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2026年08月15日(土)
『SUMMER SONIC 2026』

SUMMER SONIC 2026@幕張メッセ

ジョンスペスウェードサカナクションデヴィッド・バーンでした〜最初から最後迄マウンテンで終わった…楽しゅうございました!

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— kai (@flower-lens.bsky.social) 2:31 · Aug 16, 2026

いやー混んでた。入場制限で締め出されたらたまらんとマウンテンエリアから出られなかったということもあるけど、トイレで50分並んだのなんて初めてだよ……男性トイレもめちゃめちゃ並んでた。今回マリンには行かなかったんだけど、メッセに限ってはどこもかしこもずーーーっと混んでいた。

思えばサマソニに行ったの、2017年以来だ。近年はソニマニにしか参加してなかったので、今ってこんなに混むんだと驚いた。夏には(といっても例年よりは涼しかったんですが)しんどすぎた。これだけチケット売らないと利益が出ないんでしょうかね……ホスピタリティを考慮してある程度になったら打ち止めにしてほしいよ。ロキソニみたいに来場者にとっては快適なのに毎回主催者が「赤字だった」「目標に届かなかった」とかグチグチいうのもほんとヤだけどさあ。

とはいうものの、観たアクトはどれも最高でした! 千葉豪雨の翌朝から三日間を無事(?)運営した現場のスタッフには頭が下がる。25周年おめでとうございます。

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■Jon Spencer(MOUNTAIN STAGE)
広〜いマウンテンステージの中央にぎゅっと3人が集まる。10畳くらいしか使ってないんじゃないか。自分でセッティング、どテンションな演奏、自分でお片付け。それがシームレス。
セッティングのときはメガネかけてて、「あれ本人?」と気づいたひとたちから歓声が上がるとニコッと笑って軽く手をふる。演奏を終え、歓声に応えて手をふり、その後座り込んで水を飲みだしたので「まだある?」と身構える観客をよそに、楽器を片付け始める。ジョンにとってはそれが日常なんだなー。
ステージに掲げられた“Songs of Personal Loss and PROTEST!”という言葉は、彼にとっては自然なこと。生活とステージは続いている。社会に関わらずして生活は出来ない。
その自然にして生活に密着している演奏は、ほぼその場のインプロで繋がっていく。キャリアを網羅した曲が次々と繰り出される。今回はテルミン不使用。「2 Kindsa Love」ではどよめきと大歓声。
若いリズム隊はジョンの挙動を一瞬たりとも見逃さず、すかさず反応する。途中スネアが壊れた(? あんだけぶっ叩けばね…)みたいでスタッフを呼んで交換してもらってたけど、そんなときでも演奏は止まりませんでした。
JSBXはベースレスでギターがベースの音域も弾いていたけど、今のトリオはベースがめちゃめちゃギターな弾き方しますね。ひずんだ音がえれえ格好いい。
もはや名人芸の域でした。でも老成とは違うんですよね。彼は怒り、それを表明し、日々を生きている。
・ジョン・スペンサー「俺は物凄く怒っている」不屈のロック魂、トランプへの怒り、伝説のサマソニ第1回┃Rolling Stone Japan
すごくいいインタヴューだったので置いとく。怒りのナイスガイ。

このあとは観たいものが同じステージで続く。休憩は今しかない! と飲食エリアへ。激激混み。行列が通路いっぱいに広がってたりして、動線もめちゃくちゃだった。なんとかBaranの和風オムライスを確保。炊き込みごはんにとろろと出汁の効いたあんかけ、ふわふわ玉子は焼きたて。おいしかったです! 最近のフェスでは必ず食べていた軽井澤ソフトクリームはあまりの行列に断念(泣)。並んでたらsuede始まっちゃうよ!

