ちーちゃんままの日記

2010年02月19日(金) 根性って?

子の年齢:6歳1ヶ月

お昼休みに、小学校に入ったらちーちゃんに何かスポーツをさせる?って聞かれた。

本人は野球をやりたがってるみたいだけど、野球よりサッカーを勧めたいと思っている。
野球は理不尽に根性を要求されそうだから。

って答えた。
私の目にはそう見えるんだよね。
野球部に入るような人は、相手かまわず根性を振りかざしてそう。
多様性とか個性とか認めてくれなさそう・・・。

そうしたら、相手の人がこう言った。

わたしは小学校から一度も運動部に入ったことがないので、理不尽に根性を要求されることに慣れないまま社会人になった。
就職して初めて理不尽に根性を要求され、強いストレスで体を壊してしまった。
子供に同じ思いをさせないために、一度は運動部に入らせたい。

えええ?
根性を要求されるのは野球部だけじゃないって?
中途半端に部活やってたことが、社会人になってから生かされてるとは思ったことなかったけど・・・。

日本人として生きていく上で、根性は避けられないのかねぇ。



2010年02月13日(土) 新入学を祝うよい子の集い

子の年齢:6歳1ヶ月

 保育園で「新入学を祝うよい子の集い」というののチケットが配られた。
 地方新聞社主催で、県民会館大ホールで行われる。
 主催するのは、北日本新聞、富山新聞、北陸中日新聞の各社で、おのおの別日。
 北日本新聞のは葉書で応募することになっており、整理券が届かない人は入れない。

 多分北日本新聞のがいちばん面白そう。
 でも抽選に外れたらどこも行けなくて残念かも。
 
 ってことで、前週の北陸中日新聞のにも行くことにした。
 同じ保育園のお友達3人で参加した。

 先着順になるので、開場30分前に到着し入場。客席はがらんとしていたが、定刻までに満員になった。
 一旦ロビーに出て、飲食していると、説教くさいアナウンスが葬儀場のトーンでぶつぶつ流れている。
 お祝い会にしては陰気だなぁ、と思っていると、どうもその「ブツブツ葬式アナウンス」の人が司会者らしいことがわかった。

 楠田恵理子みたいな髪型のおばさんで、どぎつい赤のスーツを着てぶつぶつ喋っている。
 あとは、皇后美智子さんからおことばがあった、とかいうじいさんが出てきて、新聞紙を使った遊びの紹介と戦争の思い出話。

 新聞紙を使った遊びや戦争の話が悪いとは言わないが、「新入学を祝うよい子の集い」の内容として相応しいとは思えないのだ。
 視覚に訴えず、子供の心も捉えない内容だったため。子供たちは客席を走り回り、ホールから出たり入ったりし、ステージの際に腰掛けたり、さんざんな有様だった。

 現代っ子のマナーのせいではない。
 主役である6歳児を楽しませない主催者の責任だと思う。

 家に帰ると本命の北日本新聞の整理券が届いていた。
 来週も参加者は同じ子たちだと思うが、きっともっとお行儀よく話を聞くことだろうと思う。



2010年02月11日(木) 体操着袋

子の年齢:6歳1ヶ月

かねてから楽しみにしていたのだが、いざとなると億劫になってしまっていた、体操着袋。
ハンカチを買うついでに、ネットで注文した布が予想外に薄く、キルトしなくちゃならんことになった。

布を買いなおしてもいいのだが、他に使い道がない。朱地に白黒のドクロがプリントされてる布なんて、洋服には使えない・・・。

折角キルトからするのなら、普通のキルトじゃつまらない、と思った。

「どんなキルトにしようか?」
聞くともなしに聞いたら
「クモの巣がいい!」
おお!それは思いつかなかったが、ドクロにクモの巣はかっこいいかもよ。

ってことで、キルトはちーちゃん手書きのクモの巣に決まり。

でも表にポケットをつけたいのだが、折角のクモの巣模様を隠さずにポケットをつけるにはどうしよう?
ドミット芯は手持ちのでなんとかなりそうだけど、裏地が必要だし。

な〜んて悶悶としてると、だんだん億劫になってきた。
イカン、このままでは。
新しい型紙もたまってくるし。

「つんどく」ならぬ、積布、積型紙がどんどん上に堆積していくのである。

え〜い、ままよ。小さいクモの巣を沢山ステッチすれば、ポケットつけられるでしょ!

