2005年06月30日(木) |
浜岡原子力発電所の廃棄物処理棟で火災 |
午後11時に榛原町の増田勝さんから「浜岡で事故があったらしいけど、松谷さん確認してもらえない?」の電話。え!どこに電話すればいいのかな、ちょっと考えました。そうか、原意力安全対策室に電話すればいいんだ、いなかったらしょうがない。
電話かけましたが、しばらくでないので、やっぱりいないあかな、と思ったら「もしもし」ということで、召集をかけられた職員の方がいました。
浜岡原子力発電所の廃棄物処理棟で金属を溶かしてドラム缶に入れる作業途中で、ドラム缶が倒れ保温材に接触し、煙が充満。火災報知器が反応して消防車が施設内に入り、22:40に沈火、とのことでした。
さっそく増田さんに連絡したら、「僕もかけたところ」「じゃ良かった」。でも増田さんの方がキチンと質問していました。今後の対策についてはまだ分からない、とのこと、浜岡現地の人に聞いたら21:15頃に消防車がサイレンならして中に向っていったとのことでした。
明日、詳しい事が分かると思いますが、危機管理の対応が求められます。こうした情報が現地とか、何かで入手した時、どこに確認すればいいのか、確認先を確保しておかなければなりません。行政の対応が遅い時は自主判断が必要になります。行政任せでない情報ネットワークの構築も原発震災の課題である事を実感しました。
2005年06月29日(水) |
商工労働委員会・企業委員会 |
昨日からの2日目の商工労働委員会でした。質問は、下記の内容です。商工労働行政は、いままできちんと議会で取り扱うチャンスが少なかったので、とても刺激的です。質問の準備でも新しい知識が必要で、労働とは何か、という基本的認識が問われます。商工労働部長もきちんと正面から向ってくるパワー溢れる方のようです。労働委員会事務局長も企業局長も負けているような人ではなさそうです。9月議会が楽しみです。
昨日の静岡朝日テレビでの静岡県政特集で「簿外郵券とプール金=裏金」が取上げられました。ビデオを見ましたが、なかなかリアルで問題点を指摘しています。見てみたい方は連絡下さい。
6月議会も山を越しました。いよいよ知事選挙です。全力投球をしたいと思います。
※※ 常任委員会質問
「1」 簿外郵券の取扱い 1、 集中管理に移る前の郵券管理について 購入、受払い簿、返還、返還記録
「2」 指定管理者制度の導入 1、 しずおか産業創造機構、静岡県労働福祉事業協会、静岡県コンテナ輸送振興協会の管理委託費と収益を含んだ事業費およびその支出の内訳、財団活動の中での管理事業の位置、管理委託事業に関わる職員数は。 2、 利用料金制とのことであるが、貸し館業務での稼働率、サービスの質の向上と収益構造は、三年間の管理費は一定なのか。
「3」 雇用戦略プラン−全体 1、 雇用プラン策定の前提となる国、県、市町村のそれぞれの役割分担はどのように考えたらいいのか。特に第4章の基本方向と雇用政策のところで、3の雇用のマッチングでいくつもの政策を出していますが、ここでの国、県、市町村の役割について 2、 この施策を見るとあらゆる産業、都市計画、社会保障まで全てを含みこんだプランとなっているが、論点はどこにあったのか。建設業と公共事業削減、大型店と中心市街地など 3、 無料職業職業紹介を行う権限があるが、何故行使しないのか。既に動き始めている市町村はないのか。ジョブステーションは、県と国の連携事業か。就職情報の情報集積は、国・県・民間との間では、どうなっているのか。 4、 この雇用プラン作成に当たっての当事者経済団体、労働団体は入っていますが女性、障害者、高齢者など当事者団体が入っていませんが。
「4」 雇用戦略プラン−雇用のミスマッチ論 1、 「必ずしも働く職場がないわけではなく、企業側からは求職者の働く意欲や不足や能力の不足、求職者からは職種、就業形態、賃金水準が折り合わない、というミスマッチによるものが増えていることから失業率を下げる事は雇用の量的拡大だけでは解決できなくなっている」(10ページ)とありますが、賃金水準が折り合わないというのは、ミスマッチ論で分析できるのか。 2、 そのあとに非正規雇用の実情が述べられ、これも、就業の多様形態として、無前提に受け入れているような分析でもあるが、この非正規雇用は不安定な雇用状態であることの認識はどのようなものであるのか。 3、 日本版デュアルシステム−地場産業で家具業界に若者というがどのような展望をもっての働きかけか。 4、 社会の2極化、正規ー非正規の間に、就業の多様な労働形態をインプットしていく為の雇用行政とは何か。よくいわれるNPOによるコミュニティビジネスなどの展開をどのように誘導されるのか。
「5」 雇用戦略プラン−労働力の不足 <1回目> 1、 少子高齢化、労働力の不足は、様々な社会的対応策がありますが、外国人労働者の位置付けについてはどのような、見解になるのか。
「6」 大型店出店現状の対策
1、 大店法の見なおしの現状と評価。県としては街づくり三法の改正にどのような対応をされるのか。 2、 営業時間の延長の実体、閉店の実体 3、 中心市街地活性化対策で駐車場建設が結構ありますが、これは採算性がとれているのか。交通政策としては、成功しているのか。駐車場の建設しているが稼動率は。浜松市の空洞化、様々な対策がとられているが、その評価。
「7」 2007年ユニバーサル技能オリンピック <1回目> 1、 そもそもこの技能5輪、はじまり、どの程度の国際大会か。何故誘致にいたったのか。 2、 国・県・市の予算規模、沼津市含めて
「8」 海外企業の動向―中国、韓国 1、 反日運動活発化で変化は生まれているのか。
「9」労働行政 1、 最近の傾向 2、 少数者労働界の意見反映
企業局質問
新磐田市との太田川水道事業交渉について
「1」 磐田市との太田川系水道事業の給水契約変更交渉 1、 課題とスケジュール
「2」 工事 1、 旧自治体ごとの財政上、施設上の進捗状況、残されている工事計画 2、 旧自治体ごとに契約給水量変更された場合の工事計画の変更内容 「3」 給水が十分に充足論、不足論の論点は何か、 1、 平均値を越える磐田市と福田町は現在どこでカバーしているのか、 2、 合併効果で現在の中遠系と自己水源で賄えると言う根拠、 旧自治体間で水のやり取りする必要な施設整備 3、 将来の必要論―人口予測−トレンド法とコーホート法
今日は石原康彦さんの前夜式(お通夜)、会場のセレモニーホールには多くの弔問客が訪れていました。ミサのあと、最後に遺族を代表してシンガポールで暮らすご長女が挨拶をされました。
日本への国費留学生もいないシンガポールで日本語を教えることのむなしさを感じていた自分だけれども、偶然に父と死ぬ前日に電話をした、父はいつか希望が生まれるといっていた、父の理想は平和、こっけいなくらいに理想を追い求めていた、父は、外国人に日本語を、日本人に外国語を教えていた、共に仲良く暮らす社会を目指して。外国人は日本で多くのストレスを感じながら生きている、・・・。「皆さん、絶望しないで下さい」。
父が好きだった歌「大きな橋」。
君と僕との間には目には見えない壁がある 国境の壁、言葉の壁、歴史とくらしの壁がある この壁をくずしたら 壁は倒れて海に浮かび 海をわたる大きな大きな橋になるだろう