■suede(MOUNTAIN STAGE)
ブレット兄さんはいつでも全力! 客をサボらせない! サカナクション待ちの客に対しても煽る煽る! We're Trash, You And Meですよ!
ステージ横のスクリーンにブレットとリチャードとサイモンしか映らないのでニールどうしてるかなーと見てみるとベースを弾いていた。!?!?!? マットは? どうしたの? と思いつつも鬼神のごとく唄い動きまわるブレットに目を奪われていると、いつの間にかマットが出てきてて、いつの間にかニールも鍵盤に戻っていた。なんだったんだ。つかニールは何でも出来るね、涼しい顔してね……。
で、まあ、サカナクション待ちが多いわけです。いくら兄さんが全力で煽っても反応が鈍い…ところもある訳で……。むむ、なんかいつもと様子が違うぞ? と気づいた兄さん、フロアに降りてきた(まあこれは恒例だが)。鎖鎌芸(マイクをぶん回す)が持ち芸なので、コードレスのマイクは使いません。で、ステージで使うコードの長さではフロアに届かない。スタッフにマイク交換! と指示し、通音してるかバンバン叩いて確認し、「どうした、盛り上がらないのか!」と唄い乍ら交流です。ハイタッチ、握手、ハグ。前方騒然。サカナクション待ちのファンも最前列にはいたでしょうが、そんなことはお構いなしです。今はsuedeの時間です。
後方だったのでその様子はスクリーンで見ていたのですが、すっごいブレット大好きらしいロン毛のおじさんがブレットの腕を引っ掴んで引っ張り寄せ、自分からハグにいく様子が大映しになっている。あまりにも離れないので兄さんゆっくりそのおじさんをひっぺがし、以降そのエリアからは若干離れて歩いていた…ような……。コミュニケーションって難しい。他のひとはそこ迄強引じゃなかったし、ブレットも自分から近付いて交流してましたよ。
ブレットは序盤でもう汗だくになってたんですが、喉の調子はあまりよくなかったらしく唄うの辛そうなところもあった。それでも力は抜きません。終演後suedeガチの友人に聞いたところによると、いつにも増して全力on全力だったそうです。唄って! 手叩いて! ほら唄って! という熱い指導によりこっちも唄えるやつは全力で唄いました。兄さんがソーヤングて唄うならこちらも年齢を顧みずソーヤングて唄います。いや、兄さんはいいのよ、兄さんいつでもソーヤングよ……。
それにしても、このキャパで「Trash」のシンガロングが響き渡ったときには涙腺が緩みましたね。「Beatiful Ones」で大団円という光景も美しく、呆然と拍手。素晴らしかった!

■サカナクション(MOUNTAIN STAGE)
皆さんとてもしあわせそうに演奏していて、山口さん復帰して本当によかったねえと思いました。観客も大喜び。「怪獣」以外BPMがほぼ同じだったような……これは安定して踊れていいですねえ。イントロが鳴る度に大歓声、そしてシンガロング。
楽曲も素敵だけど山口さんの声、好きなんですよね。本当にいい声。
鬱は完治する、ということは絶対にないので、これからも(本人だけでなく、バンドもスタッフも、関わるひと皆が)付き合っていくことになる。いつまたライヴが出来なくなるか(観客からすれば観られなくなるか)わからない。だから今、ここでの時間は本当に貴重なもので、その時間が幸福感に満ちていた様子にこちらもほろり。

