子の年齢:6歳10ヶ月
月曜の朝は持ち物が多い。 体操副に内履きに、三角巾に歯磨きセットに、給食袋。 さらに雨が降っていたり、玄関でわたわたしていたら、連絡帳に書いてあった「おすすめのほん」を玄関に忘れて行ってしまった。
家にあるお気に入りの本を、クラスのお友達に紹介するのだとか。 土曜の夜にママと二人で選んで、忘れないように玄関に出しておいたのだが、そのまま忘れてある。
あああ・・・。 月曜はゴミ出しもあって、時間がないのだが、仕方ない。 学校に届けてやることにした。
意外にも児童玄関のドアは全開で、レインコートでまっ黄っ黄になっていた。
中に入ると、みんな着席している。朝の会の最中なのかな?入りづらい・・・。
「ちーちゃん!ちーちゃん!」
読んでも気付かない。仕方がないので中に入る。なんだかガリバーになった気分だ。
そんなことがあった翌朝、ちーちゃんを送り出して、ふとテーブルを見ると・・・? 昨夜頑張っていた宿題が置いてある。
だから早くランドセルに入れろ!と言ったのに!
仕方がないので2日続けて忘れ物を届ける。
オイ、ちーちゃん!君は恥ずかしくないのかね?
子の年齢:6歳10ヶ月
ちーちゃんに3人目のいとこが産まれた。 帝王切開で2700gの男の子。ママの弟の子だ。 弟の奥さんには連れ子があったため、落ち着いたものだった。 わたわたしているのは弟だけ。
ちーちゃんと同い年の上の子は、最初は嫌がっていたらしいが、生まれてみれば、しっかりお兄ちゃんになってた。 赤ちゃんは上の子によく似た顔をしていた。
血縁関係のある赤ちゃん、と期待して見ると、なんだか見馴れない顔に見えるのだった。
弟も同じ気持ちだったらしく、「オレに似とるとこ、どこかね?」等とちょっと物騒なことを訊いてくる。 やっぱりそうかー。 男はなかなか自分の子供って実感湧かないモンなんだねー。
んー、鼻? 鼻じゃない?
こういう時、似てるよ!そっくり!って言ってあげることが大事なんだと思うなぁ。 せめて名前ぐらいパパに決めさせてあげればいいのに、名前にもいろいろ注文が入るようで、かーちゃんがブツブツ文句を言っていた。
姑も大変なんだね。 ちーちゃんが結婚したら自分も姑になるんだから、今からしっかり見ておこう。
子の年齢:6歳10ヶ月
ちーちゃんは、銭湯に行くとなぜか学校でのことを話し始める。 家にいるとこちらが聴く準備できてないからかな?
とにかく数日前のことなども、急に思い出して語り始める。
その日は、長休憩時間に先生に叱られた話を始めた。
長休憩にはいつもサッカーをして遊んでいるらしいのだが、その日はボールの片づけを忘れたため、ボールが使用禁止になったのだそうだ。 と、そこまでは土曜日にも聞いていたのだが、一緒に遊んでいたMくんが最後まで「僕は悪くない」と言い張って、更に先生を怒らせたのが強く印象に残ったそうだ。 Mくんはサッカーチームの学年エースである。 「Mくんて、そんな人だったんだ〜。」 と思ったんだって。
1年生ならそんなもんだろ。 先生に叱られながら、仲間の観察してるちーちゃんがオトナ過ぎるんだよ。
さて、ピアノ教室の後、カバンから楽譜を取り出したら、赤鉛筆で「じぶんでかきましょう」と書いてあった。 というのは、その楽譜には大人の字で音階が書いてあったのだ。 それは楽譜を読むのに時間のかかるばーちゃんが、自分で演奏するために書いたのであって、ちーちゃんにラクをさせようとしたのではない。
何でそんなことで怒られなきゃいけないんだ。 どんだけ信用されてないんだろう・・・?
そんな理不尽な叱責にも、文句一つ言わないちーちゃん。 怒られ慣れてしまっているのか・・・?
2010年11月21日(日) |
アタシは本が読みたいんだよ!!! |
子の年齢:6歳10ヶ月
先週の土曜は仕事だった。 そして日曜はサッカーの試合だった。 朝8時集合でオニギリ持参。朝食も済ませなきゃいけない。
前日図書館に届いた本読みたいのに、1日グランドに立ってなきゃならない。 試合の合間合間にお母さんたちは、コーヒーを入れたり、他チームの試合結果を見に行ったりいろいろと雑用をしている。
お腹が空いたからと一人だけおやつを食べたりすると怒られる。
会社でも好きな時間におやつ食べられるのに、なんで休日におやつを食べる許可が要るの?
合理性のない集団ルールなんか大キライなんだよ!