涙がこぼれ続けました。
彼女は、父親の命を奪った人間に対して愛を忘れないで下さい、といっているのです。何と気丈な娘さんなんでしょうか。心のわだかまりがすっーと消えていきました。そうなんです、アジアの架け橋たらんとした石原康彦さんが、中国人に殺害される、絶望的な気持ちが救われる想いでした。
石原康彦さん、あなたは病に倒れ、絶望的な失語症から奇跡的に蘇り、一度しかないという人生を二度も生き抜きました。しかも二度とも疾風のごとく走り続けました。そして自らの命を奪った人間に愛を忘れることなく、大きな橋の向こうで待ち続けようとしています。石原康彦さん、残された者は、遺族の方がたと共に、あなたの遺志を引き継いで、平和の為に歩み続ける事を誓います。安らかにお眠りください。
2005年06月27日(月) |
明日は商工労働委員会 |
明日は商工労働委員会。 質問準備が始ったのが夕方から。 三年間のなかでこんな状態は始めてです。 いろんな事に追われる毎日です。
今日は、様々な仕事をしながらも、1日ゆっくりと石原康彦さんの死について考えていました。加害者と向き合った時にどんな思いをしたのであろうか。マスコミ報道では、犯人は、「何もいいたくない」という態度をとっているとの事です。やはり、これ以上書く事ができません。
前夜式 6月28日(火)18:30より 葬儀 6月29日(水)11:30より いずれも、セレモニーホール静岡 〒421-1211 静岡市葵区慈悲尾 TEL054-278-1122 FAX054-278-3800
昨日の質問、朝日新聞、中日新聞、静岡新聞に報道されていました。少しづつ観点が違いますが、じっくり読みました。
今日は朝から吉田さんの事務所にいき、ご本人が街頭演説をやるというので呉服町のスクランブル交差点に出かけました。牧野聖修衆議院議員と私と吉田さんの3人で交代で市民の皆さんに話しかけました。結構、立ち止まって聞いてくれる人もあり、日々進化する吉田さんを確認できました。
その後、「健やかな命のための生活講座」主催、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんの講演会に参加しました。テーマは「東海地震と自主防災」。小出さんは弁舌さわやか、分かりやすい話でした。
最後までそこにいるつもりでしたが、突然の緊急連絡で席を立ちました。私が理事を勤める日本語教育センターの理事長・石原康彦さんが不慮の死で他界されたとのこと。何と言うことでしょう。アジアの平和の架け橋としてがんばり続けてきた方が、中国人に殺されるというこの現実。どのような事情でこのような事態にいたったのか、とても憂鬱な気分です。
ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
2005年06月24日(金) |
知事、はぐらかし答弁 |
今日の本会議、50名を越える方々が傍聴に来て下さいました。感謝申し上げます。今日の質問内容は、速報コーナーにアップしてあります。再質問、再々質問をしたくてかなり早口の質問でしたので、「当局には質問は渡っているかもしれないが、議員にも分かるようにゆっくり質問してよ」は同僚議員のアドバイス。
要は知事が「認定後出馬の約束」を「認定前出馬に変節」したことの説明責任を求めたのですが、まるで答弁する気なく、はぐらかし、はぐらかし。認定後出馬は、必ず認定されるとの見通し、だから「死刑判決」論を展開できた、そして多選批判、不祥事責任追及かわしとしての「空港建設しあげ」を出馬の大義とする、この二つで構成されていました。
それが、認定前出馬に変節するわけですが、変わるためにはまず、『剣道のまあい』論まで持ち出し剣道での勝ち方に例えて、必ず認定されるとしていた、それが実現していない中で出馬表明するわけですが、そこでは、見通しの誤りを吐露しなければなりません。剣道に例えれば、真剣勝負であったわけで、そこで勝てなかった、勝てないかったのに、あれは真剣勝負でなかった、練習試合みたいなもの、もう一度やらせてください、出馬させてくださいと言っているに等しい、そこをきちんとけじめをつけるべき。
では、何故、見通しを誤ったか、それは二つある、1つは公聴会での2000通もの意見書、住民の声が見えていない、聞こえていない、政治家としては欠陥商品みたいなもの。もうひとつは、私事である知事自身の政治的進退を公権力の発動と一体化、イコールにしたこと、長期政権のおごり、思いあがり。この二つのことについて知事はどう考えるか、これが再質問での質問趣旨でした。うまく伝わらなかった事もありますが、最初から答える気がなかった、というのが実情と思います。
本来なら、あの時点で、「出馬しない」ことを表明して、それに対して万余の出馬コールというならそれに応えての出馬表明というのは成り立ちます。
あと、総務部長との質疑は、簿外郵券に間する内部告発があるが、簿外郵券がプール金の温床であったというものであるがこれは現在非公表の調査メモに関わる、この匿名の告発は弁護士対応で調査をすべき、その場合は、調査メモも対象に調査されるのか、というものでした。これもうまく伝わらず、という感じでした。
気になった事、歴史教科書問題で質問中に、「おまえは日本人か」のヤジが出たこと、残念な気持ちです。これだけ韓国、中国との緊張関係が生まれている、その背景を冷静に議論していかなければならないのに。
花井征二議員の質問はコンパクトで、25分の持ち時間のうち、20分で1回目の質問が終わりました。知事の県政3期12年の評価として財政、職員の不祥事について、どのように答えるか、注目しましたが、極めて冷静に、不必要な事は言わないように、という印象でした。再質問、再々質問に期待しましたが、・・・・。
財政問題について、議論になるところは12年間の間に起債残高が3倍になっている問題、1700億あった基金が55億になっている問題、民生費、福祉費、教育費が一人当たり計算をすると全国でも最低ラインという問題です。これは、4年前にも争点になりました。これについては、知事は財政力がある県なんだから、借金をして返せるメドがあるなら、借りる事事体は政策選択の範囲の問題とかわしました。
後者については、住民のニーズで決まる問題で、単純なランクの問題ではない、では生活保護費は高い順位がいいのか、など反論がありました。実はこの問題、4年前からなかなか決着がつきません。全国最低ライン批判と反論、今日の花井議員と知事の論戦では、まだ明確になり得ていませんでした。ここは、もうちょっと工夫した批判が必要です。
それにしても知事の暴言は許せません。花井議員が小泉首相の靖国神社参拝問題について質問したのに、「本人が決められる問題」として答えず、それだけなら言いのですが、国政問題であるから「国会で議席を得てそこで発言して下さい」とのからかい調子の答弁。思わず「知事、そんな答弁はないでしょう」と声が出てしまいました。
明日は、二番目に質問します。傍聴にお出かけ下さい。10:504階の本会議入り口に集合です。スタッフがお待ちしています。
質問順序 1 質問者 西原 茂樹
