V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2004年05月31日(月) 国語嫌いを好きにする方法

昨日と同じく題材が国語の場合。娘が「国語なんて話せればいいじゃん」というと、「じゃあね、○ちゃんが商品をうまく使えないとき、買ったお店にいくでしょ」「そのときお店の人が『ここに書いてあるじゃないですか』と言ったら、どうする?」「○ちゃんが国語できなくてもパパは困らないけど、損するのは○ちゃんだよ」。損得ではない。よりよく生きるために知識が必要だと気が付けばいいんだ。

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2004年05月30日(日) 算数嫌いを好きにする方法

ある経営者が娘に算数の重要性を語った。娘が「算数なんて勉強したくない」というと、「じゃあね、○ちゃんが200円のお買い物をして500円払ったとき、お釣りが100円だったら、○ちゃんはどうする?」「怒る」「そう、怒るよね。それは○ちゃんが引き算できたからわかったんだよね」「○ちゃんが算数できなくてもパパは困らないけど、損するのは○ちゃんだよ」。これで勉強する意欲を引き出している。

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2004年05月29日(土) どこで満足するか?人材育成

昨日のNo.2の人材育成の考え方は、「私はあの人に育てられた」と言われるだけでは満足しない。そういってくれた部下が自分の部下を持ったとき、その部下から「私はあなたに育てられた」といわれるようになる、そこまでやって初めて後世に繋いでいける。自分が3人育て、その3人が更に3人育てると、合計12人育てることになる。リーダーは育てるだけでなく、育て方も伝えていかねばならない。

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2004年05月28日(金) 人材育成の重要性

ある会社のNo.2と人材育成の重要性について話す。多くの会社の管理者が作る部門計画は、数字の作り方が基本で、人材育成はちょろっと小さく付いている。だから人材育成の大切さが分からないのではないかと投げかけたら、「その通りです。人材育成欄を一番最初に持って来るべきです」との意見。それは極端にしても、せめて枠の大きさは同じか、人材育成の課題欄を大きくするべきであろう。

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2004年05月27日(木) 人材とロケーションの関係

某社が田舎から都心に転居した。もちろん家賃は数千万円アップした。しかし、それまでOLは18人使っていたが、今では6人で済むという。良い人材が採れるようになったからだ。この人件費の浮いた金額を考えれば、家賃は只同然だという。トップは「良い場所に移ると良い人が集まるものだ」としみじみ。経営資源としての人材の価値が増すということは、ロケーションの価値も増すということだ。

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2004年05月26日(水) 人生を変える出来事

昨日の会長は戦後、海軍から戻り物販業で大儲けした。が、どれだけ儲けても意識は軍人のままで空しさばかりが募った。そんなとき、極貧だった対面の家が実に輝いて見えた。理由はクリスチャンだったから。その人に紹介された牧師から聴いた話は、彼の胸に突き刺さり、洗礼を受ける。以来その天命のまま大会社を築いた。対して豊かな時代のプータローたちに、今どんな言葉が響くのだろう?

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2004年05月25日(火) ケチだからそ儲かる名古屋

某商社の社長は1万円以上の経費はすべて稟議を上げさせて即時決裁している。社長によれば「クルマのタイヤが4年目で擦り切れて交換したいので3万円使いたいという申請が上がったとする。たかが3万円だが、うちにはクルマが200台あって、皆が同じだと600万になる。となるともっと大きな対策が必要」という視点から判断するのだという。会社の実態は経理伝票を見ると一番よくわかるのだ。

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2004年05月24日(月) 観たいぞキューティーハニー

キューティハニーの実写版が封切だ。41歳の私には最初のアニメが小学校6年生のとき。その衝撃から「観たい!」気持ちが強いのだが、一人で行くのは気が引ける。よってDVDの発売を待つ…つもりだが、若者はどうなのだろう。カップルで観にいくのだろうか?彼氏が「ハニーを観たい」といったっとき、彼女はどんな反応するのだろう?こう考えるとお宅族だけが観る?誰が観にいくのかわからない。

