金色の夢を、ずっと見てる

2006年08月31日(木) 距離感が難しい。

今日は、昔の職場の友達・けみちゃんと待ち合わせ。同じく職場友達だったかおるんが先月入籍したので、お祝いを買いに行きました。

とりあえず、いろんな物を見られる方が良いよね、と大きなショッピングモールで現地集合。ところが、けみちゃんと会ってすぐにユウがお腹が空いてぐずり出しちゃった(苦笑)

でもああいう所って、ちゃんと各フロアにオムツ替え用のスペースと授乳室があるから安心。ゆっくりおっぱいをあげて、改めてプレゼント探しにうろうろ。


しかし、実はまだうちはベビーカーを買ってないんですよ。なので最初は抱っこしてうろついてたんだけど、段々重くなってきた・・・・・というわけで、お店のベビーカーを使ってみる事に。ユウ、ベビーカーデビューです(笑)

特に嫌がりもせず、いい子にしててくれました。おかげでいいプレゼントも決まって、2時間ほどで買い物終了。近いうちにかおるんと3人で会って渡そうという事にしました。その時は、ユウは実家に預けるかな〜。







帰宅して夕飯を作ろうとしてたら、お義母さんから電話。煮物を作ったので、おすそ分けをくれるそうです。ちょうどお味噌汁だけ作ったとこだったので
「わーい、ありがとうございます〜♪」
と答えたら、
「私は今から出かけなきゃいけないから、7時過ぎぐらいにお父さんに持たせるわね」

・・・・・・・え、お義父さんが来るんですか。


いや〜お義父さん・・・・・悪い人じゃないんだけど、会話が成り立たないから2人っきりだと何を話していいかわからないんだよね(--;

お義父さんって、人の話をあんまり聞かないんだよね。その上、話の内容に
「○○さんとこもアレだからな」
とか
「●●●は子供が2人ともあんな感じだからなぁ」
みたいな感じで、なんつーか指示代名詞が多いと言いましょうか、何を言いたいのかよくわからない事が多いのですよ。
「アレだからって何?」
「あんな感じってどんな感じ?私その人知らないんですけど」
ってなるのよ。会話が、キャッチボールじゃなくて向こうから投げられっ放しになる感じ。しかもどこに飛んでくるかわからない、みたいな・・・・・。決して悪い人じゃないし、もちろん嫌いではないんだけど、イマイチ接し方に困るというか。


そうこうしてるうちに、7時半ごろお義父さんがいらっしゃいました。次郎君はまだ帰ってないんだけど、だからって玄関先でもらう物もらって『じゃぁ』ってわけにもいかず、とりあえず上がってもらいます。

案の定、何を話して良いのかわからないまま、主にユウの話題だけでつなぐこと30分、ようやく次郎君が帰宅。次郎君とユウはお風呂に入り、私はもらった煮物を温めなおしたりして夕飯の支度。その間も、特に居辛そうな様子もなくテレビを見てるお義父さん。


ユウはうちらがご飯を食べようとするとぐずるので、大体いつも次郎君が膝に乗せて晩酌するんですね。あまりに泣いたりする時は抱っこしてくれて、私がその間に急いで食べて交代する。

なので、お義父さんとしては、息子夫婦がご飯を食べる間子守をしててあげようというつもりだったのだと思います。お義母さんも夕方の電話で
「ヒマならついでに子守でもしてあげておいでって言っておくから」
って言ってたし。


ただねぇ・・・・・・




正直なところ、自分がご飯を食べる時にすぐそばに食べない人がいると気詰まりなんですよ。

子守をさせて申し訳ないとかじゃなくて(それはお義父さん自身も楽しんでるみたいだからいいんだけど)、単純に、私が落ち着かないのよ。

それに、あんまりお義父さんに抱っこされた事がないせいか、ユウはお義父さんに抱っこされてるとイマイチ機嫌が良くない。結局途中から次郎君が世話してるんだもん。子守の役にも立たないんだったらとっとと帰って欲しいってのが正直な感想。鬼嫁かしら。


結局、お義父さんが帰って行ったのは10時過ぎ。なんか気疲れしちゃった。



思うんだけど、次郎君の実家の家族って、いまひとつプライバシーって概念が薄いような気がする。多分うちに来ても、『人の家にお邪魔してる』じゃなくて『息子の部屋に来てる(しかも同じ家の中の)』程度の感覚なんじゃないかな。玄関の鍵が開いてたら、ピンポンも鳴らさずにいきなり開けて入って来るからなぁ。

普通、人の家に行く時って、チャイム鳴らすでしょ?鍵が開いてる事が判ってたとしても、玄関開けて「こんにちはー」とか声をかけて、中からリアクションがあってから家にあがるでしょ?

義両親は、鍵が開いてたらいきなり玄関を開けて、
「次郎、いるかー」
とか言いながらもう上がって来るんですよ。なんかもう我が家同然みたいな。

息子の嫁として、それだけ家族同様に受け入れてくれてると思えば良い事なんだろうけど、なーんかイヤなんだよね。親しき仲にも礼儀ありっつーか、もうちょっと距離感を持ちたい。ワガママかしらね。



2006年08月29日(火) 親バカ日記

えーと・・・・・

何人かの方から
『親バカ日記でもOKですよ〜』
というお言葉を頂きまして・・・・・・


か、書いてみようかな(ドキドキ)


あ、だから
「そんなの興味ねーよ」
という方はこの辺でストップしてください。ハッキリ言って、今日の日記は親バカ炸裂してます(苦笑)




えーとね・・・・・・




かわいいんですよ、とにかく。(←のっけからこれかい)

おっぱいを飲みながらリラックスしちゃって、半分寝落ちしながらも、時々思い出したようにちぱちぱ口を動かしてる顔がすんごいかわいい。


そしてリラックスし過ぎちゃってツルンとおっぱいから口が離れちゃって、しばらくそのままうとうとしてるんだけど、突然気が付いたように
「おっぱいがナイ!」
とばかりに手足をジタバタさせて口をぱくぱくして探してる様子が、またかわいい。


機嫌がいい時に、顔を覗き込んで
「ユウちゃーん?」
と声をかけると、
「えへー」
って感じでにこにこ笑ってくれるのがかわいい。


そしてそういう時に
「あー!」
とか
「うきゃー!」
とか声を出すので、一緒になって
「うー?」
とか返事をしてあげると、嬉しそうに笑ってまた
「あぅ!」
とか言うのがかわいい。


縦に抱っこすると、一生懸命顔を上げようとするのがかわいい。


そのまましばらくすると、私の胸にぺったり顔をつけて、Tシャツを掴んでしがみつくような体勢で寝てしまうのがまたかわいい。


寝たかなーと思いそ〜っと座布団に置いてみると、顔にTシャツのしわの跡が付いてたりするのがこれまたかわいい。


手が離せない時に泣かれて、しばらく泣かせてから
「ごめんねー」
と言いながら抱っこすると、目に涙をいっぱいためて口をへの字にして、拗ねたような顔をするのもかわいい。


寝る前、散々ぎゃぁぎゃぁ泣いてたくせに、おっぱいをくわえた途端おとなしくなるのもかわいい。


最近ちょっと大きくなって、座布団の上でお昼寝すると足がちょっとはみ出すようになったのもかわいい。


オムツが濡れて気持ち悪くて泣いてても、替えてあげる途中でけろっと泣き止んで気持ち良さそうにキョロキョロしてる顔がかわいい。


輪ゴム巻いてるの?ってぐらい段々のぷよぷよになった腕や足もかわいい。


お風呂上りに、頭をごしごし拭いてる時のほかほかの顔がかわいい。


次郎君が言うには、髪を洗ってあげる時がすごくかわいいらしい。


あと、お風呂のお湯につけた時に一瞬見せる
「ん!?」
っていう顔も、すごくかわいいらしい。


朝、私も次郎君も起きた後で、でっかいワイドダブルのベッドのど真ん中にちょこんと寝てる姿がかわいい。


大の字というより、万歳みたいな恰好で寝てる姿がかわいい。


ほっぺのぷくぷくが目立って、下ぶくれなぶさいくちゃんになっちゃってる寝顔もかわいい。


寝起きに、猫みたいに腕で顔をごしごししながら眠そうにしてる時がかわいい。


お腹が空いた時に、自分の指をくわえて、ちぱちぱしながら恨めしそうにこっちを見る顔がかわいい。


泣くので、お腹空いたのかなー?とちょっと指をくわえさせてみた時に、大慌てでぱくっと食いつく顔がかわいい。


そしてちょっとちぱちぱしてみて、おっぱいじゃない!と気付いてうわーと泣く顔もかわいい。


座布団に寝せたままちょっと部屋を出る時に、
「どこ行くの?」
って感じで目で追う顔がかわいい。






・・・・・・・すいません、いい加減にしろって感じですね(汗)


もうとにかく毎日毎日
「かわいいなぁ」
と思う事の連続で、産む前に
「産んでもかわいいと思えなかったらどうしよう」
と本気で不安だった事が嘘のようで。

友達に散々言われた
「自分の子供は違うって」
という言葉の意味を、しみじみと噛み締める日々です。

そして、元々そう子供好きだったわけでもない私でさえこうなんだから、元々子供好きで待ち望んでいた次郎君はどれほどかと思うと、ちょっと笑えちゃうぐらいのメロメロぶりで。

