにリリちゃんとカズが眠そうになってきたので、お開きに。本当はそんな時間まで付き合わせるべきじゃないんだろうけど、年に数回の事だからいいよね?(^^; 



2010年08月10日(火) 『ご意見』か『クレーム』か。

仕事帰りに、ツタヤに行ったんですよ。

借りてたDVDを返して、ユウがまた違うのを借りると言うので選んでいたら、なんかユウの様子が変。DVDを手に取って選びながら、なんか妙な感じに体をくねくねさせている……これはもしかして。



「ユウ、トイレ行きたい?」



即答で
「違うよ!おしっこ出ないよ!」
と言い返されたのですが、2分もしないうちに
「…ママ、おしっこ」
と言われました。ほらやっぱり!(笑)DVDを選ぶのに夢中で我慢してたな?


そこはトイレが店の外にあるので急いで走って行ったんですが、トイレの入り口に張り紙が。


『先日当トイレでいたずら目的の事件が発生しましたので、防犯のため17時以降は施錠させていただきます。ご迷惑をおかけします』


………その時、すでに19時近く(私がちょっと仕事の後に整体に行ったりしてたので、いつもより遅くなってたんです。まぁそれがなくても17時前に行くのは無理ですけどね)。えーと、これってどうすりゃいいの?

また急いで店内に戻って、雑誌の陳列をしてた若い男性店員に声をかけました。
「あの、トイレってこの時間使えないんですか?
店員さん「あ、はい、すみません。夕方5時以降は鍵をかける事になってまして…」
「開けてもらえますか?」
店員さん「いえ、すみません、5時以降は使えないんです」
「えーと、子供がトイレに行きたがってるんですけど、どうすれば?」
店員さん「あ〜すみません、○○○さんのトイレを使って頂く事になってます」

○○○ってのは、すぐ向かいにある24時間営業のスーパー。まぁ確かに『向かい』っていっても、横断歩道や信号があるわけでもなく車も別に多くない細い道を渡った所で、そこのツタヤの駐車場はそのスーパーの駐車場も一部兼ねてるような状況なのですぐ行けるっちゃ行けるんだけど…施錠の目的が『防犯』なんだったら、保護者同伴の子供の場合は開けてくれてもいいんじゃない?と一瞬思いましたが、それを交渉するような時間の余裕もなかったので(苦笑)
「あ、わかりました」
とだけ言ってまたユウの手を引いてスーパーまで走りました。



まぁユウも頑張って我慢してくれたので無事間に合ったんですが、な〜んか腑に落ちなくてですね。


だって上でも書いたけど、施錠の目的が『防犯』なんだったら、保護者同伴の幼児の時は開けてくれたっていいじゃん。まぁその度に店員さんが付き添うのも大変だろうからそれは出来ないにしても、だったらもっと目立つ所に『17時以降は○○○さんのトイレを使ってね』って掲示しといてほしかったなーと思って。

そこのトイレは外にあるからちょっと遠いんですよ。店の入り口からトイレが見えないの。子供連れてわざわざ外まで行って、トイレの入り口で初めて使用不可のお知らせってちょっと不親切じゃない?しかもそこの張り紙には『17時以降は施錠します』って書いてあるだけで、例えば『代わりに○○○さんのトイレをご利用ください』とか、贅沢を言えば『ご利用の際は店員にお申し出ください』とか、
「で、使いたい人はどうすればいいの?」
に対するアナウンスは一切書かれてなかったの。


まぁね、ツタヤとそのスーパーは経営母体が同じってわけでもないから、勝手に『○○○さんのトイレを使ってね』って名前を出して書くわけにはいかないのかもしれないよ。でも、17時以降は施錠するなんて事にしたら、その時間帯にトイレに行きたい人はどうすんの?って話になるでしょ?その時に
「じゃぁ○○○さんのトイレを使ってもらう事にしよう」
って決めるんなら、そのスーパーにも説明してスーパー側の了解を得ておくのが筋でしょう。それをせずに勝手に使えなくしておいて、了解を取ってるわけじゃないけど勝手にスーパーのトイレを勧めちゃうってのはちょっとどうかと思うよ?


