幾つのコトバを 発しても
アナタには 届かないようで
何をしても空回りのようで 情けなくて
想いが暴走する 涙とともに
言い過ぎてしまったと 悔やんだのは一瞬だけ
思考の止まった様な アナタを
ぼんやりと 眺めながら
何も変わらない日常を 私から少しだけ崩して
誰も変えられないアナタを 少しだけ羨ましく思う
見慣れた でも大切な アナタの顔を このうだるような 夏の暑さを
涙が肌を滑り落ちる その瞬間を
私はいつまで 覚えていられるんだろ
雲がながれてく 遠くまで
見上げたら そこは 蒼の水槽
永遠を願っていた 私は
とてもちっぽけで 悲しいほど
夏の日射しに ただ 恋い焦がれていたよ
指先まで 蒼に染まればいいのに
そうしたら きっと
あの鍵を手に入れるコトが出来るのに
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