きらきらとしたきみたちの願い きっとまだ届く まだ まだまだ夢を見ておいで
2004年01月29日(木) |
たくさんの奇跡をみてきたよ |
そこらへんにあなたが散らかした
きらきらとした奇跡を
散歩がてらに見てきたよ
2004年01月28日(水) |
何もしなかったくせに |
何もしなかったくせに とあなたを責めた
何もしなかったくせに とあなたを責めた
何もしないことがやさしさだと気づかずに
あなたを責めた
2004年01月27日(火) |
秘密なんてほんとはないという秘密 |
秘密なんてないよ 内緒になんてしてないよ 何も言わない 言わないことだけが秘密とは限らない
つやつやとして いい色の爪
きらきらとして それでいて物憂いな瞳
ぷっくりとして やわらかな唇
そのどれもが凶器
2004年01月23日(金) |
からっぽならば内側だろうと外側だろうと意味がない |
その約束の前にも後ろにも気持ちがないならば
もうあなたと近づく意味なんてないじゃない
2004年01月22日(木) |
大切なものこそ蹴飛ばして帰ろう |
サッカーボールをぽんぽんと蹴飛ばして 夕焼けの中を並んで帰る半ズボン あの程度の力で 大切なものを蹴飛ばして そしてそして 「ただいま」を言おう そのくらいの余裕をぶちかまそう
2004年01月21日(水) |
まくらに沈んで泥のように眠ろう |
何も考えないでいられる時間があれば 明日も明後日も 上昇気流で乗り越えていける
ただ泥のように眠れる時間さえあれば
2004年01月20日(火) |
祈らない日はなかったよね |
あたしたちの毎日の中で 祈らない日はなかったよね めくばせをして 小さな恋を追いかけて どんなことにも祈りをささげていたよね 時間にも思い人にも、たとえばテストにも 願わずにはいられなかったよね あんな毎日だったから
二度と言わないで その言葉を二度と言わないで
もうあなたの口から聞くことのない場所へ 私が遠ざかるまで
2004年01月16日(金) |
余ったところからいただけばいい |
そこが
いちばんおいしいところじゃないってことは
百も承知でいただいております
2004年01月13日(火) |
知られたくないことを抱えて会いに来ないで |
優しい言葉はききたくない その特別性は意味をなさない
あなたの都合は あなた中心でまわる
それを誰も責められない
2004年01月10日(土) |
意味のないジョークで笑おう |
何かにつけて意味を求めてるようじゃまだまだ
ダヨ
もっともっと
何もないところから笑えるくらいに無意味に進んで
ミレバ
2004年01月09日(金) |
あったらあったでもてあます時間 |
ぐっと伸びをして あくびをひとつ やらなければならないことが ぐるぐると頭をめぐるばっかり
たからもののような時間
|