■David Byrne(MOUNTAIN STAGE)
一昨日の単独では半円状だったスクリーン、ここでは出来ないよな。どうするんだろうと思っていたら、ステージ後方と左右に一面ずつ、計3面の平面スクリーンとなりました。後方のスクリーンは常設のものをそのまま使い、左右にLEDブロックを積んでいってた。成程シネフィルDVDさんが書かれていたのってこういうことか!
衣裳はコーチェラで着用されていたオレンジに。フェスだとこれなのかな? と思ったけど、翌日の大阪では青だったそうなので、単に洗濯するからとかそういう単純な理由かもしれない。オレンジも宇宙服っぽいけど、どちらかというとアメリカの囚人服っぽい(これが“ICE OUT”のシーンに複合的な印象を持たせる)。
単独のオープニングで使われていた月と地球の映像はなしで「Everybody Laughs」始まり。通訳は引き続きYuriとJordanでしたが、単独のときよりも訳されていた部分が多かったです。といえばJordan、左目の上にでっかい絆創膏が。髪もバンダナでまとめていた。二日間のうちに何があった……おだいじにですよ!
本日の「東京に来てから撮った写真」は、杉本博司が設立した「江の浦測候所」(!)、そして黒塗りの車。「?」と思っていると「乗っているのは日本のエンペラーです」。ざわめくフロア。「歩いていたら止められて、『これからここをエンペラーが通ります』といわれました」「戦没者追悼式に行くところだったんですね」。さて、これは偶然か、判ってのことだったのか。
この、どうとられるか判らないけど、伝えたいことはある、という要素は今回のショウのあちこちに存在しました。この日は「T shirt」をやらなかったので“MAKE AMERICA GAY AGAIN”のメッセージはなし。しかし「Psycho Killer」前にアーサー・ラッセルの名前を出し、彼がAIDSで亡くなったことを紹介する。80年代からNYで活動していたバーンにとって、親しい友人や近しいひとたちが次々とAIDSで亡くなっていったことはとても大きな出来事だったのだろう。だからこそ、彼らの存在を抹消しようとする今の政権には徹底して抗う姿勢なのだろう。ここらへん、前述のジョンスペのインタヴュー内容とも通じるものがあります。自分たちにアートを遺してくれた偉大な彼らに敬意を。なかったことにはしない。
それにしても、サイコキラーが大合唱になるんよ…サイコキラーで……Talking Heads時代の曲が大シンガロングになる夢のような光景。今のバーンのライヴは「皆で唄う」場面が多い。パンクと愛と思いやりは同時に成立するということを見せてくれる。そして「Life During Wartime」。ICEと闘う市民の映像はフェスでも流される。
単独のときにも思ったが、「Psycho Killer」〜「Life During Wartime」〜「Once in a Lifetime」という流れが完璧。単独ではアンコールで演奏された「Everybody's Coming to My House」〜「Burning Down the House」は本編最後に。「皆が自分ちにやってくる」「その家を燃やす」、これでおしまい。という流れがまた最高。中傷されても冷笑されても、バーンは分断の世界の架け橋を目指す。
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setlist(setlist.fmより)
01. Everybody Laughs
02. And She Was (Talking Heads song)
03. Strange Overtones (Brian Eno & David Byrne cover)
04 Houses in Motion (Talking Heads song)
05. (Nothing but) Flowers (Talking Heads song)
06. This Must Be the Place (Naive Melody) (Talking Heads song)
07. What Is the Reason for It?
08. Like Humans Do
09. Slippery People (Talking Heads song)
10. Psycho Killer (Talking Heads song)
11. Life During Wartime (Talking Heads song)
12. Once in a Lifetime (Talking Heads song)
13. Everybody's Coming to My House
14. Burning Down the House (Talking Heads song)
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フェスなのですぐ切られてしまったけど、客出しは単独同様ブライアン・イーノの『Apollo: Atmospheres and Soundtracks』から。ズッ友だよ! そして客入れ(転換中)に流れていた曲が印象的で、「スティーヴ・ライヒ? フィリップ・グラス?……違うな、誰だろう」と気になっていたのですが、こんなツイートが。

・ジュリアス・イーストマンというブラッククィアの作曲家。歴史に消えかけたその音楽、キャリアを紐解く┃CINRA
イーストマンは類まれな音域と声質を持つシンガーとして、ポスト・ミニマリズムを先駆ける作曲家として、ニューヨークのアップタウンのようなエスタブリッシュメントとダウンタウンのDIYシーンとの架け橋となった。
アーサー・ラッセルとも深い関わりがある人物だった。この選曲からも、彼らの功績をなかったことにはしない、というバーンの思いが感じられる。

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・FOOD┃SUMMER SONIC 2026
おまけ。こんなにいろいろあったのか、ぶらっと見てまわることすら出来なかった(泣)。アムリタ食堂も来ていたとは。人気店で、本店はなかなか入れないとこなんだよ〜!



