★ランキン@JRA馬券道場名人&社長の馬券日記

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2015年03月31日(火) ランキン馬主への道? その311 イスラボニータ、打撲で大阪杯は回避に…

2015年03月31日
美浦TC

今週4月5日(日)阪神・産経大阪杯(G2・芝1800m)は出走回避することになりました。

先週27日(金)の調教時までは全く問題なかったのですが、その日の午後のチェックで左前球節の内側部分を腫らしており、微熱があるのが確認されました。

おそらく自分で脚元をぶつけて、打撲したものと推察されます。

その後は坂路1本の軽めのメニューを続けていましたが、きょう3月31日(火)になっても患部の微熱が取りきれていないことから、ここは無理できないと栗田博憲調教師が判断し、回避を決めたものです。

歩様には異常はありませんが、この後は再度レントゲン検査などで細かく馬体チェックをしたのち、あさって4月1日(木)に山元TCへ放牧に出る予定で、引き続き経過をみていくことにします。

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う〜ん…。出走そのものがなくなってしまうとは、ただただ残念です。ここまで丈夫で鳴らしてきたイスラボニータもとうとう怪我が…。

天皇賞・秋で外枠に入ってから、どうにもこうにも歯車がうまく噛み合わず、この大阪杯で流れを取り戻したかったのですが…。

中間腹痛もあったし、週末は雨が濃厚で希望のパンパンの良馬場では出来なさそうでしたので、ここらで休め…という事なのでしょうか。

検査の結果を見てからになるでしょうが、安田記念はどうするんでしょうか?

坂路軽めが出来ていたくらいなので、おそらくは大事には至ってないと思うのですが。


無理は禁物ですが、特に問題がないのなら、ぶっつけでも安田記念は使ってほしいですね…。


だって、安田記念逃したら、秋まで出るレースないですもん。


2015年03月24日(火) ランキン馬主への道? その310 イスラボニータの一口馬主収支を計算してみた(12)

社台の今月の明細がUPされてました。あと昨年の11月分で細かい抜けがあったので訂正しました。




今月末には2014年の年次分配が振り込まれるという事で、144万円弱が頂けるようです。積み立て時点(エクセル表の右の部分)では178万7300円だったのが、もろもろ税金等で差し引かれて144万円弱になります…。

イスラボニータに今まで掛かった、購入代金や保険料、会費、維持費などを差し引きますと500万8045円のプラスとなりました。

嬉しいのは嬉しいですが、これで一口を辞めるわけではありませんので、そうそう諸手を挙げて喜んでもいられないですね。また来月にUPしますけど、バンゴールのマイナスは未勝利勝ちの賞金を加算しても、まだおそらく50万以上あるでしょうし、そのあとにはルナディミエーレ(ハニーハントの13)が控えております。

私はイスラボニータクラスの「当たり」なら既に今頃は1000万以上はプラスなんだろ〜な〜なんて、一口を始める前は思っていたので、想像以上の「厳しさ」を改めて実感しています。

また、その後、結婚し子供にも恵まれましたので、スズメの涙の本業収入はほぼ全額生活費に回してる訳で、本当なら今の私などは1/40の社台の一口なんてとてもやれる財政状況ではありません。

…なので、イスラボニータの活躍のお陰でバンゴールやルナディミエーレ(ハニーハントの13)にも出資出来たわけですから、感謝しかありません。イスラボニータの「浮き」は結局一口に回してるだけでして、私の貧乏生活はなんら変わらないわけです…。

損してないだけありがたいですよ、ホント。

この浮いてる分をいつまで維持出来るか…が、イコール、私の一口馬主ライフの寿命でもあるわけです(超切実…)。

イスラボニータも4歳になり、古馬戦線ともなると先日の中山記念で負けてしまったように、2〜3歳時のような「計算できる」収入はなくなってしまいました。それだけにバンゴールが未勝利を脱出して、せめてバンゴール自身が自分のメシ代を自分で稼いでくれればとてもありがたいわけで。

まあ、そんな厳しい財政状況ではありますが、イスラボニータ、バンゴールのどっちかが1歳馬募集までに重賞勝ってくれれば、今年も応募しちゃうぞ!(ォィォィ)。


2015年03月22日(日) ランキン名ばかり社長日記 その66 とくしまマラソンは5時間31分でどうにか完走

とくしまマラソンは5時間31分でどうにか完走でした。2年前に完走した時は5時間でしたので30分もタイムを落としてしまいました。

ただ、2ヶ月前は10kmしか走れてなかったわけで、それを考えればどうにか完走出来た事だけでもヨシとしないと…という感じです。

3月としては暑いくらいの気温で、前半から消耗してしまったのと、走りこみ不足で25kmくらいで早くも脚に来てしまいまい歩いたり走ったり…の繰り返しに…。この状態から残り17kmもよく粘った方かと。