一方で、毎日のように報道される幼児虐待のニュースや、子供が被害者になった事故や事件のニュースを見るたびに、胸が締め付けられるような気持ちになります。


それほど子供が欲しかったわけではないので、もし結婚した人が望まなければ『子供は作らない』という人生を選んでいた可能性もあるわけで。でもそれだと、今のこの泣きたくなるような愛しさと幸福感は味わえなかったわけで。


そう考えると、ちょっと引いちゃうぐらいの熱心さで子供を望み産ませてくれた次郎君に、今では感謝したいぐらいで。



人それぞれの事情で、敢えて『子供は持たない』という選択をしてる人もいるだろうから、自分が
「産んでよかった」
と思ってるからって、人にもそれを押し付ける事はしたくありません。



でも、少なくとも今の私は、産んでよかったと心から思っています。

妊娠中は、自分の体が変わっていく不安を受け止め切れなくて情緒不安定になったし、お腹が大きくなる事によって生じる様々な不便さにしょっちゅう苛々してたし、どのマタニティ雑誌を見ても書いてある『妊娠期間を楽しもう!』という押し付けがましいポジティブシンキングにうんざりしちゃって、今だから言えるけど正直言って全然楽しくなかった。

出産そのものに対する恐怖や、育児の大変さ、産む事によって自分が女扱いしてもらえなくなるのではという不安、そんな事が頭を占領して、
「やっぱり子供はもうちょっと先でも良かったなー」
「でもできちゃったからには頑張らなきゃ。っつーか体が重くてしんどいから、さっさと出てきてくれないかなー」
なんてそんな事ばっかり考えてました。


でも、今になってみると、産んでよかった。

10ヶ月間大変だったけど、頑張ってよかった。

安産だったとはいえ陣痛は本当に痛くて辛かったけど、頑張ってよかった。



ユウが、こんな私のところに来てくれて良かった。


ありがとね。


まだまだ至らないお母さんだけど、これからもよろしくね。



2006年08月28日(月) プチ夫婦喧嘩。

夕方、いつもよりちょっと早く帰ってきた次郎君が言いました。
「8時ぐらいに、トオルさんちに行かなきゃいけないんだよ」

トオルさんちっていうのは、お隣さん。なんか、秋にある地元のお祭りの準備の件で、軽く打ち合わせみたいな感じで話しておこうという事らしいです。

どうせトオルさんちで飲まされるだろうから、とうちでは軽くビールだけ飲んで、8時過ぎに行ってらっしゃい。ユウと2人で『HEY!×3』見て『サプリ』見て『スマスマ』見て・・・・・



ちょっと、何時に帰ってくるのよ?

今日のスマスマはちょっと長いバージョンだったし、ビストロが終わってから同時進行で見てた裏の『アンテナ22』(24時間テレビのアンガールズ100kmマラソンの特集)もいつもより20分ぐらい長い特番だったわよ。


・・・・それが終わってもまだ帰ってこないし。


大体いつも、ユウは9〜10時ぐらいからぐずり出すんです。眠いんだけど、おっぱいをくわえてないと寝れないんですよ。だから授乳して、飲みながら寝たかな〜と思ったらそ〜っと次郎君に渡して、急いで食器を洗ってお風呂に入って、でもやっぱり私がお風呂から上がる頃には起きちゃって大概号泣してるんです(苦笑)わんわん泣くユウを、抱っこして部屋を歩き回ったりしてなんとか次郎君がごまかしてなだめながら、私が寝室に来るのを待ってるのがいつものパターン。


しかしこれ、次郎君がいないとどうしようもないんですよねぇ。まず私がお風呂に入れない。機嫌が良いとか寝てるとかならともかく、泣いてる子供(生後3ヶ月)を1人にしてお風呂に行く事はさすがにできません。当然、食器類の後片付けもできない。


10時半を過ぎた辺りから段々腹が立ってきました。

そりゃー付き合いの長いご近所さんなんだから、用件が済んだからってそそくさと帰ってくるわけにはいかないのかもしれないよ。でも、家にまだ3ヶ月の子供と奥さんが2人でいるのよ?ちょっとは気にならないの?夜はいつもぐずって大変だってわかってるでしょ?何考えてるのよ・・・っつーか、何も考えてないでしょ?大体、トオルさんももうちょっと気ぃ使ってよ。子供がもう大きくなってるのならともかく、まだ生後3ヶ月の赤ちゃんがいる男をこんな時間まで引き止めるってちょっと非常識じゃない?・・・・・と終いにはトオルさんにまで八つ当たり(心の中で)


結局『アンテナ22』まで見終わった時点で、あまりに泣くユウに私がギブ。もう今日はお風呂は諦めよう。とっとと寝よう。でも黙って寝るのもなんかムカつくので、とりあえず次郎君に電話。

『もしもーし』
「まだ終わらないの?」
『あ、ごめん、ま』
「っつーか、まさかとは思うけど、ただの飲み会になってないよね?」
『いやごめん、もう』
「次郎君が帰ってきてくれないと、私お風呂にも入れないんですけど!?」
『あー、うん今か』
「ってかもういい。先に寝るから」
『いやごめん、今からかえ』
「おやすみ!」
ぶち。

次郎君の言葉をすべて途中でさえぎって、言いたい事だけ言って切ってやりました。我ながら可愛げがないなぁ。

いや、わかっちゃいるんですよ。こういう時は、やたら怒るよりも
「終わったなら早く帰ってきて〜。じゃないとお風呂にも入れないよぅ」
って困ったようにかわいく訴える方が効果的なんだろうな、という事は。


しかしそんなかわいさを演出する気にもなれないほどムカついてたのですよ。


さすがにヤバイと思ったのか、それから5分もしないうちに帰ってきました。もうユウにおっぱいをくわえさせてベッドに横になってたんだけど、
「ただいま」
という次郎君の言葉を無視。
「・・・・ごめんね?」
と言われてもまだ無視。ユウと私をまるごと抱きしめて
「ごめんなさい」
と言ってくれたのを、
「酒臭い」
の一言で突き放しました(笑)

ちょっと小さくなりながら、それでも
「風呂入ってくる?その間ユウ見てるよ」
と言ってくれたので、さすがにこの辺が潮時かなと思い、
「いいよ、今日はもう。後でユウが寝てから化粧だけ落としてくる」
と返事をしてあげると、あからさまにホッとした様子(苦笑)


飲みに行くのは別にいいさ。事前にわかってれば私だって実家に行くとかするし。でも、うちらを家に残したまま遅くなるのは、できればやめて欲しいなぁ。もういつものパターンができちゃってるんだから、私1人じゃどうしようもないんだよ?


「・・・・なんかムカつくから、明日の朝もう1回謝って」
って事でとりあえず一段落。

頼むよ、お父さん。



2006年08月27日(日) 人間関係ってどこで繋がってるかわからない。

ここ最近、日記がちょっと日付飛んでますが・・・・・やっぱり、育児に集中してると、子供の事以外でネタが出てこないんですね(苦笑)ユウがかわいいって話なら毎日でもあるんですが(ただの親バカ)さすがにそんな日記を毎日だらだら書くわけにもいかないし(^^;


あ、ちなみに『冥王星が太陽系の惑星からはずされる』というニュースを聞いて、私も同じ事を思ったよ、みなと。やっぱそうよね?




さて、昨日は山川さんちでの着付け教室第二回でした。今回は、ユウは実家の母に預けます。搾って冷凍した母乳2パックと一緒に、オムツやら着替えやら一揃い。

他の生徒さんに迷惑かけるとかいうよりも、やっぱり私が気になっちゃって集中できないんですよ。いくら山川さんが抱っこしてくれると言っても、山川さんだって他の生徒さんに教えてるんです。時にはユウをかまう余裕がない時だってあります。そうなると、やっぱなんかかわいそうになっちゃうんで。


なのに、山川さんちに着いたらまず最初に
「今日はちびちゃんは連れて来なかったのね〜。寂しいわ〜」
って言われるし(笑)まぁうちの親に預かってもらえない時は、またご好意に甘えさせてもらおう。


堅苦しい教室ではないせいか(なんせ無料だし)、出席に関してもかなりアバウトなようで、今日の参加者は私を含めて3人だけ。しかもそのうち1人は遅れてくるというので、最初は私ともう1人のお姉さんの2人だけで、みっちり先生に教えてもらいました。

まずは長襦袢から全部1回着てみて、できたら帯だけ解いて、2回目は帯結びだけの練習。3回目は長襦袢を着た状態から、着物を着て帯を結ぶ練習。まだまだ手順も覚えられなくてもたもたしちゃうけど、教室2回目にしては上出来だと2人とも褒められました。嬉しいな♪


一通り講習が終わり、後片付けをしてた時でした。

先生が、参加者名簿の私の用紙を見て
「あら、咲良さん○○町にお住まいなの?」
と言われたんですね。
「はい」
と答えたら、
「私、▲▲町なのよ」
「え、そうなんですか?わ〜、通り道ですね」
「本当ねぇ。あの橋の下の交差点あるでしょ。あそこを右に曲がって坂道を上った辺りなの」



・・・あれ、その辺って事は・・・・



「市議会議員のT先生のお宅の近くですか?」
「そうそう!そのすぐ近所。よく知ってるのねぇ」

そのTさんっていう市議会議員は、私の勤める会社の関連会社の出身なので、選挙の時期になるとよく挨拶回りに来てたんですよ。なのでそういう事を説明したら
「・・・・関連会社って?」
と聞かれたので、正直に自分の勤め先を言いました。そしたら
「あら、あなた、あそこの会社の人なの!?」
「はぁ・・・ご存知ですか?」
そんなに有名な大企業ってわけでもないので、こういうリアクションにはあまり遭遇しないんだけど・・・と思いながら何気なく尋ねた私に、衝撃の一言。






「うちの主人、以前そこの会社の支社長だったのよ」





はい!?