2026年08月13日(木)
SUMMER SONIC EXTRA DAVID BYRNE Who Is The Sky? Tour

SUMMER SONIC EXTRA DAVID BYRNE Who Is The Sky? Tour@SGC HALL ARIAKE

すばすばすばらしかった😭 過去曲のリアレンジがまたよい〜😭 映像+照明オペレーションもすごい、センサーで制御してるのかな…サマソニとはステージのサイズも違うだろうけどジャストで合わせられるんだろうか、どうなるか楽しみ

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— kai (@flower-lens.bsky.social) 0:25 · Aug 14, 2026

17年前のAXは当日券ありで埋まり切ってなかったのに皆どこにいたんだよ〜、若者もたくさんいてよかったよ〜!!! 最近の来日勢のなかではインバウンド客をあんまり見かけなかったのも新鮮(国内でほぼチケット売り切ったってこと?)。やっぱ『アメリカン・ユートピア』効果ですかね……あとコーチェラとか、あちらのライヴが配信でリアルタイムに観られるようになったのが大きいのでしょう。

という訳で、2009年の『songs of david byrne and brian eno』tour以来のデヴィッド・バーンです! AXももうない! 俊ちゃんももういない! ちなみにこのときのダンサーの振付は、石井克人監督の『茶の味』と『ナイスの森』に影響されたものだそうですよ。

小熊俊哉さんのツイートにある通り、この『songs of david byrne and brian eno』tourからバーンのライヴは「ゴスペル、マーチングバンド、ワイアレス」へと移行していきました。つまり、17年かけてこのスタイルを発展させてきているのです。揃いの衣裳は『songs of david byrne and brian eno』tourの白から『アメリカン〜』のグレーへ、そして今回はマリンブルーに。チームは現在バンド8+ダンサー5の総勢13人。『アメリカン〜』時に揶揄されていた「(移民と多様性についてを語る作品なのに)アジア系がいない」も解消。「かつての自分の言動を振り返り、検証し、責任を持つ。過去を変えることは出来ないが、意識を変えることは出来る」バーンの歩みは続いています。今回参加のYuriは、通訳も務めていました。

そうそう、この通訳、あるところとないところがありました(帰り道「そういう雑なところがいいよねー」と話してるひとがいた・笑)。最初の挨拶等、日本公演に特化したMCはYuriが通訳。途中のMCはJordanがカンペを見て通訳。Yuriもカンペ使ってるところあったな、『アメリカン〜』でも語られた内容と同じMCもあったので、あらかじめ決まっていた台詞はカンペを使っていたみたいです。各国それぞれ変えているであろうコーナーは「今回日本に来てから散歩して見たもの、会ったひと」。いきなり細野晴臣邸が登場してどよめきが起こりました。個性的なメイクのギャルや、面白い看板も登場。



ドラムやパーカッションを分割し、複数のプレイヤーが曲ごとに楽器を取り替えて演奏。Jordanはダンサー/シンガーでクレジットされていますが、Saxも演奏していました。シロフォンもあった! このシロフォンやキーボードといった横長の楽器は、マーチングバンドで演奏するには安定感が低くたいへんそうではありますが、そこはもう慣れたもの。「Burning Down the House」の印象的なタムタムも見事に再現されていました。

原曲の再現に配慮しつつも、このバンド編成のためにアレンジされた楽曲のどれもが素晴らしいものでした。「Psycho Killer」の前に「この曲はもともとチェリストでもあるアーサー・ラッセルが編曲しました。今回は違うアレンジで演奏します」ってわざわざいうところが律儀というか、アーサーへの敬意を感じてジーンと来てしまったのですが、歌詞の内容からして「今の時代、このチームで演奏するにはちょっと……」と自身も考えるところがあったみたいなことを以前何かで話してましたよね。今のアレンジは、勿論わー「Psycho Killer」だー! とイントロからすぐわかるものなのですが、クワイアを思わせるコーラスワーク等、今、このメンバーで演奏されるならではのものになっていて、あの歌詞にして祝祭感あふれるものになっていたところが印象的でした。