マラソン、今のままだとむしろ健康を害してるだろ…という感じなので、現時点ではまた次もがんばるぞ!とは思えないですが、とりあえず息子誕生記念と、イスラボニータ大阪杯制覇祈願は出来たかな。

マラソン継続は保留ですが、5〜10kmくらいをのんびり走ってるのは間違いなく健康にいいと思います。それは続けたいと思います。

私はボニータの足元にも及びませんでしたが、大阪杯では天才アスリートの彼が戻ってくるのを信じて応援したいと思います。


2015年03月21日(土) ランキン名ばかり社長日記 その65 明日はとくしまマラソン!

昨年はパソコンがうまく繋がらなかったのと、もし仮にエントリー出来てたとしても、4月20日は…そうイスラボニータの皐月賞当日でしたので、マラソンよりも競馬に行っていたでしょう(笑)。

今年は選挙の関係でいつもより一ヶ月前倒しの明日に開催されます。

2年前に完走した時からヒザの調子が思わしくなく、10km走ったら痛くなって走れなくなる、走るともっとひどくなる…という症状で、当初はレースは無理かな…と思っていたのですが、駄目元で人生初の針灸にいったら、とりあえず21kmまではヒザは大丈夫でした。

それ以上の距離を練習でまだ走ってないので、どうなるか分かりませんが、なんとなくいけそうな感じはしています。練習量が不足してるため、ヒザ以外の太ももとかお尻の筋肉が痛くなるので、あまりペースアップせず、あくまで完走だけを目標に淡々とラップを刻んでいこうと思います。

息子の誕生祝いと、イスラボニータ大阪杯必勝祈願を兼ねて走ります。

どっちかというと後者…(ォィ)。

だってもう息子は元気に生まれてスクスクと成長してるからなー。

イスラボニータにばっかり「走れ!」と言って、自分はヌクヌクしてるのはちょっと反則のような気がするんですよね。なので、自分も苦しい思いをして、イスラボニータと心をひとつにするのであります!


2015年03月19日(木) ランキン馬主への道? その309 イスラボニータ腹痛発生も大事には至らず

2015年03月18日
美浦TC

4月5日(日)阪神・産経大阪杯(G2・芝2000m)に蛯名騎手で出走を予定しています。

先週末に軽い腹痛の症状がありましたが、この馬にとっては時折あることで、すぐに治まりました。

きょう18日(水)は坂路で軽め1本のあと、ウッドチップコースで15-15程度の強めキャンターを乗りました。

2015年03月18日
助手 美南 W 良
70.5-54.6-39.6-13.0
ブリエアヴェニール(三未勝)馬ナリの内を0.4秒追走同入
馬ナリ余力

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昨日、菊花賞馬トーホウジャッカルが蹄の不安から阪神大賞典を回避するというニュースが入ってきただけに、このレポートをパッと開いた瞬間に「腹痛の症状が」と見えた時は、視界が真っ暗になりましたが、どうやら大事には至らなかったようで。

一応、勝った皐月賞の前もこういう症状があったようなので、問題ない…と陣営が判断してるなら大丈夫なのでしょう。ただ、JC前にも腹痛ありましたし、なんだかんだで彼もかなりなストレス抱えてるんでしょうね…。すまないね…ボニータ。

この日は未勝利馬に胸を貸して、ジョギング…といったところでしょうか。どうにか順調でホッとしました。


さて、昨日は4月4日、5日開催分のJRAカード指定席の発売日でした。これ、お昼の12時半から開始なんです。

中山記念の時も取ろうと思っていたのですが、思い切り忘れていて今回が初めての挑戦。

一応、やり方は覚えて、ドキドキしながら時間を待つ。奥さんと二ヶ月の息子とYOUMEタウンに行っていたのですが、時間が迫ると(あらかじめ奥さんには伝えてあったが)そそくさと席を離れて、ノートパソコンとWIMAXを起動して待機。

時計もピッタリ合わせ、12時半の1秒後にサイトのログインボタンをクリック!

うまく繋がって、席選択の画面に。取られるかも…と思いながらゴールライン上の席をクリックして仮確保すると…取れた。

あれ?