「・・・・・・・あの、すいません、先生のお名前は・・・?」
「平田です」
「・・・・OB会の会長の平田さんの奥様ですか!?」
「えぇ、そう」


うーわー。



先生に会うのは今日で2回目なんだけど、“先生”としか呼んでなかったから名前とか聞いてなかったんですよ。いやビックリ。まさかそんな繋がりがあるとは思ってなかったもん。

「世間って狭いわねぇ」
と先生も山川さんも驚いてました。うわー、これ今度会社に顔出したら、誰かに話そう(笑)









話は変わりますが。


最近、なんか家族関係で暗い気持ちになるニュースがやたら目に付きます。

生後5ヶ月の子供を熱湯風呂につけて大火傷させた上に、その子供をだしに障害児手当てを申請するために、まだ火傷が治りきってない子供を病院から無理やり連れ帰ろうとするバカ親がいるかと思えば、『両親を困らせたかった』なんていうしょうもない理由で家に火をつけ、小学生の弟を焼死させてしまうバカ息子もいる。

どうやったらそんなバカな親にならずに済むのか、どうやったらそんなバカな子供にならずに育ってくれるのか、子供に対して何をしちゃいけなくて何ならしても良いのか。

良い親になるために、良い子に育ってくれるために、どれだけの情報を仕入れても自信が持てなくて、暗澹たる気持ちになります。

自分が親にしてもらったように・・・・と思っても、20年前30年前とじゃ世の中が違いすぎて、不安になります。



誰が首相になっても、こういう時代の流れはそう簡単に変わりはしないんだろうな。



2006年08月23日(水) 葛根湯が効くらしい。

今日はまた病院に行ってきました。

と言うのも、やっぱり右の乳房だけ痛みが酷くてですね・・・・前回病院に行った時(この日の日記参照)は、
「乳腺炎ではないようだ」
と診断されて、じゃぁいいか〜・・・と帰ってきたのですが、それから3週間ほど経っても痛みが一向に引かない。これはさすがに、乳腺炎ではないとしても、何か他に原因があるんだろう。


再び電話で予約して診察へ。今日は、前回とは違う助産師さんが見てくれたんだけど、このM助産師さんは私が産後に入院してた時の部屋担当だった人なので気楽。覚えててくれて、
「うわぁ、ユウちゃん大きくなりましたねぇ!」
と言ってくれました。


で、見てもらったら・・・・・やっぱりしこりもないし、熱も持ってないし、乳腺炎じゃないみたい・・・・
「あ、でもコレ気になりますねぇ」
とM助産師さんが言ったのは、乳首に一箇所だけある白っぽい斑点でした。

えぇ、それ私も気になってたんです。斑点って言うか・・・・えーとね、なんて言ったらいいのかな。怪我した時にできるかさぶたって、お風呂に入ったりするとふやけて白っぽくなるじゃないですか。あんな感じで、一見“ふやけたかさぶた”みたいに見える白くなってる部分があるんです。範囲が狭すぎて特定できないけど、どうもその斑点のある所が痛いような気がする。


「これ、ハクハンじゃないかなぁ・・・」

ハクハン?・・・・・白斑、かしら。聞いた事ない言葉だけど。

「ちょっと待っててくださいね」
とM助産師さん、退場。しばらくして戻ってきたら、前回見てもらったI助産師さんも一緒でした。見るなり、
「あ、これ白斑だわ」
と断言。


つまりね。


乳腺炎って、おっぱいの中の乳管が詰まる病気なんですよ。そうなると、その乳管からはおっぱいが出なくなって、溜まった古い母乳が発酵したり(っていうか、有体に言っちゃえば腐るんです)するから、おっぱいが張ってすんごい痛い。

で、私の場合、おっぱいの中の乳管じゃなくて、出口の部分で詰まってたようなんです。その詰まった部分が『白斑』。


そっか〜。で、それってどうやったら治るの?マッサージとかして、詰まってる所を中から押し出してあげたらいいのかな?


























なんと、針を刺して開通させるという荒療治をされました(涙)



乳首に針、ですよ!?なんかSMでこういうプレイなかったっけ・・・・あ、あれは乳首に洗濯ばさみだったっけ?とかアホな事を考えてる間に(笑)チクッとやられました。

笑えたのは、私が針を刺されて
「・・・!」
と痛みに耐えた瞬間を狙ったように、隣でM助産師さんに抱っこされてたユウが
「あぅ!」
と声を出した事。
「いや、痛いのはキミじゃなくて私だから!」
と思わずツッコミを入れたくなるほど見事なタイミング(苦笑)

そんなこんなでつい笑っちゃったりしてる間に無事開通したようで、I助産師さんがぐにぐにマッサージしてくれてます。しばらくやってると、詰まってた所からも母乳が出るようになったらしく、処置終了。


普段の食事の内容とかはもちろん、授乳時の体勢なんかも関係あるらしいです。乳房のこの辺が痛い時にはこういう体勢で飲ませるといいですよ、なんて事も教えてもらいました。

要するに、いつも同じ姿勢でばっかり飲ませてると、同じ乳管からばっかり母乳を飲まれる→あまり使われない乳管が詰まる、んだって。私の場合はそれほど酷い症状じゃなかったけど(酷い人になると、自分じゃ搾れないぐらいガチガチに張って痛くなったりとか、乳房が熱を持つだけじゃなくて本当に40℃を超える発熱がある人もいるらしい)、1回詰まった人は詰まりやすい傾向があるので、今後は今まで以上に食事内容や飲ませ方に気をつけてね、との事でした。


いやぁそれにしても、乳腺炎ってハンパなく痛いらしいと聞いてたんだけど、なりかけただけでも確かに痛かったよ(なりかけてたっつーか、なったと言うべきか)。日によって痛かったり痛くなかったりするんだけど、痛い時は触ったりとか何もしなくても痛いんです。授乳なんかすると涙が出そうになるぐらい痛いの。どっちかっていうと痛みに強い体質なので、もしかしたら普通の人はもっと軽い痛みの段階で耐えられなくなるのかもしれないな。




帰りに、実家に里帰りしてるリナの所に遊びに行きました。夕立が来そうだったので早めに帰ったんだけど、久々にだらだらおしゃべりして楽しかった。(でも結局夕立には間に合わなくて、帰ったら洗濯物が全滅してました。がーん)



2006年08月22日(火) 子猫を殺すホラー作家。

ちょっとここ数日ネットするヒマがなくて、久々にお気に入りを見て廻ったんだけど・・・・・とんでもない記事を見つけてしまった。

あまりに気持ち悪いので載せたくないんだけど、うまく要約できる自信がないので全文転載。ちなみに、8月18日付けの日経新聞に掲載されたコラムらしいです。


あ、先に言っておきますが、かなりイヤな内容ですよ。私は読んですっごく不快な気分になりました。なので、読む方はちょっと心の準備をしてください。








↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



「子猫殺し」  坂東眞砂子 

 こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。そんなこと承知で打ち明けるが、私は子猫を殺している。
 家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生れ落ちるや、そこに放り投げるのである。タヒチ島の私の住んでいるあたりは、人家はまばらだ。草ぼうぼうの空地や山林が広がり、そこでは野良猫、野良犬、野鼠などの死骸がころころしている。子猫の死骸が増えたとて、人間の生活環境に被害は及ぼさない。自然に還るだけだ。
 子猫殺しを犯すに至ったのは、いろいろと考えた結果だ。
 私は猫を三匹飼っている。みんな雌だ。雄もいたが、家に居つかず、近所を徘徊して、やがていなくなった。残る三匹は、どれも赤ん坊の頃から育ててきた。当然、成長すると、盛りがついて、子を産む。タヒチでは野良猫はわんさかいる。これは犬も同様だが、血統書付きの犬猫ででもないと、もらってくれるところなんかない。
避妊手術を、まず考えた。しかし、どうも決心がつかない。獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか。
 猫は幸せさ、うちの猫には愛情をもって接している。猫もそれに応えてくれる、という人もいるだろう。だが私は、猫が飼い主に甘える根元には、餌をもらえるからということがあると思う。生きるための手段だ。もし猫が言葉を話せるならば、避妊手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう。
 飼い猫に避妊手術を施すことは、飼い主の責任だといわれている。しかし、それは飼い主の都合でもある。子猫が野良猫となると、人間の生活環境を害する。だから社会的責任として、育てられない子猫は、最初から生まないように手術する。私は、これに異を唱えるものではない。
 ただ、この問題に関しては、生まれてすぐの子猫を殺しても同じことだ。子種を殺すか、できた子を殺すかの差だ。避妊手術のほうが、殺しという厭なことに手を染めずにすむ。そして、この差の間には、親猫にとっての「生」の経験の有無、子猫にとっては、殺されるという悲劇が横たわっている。どっちがいいとか、悪いとか、いえるものではない。
 愛玩動物として獣を飼うこと自体が、人のわがままに根ざした行為なのだ。獣にとっての「生」とは、人間の干渉なく、自然の中で生きることだ。生き延びるために喰うとか、被害を及ぼされるから殺すといった生死に関わることでない限り、人が他の生き物の「生」にちょっかいを出すのは間違っている。人は神ではない。他の生き物の「生」に関して、正しいことなぞできるはずはない。どこかで矛盾や不合理が生じてくる。
 人は他の生き物に対して、避妊手術を行う権利などない。生まれた子を殺す権利もない。それでも、愛玩のために生き物を飼いたいならば、飼い主としては、自分のより納得できる道を選択するしかない。
 私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。(作家)



↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑








・・・・・・あの・・・・・・


・・・・・それってどうなの?


