加藤のメモ的日記
DiaryINDEX|past|will
世界が呆れて見ている「尖閣と竹島」 日本・中国・韓国 どこの言い分が一番正しいのか
日本批判で結束する習近平&朴コンビ
「日本はいつまでたっても中国と韓国との関係を改善できない。それどころか、安倍政権になって、ますます悪化している。このことは外国人には理解不能です」こう嘆くのは、日本に計15年の滞在経験を持つ、パリ政治学学院国際研究調査センターのジャン=、マリー・ブイズニー教授である。歴史問題を巡って中国・韓国と対立を深める安倍政権に対して、ヨーロッパ人は手厳しい。前出のオードリッチ氏も続ける。
「安倍首相は毎月、外遊に出て中国批判を展開していますが、安倍首相の外交努力は、労多くして功少なしです。なぜなら安倍首相がいくら中国批判を説いても、中国に公然と歯向かおうという国は皆無だからです。どの国も日中を天秤にかけ、両国から最大の利益を引き出そうとしているだけのことです。同様に、こうした安倍首相の外交努力は、欧米社会には何の影響も与えません。なぜなら、どの国のメディアも報道しないからです」
安倍首相の歴史認識については、同様にアメリカ人も手厳しい。テンプル大学のジェフリー・キングストン教授が語る。「安倍首相の対中政策と、対韓政策に関しては『D』(落第点)を付けざるを得ません。安倍首相の言動が、日本の対米関係にも影響していることを知るべきです」米有力シンクタンクのイースト・ウエスト・センターのデニー・ロイト上級研究員が、さらに解説する。
「安倍首相が、日本国民、とりわけ若年層の支持を得て国家の威信を高めたいと願っていることは理解できます。だが、国際的な見地からいえば太平洋戦争のの日本軍の蛮行による生傷に塩を塗るような、安倍首相の一連の言動は遺憾としか言えません。本来ならアメリカ・日本・韓国の3ヶ国は一枚岩であるべきです。自由と民主主義を重んじる3ヶ国が、アジア太平洋地域の自由と民主主義を守るために結束するというのが、あるべき姿です。そうあってこそ、台頭著しい中国を牽制できるのです。それなのに、日本が足並みを乱すため、戦略的に損なことになっているのです」
アメリカの新進気鋭の日本研究学者であるウェイクフォレスト大学のロバート・ヘリヤー准教授も続けて言う。「今年の8月15日の終戦記念日に、安倍首相が3人の閣僚を靖国神社に参拝させ、かつ自身も今後の参拝の可能性について態度を曖昧にしているのは、大変遺憾です。そういった安倍首相の姿勢こそが、中国や韓国との軋轢を生んでいるという自覚を持つべきです。安倍首相は、8月20日にドイツのメルケル首相が、ドイツ南部のダッハウ強制収容所を訪れたことを知っているのでしょうか?」
この時のメルケル首相のダッハウ訪問に関しては、中国と韓国のメディアが一斉に同様の報道を行なった。すなわち、「安倍首相はメルケル首相を見習え」という次のような論調である。<ドイツは心から歴史を反省し、2度と繰り返さないための努力をしている。それ比べて安倍首相は8月15日の式辞で、1993年以来、慣例となっていた「中国や韓国など隣国への反省と哀悼の意」を故意にネグったのだ。歴史の負債を背負った国の指導者が、どうのようにして国際社会の尊敬を得るのか、安倍首相はメルケル首相を見習うべきである〉(8月22日付、中国国営新華社通信)
〈メルケル首相の行為は、日本の安倍首相が敗戦の日に、侵略と植民地支配に対する反省・謝罪をしなかったことと、あまりにも対照的だった。メルケル首相が謝罪を続けるのは、ドイツ国内でネオナチの動きを封じる意味もある。それに対して安倍首相は、むしろ閣僚たちの右傾化を激励しているのだ。まさにここに、今のドイツと日本の違いがある〉〈同日付、韓国『東亜日報』〉
『週刊現代』2013 9/21
「ガンが治る人」の数は増えている
今年1年間にガンにかかる人は、推計88万2200人。これは国立ガン研究センターが7月に発表したデータだ。高齢化に伴って、日本におけるガンの患者数は年々増加し続けている。しかし、治療技術が急速に進歩を遂げているの事実。「ガンが治る人」の数も着実に増えている。「ガン治療は長足の進歩を遂げています。10年前と今ではまるで別世界。この10年間で昔の100年分ぐらいの進歩があったといっても過言ではありません」
東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科の相羽教授はこう言う。ガンが不治の病といわれたのは過去の話。なぜガンが発症するのか、そのメカニズムが解明されつつあり、ガンは「治る病」に近づいている。「ガンは、遺伝子の異常によって生じる病気です。どの遺伝子の異常が原因となっているのか、それを知ることで、分子レベルで確実に効く薬ができるようになっています」(相羽教授)もはや、発症する臓器ではなく、ガンの遺伝子の性質によって治療法を選ぶ時代へと突入しているのだ。
薬物治療の分野で言えば投薬前にガンの遺伝子型を調べてその患者に合った薬を予測する「コンパノン診断薬」が普及している。現在対象となっているのは、肺ガンや大腸ガン、白血病など事前に検査をすることで、無駄な治療を受けずに、副作用も最小限に抑えられる。
『週刊現代』8.9
太平洋戦争当初、日本の勢力圏は南太平洋まで急膨張した。だが、1942年夏、米軍がガダルカナル島を奇襲し、米軍包囲の中、約2万人の日本兵が密林に孤立した。補給が途絶え、飢えに苦しむ兵隊をマラリアや赤痢が侵した。やがて密林で姓名判断がはやり出す。この非科学的であり、非人道的である姓名判断は決して外れなかったと、小尾は書いている。立つことのできる人間は寿命30日間。身体を起こして座れる人間は3週間。寝たきり起きられないんげんは1週間。寝たまま小便をするものは3日間。ものをいわなくなった者は2日間。そして、瞬きをしなくなった者は明日……。
