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■ 確かにあたしを創ったもの。
今、居る場所がすごく好き。
本当に気の置けない友達と、 何も気を遣うことなく一緒にいられる彼女たちと 怖くて厳しくて心の狭い先輩はいるけど そういう共通の敵に向かってちょびっとだけ頑張ってる そんな、今の時間がすごく好き。
あたしがあたしでいても 誰もあたしを嫌わないでいてくれる彼女たち。
先輩にどんなけ酷いこと言われても また明日も頑張ろうって思えるのは 全然落ち込んだりしないのは
あなたたちの、おかげだよ。ありがとう。
いかせんに会えなくて そこまで会いたいわけでもないのに
なぜか会いに行ってしまうあたしがいて
そういうのって、もう執着なんだけど 別に会いたいと思ってないのに それでも会いに行っちゃうってのが 会えなくて落ち込んでる自分が すごく自分に酔ってて嫌なんだけど
あたし、あれからいかせんに会ってない。
自分で偉いなーってほめてみたりして。 会いに行ったらまた長引くから。 風邪とおんなじ。ひき始めと、ひき終りが肝心。 油断したらまたすぐぶり返す。
あたしの風邪はもう始まっちゃったから なんかわかんないけど唐突に 自分でも整理つける前にいきなし始まって もう風邪は終わりかけ。
いま会いに行ったら 今度はただの風邪じゃすまなくなる。 超重症のインフルエンザみたいに。
5年も見てきたから それくらいはちゃんと理解してる。 自分が、そういう性格なこと。
だから、会いにいかない。 ほんとはすっごく会いたいけど でも我慢してる。そのほうが多分あたしにとっていい。
本当に風邪は終わりかけなのかわかんないけど 確かめにいくこともしない。
もういま、 誰よりも好きになって あんなに会いたくなっちゃうとか そんな辛いことしたくない。
もういま、 誰よりも好きになっちゃって 離れなきゃいけないのに、 そんな時にあんなに好きになるとか いかせん一色になっちゃうとか
そんなことしたくないし あたしにはそんな時間も、残ってない。
春からは、べつべつの街。 べつべつの場所と、べつべつの空。
もう会うこともきっとない。
忙しいってすごいことかもしれない。 いま、とにかく忙しいから だから、いかせんのこと考えずにすむから。
きっと春からも忙しい。 そしたら考えずにすむ。
考えなければ、いつか忘れる。
いつか、想い出になる。そう思いたい。 だから、ぜんぶ封印していきてく。
だけど。
いまあたしが大好きなこの空間も いまあたしが大好きなあたしの友達も 彼女たちとの時間も
いかせんに造られたあたしが造ってる。 あなたに出会わなかったら あたし、こんな人間じゃなかったからきっと。
あなたに出会えなかったら 彼女たちの大切さに気付かなかったかもしれないし 今のこの時間の大切さにも もしかしたら気が付かなかったかもしれないし
こんなに素直に笑えなかったかもしれない。
あなたに会えなくても大丈夫になった自分。 あなたがいなくても、笑えるようになった自分。
でもそんなあたしを造ったのは 確かにあなただったなんて
皮肉なようで なんて素敵なんだろう。
一生縛られて生きていくようなものじゃない。 あなたの面影に。
考えただけでぞくぞくするよ。
2004年02月26日(木)
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