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映画と本と私
本多志草
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2001年10月11日(木)
ショーシャンクの空に(未記入)

何度見たら気がすむのか…てくらい見てる作品。


2001年10月10日(水)
世界は女で回ってる(未記入)

えェっと…。
延滞になりそうな勢い。



2001年10月09日(火)
タクシードライバー(未記入)

うん、すごく雰囲気良かった。
うん、好きなほう。



2001年10月08日(月)
インアンドアウト(完成ー!)

前にも書いたが、もう一度見たので
今度はきちんと観賞感想。

ベース:
ごくごく普通の平和な町グリーンリーフで教師をする主人公。

起:
教え子がオスカー賞受賞。
しかしそこで「先生はホモだ」と発言。
見ていた町の人たちはじめ、家族、婚約者までもが疑いの目を。
街にはテレビリポーターが押しかける。

承:
絶対違う!と拒否するが、
教え子から仕草からそう見えると指摘されたり、
自分もゲイだと、
カミングアウトしたと言うリポーターと接したりする。
教会にどうすればいいかと相談したり、
自分でも「本物の男」マニュアルを買ったりしてみる。

転:
結婚式当日、誓いの言葉の瞬間カミングアウト。
(突然!)
結婚式はパニック、
婚約者は逃げ出す。
それをテレビで見ていた元教え子が、
「僕が何とかしなくちゃ」とグリーンリーフへ向かう。


面白かったのが、
色々みんな言っているけれど、
実際はそんなにこだわっていない事。
そこら辺はアメリカ人だなー(笑)と思いました。

母親が怒るのは結婚式を挙げたかっただけ、
婚約者は結婚のためのダイエットを
不意にしたくなかっただけ、
校長は街の人の目を気にしていただけ…。
だから丸く収まるのなんて、とっても簡単。
結局みんながハッピー!!

なぜ教え子があんな(先生はゲイだと)発言したかは
謎のまま。
まぁだけど、面白かったので十分!
オススメだと思います。



2001年10月02日(火)
猿の惑星

ビックリでした。
あの終わり方。
力の配合としては、
ちょっと前半に入れすぎかな、という感じもしたけど。
(個人的に、前作からのイメージを壊す為かな、とも思ったのですが
ただ私の中に前作のイメージがあるのでそれが壊れた為なのかもしれない。
もっと冷静に見なきゃ。)
そのせいか、
一般的に見せ場だと言われる戦闘シーンが薄い感じがした。
同じインパクトを続けても駄目だと意識。
(ex,いないいないバー心理。
(漫画も同じなんだよね。)

いやぁでも、ラストは衝撃でした。
不条理この上ない。
モヤモヤした行き場の無い気持ちでいっぱいでした。
そこら辺は上手かった…!!!
とりあえず、1000円分の価値大でした。



2001年10月01日(月)
吉原炎上、インアンドアウト

「吉原炎上」、
面白かったけど日曜の夜に放映していいのかなぁ?
芸術ってそういう面では許されるのかー。

花魁の人生を、少なくとも4つは入れて見る側に切なさ
(花魁の選択肢の少なさ、未来の希望の無さ)を与え、
主人公の人生を生かす、けっこう上手い設定。
でも、あの岸田さんのナレーションは不要な気も…。
伝えたい事もあいまいになっていたし。

ベース:
父の死と共に借金を背負った主人公、
吉原に売られる事に。

起:最初の客取で逃げた時会った男との再会
(実は財閥の跡取=金持ち)

承:男が金を払って通ってくる日々(しかし抱かない)。
仲の良かった花魁、尊敬していた花魁の
死、発狂によって出来てくる
主人公の「花魁に対しての視点」。

転:財閥の跡取、立場を追われる。
主人公に結婚を申し込む客登場、
跡取のハッキリした借金工面の申し込みを断る
(花魁と色恋をはっきり別けた主人公)
花魁の花を咲かせる事を告げ、実行。
跡取は他の店の花魁と色恋。

結:やはり跡取が好きだと気付いた主人公。
しかし今更遅いと他の者から告げられる。
結婚の申し込みを受け、町を出ることに。
町を出て数分後、吉原炎上。
なりふりかまわず引き返し、切なさをもって吉原を見つめる。
(やっぱりここら辺スッキリしてない・・・。
映画ってそんな物?)

大正の時代背景、花魁の切なさが良かった。
ストーリーとしてはありふれてたが、
結局伝えたかったのは時代・・・?

「インアンドアウト」
アカデミー賞を受賞した教え子が授賞式で「彼はゲイだ」と発言。
一週間後に控えた結婚式を前にゲイ疑惑を受け、
否定し、怒りまくり、
ほんとの男になるためのマニュアルまで買い込む主人公。

コメディータッチで好き。
笑えるし、ちょっとホロリとするし(私はした)。
パッケージの解説を見てから見たので、
展開にビックリしたし。
教え子がなぜそんな発言をしたのか、
見えてこなかったが(実際教え子が先生に再び会うシーンもあったのに)、
コメディーとしては良いのかな。このくらいで。
ハッピーでなかなか良かった。