子の年齢:6歳9ヶ月
10月最後の日曜、小学1年生だけのサッカー大会があった。 1チーム5人で5分ハーフというコンパクトな試合なんだが、今月入部したばかりのちーちゃんをベンチに入れてくれるという。
友達の先輩ママに、サッカーは野球と違うから、レギュラーと補欠の区別はあんまりはっきりない、と聞いていたのでちょっと楽しみにしていた。
大会の構成は、リーグ勝者によるトーナメントだった。第1試合はドロー。第2試合で1点入れてから立ち上がった感じだった。 予選突破してからメンバーは俄然のびのびしてきて、初戦で3点先取した。ハーフタイムに監督がこう言った。 「これから交替させていくから、呼ばれたらすぐ来いよ」 交替選手を入れても、戻って来ない(+1人になってしまう)ことがあるのだ。
という訳で、そこで3分程ちーちゃんも出場した、 練習でやる紅白戦とは意気込みが違うようで、風呂の中でいろいろ反省していた。
入部して1ヶ月で優勝チームの試合に出れるなんて本当にラッキーだよ、 この感動を胸に精進してもらいたいもんだ。
そしてその夜、年に1回なのか2回なのか知らないが、サッカークラブ父母会やらの総会が開かれた。 「委任状含め出席者が過半数を超えたので、本総会は成立します。」という言葉から始まった。まるで株主総会である。
大学の学生大会思い出すなぁ〜。 このサッカークラブは自治会なんだ、ってことがよくわかったよ。 ってことで、来年からは委任状で済ませよう。
子の年齢:6歳9ヶ月
今年の異常気象の原因はラニーニャなんだとか。 暑さで随分死人も出たが、この冬同程度に寒くなるとしたら、私たちも生き延びられるだろうか?
というのも寒波は予測不能なんである。
今年1月、ポーランドで通勤途上の人が凍死している。 いつも通り近距離を歩いて帰る途中で、凍死しているのだ。
数年前にはカナダで、大気中の水分が一瞬で凍り、町中の電線を寸断した。 電気以外の燃料がなければ凍死しかねないのだ。
子の年齢:6歳9ヶ月
学習発表会の振り替え休日。 大好きな学童保育から戻ったちーちゃんは、黙々とレゴブロックで遊んでいた。
静かだ・・・。
静かすぎる・・・。
「ねぇ、今日なんかあった?」 「べつに。」 「元気ないよ。」 「いっぱい遊んできたよ。」
おかしい・・・。 何か隠しているのでは・・・?
お風呂の中で思いついたようにワケを話してくれた。 調子に乗ってちゃらちゃらしてると、からかわれるので、余計なお喋りはやめることにしたんだそうだ。
へえ?! 制御不能だと思っていたんだけど、自分の意思で止めれるの?!
バカっぽいおしゃべりだと思っていたけど、ないと寂しいから勝手なもんである。 見たまんまを話す素直さは、長所でもあったんだよね。
子の年齢:6歳9ヶ月
どういう訳だか知らないが、ちーちゃんのクラス担任は宿題をどっちゃり出す。 最初のうちは、週5日制の副産物かと思っていたのだが、サッカーチームのお母さん達と話していると、他クラスと宿題の量が違う。 量だけでなく質も違う。 ハードルが高めに設定されているのだ。
この宿題の質と量では、少しでも学習につまづけばモチベーションを失いかねない。若い先生のすることだ・・・。
頭のいい女の子たちは、学童で電卓使って宿題やってるとか。 ちーちゃんはそれまで、電卓の使い方を知らなかったようで、その便利さに感動したらしい。
「すごいんぜ。数字押して、たす とか ひく とか押して、また数字押して、わ って押したら、答え出るんぜ!」
そりゃそうだ。
「あーあ、ウチにも電卓があればなー」
幸いウチには電卓がない。PCや携帯TELで間にあってる。
「ウチには電卓ないねー。電卓使って宿題したけりゃ、しろがね(学童)で宿題しなさい。」
子の年齢:6歳9ヶ月
朝ごはんを食べて、ちーちゃんが出かける支度をしている間、玄関で靴の砂を払っていた。 アシックスのスクスクはインソールが外れるので便利だ。 靴の中にたまった砂がきれいに落とせるし、インソールについた足跡で、足の成長もわかる。
入学前から履いている靴なので、そろそろ買い替え時かな?かかとも大分すり減ってる。
なんて考えていたら、ちーちゃんがトイレから血相変えて出てきた。
「ママちょっと来て。」
見るとトイレのピンクのスリッパに、黒い芽ヒジキのようなものが沢山付着していた。
ははーん、そうか。 実はこのところ、深緑のコーデュロイでワンピースを縫っていたのだが、糸くずの出やすい布なのだ。 おそらく私の足裏に付着した糸くずが、スリッパについたに違いない。
「あ、こめんね。これママだわ。」
何に見えたのかな?