このクワイア、ゴスペルがベースとなった「皆で唄う」というアレンジが今のチームの肝なのだと思います。『アメリカン〜』につづき今回のMCでも触れられた、(“望まぬ来訪者が家に居座っており、帰ってほしいなと思っている”ものとして唄っていた)「Everybody's Coming to My House」が、アレンジによって(“皆ウチにおいでよ、この家は誰にでも開かれている”ものに)変化した、というシーンが目の前で再現されたときには思わず落涙。まあオープニングから泣いてましたけど、この曲は殊更胸に迫りました。あちこちでいわれてるけど、「あの、トガったバーンが!」という面でも。そういえば、違う曲のときだったけど、バーンの自宅が360°映るパートはそれこそ今の“Everybody's Coming to My House”って感じでしたね。お部屋に招待されたような気分になりました。

でも、丸くなった、というのとはちょっと違うのです。MCで引用された、ジョン・キャメロン・ミッチェルの言葉「パンクとは愛と思いやり」(後述リンク参照)。それを体現する姿を、バーンはユーモアとペーソスをもって見せてくれています。この日、さまざまなメッセージが流れるシーンでいちばんの歓声と拍手が起こったのは“MAKE AMERICA GAY AGAIN”が映し出された瞬間でした。


これね。「NO KING」「I ❤︎ TOKYO」とかもありました。

「Psycho Killer」に続いて演奏された「Life During Wartime」の背景には、4月のコーチェラでも話題になった映像が流れました。ICE(U.S. Immigration and Customs Enforcement=アメリカ合衆国移民・関税執行局)に抵抗する市民たち。自転車(ここがバーンらしい)で逃げる、身体を張って非難する、デモの光景の数々……。そのあとが「Once in a Lifetime」。完璧な流れ。といいつつ、アンコール最後に演奏されたのが「Burning Down the House」ってのがまたすごいパンクですね。ニッコリ。

話題のステージングですが、『アメリカン〜』や、今回のツアーが始まってから流れてくる配信/動画などで観てはいたものの、実際に観ると本当に圧倒されました。照明が、映像が、プレイヤーとピッタリ同期している。『アメリカン〜』で「バミリがないのになんで位置が合うんだ?」と話題になっていたアレです。おおよその立ち位置は決まっているものの、演者たちは比較的自由に動いているように見える。それなのにピンスポをはじめとする照明、映像がブレない……いや、逆か。プレイヤーがふわふわ動くと照明もふわふわ「ついてくる」のです。これは演者のストレス軽減にもなりますよね、段取りに気を取られないから(まあそれでも段取り多いんだが)。スクリーンとフロア一面に拡がった星空に、プレイヤーとその名前がふわふわと舞うシーンの美しかったこと。

ライヴはフロアとスクリーンいっぱいに拡がった月面に立つバーン、というシーンから始まりました。映像が次第に引いていくと、上空から真っ暗な宇宙空間が降りてきて、やがて青く美しい地球が見えてくる。この美しい星に住むもの同士、愛と思いやりをもって生きていきましょう。それこそが、今出来る最もパンクな行為。ステージ上のチームが身に纏う青い衣裳は、宇宙服のようでもありました。