そのまま作業してると無事に指定席確保に成功しました。ゴールライン1m手前くらい。やったね。


けっこうあっけなかったですね…。とくしまマラソンとかはなかなか繋がらなくてエントリーに失敗した年もあったんですが…、あれに比べたら全然余裕でした。

まあ、あくまでG2ですからね…。ダービーや有馬記念の時の席確保競争とは全然違うのでしょう。

でも、深夜見たら、もう4階の指定席は売りきれてましたから、やはりラッキーだったのかな…。


大阪杯の日は、義理のお母さんのお許しを得て、その頃は二ヵ月半になる息子を預けて、奥さんと二人で大阪杯観戦なのです。

レースだけ見てすぐにトンボ帰りになっちゃいそうですが、それでも徳島から2時間ほどでいける阪神競馬場での出走はほんとにありがたいです。

向こう一週間はお天気すごくいいみたいですね。なんとか大阪杯の日まで好天が続いてほしいものです。

もう言い訳できない状態のパンパン馬場で今のイスラボニータの実力を知りたいです。


記者Pさんとかは阪神にはいつも来てたから久しぶりに会えるといいなあ。ほかにも元M単戦士さんがいらっしゃったらお気軽にご連絡くださいね。

この日記からはほとんどお知らせしてませんが、私ツイッターもやってます。もしくはこの日記の右下の[mail」ってところから連絡ください。

ランキンツイッターアカウント
https://twitter.com/MtanGM


2015年03月14日(土) ランキン馬主への道? その308 バンゴール、ダメージもなく元気一杯

015年03月14日
NF天栄

現在はトレッドミルでキャンター運動を行っています。

前走の疲れはそれほど感じられず、元気一杯です。

来週からは周回、坂路を併用してトレーニングを開始します。

4月26日(日)東京・フローラS(G2・芝2000m)に向けて、4月上旬ごろの美浦TCに帰厩を予定しています。

1ヵ月弱しっかりと乗り込んで、さらなる良化を促していきます。現在の馬体重は428kgです。

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まずはレースのダメージが残ってなかったようで何よりです。バンゴール、デビュー前は弱さが目立っていたのですが、一度競馬に使ってからはだいぶ逞しくなってますね。

馬体重も既にレース時よりも増えてるようでこれもナイスです。まずは440kg台を目指してほしいです。

注目の次走ですが、とりあえずフローラSの方を目指すようです。フルゲートにならない年もあるので、そう願いましょう。

ジョッキーに関してはまだ言及がないので、もしかしたら柴山騎手からの変更の可能性もありそうですね。

先日尾関厩舎のサクラゴスペルで重賞を勝った戸崎騎手か、外国人ジョッキーが空いていたらお願いしたいところです。



距離の2000mですが、将来的にはともかく、現状では問題ないと思います。

先日の未勝利戦では初めてある程度出てくれましたが、まだゲートからのダッシュが物足りないため、東京芝2000mは今のこの馬にはもってこいの舞台ではないかなと思います。


いきなり重賞ですが、例年春の3歳牝馬路線というのは、ごく一部のトップクラスを除けばドングリの背比べ状態。

バンゴールの武器である息の長い末脚…という点に関しては、それなりに上位のものを持っていると思います。


先週サクラゴスペル、ココロノアイと、同日東西重賞制覇という快挙をやってのけた、今一番勢いのある尾関厩舎だけにこの波に乗っていっちゃってほしいです。


2015年03月12日(木) ランキン馬主への道? その307 イスラボニータそろそろ始動間近

2015年03月11日
美浦TC

4月5日(日)阪神・産経大阪杯(G2・芝2000m)に蛯名騎手で出走を予定しています。

前走時に他馬と接触するようなシーンがありダメージを懸念していましたが、特に問題なさそうです。

きょう11日(水)は角馬場のあと、坂路2本の調整でした。あさって13日(金)くらいから少しずつ動かしていく見通しです。

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イスラボニータは中山記念のダメージは特にないという事で良かったです。有力馬が不可解(今回の場合はそうでもない?)な敗戦をした後、故障が判明した…というパターンはちょくちょくあるのですが、そういう事でもなくそこは良かったです。

いずれにせよ、この丈夫さは本当にイスラボニータの素晴らしいところの一つですね。

今回の敗戦を受けて、陣営はさらに調整方法を変えてくるでしょうか?

