ちーちゃんままの日記

2010年03月28日(日) お引越しの日

子の年齢:6歳2ヶ月

以前アパートに住んでいたとき、ちーちゃんと同い年の男の子(Kちゃん)が隣の棟に住んでいた。
北側の窓に立つと、ちょうどその子の家のベランダが見えて、早生まれの一人っ子同士、親近感を抱いていた。

でも仲良くなった頃にウチが近所の戸建に引越し、小学校入学を前に、Kちゃんも高岡に引っ越すことになった。
一緒に小学校に行けるのを楽しみにしてたのに。

なんて思いつつ、詳しい引越しのスケジュールも聞かずに、寒い日曜日に家にこもっていたら呼び鈴が鳴った。
どうせ実家の母だろうと思っていたら、なんと、Kちゃんだった。

お別れの挨拶に来たわけではなくて、保育園のお友達と近所を散歩してて、ふざけて押しただけらしい。

サンダル履きで追いかけた。

ちーちゃんとは保育園が別なので、一緒にいるお友達とは初対面だけど、1週間後に小学校で同じクラスになるかも知れないのだ。
わざわざ引き合わせてくれてありがと。

外で遊ぶには寒すぎて、初めて会ったお友達の家にお邪魔することに。
お母さんも雰囲気のいい方で、知り合えてよかった。

アパートの部屋の掃除が終わって、Kちゃんのママが迎えに来た。
これでもう会うこともないかも。

元気でね、Kちゃん。



2010年03月16日(火) 選べません

子の年齢:6歳2ヶ月

ちーちゃんは飲み物を選べない。
選べないと言うのは、アレルギーがあって、という意味ではなく、どれでもいいのに妥協しないということである。
風呂上りのからからのノドをうるおす飲み物のフレーバーに、何かコダワリがあるらしく、ものすごく悩んでしまうらしい。

そんなこととは知らないで、早く着替え終わったちーちゃんに、サイフから500円玉を渡して、「何か買われ〜。」と言ったことがあった。
その時点ではママはまだハダカだったので、着替えが終わる頃には半分飲み終ってテレビでも見てるだろう、と思っていたのだ。

ところが、ちーちゃんはまだ悩んでいた。

あれっ?まだ決まってないの?
ちーちゃんが買ったお釣りで自分のジュースも買おうと思っていたので、急かした。

「ねー早くしてよ。ママのどからから〜。」

ちーちゃんは慌ててファンタミルクを買った。
これが不味い。

ママに急かされて不味いジュースを買ってしまった、ママが悪い!もう1本買ってくれ!!!と言う。
選んだのは自分である。だいたいジュース1本選ぶのに何十分かかるんだよ?
銭湯の湯上がりコーナーで大泣きし、家に帰っても泣き続けていた。

数日後、今度はサイフに200円あったので、着替えが終わる前に渡しておいた。
ここでちーちゃんの頭の中で何かフラグが立ったらしいのだが、ママは気付かなかった。

しばらくして戻ってきたちーちゃんが、

「ママ、紙カップの飲み物で何が飲みたい?」
「は?何も飲みたくない。缶入りの桃ジュースが飲みたい。」
「えっつ?ダメ。」
「それしか飲みたくない。」

しばらくしてちーちゃんは怒りながら缶入りの桃ジュースを持ってきた。

「何これ?」
「ママ飲むって言ったじゃん。残り80円しかない。これじゃあ何も買えないよ〜、わ〜ん。」

勝手にママのジュースを買って大泣き。
いったい何が起こったの?

「70円あればコーヒー牛乳買えるよ?」
「コーヒー牛乳飲みたくないもん。」
「じゃあ、自分の飲みたいものさっさと買えばいいでしょ?」

意味がわからん。
引きずるようにして家に帰った。
数日前の500円のお釣り事件の反動だった、と気付いたのは翌朝。

200円もらったちーちゃんは、選ぶのに時間がかかることに気付き、ママの飲み物を先に買ってしまえばゆっくり選べると思ったのだ。
200円で2人分選ぶには、紙カップの飲み物しか買えない、ということには気付いたが、200円なら100円ずつに分けてしまえる、ということには気付かなかったようだ(トホホ)。

OK.you're on the right track!
かなりユニークだけど、トライ&エラー方式で行くしかないね。



2010年03月14日(日) ヘンな人

子の年齢:6歳2ヶ月

ちーちゃんはいつものように銭湯でコーヒー牛乳を買った。
渡してあった120円を律儀に入れて、110円のコーヒー牛乳を買うので10円のおつりが出る。
つり銭のところに手を入れたら、何故か110円入っていた。
誰かが取り忘れたんだ。

「ラッキー、貯金箱に入れておけば?」

念のためにこう付け加えた。

本来落し物は警察に届けるんだけど、100円玉の落とし主を見つけるのはムリだからもらっていいよ。

「イヤだ!もらいたくない」
「は?」

何がイヤなのかよくわからないが、落し物をもらうのはイヤらしい。
だけど100円玉を警察に届けるのもね〜。

「ヘンな人。じゃあママもらっとくね。」

と言うとますますスネた。

「どうせヘンな人だよ。」
「え?ヘンな人って別にそういう意味じゃないよ。」

困ったなぁ、
小学校行って、「ヘンな人」って言われるたびにスネてたら友達できないよ。


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