さらっと読むとごまかされそうになる人もいるかもしれないけど、どう考えても非常識じゃない?適当に立派そうに見える言葉並べてるけど、どう見ても自分の行動を正当化してるよね?





>避妊手術を、まず考えた。しかし、どうも決心がつかない。獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。

産むだけ、か?産みさえすれば、獣の雌としての「生」は全うされるのか?むしろ、産んで育てる事の方が大事なんじゃないのか?


>もし猫が言葉を話せるならば、避妊手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう。

もし子猫が言葉を話せるなら、生きたい、死にたくないって言うんじゃないかと思うんだけど。


>子種を殺すか、できた子を殺すかの差だ。

それ、人間にあてはめて考えたら恐ろしい事になるんじゃないか?避妊するか、中絶するかって事でしょ。


>愛玩動物として獣を飼うこと自体が、人のわがままに根ざした行為なのだ。獣にとっての「生」とは、人間の干渉なく、自然の中で生きることだ。

・・・・・じゃぁ飼うなよ。






なんかもうね、正直、読んでて気分悪くなりました。これでこの人、猫好きだって言うんですよ。



あ、御存知ない人もいるかもしれませんが、この坂東眞砂子って人は小説家です。直木賞をとったり、映画化された作品もあって、そこそこ売れてるホラー作家。この人の作品で『死国』ってのを読んだ事あるような気がするけど、内容はあまり覚えてない。手元にはないから、どこかで借りて読んだのか、買ったけど気に入らなかったので何かの機会に捨てたかだと思う。



でもこれ読んだら、二度とこの人の本なんて買うもんかって気分になりました。平気でこんな事をできる神経も判らないし、こんな事を堂々と・・・って言うかいけしゃぁしゃぁと全国紙で書いちゃう神経も判らないし、こんな記事を掲載した日経新聞の意図も判らない。



ぶっちゃけ、お前なんか猫に祟られて死んでしまえ!って思いましたね。10年ぐらい前からタヒチに住んでるらしいけど、遠くに住んでて自分の身に危険が及ぶ心配がないからこんなコラムを提供できたんじゃなかろうか。日本国内に住んでたら、絶対熱心な動物愛護団体の人とかに糾弾されるし、近所の人とかにすっごい白い目で見られると思う。



自分が読んで不快になったものを人様に読ませるってどうなのかなとも思いましたが、これは紹介せずにはいられなかった。読んで気分を害した方、ごめんなさい。(っつーか、これを読んで不快にならない人は神経がどうかしてると思う)



2006年08月19日(土) それはやはり隠すのがマナーでしょ。

さて、今日はお出かけです。

最近PC教室に行ってる母親から
「Wordの宿題が出てるんだけど、1人じゃ自信がないから教えに来て〜」
とメールが来たので実家に行って、夕方からは着付け教室。

この着付け教室、以前結婚式でお世話になったブライダルプランナーの山川さんが教えてくれるんですよ。着付けを習ってるという話は聞いた事があったんだけど、いつのまにか教えられるぐらいになってたんだなぁ。いつかは習いたいと思ってたし、しかもタダだというので即答で参加。

ユウをどうしようかなとちょっと考えたんだけど、山川さんが
「自分が趣味で教えるようなものだから、参加者もせいぜい4〜5人の予定だし、最初はちゃんとした先生にも来てもらうから、もし赤ちゃんが泣いたら私が抱っこしててあげるよ。赤ちゃんにも会いたいし、連れておいで」
と言ってくれたのでお言葉に甘える事にしました。

とりあえず連れて行ってみて、状況見て次回からどうするか考えよう。



となれば、まずは着物の準備。せっかくだから、去年作ってまだ1回も着てない訪問着を出そうかな。練習でもいいから1回着てみたい。

箱ごとタンスの上に置いてたので、いつのまにかその箱の上に何やら書類が溜まっています。主に次郎君が使った図面とかだな〜、これ。とりあえず近くに平積みしとけばいいか、とまとめてわさっと掴んだら・・・・・



・・・・ん?


なんか一番下に雑誌がある。


うちは基本的に2人とも雑誌は買わないんだけど・・・・・(私、読書は好きなんだけど雑誌はあんまり買わないんだよね。たまに特集で気になるのがあったら買う時もあるんだけど、結婚してからは確か1冊も買ってない)あ、去年の新婚旅行で沖縄に行った時に、るるぶとかを買ったっけ。しかも友達からもらったりもしたな。それかな?最近買ったものならこんな一番下にないよね。

そんな事を考えながら何気なく手にとって・・・・・・




・・・・・・・・・









・・・・・・・・コレは・・・・・・・・・・・・・・・・













えーと、表紙にやたら文字が多くてどれが雑誌のタイトルなのかわからないんだけど、まぁそこに書かれてる『女子大生』とか『人妻』とか『激撮』とか『潜入ルポ』とかの文字を見ればどんな雑誌なのかはわかりますね。




・・・・・・・・詳しくは書きませんが(↑書いてるやんけ)、私が思わず固まってしまう種類の雑誌でした。



とりあえず中身をパラパラッと見て(笑)表紙の隅っこに書かれた文字をチェック。



『7月号』



・・・って事は6月に発売された物だから・・・・私が産後まだ実家にいる間に買ったのか。



どうしようかなーと思いつつ、どっちにしろ話は帰ってからだ。とりあえず他の書類と一緒にその辺に積んでおこう。


準備して出発。まずは実家に寄って母親にWordをちょっと教えて、夕方には山川さんちへ。2時間強の着付け教室を終えて、気付いたら次郎君からの不在着信が入ってたので電話する。あ、もう家に帰ってるのか。そしたら帰ってから夕飯作ってたら遅くなる(っつーか、正直言うと軽くムカついてたので作ってやりたくなかった)のでお弁当を買って帰る事になりました。


帰宅して、次郎君とユウがお風呂に入って、夕御飯。



さて、どのタイミングで切り出すのが一番効果的か?(笑)



食後、たわいない話をしてた時に、さりげなく話題を変えてみました。

「そういえば、今日、私着付け教室に行くって言ってたじゃない?」
「うん」(抱っこしてるユウがご機嫌なので、次郎君も上機嫌)
「で、せっかくだからまだ着てない着物を着てみようと思って」
「うんうん」(まだ余裕)
「タンスの上に箱ごと置きっぱなしにしてた着物を持って行ったのよ」
「・・・・うん」(ちょっと視線が泳ぎ始めた)
「んで、箱の上になんか図面とかいっぱい乗ってたから下ろそうとしたら」
「・・・・・」(ユウの体で顔を隠そうとしてるの?)
「一番下にちょっと気になるものを見つけたんだよね」
「・・・・・気のせいだよ」(ユウを抱えて私の視線を避けつつ、もう完全に笑っちゃってる)
「何が?」
「何もなかったって。気のせいだよ」(視線は完全にあさって)
「ふ〜ん・・・・・・で、あれは捨てていいのよね?」(笑顔)
「もう捨てました」

お、認めたな(笑)


「まぁ、ああいう物を見るなとは言わないけどさ。っつーか正直言うとそりゃ見て欲しくないんだけど、どうやらあれは私がいない間に買った物みたいだから、そこはもう追求しないけど、所持するならせめて私に絶対みつからない所に隠しておいて欲しいのよね」
「だって自分でももう忘れてたんだもん」(苦笑)
「・・・だと思ったよ」
「帰ってきて、あの辺の物が動いてたから“ん?”と思ってさ。もしかしたら気付いてないかも〜・・・と思ったけど、そんなわけはないか、やっぱり」
「だって書類を抱えたら一番下にあったんだもん」
「・・・・いいじゃん、たかだか5〜600円なんだから」
「値段の問題じゃないのよ?」
「かわいいもんじゃん、あのぐらい」
「アレだけならね」
「・・・・・はい」
「他には?」
「ないです」
「どっか行ったりは?」
「してません。・・・・っつーか、そんなに悪い事したか!?俺」



あ、開き直りやがった。




「いや、別に悪い事じゃないよ。ただ、私が結構イヤな気分になったっていうだけで」
「・・・・はい、ごめんなさい」
「(しばらく横目で見て)・・・・そういえば次郎君、明日の夜飲み会なんだよね?」
「?うん」
「きっと明日はお土産買ってきてくれるんだろうな〜。花とかケーキとか」
「買えるか!地元の店なのに!」
「どうせ二次会とか三次会で街に行くでしょ?」
「二次会までこの辺で決まってるの。わざわざ街まで行かないよ、日曜の夜なのに!」
「じゃぁそのうち、きっと何か買ってくれるんだろうな〜」
「・・・・覚えてたらね」
「覚えとけ」(即答)
「だから、俺そんなに悪い事したか!?」
「私に見つかるような所に置いとくなって言ってるの」
「・・・・はい、ごめんなさい」