私は坂路でも時計を出してもいいと思っています。もう距離に関して割り切ったのなら、どんどん短距離にシフトしていって最終的にスプリンターになったって構いません。

私のイスラボニータ出資決定時点での目標が高松宮記念連覇ですから(マジで)。

大阪杯は勝とうと負けようとぜひパンパンの良馬場&真ん中より内枠でやらせてもらって、何の言い訳も出来ない状況でレースをさせてほしいですね。言い訳出来るといつまでも本来合ってなかっただろう条件をダラダラと使ってしまいますので…。

大阪杯はともかく、なんとなく安田記念勝ちそうな気がするけどな。




2015年03月07日(土) ランキン馬主への道? その306 ハニーハントの13、馬名決定とレポート更新

2015年03月06日
NF空港

現在は週3日は屋内周回コースでハッキングキャンターを2400m、週3日は屋内坂路でハロン17〜18秒のキャンターを2本消化しています。

坂路でのフットワークが素軽く、馬体重のわりに身軽な印象を受けます。騎乗者は

「負荷をかけた後の馬体の反応がよくなってきました。ここにきてだいぶしっかりとしてきました」

と話しています。引き続き飼喰いはよく、毛艶も良好です。現在の馬体重は491kgです。

※このたび、馬名が「ルナディミエーレ」(Luna di Miele イタリア語で「ハネムーン」の意)に決定いたしました。

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まず、注目の馬名でしたが、自分の案は採用ならずっ。採用された馬名は

「ルナディミエーレ」(Luna di Miele)
(イタリア語で「ハネムーン」の意)

という可愛らしい名前になったので全然OKです!日本語的には「ルナディ」「ミエーレ」って感じで発音したらいいですかね。

「ハニーハント」を「蜜探し」と取るか、「恋人探し」と取るか…だったと思うのですが、ハネムーン(honeymoon)という事で、そのどっちも取った…という感じです(笑)。

そこからイタリア語への変換…という事でした。これなら、大変気が早い話ですが、ルナディミエーレの産駒には「メディアナランハ(運命の人)」とかハネムーンベイビーとか名づけても良さそうです(ォィォイ)。


さて、次に気になるレポートの内容ですが、問題はなさそうですね。

実は前回の私の日記で「(調教の進み具合が)完全に置いてかれました…。ガッカリ…」

みたいな内容を書いたのですが、これをご覧になったある筋の方から…


・ハニーハントの13が他馬と比較してピッチを上げるスピードが遅いのは、少し強めの負荷がかかった後の体の反発力(回復力)が少し物足りなく感じる…

・このあたりの微妙な感覚は間近に接してるスタッフだからこそ感じられるもので、調教の動きとか数字などとはまた別のもの

・その原因として「軽快な走りの馬」なので、NFの深いチップに苦労しているのかも

・あるいは見た目の(ガッチリムッチリの)迫力に反してまだまだ中身がしっかりしてないのかも

・走るフォームはとてもいいので(他馬と同じように)ペースを上げたいところだが、ここで無理をさせて状態を落としたくない(繊細な牝馬でもあるし)

・今は競走馬としてのベース作りの大切な時期。焦らずそこをしっかりと築きたい


…のような感じで牧場では考えているようです…というような情報をいただきました。


早期デビューしてササッと函館2歳Sをかっさらえればそれにこした事はありませんが、基礎づくりの時期に無理をして本来なら開花できるはずの素質が出てこなくなってしまえば元も子もありません。

あくまで馬本位に進めている…ということですね。さすが天下のノーザンファームです(いよっ!)。


先月時点では

週3日は18秒のキャンターを1本

だったのが、今月は…

週3日は17〜18秒のキャンターを2本

と、質・量ともに増えてきました。コメントも良いものを頂いているので安心ですね。馬体重もとうとう491kgと、イスラボニータとほぼ同じになってきました。

見栄えだけなら既にウオッカ、ブエナビスタ、ダイワスカーレット級といったところでしょうか(ォィオィ)。

競走馬、小さくて華奢な馬体よりはある程度はデカいにこした事はないのです。募集時に490〜500kgくらいいくかな?…と思っていたので、ほぼイメージ通りになってきました。ここから約-20kgほど絞るとして470〜480kgでレースに出れればいいのではないでしょうか。

函館2歳はこのペースではちょっと無理かもしれませんが、代わりに秋デビューからクラシック王道路線を歩む…なんてのもぜんぜんアリですね。

イスラボニータが言われたように

「ど〜せファルブラヴだからクラシックでは用無し」

と言われまくりつつ、どんどん強敵を蹴散らしていきましょう。

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2015年03月05日(木) ランキン馬主への道? その305 バンゴールは短期放牧からオークストライアルへ