子の年齢:6歳9ヶ月
YouTubeで銀河鉄道999の歌(ゴダイゴの)を見るのが好きだ。 ちーちゃんと二人で熱唱!
2番の歌詞で /~そうさ君は気付いてしまった。やすらぎよりも素晴らしいものに。 という部分がある。
「やすらぎ、って?」 「そうだね〜、家に帰って、ゴハン食べて、お風呂に入ったときの気持ちかな?」 「それなら、(やすらぎより素晴しいものって)おかあさんだね。」
ってちーちゃんは確信を持って言う。
ん? ちーちゃんの「やすらぎより素晴しいもの」って、お母さんなの? ってことはつまり、キミはまだ気づいていないんだよ。
子の年齢:6歳9ヶ月
サッカーチームのコーチは怖い。 ひたすら怒鳴りつけている。
「早よせんか!集合だ言うとるやろ!オマエら本当に勝ちたいあんか?」
ってカンジ。 誰かのプレーを褒めているとか、聞いたことがない。 大差で試合に勝ったりしたら、褒めてくれるんだろうか?
このコーチと、例えば小学校でクラスメートだったりしたら、絶対仲良く出来なかったと思う。
さて、そんなコーチなんだが、スーパーで買い物をしている時にばったり遭遇した。 相手はまだ私のことを知らないと思うが、真っ赤なチームのTシャツを着ていたのですぐわかった。
家に帰ってその話をちーちゃんにしたら 「いいな〜僕も行けばよかった。」 とのこと。
「えっ?何で?」 ママならなるべく遭いたくないけど・・・?
サッカーしていない時はどんな人なのか、知りたいんだって。 なるほどねぇ、すごいなちーちゃん。
子の年齢:6歳9ヶ月
このところ、ちーちゃんは体力をもてあまし気味だ。 一緒に遊ぶ体力はないし、子供同士で遊んでもらいたい。
ってことで小学校のグランドでやってるサッカーチームの練習に参加させてみた。 最初は楽しそうだったので、何度か通わせている内に、他の親から呼び出しをくらい、仕方なく入会することにした。
仕方なく、というのは、いくつか気になっていることがあったから。 ・本人がどこまで頑張れるかわからない ・試合の付添いや親同士のつきあいが大変 ・指導者がいつも怒鳴っている
本人の頑張りや、親同士の付き合いはこちらの都合だが、指導者が理不尽に怒鳴るのはどうにもならない。 客観性のない精神論ばかりふりかざす連中なんだろう。
子供に厳しい分、自分にも厳しいので、ボランティアでコーチなんか続けられるんだろうと思うけど。
コーチがこんなんだから、当然子供たちも仲間の失敗をあげつらうようになる。 つまり、普段からアゲアゲの上に新入りのちーちゃんは、すぐにスケープゴートだ。
「ふさけんな!」 「ちゃんとやれ!」
本当にひどい。 スポーツが健全な精神を養うというのは大きな勘違いだと思う。
でもまあ、これが現実なのだ。 身を投じるか、距離を置くかは自分で判断するしかない。
2010年10月06日(水) |
ゴールデンタイムの崩壊 |
子の年齢:6歳8ヶ月
ウチは新聞を取っていないので、月間テレビガイドを買っている。 9月のテレビガイドを買って愕然とした。
一番見たい時間帯(平日7時-9時)の番組が番組未定のため空欄なのだ。
おそらくスポンサーがつかず、番組が決められなかったんだろう。
その空欄だった時間帯に実際に放送された番組は、モノマネ3時間SPとか、本当にあった事件3時間SPとか、タレ流し焼き直しみたいな番組ばかり。 番組がつまらないので、視聴率が更に下がることは間違いない。
今の10代、20代はこの時間帯YouTubeとかブログとかツイッターとかやってるらしい。