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2004年05月23日(日) 伸び盛りを負かすのも綱の責任

大相撲の千秋楽。朝青龍は優勝決定戦で北勝力を下して3連覇を果たした。観ていて痛快だった。勢いで突っ走る平幕に、高い『壁』があることを思い知らせるのは横綱の役目だからだ。この壁のおかげで北勝力は謙虚になり、さらに精進し、本当に強くなるのだろう。逆にこのまま初優勝していたら、「今のままでいい」と自己肯定して停滞したかもしれない。人は壁に跳ね返されるから強くなるのだ。

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2004年05月22日(土) 20年間の蓄積と崩壊

マンションの換気扇がビィビィうるさいので専門家に見てもらった。20年目で、モーターが焼ききれていたら。また20年前の構造なので、バスとトイレの間の連携がうまくいっておらず、排気が逆流する現象も起きていたという。おまけにトイレの紙が蓄積して排気口を塞いでいたとも。説明を聞けば聞くほど恐ろしい現状だが、改めて20年間の技術の進歩とゴミの蓄積に20年の時の大きさを知る。

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2004年05月21日(金) 三菱自動車岡崎工場閉鎖

三菱自動車が岡崎工場を閉め、パジェロは残すことを決めた。ダイムラーにとって戦略的にパジェロはいらないがコルトは欲しい。三菱が単独なら看板商品のパジェロなくして再生はあり得ない…。財務体質改善を重視する余り、商品戦略が合わない会社と資本提携し、振り回されたところに三菱の悲劇はある。提携は『体(財務)』よりもまず『心(商品戦略)』での理解。その大切さを伝える事件だ。

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2004年05月20日(木) 被害者家族の帰国が嬉しい

被害者の家族5人が帰国して本当に良かった。子供たちが立派に育ったのは、被害者たちがかの国で自分の出生も何もかも捨てて理不尽な環境に対応しようと想像を絶する決意をし、家族の絆を大切にしてきた結果なのだろう。おそらく子供たちは真実を知ってショックだろうし、今後の将来も不安ばかりだろうが、そうした環境下にも逞しく生き抜いた自分たちの両親を、誰よりも尊敬して欲しいと思う。

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2004年05月19日(水) ベストよりもベターを評価せよ

ある組合の委員長が、「今までベストな結論を出したことは一度もない。すべてベターな結論ばかりだ」と語った。組合の委員長も政治家同様に分配を考える仕事だ。誰かのためをを考えれば、誰かが不満を持つ。従ってベストは無理でもよりベターなものを追求してきたという。ひるがって、首相の訪朝の成果はベストではなくともベターではなかったか。批判的な論調はベストを求めすぎだと思う。

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2004年05月18日(火) 300円が只だとこんなに来るの?!

『安八温泉』に出かける。この温泉は老人たちで満杯だ。平均年齢は70歳くらいか。休憩所では50組のじいさん達がもくもくと将棋と囲碁をさしている。TVの前には30人くらいがこぞって相撲観戦。食堂もそばうどんを食べる人で一杯。材料を自宅から持ち込んで手芸品をその場で編み、道行く子供に渡す人も。まさに巣鴨駅前商店街状態。通常300円が、60歳以上は無料。只の集客力は凄まじい。

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2004年05月17日(月) たった200円のために並ぶ人

バラの苗木生産日本一の町でバラ祭が開催された。行ったとき、すでにお年寄りの長い列ができていた。「何かもらえるのかな?」きくと、10:30から100名限定で切バラをタダでくれるという。列の長さにあきれたて場内の展示物をみて驚いた。なんと切バラは一本200円だった。たった200円のために、一時間以上も並ぶ!県民性かお年寄りの習慣か…タダより強いものはない。が、私にはできない。