2015年03月04日
美浦TC

レース後、不安がなければ3月21日(土・祝)中山・フラワーC(G3・芝1800m牝馬限定)も選択肢のひとつでしたが、やはり420kg台の馬体はさびしく映ります。

そこで、いったん今週末にNF天栄に放牧して調整したうえで、オークストライアルである4月26日(日)東京・フローラS(G2・芝2000m)か、その翌週5月3日(日)東京・スイートピーS(芝1800m)をめざすことにします。

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これでOKだと思います。

今回が+10kgだったらともかく、休み明けで-4kgでしたからね。この数字を見た瞬間にまさにバンゴールの背後に川が見えた気がしました(背水の陣)もん。

今回のレースはまだ3戦目でしたが、されど3戦目。とても使いこめそうにもないバンゴールは、また間隔をあけてのレースとなり、未勝利戦が終わってしまうまでにせいぜい多くても3戦くらいしか使えなかった可能性があります。

また未勝利戦も残り少なくなってくると、馬本位じゃなくとにかく出走ありき…とか、優先があるからとりあえず出ないと…みたいに、ろくに調整もできなくなってしまい、成績も下降する…という悪循環に陥り、結局勝てるはずだった未勝利戦を勝てず、引退。

もしくは引退を免れても、地方競馬送りとなり、2勝すれば中央に戻れるはずが、地方競馬の環境になじめず、さらに弱くなってしまい、そもそも地方のダートが合わなかったりで勝てず、繁殖牝馬になれるはずがなれずにわれわれの前から姿を消してしまう…なんて事もあるのです。

あれ?途中から、これは私の最初の出資馬のラプスドールの話になってしまいました。

ラプスドールは関西の中央未勝利で2着2回3着2回の実績がありながらも園田でまさかの1勝しか出来ずにファンド解散となり、その後最低な個人馬主に売られてしまい、とても走れる状態じゃないのに無理な出走を重ね、最後には重度の故障を発症して競走中止に。以後、行方が分かりません。。。おそらくはもうこの世にはいないでしょう…(涙)。

さすがにバンゴールほどの良血馬、人気血統馬なら、仮に未勝利でも繁殖牝馬になれる可能性は高かったと思いますが、今回の未勝利勝ちでほぼ大丈夫だと思います。

繰り返しになりますが、当面引退(とその先にある過酷な運命)の心配をしなくてもいい事と、繁殖牝馬への道が大きく開けた…という意味で、今回の未勝利勝ちは、とても、とても大きな1勝でした。ほんと良かった。


当初は中2週でフラワーC?…という話が口取り式の間にも出ていましたが、さすがに少し時間が経って自重しようという事になったようですね。

陣営の期待の高さはありがたいですが、冷静な判断に感謝します。

そりゃ重賞で2着以内に入ればクラシック出走へ大きく前進しますが、現時点でルージュバックに勝てるとは到底思えませんし(苦笑)。クラシックに出さえすればいいってものでもないと思いますし、馬本位に、まず馬体を少しでも回復させてから、改めてオークスを狙ってみよう…というのは大賛成です。


バンゴールは新馬、2戦目、そして3戦目と、走るたびに内容がどんどん良くなっていますから、この短期放牧を挟んでさらに良くなってくる余地も十分にあると思います。それを楽しみにしたいと思います。


さて、4月26日のフローラSなら一応現地まで行ける可能性はありますけど、5月3日のスイートピーSだと、徳島ではマチアソビというアニメイベントがあり、うちの店も売上が期待できるため、臨時で(通常お休みの日曜日でも)お店を開けるため、残念ながら現地には絶対にいけません…。

どっちに出るのかな〜。


2015年03月03日(火) ランキン馬主への道? その304 バンゴールは見事に未勝利戦を勝利!

徳島が誇る豪華夜行バス「マイフローラ」で東京へ。そして午前8時に中山競馬場に到着。さすがに冬のG2デー下り坂の天気予報という事で、自分の前には約10人ほどの待機のみ。

30分後くらいにM単戦士★雅さんも来てくれて、後ろの列に並ぶという事。ただ、その間は30人くらいでほとんど差はない。普通の日なら8時半にくればそれなりの席は取れそうな感じなんですね。

9時きっかりに開門。久々にダッシュするが中山競馬場の構造をいまいち理解してなかったのでスタンドの横を通り抜けていったら、スタンドを貫通した組にあらかた負けてしまった。これが経験の差なのか…。

