みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2007年01月27日(土) 涌井―炭谷、仲良しコンビ?

 今日は朝からセイブドーム、ではなくて、グッドウィルドームへ。言いづらい…。球場の看板などなど、すべて「グッドウィルドーム」に張り替えられていました。こういうお金は、グッドウィル持ち? それとも球団持ち?
 そんな疑問を抱きつつ、グラウンドへ。今日はプレス向けの写真撮影会ということで、外国人選手を除く全選手が集合。各社のカメラマンに写真をかなりたくさん撮られていました。
 
 面白かったのは平尾選手。
 今日は、集合写真撮影→個人写真撮影の順番だったんですが、集合写真を撮り終わると、平尾選手は一目散に個人写真を撮る場所へダッシュ! 余裕で一番乗りでした。なぜ、そんなに急ぐかというと…、写真撮影が終われば帰れる&並ばなくてすむ。何だから、学校の健康診断を思い出しました。
 にしても、平尾選手の後ろ髪が異様に長い! 肩にかかっていましたよ、たぶん。マスコットガールも写真を撮るのか…、と本気で思ってしまいました。

 写真撮影中にちょこちょこと取材をすませ、球場近くで昼ごはんを食べ、今度は東京プリンスホテルへ移動。涌井投手&炭谷選手の対談です。
 涌井投手の運転する車(初心者マーク!)が渋滞に巻き込まれ、30分遅刻。ただでさえ取材時間が少なかったので、焦りました…。が、対談は炭谷選手の絶妙な突っ込み、カバーリングにより、大変楽しい時間になりました。どっちかというと、炭谷選手が年上って感じです。

 しかし!
 涌井投手は間近で見ると、でかい! 見上げてしまいました。高校時代に何度か取材していますが、当時よりも体に凹凸ができ(出るところは出る!)、写真映えする体になっていたように思います。
 そして、おしゃれですね〜。何せ、素肌の上にワイシャツ着てましたからね(笑)。「Tシャツ着ないの?」と聞いたら、「その考え古いですよ!」とクールに突っ込まれました。

 生まれて初めて行った東京プリンスホテル。東京タワーがめちゃくちゃキレイに見えました。



2007年01月26日(金) 高校野球界の名将が登場!(神奈川県中体連指導者講習会)

 センバツ発表が気になりつつ…、本日向かった先は横浜市にある私学会館。神奈川県中体連指導者講習会が開催されました。
 今年の講師は超豪華! 横浜高校の渡辺元智監督、桐光学園の野呂雅之監督、東海大相模の門馬敬治監督です。それぞれ、「中学野球に求めるもの」というテーマで、約30分お話をされました。

 正直、みなさん、テーマとは少しずつ外れた話ではありましたが…、興味深い話をしてくださいました。
 一番、面白かった(といっては失礼ですが)のは、やはり渡辺監督。話慣れているといいますか、ピッチャー指導法や選手育成法の話になると、口が滑らかになります。野呂監督と門馬監督は、渡辺監督にちょっと遠慮していた?! ですが、野呂監督のマジメな性格、門馬監督の熱い性格は話ぶりからもよ〜く伝わってきました。

 野呂監督の話で印象深かったのは、選手に対して「人の話をよく聞きなさい」ということを口酸っぱく言っていると。高校の監督から、こんな話を聞いたのは初めてです。新鮮な驚きでした。
 
 門馬監督は、「中学生に求めるもの」という質問に、「量」という答え。ランニングも素振りも捕球も、すべてが量。「中学生はもっとやってほしい!」。そんなメッセージが込められているように感じました。
 自ら、「量」というだけあって、相模の練習量はすさまじいです。おそらく、県内1? 土日なんて、朝から晩までやっています。朝4時過ぎから練習していた時期もありますからね。そして、夜遅くまで室内で打ち込み。
昨年も、夏の決勝で負けてから、秋の準決勝まで1日も休まず練習を続けたそうです。いやいや、すごい練習量です。

 夜は神奈川県中体連の新年会で中華街へ。……行く予定でしたが、仕事が残っていたため、すぐに帰宅。残念!

 センバツのほうは、逐一速報メールを入れてもらい、講演会を聞きながらも情報を入手。日藤、都留高校、おめでとう! 



2007年01月15日(月) 歯を大切に!

 大阪府柏原市にある「仲村歯科」に行ってきました。歯のかみ合わせの取材です。
http://www.nakamura-shika.net/
 いやはや…、虫歯の多い自分にとって、非常に勉強になり、反省させられる取材でした。

 まず、取材が始まるなり、「きみはバランスが悪いね」と先生に言われ…。軽く両足を広げた姿勢を作らされ、前後左右から押されると、前から押されたときだけ踏ん張りきれず。「ほら、そうでしょう」と得意げな先生は、「これ、加えてみて」と薄い紙ペラをぼくの口に。前歯から数えて、左に3つ目の歯あたりでしょうか。紙をそこにセットされると、びっくり。今度は前から押されても、しっかり踏ん張ることができたのです。
「かみ合わせって、こういうこと」と先生。ははぁ…。

 その後、「口呼吸より鼻呼吸」「食事と食事の間は3時間以上空ける」「食べるとき、話すとき以外は口を閉じる」などなど、目からウロコ的なことをたくさん教えてもらいました。
 詳しくは、2月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されますので、どうぞお楽しみに!