今から20年前、私は共同通信の同僚と「沈黙のファイル」〈新潮文庫〉の取材をした。テーマは戦争。その過程でガダルカナル戦の関係者から話を聞いた。元陸軍中尉の大友さんはこう回想した。「食べられるものは草とトカゲぐらいだった。トカゲが目の前尾ちょろちょろすると、塹壕にへたり込んだ兵隊の目がカッと開く。丈の板で叩くんだが、体が弱っているから当たらない。逃げられると恨めしそうな顔をしてね」
密林のあちこちで死臭が漂う。死体はウジに食われ一週間で白骨に。飢えが極限に達し、死体のウジを食べる兵隊も現れた。「不思議なんだよね。死は友を呼ぶというか、死にかけた兵隊は白骨のそばに寝る。何もそんな所に寝なくてもと思うが、なぜか固まってしまう。やはりみんな一人で死んでいきたくないんだね」
陸軍の中枢・作戦課の参謀だった山本さんは(当時83歳)は1942年、ガダルカナル北西約1000�劼離薀丱Ε襪砲△觧蔑疉瑤貿標�された。直後に米軍のB17重爆撃機数十機が襲来した。爆弾が降りそそぎ、辛うじて飛び立った戦闘機は次々と撃ち落とされた。「ラバウルですらこうなのに、敵の制空権下にあるガ島の奪回は不可能だった。東京の大本営が奪回にこだわっている間に、ガ島では飢えで日に100人以上も死んでいった」と山本さんは語った。
10月ガ島奪回のための総攻撃に約18.000人が投入された。だが、空襲で輸送船6隻中3席が沈み、失敗。約2万人が島内に孤立した。山本さんの回想。「これだけの犠牲を払っても現地の司令部からは口が裂けても『撤退させて』とは言えなかった。陸軍の伝統は陛下の命令に命をかけるということ。その陛下の奪回命令には絶対に背けないんだ」 153
『週刊現代』7.26
ガン治療の限界に挑む研究者たち
ガンが治る時代に突入したとはいえ、人類が「ガンを克服した」と断言するのは時期尚早だろう。「早期発見・早期治療」ができればいいが、発見が遅れてしまった場合、完治はいまだに難しい。周囲の組織に浸潤し、血液やリンパに乗ってガン細胞は全身に回ると、骨や他臓器で増殖するがん細胞をすべて死滅させるのは不可能に近いからである。
だがそんなガン治療の限界に挑戦し続ける研究者が全国にいる。進行ガンといかに闘い、余命を伸ばすか、それが彼らの目指すところだ。ガンの中でも悪性度が高く、予後が悪いといわれるすい臓ガン。それを対象にした『ウィルス療法』を研究しているのは、名古屋大学医学医学部付属病院の粕谷教授だ。「ガン細胞に感染して殺傷するヘルペスウィルスの性質を使って治療します。まだ臨床研究の段階ですが、この治療で進行ガンが縮小し、手術で切除できるようになったケースもありました。生存率が大幅に伸びることも期待されます」
研究段階でも諦めない
ガンが全身に転移すると、手術や根治的な放射線治療ができず、抗がん剤の副作用で体が衰弱していくケースが多い。そこで、新たが「第4の治療法」として注目されているのが免疫療法だ。「患者自身の血液から抽出した物質を培養して投与することで、ガン細胞を死滅させる免疫療法(NKT細胞)を活性化させる治療法を研究しています。副作用のない良い状態でいかに生存期間を伸ばせるかがポイントですが、平均の生存期間が10カ月以上伸びたというデータもあります」(千葉大学・本橋教授)
上の表に記したのは、まだ研究段階だが、ある程度安全性が確認されて、効果も出始めている治療法ばかりだ。保険許可されて多くの病院で治療が受けられるようになるには、まだ検証と時間が必要となるが、注目されている最新のガン治療法であることは間違いない。これらの研究は、適応条件に当てはまった人しか参加することはできない。受けた言治療を実施している施設に問い合わせて、自分が研究の対象になるか確認する必要がある。
該当すれば、研究に参加するための同意書へのサインをした後に、治療が開始される。参加する際には、自身の主治医にも相談することをお勧めする。あくまでも緩急段階のため、確実に効果が出るとは限らない。だが、諦めずに、こうした治療を試すのも一つの方法だろう。
『週刊現代』8.9
| 2014年07月20日(日) |
中国よ日本をナメるなよ �� |
国民の「クオリティー」が違う
安倍総理と習近平国家主席との間には信頼関係がありません。アメリカやEUをはじめとする第三国からは、「いつ日中で戦争が始まるのか?」といった質問さえ出てきています。もちろんそんなことは馬鹿げていて、日本も中国も望んではいません。しかし、日中間のいざこざは、中近東やアフリカの小国のそれとは震度が違うのです。しかも、日中の当事者は、しょっちゅう揺れているので感じていないかもしれませんが、どんどん震度は大きくなっています。日中は、自分たちと第三国との認識のギャップの大きさに気付くべきです。
世界の認識では、日本はやはり敗戦国です。戦争を放棄して、心から平和を願うと誓ったからこそ、日本は独立を認められたのです。それなのに、まるで戦争を賛美するかのように参拝する印象を与えている。欧米諸国は、戦後レジーム体制への挑戦かと疑心暗鬼になっている。それを中国が巧みに利用しているのです。
尖閣に関して、両国首脳に提案したいことがあります。「売買」「国際法」「戦争」という三つの解決方法がいずれも閉ざされている中。残された選択肢はただ一つしかないと私は思うのです。それは「フリーズ」(凍結)すること。一刻も早く、首脳会談を実現し日中関係の現状をまずフリーズさせてしまうのです。氷はいずれ必ず解けますが、今すぐではありません。問題解決を急がないことです。