ははは。いや、実際そんなに怒ってはいないんですよ。ただ、微妙にイヤな気分になったっていうだけで(苦笑)そろそろ許してあげようかな。


次郎君の手からユウを奪い取り、
「ねー、ユウちゃん、イヤだよね〜お父さんがあんな本持ってたら」
と話しかけると
「だからもう持ってる事自体忘れてたんだってば」
と次郎君も苦笑する。まぁそうだろうとは思ってたけどね。

「ユウが大きくなったら、いつかしゃべってやる。アンタが赤ちゃんの頃、お父さんたらこんな本を隠し持ってた事があったのよ、って」
「それはやめてくれ!!」(マジ)


あはははは(^^)ま、私が気付いたかもって時点で潔く捨てた事で、許してあげよう。一つ貸しができたっちゅー事で(ニヤリ)




そりゃーさー、確かに出産してからHは減ったよ。ユウに添い乳の癖が付いちゃったから、毎晩ベッドに川の字で寝てるんだよね。間にユウがいるからいちゃいちゃもできないし(苦笑)ユウより先に私が寝ちゃう時もあるから、そういう時の片乳出したまま寝ちゃってる自分の姿は、色気も何もあったもんじゃないだろうなってのはわかるさ、ちきしょう。



あ、ちなみに着付け教室は楽しかったです。『着れるようにならないと楽しくないから』という山川さんの考えにより、なんと1回目にして一通り1人で着させられたんですよ。普通の着付け教室って、ちゃんと段階を追って教えていくらしいんだけど、今回の教室は
「まず1回だーっと教えて着てみて、次からもうちょっと丁寧に何度も繰り返しとにかく着てみる」
というスタイルで教えてくれるらしい。うん、確かにその方が楽しいわ。


次の教室までに、なんとかして1回ぐらいは自分で復習してみよう。



2006年08月15日(火) お盆のスタンダードな過ごし方

またもやまとめ日記。


8月13日(日)

私の実家に行く。次郎君は仕事だったので、私とユウだけ昼間のうちに行って、お父さんにユウを預けてちょっとお母さんと買い物。ユウのタンスを選びに行きました。

わざわざ子供用のタンスなんていらないっしょ、と買ってなかったのですが、ありがたい事にお祝いで結構な数の服を頂いたんですよね。そしたらやっぱりタンスがないと片付かなくて。もらったお祝い金もまだ結構残ってるし、せっかくだから買うか、と。


まずは近くのショッピングモールの中にある『ニトリ』へ。しかしなかなか“これ!”というのがない。“ん〜そうね〜、まぁこれでいいいかなぁ”ぐらい。ちょっと家に電話してユウの様子を聞いてみたら
「ご機嫌でいい子にしてるぞ」
との事だったので、じゃぁもう1軒行こうかと移動。隣の市の家具屋『MEGA』へ。

しかしここでもイマイチ。っつーか、『MEGA』はCMで言ってるほど安くない!

やっぱりニトリで買うか、と戻ろうとしてたら、お母さんが
「そういえば、近くにナフコもあったよね」
・・・・あったね、そういえば。ニトリをちょっと通り過ぎた所に。じゃぁついでだからそこも見に行くか。

『ナフコ』の家具コーナーをうろうろ。するとお母さんが
「あら、これいいね」
と言ったので見てみると・・・・・


あ、本当、かわいい。

ニスとかで仕上げてない、木目を活かした素朴な感じのタンスで、前面にちょっとした模様が彫ってあるの。なんていうのかなぁ、カントリー風とでも言うんだろうか、これは。確かにかわいい。




でもなぁ・・・・・・・・









































税込みで7万弱ってどうよ。








いや、お金はあるんだけど、さすがに7万はな〜・・・とうろついて、もう1ついい感じのを発見。これはちゃんとニスで仕上げてあって表面がツヤツヤした感じで、引き出しの四隅にさりげなく飾りというか、模様が彫ってある。うん、これもかわいい。


そして値段は約3万5千円。


さっきの7万の方が、せめて3〜4万ぐらいだったら
「ちょっと高いけどかわいいからいいか」
と買っちゃうんだろうけどねぇ・・・とか言いながらも、やはりここはとりあえずお父さん(次郎君)の意見も聞いてから決めようという事になりました。

まぁぶっちゃけ、デザインについては次郎君は何も言わないと思うんだけど、やはり7万はね(^^; 次郎君が7万でもいいって言ったら買っちゃおうかな〜・・・なんて思いながら帰ろうとしたその時でした。


「あ、ここの家具、さっきのタンスのシリーズなのね」
というお母さんの言葉。立ち止まってみると、店内の一角にシリーズ物の家具を揃えて部屋を作ってあるコーナーがありました。

本当だ、さっきの7万のタンスと同じデザインだ。



・・・・・・・ん?



私達の視線が止まりました。



これって・・・・・


さっきのタンスの、ちょっと小さいやつじゃない?

あ、そうだ。さっきのタンスの、引き出しが1つ少ないタイプだ。値段は・・・・・・・・
























4万ちょっと。








・・・・・・・・・・・・どうしよう(笑)


収納力としては、このサイズでも充分だと思う。少なくとも今もらってる服は間違いなく収まるし、今後多少増えても、子供服なんてそうかさばるものでもないじゃん。当分はまかなえそう。


そして値段は、さっき『3〜4万ならねぇ』と言ってた範囲に収まってる。


しばらく悩んだ結果、やはり一応次郎君の意見を聞いてからという事になり、そこにあったそのシリーズの家具のパンフレットをもらって帰る事にしました。


そこでもう一度家に電話を入れてみたんだけど、
「さっきまで寝てて、起きたらちょっとぐずったんだけど、抱っこしてたら落ち着いた。またうとうとしてる」
と大丈夫そうだったのでついでにスーパーで買い物して帰宅。


夜、仕事を終えて来た次郎君に、パンフやら携帯で撮ってきたもう1つの候補のタンスの写真やらを見せながら説明したところ、案の定
「デザインについてはもう任せるよ。値段は・・・・・・いいんじゃない?お祝い金がまだあるんなら。・・・・・・・でも7万か・・・・」
だって(苦笑)


そうよねぇ、7万って言ったら、うちにある家具の中でベッドの次に高い物になっちゃうんですよ(笑)うちらのタンスとか食器棚より高いの。

なんだかんだ話してたら、明日は次郎君休みになったと言うので、一緒に見に行ってから決める事にしました。やはり実物を見てもらってから決めたほうがいいよね、うん。



8月14日(月)

そんなわけで、今日は次郎君と『ナフコ』へ。今日もユウはお父さんとお母さんに預けます。っつーか、預かりたそうだったんだもん(笑)

最初に気に入った7万の奴と、これもいいねと見つけた3万5千円の奴と、うわ〜これにしちゃう?と見つけた最初のと同シリーズの4万の奴。3つとも見せてみたら、次郎君から意外なコメントが。


「これ・・・・・下が開いてるんだな。埃が溜まりそうじゃないか?」



“これ”というのは、最有力候補だった4万円のタンス。普通のタンスって、下までずどんと引き出しがあるでしょ。でもこのタンスは足つきで、タンスの下にちょっと空間があったんですね。


埃が・・・・・・うん、溜まりそう。で、そう言われると(一応)我が家のお掃除担当の私としては
「・・・・がんばります」
と言うしかないんだけど、私の掃除能力のなさを実体験として知ってる次郎君は当然そんな言葉でごまかされるはずもなく(笑)


途中、悩むのが面倒になって一瞬
「7万でもいいんじゃね?」
という雰囲気にもなったんですが、さすがに7万は高いよと我に返り、結局もう1つの“これもいいね”と言ってた3万5千円のタンスで決定しました。ふぅ、やっと決まった。





次郎君さえいいよと言ってくれたら、私的には7万でも全然OKだったんだけどな・・・・というのはここだけの話。別に『ユウのためなら』とかじゃなくて、それぐらい気に入ってたんです、そのタンス。


家に帰ったら、やっぱりユウはご機嫌。現役保育士の妹の話だと、ユウはかなり手がかからない子のようです。


昼過ぎに帰宅して、2人して家の掃除やら庭の準備やらにとりかかる。今日は、ミヅキ達が来てみんなでバーベキューなのだ♪

メンバーは、ミヅキとその旦那さんのショージさんと子供2人(6歳と3歳の男の子)、北九州から里帰り中のカツミとその旦那さんのキュウさん、仕事が終わって遅れて参加のマキ、次郎君と私とユウ、計10人。

ま、ユウはさすがにまだ外で一緒に参加は無理なので、私かミヅキかカツミが適当に代わる代わる家の中で世話しながら。ミヅキとカツミがユウを見てくれてる間に、久々にのんびり食事が出来ました。いや〜、人がいてくれるとラクだわ〜。

今年も外で大量の花火で野郎共(子供含む)が盛り上がってる間に、女子はとっとと片付けを済ませ、エアコンが効いた室内でゆったり食後のお茶(笑)去年は一緒に花火したんだけど、今年はユウがいるからね。

男性陣が引き上げてきたところで、室内で二次会スタート。賑やかなせいかユウもずっとご機嫌で、たまにちょっとぐずっても誰かが抱っこしてくれるからかなりラクでした。よしよし、その調子で人見知りしない子に育ってくれよ。