今回は結果的に大丈夫だったからいいけど、子供って大人ほどトイレ我慢できなくない?それでなくても、1人ではトイレに行けない3〜5歳ぐらいの子供って、DVDとか絵本を見るのに夢中でギリギリまで我慢しちゃうんだよ。それでお漏らしでもしちゃったら絶対お店に苦情を言う人出て来ると思うな〜。


使えないなら使えないで、せめて店の入り口とか店内でもレジカウンターとかの目立つ所に『防犯のため、17時以降はトイレを施錠します。○○○さまのトイレをご利用ください』とかちゃんと表示してほしいなぁ。これ、言ったらクレームになっちゃうか?モンペ扱いされる?



2010年08月08日(日) 1人でお泊りも慣れてきたらしい。

今日は妹とお出かけ。

昨夜、ランチに誘われたんですよ。友達と食後にお茶しに行ったカフェが料理もおいしそうだったそうで
『明日、ヒマならランチ行かない?』
とメールが。で、その前にちょっと化粧品も買いに行きたいから、時間あるなら一緒に行ってもいいし、ないならランチだけでも…という話だったので、ちょうどマキアージュの新しい口紅が気になってたのでじゃぁ一緒に行こうかなと。


たまたま、昨日からユウが私の実家に泊ってたんです。昨夜は実家の近くで夏祭りがあってて、母がそれにユウを連れて行きたいと。ユウも浴衣で出かけられるから嬉しかったようで、昨日の夜は夏祭りに行ってそのまま実家に泊ったんです。もし寝る時になってぐずるようだったら電話くれたら迎えに行くから〜とは言ってたんですが、大丈夫だったみたい。


そんなわけで、じゃぁ妹と買い物→ランチに行ってから実家に迎えに行くか、という事になりました。


私が見せてもらったマキアージュの新作は、口紅とグロスがセットになったやつ。まずは口紅を塗って、1分ぐらい待ってそれが乾いてからグロスを塗ってくださいって奴なんだけど、この口紅の方が店員さんいわく
「よっぽど油っこい中華料理でも食べない限りは落ちません」
という代物。試しにやってみせてくれたんだけど、手の甲にちょっと塗って、しばらくして乾いてから普通の乳液状のクレンジングで拭いてみたけど、全然取れないの。だから食後はちょっとグロスを塗りなおすだけでいい…って事らしい。

落とす時は専用のクレンジングがいると言われて、ちょっと
「え、それは面倒くさい」
と思ったんですが
「家にあるクレンジングじゃ無理ですか?」
と聞いたら
「オイルクレンジングなら、丁寧になじませてやれば多分大丈夫です」
と言ってくれたので買う事にしました。今までクリームタイプのクレンジングを使ってたんだけど、ちょうど最近オイルタイプに変えたばっかりなんだよね。専用クレンジングのサンプルもくれたし、持ってるクレンジングでやってみて、無理だったら諦めて専用クレンジングを買いに来ます(笑)


赤系とローズ系の2色試してみて、赤系をお買い上げ。職場で使うにはちょっと赤過ぎるしツヤツヤ過ぎるんだけど、出かける時用にもうちょっと色が濃いのがほしかったんだよね。



ついでに妹が靴を1足、私がバッグを1つ買って、それからお目当ての店でランチ。今までにも何度か来た事あるお店なんですが、割とどれもハズレがなくおいしいんだよね。
「昨日はお茶だけしに来たんだけど、レモンクリーム味のパスタとかおいしそうだったの〜。あと、なんかフェアやってるみたいでカレーも何種類もあったんだ」
と言う妹は『バジルウィンナーのレモンクリームパスタ』、私は『彩り夏野菜のキーマカレー』にしました。こいつ、前に一緒に来た時もクリーム味のパスタ食べてなかったっけ?聞いたら
「だってクリーム系のパスタって自分で作ると難しいからあんまりやらないんだもん。市販のレトルトソースって大体2人前で入ってるし、それだけだとなんか一味足りないっつーか…やっぱりお店で食べる方がおいしいな〜ってなるから」
だって。


