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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
高野さんは、リピートオーダーを取るためには、お客様のために必要以上にお金を使うべきだと言う。すると、そのお客様がお友達を連れてやってくる。お客さんから「どうやってお金を取るか」それば狩りを考えていると、お客さんは去って行ってしまう。お客さんのために一生懸命時間を作り、そこに相対するとそのお客様が友人を連れて帰ってくる。私にはその姿勢が足りないのかもしれない。
情報編集力を高めるスキルトレーニングとして、高野さんは五つのスキルを上げた。コミュニケーション力、ロジカルシンキング力、シミュレーション力、ロールプレイング力、プレゼン力である。これを聴きながら藤原和博さんが「よのなか科」の授業の中で必要な3要素「プレゼン力」「ロールプレイング力」「ディベート力」を思い出した。私はディベートよりは「ファシリテーション力」が必要ではないかと思う。これらは自分の価値観を見定めないと高まらない。価値観を持たないと誰かに振り回されてしまう世の中になったということだ。
ホスピタリティに必要な能力を、高野さんは情報編集力だと言う。情報の収集力と情報処理力は AI でできる。ただそれを編集することは AI にはできない。編集時に一番重要になるのは、編集者の価値観だ。どのような価値観・切り口で編集していくかである。この価値観は経営で言えば理念になる。経営理念が固まっていないと、情報編集力が弱く、何をするべきかの気づきが乏しく、結果的には他社の真似をして終わりということになる。価値観をしっかり持つことは自らの情報編集力を高めるなのだ。
元リッツカールトンの高野さんの話を聞いた。ホスピタリティをとサービスの違いを話された。サービスは、いつでも・どこでも・だれにでも同じものを提供できるようになること。これに対してホスピタリティは、今だけ・ここだけ・あなただけ。「ここに来ると気持ちいいよね」と言われることを命がけで考える会社になることが、ホスピタリティを実現することだ
コロナによる変化を以下にまとめた。都心での飲食が中心だったのが、地元での飲食中心に変わる。医療のオンライン診療が本格化する。働く場より学ぶ場が変化してくる。不動産の価値は路線価と駅歩何分という利便性にあったが、今後は住みやすさや幸福度指数が重要な価格決定要素に変わる。地方の分譲住宅のあり方は違ってくる。ビジネスホテルはデイユース向けの設計に変わる。このように競争のベクトルが変わるので、今リードしている会社の優位性は消え、皆ゼロスタートでの勝負が始まる。
ブラックジョークだが、宇宙で書けるボールペンの話を聴いた。ペンのインクは重力によって下に向かう。しかし宇宙には重力が無いだから、ボールペンでは字が書けない。そこで無重力でも使えるボールペンを開発しようと、アメリカは10年の歳月と莫大な費用を費やした。そしてついにそんなボールペンが完成した。一方ロシアは、鉛筆を使った、という話だ。これもボールペンという形状に囚われて、そもそもボールペンという前提条件を疑わなかったという愚かな笑い話だ。
既存のプロセスをテクノロジー化しようとする日本人の特性だ。パナソニックは、レジの自動化を進めるべく自動レジ機を開発した。ところが同じころ、 Amazon はレジそのものをなくした AmazonGOを作ってしまった。この二つは目的が全く違うので、使われる技術も全く違う。既存のプロセスをテクノロジー化するときは、そもそもそのプロセスは本当に必要なのかを問い直さないといけない。そして、新しいプロセスを考え出していく必要がある。
コロナによって自分たちの愚かさに気づくことがある。例えば自動ハンコ押しロボット。ハンコを押すのは大変ということで、2019年にデンソーが開発した。しかしコロナによってハンコ押すためだけに出勤する人がいることが判明し、その馬鹿らしさに世間が気付いた。そして政府は役所でのハンコ押し文化を廃止すると言い出した。何のための自動ハンコ押しロボットなのか存在価値そのものが消滅した。目の前の課題解決策ばかりを追い、そもそも何のために?を疑わないのは、日本人の愚かさだ。
