V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2004年04月30日(金) 部下の勲章・私の喜び

部下がクライアントの営業代行をした。それが大きな受注に結びつき、社長から熱い御礼のメールを頂いた。「あの状況で、Hさん(部下)には、思い切り“ドロドロ”、“ズッシリ”と重石になったと思います。申し訳ない気持ちと、嬉しい気持ちと、だからこそ、これからも一緒に良い結果を出したいと思っています」。コンサルタントに限らずビジネスマンはお客様の誉め言葉こそが生涯の宝物になる。

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2004年04月29日(木) 顧客本位のおおらかな釣堀

地元の川沿いで面白い釣堀を見つけた。川を石で堰き止めて10m四方のいくつもの池に区切る。釣りをする人は金を払い、自分の10m四方を手に入れる。そして、その中にニジマスとアマゴを放す。後は朝から晩まで釣って良し。家族で来れば全員がその池で釣ることが可能で、道具さえ持ってくれば釣った魚をその場でバーベキューにすることも可能。家族の和を重視したサービスに感激した。

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2004年04月28日(水) 僕にもできた・ケータイ入力

ワープロメーカーの社員だった頃、「テンキー(数字)入力方式にしコストとサイズダウンを図りたい」と主張する設計者がいた。企画担当だった私は「誰がそんな面倒くさい入力をするかっ!」と相手にしなかった。ところが今、誰もが携帯でテンキー入力している。自分で入力してみて初めて分かった。手持ち無沙汰の時はあの面倒くささに耐えられる。入力方式もTPOに次第で変えるべきなのだ。

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2004年04月27日(火) 西国霊場33所巡り

K社長は、休日に奥さんと小学生の娘さんと西国霊場33所巡りをしている。すでに10箇所以上行ったそうだが、「なぜお寺参りをしているのか?」と聞いたら、「どこに連れて行こうかと考えるのが面倒くさくって…、その点××箇所巡りというと何も考えなくてもいいじゃないですか」。スタンプラリー感覚は、子供だけでなく大人にも有効なのだ。是非いろんなマーケティングに取り入れたいと思う。

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2004年04月26日(月) ANAとポケモン

ANAに乗って福岡へ。降りるときにスチュワーデスからポケモンのCDをもらった。ポケモンの第1回作品と、ポケモンクラブ会員登録専用の2枚組CDで、子供たちが夢中になって見ていた。一見繋がらないANAとポケモンは、私の家庭内では繋がる。あのCDを家電屋の前で配っていたら受け獲らなかったに違いない。どんなサンプルをいかに配布するか、もっと深く考えよという良いお手本だ。

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2004年04月25日(日) 「春の虫探偵団」に参加!

近所の公園にが主催する「春の虫探偵団」に子供と参加。解説を聞いた後、バッタやテントウムシ、チョウなどを獲る。この他にも「川の生きもの探偵団」、「ザリガニ探偵団」、「網・籠漁体験」、「鮎の稚魚放流体験」など自然と関わる体験会が目白押し。主催は市民、企業、NPO(民間非営利団体)と多様化しているが日常で触れる機会が少なくなったことを誰かが手解きしてくれるのはとてもあり難い。

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2004年04月24日(土) 講師に一番必要な予習

某社の御殿場の研修センターで1日研修の講師を務める。前日の午後9時過ぎに同センターに入ると、既に受講生の間で酒盛りが始まっていた。私も誘われるがままに酔っ払いの輪の中へ。酒を飲みながら受講生の誰がどんな性格がよく把握できた。翌日の講義では、打たれ強い人にタフな問題を答えるよう指名。おかげで講義も成功したが、受講生の個性を知るという予習の大切さを痛感した。

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2004年04月23日(金) 会議ばかりの会社

N社の常務は「昨日も1日会議でね…」と嘆く。「こんなに会議をするなら、定款に『会議』と書いたらどうだ!会議なんていくらやっても儲からん!」。これはN社に限らぬ真実で、会議の数が多い会社は儲からないと見た方がいいだろう。長い時間を費やし、かつ結論が出ない(出さない)会議ほど空しいものはない。逆に短時間に密度の濃い会議をする。そんな会議の議長ができる人は出世する。

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2004年04月22日(木) バレンタインデーのど根性

某建設資材会社で屈指の成績を誇る女子営業マンにインタビューした。彼女は、バレンタインデーにチョコを250個作り、一つ一つを小袋包装して配るという。見習うべきところを、男性社員は「そりゃ女性だからできること」とにべもない。が、表面だけ見ているといつまでたっても強い組織にならない。彼女がチョコをそこまで作り配る「ド根性」はどこから来ているか、見習うべきはそこである。

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2004年04月21日(水) 情けないホワイトデー

今年のホワイトデーはTV出演の日と重なった。キャスター、スタイリスト、アナウンサーなどお世話になっている局の女性は全部で5人。バレンタインデーに何か貰ったわけではない私は、生菓子の詰合せからひとつづつ配布した。すると同じ日に出演した弁護士が、両手に三越の紙袋を5つ下げてやってきた。「お返し」という打算型の私と、気遣いのできる人の崇高さ。その対比がなんとも情けない。