加えて、日中の多岐にわたる交流をできるだけ早く再開することです。まずは経済交流を促進することが第一。14億人という巨大市場を狙って、すでにドイツ、アメリカ、韓国をはじめとする諸外国が激しい売り込み攻勢をかけ、中国への投資を増やし続けています。資源のない日本は、海外との貿易なしには生きていけない。そんな中、隣に世界最大の市場があるのだから、フルに利用していくべきです。
日本なしではやっていけない
中国市場は縮小するという見方も日本にはありますが、それは全くの見当違いでs。中国は人口が減っているように見えますが、2012年に生まれた中国人は1635万人で、今の日本全体の中学生以下の人口の1633万人とほぼ同じです。これだけの人数が毎年生まれ、食べて、服を着て、いずれは家を立てるのです。そのような市場が縮小するはずがありません。
GDPのうち、内需の割合は米が70%以上で、日本も67%。一方、中国はいまだに50%を切っています。これから市場が、1.6〜1.7倍に膨らむと思われます。私は大使時代、33ある中国の地方のうち、27地区を視察しました。その時の印象からしても、中国の地方はまだまだ発展します。東から西へと発展してきたので、今後は重慶など西の方へ広がっていくでしょう。
中国は今、大気汚染が深刻で、テロも煩雑に起きていますが。経済が発展するといろいろと問題が生じるものです。日本が全盛期の高度経済成長期に、オイルショックや公害問題などを経験したのと同じです。中国がこれらの問題を解決すれば、日本人もまた観光に行くようになるでしょう。せっかく多くの世界遺産があるのに、日本から中国へ行く観光客も以前の3〜4割になってしまいました。中国に進出している日本企業は約22.000社です。そして、現地の中国人を約.000万人雇用しています。日本の貿易総額の2割が中国との貿易なのですから、中国は日本が大切なビジネス・パートナーであることを忘れてはなりません。
『週刊現代』6.28
| 2014年07月19日(土) |
ガンにならない体をつくる |
充分な栄養を摂り、たっぷりとした睡眠をとって適度な運動や気分転換ができて、ストレスを解消できるような環境にある人ならいいが、そうでない人は何らかのストレス対策が必要となる。その一つが緑黄色野菜を摂ることである。緑黄色野菜に含まれるカロチン、ビタミンC、ミネラル、食物繊維、これらはいずれも広い意味でのストレスに対する適応能力を高める。つまり、ストレス対策に役に立つのである。
ガン、老化を遠ざけ若さを保つ秘訣
実際にはガン対策、ガンの予防といっても、要はガンを人間の寿命より後に発現させればよいわけである。今、男性の平均寿命が約76歳、ならばこの76歳以降にガンを発病させようということを実行目標に置いたのが現実のガン対策、自然の摂理に逆らわないガン対策である。しかし、ときとしてガンは30代、40代の若さで発現する。ガンが発現するのは早くとも80歳を越えたあたり以降でなくては困る。とにかくガンが起きるのをできるだけ遅くしよう。この遅くするというところに一番深く関わっている栄養素がカロチンなのである。緑黄色野菜を食べていればいるほど、ガンの発現は遅くなる。
現在のところ、人間の寿命は114歳ぐらいがギネスブックに載る限界のようだが、近年の老化学ではこの「限界寿命」への挑戦が華々しく行なわれている。まず動物の種類によってなぜ限界寿命が異なるのかというテーマが掘り下げられている。その結果、一つには脳の重量が重い動物ほど寿命が長いということが見出されている。サッチャーの法則に従うと、脳重量の体重量との比から計算された推定年齢は、実際の寿命と見事に一致している。
その他、限界寿命をめぐっての研究は数多いのだが、問題は老化のスピードに関心を持つ老科学者が少ないことだ。寿命の問題もさることながら高齢化社会にあって一番の悩みは早老、いくら寿命が伸びたところで、ボケてしまったのでは幸せとはいえない。年齢相応の老化ではなく、できれば高齢に達しても若者とかわらみずみずしさを保ちたい。これがすべての人に共通した願望だろう。
とおろで、私たち研究グループが17年間にわたって実施したコホート研究、その結果を見ても老化のスピードは人によって大きな差があることがはっきりした。同年齢のはずなのに、その人のたどった生活環境によってこうも見かけに差ができるのかと思われる所以である。出発は同時でも、年齢が進むにつれてどんどん差が開いてくる。そのような加齢、そして老化の個人差、それは一体なぜなのか。
生物学的な年齢推定の指標は「筋肉運動機能」「循環器機能」「呼吸器機能」「消化器機能」「腎尿路機能」「内分泌機能」そして多臓器の相互協調機能などがそれぞれの候補となり、実際にはこれらすべてを総合的に示す指標が、老化のベストの指標とされている。ただ何もこんな専門的な見方をしなくても「あの人、若く見える」「エッ、ホントにもう40歳?」「いやぁ、あいつは老けてるよ」といった印象で判断してほぼ間違っていない。一般的に歳より若く見えてイキイキしている人は内臓諸器官も若いし、老けて見える人はもろもろの器官も老化しているとみてほぼ間違いないだろう。
つまり、内臓も老化せず、頭もボケず、若々しく充実した日々を過ごせる身体こそ、ガンにかかりにくい体であるともいえる。よく「私は健康に自信がある」と言ってむちゃをしている人がいる。こう言う人ほど自分では気づかぬうちに速いスピードで老化が進み、ガンにかかりやすい体になっているものなのだ。どうか私の提言に耳を傾け、今日からでも、老化遅延作戦の皮切りに、さっそく緑黄色野菜を身近に置いて愛用していただきたい。
『ガンにならない体をつくる』平山 雄
無名の俳優がつかんだアメリカン・ドリーム