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2004年05月16日(日) CSを測る究極の質問

ハーバードビジネスレビューに掲載されていた、CSを測る究極の質問「この会社を友人や同僚に紹介(推薦)したいと思いますか?」が各方面にインパクトを与えている。既に何人かから「見た?」「見なさい」などの連絡を頂いた。顧客ロイヤルティはまさしくこれで充分だ。そこで私流に企業の魅力度を測る質問を付加したい。「あなたの会社をどこかが買収するとして一番高く買うところはどこ?」

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2004年05月15日(土) 中国人と日本人の違い

中国人に「中国人と日本人の違いは何?」と尋ねた。すると「中国人には『自利』しかありません」という。これは「自利利他」という自分の利益を得、他人の利益に貢献する」というウィン・ウィンの関係を表した四字熟語からとったもの。『利他』はないというのだ。上手い表現だが、最近の未納政治家・食品偽装表示・視聴率詐欺・欠陥隠蔽など見ていると日本人も充分に『自利』のみの民族だ。

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2004年05月14日(金) 最大のリスクと創作活動

某社の常務が、最大のリスクは「自分を守ること」と語っていた、守りに入ることが一番危険だという意味だが、今月末が締め切りの次回作を前に、逃げたがる自分がいる。手帳には「自分を創るために書く。創造する人は危機に身をおかなきゃ」という昔のメモ。創作から逃げるとことは現状に満足していること。モノ書きとして書きたくて仕方がなかった頃の自分の熱さを忘れないようにしたい。

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2004年05月13日(木) 本物のゆでガエルを見た!

本物の「ゆでがえる」を見た。淡墨温泉の露天風呂のヘチの岩上で、伸びて死んでいた。この温泉は午前10時開園。夜のうちに冷えた露天風呂に迷い込んだ蛙が、開店に合わせて徐々に温まっていく湯に気が付かなかったのだろう。ビジネス界でよく言われる「ゆでがえる」現象は現実的な話だったのだ。その伸びた姿は何とも哀れで情けなかった。自分がゆでがえるでないか、よく検証してみたい。

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2004年05月12日(水) 群集を操る人の大逆転

官房長官が辞めた。菅代表も辞めた。ならば同じ未納の首相も辞めるべきなのだが、彼は北朝へ飛ぶ。そして拉致被害者の家族を連れて帰って来たら…こりゃあ年金未納だから引責辞任なんていう方が野暮だ。潔く辞める人と、奥さんに言い訳させて反感を買う人。はたまた「なにを小さなことを」と笑い飛ばす人。「人の心」というものがどう動くもかが、分かっているかどうかの差だろう。

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2004年05月11日(火) 世にも哀れなセールストーク

ニッチ・トップA社の社長の話。「最近は大手がこんな市場にも参入しています」「大手は『A社よりも安くします』と言って売っています」「これは『うちは品質等ではA社にかなわないので価格で勝負するしかないのです』と宣伝してくれているのと同じ。おかげで当社は少しの値下げでお買得感が出て受注できます(笑)」。さて、この大手と同じ売り方をしている営業マンがこの世に何人いるのだろう…

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2004年05月10日(月) 社用車にプリウスの時代

義父が経営する会社が社用車にプリウスを採用した。イニシャルコストは高いが、3年以降、そのランニングコストの安さからトータルで見ると得だという。こうした動きをキッカケに今後益々エネルギーコスト削減への関心は高まるだろう。社会保険料や消費税アップが確実で、可処分所得が伸びない時代に水道光熱費を減らすにはどうすればいいか。そういうハードはトレンドになるに違いない。

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2004年05月09日(日) 米屋の需要開拓の秘策

米屋の知人が結婚式の名披露に米袋を配った。内容表示には「名称:白米(ライスシャワー仕様)」「原料玄米品種:夢いっぱい」「内容量:一生添い遂げ枡」「販売者:××(新郎新婦の名前) 新店舗:××(新住所)」。米屋らしくよく考えたものだが、これを見た式場の支配人が「是非今後当式場推薦の名披露として採用したい」と言ってきた。こちらの行動力も立派。米も工夫次第で売れるのだ。