1 市町村合併後の県と市町村のあり方について o 中東遠・志太榛原地域の今後 2 地球温暖化防止への取り組みについて (1)県民の意識改革 (2)温室効果ガス排出量の算定と比較 3 遠州海岸の砂浜減少問題への取り組みについて 4 農業振興について (1)茶業振興 ア 今後の茶業振興の方向 イ リーフ茶の消費拡大に向けた取り組み (2)浜名湖花博後の花卉産業の振興 5 静岡空港周辺地域への期待と展望について (1)産業振興と空港 (2)アクセス道路の整備 (3)防災機能 (4)御前崎港のインセンティブとコンテナヤードの増設 6 中学校歴史教科書の採択について 7 警察行政について (1)来日外国人犯罪の実態と対策 (2)駐在所統廃合についての考え方
質問順位 2 質問者 松谷 清
1 知事の政治姿勢について (1)4選出馬 (2)橋梁談合 (3)コンプライアンス 2 原発震災について (1)想定外地震 (2)津波対策 (3)防災対策 3 巴川遊水地のダイオキシン汚染について (1)汚染除去案の課題と今後のスケジュール (2)静岡市との調整 (3)生体調査 (4)湿原再生方法の公募 4 静岡県ゼロエミッション事業について (1)ゼロウエースト戦略 (2)住民合意 5 教科書採択について 6 性犯罪前歴者情報等の取り扱いについて
質問順位 3 質問者 須藤 秀忠
1 富士山の世界遺産登録と富士山博物館について (1)世界遺産登録への取り組み (2)富士山博物館実現に向けての取り組み 2 日本ジャンボリーと世界ジャンボリーについて (1)青少年の健全育成と日本ジャンボリーの開催 (2)世界ジャンボリーの招致に向けた取り組み 3 血液確保対策について 4 農業用使用済みプラスチックの処理対策について
質問順位 4 質問者 林 芳久仁
1 NPM(新公共経営)手法のさらなる推進について 2 地震防災対策について (1)清水港における津波対策 (2)地震発生後の消防体制 (3)大型民間施設における避難計画の作成指導 3 産業廃棄物対策について (1)下水道普及に伴う汚泥の処理対策 (2)不法投棄対策 4 次世代育成支援対策について 5 教育行政について o 高等学校の入試のあり方
質問順位 5 質問者 奥之山 隆
1 国、地方の一体的統治のかたちについて 2 労働のあり方について (1)雇用を取り巻く課題への対応 (2)人事委員会の基本姿勢 3 早寝早起きの勧めについて (1)推進策 (2)21世紀を担う子どもの育成と県民の理解 4 大胆な少子化対策について 5 警察署の再編と治安、ヘリコプター網について (1)治安の維持と警察署の再編 (2)汎用性を持たせたヘリコプター網の構築 6 県内の治水対策と太田川ダムについて (1)今後の治水対策 (2)太田川ダムの地元対策
2005年06月22日(水) |
本会議中に二回もトイレに |
今日は議員健康診断で午前中は、身長、心電図、血液検査・・・。これで3回目の健康診断ですが、4階の会議室を急拠、診断の部屋に作り変えに、最初、随分のプライバシー感覚に驚きました。女性議員も、男性議員も同じワイワイガヤガヤの中で、まさに小学校の身体測定の時間。心電図と内診は、カーテンやつい立で隠されていますが、これでいいのか!な。
市議会議員の時には、民間の医療機関に委託していましたので、それなりのサービス。現在の状態でよく女性議員から批判の声が出ないものと感心します。しかも、他人に知られたくない個人の医療情報もあるはずです。今、私自身、健康なので、いいかっ!になりますが、もし病気だったら何か嫌ですよね。きっと安上がりなんでしょうけど・・・。
バリウムを飲むのが嫌で、途中から、今は血液検査から胃がん、胃炎が分析できるとのことで、初めてその検査を受けようと思いました。おかげで4本の血液を抜かれました。X線レントゲン室でまよってやっぱりバリウムも飲んで見よう。でも下剤が効いて、午後の本会議中は二回もトイレにいく始末。辛かったです。本会議終了後に議会事務局の職員から胃の検査を血液検査かバリウムX線検査かどちらかにして下さい、とのこと。補助をしているので、両方というわけに行きませんので、確かにそうですね・・・。
今日の代表質問、知事の政治姿勢のところは、公明党、KEN-MINの両会派の答弁は、昨日と全く同じ答弁でした。
明日の一般質問は、健康診断がありますので、午後1時からです。
質問順序 1 質問者 花井 征二
1 知事の政治姿勢について (1)石川県政3期12年の評価 ア 財政問題 イ 職員の不祥事 ウ 警察の不正支出への対応 (2)小泉総理の靖国神社参拝 2 浜岡原発について 3 静岡空港について (1)土地収用法に基づく事業認定問題 (2)行政訴訟 (3)空港運営会社との話し合いの状況と 日本航空グループとの合意 4 福祉施策について (1)社会保障のあるべき姿 (2)障害者自立支援法案 (3)重度障害者(児)医療費助成制度の 改善、充実 5 地域経済の振興について (1)大型店問題 ア 大型店出店への対策 イ 商調法の運用 (2)中小企業振興策
質問順位 2 質問者 篠原 太
1 東部・伊豆地域の市町村合併について 2 静岡県地方税一元化構想について 3 高度情報通信基盤の整備について 4 児童相談所の相談体制の充実について 5 障害者雇用の促進策について 6 教育行政について (1)教員のやりがいにつなげる情報集積 と公開 (2)金銭、金融教育 (3)共生・共育と特別支援教育
質問順位 3 質問者 清水 泰
1 少子化対策の推進について 2 静岡県ゼロエミッション事業について 3 焼津地域の水産業の振興について 4 石脇川、高草川の治水対策について 5 魅力ある授業づくりについて 6 横断歩道上での高齢者事故防止対策について
質問順位 4 質問者 中谷 多加二
1 天竜地域の振興について (1)文化、伝統、コミュニティーの継承 (2)天竜浜名湖鉄道の維持、存続 2 中山間地における東海地震対策について 3 林業の振興について 4 浜名湖ガーデンパークの今後の利活用について 5 内水面漁業の振興について (1)アユの不漁対策 (2)カワウの対策 (3)自然学習
2005年06月21日(火) |
知事の発言訂正は、議会運営委員会にかける必要性があったのでは? |
今日の代表質問、自民党の豊岡議員と平成21の鈴木(洋)議員。いずれも知事選挙で石川知事を推薦。豊岡さんは全面賛美。いつものナガーイ、自らの業績の全面賞賛の答弁。調子に乗っておられたのか、静岡空港の開港年度を平成22年度いいまちがい。席に戻った知事に副知事が、「間違い」を指摘、すぐさま、議長に発言を求めて訂正。
議会運営上、ああいう事は認められるのか、議会運営委員会が開催されなければならなかったんじゃないか、と疑問に思いまながらも、進行してしまいました。明日、議会事務局に確認してみます。
鈴木さんは不祥事がらみで辛口部分はありましたが、4選出馬を静岡空港問題に特化されるのは不本意かもしれないが、平成20年開港をめざして頑張って欲しい(確か、そうした趣旨)と。2人に対して、いずれの答弁でも推薦への感謝の弁を述べていました。
明日は、公明党とken-minの代表質問。
質問順序 1 質問者 太田 京子(公明党)