『ロッキー』といえばシルヴェスター・スタローンだ。まったく無名の三流俳優が、たった一本の映画でスーパースターに成り上がった。モハメド・アリ対チャック・ウェブナー戦を観て興奮したスタローンがわずか3日間で脚本を書き上げる。プロダクションに高額で売れるも、条件は主演に有名俳優を起用すること。スタローンはこれを断り、自ら主演すると主張。結局、脚本は買い叩かれ、出演料は最低額。テレビドラマ1本分の低予算で製作されることになった。
三流ボクサー、ロッキー・バルボアはやさぐれた暮らしをしていたが、ペットショップで働く女、エイドリアンが、ペットショップで働く女。エイドリアンに恋をする。ひょんなことから無敵の世界チャンピオン=アポロ・クリードに世界戦の相手として指名された。ロッキーは愛のために闘う―。こんなシンプルなストーリーの低予算映画が大ヒットした。全米を熱狂させたといってよい。
100万ドルで作った映画が、またたく間に1億ドルの興行収入を突破!ついにはアカデミー賞の最優秀作品賞に輝いたのだ。ロッキーとスタローンは二重写しだった。無名の俳優が無名のボクサーを演じて、チャンピオンへと挑むこと。いや、スタローンは演じたのではない。ロッキーを「生きた」のだ!その生き様に観客たちは感動した。
『ロッキー』の公開は1976年、ちょうどアメリカ建国200年に沸いていた。ベトナム戦争からの撤退、ウォーターゲート事件による大統領の失脚……。自信をなくしたアメリカ国民が、『ロッキー』のアメリカン・ドリームの再生に熱狂した。翌1977年4月16日、日本公開。当時17歳の私は、名画座でこの作品を見て、明らかに時代は変わったと思った。『イージー☆ライダー』等のアメリカン・ニューシネマの暗い旋律は『ロッキー』の高らかなテーマ曲に吹き飛ばされた。
まさか、それから30年後の『ロッキー・ザ・ファイナル』まで5作も続編が作られるとは?スタローンは還暦を迎えていた。石原慎太郎知事が東京都知事を辞め、国政へ打って出たとき、都庁を去る時に流したのが『ロッキー』のテーマ曲だった。
『週刊現代』4.26 サウダージ 中村明夫
死刑と無期懲役の間
死刑と懲役の違いは死ぬことと生きることであり、天と地ほどの差がある。しかし、判決を下すうえでの基準はない。死刑制度がを7割もの国民の多くが支持しており、被害者感情からも廃止できないとする説明があるが、今の裁判では被害者感情なんていうものはまるっきり無視されている。量刑は裁判官の気分次第と思えて仕方ない。ある地方で起こった母子殺人がいい例である。乱暴されて惨殺された妻、生後11か月の女児も殺害された。まったく非のない妻子の無念さを訴える夫は、犯人の極刑を願った。当たり前のことだ。
しかし、夫の叫びと願い、善良な国民の期待は見事に裏切られた。地裁の3人。高裁の3人。計6人の裁判官は神のような顔をして無期懲役を言い渡した。犯行当時、犯人が18歳の少年だったということが死刑判決を避けた理由だったのか?冗談じゃない!男なら結婚年齢の18歳以上は成人にすべきだ。18歳、19歳少年として少年法で守っている国は欧米にはない。
私が知る限り、裁判官が刑罰の執行状況を見に刑務所に来たことは一度もない。懲役刑がどんな刑罰化実態を知らない裁判官は、『無期懲役』が死刑に匹敵する重罪だと思っているのだろう。もし、今の刑務所を被害関係者と善良な国民がみたら驚くだろう。そこには、受刑者さまさまの世界であり、不良受刑者が大手を振って生きているところになっているのである。
『死刑と懲役』坂本敏夫・元裁判官
何より月に着いてからもう40年経つのにい、月を開発しているって話、まったく出てこないですよね。どうしてなんでしょう。人類というのは、一度足を踏み入れたちには、必ず文明を作っています。40年もたつのに、いまだに何も変わらない。それどころか、今は月を通り越して火星にまで話が進んでいます。何か深い事情があると思ってもおかしくはないですよね。
今の技術ならきっと月に着陸できるでしょうが、当時の技術では無理だと僕は考えています。じゃあなぜ月に行ったことになっているのか。あの頃のアメリカはソ連と宇宙開発競争をやっていたんですね。先に月に着いたほうが実権を握るというので、アメリカはトリックを使ったんじゃないか。映画大国の技術を活かして特撮をやったというわけなんです。それからもう一つひっかかるのは、全世界に生中継していたことなんです。失敗は許されないはずなのに、どこに必ず成功するという保障や自信があったのか。事前に砂漠で撮影してあったからです。
今、月開発の話が出てこないのは、月の裏にUFOの基地があるからでしょう。だから月より遠い火星を調べている。それで、以前話題になったように、火星には火星で人面岩がある。あの有名な人面岩は、顔の右側に鏡を置いてみるとライオンに見えます。つまり、人間とライオンの融合したものなんですね。なぜそんなものが火星にあるのでしょう。
そして人間とライオンをいえば。これと全く同じものが地球上にも存在します。それはエジプトのスフィンクスです。火星にも20万年前には生命があったといわれています。スフィンクスはもしかすると彼らが作ったのかもしれない。
火星に関しては、よく真っ赤な砂漠のような映像が出てきますが、実はちゃんと青空が広がっている地球のような星だという説もあります。あの赤い映像はNASAが情報操作するために出しているというんです。確かに、僕らはどうやっても見に行けないから、NSSA出す情報を受け入れるしかないんですね。もちろんそれを信じるかどうかは別の問題。真実は別の場所にあるかもしれない。
『都市伝説』関暁生
肉食一辺倒だったアメリカは、大豆に含まれる体に有効な成分が多いことに気づき、今や大豆を「驚異の未来食」と絶賛している。最先端都市ニューヨークでは、豆腐、味噌、しょうゆ、モヤシまで、”超健康食品”として売られているのだ。さて、豆類はその栄養価、効能は大豆とほぼ同等なので、代表バッターの大豆について述べてみよう。大豆は、我々の想像を越える”薬効成分”を含んでいる。大豆の病気への効能は、