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セトリ画像拝借。シェア有難うございます!
setlist(setlist.fmより)
01. Heaven (Talking Heads song)
02. Everybody Laughs
03. And She Was (Talking Heads song)
04. Strange Overtones (Brian Eno & David Byrne cover)
05. Houses in Motion (Talking Heads song)
06. T Shirt
07. (Nothing but) Flowers (Talking Heads song)
08. This Must Be the Place (Naive Melody) (Talking Heads song)
09. What Is the Reason for It?
10. Like Humans Do
11. When We Are Singing
12. Independence Day
13. Slippery People (Talking Heads song)
14. I Met the Buddha at a Downtown Party
15. My Apartment Is My Friend
16. Air (Talking Heads song)
17. Psycho Killer (Talking Heads song)
18. Life During Wartime (Talking Heads song)
19. Once in a Lifetime (Talking Heads song)
encore:
20. Everybody's Coming to My House
21. Burning Down the House (Talking Heads song)

・Meet the company┃David Byrne┃Who Is The Sky?
ツアーメンバーはこちら。テクニカルスタッフも全員載ってます。
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Band:
David Byrne / Lead
Mauro Refosco / Music Director / Percussion
Ray Suen / Music Director / Musician
Timothy Keiper / Percussion
Stéphane San Juan / Percussion
Yuri Yamashita / Percussion
Daniel Mintseris / Keys
Kely Cristina Pinheiro / Bass
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Movement/Dancers:
Sasha Rivero / Singer / Dancer / Captain
Jordan Dobson / Singer / Dancer
Sean Donovan / Singer / Dancer / Captain
Tendayi Kuumba / Singer / Dancer
Hannah Straney / Singer / Dancer

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今回の照明/映像オペレーションについて高野さんがステファンに聞いています。開場が20分以上遅れたのはそういうことだったのか……うまくいってよかった〜! そして今回は、『アメリカン〜』からまた発展してフロアとスクリーンどちらにも同期しているとのこと。すごいな





Yuriさんのinsta、バックステージの様子(動画はinstaでご覧ください)忙しい〜!

・デヴィッド・バーン、コーチェラで示した「戦時下の生活」の先にある希望「愛と思いやりは抵抗の形」┃Rolling Stone Japan
「愛と思いやりは抵抗の形」についての詳細はこちら


ちなみに冒頭の疑問はこちらのツイートで解消(有難うございます!)ステージのサイズが変わっても大丈夫! ほんとすごいなあ

湾岸地区で雨だと移動面倒だねー、終演後にごはん食べるような場所もないし。ごはん食べ乍ら感想とか話したいのに〜! と帰ってきたら千葉がたいへんなことになっていた。ゆりかもめや地下鉄はちゃんと動いていたので普通に帰れたのですが…明日からサマソニだけどどうなるんだろう……。



2026年08月09日(日)
『八月納涼歌舞伎』第二部

『八月納涼歌舞伎』第二部@歌舞伎座

納涼〜 第二部。亀蔵さん追悼の思いが込められ笑いつつもしんみりした『らくだ』、七之助さん演じる女盗賊にシビれる『鬼神のお松』でした! これ62年ぶりに上演されたそうですが、今だとシスターフッド的な見方も出来ますね

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— kai (@flower-lens.bsky.social) 21:07 · Aug 9, 2026

今週はお盆ですからね。しみじみ。

■眠駱駝物語『らくだ』
昨年急逝した亀蔵さん(四世片岡亀蔵)を初盆でお迎え。当たり役だった今作の「馬さん」は、実兄である市蔵さんが初役で演じます。あちこちに「亀が」「鶴亀鶴亀、亀亀亀」といった台詞が入り、その度に拍手が起こる。舞台の上にも客席にも、亀蔵さんへの愛に溢れていた一幕でした。歌舞伎座3階の歴代名優(物故者)肖像写真コーナーは幹部俳優に限られており、そこに亀蔵さんはいないけれど、小山三さん(二代目中村小山三)のように多くの観客の心に留まり続ける歌舞伎俳優だと思います。
長三郎くんの長台詞とそれを見つめる勘九郎さんの緊張感、ニヤニヤと場を和ませる幸四郎さんという図がもう面白くてな……。「と、いうんだ」が繰り返される長ゼリの間に「それで?」と合いの手を入れる幸四郎さんの間が絶妙。出番を終え満足げに帰っていった長三郎くんを見送ったあと、「……おしゃべりだな〜」「そうなんだよ、この辺では有名なんだよ」というやりとりにまた笑いが起こる。実感がこもってましたね(笑)。
笹野高史(歌舞伎座初登場! 淡路屋!)と彌十郎さん(ズッコケっぷりがリアルで「え、大丈夫? ケガしなかった?」と心配になった)演じる家主夫妻のワタワタっぷりも楽しく拝見。