社長の姿勢の中で、社員に安心を与える姿勢とコミュニケーションは極めて重要だ。ピンチの時、社員は社長を見る。社長が冷静であれば、社員は慌てなくて済む。言ったことは必ず守る。時間も守る。これは社員が信頼を得る大きな要素だ。一歩前の行動は大きな信頼になり、一歩後の行動は不信感を招く。自分に厳しくないリーダーの下では部下は真剣にならない。自分に厳しく常に一歩前の行動をとり、言ったことを守るリーダーが信頼される。
当社の理念は「暗夜に一燈を灯す」である。長年自分で悩んでようやく腹にストンと落ちたので大事にしている。毎日口にしても楽しくなりそうだ。ただ、社員の意見を聞いて作ったわけではない。私の人生のうち、自分がワクワクする瞬間=かわいそうと思える落ちこぼれと出会う=から出たものである。自分の最大の強みを生かしたものと言える。もちろんそれは自分の人生観から出たもので、こうした言葉に出会えたことは本当にありがたい。
経営理念は次の世代につないでいくものである。世の中には創業者と後継者がいるが、創業者もまた後継者である。創業者は創業の精神を、自分が生み出したものではなく、誰かから受け継いだものだと捉える。それが謙虚な生き方につながる。社会を良くしたいという思いを次の人につないで行くためには、それを次の人のために語る必要がある。残していく、繋いでいくという思いが経営者の中にあると、自然と理念型経営になる。
理念経営で問題がある状態は以下の5つ。�〕�念はあるが社長自身が納得していない �⇒�念はあるが飾りになっているだけ �M�念はあるがは全社員に浸透していない �ね�念とは何かと問われて、胸を張って答えられない �ネ�念はあるが、自社のブランディングに寄与していない。こう考えてほとんどの人はうちは該当すると思っているのではないだろうか?そうじゃない経営者がいるとしたら、その人はとても幸せだと思う。
オンライン理念経営カレッジの講師を理念経営協会の窪田先生と一緒に勤めている。今年の受講生は5人だが、1対1でやれる人数でちょうどよい規模感だ。窪田先生が良い理念の条件を4つお話しされた。�〕�他的な内容 �∩棺抄醗�の意見を聞いたうえで作ったもの �A篭鳩弍勅圓遼楴租�目的から出たもの �た誉鹸僉⊆匆餞僉∪こΥ僂覆匹隆愀犬悩遒辰燭發痢�
今回の生産性向上は、以上� 銑┐�相乗効果となって出ているのだろう。部長曰く「今まで自分が指示していたが、今は逆に部下から多く相談にくることが増えたという。それまで「自分が指示しなきゃ何も進まない」と思っていたが、時間を作ってしっかりと話を聴き、頼んだぞと言って黙って見守ること、仮に失敗してもそれを受け入れることの大切さがわかったのだ。こんな部長の姿を見ているからこそ、社員の意識も変わったのだろう。自分の指示は単なる押し付けだったのか……そう気が付いた部長たちは、ここから先、次のステージに上がっていくだろう。
第6は社員アンケートをとるそれから手を打ち始めて3ヶ月以内に生産性が上がってきたという事実だ。ここで間が空いてしまうと社員は白けてしまうし、「今頃なんだ」と否定する。そして、人は自らとった行動が結果になって現れてくると、それを面白いと感じる。その結果をもっとよくしたくて、意識がだんだん上がっていく。好きなチームの連勝記録が気になるのと同じ。成果が見えて目に見えて出てくると、問題の発見を早くし、結果として打ち手を早くし、更なる成果向上につながっている。
第5は、係長クラスの面談を実施したことだ。係長は現場とマネージャーの板挟みになって、最も仕事の量が多くモチベーションの維持が難しい立場だ。そこで、係長一人ひとりが置かれている立場を理解し、その上でできるサポートを約束する面談をしたのである。そうしたことで、これまで問題が発生しても見て見ぬふりをしていた係長が、放置されている問題に一早く気づき、自ら進んで解決するように変わったのだ。
第4は、社員一人ひとりに求める行動を明確化し、その状態を点数化して見える化したことだ。同社は挨拶も掃除もやる人はやるがやらない人はやらないと分かれていた。そこで3部長が話し合って、自分たちの求める行動基準と評価票を創った。そして、毎月それができているかどうか確認し、承認するようにしたのだ。これを同社は「成長の記録」と呼んでいるが、社員のやる気が上がる要因になった。