◆ガン予防 アメリカ国立ガン研究所は、ガン予防効果のある食物の上位にあげている。大豆には免疫を高める作用があり、がん細胞の働きを抑えるのだ。「毎日味噌汁を飲んでいる人はガンになりにくい」という研究報告も当然なのだ。大豆加工品の納豆には、抗ガン作用も確認されている。納豆菌が腸の働きを良くする。納豆キナーゼという成分は血栓防止効果もあり、心臓病などの予防も最適。
◆心臓病 突然死による死亡は40年で4倍に激増している。半数は心臓麻痺だ。狭心症、心筋梗塞は動脈硬化が引き金。大豆の含まれるサポニンは強い抗酸化作用があり、心臓の筋肉を活性化する。細胞膜が傷つくのを防ぐ。一日コップ1杯の豆乳で十分。高野豆腐もサポニンが豊か。豆類のマグネシウムも有効。なにしろ、日本人は必要マグネシウムの一日200ミリグラムの半分という欠乏状態である。
◆動脈硬化 豆腐1丁には2ミリグラムものビタミンEが含まれる。これは酸化したコレステロールを中和して、善玉コレステロールを増やし脂質の酸化を防止する。また、レシチンは血管壁に付着したコレステロールを掃除してくれる。
◆高血圧 大豆のカリウムが塩分を排泄して、血圧を下げる。
◆高脂血症 現代人は血液がドロドロの人が多いという。いわゆる高脂血症。とくに若い人はハンバーガー、牛丼など動物性脂肪の取り過ぎで最悪。大豆のサポニン、食物繊維はコレステロールを低下させ血液をサラサラにする。
◆脳卒中 寝たきり老人の半数は、脳卒中が原因だ。大豆のサポニン、レシチン、グリシニンなどは血管を強くし、動脈硬化に移行させない。寝込まぬ日ごろの養生は大豆から。
◆糖尿病 「枝豆好きに糖尿病なし」といわれる。大豆飼育ラットはインスリン備蓄量は1.5倍。つまり大豆はインスリン分泌を活発にする。
◆肝機能障害 大豆の必須アミノ酸バランスは、ほぼ完ぺき。良質のアミノ酸により、肝臓修復を助ける。成分のコリンも肝臓への脂肪蓄積を防ぐ。
◆慢性すい炎 すい炎は細胞が徐々に破壊され繊維化していく病気。大豆たんぱくがすい臓の繊維化を予防する。納豆は脂肪を分解するリパーゼなども含むので効果は大である。
◆慢性腎炎 大豆のビタミンB群が腎臓の疲労を回復させる。
◆便秘 便秘の人は大腸ガンを始め、ガン死のリスクが極めて高い。豆には食物繊維が豊富なので、排便が促進される。簡単に取るには黄な粉かけご飯が良い。
◆肥満 豆の不飽和脂肪酸が余った脂肪を抑制してくれる。
◆胆石 豆のレシチンがコレステロールを溶かすのだ。
◆痔疾 ワカメみそ汁など、沢山の食物繊維をとればすっきり
◆疲労 極めて豊富なビタミンB群が疲労回復に大活躍。ドリンク剤よりみそ汁を飲め。
◆二日酔い 豊かなタンパク質がアルコールで疲れた肝臓を修復する。
◆肩こり 大豆成分のサポニン効果が、血液をサラサラ、スムーズにする。
◆肌のシミ・老化 大豆のレシチンとビタミンEの相乗効果で、若々しい肌を保つ。
◆ボケ防止 レシチンは神経細胞を活性化させる効果がある。脳が活性化し記憶力もアップする。
◆更年期障害 大豆成分イソフラボンには、女性ホルモンに似た作用があり、症状を緩和してくれる。
◆骨粗鬆症 東日本の女性には骨粗鬆症が少ない(厚生省報告 1995年)。これは納豆に含まれるビタミンKがカルシウム沈着を促進するからである。また大豆イソフラボンも骨カルシウム溶出を防ぐ。
『ガンにならないぞ! 宣言2』 船背俊介
アポロ計画によってアメリカは、必死に宇宙開発の指導権を握りたがりました。なぜか。ソ連が先に有人宇宙飛行を成功させ。ガガーリン大佐が残して名言。「地球は青かった」は有名ですが、同時に言った「神はいない」という言葉場に鍵があります。その共産主義的な発言に触発されたアメリカは、国の威信をかけて「神の存在」を主張せざるを得なくなったのです。
アポロ計画といえば、有名なのは月面着陸したという11号ですが、アポロには1号から18号まであったんですね。このうち1〜3号は実際には飛んでいません。1号はテスト中に亡くなったパイロットたちのために、遺族の要請で後からあてがわれ、2、3号はその関係で欠番に。そして4〜6号は無人飛行。7号で初めて有人飛行し、7号と9号は地球周回軌道に乗ったんです。そして8号と10号で有人月軌道飛行に成功し、11号へと続いていくわけです。ちなみにアポロの名を使った最後の18号は、ソ連と共同で「アポロ・ソューズテスト計画」という実験を行なっています。
始めて月軌道に乗った8号のパイロットは、つまりすなわち初めて月の裏側に行った人達ということになるんですが、その時にジム・ラヴェルという船員が言ってはいけない暗号を言ったんですね。それは何かというと、「サンタクロース」という言葉。これは未確認生物、未確認飛行物体を指す言葉でした。宇宙からの通信で「月の裏にサンタがいたぜ」と言ったんです。よく言われる「月の裏側にUFOの基地がある」というのは、こういう根拠があるんですね。アメリカでは当時から、民間機や空軍機のパイロットがUFOを目撃していたんです。ただそれを公には言えなかった。なぜならば、言えば「頭がおかしくなった」ということにされてしまい、免許、資格を剥奪されて、二度と搭乗できなくなるから。
今でもUFOの目撃談を語るのは、いつも「元」パイロットですよね。現役パイロットは自分の仕事を守るために決してそんなことは言いません。ちなみにアポロ8号で「サンタクロース」と言ってしまったラヴェルは。後の有名な13号に再搭乗し、死にかけています。このアポロ13号の事故についてもいろいろ言われています。これまで4〜12号まで順調に計画がうまくいき、国民のアポロ計画に対する関心が薄れてしまうと、膨大な国の予算を宇宙開発事業に費やしていいのかという世論が起こってしまいかねない。その前に、わざと13号を使ってヒューマンドラマを演出してやることで、国民を再注目させる。まさに13号は、アメリカ映画に見られるハッピーエンドのストーリーをなぞって作られています。