確かに、クリーム系のソースを一から自分で作るのってちょっと難しい(…そうでもない?)。普通のミートソースとかなら作るんだけど、私はよく、市販のクリーム系のパスタソースに他の食材(玉ねぎとベーコンとシメジとかアスパラとか)を足して、そこに牛乳とか調味料をちょっと足して使います。でもそれだと量も増えちゃうから、1人暮らしの妹には向かないもんな。



パスタもカレーもおいしかったです。今日は季節商品のカレーにしたけど、メニューに載ってた『豚のやわらか煮の石焼ご飯』ってのもおいしそうだったので、今度はそれを食べに行きたいです。あ、ちなみに売り場で塗ってもらった問題の口紅は、キーマカレー食べたらかなり落ちました(笑)中華じゃなくても、ひき肉の脂分が結構強力だったんだな(^^;



そのまま妹を乗せて実家へ。ユウは午前中はビニールプールで遊んで、昼ちょっと前に父と買い物に行ってプリキュアのこころポットというおもちゃを買ってもらって、帰ってからずっとそれで遊んでたみたい(笑)








ちょっと汚い話で申し訳ないんですが(なので、お食事中の方はここで止めておく事推奨)




実はユウ、ついこの前ようやくトイレで『大』ができたんですよ。『小』の方は、行きたくなったらちゃんと
「ママ、おしっこ行く!」
と教えてくれて問題なくできるんですが、『大』はなかなかできなかったの。いつもお風呂上がりに“後はもう寝るだけだから〜”とオムツを履かせたらそこでしちゃうって感じで。じゃぁ、とお風呂上がりにパンツを履かせて
「うんこしたくなったら教えてね」
と寝る直前までオムツを履かせないという作戦にしてみたら、頑なに嫌がって便秘気味になる始末(--;


さすがに4歳になってまだそれはまずいだろうと、実家の母や次郎君が
「トイレでうんこできるようになったら、プリキュアのおもちゃ買ってあげるから」
と物で釣る作戦に出てたんです(笑)それでもなかなかできずにいたのが、つい先日急にできるようになって。私自身は
「あんまりプレッシャーかけるのも逆効果だろうし、何かのきっかけで急にできるようになったりするんじゃないかな?」
と思いつつ、やはり多少の焦りはあったので、オムツを替える時に
「今度はトイレでしようねー」
と言い聞かせたりはしてたんですが…まぁとりあえずできるようになったらしい。まだここ3日ぐらいの話なので完璧とはいかないと思うんですが、大きく前進はしたよね。

というわけで、今日は仕事の母に代わって父が、おもちゃを買いに連れてってくれたんだって。で『こころポット』を買ってもらったと。



プリキュアが敵を倒したりちょっと成長したりすると『心の種』というコインのようなものが産まれて、それを貯めると『心の大樹』が元気になる…という仕組みなんですね。その『心の大樹』を守るためにプリキュアは闘ってる…らしい。(違うかな?最初から見てたわけじゃないんで、もしかしたらちょっと違うかも)

その『心の種』とやらは、プリキュアの他のおもちゃでもいろいろ使えるんですよ。で、集めた『心の種』をまとめて入れておくための入れ物が『こころポット』。もちろんただの入れ物じゃなくてちょっとしたゲームとかいろんな機能が付いてるんですが、それを使いこなすのはユウにはまだ無理。決められた場所にセットして、つまみをぐるっと回すと『心の種』が中にチャリンと落ちる、それだけで充分楽しいようです。


後、今までにガチャガチャとかでちょっとした物を買ってあげた事はあるんだけど、本人が自分から希望したおもちゃを買ってもらったのは実は初めてなんですね。クリスマスとか誕生日にうちの親とか義両親とか義妹とか次郎君が選んだ物をプレゼントとしてもらった事はあって、それはそれでもちろん喜んでたんだけど、お店で『これがいい』と本人が選んでそれを買ってもらった、ってのが初めてなの。


ちょっと前に家族でショッピングモールに行って、おもちゃ売り場で初めてユウがギャン泣きした事があったんですよ。今まではおもちゃ売り場で引っかかっても
「買わないよ」
と言えば名残惜しそうにしながらも諦めてたんですが、この前は
「これが欲しいー!」
とキュアサンシャインの変身グッズを握りしめて、初めておもちゃ売り場で大泣き。その時も2人して
「トイレでうんこができるようになったら買ってあげるよって、前から言ってるでしょ?」
と説得してたんだよね。次郎君と2人で
「初めて“泣いておねだり”されたねぇ」
なんて言ってたんですが、その時は結局買ってあげなかったの(笑)泣けば買ってもらえると思われたら困るじゃん。

