署長ぉぉ！


な見所でいっぱいでした。
今回の主役はまさにこの人ですね。バズーカ抱えてぶっ放す、なんてこの署長くらいしかやらないでしょう。マシンガン連射のあたりも素敵だと思ったが。やりたい放題の署長は、作品ごとに子供に戻っていってる気がする。誰か止めてやれよって思うけど、周りが周りじゃあ無理なんだろうなあ。
署長の身長は192cm。でかかったですね、本人が前作でのたまっている通りでした。あんなにでかかったっけ…。

きっと出る出ると思ってはいたけれど、結構でかく成長していました子供たち。もうちょっと下の年齢で出てくると思ってました。なんだ、あの可愛さ。あの生意気な感じ。その上パパと以心伝心なところがもう、かなりらぶりー。
きっとあの子たちはそれこそ生まれたときからダニエルの運転する車に乗っているから、常にはあり得ないあのスピードにもへっちゃらです。

ああ、そういえば、作品ごとに嘔吐物がはっきり作られていくのはなんでですか。別にそんなに細部まで描写しなくてもいいじゃないとか思うんだけど何故なんですか。ていうか、車内が汚れるから。ダニエルは人を運ぶたびに車内清掃に勤しんでいるんだろうか。

そのダニエル。ああ、年取ったよね…てな感じで。エミリアンはなんか歳食っていい男になってるんですけど。あの髪型と髭が非常に似合ってて好みです。リリーが出なかったのが残念だ。オーシャンズも奥様方は出なかったしな…。結婚して子供も出来て、恋愛面での見せどころがなくなったからかしら。男ばかりで潤いのない中、ペトラがひとりでがんばっていたなあ。犯人側も男しかいなかったし、目の保養は出来ないや…。

残念といえば、今回はタクシーの出番も少なかった…！車走りまわして犯人を捕まえる話じゃなかったから仕方ないんだろうけど、でもあれじゃTAXiじゃないよぅ。

スピード違反車を捕まえてる交通課のおじさん方はちゃんと出てたけど。ああいう脇役が楽しいよな。

脇役といえば、きっと孫を前にでろんでろんの顔で可愛がっているんだろうなと予想が付いていた将軍は、予想通りの行動をしてくれていて喝采です。小さな頃から警察署に出入していて、将軍と遊び、ダニエルパパのタクシーに乗って成長していくあの子たちは将来どうなっているんだろう…とちょっと思う。ペトラはおいといて、リリーは大変だな。

タクシーというかダニエルの出番が少なかった今回、マルセイユ警察さんたちが出張ってますが。
モナコ公国に行くってCFでも見てたけど、マルセイユ警察がどうやってモナコに入り込むんだろうとずっと疑問に思ってて。管轄が違う上に、国跨ぐんじゃないの？！っていうさ。奴等が国際警察にでもなったりするのかと疑ったくらいなのに、あっさり入り込んで、暴れまわって出てきやがった。
……後でこっぴどく叱られてるんだろうけどさ。
どうやって入り込むつもりなのかその辺をちょっと期待していたのに。肩透かしを食らった気分だったりする。

狙われている銀行に予め連絡するとか、それなりの対処をしておくとか、そういうところが一切ないからこそ起きてくれる事件ですっていう流れは変わらず。それでいいのか！っていうツッコミどころはさらりとスルーする。ああTAXiだなあと感慨に耽りつつ、ドジなエミリアンを見ているのが楽しかった。

エミリアンがお約束なドジをしてくれなくなったら、その時こそTAXiシリーズも終わりって思うなあ。

パンフレットにはダニエルの愛車の改造具合を説明してくれているんだけど、車にはさっぱりな私にはよくわかりません。取り敢えず、前作までよりもスタイリッシュに仕上がっているんだなというところくらい。



結論。
あのサッカーはいったいなんだったんだろう。

ヴァン・サン・カッセルが出てるなんて、聞　い　て　な　か　っ　た　よ　！

うわい！
っていうか、マジびっくりしたんだけど。アンディ＝ガルシアの登場を楽しみにして映画館に行ったわたしは。
小躍りしたかったっての。
トゥルアーってばいつの間にテリーとコネクションを持つようになったんだろう…って、きっとダニーたちを真似てベネディクトを標的にしたときに捕まったとか？あ、でも捕まっちゃったら協力要請はないよね。じゃあうまく盗み出したんだ、何を盗んだのかは知らないけど。