ってことで時々見つからないような場所に避難して読書していた。
ちーちゃんはスタメンじゃないし、勝ちの決まった試合の後半3分ぐらいしか出してもらえない。私としては、ちーちゃんの出場しない味方チームの勝敗なんてどうでもいい。
ところが、お母さんたちはそうは思わないようで、目ざとく見つけて 「もう試合始まるよ!」 って呼んでくれる。放っといてくれよ。
残念なことに、味方チームは決勝トーナメントに進出してしまい、来週も同じことをすることになった。 日頃から体が弱いので、ここぞとばかりに病欠することにしよう。
子の年齢:6歳10ヶ月
小教研で小学校が休みになったので、会社を休んで博物館ツアーに行くことにした。
上野の科学博物館と大宮の鉄道博物館とどちらがいいか訊いたら、少し考えて「鉄道博物館」とのことだった。 普段は乗り物より生き物が好きなんだけど? 大宮の方が近いからまあいいか。
調べてみると、休日の鉄道博物館はかなり混雑しそうだ。 平日だからといって油断できなさそうなので、始発より前の電車、つまり夜行で行くことにした。
夜行(=急行きたぐに)は(4:20)発だ。車から降りると、外は真っ暗で人気もなく真冬のように寒い。 ホームにすべり込んで来た客車の中は、ふわあ、と暖かかった。
乗客はみんなボックスシートの中で寝ていた。 窓の外は上も下もわからないほど暗い。
ちーちゃんも座るとすぐに寝入ってしまった。
まるで銀河鉄道999みたいだな・・・。 ちーちゃん=哲郎
「急行きたぐに」は越後湯沢には行かないので、直江津から「ほくほく線」に乗り換える。 新しくてきれいな電車だったが、完全なローカル線だ。
「急行きたぐに」にしろ、「ほくほく線」にしろ、普通は乗らない列車ばかり。 到着前から鉄道博物館だよ。ママはなんだかワクワクしてきたな。
越後湯沢はいつもどおり寒い。平日でも新幹線は結構混んでいた。 そうか、新幹線ってビジネスユースがメインなんだ。
大宮駅から、ニューシャトルで「鉄道博物館駅」の改札を抜けた途端、そこが鉄道博物館だった。 朝早くて余裕があった駅員さんが、自動改札で改修されるはずの切符に消印を押して返してくれた。 「記念にね。」
鉄道への愛と仕事への誇りがないまぜになってて、じーんとする。 実は鉄ヲタではないのだが、それが残念な気がしてくる。
早く着き過ぎて、開館待ってる間にちーちゃんがグダグダになってくる。 入場券を買ってすぐに、ミニ運転列車の予約を2つ取って、運転シュミレータに向かった。 平日なので運転シュミレータの待ち時間は10分程度。やりたい放題だ。
エントランスのガラスの向こう側には、本物の在来線の線路が何本もあって、本物の電車が何本も右から左に行き来する。 後で知ったのだが、3階では反対側に新幹線が走っているそうだ。
最大級のHOゲージのショーを見た後、振り返ったヒストリーゾーンに、ドカンと並ぶ本物の機関車や特急列車は圧巻だ。
3時間おきぐらいに、C57?が方向転換するのだが、そのたびに汽笛を鳴らす。 建物全体に響くほど大きな音で、体に反響するのだ。
ミュージアムショップにも工夫を凝らした楽しいお土産が沢山あって、鉄ヲタでなくてもあれこれ欲しくなってしまう。 ちーちゃんは勿論プラレールが欲しいとねだり、店から出てこない。 帰りの切符が買えなくなっちゃうよ。
食堂でかつての賄い、「ハチクマライス」なるものを食べる。 外見からは想像できない味だが、美味しい。最初はぶつくさ言ってたちーちゃんも、「おいしいね」と食べている。
ヒストリーゾーンのガイドツアーに参加しようと思ったが、ちーちゃんがグダグダ言うので仕方なく諦めた。 お土産にプラレールを買ってやった途端、早く帰ろうと言い出す。 おい、ワガママだろ! だけど明日学校だから、早い方がいいか。
帰りは新幹線とはくたかで、乗った瞬間に二人とも爆睡した。 帰着した駅で同僚とすれ違ったことは言うまでもない。
2010年11月08日(月) |
かえるくんとマックス |
子の年齢:6歳9ヶ月
という映画を見た。 Bump of ChickenのCD借りたついでに借りたビデオだったけど、ちーちゃんが結構喜んでた。 主人公の歯抜け6歳男子が、いつも虫めがね持ち歩いてて、虫とかカエルとか見てるところが楽しそう、と思って。
以前、パッケージに子供とミツバチの写真が使われてるビデオを借りたら、殺人事件に発展するストーリーだったことがあった。
今回はどうかな?
いたずらっこのお兄ちゃんと子供好きのおばあちゃん、ヒガエルにハリネズミにトノサマガエルに、クモにキツネに、動物映像も大盤振る舞いだ。 途中ミュージカルっぽいのがちょっとニガテだが、ちーちゃんは喜んで見ていた。
子供らしい世界を子供の視線で描いていて、同い年のちーちゃんにはぴったりはまったようだ。
ミッフィーの国オランダの作品である、さすが!
子の年齢:6歳9ヶ月
ハロウィーンが過ぎたので、クリスマス・ツリーを出すことにした。 文化の日はツリーを出すのに最適な日だ。
ウチのツリーは160cmほどもある。 クリスマス前に慌てて買ったので、小さめのものは売り切れていたのだ。
どうしてそんなに慌てていたかと言うと、ちーちゃんがクリスマスを理解してなかったから。
くつしたどろぼうが出てくる絵本にクリスマスツリーが描いてあって、 「さて、どうしてくつしたがなくなるんでしょう?」 と訊いてもキョトンとしていたのだ。
子供が小さいうちは、年中行事を丁寧にやる必要があると実感した。
以来、クリスマスツリーを飾るのは、我が家の冬のイベントである。 今年はちーちゃんも手伝ってくれて、だんだんラクになるなぁ。
気分を盛り上げるために、YouTubeでクリスマスソングを流してみる。
まずは、ポール・マッカートニーのWonderful Christmas 次は、やっぱりワムのLast Christmasだな。 それからマライアのAll I want for Christmas is you 案外好きなのが、クリス・レアのDriving home for Christmasだ。
映画「Love Actuslly」がらみのクリップが多いことに気付いた。 今年のクリスマスはこれを見て過ごすことにしようか。
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