9月の風に 少し首を傾けて
さらさらとした 髪が心地良い
時折触れてくる 冷たい手も
暖めてあげるよ たやすいこと
君のなだらかな輪郭に 手を伸ばす
こんなにも柔らかで 頼りない
暑い夏の午後を過ぎて 僕達は自由だね
僕達を苦しめるものは もう何もないね
君のとぼけた冗談に ずっと笑っていられますように
薄い薄い リップの色
キレイと 褒められたいの
アナタの断片を 繋ぎ合わせて
日々を やり過ごしましょう
笑って 笑って それでいいの
暑さも 痛みも すぐに忘れてしまうのに
この棘は いつまでも抜けないね
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