1 知事の政治姿勢について (1)3期12年の自己評価 (2)新しい静岡県経営のビジョン 2 静岡県財政の中長期的な見通しについて 3 チャイルドファーストの社会について (1)少子化対策 (2)「子育ての日」と「子育て週間」の制定 (3)小児医療体制の整備 (4)産婦人科の医師不足への対応 4 富国有徳の文化政策について (1)国民文化祭 (2)静岡県コンベンションアーツセンター及び静岡県 舞台芸術公園への指定管理者制度の導入 (3)静岡県立美術館の評価制度 5 2007年問題について (1)雇用対策 (2)教育委員会における対応 6 都市と農山漁村のデュアルライフの推進について 7 新静岡県景観形成ガイドプランについて 8 静岡県の環境について (1)環境基本計画の見直し (2)外来生物法 (3)環境教育 9 「花の県しずおか」について 10 DV防止対策について (1)DV防止基本計画の策定 (2)清流荘の整備 11 光産業への支援について 12 犯罪被害者対策について
質問順位 2 質問者 池谷 晴一(ken-min)
1 知事の政治姿勢について (1)4期目に挑戦する知事の基本姿勢 (2)外交摩擦と国際交流 (3)憲法改正 2 指定管理者制度について 3 少子化対策について (1)国と地方の役割分担 (2)認可外保育施設への支援策 (3)母子家庭、父子家庭への自立支援策 4 富士山をめぐる諸課題について (1)世界遺産登録 (2)富士山測候所 (3)富士山ナンバー 5 JRとのかかわりについて 6 地球温暖化対策について (1) 新ふじのくにアジェンダ21の見直し 及び条例制定の方向性 (2)ISO取得企業等への支援 (3)新エネルギー産業への支援 7 健康福祉行政について (1)保健・医療・福祉の連携充実策 (2)北駿地域におけるファルマバレー構 想とのかかわり (3)国民健康保険制度改革への対応 8 農業行政について (1)都市的地域の農業政策 (2)東部地域の食肉センター 9 高規格幹線道路ネットワークの早期構築について 10 プロジェクト「TOUKAI−0」の推進について 11 教育行政について o 総合的な学習の時間と生きる力の育成
2005年06月20日(月) |
県知事選挙2つの報道 |
今日は、民主党静岡県連の常任幹事会で県知事選挙については「自主投票を決定」したとのことです。牧野聖修衆議院議員も参加して、吉田としあきさんを紹介したとのことです。連合と県議会会派・平成21は石川知事を推薦しています。民主党が、候補者を擁立しない事が県政改革の障壁になっている事はいうまでもありません。国政選挙に影響するかどうかで,対応を考えるというのは本末転倒です。
同じく、今日の午後に日本共産党と憲法をくらしにいかす県政をつくるみんなの会の記者会見したとのことです。「私たちは、小沢たけお氏を先頭に知事選挙をたたかいます。同時に、私たちは、石川知事の4選を許さず、県民の声が届かない県政の流れをかえるために、共同の申し入れがあれば、政治姿勢と基本政策の一致を前提に、話しあう用意があることを表明するものです。」と。小沢氏を立てながらも、一致点があれば、候補者をおろす用意があることの意味が込められているようです。
吉田陣営としては、あらゆる政党から等距離の「県民党」という姿勢を明らかにしている為、このアピールに直接的に動く事は難しいし、共産党との「政策協定」というような共闘体制は、果たして成立するのか疑問があります。しばらく、静観ということでしょう。
※※ 朝から、県議会の質問打合せでした。24日の質問です。
明日から代表質問です。
質問順序 1 質問者 豊岡 武士(自民党)
1 知事の政治姿勢について 2 静岡空港について 3 「魅力ある“しずおか”2010年戦略プラン」について (1)人口減少社会への対応 (2)地域構造の変化への対応 4 行財政改革の取り組みについて (1)行政改革 (2)今後の財政運営 5 市町村合併の推進について 6 次世代産業の育成について 7 地震対策について 8 災害時における道路交通の確保について 9 観光施策について (1)伊豆地域の観光振興 (2)コンベンションの誘致 10 これからの環境森林行政について (1)地球温暖化防止 (2)未来に贈る森づくりへの取り組み 11 生き生きとした長寿社会の構築について o 介護保険法改正への対応 12 本県農業の未来への展望について 13 教育行政について (1)静岡県立高等学校第二次長期計画 (2)生きる力と部活動 (3)東部地域新構想高等学校 14 警察行政について (1)県警ヘリコプター墜落事故 (2)警察署の再編整備
質問順位 2 質問者 鈴木 洋佑(平成21)
1 知事4期目挑戦に当たっての心構えについて 2 職員倫理について 3 地方税一元化構想について 4 県民満足度の向上について (1)総合計画の中間検討の視点 (2)県民が実感できる行政改革 ア 民間経験者の採用拡大 イ 指定管理者制度 (3)県民満足度の把握に向けた広聴のあり方 5 産業観光の推進について 6 地球温暖化防止対策について 7 静岡県雇用戦略プランについて 8 食の安全・安心の確保について (1)農業生産 (2)食品の安全確保対策 9 ユニバーサル園芸の推進について 10 三遠南信自動車道の整備の見通しについて 11 教育行政について (1)保護者や地域の信頼にこたえる学校運営 (2)高等学校入学者選抜制度の変更 12 犯罪抑止のための総合対策について o 犯罪情報提供内容の充実
2005年06月19日(日) |
質問づくりでバタバタ |
今日は、知事選挙候補者の吉田としあきさんの選対・戦略会議が開催されました。ようやく選挙戦を戦う陣容が動き始めました。議長に前参議院議員・海野とおるさん、本部長に衆議院議員・牧野聖修さんが就任しました。まだ全体像は構築できていません。しかし、当選に向けての第一歩が始まった事になります。
と、この会議に参加しながらも、明日10時からの24日一般質問打合せに間に合うように質問を作っているというのが実情で、結局、今日中の原稿完成の約束はたせず。ウムム・・・・。
2005年06月18日(土) |
許すな土地収用!知事選勝利スタート集会 |
「空港はいらない静岡県民の会」主催の「許すな土地収用!知事選挙スタート集会」が120名くらいだったでしょうか、労政会館で開催されました。
第1部「事業認定、土地収用をめぐる現状と今後について」―原告団事務局長・富田英司さん、空港反対訴訟弁護団・藤森克美さん、静岡空港土地収用原告団・共同代表・芳賀直哉さん、空港に反対する地権者住民の会・反対地権者・松本吉彦さん、県民の会・共同代表・島野房巳さん。第2部「石川4選阻止!知事選勝利を目指して」―県民の会・事務局長桜井たておさん、県議会議員・まつや清、衆議院議員・牧野聖修さん、前参議院議員・海野とおるさん。
そして、浜松市のJCの公開討論会から戻ったばかりの県議会議員・小長井由雄さん、そして知事候補予定の吉田としあきさん。力強い決意表明でした。今日も進化していました。マスコミ各社取材態勢に入っていました。
「勝利の方程式」を今、もう一度作り上げなければならない状態になりました。知事選挙・石川知事の側の大きな枠組は、いくつかの未確定要素をのぞいて形作られつつあります。「横綱相撲」と安心する石川知事、支える県議会多数派、各種団体。どのような挑み方ができるのか。