始まりから30分くらいの間でだーっと説明されてたことについていけなくて、ちょっと困った。何を説明しているのかがわかりにくかったっていうか。単に私の理解力が追いつかなかっただけかもしれないけど。

相変わらずのノリとテンポは大好きでした。
ラスティはやっぱり何か食べてるんだよね。一作目から同じスタンスで喜ばしい限りです。そして、あの胡散臭い変装もしっかり用意されていてよかったです。胡散臭い研究者でした。あの胡散臭い変装を表現してくれるスタイリストさんがさすがです。

バージルとタークの兄弟も相変わらず。あの二人が喧嘩しつつも仕事をこなしていく様が楽しい。有能の筈なのに（笑
バージルお兄ちゃんが工場でストを起こしたときの映像がいちばん笑えたかも。合間に挟み込まれるメキシコの工場でのスト（笑）。工場が動かないと仕事が進まないっていうのに、バージルお兄ちゃんてばすっかり忘れてるんだもの。なんだからしくていい感じ。

ライナスくんのへたれっぷりも重要だよね。常々、マット=デイモンはへたれ役がいちばん似合う！と言っている私としては、ライナスくんがはまり役だと思っているので、彼が誰かに助けられたり、子ども扱いされている様が非常に楽しいです。
今回助けてくれたのってパパ？それともパパかママのお仲間さん？どうなんだろうと思ってるんだけど、誰か知ってませんか。
あのツケッパナといい、爆弾のセットの仕方といい、アビゲイルに迫られたときのかわし方といい、どこを見てもどこかしら危うい感じが素敵です。そういえば、彼が主演のボーンシリーズ、三作目が公開待機中だけど、あの作品はマットがかっこよく見えるので違和感を感じます（笑）

あのつけ鼻はライナスくんの案なんだろうか。

フランクくんはディーラーとして潜入担当だけど、彼みたいな容姿は目立つような気がするんだけど。一度見たら早々忘れないと思うんだけど、それは日本人だからかなあ。バレると思うのは私だけか。
それに対して、ソールみたいな人は周囲に溶け込みそうだから入り込むのはうまいんだろうねえ。さすが詐欺師。

あ、ベネディクトが警察に協力して彼らの顔写真とかを用意していたらそれで終わりのような気がする。カジノに張り込めば捕まえられるような気がする。っていうか、FBIからチェック入れられてたよね。だったらすぐに逮捕って感じがするんだけど、しかもリビングストンなんてFBIに協力してたこともあるよね。
……なんであれで捕まらないんだろう（それを言っちゃおしまいだ）

今回はジュリア＝ロバーツもキャサリン＝ゼタ＝ジョーンズも出ないので、すっかり男の園でございました。エレン=バーキンが頑張って色気を醸し出してくれていましたが、コメディなせいでそれも半減かなあ残念。羨ましい胸元だったのに。

ああ、それから、あの手紙で元気になるってそれでいいんですかルーベンさん。
ライナスくんは華美華美した言葉は恥ずかしいんだね。そんなところが皆にからかわれる所以だっていうことに本人は気付いてないんだろうなあとか思うと、ほんと彼は可愛いなあと思う今日この頃。一人前に扱って欲しくて仕方ないんだろうねえ。

ベネディクトが出てきた瞬間がいちばんの笑いどころたったのかも。彼が現れたとき、場内がざわめきました。
11、12を見たことがない友人を連れて13を観たんです。単品で観ても面白かったと友人は言いましたが、やはりところどころに前二作を観ていてこその笑いどころがちらほらとあしらってありましたので、11から順番に観ていった方がより面白いんじゃないかと。一作目でメンバー紹介してるしね。

あと気になってたんだけど、オーナーのバンクと会うのってなんか簡単そうなのね。ホテルのオーナーってだけだからそれでいいのかもしれないけど、結構あっさりと執務室に案内しているような感じだったので。



結論。
あの土地を買うお金は一体どこから出たんですかダニー。