子の年齢:6歳5ヶ月
ちーちゃんは今朝も早起きした。 でもなぜかいつも、遅刻しそうになる。
ママもよくあることなんだけど、余裕があると、つい余計なことを始めてしまい、かえって遅刻しちゃうんだ。
他人事じゃないんだ。ちーちゃん見てると改めてよくわかる。
ドラッガーだったかな?健常者より障害者の方がタイムマネジメントが上手い、って書いてたのは?
「しなきゃいけないことと、したほうがいいことと、してもしなくてもいいこと、があるでしょ?しなきゃいけないこと、から始めるんだよ。で、しなきゃいけないことが全部終ったら、したほうがいいことをやって、最後にしてもしなくてもいいこと、をするんだよ。」
おお、我ながらイイこと言ってる!
ピーター・ドラッガーは野球部の女子マネージャーだけでなく、小学一年生にも有効ってことで!
2010年06月26日(土) |
ドラえもんの科学みらい展 |
子の年齢:6歳5ヶ月
インターネットの広告で気になるものを見つけてしまった。 それは、「ドラえもんの科学みらい展」
ドラえもんのひみつ道具を現代の科学技術でもって実現したらどうなるか、というコンセプトらしいのだ。 面白そう!
もう見たくて見たくてたまらなくなった。 ちーちゃんも行きたいと言ってくれたので、すぐその週末に行くことにして、前売り券も買い、フライト、宿、新幹線の指定席などを予約した。
都内交通も念入りに下調べした。満を持して到着した「科学未来館」だったが、あまりの遠さにちーちゃんは最初からくじけていた。
途中タクシーでも利用しとけば、少しは機嫌よくなったのかな?とにかくちーちゃんは中に入った途端に「眠い、帰りたい」と言い出した。
プラネタリウムの予約に並ぼう、と言っても「やだ!」 プラネタリウムはとにかく、開場と同時に予約しないとすぐに夕方まで満席になってしまう。
とにかく「ドラえもんの科学みらい展」だけでも、と中に入った。
入り口にはいきなりロボットが数種類紹介されている。 ドラえもんはネコ型ロボットだから、ということなんだろうけど、ここでいきなり焦点がぼやけてしまう。 えっと?何を見に来たんだったっけ?タケコプターは?
透明マント、ガリバートンネルなど出てくるが、開発メーカーが宣伝したいものをドラえもんにかこつけて見せているだけなんじゃないかという気がしてくる。
展示があまり面白くない割に混雑ぶりがすさまじく、蒸し暑い、 人が多いし薄暗いしで、迷子が出ないのが不思議なくらいだが、どうやら二度もはぐれたのはウチだけだったらしい。 一度目はすぐにちーちゃんの方が見つけてくれたけど、二度目は20分ぐらい見つからなかった。 職員に相談したら、「放送かけられないので、ご自分で探してください」とにべもない。万一のことがあったらどうすんだよ。 他の職員に相談したところ、何人か集まって相談してくれた。そうこうしているうちに、またもちーちゃんがこちらを見つけてくれた。
ちーちゃんは何も言わなかったが、後で語ったところによると、知らないところで迷子になって本当に怖かったそうだ。
さんざんな目に遭って、「ドラえもんの科学みらい展」を後にすると、ちーちゃんはまたも「お腹が空いた、早くホテルで寝たい」と言い出した。 チェックインが3時なので、急いで行っても入れない。それに、折角飛行機に乗ってまで来たのに、つまらない企画展だけで帰りたくない。
無理やり常設展に連れて行く。
まず、生命科学と地球環境のエリアに行く。
一見して非常に完成度の高い科学館だということが判った。 企画者が見せたいもの、と現実に展示が可能なものとの間にブレがない感じがする。
掌をスキャンして皮膚細胞から細胞核、DNAまでを見せてくれたり、脳や内臓の立体パズルがあったり、しんかい6500の実物大模型があったり。
もう一回行ってみたい。今度行くときこそプラネタリウム見るぞ!
子の年齢:6歳5ヶ月
市の広報に、動物園の夜間開園の予告が出てた。 夜の動物園は面白い。
大体動物は昼日中はぐったりしている。早朝と夕方が一番いきいきしている。 そういうワケで行こうと思っていたのだが、その日が近づくにつれ、ホタル鑑賞会であることがわかってきた。
「ホタル鑑賞会なんだって」 「そうだよ。学校で申し込んだでしょ?」 「えっ?」
ちーちゃんによると、学校でホタル鑑賞会の告知があって、お友達はみんな申し込んだんだとか。 そんなのあったっけ? クラスの他のお母さんに聞いてみたが、やっぱりなかった。
しかし、ちーちゃんは、ホタルに喰いついた。 「当たり前だねか!僕まだホタル見たことないもん!」
どうでもエエやないか、ホタルぐらい。見んでも死なんから。
ということで、夕方になるのを待って動物園に行く。
当日は、Wカップの日本-オランダ戦と丁度重なっていたので、空いている予定だったのだが、駐車場は一杯になっていた。
しまった!出遅れ?