韓国訪問で驚いたことの1つはホテルの一つ一つ部屋にパソコンが備え付けられていることです。最初、日本語は大丈夫かと思いましたが、何の事はない、すぐにできました。日本からノートパソコンを持っていったのですが、使いませんでした。あんなに重たい思いをして持っていったのに・・・・。
さすが、IT社会先進国です。韓国では、選挙運動や政治活動でインターネットは大きな武器となっています。日本でも広がりは見せていますが、まだ一部の人たちの中です。韓国から戻って、ホテルの格安キャンペーンで東京でプリンスホテルに泊まる機会がありました。どこにインタネットカフェがあるのかと探しましたが、すぐに見つからず、フロントで聞きました。
確か10階だったと思いますが、小さな部屋が有料で設備されていました。30分500円。朝早くということもありますが、利用者は私ひとり。途中で外国人ひとり。多分、ビジネスマンはノートパソコンを持ち歩いているんではないかと思います。情報管理の点では、個人ベースがいいのかもしれませんが、日本のインターネット環境は、韓国より遅れていることを実感しました。
さて、知事選挙でインターネット活用はどうなっているのか。ホームページが立ちあがっていません。ウーム。議会質問準備にも終われる今日1日でした。
2005年06月16日(木) |
議員研修・屋山太郎さんの講演にあきれ |
今日から6月県議会が始まりました。朝日新聞・静岡版で本会議場での「ノー上着」「ノーネクタイ」が取上げられ、問題点が鮮明になりました。私は、「ノーネクタイ」=クールビズで行こうか迷いましたが、「ボタンダウンのワイシャツ」「ループタイ」に上着を着て議場に行きました。
本会議開始直前に、議会事務局長がどんな恰好か確認に来ましたが、本会議場では議長の注意もなく、議会運営委員会でも取上げられることもなく、平穏に終わりました。昼のテレビニュースでアップの姿が流れていたことをあとで知りました。どんどん、「クールビズ」スタイルが広がるといいですね。
石川知事の所信表明は、ほとんどいつもと変わりなく、出馬表明は代表質問での答弁で示すようです。
本会議はすぐに終わりましたが、そのあとに議会事務局調査課による研修で屋山太郎さんの講演がありました。屋山さんは、静岡新聞「論壇」の執筆者の1人で、いつも読んでいますが、その言論にはいつも疑問を抱いていましたが、やっぱり、という方でした。テーマは小泉首相の構造改革なのですが、副題に中・韓への対応というのがあり、かなりの中国批判、というより罵詈雑言という感じで、最近のヒステリックな中国パッシングキャンペーンと同じような内容でした。
言説をはっきり言うという点については面白さがあるんでしょうが、あまりにも単純でナショナリスティックな中国分析で、それが漫談調でもあるので聞いていて不愉快になりました。どういう過程で講師に選定されたのかわかりませんが、講師料がもったいない、といいたくもなります。その場で、いくつか質問もしたかったのですが、控えました。今、後悔しています。他の議員の方々はどのように受けとめられたのでしょうか。県幹部の方々も大勢参加されておられましたが、どうだったんでしょうか。
質問したかったこと2点。 1、中国では日本の明治維新のような革命は起きたことがない、とのことですが、具体的にはどういうことをさしていますか? 2、日本人の死生観で罪人であろうとなかろうと死者には鞭打たないという風土があるとのことで首相の靖国神社参拝は問題がないとのことですが、現実には、明治維新の立役者の1人でもある西郷隆盛はじめ多くの明治維新での死者がまつられていませんが、日本人の死生観からいってどのように考えたらいいのでしょうか。
このあと、政令市移行に伴う葵区6人、駿河区4人の議員定数にあわせて、葵区に住所を持つ7人の現職議員の割り振りのくじ引きがありました。これ自体は、補欠選挙に備えた形式的な事務処理過程のことです。ただ、1人だけ駿河区に割り振られることになることから、有権者に葵区からの出馬を取りやめ駿河区に変更と誤解される可能性もあり、ということで意外にみんなナーバスになっていました。
結果的には、小長井代由雄議員が駿河区に割り振られました。
2005年06月15日(水) |
公開討論会不参加理由の知事の公務とは |
13日三島,14日静岡のJC主催の知事選挙公開討論会に石川知事は「公務」を理由に不参加、18日も不参加との事です。
知事公室長に公務について問合せしました。 13日―午前中は、全国地域航空システム推進協議会、東京の第一ホテル。午後は、二人の公人と1人の民間人にあうことを公室としては把握している。そのほか、知事が独自に連絡をとってスケジュールがあるが公室としては詳細はわからない。二人の公人について公表するよう求めましたが、交渉ごとの範囲として非公表の対応です。
14日―17:30から18:30中央防災会議、官邸。
18日―11:00から13:30日露文化フォーラム。14:30まで食事会。そのあとは、公室としては未把握、つまり公務なし。
私の判断としては、13日は参加できた、14日は途中参加できた、18日は参加できる、です。公室長としては、JCの方々からは5月中旬にスケジュールの問い合わせがあった、既に公務が入っており参加はむずかしい、スケジュールを調整してもらえればと対応したが、JC側としては「一人の方のスケジュールで調整を始めてしまうと公平性に問題が出てくる」として応じなかった、途中参加については要請がなかった、とのことです。
石川知事は、この公開討論会については「無視」を決めこんでいるようです。果たしてこの戦術が「効を奏すのか」疑問です。昨日の討論会は、吉田としあきさんと小沢たけおさんのみ。コーディネータの日詰静岡大学教授で予定候補者2人ということで時間もあって、内容は充実していました。吉田さん、三島でこそ、評価が低かったようですが、昨日は三島よりはるかに「進化」していました。国際的金融畑での経済人から政治家への転進、まだ戸惑いがあるようです。徐々に変化しています。勿論、小沢さんとの比較では吉田さんに軍配です。
石川さん、「無視」を決め込んでいて大丈夫ですか?
※※ 今日の朝起きたら、微熱あり。宿題多いこの時期に、とにかく、気力で勝負!
2005年06月14日(火) |
総合交通対策特別委員会の傍聴 |
先週から特別委員会が連続的に開催されています。10日ー環境対策、13日ー少子高齢化対策、14日ー総合交通対策、明日は地震対策等別委員会です。今日も含めて全部傍聴していますが、テーマを巡っての横割り部局の委員会だけに面白さがあります。
総合交通対策は、当然、空港問題が入っています。大石哲司議員、花井征二議員が空港問題について賛成・反対の立場で質問しました。争点になったのは、 1、空港の運営は、静岡銀行、スズキ、時之栖の三者を中心にした民間株式会社に任せるといっているが、県の補助はないのか。 2、JALの乗り入れ協定文書に路線の収支均衡を図るための運行支援策とあるが、その実体は何か。
1については、普通の地方空港の場合、ターミナルビルや貨物ターミナルを民間が担当しているます。静岡空港の場合、本来県が行うべき滑走路等の保守点検、清掃、補修なども民間会社に委託するとしているので、その費用負担=税金補助するかどうか検討対象となっているとのこと。民間といいながら、最初から補助は前提? 2、JALに対しての支援策は、着陸料の値下げとか、搭乗率があるラインを下がった場合のシステムの2つを想定していますが、結局、航空会社への赤字補てんを最初から見こんでいることになります。