第3は、3人の部長がそれぞれの部下と全社員面談を行ったことだ。これには社長も同席した。この面談はコロナ禍で操業が減った5―6月に行った。このときの面談では、面談者に「あなたのギネスは何ですか?」などの質問をし、その人を知ることに努めた。そうした面談の中で、改善のヒントも見つかった。ベテラン社員がぼそっと言った言葉が、長年同社が悩んでいた問題の解決につながったのだ。そのヒントの発信者は、この呟きによってその月のMVP社員に選ばれた。社長は「この改善効果で、コロナ禍によるマイナスが全部埋まった」と喜んでいた。
生産を上げた要因の第2は、をハッピーマンデープロジェクトをするのだが、何をしたらよいか、アンケートを取ったことだ。するとその中にお弁当ばかりだったが、月曜日にカレーが出るといい、というアイデアがあった。そこで、月曜日ではないがカレーライスを給食のメニューに入れてみた。カレーが仕込みに時間がかかるため、給食会社が月曜は無理だと言ったのだ。また、カレーはコストアップになる。が、カレーはカロリーが高く、米をよく食べる。そのため、夏場の熱中症対策に効果がある。そこで導入したのだが、これにより社員は、経営層が自分たちの要求を受け止めてくれたと感じた。それにより、「上司には何を言っても大丈夫」「言えば分かってくれる」雰囲気ができ始めた。
その原因としていくつものことが考えられた。第一は、7月に社員アンケートを行い、見つかった問題点をできるところから改善したことだ。特に「月曜日に出社したい」人の割合が低かったので、月曜日の有り様を変えようと三人で検討した。これをハッピーマンデープロジェクトと名付け、何をしたらよいかを検討した。その結果、月曜日の朝の1時間を使ってミーティングや社員教育など、重要だが緊急性のないことをする時間に充てた。これによってクレーム対応などの時間が減り、仕事が楽にスムーズにするようになった。こうした時間の使い方の変化が一つの要因になってると思われる。
まず起きている現象を整理する。生産性が15%アップした。20日で生産ていた量を17日で生産できるようになった。それをもたらした社員たちの動きで目に見えるようになったのは�〔簑蠅鯤�置しない �¬簑蠅糧�見が早くなった ��生産が落ちてきている状態の時に、それを当たり前にせず「やらなきゃいけないよ。どうするの?」と言うようになった �せ�務員までもが自ら夜勤をすると申し出で納期に間に合わせてくれている」という全員参加の経営ができている
某部品メーカーで製造部の部長3人の社員研修を行っている。毎月1日、4月から連続で開催し、今月は第7回目だ。そんな同社で変化が起きている。9月ぐらいから好業績に転じたのだ。しかも、生産性がそれまでの15%以上も上がったのだ。その要因は、会社の雰囲気の好転だ。社長曰く「これまで、社員は何かすごく重い荷物を背負っていた印象がある。が、今はそれを下ろして軽やかに走っているようだ。難しい顔をしていた社員がにこやかな顔をし、気持ちの良い挨拶をするようになった」。社長は「先生、これは凄いことです」ととても喜んでくれている。そこで、部長3人を集めて一体何が良かったのかその振り返りを行った。
後継者不足による「大廃業時代到来」と言われる中で、同族経営の皆様に勇気を持っていただいたのは「暗夜に一燈を灯す」をミッションとするコンサルタントとして無上の喜びでした今後は、「100年続く経営承継研究会」を立ちあげ西川先生の教えをより分かりやすく、同族企業の経営者の皆様に自分事として考えていただけるよう、セミナーや交流会を重ねていく予定だ。
昨日の西川先生の講演会は大好評だった。以下はその受講者アンケート(抜粋)。�々峙舛鮗�け家族会議をもう一度開きたいと思った。�∋旭粍貘侶弉茲肇侫.潺蝓柴皀灰潺絅縫院璽轡腑鵑僚斗彑�がわかりました。��ファミリービジネスをここまで体系的に研究されている先生のお話が聞けて大変勉強になりました。�じ�的機関の提供しいている事業承継に対して実務的で生々しい。�イ箸討盂悗咾犯�見があり感謝しています。自社に当てはめてゆっくり考えてみようと思います �Δ垢阿房孫圓靴討澆燭い隼廚い泙靴拭���代替わりを5年後に控え、何を見て考え、変えること、残していくことを見直す良い機会になりました。ありがとうございました �┯綏兌堝�社後、三位一体経営計画を作成してみたいです ��ファミリービジネスへの認識が深まりました。��アメリカと日本のファミリー企業に違いがないことに少し驚きがありました。