その時に欲しがってた物と今回買ってもらった物は違うんだけど、『何かのご褒美として自分で選んだ物を買ってもらう』という事自体が初めてだったので、そりゃーもう嬉しかったみたいです。夕方帰宅したらさっそく次郎君に自慢し、ご飯の後も寝る直前までテレビ見つつそれで遊んでましたよ。



このまま『“大”もトイレで』が定着すればいいけど、まだしばらくは呼ばれる度にトイレに付き合う事になるんだろうな(^^;



2010年08月05日(木) なんでそんな酷い事ができるんだろう。

大阪の2児虐待死の事件が連日話題になってます。

母親はまだ23歳で、子供は3歳と1歳、昨年5月に離婚して今年になってから風俗店で働き始めて職場の寮に親子で入居して、春先から子供を置いて遊び歩くようになってついには子供を放置して死なせた。部屋には食べ物はまったくなく、この暑い時期にエアコンもつけず、玄関に続くドアは開かないように外から粘着テープで閉じられ、周囲には
「子供はおばあちゃんちに預けた」
と言って人の家を転々としてたそうです。その『人の家』ってのも、同性の友達なのかハマってたというホストなのか怪しいもんですが。



離婚して1人で子供を育てるのは大変だろうと思う。幼児を2人抱えたシングルマザーを雇ってくれる所なんてなかなかないだろうし。そういう意味では、寮がある風俗店を職場として選んだ事は仕方ないかもしれない。将来的に子供が大きくなって母親がしてた仕事を知った時にショックは受けるかもしれないけど、とにかく生活費を稼がなきゃ!っていう現実の前にそんなのんきな事言ってられないかもしれないし。

でもさ、そうやって稼いだお金をホストに使っちゃってどうすんだよ。まだ若いから、自分も同年代の人達みたいに遊びたくなっちゃう気持ちは判るけどさ、だったら子供を実家に預けるなりなんなりすればよかったじゃん。自由が欲しい、育児が面倒、だからって自分がいなくなったら死んじゃうだろうなって判ってる幼子2人を置き去りにできるってどういう神経だよ。元旦那に
「育児が大変で辛い」
なんて電話するぐらいだったら、どうしてそれからでも旦那側に子供を託さなかったんだよ。



シングルマザーで、実家も遠くて近くに頼れる人がいなくて大変で孤独で…って、そうなるの判ってて離婚したんじゃないの?離婚の原因がなんだか知らないけど、離婚したら子供の生活にも被害が及ぶって事も判ってて離婚したんじゃないの?その時にどうすれば一番子供にとっていい環境を作ってあげられるかって、そういう事は考えなかったの?実家には頼らず1人で頑張るって…言ってる事は立派だけど、その結果がこれじゃぁどうしようもないじゃん。




そこまで追いつめられるまでにいろんな要因があったのかもしれない、とは思います。でも、閉め切られた暑い部屋で水も食べ物もなく、オムツも変えてもらえずに飢え死んだ2人の子供がどれほど辛かったかと思うと、『母親もこんなに大変だった・かわいそうだった』というエピソードをどれだけ積み上げられても同情する気になんてなれない。狭い部屋には調理器具もほとんどなく、お風呂場にもシャンプーやせっけんなどはなかったという記事もありました。少しでも涼もうと思ったのか食べ物を探したのか、冷蔵庫の中に子供の手形が残ってた…というニュースを聞いた時は涙が出ました。これは虐待じゃなくて殺人だよ。




同じマンションに住んでる人から、子供の泣き声や異臭で度々通報があってたんだそうです。ニュースのインタビューで
「インターホン越しに泣き声が聞こえた事があって通報もしたけど、結局助けてあげられなかった」
と泣いてた人がいました。周囲に異変に気づいてる人が何人もいたのに、子供達はどうしてこんなもっとも残酷で辛い死に方をしなければいけなかったんだろう。