この状態で、何が民営化でしょうか。こうした空港の運営実態をどうして県民にきちんと知らせないのでしょうか。
2005年06月13日(月) |
「ノーネクタイ」「ノー上着」で副議長に申し入れ |
今日、下記の申し入れを中澤通訓県議会副議長に手渡しました。「しかるべきところで議論しないといけないですね」と。同席した橋本県議会事務局長は、「ビジネスも含めて200年間かかって定着したネクタイとスーツ文化を壊すのはなかなか難しさがあるのでは」との御意見。すかさず「そうしたら、紋付・袴を復活しないといけないですよね」。副議長には真摯に受けとめていただいたように思いました。
それにしても議会事務局調査課に感謝です。要請した静岡県内、全国都道府県の現状調査を短期間にやってもらいました。申し入れとマスコミ投げ入れには、資料として使わせていただきました。
16日の本会議にどんな服装でいこうか思案中です。
静岡県議会議長 大橋正巳 様 議会運営委員会委員長 植田 徹 様 2005年6月13日
本会議での「ノーネクタイ」「ノー上着」に関する要請
県議会会派「市民の風」 代表 松谷 清
6月9日静岡県議会議会運営委員会で県議会での議員の服装に関しての申し合せが確認されました。既に、環境省は「クールビズ」というキャンペーンで、全国に「ノーネクタイ」「ノー上着」運動をよびかけており、国会審議でも既に小泉首相を先頭に実践されております。
議会の対応としては、国会、県議会、市町村議会で異なる点があります。それは本会議での対応です。議会事務局調査課の調査によりますと、県議会のほとんどが国会の本会議同様に「ネクタイ」「上着」着用ですが、高知県が率先して「ノーネクタイ」「ノー上着」を実践しています。県内の市町村議会で、本会議でも「ノー上着」「ノーネクタイ」を申し合せている自治体は、静岡市、富士宮市、磐田市、焼津市、藤枝市、湖西市、蒲原町、相良町の6市2町です。「ノー上着」の自治体もいくつかあります。上着を脱ぐと2,8度の体感温度が下がり、「ノーネクタイ」で首周りを広げると40%の体熱放出効果があるとの指摘もあります。
いうまでもなく女性議員は自由な服装をして本会議にでています。
基礎自治体に「ノーネクタイ」「ノー上着」が多いのは何故でしょうか。 理由としては 1、 住民との身近な自治体故に議会が率先して省エネ効果による環境への配慮を徹底しようとする姿勢が顕著である事 2、 本会議に権威を持たせたいとする考えと議会は有権者の代表が集まる場=生活の延長戦とする考えのバランス感覚に相違がある事 3、 有権者が夏・薄着で震えながら傍聴している事に対する配慮 などが考えられます。
勿論、社会において権威や儀礼が必要な場所もあり、議員自身が、それぞれ自主的に判断して臨まなければならない事はいうまでもありません。その点で服装はある意味で個人のプライバシーでもあります。本来、議員の自由な判断で対応できるものです。 今年は京都議定書発効年です。県議会でも環境対策特別委員会が設置され、積極的な対応がすすんでいます。知事部局も「クールビズ」運動を積極的に取り組んでいる中、有権者の代表である議会も率先して取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。
以下の2点を申し入れしますので、早急な検討を開始して下さるよう要請するものです。
1、 夏の間は、委員会同様に本会議での「ノー上着」「ノーネクタイ」も許容する事 2、 年間を通して、服装は議員自身の自主的判断に任せる事
2005年06月12日(日) |
知事のJC主催知事選挙公開討論会欠席の意味 |
明日から開催されるJC主催の知事選挙公開討論会に知事が公務を理由に欠席の意向との報道がなされています。一体どんな公務なんでしょうか。明日、確認してみます。4年前の公開討論会を思い起こします。公開討論会での議論が劣勢と見るやマスコミの討論会を欠席するなど、公の場での候補者どおしの論戦を避けました。
今回は、JC自体の公開討論会の参加を拒否しているわけです。何故なんでしょうか。4年前のことがトラウマになっているのか、自らの出馬を巡る約束反故を問われるのが嫌なのか、4選=多選批判、不祥事問題など問われるのが嫌なのか、候補者として他の候補が相手にもならないという慢心なのか、よくわかりません。
公開討論会は、あの元三重県知事の北川さんがコーディネーターです。北川さんといえば、ローカルマニュフェストの提唱者です。知事自身もローカルマニュフェスト選挙を歓迎するはずです。
知事は、これらの対応が有権者にマイナスになると考えていないようですが、有権者の前で自らの情報公開を拒否するその姿勢を有権者がどうみるか、主催者のJC自身がこれをどのように評価するのか。約束反故にしての出馬表明、そして今回の討論会欠席戦術は、2回目の知事の痛手となるはずです。13日、14日、18日の公開討論会後の世論の動きに注目です。
久しぶりに走りました。しばらく走っていなかったのでどうしても息苦しさが出てきます。これはある意味、ちょっと我慢すれば慣れで回復します。回復は日常生活での息切れ現象をなくします。ちょっと走ったりしても何のことはありません。これがある種のマラソンでの麻薬的感覚として中毒的にマラソンを続ける一つの理由です。
ちょうど、田植えの時期で竜南地区は結構水田風景が広がります。なんともいえません。畔の傍でたたずんでズット田んぼを見ていたい気分になります。私が生まれた柏崎平野。見渡す限り水田風景でした。夜には蛙が泣き、季節を感じたものでした。静岡は、田植え時期が少し遅れています。一生懸命田植えをやっている農家の方から、「今、何時?」なんて聞かれてしまいました。
田んぼの水がこれでもかと堰をきって流れてきます。この水を巡って昔は農家どうしの闘いがあったんだなーということを思い起こします。水は命でした。巴川遊水地の水を使って「レンコン」を作っていらっしゃる農家の方々がいます。ダイオキシン問題で、他の取水口をうまく活用することができず。市がこうした農家のためにどのような施策を打ち出せるのか。
それにしても美しいです。 田んぼがこんなに綺麗なんだ。 もうすぐ田植えは終わります。
6月議会がはじまります。 6月16日から7月5日。 24日に一般質問。打合せで質問内容についてやりとりしていますが、石川知事との最後の質問になるのか、まだこれからも続くのか。テーマの設定に苦労しています。一方で、県知事選挙の準備。13日、14日、18日にJCによる知事選挙公開討論会です。
そして今日は、25年来のお付き合いで、私の政治活動に多大な支援とご理解をいただいていた中村順英弁護士。日本弁護士連合会副会長就任で励ます会が盛大に開催されました。160人ほどの参加者がありました。幅広い交友関係でいろんな方々が参加されておりました。
中村さんは、東大全共闘・構造改革派のグループに参加していて、安藤仁兵衛さんの門下生の1人です。政治的市民としては理想的な存在。その中村さんがいわば、日本弁護士会の中央の「官僚」として1年間活動されるわけですが、国政がらみの発動も飛躍的に増えることになると思います。