弊社は同族経営専門コンサルタントの第一人者であり、私が師匠と慕う日本ファミリービジネスアドバイザー協会理事長の西川盛朗先生をお招きし「三代勝ち続ける同族経営の10大条件」と題した講演会を開催した。当日は会場(ウインクあいち)43名、オンライン112名の総計155名もの方にご受講いただき、予定通りリアルとオンラインで同時開催した。横浜から御来名頂いた西川先生、複雑な通信環境の整備と万全のコロナ対策の環境を整えていただいたスタッフの皆様、そしてセミナーにご参加いただき共に学習した皆様、本当にありがとうございました。このような大規模なイベントは創業以来始めてだったので、無事に終わって、満足感一杯だ。
某社で営業所長と業務主任労務担当責任者10人ずつ集めた研修を行った。最初に所長と業務責任者のチームに別れ、業務責任者は所長に感謝していること、所長は業務責任者に感謝していることを出し合った。次にお互いから「ここまでしてくると助かります」という要求を出し合った。その後、全員を集め、それぞれの感謝と要求を発表し、シェアした。そして、要求事項の中から、自分のできていない課題を見つけるという研修だ。研修をして最も印象に残ったのは業務責任者が所長達に「そこを見ていてくれたのは嬉しかった」と口々に言っていたこと。上司が部下の細かい気配りなど見て承認すると、人はモチベーションが上がる。日頃忙しくて感謝の口にすることができない人も、時に立ち止まって感謝を伝える。そのことの大切さがよくわかった。
高速に変化する業界で、大きな会社は先代がトップダウン型であったケースがほとんどだ。しかしながら、後継者がトップダウン型を取らない場合が少なくない。このような場合、社員は「このままでいいのか」と心配に思うものだ。しかし、社員からは改革案は出ない。社員がそのような思考訓練=全社的な目線を鍛えられていないからだ。結果的に後を継いだリーダーが、自分を鍛えてトップダウン型に成長するしかない。孤独を嫌う人が、孤独の中に飛び込む。これは、とても辛いことだと思う。
ある社長が、自分は本当はボトムアップ型でマネジメントをしたい。しかし、数年のうちに必ず大きな変革が来る。そのたびにトップダウン型でマネジメントしなければならない。結果的にいつまで経っても強権発動のトップダウン型を続けてしまい、社員が育たない、と嘆いた。その気持ちはよくわかる。業界によって変化のスピードがすごく早い業界と、ゆっくりしか変化しない業界がある。早く変化する業界では、トップダウン型でコントロールする会社が強い会社になる。
リーダーシップともう一つは、大きな改革を必要としない組織で、リーダーの人事や予算決定権を駆使することなくすすめるリーダーシップだ。その時はリーダー個人の資質で、仲間を導く。リーダーが意識しなければいけないのは次の3点。�[匹た祐峇愀犬鮹曚� �¬榲�と目標を明確にする ��メンバーに役割を与える。役割を発揮してくれた時は大いに承認する。
トップがトップダウンで会社を回すときは、誰もやったことがないことへの挑戦だ。ゆえにうまくいくか分からない。だから失敗したときの全責任は自分が背負う。誰かに相談すると必ず「やめろ」と言われる。同じ景色を見ている人がいないのだから」仕方がない。相談相手は足元のリスクや、人の和を見ている。やらない方向に行ってしまうから相談もしない。このような孤独に耐え、自分の信念で行動する
リーダーシップには2種類あることを学んだ。大きな改革を固まった組織で実施する時は、リーダーの特権である人事権や予算決定権を用いてトップダウンで実行する。この時リーダーは、組織のメンバーの誰も言えないことをやる。誰も言えないことだから、メンバーからは嫌われる。その時は評価されず非難轟々だが、後々になって評価されることを信じてやる。「いつかわかってくれるだろう」がこの時のリーダーの支えだ。
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