2006年10月25日(水) |
第1回K−Ball全国中学生秋季野球大会組み合わせ |
第1回K−Ball全国中学生秋季野球大会が11月3日〜5日まで、ジャイアンツ球場や王貞治記念グラウンド(早実グラウンド)などで開催されます。 先日、K−Ball少年野球連盟から日程も発表されました。参加は24チームです。 http://www.k-ball.jp/ http://www.k-ball.jp/1th.t.pdf
大会は24チームを8リーグに分けて、初日の3日にリーグ戦を行います。上位1チームが4日の準々決勝に進み、勝者が5日の最終日(準決勝・決勝のダブル)に進みます。 24チームをリーグ別に挙げてみると…、
●豊富クラブ(兵庫)、宮城県選抜(宮城)、AA那須Kボールクラブ(栃木) ●奄美クラブ(鹿児島)、八戸選抜(青森)、ひまわりベースボールクラブ(神奈川) ●オール東京(東京)、新潟クラブ(新潟)、千葉マリーンズ(千葉) ●五個荘クラブ(滋賀)、横手クラブ(秋田)、太田選抜(群馬) ●ながさきベースボールアガデミー(長崎)、環高岡リーグ選抜(愛知)、北海道Kボールクラブ(北海道) ●福岡選抜(福岡)、オール気仙(岩手)、藤倉オールスターズ(埼玉) ●門真フォーリーブス(大阪)、伊豆少年野球団(静岡)、オール茨城(茨城) ●東京選抜(東京)、天童ドリームファイターズ(山形)、山梨クラブ(山梨)
選抜チームが多いですね。 注目は下から3つ目のリーグでしょうか。オール気仙、藤倉オールスターズの全国制覇経験チームに加え、初出場となる福岡選抜。福岡選抜は結構強いとの評判なので、楽しみです。監督さんは昨年末のよさこいリーグでお会いした古立淳先生。チームも指導者も気合十分のようです!
なお、使用球場は 昭島球場、王貞治記念グラウンド、立川球場、稲城中央公園、奥戸野球場、 中央大学グラウンド、私学事業団グラウンド、上柚木野球場、ジャイアンツ球場
東京らしいといえば、東京らしい球場ですね…。
先日、筑川利希也の取材でホンダに行ってきました。埼玉県川越市にあるホンダのグラウンド。片道約2時間のプチ旅行でした。
筑川に話を聞くのは、大学4年以来久しぶりのこと。顔つきが大分おとなになっていました。ちょっと老けた?! ホンダでは2年目となる今年から本格的に投げ始め、都市対抗では2試合に先発。大学2年夏のヒジの手術から4年…、何とか投げられる状態にまで戻ってきました。それでも、かつて150キロを超えていた速球は完全に陰をひそめ、ストレートは140キロを超えるのがやっとの状態。今秋のドラフト候補に上がっていますが、どうでしょうか…。
筑川は、相当悩んでいました。自分の野球人生に。 まずは大学からホンダに進むことに迷いがあったそうです。ヒジの手術以来、自分の追い求めているピッチングができなくなり、「このまま野球を続ける意味はあるのだろうか」と…。 決意して入社したホンダでも、社会人のレベルの高さを実感し、苦悩の日々。 高校、大学時代は「プロに行くのは簡単」と言っていた筑川が、「年齢を重ねれば重ねるほど、プロなんて簡単に行ける場所じゃない。現実が分かってきました」と言っていました。 「もう24歳ですから、いろいろと考えますよ…」 取材の最後に、そう呟いた筑川でした。
2006年10月11日(水) |
『中学野球小僧』11月号、10月10日発売 |
『中学野球小僧』が昨日発売されました。今回もマニアックな内容! 早実・斎藤佑樹の中学時代も詳しく掲載されています。取材にご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。 これからも、全国どこへでも取材に行きますので、「素晴らしい指導者がいる!」「こんな面白い人がいるよ」という情報がありましたら、ぜひぜひ教えてください。
特集1 中学球児のためのドラフト大特集2006
【プロベテラン投手編】43歳で150キロに迫る鉄腕サウスポー 工藤公康(読売ジャイアンツ) 「野球が好きじゃなかったから、早くうまくなろうと思った」 【選手名鑑編】プロ入り、そして3、4年後のプロを目指す15名! 『中学野球小僧』式[最新版] 2006ドラフト選手名鑑<高校生編> トップレベルの高校生プレーヤーから盗んで学べ!! 【ドラフト1巡目指名選手編1】 MAX149キロのスリークオーター 増渕 竜義(埼玉・鷲宮高校)
【ドラフト1巡目指名選手編2】 努力で放った高校通算55ホームラン! 堂上 直倫(愛知・愛工大名電高校) 【ドラフト候補編】『野球小僧』10月号からピックアップ! ドラフト候補18名の中学時代 「どんな練習をして、プロ注目選手になったんですか?」
【高校生】 堀岡 直希(富山・高岡商業高校/投手) 朱 大衛(愛知・中部大学第一高校/投手) 北原 郷大(徳島・穴吹高校/投手) 磯部 泰(東京・修徳高校/三塁手) 坂本 勇人(青森・光星学院高校/遊撃手) 野原 将志(長崎・長崎日本大学高校/遊撃手) 佐藤 賢治(神奈川・横浜高校/外野手)
【大学生】 大谷 智久(早稲田大学/投手) 深町 亮介(中京大学/投手) 嶋 基宏(國學院大学/捕手) 清水 誉(関西学院大学/捕手) 神戸 拓光(流通経済大学/外野手) 大崎 雄太朗(青山学院大学/外野手)
【社会人】 木村 雄太(東京ガス/投手) 高崎 健太郎(日産自動車/投手) 小嶋 達也(大阪ガス/投手) 陶山 大介(JFE西日本/投手)
【進路編】中学球児のためのピンポイント解説 ポジション別 プロ野球選手になれる条件 高校・大学・社会人からプロ入りするためのポイントは?