なるほどなぁ。 日本は大きなムラ社会だから、ツイッターを使った直接民主制に乗り換えたってことか(今まではマスメディア主導の間接民主制)。
テレビはもはや発信源ではなくなってしまったのだ。
地デジ化の意味もよくわからないよ。
子の年齢:6歳8ヶ月
ちーちゃんの連絡袋に「あいさつ運動」のプリントが入っていた。 あいさつを沢山したら色を塗るらしい。 沢山あいさつをしたら、沢山色を塗れて、褒めてもらえるんだろうなぁ。
でも、あいさつって、ただ沢山すればいいってもんじゃないんだ。
例えば、同じ人に何度も「おはよう」って言わないのが暗黙ルール。 10m前方を遠ざかって行く人に、「○○さ〜ん、おーはーよー」って叫んだりしない。 家や学校の近くで会う知らない人にはあいさつしていいけど、スーパーで会う知らない人にはあいさつしない。
そんなことをしたら、嫌がられたり、気味悪がられたりするのだ。
でも、あいさつ運動にはそんなこと書いてない。
「誰にでも明るくあいさつしましょう。」
それはタテマエなんだよなー。
2010年10月04日(月) |
米村でんじろうサイエンスショー |
子の年齢:6歳8ヶ月
ってヤツにちーちゃんと一緒に行って来た。 ちーちゃんはTVに出てくるでんじろう先生が大好きなので、1も2もなく即購入だったんだが、チケット買いにくかった。 発売当日から前列は黒塗で、当日になると空席が目立っている。主催団体の透明性を疑うよ。
ステージに照明があたって、わくわくしながら待っていたら、どん帳の外にアナウンサーのお姉さんのような人が出てきた。 ヤケに露出の多いワンピースに、パールのネックレスをじゃらじゃらつけている。 白衣のでんじろう先生だけを思い描いていたのでド肝を抜かれた、というより、不潔な印象さえ抱いた。
科学はダサい、マジメ。っていう印象を拭い去るための演出なんだろうか・・・?
あとで登場したでんじろう先生は、いつもの調子で淡々と話を進める。 TV番組の場合と違い、司会者の適切なツッコミが入らず、でんじろうワールドなんである・・・。 実験というのはイタズラです、あんまり考え込まずにとりあえずやってみて、結果を記録しなさい。ただしけが人が出ないように気をつけてください。 ってなことが、実験の合間合間に、具体例を通して説明されてた。
なるほどねぇ〜。 誰だって科学へのモチベーションよりイタズラへのモチベーションの方が高いよねぇ。
実験そのものはちょっと拍子抜けするほど単純だったり、量としても少なかったけど、受け手を考えてあえて減らしてあるのかな? 何か人生のヒントになってくれればいいなぁ。
子の年齢:6歳8ヶ月
もう10月だというのに、まだツクツクボウシが啼いていた。
昨夜夕食の支度をしていたら、ちーちゃんが嬉しそうに話してくれた。
「小学校にもKちゃんみたいに優しい女の子がおってよかった。」
Kちゃんというのは、保育園で将来を約束していた女の子。 小学校に入学した途端、クラスのDさんという女の子に一目惚れし、あっさり振られた筈なのだが・・・?何で今さら?
「へぇ?誰?どんな人?」 「Yさん〜。優しいしかわいいし♪」
Yさんといえば、ちーちゃんの隣の席でお世話係をしてくれている子だ。
1学期はDさんで、2学期はYさんなのかぁ。 何でこんなに女好きなのかなぁ・・・?
学校が楽しいようなのはいいんだけど、ちょっと将来が心配・・・。
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