政治家=議員とは違った意味で制度の中での法律策定や国民の中で新しく発生する諸テーマをコーディネートしていくことが活動の中心になり、今まで活動のスタイルが変わり、中村さんの違った側面の能力が発揮されることになり、大いに期待したいと思っています。二次会にも行きたかったのですが、知事選準備で途中抜けました。戻ったのが午前2時。パーティには、牧野さんも海野さんも参加されていました。何か、進展するといいのですが。
2005年06月09日(木) |
巴川遊水地第四工区浄化対策検討委員会 |
6月7日もくせい会館で巴川遊水地第4工区浄化対策検討委員会が開催されました。傍聴者は10人くらいいたんでしょうか。昨年の8月に公表されたダイオキシン汚染の原因が明らかになりました。予想されていた通り、この事業が始まっときに沼の埋めたての土壌改良剤として使われた静岡沼上工場の焼却灰18万トンの中のダイオキシンでした。
対策基本計画 1、基本事項 2、対策範囲と対策必要量 汚染土は、ボーリング結果と汚染濃度分布から推量で265000リュウベ。 3、対策手法 緊急対策、準恒久対策、恒久対策に分かれていている。技術としては掘削除去処理=除去+脱水・固化+土質材料として利用、原位置処理=覆砂、固化処理の三種類の組み合わせを考える。 4、対策案 結論として、水域として残すことを基本として、汚染対策を実施する。除去したと土は、固化処理後、4工区内に小高く盛り上げ水面の減少を最小限にする。として16億円程度の経費。
河川改良課としては、この案で了承してもらいたと三人の専門委員の方々に求めましたが、ちょっと待て、と意見が出されました。 1、お金がかかるからこの案で、というのでは説明したことにならない、汚染土の全量除去が、自然環境にどれくらい影響があるかを調べて、そのバランスとしてこの案とか、でないと。 2、住民の方々にまず説明をして、それをもとに対策を確定していくという手法で臨むべきでは。 3、全量といっても焼却灰投入時、小さな田んぼの畔道があったわけで量的にはそんなに多くならないのではないか。また今後の追加調査で地層図が確定してくれば量も変わる。
などが出され、まずは住民に説明をして対策を確定するということで終わりました。この案で了承を求めた時には、ちょっと驚きましたが専門委員によって妥当な所に落ちつきました。住民説明会は、6月7日、8日、9日、10日、13日、14日と全30ヶ所で行われます。住民のみなさんがどう判断されるか。
あと、問題は観山中学校の野球部やサッカー部で使用しているグランドの50センチ下の所に高濃度汚染土があること、流入口でのダイオキシン汚染はこの焼却灰とは違う成分なので、静岡市が周辺の川などダイオキシン調査をやることになっていること、魚の汚染は問題になりませんでしたが、昨日の議員控え室での説明で過去に調査したことがあるというのでその資料をもらうことになりました。
この報告により、汚染土の除去を巡る議論へと事態は転換しました。さてどうするか、です。私は、全量除去すべきと思います。管理型処分地建設ではお金がかかりすぎると当局は説明しますが、静岡市の最終処分場に捨てさせてもらうというのが一番いい方法であると思います。これからが知恵のだし所です。
2005年06月08日(水) |
「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版教科書 |
来年の学校での教科書選定に向けて静岡県教育委員会は県内19ヶ所で6月3日から教科書展示を行っています。静岡市では、県立中央図書館、静岡市立中央図書館、静岡市立清水図書館で行われています。
さっそく、市立中央図書館に行ってきました。2階の図書室のロッカーの裏側に展示コーナーがあります。問題の扶桑社の歴史教科書を手にとって見ました。とりあえず近代の朝鮮侵略のページを開きました。日韓併合の所を読むと何か違和感を感じます。3・1独立運動や伊東博文暗殺の記述がありません。
あれっと思って教育出版の歴史教科書をめくって見ました。チャンと記述がありました。いろんな雑誌や市民グループの学習会などでの問題点は理解していましたが、やはり、直接に教科書を目の前にして、なるほどと実感しました。自分たちは小さな頃、どうだったたんだろう。
学校の授業では、実際は近代の歴史は吹っ飛んでいたような記憶があります。大学に入って、自分で書物を読んで侵略の歴史を知らされたというのが実体です。私の場合は、教科書は教科書としてきちんと教えられていなかったわけですが、問題はどこでそうしたことを学ぶのかということです。
今、アジアから日本の過去の歴史問題に対する認識を厳しく問う声が上がっています。こういう時こそ学校で歴史的事実を教える、またどうしてアジアの人たちはあんなに怒っているんだろうとか、どうして日本だけが責められるのか、とか討論を行うチャンスが生まれます。一方的に知識を教え込むだけではいけません。まさに過去が現在に生きるわけです。 図書館では、意見を投稿できるようになっています。何人くらい見に来ているかは、無記名で職業ごとに○を付けることになっています。学校の先生達が8人くらいで、一般の人が10人くらいでしょうか。是非、図書館に行って見てください。
2005年06月07日(火) |
知事、出馬表明で「法定闘争も辞さず」発言 |
昨日の知事記者会見、各社新聞報道で全容が伝わってきます。それにしても、驚くべき発言をしたようです。「土地収用・事業認定がなされなければ私への死刑判決」として、その時には出馬しないことを公言していた石川知事。会見では、それは「約束でなく、単に政治状況を述べた」だけ、また「認定されなければ法定闘争も辞さず」、とか。
すごいですね。事業認定なしを自分への死刑判決といっていた方が、認定なしなら法廷闘争で闘う、県民は私を支持している、と。これは何なんでしょうか。ロジックが成り立ちません。だったら,最初からそのように主張されていればよかった、はずです。結局、「事業認定=公権力発動」を「自らの進退問題=私的利害」とイコールにしてしまった、3期12年に長期政権の思いあがりがなせた技でしょうか。方針転換を明確に県民に説明すべきです。
知事が発表した「しずおか県民満足度日本一宣言=石川よしのぶ、しずおか一筋=」という10大公約。これについては、機会を改めて批判をしますが、ざっとみて、とにかく現状の県政をただ羅列しているだけで、新味がありません。危機感がないんでしょうね。ただ1ついえることは、四年前に掲げた「情報公開日本一」がはいっていないことです。四年前の公約を果たせない、あるいは、10大公約に入れることができない、いれない理由を説明しなければなりません。
実は今日、浜松市で「2005年国際博覧会記念 風力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議・見本展示」の開会式があり参加しました。石川知事の最初の挨拶、全然さえない、つまり自然エネルギーの意義を語れず、「化石燃料が有限だから新エネルギーを開発する必要がある」という認識。そのあとたった北脇浜松市長の方がよほどリアルで説得力ある発言でした。
石川知事、大丈夫ですか?