まあ、それでもほぼゴール前で雨が降っても濡れなさそうな屋外の一番上の席を確保。

バンゴールのレースまではまだ3時間、イスラボニータのレースまではまだ6時間もある。


瑛太がやってるJRAのCMでは開門直後に入場して「う〜ん、競馬場っていいな〜」みたいな感じで爽やかに伸びをしてるシーンがあるが、その直後にすぐメインレースになる。

本当はその間、どうやって時間を潰すかがとっても大変なんですがね…。まあ、そうやって自分の貴重な時間を費やして、ひたすら一口愛馬の出番を待つ事によって、さらにそれぞれの一口馬主さんにとって愛馬が価値あるものになるのだ。




とりあえず、愛馬2頭の単勝馬券を1万円ずつ購入。まあバンゴールが勝てなくてもイスラボニータが勝ってくれるから悪くてもトントンにはなるはず(白目)。


あとは数分おきに雲のレーダー画面を確認しては

「横須賀とか房総半島の先はもう陥落した…」
「東京湾も大部分が堕ちやがった…」
「やべえ、雨雲もう千葉目の前」

とか、一人でブツブツやっていた。ただ、10時くらいには降り始めるかも…という予報だった雨だが、サラっとミスト状で一瞬来る事はあってもすぐに止み、バンゴールのレースまではどうにか持ちそうな気配になってきた。

これだけでも有難い。ありがとう晴れ女様。


ブラブラしてるとちょうど入場してきたっぽいイスラボニータ一口仲間の★進撃さんが。何やら小倉のキャロットの馬が出走するから早めに来たとの事。そのレース、キャロットの馬が圧勝したんですが、二頭いたんですよねキャロット。果たしてどっちだったんでしょう…。


昼休みだが、パドックに移動して待機。空を見上げつつバンゴールの登場を待つ。

そうこうしてるとニョッとイスラボニータ一口仲間の★わたちゃんさんが。ちょっと疲れた顔だ…。ブログも更新出来てないみたいだし、仕事がかなり忙しいのだろうか。私を見かけたので来てくれたみたい。イスラボニータに関しては期待半分、不安半分といったところのようだ。え〜もっと強気になってくださいよ。


馬体重が発表されるがなんと-4kg…。おいおいなんで休み明けで減るのよ…。


そしてバンゴールをはじめとする5レース出走メンバーがパドックに登場。




バンゴールは柔らかみのある歩様でスイスイと、それでいて妙にバネがありそうな感じでリズミカルに歩く。馬体は減ってしまったもののかなり状態は良さそうだ。

そして3着、2着と来ており一番強敵で実際に1番人気になっているパンデイア号。…しかしパンデイアは、後ろ脚の運びが不自然でやや突っ張り気味の歩き。トモの大きさなどはいいものがあるが、それ以上に動きの鈍さが気になる。やはり牝馬の中一週、少なくとも絶好調!!…という感じではない。





オッズなんかを確認するために掲示板を見ようとグインと振り返って見てると、何やら手前の方が会釈を…ん?

!?

イスラボニータ仲間の方(名前知らない)が!うお、ビックリ!

「なんかイスラボニータ応援幕2枚あるな〜…と思ったら、気づきました(笑)」

「全然気づいてなかった、びっくりしました」

「いけるんちゃいますか?」

「いけますかね…」

まあこんな会話は他人の一口仲間ではお約束みたいなもの(同じ馬同士なら本音で…)。お気遣いありがとうございます。


そう、イスラボニータの応援幕2枚並んでたところで見てたんですよ。

止ま〜れ〜。わりと近くで止まってくれた。





柴山騎手が乗って返し馬へ。最後の一頭になるまで待ち、無人のターフへ。柔らかみがあって良い返し馬。これは期待出来そう。




そして遂にレース発走時間。過去2戦は出遅れ、出負け気味のスタートだったが、今回はどうだろう。


注目のスタート!

のそっと出た…ダメか……。いや!二の脚はついているぞ!

「いけ!いけ!」

ちょっとポケットが出来る

「キレこめ!キレこめ!」

上手く馬群の中に少しずつ入っていく!いいぞ!

そして1コーナー。ちょっと膨れてしまったが、隣に馬がいなくなり、馬群の中に収める事が出来た!


「よし!よし!」
「ボニータ(の皐月賞)と同じだ!」
「パンデイアは…?後ろだ!よしよし!」

1000mのペースは…?1分1秒4、そんなには速くはないか?前は楽してる?大丈夫か?