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2004年05月08日(土) 富士山麓の地の果てにて

富士山麓の御殿場で研修講師を務める。御殿場は合宿研修のメッカだが、交通の便が悪い。山口県からの参加者は片道8時間かかったという。なぜこんな場所に研修所があるのかを友人に聞くと丹那トンネルができる以前、今の御殿場線が東海道線で箱根を迂回していたのだという。御殿場は東京から軽井沢と同じ距離にあり、当時のリゾート兼研修地になった。納得だが、それにしても遠い。

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2004年05月07日(金) 燃える営業部隊の作り方

経験的に得られた燃える営業部隊を作る秘訣は、2-6-2と呼ばれている6の層に火を付けることだ。6の層は一度に変わらないのでその1/3の、よりトップに近い2を選ぶ。その2をトップの2と同質になるように徹底的にコーチングする。すると全体の4が「できる人」になる。こうなると残りの6にとって周りに先生が沢山いることになり、そのうちの5はごく自然に「できる人」に変わっていく。

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2004年05月06日(木) 文字通り目を細める

1日2回開かれたフォーラムで部下が講師を務めた。聴講者は各100人超。当初私に要請のあったものだが、先約有りで代わりを務めてもらった。回収したアンケートを見ると実に評価が高かった。聞くと私のメソッドに自分流の味付けをし、自分の言葉で語っていたらしい。つい2年前「お前の講義にはエンタテイナー性がなくつまらない」と叱ったが、見事な成長ぶりに目を細めている。

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2004年05月05日(水) 黒幕が知りたい

誰が書いたのだろう…こんなシナリオ。菅代表の年金未納問題をサッサと済ませたい民主党は昨日、年金法案に妥協。裏切りに等しい結末に国民はガッカリ。そこに間髪入れず自民党の福田官房長官が未納問題の引責辞任。党首の対面を優先し信念を曲げた民主党の矮小さだけが際立つ結果となった。これで民主党は沈没。こんなシナリオを描く黒幕を、現代の軍師として尊敬する。

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2004年05月04日(火) 新撰組の悲劇

『新撰組!』を毎週見ている。新撰組の悲劇は近藤が「上様をお守りする」一辺倒で、上様の存在を疑問視していなかったことだろう。現代でも、年金制度でも自衛隊のイラク派遣でも、一部の人は政府の意思決定に矛盾や無謀を感じ「私ならこうする」と主張するが、大多数が「お上は正しい」と疑わない。見えなくてもいい枠が見えることは恐ろしいことだが、見えないと悲劇が始まってしまう。

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2004年05月03日(月) 柔道・鈴木の意地と執念

柔道の日本選手権で、鈴木桂治が優勝した。五輪よりも井上に勝つことを最優先した執念が実ったわけだが、よく、あんな強い選手に挑戦する意欲が続くものだと思う。「どこまでやれば勝てるのか…」と気が遠くなることもあったはず…。「何かを求めていないと止まってしまいますから」と鈴木は語ったが、どうしたら彼のような正攻法で挑み続ける人材が育つのか、コーチングの極意を知りたい。

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2004年05月02日(日) あなたの会社は1年365日ですか?

期初に方針発表会を行う会社は1年を365日で過ごす意思があると思う。それに対し、2ヶ月遅れで発表する会社は、1年を60日足りない305日でしか過ごすつもりがない。両社とも前年対比15%伸ばそうとしている場合、前者が365日で420日分の仕事するのに対し、後者は305日で420日分の仕事に挑戦し、実質生産性を4割も上げねばならない。自分で超えられないほど壁を高くしているのだ。

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2004年05月01日(土) GWを犠牲にする会社たち

5/1、GWの初日にW社の経営方針発表会で基調講演。4月決算の同社は「期の初日」に今年に賭ける意気込みを語る。また私は5/5にY社の経営方針発表会でも基調講演を行う予定だ。こちらも期の営業日初日に当る5/6の前日に今期の計画を社員に叩き込もうとしているのだ。どちらもGWを犠牲にしてもスピードを重視している証。ノンビリしている会社と違い好業績を誇るはずである。

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