※※ この国際会議、昨年のボン会議の続きでもあり、今年の2月のハイリッヒ財団の自然エネルギーセッションの続きでもあります。詳しく後日報告します。また、午後は、麻機遊水地「ダイオキシン」問題の会合がありました。くこれについても後日報告します。
2005年06月06日(月) |
「誰も発言しない」第1回国民保護協議会 |
「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」に基づく国民保護計画をつくるために召集された国民保護協議会が、本日15:30から16:15まで,グランシップの11階の会議室で開催されました。2005年度中に都道府県、2006年度中に市町村が定めることを義務付けられています。
会長は勿論、石川知事。委員は46名で今日の出席者は代理出席を含めて43名。総務省消防庁・国民保護室長が、国民保護計画について20分の特別講演。参考例として紹介されたテロ事案は、1994年6月の地下鉄サリン事件、2001年9月のニューヨークの同時多発テロ事件、2004年3月のスペイン同時多発列車爆破事件、1998年8月の北朝鮮のテポドン発射事件。
進行は石川知事。静岡県国民保護協議会運営要領、傍聴要領が提案され承認。静岡県国民保護計画の位置付けや基本的な考えかた、計画の構成、作成スケジュールを協議会に諮問。知事がこれを受けて「何か質問ありませんか」。2分くらいの沈黙。重苦しい。知事やむなく「次回中身が出てくれば意見も出てくるのでは」「円滑な進行にご協力ありがとうございました」と締めました。15分も早い終り。
これだけ重要なことが諮問されているのに43人の委員の誰一人発言しない協議会の実体。どう考えたらいいんでしょうか。戦争体制にどう備えるかを決める場です。スケジュール表によれば8月に県側から計画案を提示し、11月に計画案を審議し、06年1月に最終案を答申することになっています。傍聴席には、マスコミ関係者と県側関係者、そして私。
民主主義の危機は、突然狼がやってくるのでなく、無関心によって物言わぬことが日常化していく、その中にある、ということでしょうか。PTAの会合で誰も発言しないのとさして変わらない会合風景。少なくも憲法9条をアピールしている平和団体や政党関係者くらい傍聴に来てくれてもいいんじゃないかな、と思うのは思いあがり?かな。
静岡県の指定公共団体は31。都市ガス会社ー10、プロパンガスープロパンガス協会、旅客船ー2、バスー静岡バス協会、鉄道ー7、トラック―静岡県トラック協会、医療―県医師会、看護協会、病院協会、放送―テレビ局5社、公共施設管理者―県道路公社。
※※ 17:00すぎから石川知事は出馬記者会見とのこと。明日が楽しみです。
2005年06月05日(日) |
明日から月―金で朝の街頭演説 |
明日から1ヶ月に1回の1週間(月―金)毎朝の街頭演説です。 雨が心配ですが、雨のときは休みます。 6日―センター前 7日―安倍川駅前 8日―静岡駅南口 9日―日吉町駅前 10日―羽鳥地区
知事選挙を考えると毎日でもやりたいくらいです。一方で24日の質問の打ち合わせもあります。自分の体を物理的にどちらかに強制しないと、どちらとも中途半端になりそうです。
若手スタッフが日曜出勤で一緒にまくチラシを作ってくれました。 感謝です。 明日は、知事出馬会見の可能性ありとの読売新聞報道。 しっかりと街頭演説やりたいと思います。 明日までに終わらせなければならない仕事に『現代の理論』という政治理論誌から依頼されている原稿があります。『現代の理論』といってもピンとくる人はいないかもしれません。安東仁兵衛さん、構造改革派の理論誌・・・・。テーマが「日本の緑の党の現在」で12000字。やっと全体構想ができあがった段階です。もうひとふんばり、です。
2005年06月04日(土) |
「民を救った義士たちの物語―その時歴史は動いた」を観る |
先日、NHKのテレビ番組「その時歴史は動いた」の「宝暦の治水・薩摩藩士の苦闘」を観ました。薩摩藩の反幕府のメンタリティの遠因にもなったといわれる大治水工事。
NHKホームページの説明によると 「江戸中期、徳川幕府と薩摩藩の間に知られざる戦いがあった。宝暦4(1754)年正月、突如薩摩に下された濃尾平野の大治水工事命令。薩摩藩士たちの多くが幕府への抗議を主張する中、薩摩藩家老・平田靱負(ひらた・ゆきえ)はあえてこの難事業を引き受ける。現場に赴いた藩士たちを待っていたのは過酷な労働環境、そして横暴な幕府の監督官たち。病気や事故、幕府に対する抗議の切腹で、80名以上の薩摩藩士たちが犠牲になる。一年半にわたる苦闘のすえ工事は完成するが、その直後、家老・平田は武士として最後の決断を下す−。 歴史の影に埋もれた悲劇の宝暦治水。日本最大級の治水工事を実現した薩摩藩士たちの苦闘の全貌を描く」。
抗議の切腹が明らかになることが幕府への謀反となる時代に、記録には「腰のもので命を落とす」(はっきり記憶していないのですが)としてしか書けなかった薩摩藩。家老・平田も治水完成後に切腹。
県知事選挙で勝利する為に「薩長連合」をと主張してきましたが、明治維新から100年前の歴史的事件に改めて歴史の原動力の一つを垣間見た想いです。
※※ 「新しい静岡県を創ろう会」は、知事選挙の候補者として吉田としあきさんを応援することを決定しました。マスコミの注視するフルオープンの中での白熱した議論と民主的な決定でした。
2005年06月03日(金) |
吉田さんとじっくり話す |
県知事選挙予定候補者である吉田寿昭さんとじっくり話す機会がありました。元銀行マンというので、いわゆる銀行「勤め」をイメージしていましたが、30年近くに渡ってかなりの部分が海外での仕事、国際金融畑の人であることを知りました。
ロシアやアメリカでの生活が結構長く、ちょっとした国際人。
2001年9・11ーニューヨーク貿易センタービルテロ事件。あれから世界は大きく変わりましたが吉田さんの人生も大きく変化しました。
吉田さんは、ちょうどその日、その時間、貿易センタービル49階で仕事をしていました。ズドーンという地震のような揺れ。部下が全員避難したことを確認して自分も非常階段へ。とにかく外に出ないと。駆け下りている最中にも、上からは怪我人が運び出されていく。下からは消防士が上がってくる。一体何が起きているのだ。人の話やマスコミからどうも飛行機が突入したらしい。身震い。亡くなった同僚は20名。
高校時代はバレーボール部、静岡高校始めての全国大会出場。まさにスポーツマン。吉田さんの話をもっと聞きたくなりました。6月4日18:30より産経会館。「新しい静岡県を創ろう会」主催の集会にご参加ください。
※※ 「空港はいらない静岡県民の会」は、本日の会合で、現段階での吉田としあきさん支援を決めました。海野徹さんへの出馬要請問題もありますので、いくつか配慮しなければならない点は残されています。
2005年06月02日(木) |
国土交通委員会での審議状況は |
国土交通省中部地方整備局の静岡空港・土地収用に関しての社会資本整備審議会付議を受けて国土交通委員会での質疑が可能かどうか、含めて金田誠一衆議院議員を訪ねました。6月8日に理事会が開催されてこれからの日程を決めていくとのこと、中心は尼崎脱線事故が中心にならざるを得ない、とのことでした。
今国会では、国土交通委員会に「総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案」が出されているとのことでした。趣旨は「社会経済情勢の変化に適切に対応するため、国土総合開発計画について、名称をを国土形成計画(仮称)に改めるとともに、計画事業の拡充、都道府県等による提案制度及び広域地方計画(仮称)の創設等を行うほか、国土利用計画、各大都市圏の整備に関する計画及び各地方の開発促進計画との調整のための所要の改正等を行う」と云う内容です。
当然、空港など高速交通ネットワークの形成は大きな課題の一つになります。静岡空港がその中でどのような位置づけがされていくのか、議論の対象にはできるようです。「地方空港の整備など数量的な事業拡大ではなく、既存設備の使い勝手を高める質的な事業を想定している。」(日本経済新聞 2月15日)とあるように、改めての需要の実態がきちんとなされる必要があります。
土地収用までして作るような空港なのか、中部地方整備局も第1次判断がどのようなものであるのか、国会の場で是非とも議論をしてほしいものです。
※※ 国会での「ノー上着」「ノーネクタイ」の議会運営員会での申しあわせ資料を入手してきました。
2005年06月01日(水) |
社会資本整備審議会に付議 |
マスコミの報道どおりに国土交通省中部地方整備局は、本日、静岡空港・土地収用事業認定について社会資本整備審議会に付議しました。一切が非公開である為、今後の展開についてはほとんどわからない状態です。
推測できる点は 1、第1次判定では、土地収用認定を了承している 2、審議会公共用地分科会は少なくもニ回は開催される 3、こうした経過からすると大臣告示までに最短で1ヶ月 4、となると県知事選挙前に土地収用事業認定が認められる可能性がある 5、ただ、審議委員が二回の審議で了承するのか、県知事選挙前認定が国土交通省にとってベターな政治選択であるのか、という点で未知数の所があり、認定時期はには巾が出てくる くらいでしょうか。
『空港はいらない県民の会』では、認定後に備えて訴訟準備を進めており、闘いの体制は万全です。
※※ 今日は半日県庁にいました。みんな、ノーネクタイ。議会事務局調査課に県内市町村議会での本会議、委員会での「ノーネクタイ」「ノー上着」の現状調査、併せて47都道府県議会の調査もお願いしました。
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