2007年01月08日(月) 人生初の太鼓

 今日は日帰りで長野まで。辰野町立辰野中学校の取材です。長野は当たり前のように雪が積もっていました。普段雪を見慣れていない横浜人なので、たまに雪を見ると感動します(雪国で苦労されている方々には怒られそうですが…)。

 辰野中を率いる小島貴弘先生と初めてお会いしたのは、昨年12月に行われた愛知トレーニング交歓会でのこと。同じ長野県、高社中の篠原一成先生から紹介していただきました。「バッティングが面白いよ」と聞き、今回のテーマはバッティング。評判とおり、工夫を凝らした練習をされていました。

 そして、何より印象深かったのは選手の笑顔。やらされている練習という雰囲気は一切なく、みんなが積極的に練習に取り組んでいました。こんなに気持ちよく野球に対して取り組んでいるチームは珍しいと思ったほどです。
 取材のあと、なぜかぼくに対する質問コーナーが始まったのですが、みんな積極的に手を挙げていました。全国の強豪中学がどんな力を持ち、どんな練習をやっているのか興味津々。「うちのチームは全国制覇できますか?」なんて、究極の(?)質問もありました。

 今回の取材で人生初となる体験もしてきました。
 じつは辰野中は野球の練習に、太鼓を取り入れているのです(地域で太鼓が盛んだそうです)。事前に、小島先生から、「太鼓をやっているから」と聞いてはいたのですが、あんなに本格的とは思っていなかった! と思うぐらい、素晴らしく感動的な太鼓を聞かせてもらいました。

 で、選手の太鼓練習が終わったあと、小島先生に「やってみますか?」と言われ、人生初の太鼓に挑戦。いやぁ〜面白かったです。太鼓の指導に来ていた宮沢先生に、姿勢や打ち方を教えてもらい、勉強になりました。かなり、下半身に負担がかかりましたが…。日ごろ、運動不足のため、取材翌日に下半身が筋肉痛になったのは言うまでもありません…。
 一番きつかったのは「腹筋打ち」と小島先生が呼んでいたメニュー。太鼓を両足の内転筋ではさみつけ、下半身と上半身で120度くらいの角度を作った姿勢での太鼓打ちです。姿勢を作っただけで、腹筋がプルプルと震えてしまい、辰野中の選手たちに笑われてしまいました。トレーニング不足です、はい。



2007年01月04日(木) 今年、最初の取材は日大藤沢

 みなさま、あけましておめでとうございます。本年も日記、掲示板をよろしくお願いします。今年の目標は…、健康!
 と、書いたあと、去年も同じだったよう気がして、2006年1月の日記を読み返してみると、やはり「健康」でした。永遠の目標になりそうです。
 もう一つの目標は、日記を最低でも1週間に一度は更新すること。「忙しいから…」という、自分に対する言い訳をしないようにします。

 今年の正月は、例年と同じく、箱根駅伝をみまくりました。2日、3日ともに7時50分に起床。テレビの前でず〜っと箱根駅伝を見ていました。おそらく、1区から10区の中で、テレビを見ていなかったのは5分くらいでしょう。はい。箱根マニアです。
 ちなみに、小さい頃からなぜか順天堂大のファン。昨年のことがあったので、今年の優勝はめちゃくちゃ嬉しかったです。泣きました…。

 元旦には、生まれて初めてお年玉をあげました。1歳半の兄夫婦の赤ちゃんに。赤ちゃんなのに、しっかりと両手で受け取り、ニコッと笑っていました。赤ちゃんでも、お金をもらうと嬉しい?(笑)

 そんな正月を過ごし…、本日は2007年最初の取材に行ってきました。センバツ出場が確実視されている日大藤沢です。グラウンドに行くと、記者とカメラマンがちらほら。「何で…? 取材がほかの雑誌とぶつかった?」と思ったのですが、聞いてみると、「山本昌さんの自主トレの取材」とのこと。へぇ〜。全然知りませんでした。
 しばらくすると、山本昌投手が登場。さらにヤクルトの舘山投手に、横浜の黒羽根捕手までも登場。黒羽根には12月に取材をしたばかりだったので、「あ〜、この間は…!」という感じで、黒羽根から声をかけにきてくれたことが嬉しかったです。そのときの取材でも、テンポよくどんどん話をしてくれて、自分の中では好感度バツグン。めちゃくちゃ、いいやつです。
(12月に取材した記事は1月10日発売の『野球小僧』に掲載されます。2005年夏の神奈川大会2回戦、日藤―相洋戦についての記事です。お楽しみに!)

 現在、日藤の正捕手を務める川辺健司は、中学が(東金沢シニア)黒羽根と同じチームです。「黒羽根さんの存在が大きかった」と、ほかの私学からの誘いを断り、日藤に進学。いまや、「関東ナンバー1捕手」との声も挙がるほどの選手に成長しています。

 なお、日藤の監督は山本昌投手の弟、山本秀明さん。センバツで話題になること間違いないでしょう。丸っこい体がよく似ています(笑)。非常に仲がいいそうです。

 ちなみに!
 12月に高知高校の取材に行きましたが、高知高校の島田達二監督は1990年のセンバツにショートとして出場(途中出場)。初戦で、0−14で敗れています。このときの相手がじつは日大藤沢だったんです。それもあってか、「センバツで日藤と当たりそうな気がするんですよ。イヤだなぁ…」とポツリ。
 その話を日藤・山本監督に伝えると、「え〜、知らなかった。そういう縁ってありますからね…」。果たして、島田監督の予感は的中となるか??
 でも、取材をした長谷川、川辺ともに、「大阪桐蔭とやりたい!」と言っていましたが(笑)。
 



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