次郎君とマキが明日も仕事なので、12時過ぎには終了。開始が早かったから充分か(苦笑)私がユウにおっぱいをあげてる間に、カツミ達が後片付けをほとんどやってくれました。ありがとー♪



やっと今日。

起きたら、とりあえず昨日の片付けの残り。と言っても、洗い物なんかは全部カツミとミヅキとマキでやってくれてたので、乾いたグラスや皿をしまう程度でお終い。洗濯物を干して、取り込んだままになってた分を畳んで、身支度をしたら今日は次郎君の実家です。

次郎君は仕事だったので初めて1人で(正確にはユウと2人でだけど)行ったのでちょっと緊張してたんですが、案外平気でしたね。さすがに結婚して1年以上も経ったら慣れてきたかも。

2年前のこの時期に結婚の挨拶で初めて来た時は、緊張のあまりほとんど食べられなかったんだよね〜・・・とか思いながらばくばく食べてました(笑)お義兄さん夫婦や叔母さん夫婦、次郎君のイトコのアイさん(双子ちゃん連れ)とかも来てて、賑やかでしたよ。



今回一番の出来事は、甥っ子・姪っ子達とちょっと仲良くなれた事でしょうか。

お義兄さんとこの姪っ子ちゃんは、ユウがかわいくて仕方ないようでしょっちゅう私の近くに来てくれるんですね。ようやくできた同性のイトコが嬉しくてしょうがないみたいです。

そして義妹のマミさんとこの長男君が・・・・今までほとんどしゃべったことなかったのに、ニンテンドーDSの脳年齢チェックのトレーニングで私が結構良い成績出したのがきっかけで(笑)何かと話しかけてくれるようになりました。一応私の方も、
「これ、どうやるの?」
とか頑張って積極的に話しかけてみたんだよ。そしたら意外と素直に近付いてきてくれて。



もっとも、実際に脳年齢判定テストをやってみたら、結果は46歳でしたがね_| ̄|○


次郎君がシャワーを浴びて来ちゃったので、ユウのお風呂は初めてお義母さんに入れてもらいました。お風呂は好きなので相変わらずご機嫌だったようで、お義母さんも嬉しそうでした。良かった良かった。


婚家の親戚付き合いが面倒くさいって気持ちは相変わらずあるんだけど、やっぱりどうせなら仲良くなりたいじゃないですか。ユウがいいきっかけになってくれたような気がします。赤ちゃんのパワーってすごいなぁ。



2006年08月12日(土) 曜日の感覚なくなるな〜。

ちょっと間が空いちゃったな。まとめてパパッと書きましょう。


8月9日(水)

長崎原爆記念日か〜・・・・とテレビをぼんやり見てて思い出した。しまった、6日は父方のおじいちゃんの命日だった。広島の日だったから覚えてたのに、思いっきりスルーしてしまった。まぁしょうがない、お盆にお参りに行こう。


夜、妹の恵美子が来る。明日、職場で浴衣を着なきゃいけないそうで、借りに来たの。去年と違う浴衣を持って帰ったんだけど、帰ってから
『紐とかの小道具がうちにはまったくなかった〜』
というメールが来てビックリ。帯板だけは浴衣と帯と一緒に持たせてたんだけど、紐と襟芯は実家にあるだろうと思ってたのに。

慌てて探してみたら、さっき見たのとは違う紙袋の中にごっそりまとめて入ってたよ・・・・・去年恵美子に浴衣を貸した後に、これらも全部まとめて持って来ちゃったのかな?

結局
『まぁ襟芯はなくても着れない事はないし、紐は誰か1〜2本ぐらい余分に持ってくる人がいるかもしれないじゃん。最悪、ビニール紐とかで代用しても大丈夫よ。どうせ見えない所なんだし』
という事で。



8月10日(木)

昼間、保険屋さんが来る。次郎君の同級生だった人なんだけど、火災保険のご案内。台風が来るからねぇ。1年期限の掛け捨てタイプで去年も加入したんだけど、そろそろ期限が切れるからさ。

台風が発生して『九州に接近中』のニュースが流れると、しばらくは加入を受け付けられなくなるそうなので、加入するなら早目がいいよ、との事。なるほど。一応次郎君と相談してみよう。


今日は次郎君が同窓会で夜いないので、私とユウはうちの実家に夕飯を食べに行く事にしてたんだ。そしたら結局、どうせ次郎君の帰りは午前様なんだし・・・というう事で泊まる事になりました。お泊りならオムツもちょっと多めに持って行かないとな〜・・・と準備して、そろそろ行こうかと車のエンジンかけて車内を冷やしてる時に次郎君帰宅。出る前にユウに会えてよかったねぇ(笑)

実家に着いたらちょうとお母さんも仕事から帰ったとこでした。しばらくして帰ってきたお父さんにユウをお風呂に入れてもらって、晩御飯。自分で作らなくっていいって嬉しいなぁ。ユウも、いつもよりかまってくれる人が多いせいか終始ご機嫌。っつーか、私とか次郎君以外の人がいると妙に上機嫌な事が多いんだよね。昼間保険屋さんが来た時もなんかニコニコしてたし。

・・・・・・・外面がいいのか?



8月11日(金)

両親は仕事だったんだけど、恵美子が休みだったので2人でまったり。夕方になってそろそろ帰ろうかな〜としてたら次郎君から電話が来て
『今日はちょっと遅くなりそうだから、よかったら今日もそっちでユウを風呂に入れてもらって帰ってこない?』
だって。次郎君の夕飯は適当でいいそうなので、ユウをお風呂に入れてもらうついでに、私はまた夕飯を食べて帰ってきました。

10時近くになって次郎君が帰宅。夕飯は、こないだ恵美子が由布院のお土産に買ってきてくれた『豊後牛のレトルトカレー』(笑)

夕方、お義母さんから電話あり。15日に行く事になりました。お盆だからって親戚が集まるわけじゃないんだけど、15日にお義兄さん夫婦が来る事になったそうで、
「せっかくだから咲良ちゃん達もおいで」
って。うん、やっぱりお盆の間に1回ぐらいは顔出さなきゃな〜と思ってたので。

問題は、車を停める場所から玄関までの道がな〜・・・・かなり足場が悪いので、ユウを抱いて降りられる自信がない。車までお義母さんに迎えに来てもらうか。次郎君は夜になってからじゃないと来れないみたいだしな。



ちなみに、明日はまた私の実家に行く予定です。なんかここ最近、かなり頻繁に行ってるような気がする・・・・次郎君、気ぃ悪くしてないかな。



2006年08月08日(火) 育ってきた環境が違うから〜♪

夕食後、次郎君とだらだら話していた時の事です。


以前この近辺に住んでた人で、仮にTさんとしましょう。そのTさんの奥さんの話。


Tさんは生まれた時からこの辺に住んでた人なんだけど、奥さんは市内の・・・・・中心部とまでは言わないけど、新興住宅地みたいな町で育った人で。結婚して最初の数年は、旦那さん(Tさん)の地元であるこの土地で生活してたんだそうです。

奥さんは保育士で、実家から程近い某保育園に勤務。当然のように、子供が産まれたら自分が勤める保育園に入れました。自分が出勤する時に連れて行って、退勤する時に連れて帰ってくる。


月日が経ち、子供が小学校に上がる頃になって。



奥さんは、
「小学校に保育園で一緒だった子達がいないとかわいそう」
と保育園の近くの某小学校への入学を決定。1年ほど毎日送り迎えしながら通った後、やはりあまりに遠いのはしんどいという事で、家族ぐるみでその小学校の近所に引っ越したんだそうです。



当時、地元では話題になったそうです。いわく

「あの奥さん、結局ここに住みたくなかっただけなんじゃないの?」








ごめん、私その気持ちすっげぇわかる。




いや、て言うかさ、子供が出来たら自分が勤める保育園に・・・って思う気持ちはわかるでしょ。で、小学校に上がる時に
「保育園で仲良しだった子がいないとかわいそう」
って思う気持ちもわかるでしょ。

まぁだからって、家族ごと小学校の近くに引っ越したってのはちょっとすごいと思うけどね。






最初にその『Tさんの奥さん』の話が出たきっかけは、私が
「ネットで見たある人の日記で、“子供が産まれて新居を構える事になった時に、奥さんは『両方の実家の中間地点か、できれば実家の親に頼りやすいように自分の実家の近くに建てられたらいいな』と希望したら、旦那さんとその両親に『それじゃまるで婿養子に行ったみたいで親戚に対して体裁が悪いから、旦那の実家の近くにしてくれ』と言われた。でも旦那は育児を手伝ってくれるわけじゃないし、だったらせめて私の実家に近くったっていいじゃない。って言うか、その『体裁が悪い』って何!?”という話があった。婿養子に行ったみたいで体裁が悪いって訳わかんないよね、本当に養子に行った人に失礼じゃん」
という話題を出した事だったんですね。

で、それに対して次郎君が
「あ、この近所でも似たような話があったよ」
と言って話し出したのが、さっきの「Tさんの奥さん」の話。







・・・・・・似てるか?