でも折り合いバッチリついて、いいリズムで走って、いい感じの追走。いいぞいいぞ。

そして3コーナー。前走はここから仕掛けたが…。まだ柴山騎手の手綱は持ったまま。

そして4コーナーへ!ここでバンゴールのオレンジの帽子がスーッと前に取り付く!

ちょっと早くないか!?

いや!柴山騎手の手綱はまだ持ったままだ!おお!


そして直線でGOサイン!

いけ〜!


しかし、先頭に取り付くもそこからちょっと伸びがにぶる…。

ああ!ダメなのか?

止まってしまうのか!?


…と思った瞬間、ワンテンポ遅れてバンゴールが伸びる!

来てる!

「いけ〜!」


ジワッと伸びる!でも、思ったよりはガツンと伸びない!


ん〜〜〜届くんか?


200m通過!


「差せ!差せっ!」

血管キレそうなくらいに叫ぶ!


ここで先頭集団が垂れるのと同時にバンゴールが伸びて、様相一転!一気に先頭へ!

「うおおっしゃあ!」

「よし!」

残り50m!これはもう後ろは届かにゃい!


ゴールの前から隣の雅さんと握手!

「よっしゃあ!勝った〜!」

「勝ちましたね」

「やった〜!」

「おめでとうございます!さ、撮影へ!」

「おお、ありがとうございます」

ウキウキしてるとパドックでもいたイスラボニータ一口仲間の方がおめでとうと!

「あ、ありがとうございます!」

とがっちり握手!そして集合場所にいって、バンゴールお仲間とご挨拶と握手。


「いや〜良かった」
「僕、(愛馬が)勝つのめちゃくちゃ久しぶりですよ…(ブワッ)」
「ホッとした〜」
「…………(ま、勝って当然でしょ)キリッ」
「良かった〜」
「…………(感無量、うるうるの瞳)」

各自、このように喜びに浸る。そうこうしているうちにイスラボニータ一口仲間の★わたちゃんさん、★進撃さんともうおひと方が

「ランキンさんおめでとう!」

と駆けつけてくれた。

「うわっ(バンゴール持ちって)バレてる!ありがとうございます!」

自分の馬じゃないのに、こうやって祝福してくれるイスラボニータ一口仲間の皆さんはやはりサイコーだ。ありがとうございます。

「またメインの後にお会いしましょう!」

「はい、また後で!」

「一日二回口取りの偉業いけますね!」

「いけますかね?こうなったらいっちゃいたいですね!グフフ♪」

(だが、この約束は果たされる事はなかった…)


そして口取りへ。皐月賞の時と違って、建物の中を通る。だが、結局最後はふつうにウイナーズサークルの外からアナログに入るだけだった。

そして、サークルでは狭いって事で新しく出来たなんちゃらロード?で撮影するとの事。ふ〜ん、そうなんだ。


まあ、場所はどこであれ、口取りは嬉しいですね。

いつもの作り笑顔を精一杯してパシャリ。





柴山騎手が目の前に来てくれたので

「ありがとうございます!」

「いえいえ…馬が強かったです」

「今日は(←ここ大事)完璧でした、ありがとうございました」

「ありがとうございます、おめでとうございます」

そしてファンの方へのサインへ走っていかれました。私も札幌で植木の隙間からサインを頂いた事があります。この方ほんと人柄はいい方です。


これで終わりかと思いきや、サンデーの方が

「おまけじゃないですけど、馬のぬいぐるみに柴山騎手のサインを入れてもらったのでこれを皆さんでじゃんけんで」

という事でじゃんけん大会。あいこが10回くらい続き、水入り、2グループに分けるすったもんだの末に優勝者が決まり。私は一回戦敗退でした。


そしてお開き〜と思ったら、吉田俊介さんが

「調教師に「フラワーC使っていいか」って聞かれておもわずうんって言っちゃったよ、アハ…」

というような話が聞こえてきた。

(ぬお!いきなり重賞挑戦!?)


「今なんかフラワーとか聞こえましたね?」
「うん言ってましたね…」

てなボソボソ話で解散。どうなるんでしょう?