ところが、こういう時のちーちゃんは、大人顔負けの要領なのだ。 ゲートをくぐると、率先して案内板を確認し、ホタル観賞スポットを把握し、足早に歩いていく。
ママが途中でリスザルに寄り道しようとすると、すぐ軌道修正される。
その時点で既に「ホタルのおやど」は「明石の花火大会」のような状態になっていた。
人ごみにウンザリして、出口でほっと一息ついていると、そこにホタルが現れた。全部で4匹ほどのホタルが、明滅を繰り返しながら静かに飛び交っていた。
子の年齢:6歳5ヶ月
ちーちゃんは学校で結構本を読んでいるようだ。 小学校で読書を推奨しているらしく、読んだ本を書くカードがあるのだが、ほぼ1日1冊読んでいる。
それもだんだん、絵の少ない本を選んで読んでいるようなので、家の本も少し買い足すことにした。
私が小学校低学年の頃読んでいた本といえば、「長くつしたのピッピ」とか「大どろぼうホッツェンプロッツ」とか「ぼくは王さま」とか。 とりあえずピッピとホッツェンプロッツをネットで取り寄せた。
まずピッピが届いたので「今日これ読もうね」と言った所 「ぼくこの本キライ。勝手に読めば。」 と言う。
え?がっかりだな。この本のどの辺がヤなんだろ? 女の子だから? 挿絵がちょっと大人向け?
まぁいいや、聞いても聞かなくても。 とりあえず読み始めた。ピッピの肩に乗ってるオナガザルの「ニルソン氏」の説明を始めたら、ちーちゃんは本を覗き込んできた。 1話だけ読んでおしまいにしようとすると、 「まだ読んで」 と言う。
どうやら気に入ってくれたみたい。よかったよかった。
子の年齢:6歳5ヶ月
パパの実家が大掃除をしていた。 お義母さんが、たいへんな収集家だったようで、使うアテのない折り紙やルーズリーフや便箋や六法全書なんかが、部屋にうずたかく積まれていたのだそうだ。
う〜ん。 あんまり他人のことは笑えない。 私も使わない型紙とか、縫うアテのない布とか、今のうちに片付けとかなくちゃ。
それはそうと、義母のコレクションの中から、パパが書道で入賞した時の作品が出てきた。
ウチのパパはものすごい悪蹟家なんである。 たまに書類なんか書いてもらっても、判読不能。
しかしその作品から見る限り、小2の頃は字がきれいだったらしい。
あまりのギャップにお腹がよじれそうだ。 多少装丁もされていたので、そのまま床の間に飾ることにした。
その床の間は寝室として使用している。 ちーちゃんは寝る前にパパの書道を読み上げた。
「あきのそら」
これがあればパパがいない寂しさが少し紛れるんだって。
子の年齢:6歳4ヶ月
やっと通常の生活に戻ったと思った途端に運動会だった。 お弁当作らなきゃ。おいしいフルーツとかドリンクも用意しなきゃ。
金曜の夕方、ムリに気合い入れて買い物行こうとすると、母が止めた。
「場所取りしてこられ」 「は?」
翌日晴れることが確実なので、みんなグランドに敷物敷いて場所取りしてるんである。
「はぁあ〜?」
そんなぁ。運動会ごときでその熱の入りようったら、新参者は脱力あるのみ。 適当な敷物と石を持ってしぶしぶ行ってみると、本部席の周りはすでに3列目しか空いていない。 ゴール前に方がいいのかなぁ?
グラウンドの縁の木の下を取ってる人も多い。ん〜涼しそうだが〜。
スタート地点の2列目を取って、とりあえず買い物に行く。
翌朝、家が小学校の近くなので、開催を告げる花火は裏庭でバクチク並の響きようだった。 朝のうちは案外くもっていたが、昼にはフライパンの上。 小学校の運動会はテント持込禁止らしく、誰も倒れないのが不思議なほどである。
1年生〜6年生がかわるがわる競技をするので、結構退屈だった。 撮影しようにも、グラウンドが広すぎて、望遠レンズないと撮影できないし。
ちーちゃんの出場競技は50m走と障害走と綱引き。 選抜リレーは補欠。
補欠でも張り切ってたので、バトンタッチの猛練習した。 50m走のスタートダッシュの練習もして、成果あって大差の好スタート切ったんだけど、ゴール付近でキョロキョロしてしまって、後ろから差されたらしい。
あああ、勿体無い。 障害走は運だから望み薄だな。
ところが、障害走にもスタートダッシュは有効らしく、大差で1位ゴールインしたのだ。
やった!ちーちゃん。 豪華商品ゲットだぜ!
保育園の年長の時から商品レースにしてきたけど、今回の商品はなんと!wii
ちーちゃん血眼である。
良かったね。でも一日1時間ね。
かけっこでも1位になって、総合優勝もして、とっても気分いい運動会だった。
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