まぁ似てるか似てないかはさておき、私は何気なく
「まぁその奥さんの気持ちもわからなくはないよね。自分が保育士だったら、やっぱ自分の勤め先に預けた方が目も届くし、安心じゃん」
と言ったんです。


そしたら次郎君、なぜか
「でもさぁ、なんで地元の保育園とか小学校じゃダメなわけ?子供が少ないってそんなに問題か?」
と言い出しました。



ちょっと問題点がずれてるなと思いつつ、
「いや、ダメって事はないけど・・・・なんか少なすぎて抵抗感があるんだよ」
と答えちゃったもんだから、そこから激論になってしまいました。


地元の保育園とか小学校って、(もうこの日記でも何度か書いてるけど)かなり子供の数が少ないんですよ。今の時点で、小学校は各学年の生徒数はほとんど1ケタ。全校生徒合わせても100人以下。ユウの同級生は、現時点でわかってるだけで3〜4人らしい。


・・・・・そこに自分の子供を通わせるって考えた時に、なんとなく抵抗感を感じる私はおかしいでしょうか。


1学年の児童数が8人とか9人って。全校生徒合わせても100人に満たないって。


せめて20〜30人ぐらい、『1クラス』と思えるだけの人数がいるのならともかく、少人数にも限度があるだろうよ。

別にどうしてもイヤだとかダメだとか言ってる訳ではなくて、なんとなく抵抗感があるってだけなんですよ。何も、同級生の数が少ないからって、無理やりよその小学校に行かせようとかそこまで考えてるわけじゃない。ユウが小学校に上がる時にまだここに住んでたら、それはもうしょうがない。なんかな〜もうちょっと同級生がいる所の方がいいな〜なんて思いながらも、地元の小学校に行かせる事になると思いますよ。


なのに、次郎君は、私がそうやって『児童数が少ない』事を気にする度に、すごくムキになって反論するんですね。

「そりゃ今は少ないけど、俺達が通ってた頃は1学年20人ぐらいはいたんだから」
(そんな30年前の話を持ち出されても。私が気にしてるのは、6年後にユウが通う時の子供の数なんだけど)

「中学とか高校とか行けば、イヤでも5クラスも10クラスもあるんだから、最初が少なくったっていいじゃん」
(同級生が全部で5人、とかいう環境から、いきなりクラスだけで30人とかの環境になじむのって大変だと思うんだけど・・・・)

「人数が多かろうが少なかろうが、教育内容に変わりはないだろ?だったらへたに子供が多すぎるよりも、少ない方が先生の目も届くんじゃないか?」
(人数が少ない事そのものを問題視してるのに、教育内容とか関係ないし。まぁ少ない方が目が届くってのは事実だけど)


・・・と、私がごにょごにょと言い返してると、最終的にはこう言われるんです。

「子供が少ない事が、なんでそんなにダメなの?」










・・・・・・・・・ぷち。








だからダメだとか言ってないじゃん!


次郎君が、自分はそこで育ったから気にならないのと一緒で、私はそういう環境で育ってないから理解できなくてなんとなく抵抗感があるって言ってるだけでしょ!?なんでそんな責められてるような言い方されないといけないわけ!?

大体、そんな話してないじゃんよ。最初の話題は『婿養子に行ったと思われると体裁が悪いってのが理解できない』っていう話だったのに、なんで地元の小学校の話になってるのよ。

多少ずれたにしても、私は『自分が勤めてる保育園に子供を入れたいっていう気持ちはわかるな』って言っただけなのに、なんでそれが『地元の保育園や小学校じゃダメだ』って話になるわけ!?


生徒数が極端に少ないっていう状況を私は経験した事がないから、だから理解できなくてなんとなくイヤだって言ってるだけじゃん。無理にその気持ちを理解してくれなんて言ってないよ。なのになんでそう毎回毎回同じ言葉で説得されなきゃいけないのよ。


いい加減ムカついたのでそう反論すると
「・・・・まぁそれもそうだけど」
と、言葉とは裏腹に『絶対納得してない』という顔で話を打ち切られました。


この手の話題になると、いつもこうなんだよね。


自分がそういう環境で育ってないから、なんとなく抵抗感がある私。

自分がその環境で育ってるから、私のもつ“なんとなく”な抵抗感が理解できない次郎君。


別に理解して同調してくれとか言わないよ。ただ、そういつもいつも、いかにも明らかに私が間違ってるみたいな顔で説得しようとするのはやめて欲しい。



じゃないと、家族ごと引っ越せないなら私とユウだけ引っ越すぞ。



2006年08月06日(日) 一度は通る道なのか。

※今日の日記は、食事中の人は読まない方がいいかも。特にカレーを食べてる人は読まない方がいいかも。そういう内容ですよ。



まったり過ごす日曜日。次郎君が昼間は家にいたので、1時間ほど頼んで買い物に行きました。ついでにこっそり本屋にも寄ったせいでちょっと帰りが遅くなったのは内緒です(笑)


夕方近くから、次郎君はちょっとお仕事。さらに、帰ったら夜の8時からは消防団の話し合いで出かけなきゃいけないんだって。飲み会ではなくてただの話し合いだから
「夕飯は帰ってから食べる」
そうなんだけど、帰るのは多分9時過ぎ。へたすると10時も過ぎるかも。


・・・・・・ご飯は私だけ先に食べるとしても、ユウのお風呂も遅くなるねぇ。まぁしょうがないか?なんて言ってたら、次郎君が
「風呂だけおまえんちで入れてもらいに行ったら?」
って・・・・・・いや、さすがにお風呂に入れてもらうためだけに実家に行くのもなぁ。却って面倒だよ。いいよ、次郎君が帰ってからで。


そんなやり取りを経て、次郎君は仕事に行きました。


夕方、実家のお母さんからメール。
『今月のゆうパックの桃が届いたよ。どうする?』

『大丈夫そうなら、10日にそっちに行った時にもらって帰るよ』
(10日、次郎君が高校の同窓会なので、ユウと実家に行く予定なの)

『ん〜、10日までは微妙かも。早いほうが良さそうよ』


じゃぁ明日にでも取りに行くよ、と返事をしようとしてふと気付きました。



どうせ次郎君もいないんだし、桃を取りに行くついでにユウをお風呂に入れてもらってこようかな。さらについでに、私は夕飯ゴチになってこようかな。

というわけで電話したらアッサリOKが出たので、次郎君にその旨電話で伝えて実家に行きました。


お父さんにお風呂に入れてもらい、私は夕飯をゴチになり、ついでに次郎君の分までお持ち帰りにしてもらって9時過ぎに帰宅。結局10時過ぎに帰ってきた次郎君はまずお風呂へ。






その間の事でした。







ユウがちょっとぐずったので、膝に抱っこしてあやす。そういえば今日はまだうんこが出てないな〜と気になってたので、
「出ないね〜」
なんて話しかけながら、お腹をのの字にマッサージしてました。





すると、膝の上で“ブリブリッ!!”と豪快な音が(笑)





そんなに速攻でマッサージの効果が出るものなのか、たまたまそういうタイミングだったのか。まぁとにかく出てよかった。じゃぁオムツを替えようか・・・・と立ち上がった瞬間!




ユウの背中を支えた手の指先にイヤ〜な感触。



恐る恐る見てみると、やっぱり!



指先にべったり黄色いものが付着してるじゃないですか!



・・・・・・・背中から漏れるほどしたのか。


なんとなく温かい左の太もも部分をそ〜っと見てみると、ジーンズにもべったり。着ていたTシャツの裾にもべったり。ひょえ〜。


助けを呼ぼうにも、次郎君はまだお風呂だ。これは1人でなんとかするしかない。


とりあえずユウをどこかに置かなきゃいけないんだけど・・・・・・このままベビーベッドに寝せたら、おねしょシーツが大変な事になる。いや、そういう時のための防水おねしょシーツなんだけど、実家にいた頃に気付かずに脱水機にかけちゃって、裏の防水面が一部破れてるんですよ。これ以上酷くならないように、極力洗わずに済ませたい。

手近にあったバスタオルを広げて、そこに寝かせました。オムツをはずしてみると・・・・・・あ〜あ、背中までべったりうんこで汚れちゃってるよ。せっかくお風呂に入れてもらったのに。


肌着もオムツも全部脱がせて、お尻拭きを大量に使って拭き拭き。新しいオムツと肌着を着せて、後始末にかかります。

えーと、汚れた肌着とバスタオルは1回手洗いしてから洗濯した方がいいな。あ、私のジーンズとTシャツもか。ん、肌着とバスタオルは漂白もした方がよさそうだ。

パタパタと動き回ってる間に次郎君がお風呂から上がってきました。最初は
「ユウちゃ〜ん」
なんて(デレデレと)声をかけてたんですが、やがて異変に気付いたようです。


「・・・・・・なんか臭いぞ?」
「膝の上でやられたわ」



爆笑する次郎君。晩酌の準備をしてあげなきゃいけないんだけどとりあえず待たせて、汚れた衣類をお風呂場で手洗い。ユウの肌着とバスタオルはさらに漂白剤につけて、その間に次郎君の晩酌の用意です。
(そのぐらい自分でやってくれてもいいんだけどな〜とも思うのだけど、お風呂上りの次郎君は滅多な事じゃ自分からは動かない。自分で準備するぐらいなら多少は待つよ、って人なのだ。まぁ待たされても文句言わないならいいかって感じ。あまりにどうしようもない時は自分でやってくれるしね)


しばらくして、漂白してた分も一緒に洗濯機に放り込んで、さらに洗濯用の漂白剤も投入して洗濯機ON。



オムツを替える時におしっこをかけられる、というのはとっくに経験済みだったんだけど、うんこまでやられてしまいましたよ・・・・。


事の顛末をお母さんにメールしたら
『まぁ今から便秘でお腹パンパンになられるよりいいじゃん』
という返事。そうよね〜。


お母さんも、昨日の昼間やられたもんね(爆)


妙にスッキリした顔でご機嫌のユウが眩しいよ・・・・(苦笑)



2006年08月05日(土) 結婚1周年ディナーに行ってきました。

昨夜は、久々に次郎君と2人でおでかけでした。

去年私達が結婚式を挙げたホテルでの、1周年ディナーです。


うちらが式を挙げたホテル『K』では、挙式から1年の時期にお祝いのディナーに招待してくれるのです。挙式から約1年後に届くそのチケットの有効期限は、結婚記念日から3ヶ月。うちの場合、5月14日から3ヶ月、という事になります。



・・・・・しかし、なんせ5月は私(←わたくし、と読んで頂きたい)臨月でした。出産予定日を6月12日に控えた妊婦が、フルコースディナーを食べに行くってどうなの?