さてアポロ11号です。最近言われ始めたのが「11号は本当に月に着陸したのか?」という話。技術的にもあの当時、アポロ11号が搭載していたコンピューターは、今のファミコン以下だというんですね。そんな機材で月まで行って、引力が違う場所で着陸の制御ができたのか。さらに、月で撮影されたという映像を見てもおかしなところがいろいろあったわけです。例えばヘルメットのバイザーに別の飛行士が映り込んでいた写真。この時は二人しかいなかったのに、バイザーに映ったもう一人はカメラを持っていなかった。いったい誰が撮影したのでしょう。
また太陽しか光源がないはずなのに、まるでスタジオでさまざまな角度からライトがライトが当たっているかのように、影の方向がバラバラになっている写真もあった。月面での動きの映像は、倍速でみると普通の動き。つまり、再生速度を落としているんですね。それから、宇宙服のもを含め、多くの写真でアメリカ国旗だけはライトアップされてくっきり写っていた・どうにも不思議なことが多いんですね。
『都市伝説』関暁夫
病舎は塀の中の別荘だった
昭和40年代前半の刑務所は、受刑者も担当刑務官も自分らしさを存分に出していた。今の刑務所の状況からは想像もつかないほどの自由で危険でスリリングな刑務所だった。塀の外でも、人々は輝いていた。急速な経済成長の中にあっても、多くの日本人は正義の心と愛を失っていなかった。ベトナム戦争に反対し、公害問題に私利私欲抜きで立ち上がったものである。当時、大きな刑務所には、暴力団壊滅作戦で逮捕された組織のトップや、最高幹部が多数収容されていた。
関西の三つのB級刑務所、大阪、京都、神戸はいつも比較されていた。B級裁判所とは犯罪傾向が進んでいるもの、すなわち塁犯者やヤクザ組織に所属している者が収容される刑務所のことである。このB級の何を比べるかというと、刑務官の立場でいえば、どこが一番規律秩序が維持されているか、ということであり、受刑者の側からは、その裏返しで一番楽に務められるところはどこかということだった。
未決が収容されている拘置所(大阪・京都・神戸)では、刑が確定した新受刑者の間で、行きたくない刑務所と行きたくない刑務所が話題になる。移送先を決定する分類担当に行き先を頼み込む者も多かった。一字、大阪行きが人気になった。描写での快適な生活が噂になっていたのである。刑務所には病人を収容する病棟がある、それを病舎というのだが、怪我や一般の病人を収容する一般の病舎と伝染病罹患者、主に結核患者を収容する隔離病棟があった。
当時、病舎は刑務所の中の別荘といわれ、ヤクザの大物親分たちの住家になっていた。受刑者の生活の今昔、30年の歩みはどうかというと、居房にテレビが備えられたことを除いてはたいして変っていない。塀の中は時間の流れをほとんど感じさせないところなのである。出所時に書かせる感想録によると、刑務所内生活の悩みはいつの時代も同僚との人間関係が圧倒的な第1位である。
〈人間関係の煩わしさを忘れて、一日中布団を被って横になっていることができる病舎に行ければ、仮釈放なんていらない!〉満期を覚悟した受刑者たちは、涙ぐましい努力をして入院を企てた。反対に刑務官は受刑者の化病と詐病を見破ろうと24時間目を光らせていた。
『実録・死刑と懲役』坂本敏夫・元刑務官
なぜ地震兵器を使うのでしょう。それは核保有国同士、国の裏の組織同士、ひいては世界の裏の組織同士で、その国や組織がどれだけすごい兵器を持っているのかを誇示するために、国を関係なく無差別使用するのです。そして裏の組織同士で日時を通達し合い、大地震を起こすのです。ではなぜ地震を起こすのか?一説には、世界人口調整という話もありますが、こうして地震を起こすことによって、各国が被災地に支援軍を派遣することができます。それによって、その国の政府も国民に対して税金から軍事予算を割く口実ができるのです。
また、軍以外で、何が被災地に集まるのか?それは莫大な支援金です。日本でも”24時間テレビ”などでチャリティー募金をやれば、一日で数億円は集まりますよね。これを世界規模で考えてみてください。毎日、世界中でこの手の支援募金活動をいったい何十年やっていると思いますか?チャリティーイベントのように一日数億円とはいわないまでも、相当の集金力だと思いませんか?それなのに、いまだに支援金が不足しているとか、世界中の医療設備が整わないのはおかしいと思いませんか?はたして、集まったお金はどこに流れているのでしょうか?さすがに僕がこのお金の行き着く先を公表することは控えさせていただきますが。
ところで、世界共通の文字って数字です。地震のマグニチュードは数字で表しますよね。裏組織の人達はその数字を見て、その国の軍事力を認識するのです。嘘のような話かもしれないけれど、これが現実なんです。分かりやすい例を挙げると、北朝鮮の核実験報道があった時、実は実験そのものが失敗した、もしくはそもそもなかったという話が浮上したことがあります。その理由も、マグニチュード4程度しか観測しなかったからだという話ですよね。まぁ、核実験とは違うのですが、地震兵器の場合、成功すればマグニチュード6以上の数値は観測されるといいます。
では最近起きた地震が人為的なものかどうか見てみましょう。スマトラ沖地震(2004年12月26日)は人私的な地震ではないですね。なぜか。ここには他の地震に共通する特有のサインが出ていないからです。地震兵器が使われた疑惑がある地震はどれなのか、そしてサインとは何なのか。人為的だと見られる地震は、
