ここを区切りにしてどこかへ出ていくというのなら
まずそこを治そう
2003年12月25日(木) |
くらげのような気持ちをかかえて空へ |
ねっとりとした倦怠感 それでも空へ舞いあがらねばなるまい
おつかれー
2003年12月21日(日) |
指先に全神経を集中する |
たぶん世界中で今一番緊張しているのは あなたのてのひらのなかにある わたしの指先
2003年12月18日(木) |
ドアは閉じられるためにある |
ドアは閉じられるためにある
って思っておけば
ダッシュで走って周りを蹴散らして
一番最初にそのドアを閉じたくもなるだろう?
2003年12月17日(水) |
それならただ好きというだけのこと |
悩むのなら悩みなさいな 結局どれだけ時間をかけたって
好きということしかわからない
2003年12月16日(火) |
本当は気付いてたくせに |
しらないふりをしてくれてありがとう いつもいつももうだめだと思った時に あなたを訪ねたけれど ふだんとかわらない時間をすごした それが二人だけのやり方だった
それが二人だけのものだと 本当は気付いていた
2003年12月14日(日) |
足が行きたいという方向へ進もう |
風の吹いてくる方向へ舵をとれ
この足の思うままに
2003年12月13日(土) |
もう二度とバラは咲かない |
ひとりで肩を震わせて 声を殺して泣きました
もう二度とこんな時間は訪れないと知っていたから
2003年12月10日(水) |
寒い夜にだけ感じることのできる暖かさがあります |
こんなにも寒いから 寒いからこそ 暖かいのは形のないもの
2003年12月09日(火) |
笑える自分すら弱いようで |
こんな自分に胸を張れない
今だけでいいから
「ずっとだよ」と言って
2003年12月06日(土) |
きみの知らないきみに会う |
いろんなものがきみを変えてゆくけれど その中にあって変わらないきみを ぼくは知っているよ
あかるく落ちた月のひかりに そらを見上げた こごえていても 星がまたたく あなたもみあげているといいな
笑顔をつくった ささやかな瞬間に切り替えた気持ち 今はこうして 無理にでも流れに沿わなければ
2003年12月03日(水) |
本当は嘘だってあの空缶は知っている |
ぽんとけりあげた空缶 ココロの矛盾を空にほおりなげて 小さなキックが嘘を見破っていた
2003年12月02日(火) |
流れ星みたいなことをあなたが言った |
すっと流れて あっというまに消えた あなたの告白
2003年12月01日(月) |
イヤなムードに押し流されてゆく |
雰囲気ばかりに気をとられて あっというまに足元をすくわれる
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