うなり。
日々 うなったりしてます。

2002年06月26日(水) 傷付き易いコトなんて

「ごめん」と 呟いたのは
手が触れたから なんかじゃない

離れてしまう 放してしまう
其の笑顔を 暖かさを いつか

楽しい時間の影に 一瞬
よぎらせてしまったから

傷付き易いコトなんて 何の楯にもならない



2002年06月19日(水) 私を引き裂く事も 容易いのに

例えば 
大げさな リアクションや
控えめに聞こえる ドライヤーの音

わざと 戯けて見せたり ね

ふいに 私を驚かせないように
急に 私が寂しくならないように
気遣ってくれる 沢山のコトで

泣きたくなる 叫びそうになる

そんな風に しないでいい
リアルに 私を愛して

貴方なら
私を引き裂く事も 容易いのに



2002年06月11日(火) 私達は 歩いていく

私達は 立ち止まって 居られない

平凡な毎日を 積み重ねながら
非日常を 上手に 取り込んで

「あの時」が 何時だったのか 憶えて居られない

思い出すのがいつも 笑顔ならいい
願うのは 君の 穏やかな寝息

私達は もう 季節を追い抜いてしまった

通り抜ける 風のように 
すれ違う 人のように

私達は 歩いていく



2002年06月07日(金) 思わず 手を伸ばしたら

思わず 手を伸ばした
埋もれてしまいそうに なったから

人が良くて 虫が良い君
顔が良くて 頭が良い君

・・・嘘ね。言い過ぎ。

この残酷な気持ちを 持て余す夜

君さえ 其処に 居なければ
私さえ 此処から 居なくなれば

・・・嘘ね。何も変わらない。

思わず 手を伸ばしたら
其処に 君が居てくれなきゃ



2002年06月01日(土) 其の手に

其の手に 引かれて 歩いた
其の手に 惹かれて 歩いた

いつでも 其処に居て欲しいと
ふいにぎゅっと 握りしめた

いつも 何かの歌が 聴こえて
いつも 誰かの声が 聞こえて

私は 何処へ向かおうか
考え倦ねて 流されて

一人で 空を仰いで泣いた
あの暑い日を 思い出した

其の手に 弾かれて




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