| 2004年02月28日(土) |
わたしたちが出会った理由を探す |
ふたり
手に手をとって
出会った理由を探す旅に出る
| 2004年02月27日(金) |
行く先を今宵の月がいざないましょう |
ねぇあなた
何をかかえてこの夜に
迷子みたいにさまようの
行く先を
今宵は月が照らしましょうぞ
| 2004年02月26日(木) |
それじたいに意味はなくとも |
それじたいに意味はなくとも
いつかここでまいた種が
めぐりめぐって
どこかでちゃんと花をさかせて
あなたに新たな実を結ぶことでしょう
闇の中から
光の矢をまっすぐにさしのべて
月が胸につきささる
| 2004年02月24日(火) |
艶やかな伝統に触れる恋 |
指先で
歴史の軌跡をなぞるような
不思議な気持ち
あなたの過去を知りたくなる
| 2004年02月23日(月) |
みんなみんな雪に埋もれてしまった |
時間をかけてゆっくりとふりつもり
すべてを雪で覆ってしまった
かなしみも
さみしさも
みんなみんな雪に埋もれてしまった
| 2004年02月22日(日) |
こんな気持ちをとめられなくてごめんね |
わがままをゆるしてね
気持ちはいつもいろんなものへむけられて
放射状にはなたれて
気ままなことを
信じられなくてごめん
| 2004年02月21日(土) |
さよならまでもうすぐ |
さよならまでもうすぐ
さよならまでもうすぐ
ふたりのさよならまで
もうすぐ
| 2004年02月20日(金) |
ふたりならなんでも特別になるね |
今日みたいな
ふたりだけに特別な日を
ずっと忘れずにいようね
いつかふたりのことで涙を流すようなことがあったら
そっと取り出してながめようね
| 2004年02月18日(水) |
一日中持ち歩いていた気持ち |
離れなかった
もうどうしようもないんだとわかって
涙がこぼれた
てくてくと歩きながら
寒さの中で別れを想った
| 2004年02月17日(火) |
目に見えるものばかり見ないで |
目に見えるものばかり信じやすい世の中だけど
| 2004年02月13日(金) |
知らず知らずのうちに作ってきた私 |
ここでこんなふうに笑えるなんて
私も大人になったもんだ
そんなレベルの階段を登っていたなんて
知らないうちに私がたどりついたのは
こんな大人
やっと
やっと手に入れたのは
この不自由さ
求めていた自由は
もうあそこにあったというのか
静かな
とても静かな誇りを
君は見たか
慣れてしまえばいいのよ
痛いのは最初だけ
後れ毛を気にしない
気品は内面からにじみでる
この誇り高き気高さで
すべてを着飾ろう
| 2004年02月03日(火) |
なんてなんて人恋しい夜 |
何もないのかなぁとわれながらせつない
携帯電話もならない
明日は明日で忙しいはずなのに
突然ぽっかりと時間ができると
人恋しい
こんな時間をひょいと飛び越せたらいいのに
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