毎日のように続報が出てきますが、知れば知る程、嫌悪感と腹立たしさで息苦しくなります。結婚してた頃から夫の実家の近くに住んでて育児は夫の両親に任せっぱなしだったとか、引っ越してからは夫に丸投げで遊び歩いてたとか、離婚してからも、最初に勤めた店は託児所付きだったから実質ほとんど育児はしてなかったとか……気が重くなるような情報ばかりどんどん出て来て、やり切れない気持ちになります。

育児に疲れて衝動的に手をあげてしまう…ぐらいならまだわかる。でも食べ物も与えずに、玄関やトイレやお風呂場に行けないようにドアを粘着テープで塞いで子供を放置する、これってほとんど計画的と言ってもいいんじゃなかろうか。

そんなに自由に遊びたいなら、いっそ捨てれば良かったんだよ。実家にでも施設にでも。そうすればせめて死ぬ事だけは免れたかもしれないのに。



殺人容疑で再逮捕というニュースが出たので、殺人として立件されれば実刑判決になるんじゃないかと思います。暴言を承知で言うけど、服役するだけじゃなくて二度と子供が産めないようにしてやってほしい。出所後に、狭いワンルームに水も食料の無しで大量のゴミと共に死ぬ寸前まで閉じ込めて、子供達が味わった辛さを体験させてほしい。それぐらいされなきゃ、自分がどんなに酷い事をしたのか判らないんじゃないか?


あ〜もう、どうか可能な限り重い罰が下されますように。人の不幸を願うなんて、普段なら思ってても口に出さないようにするんだけど、こればっかりは言わずにはいられないわ。地獄に堕ちろとか思ってしまいます。は〜。



2010年08月03日(火) つくづく使えない上司だな。

うちの会社で、特にお客様からの電話が多い部門があります。クレームとかではなく、営業訪問の日程調整のような内容なんですがね。

今までは、うちの営業所のお客様の分は当然うちの営業所にかかってきてたんですが、6月末にその部門の課長に女子社員(パートさん含む)が集められまして。そこで
「今後、この電話は支店で一括して対応する」
という話をされました。(あ、支店と私がいる営業所は同じ建物の別の階にあります)


つまり、お客様に配るチラシに今までは営業所の電話番号が載ってたのを、支店の専用回線の番号にすると。さらに、今までは県内にいくつかある営業所それぞれで受けてた電話を、全部支店で一括して対応すると。



……それ、どう考えても支店のパートさんの負担がすご〜く増えるのでは?と、女子社員は誰もが思いました。多分、問題ないと思ってたのはその課長だけだったんじゃないかと。


とりあえず7月を試験期間としてそのシステムでやってみて、状況次第でまた変えるから…という話だったので、8月になったら元に戻ったりしてね(笑)なんてパートさん達と話してました。



7月になって、私がいる営業所にはその部門関連の電話がほとんどかかってこなくなって、そりゃ私はラクになったけど支店のパートさん達は大変だろうな〜と思ってました。実際、ランチタイムに聞いてみたら、予想をはるかに上回る電話の件数でてんてこまいしてるらしい。そりゃそうだよね、今までは県内に10近くある営業所でそれぞれに受け付けてた電話を、支店で全部受ける事にしたんだから。ていうか、本当はそういう風に仕様変更する前に、私の所も含めて各営業所に1日どのぐらいの件数の電話がかかってきてるのかとか確認してからやる事じゃないの?それ。


7月半ば、その課長がふらっと私の所に来ました。
「咲良さん、電話来なくなってヒマになったでしょ」
……いや、確かにラクにはなったけど、『ヒマになった』って言われるとなんかカチンとくるな(苦笑)と思いつつ
「あ〜、なんか支店は大変らしいですね」
と答えると
「うん、もう電話ばっかりで大変だよ。そっか〜、咲良さんヒマなら、またちょっと考えないといけないな〜」

いやだから『ヒマ』じゃないってば(苦笑)1ヶ月の流れとして忙しい時期とそうじゃない時期ってのはあるけど、全体的に『ヒマ』ではない。ていうか“大変だよ”って言うけど、課長が電話取ってるわけじゃないじゃん。パートのCさん言ってたよ。
「私がちょっとでも席を立つと、帰ってから必ず“ほら電話鳴ってるよ”みたいな事を言われるのよ。鳴ってるなら取ってくれてもいいと思わない?お客様にお茶出したりとかもあるんだし、やたらトイレにも行けないわよ」
って。


