ジリジリと 焼け付く陽 汗ばむ肌と 繰り返すメロディ 私の痣が 疼き出す
人を愛するコトが 苦く痛いと知った あの夏が また来る
欲しがったのは あの人の声 其れだけだと 言い切れる自信は あの時簡単に 妬き尽くした
私の痣が 覚えている
机の隅に 小さな固まり発見 のど飴 舐めるの わぁ べたべた 半分溶けて べたべた 何時のよ?
以前喉を痛めたのは あの喧嘩の後で
ガムも飴も 一・二粒残して 何処かへ また新しいのに 手が伸びる そういうの 浮気性とか言う?
机の隅に転がった 小さな固まり発見 あの時の 思い べたべた 手を舐めて 甘々 ゴミ箱に捨てた
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