【プロ新人選手編】高校生ドラフト1巡目ルーキー 山口俊(投手・横浜ベイスターズ)&炭谷銀仁朗(捕手・西武ライオンズ) 〜ぼくらが感じたプロのカベ〜 【ファーム編】北海道日本ハムファイターズ 鎌ケ谷から札幌まで −850キロの道のりを行く若き戦士たち 【高校野球準備講座】戸栗和秀(埼玉・埼玉栄高校野球部監督) ドラフト1巡目投手を育てた監督 1人でできる中学3年秋の練習メニュー ドラ1エース・木村文和投手の練習メニュー付き 【未来のドラフト候補・高校1年生編1】 甲子園デビューを果たした大物ピッチャー 高須 諒(愛知・愛工大名電高校) 【未来のドラフト候補・高校1年生編2】 甲子園ベスト4の原動力となったセンター 内村 尚弘(鹿児島・鹿児島工業高校) 中学軟式球界の星・斎藤佑樹(東京・早稲田実業学校) 甲子園優勝を果たした鉄腕の中学時代
特集2 中学野球テクニカル【秋真っ盛り版】 秋から強さを見せつけるための実戦練習法が満載!
【コンディショニング編】立花龍司(東北楽天ゴールデンイーグルス・コンディショニングディレクター) 故障を防いでピッチングもレベルアップする! 中学球児のためのやさしい「ゼロポジション」講座 すぐに試せる確認&練習法付き
【投手編1】齊藤哲(埼玉・春日部市立春日部中学校監督) 投手の三大要素をマスターせよ! 高校野球でも活躍できるエース養成トレーニング 試合で使える「一撃必殺けん制テクニック」付き 【投手編2】山田翔太&武藤永介&豊田直樹(千葉・佐倉リトルシニア) 練習メニューから普段の生活まで 日本一のピッチャーへの道 中学硬式2冠を達成した3年生バッテリーに聞いた! 【打撃編1】吉澤雅之(栃木・自然身体構造研究所所長) 「バッティングの常識」を徹底検証・2 「サイクロイド曲線」でバットを振れ! 自分の体を自由に動かしてパワーアップ
【打撃編2】永田哲也(大阪・大阪東淀川ボーイズ監督) 目指すは歌って踊れる野球選手! バッティングは感性とリズムで楽しく♪ ストレートはポップス、カーブは演歌で打つ
【守備編】西正文(履正社学園コミュニティ・スポーツ専門学校野球部監督) 伝説の守備名人が極意を伝授! 五輪メダリストの ハイレベル・キャッチボール 「音」と「目」をフル活用して実戦力アップ
【道具編】広瀬勇人(東京・HATCHERY(ハッチェリー)代表) 足元から見直す野球の話 インソールで「理想の足」を手に入れよう トップアスリートもハマる奥深い足裏ワールド
【食事編】幕内秀夫(フーズ&ヘルス研究所主宰/管理栄養士) 緊急提言! 中学球児は「ご飯」を食べろ ご飯7割、おかず3割、バランスなんて関係ない!
【目標設定編】古賀康弘(福岡・大牟田市立橘中学校監督) 全中初出場でベスト8進出 見えないカベを打ち破った目標設定術 日本一を目指してすべてを変えろ!
▼第28回全国中学校軟式野球大会
【チーム作り編】丸岡秀樹(栃木・河内町立田原中学校監督) 全日本3位に輝いたチーム力 「10人目の選手」が勝利を引き寄せる すべてをカッコよく決めて勝負強さを身につけろ!