その翌日、私のデスクの電話に設定の変更が施されました。今までは支店でしか音がしなかったその専用回線の呼び出し音が、私のデスクでも鳴るようになったんですね
「咲良さんの電話でも専用回線取れるようになったから、誰も出ないようだったらよろしくね」
やっぱりそうなるのね。まぁいいっすよ。予想はしてたし(苦笑)


そして夕方、さっそく専用回線の電話が鳴りました。もうパートさん達は帰ってる時間です。電話を取ってみたら、さいわいにももう事務所に帰ってきてる職員さんのお客様でした。日程の調整が必要な仕事なので
「本人が戻っておりますので、お繋ぎしますね」
と伝えて電話を保留。
「Nさーん、5番にお客様からお電話でーす」
と言うと、なぜかNさんが電話を見て焦ってる。

「咲良さん、5番!?」
「はい、5番です」
「…保留のランプ、ついてないんだけど」
「え?いや、保留してますけど…5番のボタン押しても繋がらないですか?」

結局、Nさんは私のデスクまで走ってきて電話を取り、通話終了。ちょっと待て、これって専用回線は私のデスクにある電話機でだけ応答可能で、他の電話に内線で回せないって事!?


直後に課長が営業所に来たので聞いてみたら、やっぱりそうらしい。
「内線で回せないのは不便です」
と訴えると
「なんで?咲良さんが聞いて本人に伝えればいいじゃない」

いや、そうじゃなくて!社員さんがいない時はそれでいいよ。でも日程の調整が必要な仕事なんだから、本人がいるなら本人と話してもらった方が無駄がないし早いでしょ?お客様の希望を聞いて、電話を切って社員さんに伝えて、それで社員さんが
「あ、その日は先約がある」
とかなったら、結局またお客様に電話して相談しなきゃいけないんだよ?時間の無駄だし、一度受けておいてそれはお客様にも失礼じゃん!

……という事をできるだけ簡潔に感情的にならないように課長に説明したんですが
「なんで?いつも咲良さん達が電話受けて社員達に伝えてるんだから、問題ないでしょ?」
とまったく判らない様子。この課長、もしかして予想以上にバカなのか!?



じゃぁよろしくね〜…と課長は支店に戻り、しばらくして私は支店の総務に抗議の電話。
「私の席でだけ電話を取れても意味がない!やるなら他の電話にも内線で回せるようにしてくれないと」
と文句を言うと、総務の若手くん(若手と言ってももう30だけど。でも年下だけどすごく仕事ができる人なので、とても頼りにしてる)が衝撃発言。



「あ、それ、中止になりました」




………はい?中止って何が?

「咲良さんとこで専用回線を取るって話、中止になりました」






…………さっき私が課長に抗議してからわずか10分後の話です。ていうか、私のデスクで専用回線を取れるように設定変更があってから、まだ1時間も経ってません。『朝令暮改』という四字熟語がありますが、それより酷いわ。

しかも、私は他の人に内線で回せるようにしてくれと言っただけで、別に電話を取るのがイヤだとは一言も言ってないんですが…。それでなぜ『やっぱり中止』って事になるの?どんだけ行き当たりばったり?




でね、ここまでは先月の話。


その後は相変わらず支店のパートさん達に苦労をかけつつも、支店での一括対応という点は変更なし。

ところが。




今週になってから、またその電話が営業所にかかってくるようになったんです。

7月初めに『支店で対応』って事になってからも、しばらくは営業所にも時々かかってきてました。まだ営業所の電話番号を刷ったチラシがあるから、それを配る間はかかってくるかも〜という職員さんが数人いて、それは私も了解してたんです。でも1週間も経たないうちに支店の専用回線の番号が刷られたチラシに統一されたので、営業所には電話来なくなりました。それが、昨日からまた急にどんどんかかってくるようになったの。