サンフランシスコ大地震 1989年10月17日 M6.9 ロサンゼルス大地震 1994年1月17日 M6.7 阪神淡路歳震災 1995年1月17日 M7.2 パキスタン大地震 2005年10月8日 M6.7
です。あるキーワードが見えますよね。月と日の数字を足したり、組み替えたりすると『18』という数字が出てきます。これはいわゆる数字のアナグラムになっているんです。問題はこの「18」という数字。悪魔の「666」を足したらいくつになりますか?18です。そういうことです。ついでに言っておくと、ブッシュ大統領の父・ブッシュが湾岸戦争を始めたのも1月17日です。これも「18」です。
ひとつ思い出してもらいたいのは、パキスタン大地震の頃のアメリカです。当時ちょうどハリケーンの自然災害が起きていた。その時に、アメリカ政府はあまり援助物質を出さなかった。実は治安が悪い地域だったから、一種の浄化作戦を行なっていたという話もありました。それでブッシュ大統領はすごく叩かれたんですね。並行して戦争をやっているなか、これ以上国民に反感をもたれるとマズイということで、パキスタンに大地震を起こしたといわれています。そのことでメディアや国民の目をハリケーンからパキスタンに目を向けるためです。実際、ブッシュはkの危機を乗り越えました。
阪神淡路大震災は、初の社会党内閣だった村山内閣を潰すためにアメリカが仕掛けたのかもしれません。アメリカにとって旧ソ連に近い社会党政権を歓迎できるわけがないですから。実際、村山内閣は震災時にいくつもの間違った対応をして、その後崩壊しました。社会党も社民党と名を変えて残っていますが、風前の灯状態です。またこの時に援助活動で活躍したことで、それまで影の存在でしかなかった「自衛隊が市民権を得て」、アメリカの作戦に堂々と協力するようにもなりました。これは偶然だったのでしょうか。それとも誰かが描いたストーリーだったのでしょうか。
実際、震源地である明石市沖には、いわゆる明石海峡大橋があります。そう、ちょうど震源地のあたりは本四架橋工事が行なわれていた現場だったのです。そしてその工事にはなんとアメリカのある企業も参加していたらしいのです。ひたすら海底に穴を掘りつづけていた企業があったという情報もあり、もしこの企業が地震兵器を仕掛けていたのだとしたら……阪神淡路大震災への関与もあり得ない話ではないですよね。ちなみに、なぜ兵庫県だったのか。被災地区でもある兵庫県川西市の郵便番号は「666」番。果たして偶然なんでしょうか?僕が言えるのは、地震をうまく避けたければ、足して18になる日と地域に気をつける。そこまでです。
『都市伝説』関暁生
かごめかごめという童謡。新聞やテレビなどのメディアなどもなく、関所で人の行き来が制限されていた時代に、どうして全国に広まったのでしょう。そのカギを握るのは松尾芭蕉。
天下を取る人間は、初めての何かを成し遂げるといわれています。徳川家康が世界で初めて作ったものというのは『特殊部隊』です。今ではアメリカのSWATなどが世界で有名ですが、初めて作ったのは徳川家康です。徳川家康が作った特殊部隊とは何か。それは『忍者』=『特殊部隊』なんです。徳川家康は忍者の養成機関を作り上げたんです。
その長を務めたのが服部半蔵。その功績をたたえ、服部半蔵に与えられた土地の名が今でも残っています。皇居、つまりかっての江戸城のすぐ近くにある「半蔵門」という駅。東京メトロの路線名にも「半蔵門線」として残っています。しかし、歴史上「服部半蔵」と名乗った人物が複数いたことも事実です。
大きな功績を残した半蔵に、徳川家から褒美が与えられることになりました。その時に半蔵が求めたのが『私を自由にしてほしい』ということだったのです。願いがかなって自由になった半蔵は日本中を旅します。この時使った偽名が『松尾芭蕉』なんです。当時は現在のように自由に旅はできませんでした。関所を越えて違う地方に行くことは、我々が外国に行くようなもの。その時代に芭蕉は、有名な『奥の細道』の旅程以外にも、ずいぶんいろいろな場所に足跡を残しています。そこまで好きなように行き来できたのは、権力のお墨付きがあったからこそとしか考えれれません。
また、当時の道は今のように整備されていません。山越えなんてさらに大変なことです。しかし「奥の細道」の記述に従えば芭蕉は一日に数十キロ単位で移動していました。芭蕉は当時としては決して若くない46歳でした。そんな年齢の人間が徒歩で数十キロ移動するなんて、これはどうしても特殊な訓練を受けた『忍』じゃないと無理です。実は芭蕉の出身地は、「伊賀上野」です。忍者で有名な場所でもあります。芭蕉という人間は知れば知るほど不可解なんです。
芭蕉は、ただ俳句を作るためだけに「奥の細道」の旅に出たわけじゃなかったんです。旅をしながら『かごめかごめ』の歌を全国に広げていったのです。その理由は、もしかしたら徳川の意を受けていたかもしれません。埋蔵金、すなわち財力があることを各地の大名に示し、反乱を起こしても無駄だと思わせるため。または全く逆に、各地にヒントをバラ撒くことで、幕府に何らかの圧力をかける意図があったのか…。いずれにしろ「かごめかごめ」という歌は、ただの童謡ではないようです。
芭蕉と半蔵の家系図がつながっていないと指摘する人もいるでしょうが、人の手で書かれたものは、都合のいいように書き換えることが可能です。いつの間にか何かが入れ替わった可能性は誰にも否定できません。あのキリスト教の「聖書」も、権力者によって都合のいい部分が残され、今に伝わっているのです。我々が習ってきた歴史だって、どこかの時点の権力者が都合よく編集ものかもしれないのです。
『都市伝説』関暁夫(せきあきお)
| 2014年07月04日(金) |
中国よ日本をナメるなよ �� |
この隣人はヤバすぎる