・シネマ歌舞伎「らくだ」トーク付き上映会、片岡市蔵と笹野高史が亀蔵をしのぶ┃ステージナタリー
市蔵「今でも、彼はどこか別の劇場で出演しているような、そんな不思議な感覚が拭えません。ただひたすらなんでいないのかな、とキョトンとした感覚があります」
笹野「これ以上なく愉快で、本当に心根の優しい人物。海外公演でもよく食事を共にしました。大人になってからも、これほど心の通い合う友人ができるものなのだなと」
7月19日に行われた『らくだ』上映とトークのイヴェントレポート。メイク道具、結局どうしたんだろう。すご〜く黄色かったですよ。後半はより黄色くなっていたように思います(ニッコリ)。

■百千鳥沖津白浪『鬼神のお松』
本興行ではなんと62年ぶりの上演とのこと。当然七之助さんの鬼神のお松は初役です。盗賊となり夫が失った刀を探し、やがて夫とも、子どもとも別れることに。
盗賊、女房、母親であり、女性を助ける強い女性でもある。冒頭にも書いたとおり、今だと夫婦、母子だけでなくシスターフッドの物語としても観られますね。反面封建的な場面も多々あり、興味深く拝見。
衣裳替えの時間がちょっと長すぎたかな、場繋ぎで「62年ぶりなんですよ!」「是非観に来て!」との口上もあったりして。その分盗賊に扮した七之助さんが登場したときの「わっ!」という喝采にはアガりました。
『四谷怪談』でもおなじみ、囃方が奏でる赤子の音効が哀れでかわいい。刀が本物と判明したとき、その赤子の泣き声で「パンパカパーン♪」と鳴らすところがご愛嬌。
笑いとシリアスの判断に迷うところもありましたが、幕切れの母の慟哭には心をもっていかれました。いつもいってるが七之助さんの声、ほんと素晴らしい。

・ごろごろ野菜とチキンの賑わいカレー〜1階 喫茶室 檜┃歌舞伎座
おまけ。観劇前にこれを食べるつもりで、楽しみに出掛けてみたら……今って前の部の上演中には外から売店や喫茶に入れる時間が限られてるんですね。再チャレンジしたい。

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『東芋画/国宝』前期@POLA MUSEUM ANNEX

歌舞伎座の前にこれ。新聞連載で読了したので挿画と再会して「あーッこれこれ」「えーッこんなんだったっけ」と嬉しいやら慄くやら。改めて着彩された人間模様のグロテスクさに背筋が寒くなるこれも納涼

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— kai (@flower-lens.bsky.social) 21:11 · Aug 9, 2026

ハシゴ。どんな美貌だろうが喜怒哀楽があろうが、皆のっぺらぼうに描かれているのがいいのです。顔が消え失せている。後期も楽しみ。
新聞連載の挿画って書籍化されたら掲載されないし、載っても一部。山口晃の『親鸞 全挿画集』のように出版されるのは稀なこと。これらの作品を毎日、新聞を開けば観ることが出来るって本当に贅沢な体験です。
といえば朝日新聞の新聞連載、ふたつ続けて挿画のクレジットがないんですよね。柚木麻子さんの『あおぞら』は連載終了後に「子どもたちに描いてもらった」と明かされていましたが、
今連載されている砂原浩太朗さんの『早雲』は、挿画のクレジットがない。フリー素材? AI? と気になっています。経費削減のためとかだったら悲しいなあ。