……まさかね?とちょっと嫌な予感がして、仕事の合間に支店のパートCさんに内線してみました。
「もしかして、試験期間終了って事でまた営業所に電話かかってくるようになりました?」
するとCさんも
「え!?いや、そんな話何も聞いてませんけど」
とビックリ。
「なんか、昨日からまたこっちに電話ががんがんかかってくるんですよ。だからもしかしてチラシの電話番号をまたこっちの番号にもどしたのかな?って思ったんですけど」
「え〜!?聞いてない聞いてない!ちょっと待って、課長に確認してからまた内線するから!」
と言われて待つ事しばし。


内線電話ではなく、Cさんが直接営業所に来ました。
「あのね、課長に確認したら、やっぱり昨日からチラシの電話番号を営業所の分は営業所の番号に戻したんだって」
やっぱりか!!
「でも私も全然知らされてなくて、私だけじゃなくてAさんもSさん(←支店の他のパートさん達)も、今初めて課長から聞いたの」


なんだと?



ちょっと待て、と。




電話を取るのは、おもに私達女子社員なわけですよ。そういう変更を、なぜ当事者である私達に伝えてくれないの?決定するのは課長達が勝手にやればいいけど(いや、本音を言えば、そういう変更をするならこっちに現状なり意見なり聞くべきだろ?とは思ってるけど、正直あのバカ課長にそこまでもう期待できない)、せめて決定事項ぐらいはちゃんと通達してよ。Cさん、課長の隣の席でしょ?パートのCさんが出勤してきた時には、課長はもう仕事してるでしょ?なんでそんな大事な事を伝えるのを忘れるの?


もうほとほと呆れてしまって、文句を言おうにも誰に言えばいいのさ?って感じだし、なんか気分的にすっかり疲れてしまいました。要するに試験的に1ヶ月やってみて、やっぱり支店の負担が大きすぎたから元に戻しました…って事なんだろうけど、その『支店の負担が大きい』って事から、私ら女子は最初から予想できてましたよ?結局課長は、1日にどのぐらいそういう電話があるか具体的に判ってないからそういう変更を思いつくんだよ。

私のいる営業所だけで、今日は少なかったな〜って日でも5件以上、多ければ1日で20件ぐらいそういう電話があるんです(もちろん、これはその要件の電話だけの数字なので、他の電話も含めたらもっと多いですよ)。営業所に寄って多少の差はあれど、県内の全営業所の分を支店で一括して取ったら、下手すりゃ1日100件近く電話が来てたと思います。こういう具体的な数字を、課長は電話を取らないから認識してないんだよ。それならそれで変更前に
「1日に何件ぐらい電話来るの?」
って聞いてくれればこっちも2〜3日集計取って数字をあげるけど、そういう実態調査的な事も一切なくいきなり
「支店で全部対応するから」
だもん。バカかと言いたくもなりますよ。


なんか久々に仕事で呆然とするほどイラッとしたわ。



2010年08月01日(日) アンパンマンもプリキュアも。

ユウが2歳ぐらいの頃ですかね〜。娘がアンパンマンに夢中なんです〜という話をすると女の子がいる人にはかなり確率で言われました。



「女の子は3歳ぐらいからプリキュアに行くよ〜」




実際にユウが3歳になって、しばらくはまだアンパンマン一筋だったんです。私も、これ以上レギュラーで見るアニメを増やすのは気が進まなかったので、わざわざ見せたりはしませんでした。でも、自然と周りから情報が入って来ちゃうんですよね(苦笑)

友達が遊びに来た時にユウに買って来てくれたお菓子がプリキュア。
ファミレスでお子様ランチについてたおまけのおもちゃがプリキュア。
義兄がどこかでもらったからと言ってくれたシールがプリキュア。

とどめは、義妹がくれたDVDでした。義妹の勤め先で売ってた子供向けの雑誌が売れ残ったらしく、その付録についてたプリキュアのDVDを義妹がくれたんです。もちろんちゃんとしたアニメが入ってるわけではなく、アニメのオープニングの歌とプリキュア達の変身シーン、今後のテレビアニメの予告などが入った20分程度の物だったんですが、3歳児のハートを鷲掴みにするには充分だったようです(笑)

テレビアニメを1度も見た事がないはずなのにオープニング曲を歌えるようになり、変身シーンを真似するようになるに至って、ようやくうちでも
「見せてみる?」
という話になりました。とりあえず1回録画して見せてみようか…というわけでどんなもんかと一緒に見ていたら、あら?なんか話の流れが……敵のはずの2人までがプリキュアの味方になって戦おうとしてるこの雰囲気は……


なんかイヤな予感がするぞ?と思いつつ見ていると、案の定、予告で
『次回、最終回!!』





やっぱりか!!





