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映画と本と私
本多志草
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2003年10月06日(月)
少林サッカー

少林サッカーを、見ましたよー!(遅…。
いやぁ、色んな人から、面白い面白いって聞いてて、
いつか見なきゃなぁって思ってたんだけど。

一言で言います。
あれは本来ならば「少数派向け」であって、
国民挙げての「面白いコール」を受けるべき映画じゃない。

一昔前の少女漫画とスポ魂漫画を混ぜたようなベタベタなストーリー。
(靴舐めさせたり、するか?普通。)
(ニキビ面が綺麗だなんて、思わないだろ、普通。)
それを真剣に読んでムカついたり、
虐げられる貧乏娘を素で「ホントは可愛いのに…」とか同情したり、
そんな経験のある世代の人が面白がるような話であって。
「そう言う話」を雰囲気でしか知らない私が面白がるのもなぁ、と、すこーし、感じたり。


もうそろそろ、
小泉”らいおんヘアー”純一郎の
痛みを背負わす『改革』によって、
国民総中流意識も無くなりつつある腐りかけじゃパンですが、
やはりまだまだ右えならえ意識も強く、
誰かが面白いと言ったら自分も迷わずオモシロいと言ってしまう所がありそう。
大体、その『面白い』といってる人が問題で、
まぁ『良いものは良いんだ』とか自分をごり押ししてしまうような人たちだからしょうがないんだけど。
じゃぁ何が面白いのか、それを素でつついて見たい。
そんな酔っ払いの今日の私です(ビ−ル5本しか飲んでませんが)。

素で見たって、
ストーリーのジクシャク感と突飛さくらいだろ?
面白いのは。ばーーーか!
(本気で誰に言ってるのか、わかんなくなってきた。)

最近は、おたきんぐこと、岡田何とか(忘れた)にさえ、
「オタクになるにはどうしたら…」とか手紙出す(ばーかな)人さえ居るようで、
オタクって、一言で言うけどさ、
あの人達有り得ない情報量を毎回の30分に見つけ出すのよ、私絶対無理、
みたいな、
そんなオタクにさえシンパシー送る(一方的に)人間が増えてきた、腐りかけじゃパン。

マジでゴーマニストよしりんが天下取っちゃうかもしれない未来のじゃパンを
妖怪アンテナでキャッチアンドリリースしつつ、
まじ眠いので寝ますーーー。

あれだよ、
自ら右えならえを自負するような私みたいな人間は、
おすぎが「泣いた」(自称)らしい映画のみを永遠見続ければ良いんだよ。
「良い人間を作るには良い作品のみをみるべし」みたいな事言ってた人も居たし、
本気かどうかは知らないけど。