相談の結果、チケットは8月まで有効なんだから、産後に行こうという事にしたんですね。で、それに昨日行ってきたんです。



久しぶりに2人でご飯だし、ホテルでご飯だし♪といそいそと準備をして、まずはユウを実家に預ける。スーパーで買い物とかのために30分ぐらい預かってもらった事は何度かあるんだけど、2〜3時間も預けるのは初めて。ちゃんと午前中に搾乳して冷凍しておいた母乳も一緒に渡します。他にもユウの着替えとかオムツとかも預けて、行ってきま〜す☆


ホテル内のレストランならどこでも使えたので、中華の店に予約。最上階のフレンチの店も好きなんだけど、どうせなら行った事がない方にしようと思って。(フレンチの店は、リナの結婚式で行ってたからね)


入り口で店の看板を見て初めて気付く。

・・・・・ここって四川料理の店だったのか。辛いの苦手なんだけど、大丈夫かな、私。

一瞬不安になりましたが、おいしかったですよ、どれも。


まずはサービスのシャンパンが出てきて。私は運転手だし授乳中だし下戸だし、というわけで2口ぐらい飲んで次郎君にあげたんだけどね(^^;

前菜の盛り合わせ、牛肉と野菜の辛子炒め、手長エビの香り蒸し、なんだかんだ。せっかくテーブルに置いてあったお品書きを忘れてきちゃったので細かい品名が思い出せないんですが(笑)全部おいしかった。


メニューの中にご飯物がなかったんですよ。中華粥とか炒飯とかが普通は入ってないか?と次郎君と話してたんですが、後半になった頃にお店のお姉さんが言いました。
「この後、スープとデザートでコースのお料理は終了ですが、何か追加注文などはよろしかったですか?」

そこで一応聞いてみたら、コースにはやはりご飯物は含まれてないとの事。じゃぁ、と炒飯を注文。
「えび、かに、五目の3種類ありますが、どれになさいますか?」
「・・・どれにする?」
「ん?私はどれでもいいよ?」
「ん〜・・・・(いきなりお姉さんに向かって)3人でじゃんけんして決めましょうか」



やめなさい(爆)



こんなとこでお姉さんのウケを狙ってどうする。結局私が
「すいません、五目炒飯でお願いします」
「(あきらかに笑いをこらえながら)はい」


いくら瓶ビールを3本飲んでたからってバカすぎです(苦笑)


デザートのココナッツプリン・胡麻アイス乗せまでおいしく完食して、ごちそうさまでした♪


ただ。


「追加注文は」
と言われた時点で
「ん?」
とは思ったんですよね。

基本的に、このディナーは『ご招待』。お店の方でコースを用意してくれて、飲み物代まで含めてタダのはず。何か追加で注文したら、その分もタダになるの?


























なりませんでした(笑)










帰りに、ちゃんと炒飯の分だけ請求されましたよ。いいんだけど、あんなふうにさらっと言われたら、
「あ、追加で注文してもタダになるのかな?」
って思うじゃないですか(苦笑)



ユウを預かってもらったお礼に、ミスドをお土産に購入して(本当は、どこかでケーキでも買おうと思ってたの。でも思い出したのがもう車を駐車場から出した後で、帰り道にあるケーキ屋さんはもう全部閉店してる時間だったのよ)実家に帰ったのが9時半頃でした。

ユウはちょっとは泣いたものの、それは別に
「お母さ〜ん!!」
とかじゃなくてただ単にお腹が空いただけで(笑)うちの両親と妹に散々かわいがられてご機嫌だったようです。

そのまま実家に泊まる事になってたので、次郎君は早々に爆睡。お母さんと妹と3人で楽しくおしゃべりして、私も12時前には寝ました。



そして今朝、ユウは昨夜寝たまま延々寝続け、なんと今朝の8時近くまで寝っぱなし!夜中に1回も起きなかったんです。家にいる時も確かに夜12時前後から朝方4〜5時ぐらいまで起きないけど、8時間も寝続ける生後2ヶ月の赤ちゃんってアリなの!?


起きたらすぐにおっぱいをごきゅごきゅ飲んでたから、元気である事は間違いないんだけど(^^;


昼近くまで実家でまったり過ごし、帰宅してお昼ご飯を食べてから次郎君はちょっと仕事に。実家で散々抱っこしてもらって満たされてたのか、ユウも夕方ぐらいまでずっとご機嫌だったので、その隙に夕飯の支度もして、私もゆっくり過ごせました。(もっとも、夕方になったらいつものようにぐずぐず言い出して、あーこりゃ夕方になってから夕飯作ろうとか思ってたら手に負えなくて大変な目に遭うとこだったなー、なんて思ったんですが)



次郎君と2人でご飯って久しぶりだったんだけど、自分の実家に預けてたせいか、あんまり『心配』とか『かわいそう』とかいう気分にはなりませんでしたね。のんびり楽しめました。お母さん達がいなくて寂しい、とか判る年にはまだなってないし(多分)。うちら2人の話題がほとんど子供の話しになってしまったのは・・・・・まぁしょうがないというか(苦笑)


この調子で、10月に預ける時もスムーズに行くといいなぁ。ウツのライブで福岡に行くから、今回よりもうちょっと長時間になるぞ。



2006年08月03日(木) 「子供が同級生」3人目。

夜、昔の職場の友達であるかおるん&けみちゃんが来ました。ユウの出産祝いを持ってきてくれたのです。

2人の事だから、てっきり何かかわいい子供服とか赤ちゃんグッズを見つけてくるんじゃないかと思ってたんだけど、予想に反して2人連名のお祝い封筒を頂きました。ちょっとびっくり。
『何が欲しい?』
って聞かれた時に、とりあえず思いつかなかったので
「気ぃ使わなくていいよ」
と返事をしたのよね。何を贈ろうか困ったんだろうなぁ。


次郎君と2人して出産の時の話なんかをしてたんだけど、後半になってかおるんから爆弾発言。

「いや、実はちょっと前から彼氏が変わってて・・・・」

え、彼氏って確か、もう結構長い事付き合ってて、お互いに結婚の意志も固まってて双方の両親にも紹介済みだったよね?その彼と別れたの?

「・・・ちょっと前っていつ?」
「・・・・・1年ぐらい前」


待て。


この1年の間に、何回か会ったよね!?なぜその時に言わない!?

「いやぁ。その間にも結構“やっぱりやめようかな”とかゴタゴタしてたし、咲良ちゃんと久しぶりに会ったらお腹が大きくなっててビックリしたりで話しそびれちゃって・・・・・・・でね」


まだ何かあるのか。


「急なんだけど結婚も決まって」



は!?





「と言うのも実は妊娠しまして」





はぁ!?





ビックリ、なんてもんじゃないです。衝撃の告白3連発ですよ(笑)さらに
「式はしないんだけど、今度の日曜に結納して来週には入籍の予定なの」
とまで言われたらもう固まるしかないじゃないですか(苦笑)



って事は何か。5月にうちに遊びに来て、
「今度彼と旅行に行くつもりなんだけど、沖縄と鳥取とどっちにしようか迷ってるんだ」
と言ってたその『彼氏』は、すでに私の知ってた彼氏ではなかったわけね。しかも、その旅行(結局沖縄に行ったんだって)から帰ってすぐ、妊娠に気付いたんだって。


でも、おめでたいね。

かおるんは、結構前から生理不順とか酷い生理痛とか内膜症とかで婦人科に通院してたはず。妊娠しにくい体質だとも言ってたような気もする。

結婚が決まったのと妊娠がわかったのと、どっちが先だったのか知らないけど(笑)赤ちゃんができた事は本当に嬉しそうだった。予定日は3月らしいから、子供は多分同級生になるんだねぇと思うと不思議な感じ。


披露宴はしないけど写真だけでも・・・・という話になってるらしい。それはそれで、彼がどうしても入籍したその日に記念写真も撮りたいと拘ってるらしく、それだとスケジュールに余裕がないからドレス選びも満足に出来ないとか、いろいろ揉めてはいるみたいなんだけど、ひとまずおめでとう、という事で(^^)

今、妊娠9週なんだって。つわりはないけどちょっと無理すると出血するみたいで心配してたけど、とりあえず気分的には元気らしい。産まれるまで不安は尽きないだろうけど、頑張れー。


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咲良 [MAIL]

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