うなり。
日々 うなったりしてます。

2000年10月31日(火) 指輪を 頂戴。

指輪を 頂戴。

この指が 君以外に 触れないように。


首輪を 頂戴。

この首が 君以外に もたれかからないように。


腕輪も いるの。

この腕は 君に絡める為にある。


[ 依存 ]じゃない [ 欲求 ]

自由なんて いらないから。


唇をふさいでよ。

余計なこと 口走る前に。



2000年10月26日(木) そんなに 自分のことが大事?

そんなに 自分のことが大事?


認めてもらいたい? 言い訳は 誰のためなの?

ただ「そうだね」って 言って欲しかったんでしょ。

「ずっとここに居ていいよ」って 抱きしめて 欲しかったんでしょ。


くだらない 自己主張。 いらないの そんな中途半端。

彼の手の中。 逃げ出せないで 暴れてる。


君以外に 大事なものなんて ないのに。



2000年10月24日(火) 私がここに 居ることで

私がここに 居ることで

誰かが 楽になれるのなら


それだけを 心の支えにして

歩いてゆける 泣かないで


それだけを 心の支えにして



2000年10月19日(木) 疲れたのだ と言った。

疲れたのだ と言った。

ただ 疲れたのだ と。


その日の空は とても高くて 深い青。


君の時計は デジタルで 狂ったりしないのだな

なんて 思ってた。


顔を 見られないまま 地面がにじんだ。



2000年10月18日(水) 笑顔で いたくて

笑顔で いたくて

笑顔が 痛くて


あなたと いたくて

あなたは 居なくて


思い出 遠くて

想いは 遠くで



2000年10月14日(土) いろんなものからの 情報は

いろんなものからの 情報は

流してしまう。 


とりとめのない すべて。


チョコレートだけで 

生きていけると 思っていた。


誰かの為じゃなく  何ものでもなく。


ただ そうやって。



2000年10月13日(金) 階段を のぼろう。

階段を のぼろう。背筋をぴんとして。


どんどん どんどん 行けそう。


たまにしか鳴らない 電話は考えない。


たまにしか逢えない あの人は忘れよう。


人に触れないように 注意して。


どんどん どんどん のぼろう。


背筋を ぴんとして。



2000年10月11日(水) 君が 死んだと聞いた秋。

君が 死んだと聞いた秋。


右耳が 音を拒んだ。


躰が 食を拒否した。


瞳が 涙を忘れた。


それでも やめなかったのは


空を見ること。 生きていくこと。


もう一度 君に逢うために。



2000年10月04日(水) 公園の 子供達の声で 目が覚めた

公園の 子供達の声で 目が覚めた

窓を開けたまま 眠ってしまった

「走れ 走れ」と 声がする


あの人に 何を求めてるのか 考えた

時計の音が 耳に響く

人の気持ちを 考えすぎると

何も出来ずに 立ち尽くす


ふらついていると 見えるのだろうか

今の私は 他人の目には

「走れよ 早く」と 声がする


どうにもならない 想いでも

今の気持ちは 恋だろう

「走れよ」なんて 誰にも言えない




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