また皆さんと会えるといいなあ。


さて、バンゴール。帰宅後に改めてレースを見直してみました。

スタートはそれほど良くありませんでしたが、行き脚はかなりつきましたね。外枠だったので中団になりましたが、内枠だったら先行集団に加われていましたね。

そして、3〜4角。徐々にペースが上がる中で馬なりのまま進出していったのには驚きです。

レーシングビュアーの画像では画面が切り替わって分かりづらいですが、かなりいい脚です。

直線では一瞬伸びあぐねたような感じでしたが、その後しぶとくイイ脚を使ってくれました。

これも今までと同じような感じですね。イスラボニータのいい時のように一瞬で先団を飲み込むようなキレではないのですが、ナタのキレ味ってところですね。


この感じなら2000m以上でも十分やれそうな感じです。選択肢が広がります。


今回のレースを見直して気づきましたが、内枠から2着3着だった馬は直線で前が壁になって、追えなかったり、追い出しを待ってたりしていました。

もし前がポッカリと空いていたらもっと際どい勝負になっていたと思います。

ただ、終始外を回したバンゴールに対して、2・3着馬は直線まではインをロスなく立ち回っていましたので、バンゴールが強い競馬をした事には変わりないと思います。


次走はどうなるんでしょう。中2週で重賞…って正直厳しい気がしますが、調教師の期待が感じられて嬉しい気もします。


今回の勝利で一番良かったのはしばらくは引退の心配をしなくて済む…という事です。まあ、あわよくばクラシックを目指す競走に参加できればそれは楽しみな事です…って感じですね。

そして一つ勝てたし、この人気血統ですから繁殖牝馬の道もまず残されますよね?

1歳の冬に脚を痛めて3か月くらい遅れてしまい、未出走引退の悪夢もよぎったバンゴール。その馬が無事にデビュー出来、新馬よりも2戦目、2戦目よりも今回と、走るたびに内容がグングン良くなっているのも嬉しい事です。

ただ、本質的には「か弱い」バンゴールですし今回-4kgでしたから、ここでひと息入れられても文句は言いません。


まずは初勝利おめでとうバンゴール、そしてありがとう。いや〜良かった!(この日、ここまでは…)。




2015年03月02日(月) ランキン馬主への道? その303 中山記念、イスラボニータは痛恨の5着

パドックでは柔らかい動きでキョロキョロしつつ歩く。いつもと変わらない出来に見えたが、唯一気になったのは歩く遅さ。

外目を回っているにしても前の馬と離されすぎのような…。まあ、カリカリしてるよりはいいか…と自分に言い聞かせる。

太目感は特に気になりませんでした。


返し馬はなかなか走らずにどうしたのか…と思ったが、ようやくキャンターへ。しっかりと脚を伸ばして具合は良さそうに見えたが…。


レースはご覧の通り。

外枠で前に馬を置けず。それでも絶好の位置につけて4角へ。

4角手前も勝負どころで馬体がぶつかりあうような感じで直線へ。十分射程圏内!

しかし、そこから伸びない…!伸びない…。


最後はステファノス、そしてマイネルフロストに差し返された感じの5着完敗…。

う〜〜ん…ショック…。


確かにバンゴールのレース後から降り始めた雨は傘無しでは30mも歩けないほど大粒でしっかりと降っていて、やや重の発表はまるでアテにならない、実質重馬場でした。


でもね、本当に強い馬は良馬場はもちろん、重馬場でもきっちりと勝ってるんですよ。

ディープインパクト、アグネスタキオン、エルコンドルパサー、キングカメハメハ、ヴィクトワールピサ、アドマイヤムーン…などなど…。


いや、そんな名馬中の名馬と比べるなよ…と言われそうですが、私の中ではこれらの馬と匹敵するような存在だったのです…。


もともと10kgくらい増えてる…という話だったのに、レース後には「ちょっと太かったかも」みたいな流れになってるし…。

休み明けだって問題ない馬なのに「休み明けだしね」みたいになってるし…。


まあ、負けたら上手く言い訳するのが競馬…とも言えますが、

ババガーとか、テンカイガーとか、フリガー…とかキンリョウガーとかあまり言いたくないんですよね…。


とにかく、今回の負けは応えました。

特にマイネルフロストに競り負けたのはね…。あいつだけには先着しないと。


敗因は色々あるんでしょうが、単純に「終わってしまった…」なんて事もあるのかもしれません…。


フジキセキ産駒のG1ホースは一度頭打ちになったと見せかけて、復活する…ってジンクスがあるんですが、それがボニータにも当てはまるか分かりませんし…。

このままじゃただの「皐月賞馬」で終わってしまう…。そんなの嫌だ…。


でも、私自身もちょっとイレコミすぎてたのも確かです。大阪杯はもともと臨戦過程的にちょっと分が悪いな…と見ていたので、今度は気楽に見れそうです。

少なくとも今回より着順を上げてくれればOKです。

安田はなぁ…。今回の結果ではどうこう言えなくなってしまった…。


どうにか再び輝きを取り戻してほしい…、頑張れイスラボニータ。


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