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2004年04月20日(火) かわいい子には講師をさせよ

最近2社から同じような依頼を受けた。両社とも、将来を担う中核人材育成したいと考えていて、いろんな講座の講師は何人かの役員が担う。役員に研修の講師をやらせる理由を尋ねると、社長は「役員が何もしていないから」と辛らつだ。しかし本音レベルでは「教える人が一番勉強するじゃないか。だから役員に講師をさせる」。一番育てたい人材には、講義を受けさせるより講師をさせた方が良く育つ。

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2004年04月19日(月) ある社長のホワイトデー

某社長とホワイトデーの話になった。貰ったチョコが袋の中から小分けされたたった一個、であってもお返しするのが社長の心配りだと言う。そのお返しは500円の図書券25枚。「君たちも本ぐらい読みなさい」との思いを込めてだが、チョコ一粒で500円をゲットするOLたちにしてやられたことになる。昔はなかった習慣。世の社長たちはどう対応しているのか、事例収集してみる価値のあるテーマだ。

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2004年04月18日(日) 携帯支給する会社・しない会社

携帯電話を全営業マンに持たせている某社。一番使う人は月6万円を超えると聞いて驚いた。「それは業績に比例していますか?」と聞くと、比例しているという。同社では、稼いだ額によって携帯電話の使用限度額が決め、稼ぐ人は6万円までOKだが、稼いでいない人は2万円程度。それを超えて使うと、その差額分が給料から引かれる仕組みだ。携帯を支給しない会社に比べ実に賢いやり方だ。

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2004年04月17日(土) がんばれ!赤ゴジラ

カープの嶋選手が好調だ。背番号が55だから「赤ゴジラ」と呼ばれている。しかしマーケティングでは二番煎じと言われたら負けだ。例えば「あのブランド品と同じ品質でうちは半値です!」と語る営業マン。これは、「相手が素晴らしく強いので仕方なく半値にしているのです」と宣伝しているのと同じ。「赤ゴジラ」と呼ばれて得をするのは本家。嶋選手には自分ならではのニックネームを築いて欲しい。

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2004年04月16日(金) 社長の仕事と常務の仕事

新聞によれば、三菱ふそうの社内の調査委員会は、事故直後に「整備不良ではなく、ハブの構造上の欠陥」と認識していたという。だとしたら悪質な隠蔽だが、この委員会は当時、常務をトップに開かれていた。なぜ常務だったのか。クレームは社長の最大の関心事。当時、死者を出したこの問題より重要だと社長が優先した仕事は一体何か。社長がその程度の甘い認識だからおかしくなるのだ。

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2004年04月15日(木) 危機管理室潜入ルポ

某社の危機管理室に入った。天井からはTVが6台。各局の放送をモニターするためだ。テーブルの上には電話会議システム。円卓ではないものの、照明を落とせばそのまま『踊る大走査線』の警察庁会議室になる雰囲気だ。そしてナマズ。なんと水槽にマスコットのナマズを飼っていたのだ。こんな遊び心で、危機管理室の認識とオペレーションへの意識が高まる。経営者のセンスに恐れ入った。

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2004年04月14日(水) 「自由と自己責任」論

某社の「自由と自己責任」というスローガン。現場はこれを「好きなことをしてもよいが、自分で責任をとれ」という意味に受け取っている。一方管理側は「自己責任と自由」だと主張。「自己責任を果たした上で初めて自由が許される」の意味だ。イラクからの帰国者に「自業自得」と冷笑する人がいるが、前者の発想。リスクの高い活動には「自由と自己責任」より「自己責任と自由」の考え方が必要だ。

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2004年04月13日(火) 結婚10年目の崩壊

結婚10周年を記念してダイヤを贈るなどというCMがあったが、利用者は多いのかしらん?私も今年結婚10周年。が、新婚のときに調達した冷蔵庫が先頃壊れ、今またウォッシュレットが機能不全。昨年は電子レンジ、PC、洗濯機もいかれた。おまけに最近はこれらを廃棄するのにコストがかかり、PCなどプリンタと合わせ1万円以上!こんなに買い換えていたらとても記念ダイヤどころではない。

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2004年04月12日(月) 人質になった日本

イラクから3人が無事帰ってきた。何よりだが、彼らはまだイラクに残って仕事がしたと主張したという。戦地に仕事場を求めている彼らですら「国」という概念は希薄らしい。その使命感にはただ脱帽するばかりだが、アエラが先週号で「人質になった日本」とタイトルを付けていたが、このタイトルは的を得ている。ひょっとしたら日本国民ほど国家という概念が乏しい民族はいないのかもしれない。

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2004年04月11日(日) タクシーの意外な使い方

郊外の駅前にできたマンション。住人へのセキュリティは当然セコムか総警と連携したサービス?と思ったら、タクシー会社と提携しているという。タクシーの運転手は夜、終電までえきで並んでいる。何かあったときそこから駆けつけるというから、セコムよりもずっと早く「たった5分」でできるというのだ。このシステムはCVSの防犯強化にも使えそう。実に目の付け所がシャープである。