中国経済は日本に40年ほど遅れて発展しているというのが、私の持論です。韓国が日本から20年、そして中国が韓国から20年遅れている。経済の発展段階からいうと、中国は今、日本の1970年代にあたるのではないでしょうか。高度経済成長を経て、かって日本が経験した中位安定成長期に入ったみています。その頃の日本では、労働者の賃金が急上昇しましたが、同様のことが中国でも起きているのです。
中国はこれから、輸出中心の経済から内需中心の経済に移行していくでしょう。いわば「世界の工場」から「世界の市場」へと大きく舵を切っていく。しかも、14億人という、日本とは比較にならにほどの大市場です。そこで問題となるのが、人民元高です。1985年のプラザ合意で。日本は急激な円高を迎えました。これはアメリカからの圧力によるものでしたが、その結果、日本でバブル経済が起き、やがて崩壊したのです。その後、長い冬の時代に入ったことは記憶に新しいでしょう。
チャイナセブン(中国共産党中央政治局常務委員)の王岐山と面会した時、彼は「絶対に日本の二の舞にはしない」と強調していました。中国の警戒感は相当なものなので、今後は少しずつ元高にしていく戦略をとるでしょう。 中国はその一方で、日本がバブル経済に浮かれていた時のように、経済力にものを言わせて周辺国対して覇権をチラつかせているように感じます。急激な技術力の進展を背景に、もはや日本抜きでも充分にやっていける、と自信を持っています。
中国は昨年、アメリカを追い越して世界一の貿易大国になりました。米の貿易総額が3.9兆ドル、日本が1.5兆ドルであるのに対して、中国は4.16兆ドル。このことも弾みになり、驕りを見せ始めているのです。アメリカのゴールドマン・サックスや各国のエコノミストたちは、2017年には、中国がGDPでも世界一になるのではないかという予想を始めていますが、それは浮足立ち過ぎているでしょう。
すっかり失望しました
中国がアメリカを追い越して世界一になるためには、まだまだ改革が必要です。しかし、なかなか進んでいない。昨年2013年、11月に発表された中国共産党の重要会議「三中全会」の決議で、国有企業の改革が進まなかったことには、すっかり失望しました。中国の全資産の40%は国有企業が持っています。国有企業の経営者は、中国共産党党員や党幹部関係者ばかりでそこに国民が不満を抱きはじめているのです。
これまで8800万人の中国共産党員が、人数の上ではその十数倍にあたる14億の民を支配してきました。それでも共産党が正当性を維持できたのは、二つの根拠があったからです。一つ目は、戦後、これほど広大な土地と少数民族などの問題を内側に抱えながら、中国社会を経済的に立て直したこと。二つ目は、「抗日戦争」に勝ったことです。ところがこうした正当性に対する国民の意識が弱まってきています。これは、市場の発展を目指すうえでの最大の懸念事項といってよいでしょう。
政権の基盤が弱まって、国内政治が不安定になっている。そんな時、習近平政権はどう動いたか。求心力を維持するために、反日に走ってしまったのです。しかし、中国は、日本が世界第3位の経済大国であることを忘れてはいけません。日本経済が潰れてしまえば、必ず返り血を浴びることになります。これは日本にも同じことが言えて、中国経済が崩壊したら、日本経済も大変なことになります。
『週刊現代』6.28
| 2014年07月03日(木) |
自衛隊は北朝鮮・中国と戦う �� |
殺し殺される日本に
世界では今、「力によるルールの変更」がまかり通っている。ロシアのウクライナへの介入とクリミア半島併合。前述した中国によるベトナム、フィリピンの領海侵犯。さらにイラクでは先月。突如イスラム教スンニ派の過激派組織が首都バグダッド近郊を攻撃し、世界中に衝撃を与えた。集団的自衛権の行使を認めるということは、そうした「腕っぷしがものを言う」世界に、初心者マークの日本が突っ込んでいくことを意味しているのだ。
アメリカの傀儡としていびつな平和を享受してきた日本が、ようやく独り立ちする。「自国を守れない国」「カネを出すだけで国際社会に貢献しない国」そう言われ、舐められずに済む。それが安倍総理とその支持者たちの考えだ。しかし、これから支払うことになる代償は決して少なくない。「イラクなどの中途地域に、再び米軍が向かうとなれば、やはり後方支援を要求され、自衛隊も派遣される。
向こうからすればアメリカの味方はすべて敵ですから、自衛隊が米軍と一緒に行動すれば、激しい攻撃にさらされます。イラク戦争時にイギリスがテロの標的になったように、東京や大阪、あるには日本の原発周辺でテロが起きる危険性も高まるでしょう。安倍総理の一人が決めた政策が、抑止力を強めるどころか、無関係な国民まで巻き込むような悲惨な結果をもたらすかもしれないのです」(前出・半田氏)
ある自民党中堅議員はこう漏らした。「安倍さんは自分の任期中に国民投票、自衛隊の『国防軍』化までやるつもりでいる。だから先手を打って国民投票法改正案を国家にに通し、右傾化している若い世代を取り込もうとしている」最高指揮官を自認する安倍総理のもと、海外で命を落とすかもしれないのは、他ならぬその若者たちだ。外国と戦い、その国の人々を殺し、自分たちも殺される。威勢がいいだけの安倍総理の言葉を無邪気に礼賛する若者たちは、本当にその覚悟があるのだろうか。
同胞を守る力もない国など、二流国でしかない。だが、力ずくで相手を屈服させる国になることは、相手から憎まれ、殺し、殺されるようになるということだ。アメリカを真似るならば、日本人もまたアメリカ人のように、世界中でテロと憎しみの標的になることを覚悟せねばならない。おそらく、安倍総理には、自分がそんな「暴力の連鎖」に足を踏み入れているという自覚はない。
『週刊現代』7.5
|