指輪を 頂戴。
この指が 君以外に 触れないように。
首輪を 頂戴。
この首が 君以外に もたれかからないように。
腕輪も いるの。
この腕は 君に絡める為にある。
[ 依存 ]じゃない [ 欲求 ]
自由なんて いらないから。
唇をふさいでよ。
余計なこと 口走る前に。
2000年10月26日(木) |
そんなに 自分のことが大事? |
そんなに 自分のことが大事?
認めてもらいたい? 言い訳は 誰のためなの?
ただ「そうだね」って 言って欲しかったんでしょ。
「ずっとここに居ていいよ」って 抱きしめて 欲しかったんでしょ。
くだらない 自己主張。 いらないの そんな中途半端。
彼の手の中。 逃げ出せないで 暴れてる。
君以外に 大事なものなんて ないのに。
2000年10月24日(火) |
私がここに 居ることで |
私がここに 居ることで
誰かが 楽になれるのなら
それだけを 心の支えにして
歩いてゆける 泣かないで
それだけを 心の支えにして
2000年10月19日(木) |
疲れたのだ と言った。 |
疲れたのだ と言った。
ただ 疲れたのだ と。
その日の空は とても高くて 深い青。
君の時計は デジタルで 狂ったりしないのだな
なんて 思ってた。
顔を 見られないまま 地面がにじんだ。
笑顔で いたくて
笑顔が 痛くて
あなたと いたくて
あなたは 居なくて
思い出 遠くて
想いは 遠くで
2000年10月14日(土) |
いろんなものからの 情報は |
いろんなものからの 情報は
流してしまう。
とりとめのない すべて。
チョコレートだけで
生きていけると 思っていた。
誰かの為じゃなく 何ものでもなく。
ただ そうやって。
階段を のぼろう。背筋をぴんとして。
どんどん どんどん 行けそう。
たまにしか鳴らない 電話は考えない。
たまにしか逢えない あの人は忘れよう。
人に触れないように 注意して。
どんどん どんどん のぼろう。
背筋を ぴんとして。
2000年10月11日(水) |
君が 死んだと聞いた秋。 |
君が 死んだと聞いた秋。
右耳が 音を拒んだ。
躰が 食を拒否した。
瞳が 涙を忘れた。
それでも やめなかったのは
空を見ること。 生きていくこと。
もう一度 君に逢うために。
2000年10月04日(水) |
公園の 子供達の声で 目が覚めた |
公園の 子供達の声で 目が覚めた
窓を開けたまま 眠ってしまった
「走れ 走れ」と 声がする
あの人に 何を求めてるのか 考えた
時計の音が 耳に響く
人の気持ちを 考えすぎると
何も出来ずに 立ち尽くす
ふらついていると 見えるのだろうか
今の私は 他人の目には
「走れよ 早く」と 声がする
どうにもならない 想いでも
今の気持ちは 恋だろう
「走れよ」なんて 誰にも言えない
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