【準備編】大川和正(神奈川・桐蔭学園中学校監督) 全日本の常連・桐蔭学園中学校式 「本気で試合に勝つための準備」徹底講座 試合前から試合中の工夫までパーフェクト!
▼第23回全日本少年軟式野球大会
野球を測る男、『中学野球小僧』に居座る!? 炎のストップウオッチャー <中学生版> 「全日本」にて中学軟式野球を測りまくり キビタキビオ
第25回世界少年野球大会 <ボーイズリーグ> 世界に羽ばたく球児必読! ワールドワイド・チュウガクヤキュウ 外国チーム監督に「日本の中学野球」を聞いた
▼世界大会プレイバック2006…シニア/ポニー/リトル ▼アジア野球連盟AA大会(Kボール)
野球上達のための川相塾 第9回[バッティング応用編1]塾長・川相昌弘(中日ドラゴンズ) 好投手攻略のカギ「一番速い球」を狙え! 実戦で使えるプロのテクニックを大公開
取材協力チーム紹介
中学野球大会&イベントレポート 第32回日本選手権大会(ポニーリーグ) 第14回全日本選手権大会(ヤングリーグ) 第37回日本少年野球選手権大会(ボーイズリーグ) 第34回日本リトルシニア野球選手権大会 2006ホークスカップ ジャイアンツカップ全国少年野球大会 第12回中学校軟式野球交歓会・静岡大会
間違い探しも必見!
2006年10月10日(火) |
メンバー表は正しく書きましょう |
10月9日のスポーツ報知より、ビックリな記事を発見↓↓
北東北大学野球秋季リーグの1、2部入れ替え戦で、青森中央学院大が思わぬ珍事で1部昇格を逃した。 先勝して迎えた第2戦も9回表まで8−6とリード。その裏、昇格まであと1イニングのところで八戸工大の反撃に遭い、エースの沼田郁弥(3年)を投入した。ところがメンバー表に記入されていたのは「沼上」。単なる書き間違いで、架空の選手が登録されていたのだ。 誰もが認めるケアレスミスだが、1球投げたところで相手の抗議を受けた連盟が協議の結果、規則を順守。登録外選手出場のため没収試合となった。 沼田は続く第3戦に先発。0−0の延長11回に力尽き、2失点で敗退。八戸工大の1部残留が決まった。
有り得ない!! しかし、八戸工大のベンチもよく気付きましたね。試合開始前から、「しめしめ…」と思っていたのでしょうか。
中学校の先生方、登録用紙には選手の名前を正しく書きましょう!
2006年10月05日(木) |
日立製作所・荻野忠寛 |
本日は「特急スーパーひたち」に乗って、日立へ。日立製作所のエース荻野忠寛投手の取材です。 荻野は神奈川大学のエースとして活躍し、日立に入社して2年目。神大時代に3度ほどインタビューをしたことがありますが、荻野の投球理論は非常に勉強になります。「野球は頭のスポーツ」「考えて練習をすれば、絶対にうまくなる」と自ら言うだけのことはあって、自分自身の考えをしっかり持ったピッチャーです。
この日、社会人になってから初めて話を聞きましたが、野球頭の良さは相変わらず。「信じられないくらいに動く!」と、秋山浩一監督ビックリのストレートの握りも見せてくれました。荻野のストレートは、ほんとに有り得ない握り。荻野曰く「バカにされるから、あんまり見せたくないんですよ〜」と。言葉で説明するのはなかなか難しいですが、縫い目の上に人差し指と中指を置く(直角ではなく、縫い目のライン上に人差し指と中指を置く)、とっても変な握りです。
なお、荻野の弟は現在、武蔵大学でピッチャーとして活躍中。「動きから何まで、ぼくそっくりなんで、ぜひ見てください!」とのことでした。ちなみに秋山監督の息子さんは、明秀日立高校でピッチャーをやっているそう。秋の関東大会で要注目!(ケガをしているようですが…)
そんなわけで、今年の秋の関東大会は茨城開催。 現在決まっている出場校と経過は…、
<出場校> ★茨城 優勝:明秀日立 準優勝:常磐大高 3位:藤代 4位:下妻二 ★栃木 優勝:佐野日大 準優勝:宇都宮清陵 ★千葉 優勝:成田 準優勝;千葉経大付
<経過> *いずれも週末に準決勝 ★群馬 関東学園大付vs桐生第一 健大高崎vs前橋育英 ★埼玉 浦和学院vs大井 花咲徳栄vs春日部共栄 ★神奈川 桐蔭学園vs日大藤沢 桐光学園vs東海大相模 ★山梨 富士学苑vs東海大甲府 都留vs甲府商
佐野日大では昨夏、中学関東大会に出場した壬生中出身の出井投手が1年生エースとして活躍中。小山第三中卒のメンバーも頑張っているようです!
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