なんかラスボスっぽい雰囲気だったんだよ!!(笑)うわ〜、よりによって放送終了直前になってハマっちゃったか!




…………とここまでの流れでお気づきの方もおいででしょうが、ここまでに書いてる『プリキュア』は先代(って言うのか?)のフレッシュプリキュアなんですね。放送終了間際になってフレッシュプリキュアにハマったうちのお嬢さん。その後新しくハートキャッチプリキュアが始まってからも、しばらくは見向きもしませんでした。

仕方ないのでフレッシュプリキュアをレンタルしてきてあげて最初から見始めて、それはまぁ良かったんですが、厄介な事に今度はハートキャッチプリキュアのいろんな物をもらうようになって来ました。


まぁそりゃそうだよね、話してて
「いや〜最近はアンパンマンも好きだけどついにプリキュアも見るようになってね〜」
と言えば、親や義両親は当然なんやかんやと買ってくれようとしたりもしますよ。でも今売ってあるのは、お菓子にしろおもちゃにしろ当然ですがハートキャッチプリキュアです。ユウも、正確に理解してるのかどうかはよく判りませんが
「自分が好きなのとは違うけど、これもプリキュア」
という事は認識したようで、そうなると今度は本人もどこかでプリキュアを見かけると引っかかるようになってきました。



………という経緯を経て、今は『レンタルでフレッシュプリキュアを見つつ、ハートキャッチの方も毎週見てる』という状況です。ちなみにフレッシュプリキュアの方は、あと3枚ぐらいレンタルしたら見終わります。そしてハートキャッチの方は、ずっと私の実家でだけ録画して見せてたんですが(私が『これ以上家でアニメ見る時間増やしたくない』と言ったら、母が『じゃぁうちに来た時に見せてあげるのはいい?』と録画するようになってしまったのです)今日、ついに家でも見てしまいました。だってちょうど始まる10分ぐらい前に起きてきたんだもん。



前回の放送は私の実家で録画を見てて、3人目のプリキュアが登場したのは知ってたんですね。で、プリキュアってエンディングでは歌に合わせてキャラクターが踊るので、メンバーが増えたらエンディングも変わるのかな?なんて話してました。そしたら本当に今回からエンディングが変わってて
「あ、やっぱり」
なんて思ってたら……ん?この人、誰?


知らない人がいる。多分プリキュアの仲間なんだけど、ピンク・水色・黄色とポップなメインの3人に比べて薄紫という色のセレクトもちょっと違うし、衣裳の感じも1人だけ妙に大人っぽくて背も高くて年上っぽい。誰だ?


見ながら、思わずユウに
「この端っこの人、誰?」
と聞いたら、ユウも知らなかったようで(そりゃそうだ、最初から見てないんだから)
「もう、ママうるさい!」
と怒ってごまかされました(笑)



えぇ、もう思わず公式サイトまで見て調べちゃいましたよ。この薄紫の人はキュアムーンライトといって、この人が最初の1人だったんですね!でも敵にやられちゃって変身できなくなって、それでピンクと水色の2人がスカウトされたと!(違う?)



夜、録画を見てるユウを一緒に見て
「え?この紫の人、誰?」
と同じように驚いた次郎君にも説明してあげました(笑)多分、エンディングに出てくるって事はこの人も後々は復活するんだろうなぁ。私の予想としては、最終回の3〜4回手前ぐらいで復活して、4人一緒にラスボスを倒すんだと思います(笑)



なんだかんだ言って、アンパンマンもまだ毎週見てるんですよ。プリキュアと両方とも一緒に見る事になると思うんで、これからプリキュアにも詳しくなっちゃうんだろうなぁ(苦笑)


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咲良 [MAIL]

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