加藤のメモ的日記
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最近環境ホルモンという言葉を耳にすることが多くなった。この環境ホルモンというのは内分泌攪乱物質と呼ばれる化学物質である。この物質というのは本来生物が持っている天然のホルモンの分泌や、胎児の成長や体内活動をかくらんする物質である。
ダイオキシン、PCB、DDT、DES,有機スズなど、人工的に合成され産業を支えてきた約70種の化学物質に現在、環境ホルモンとしての毒性が確認されている。しかしまだ詳しく確認されていない数百万種類もの化学物質があふれている。我々は生まれたときから環境ホルモンの洗礼を受けている。
大気、哺乳瓶、ペットボトル、缶詰、乳製品、魚介類、食用品ラップ、殺虫剤、虫歯の詰め物など。多くの身の回りのものに環境ホルモンが含まれている。これらが人体に入り、さらにへその緒や母乳を通して胎児や乳幼児まで汚染していく。その結果、流産、精子数の現象といった生殖異常を引き起こしていることが明らかにされ始めた。環境ホルモンの危険性は、人類が子孫を作れなくなってしまうかもしれないという、人類にとって最も直接的な問題である。
ミッドウェー海戦は第二次世界大戦の分かれ目だった。昭和17年4月に本土空爆を受けた日本は、防衛ラインの拡張と米機動部隊への決戦を目的としたミッドウェー島攻略を決定した。連合艦隊の総力を挙げて出撃し、6月5日にミッドウェー島への空爆を実施した。
しかし、策敵活動を軽視したため、反撃に出た米機動部隊の発見が遅れてしまった。そのため攻撃部隊の発進準備中にアメリカ空軍の急降下爆撃機の急襲を受けて、大損害を受けた。米軍の損害は、空母1隻沈没、航空機150機喪失程度だった。しかし日本は、赤城、加賀、蒼龍、飛龍の四主力空母を失い、重巡艦一隻が沈没し、航空機約300機と多数の熟練パイロットを失った。この結果、第二次世界大戦は連合軍の反攻という新しい局面を迎えることになった。
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