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2004年04月10日(土) 約束すれば強くなる

犬山市長と対談した。「選挙という試練を経験すると、どんな人でも成長します」。「選挙で当選するにはハッキリとした『選ばれる理由』が必要。そのため、他者にはない自分ならではの約束を訴える。それをほんの僅かな選挙期間中に行う。だから試練であり、実施した人は確実に成長する」。市長の話に経営も同じだと思った。優秀な社員ほど流動的な今日、経営者にも選ばれているという自覚が必要だ。

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2004年04月09日(金) 阿部が打ってもつまらない

巨人の阿部が好調だ。大打者ばかり並んだ後、投手の緊張が緩んだところにガツンとやっている。阿部が打ってもつまらないが、打ったら面白い清原、江藤といった一流選手は出番なし。これはプロ野球界にとっての損失だ。もし他チームで4番なら、今頃清原2000本安打達成!ともっと賑やかになったはず。開幕でも満員にならない後楽園。衰退の一途を辿るプロ野球再建は、唯我独尊体質の否定からだ。

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2004年04月08日(木) 痴漢を働いたエコノミスト

コンサルタントとエコノミストは違うけど、世間から見たら同業者だ。その最も有名な一人が痴漢行為で逮捕されショックだ。警察官がストーカー、寺の住職が隣の寺の賽銭泥棒、タクシーの運転手が飲酒運手したり。修行を積んだはずの人が、プロとしての本分を踏み外す。共通しているのは「人の痛みが分からないこと」。プロは誰かの期待に応える存在だが、「誰か」が見えていないのだ。

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2004年04月07日(水) ストリートチルドレンの叫び

イラクの16歳のストリートチルドレンが、ナオコさんが拘束されたことを知り、自分が身代わりになりたいと願い出たという。彼女が当地でいかに自己犠牲を払い、徳を積む生き方をしてきたかよく分かる。赤の他人が「身代わり」を申し出てくれる人がいったい何人いるだろう。この少年はストリートチルドレンを集め、解放要求のデモを行うそうだが、そういう声が届くことを願わずにいられない。

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2004年04月06日(火) DNAとアイデンテティ

御柱祭に参加したときに、地元の人に死者が出るのにどうしてそこまで夢中になれるのかを聞いた。「諏訪人のDNAですか?」と聞くと「DNAって人類誕生以来のものでしょう。そんなに古くないです」「では諏訪人のアイデンテティですか?」「そんなに新しくはないですね」「では諏訪人のルーツですか?」「それでも古すぎますね…」。1200年の歴史と伝統を語る言葉が見つからない。実に意外な気がした。

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2004年04月05日(月) 3人に無事帰還して欲しい

3人の日本人がイラクで拉致されて、自衛隊の撤退が要求された。この3人はイラクの復興のボランティアに尽力していた人たち。各国政府は、イラク問題を市場や資源を自国有利に得ることを主たる目的としていた。つまり「利益」を得ることである。対して彼らは人としての使命と愛を持って生きている。利のために愛み満ちた輝ける市民が犠牲になるのはなんともやるせない。何とか救出して欲しい。

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2004年04月04日(日) リフレッシュ休暇の効果

リゾートホテルでリフレッシュ。こうした空間で人や自然から気持ち良いもてなしを受けると、「ああ、自分も同じように人に気持ちのよいことをしてあげよう」と気付き、次の仕事への真摯な意欲が生まれる。これがないと「あ〜もう、忙しい!→適当に手を抜いてやっておこう」とお役立ちの精神を忘れてしまう。潤いは顔にで出る。ホテルで味わった朝のようにいつも清清しくありたいものだ。

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2004年04月03日(土) 3年に一度の爆発!

御柱祭は6年に1回の開催だが、その準備は2年前から始まる。その間練習を重ねた氏子たちは3年目にそのエネルギーを爆発させる。以前、サザンの桑田が「いろんな意味で(一定の活動を続けるのは)3年が限界なんですよ」と語っていたことがある。ひとつのプロジェクトは3年周期でやりなさい、終わったら休んでまた再開して…と1200年間巨木を曳(ひ)き続けた先人たちが教えてくれるようだ。

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2004年04月02日(金) リーダーなんかいらない

諏訪の御柱祭に参加した。奇祭に挑む地元の人たちを見て驚いたのは、長い列にも携帯電話や無線を使うことなく、手旗のみでコントロールしていること。そして明確なリーダーが居ないことだ。1200年もの間変わらぬ行事は、飛び道具もリーダーもなくたって誰もが理解し合い、阿吽の呼吸できる。逆を言えば、変化が激しい環境では絶対的なリーダーと飛び道具が必要だということを痛感した。

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2004年04月01日(木) 痛快!プロのタクシードライバー

客先まで余り時間がないのでタクシーに乗る。無理を承知で急いでくれと頼むと、交通規制ギリギリのタイミングで狭い路地をガンガン飛ばす。乗っていてドキドキしたほどだ。そのおかげで途中まで予定よりかなり早く来たので「もう間に合うからゆっくり走ってもらっていいよ」というと、今度は静かな安全走行に移行。お客様の要望に、嫌な顔をせず巧みにモードチェンジできるのは一流の証か。

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