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映画と本と私
本多志草
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2001年09月30日(日)
シドアンドナンシー

事実に飲み込まれた感強し。
説明的部分が強すぎて話がスッキリしなかった。
サイドの人間のキャラクターもハッキリしない。
いや、ゲイリーは好きなんだけどね。

ゲイリーオールドマンファンサイト;
http://www5b.biglobe.ne.jp/~oldman/



2001年09月29日(土)
ギャラクシークエスト(感想文完成)

先生オススメ映画。
基本的にギャグだけど設定がきちんとしてて、
起承転結も付いてる。
キャラクターも生きてるしね。
オタク少年が宇宙人を救うって設定、
相当ハッピー。
ああいう人種も必要かもね。

ベース:
昔ヒットしたドラマ(SF物)のサイン会やらイベントやらで食いつなぐ役者たち。
(主人公は船長役の役者)。

起:
サイン会に来た宇宙人の
「われわれの星を救ってくれ」という言葉を仕事のオファーと勘違いする船長。
(その宇宙人達には「嘘」や「ドラマ」という概念が無く、
ドラマをドキュメンタリーとして見ていた。)
ついていき、宇宙を見る。
初めての体験に感動、早速他の船員役の役者たちも誘うことに。
(伏線:ギャラクエマニアとの絡み、宇宙人が作った通信機がその子たちに。)

承:
他の船員たちが本物だと知った頃には二つの宇宙人間の争いに巻き込まれ、
本当の事を言えないまま敵と戦うことになる。
(また、その味方側のサーミアンって種族が純粋なんだよー。
どっか助けてあげたいような、さ。)

転:
敵宇宙人が宇宙船に侵入!
敵の口から嘘(テレビ上の存在)だと言われる。
酸素の供給ストップ、自己爆破装置スイッチオンなどをされるが、
役者たちの機転と「ギャラクシークエストマニア」たちの協力により
無事回避、俳優たちはドラマ通り配置の席へ腰をおろす。

結:
敵宇宙人の嘘を見抜いて勝利(素直に喜ぶサーミアン)、
地球へ宇宙船と帰還。
役者たちの絆も強まり、ファンの前に登場。
その後、ギャラクエは映画化されるというオマケつき。

大好きです。この話。
1人1人キャラが決まっていて、だから動きも決まる。
憎めない存在にしちゃう上手さがポイント。
伏線の置き方も上手くって。

ギャラクシークエストオフィシャルHP
http://www.uipjapan.com/galaxyquest/

岡田斗司夫も好き。
http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/



2001年09月28日(金)
200本のたばこ

『人間、肩ひじ張らなきゃハッピーなのさ』
1979年、ニューイヤーイヴのお話。
まず雰囲気がカッコ良い。
(そういう風に撮ってるから…?)
ダサい所も、カッコ良い!

イヴで浮かれてバーに行ったり、ライブハウスに行ってみたり、
カフェで、チャイニーズレストランで、トイレで、路上で、
フッたりフラレたり。
カップルで、友達で、グループで、付き合いで。

見終わったあと、すごくハッピーになれる映画だった。
1人でニヤニヤしたりして、
もう本当にハッピー。

大人の女の人にも少女にも、いっこいっこの人生があって、
でも交わっても、こんなに一緒に騒げる。
すっごいハッピー。

最後の方の撮り方、話の作り手としてはちょっとズルイ感じもしたけど、
それでもこんなにハッピーにさせてもらえたから
全然オッケーな感じ。
すごく幸せ。



2001年09月27日(木)
アマデウス

正直、長かったです。
監督(もしくは脚本家)の、映画を作る上での
「この曲は絶対はずせない」という感じがぎっしりで、
モーツアルトへの愛がありありと伺えました。
ほんとに好きで作ったんだろうナァ。

天才って本当にいるのだろう?
この映画に出てきた天才モーツアルトは、
曲の事しか考えられない、
他の駆け引きなんて一切考えていない人でした。
あー、何だかブルーになっちゃった。
でも、不器用でも、不幸でも、
すごい物を残した人だからね。
それがすごい。

…何だか映画の感想じゃないですね。



2001年09月26日(水)
風の谷のナウシカ

言うまでもない有名どころのアニメ。
宮崎駿監督作です。

正直、好きじゃないです。
設定はすごいんだけどね。
それは尊敬するんだけどね。

何だか、
「こういう、こういう世界なんだよ!」
「こうなってるんだよ!」
「こう、こう、こう・・・!!」みたいな、
もう延々とその世界の説明を、
隙ができるとすぐそれを説明する。
何だか変なところに力入れすぎな感じがして。
もっと自然体で行こうよ、って言う感じです。

それはそれは、
押し付けにも感じるような世界観の出し方。
いや、好きなんだけどね。
それ以外は。