深夜までかかってなんとか仕上げたのだが、想定外の事実に気がついた。

ドミット芯が厚すぎる。

もともと、鍋つかみ用に購入してあったドミット芯なので、極厚なんである。
まるで防空頭巾のようである。
巾着というより、防空頭巾。分厚いので、紐をしぼるのにムダに力がいる。

う〜ん。出来映えは悪くないが、使用に堪えるんだろうか・・・?



2010年02月09日(火) 誰のこと?

子の年齢:6歳1ヶ月

k's bam booさんのカートがオープンしたので、やっと評判の型紙を購入できることになった。
土曜の朝からネットバンクで振込みしてたら、
「何しとんがぁ?」
「型紙のお金払っとんが。」
「今度何縫うん?」
「ん・・・、ちーちゃんのズボンかな」
「やったあ」
やったあ?
ママのヘタクソなズボンはきたいの?
いくつまでママの手作り着てくれるかなあ、なんて思っていたが、まだまだ大丈夫みたい。

ところで、タイトルの「誰のこと?」なんですが、職場の話です。
上司にハンコもらいに行った時のこと。
ハンコを押していただけるのを待っていた。
上司の机の前で、所在無く机の上のアイテムを眺めていた。

コダワリ君の上司の机の上には、いろいろ珍しいものが置いてある。
ふと見ると、机の隅に見覚えのある本が!

「ササッとわかる!アスペルガーとの接し方」

えっ?
読んでるの?

「あの、コレ?読んでるんですか?」
「うん。(アスペルガ-って)聞いたことある?」

聞いたことあるも何も。

こういう業界は多いとは聞いていたし、同僚に何人も居ると思うが、上司がこういう本を読む事態なのか?

ターゲットは誰なんだろう?



2010年02月07日(日) お見舞い

子の年齢:6歳1ヶ月

パパが帰った夜、ママはお腹を壊した。
悪いものを食べた覚えはないのだが、金曜ぐらいからお腹がゴロゴロしていて、日曜の夕方とうとう吐いた。
寒さのせいなのか、ちーちゃんの風邪がうつったのか、ダイエットCCレモンでガスがたまったのか。

早々に布団をひいて寝ていると、どかどかとちーちゃんがやってきた。
「ママ大丈夫?」といって、頭をなでてくれる。
「絵本を読んであげる。何がいい?」

くまの子ウーフの本を、たどたどしくも一生懸命読んでくれる。
一片の私心もない顔で、一生懸命読んでくれる。

優しいなぁ。
誰に似たんだろ?パパかな?

この優しさがあれば、きっと小学校入っても大丈夫だね。



2010年02月04日(木) 学校参観

子の年齢:6歳

ちーちゃんが立派に小学生になれるかどうか心配なので、小学校を見に行くことにした。
実は学校参観というのは、校区内の保育園や幼稚園の招待行事のようだ。
校区内の保育園に通っていれば、親も知らないうちに連れて行ってくれる。
職場近くの保育園に通っているちーちゃんにはそんな恩恵はなく、ママが小学校と個別に交渉して、個人として参加することになった。

粉雪がしんしん降る中を、傘をさして歩いて行った。
見せてもらうのは1年生4クラスの算数と国語。
もしかして1年生は、算数と国語ばっかりやってんのかな?
プリントに書いてある、その日の内容を見てびっくりだった。
「2桁の数」「時計のよみ」「カタカナの形」
1年生の後半になってもまだ、文字の形をやっているんだ。2桁の数だって、ちーちゃんはもうわかる。
学校の勉強はちょっと頼りないかも・・・。

同い年のお友達のSくんが、「全部わかるわ。オレもう掛算やっとるもん。」なんて言ってる。ああそうですか〜。
ちーちゃんだって掛算やってるけど、こういう「オレはエライ」系の男子とは張り合っても面倒だ。

4組に保育園のお友達がいる。算数の2桁の数の授業を退屈そうに聞いている。5人ぐらいが先生の質問にしきりと手を上げている。
ちーちゃんは、教室の様子より授業そのものに興味があるようで、ぶつぶつ独り言を言ってる。

1組の国語を見に行った。
授業の内容は「カタカナの形」という無味乾燥なものである。
が、実に子供たちがイキイキしている。ひらがなとカタカナの形の違いについて、10人ぐらいが手を上げている。
担任の先生で勉強の楽しさがこうも違うものか、と思った。

そのあと、先生にお願いして、支援級の授業も見せていただいた。
準備室のような小さい教室に、生徒さんは3人。みんな落ち着いて、それぞれの課題をやっている。
20年前の教育実習の時に見たのとは、えらい違いだ。
子供たちはそれぞれ、定規やハサミを使って曲線を切ったり、ノリで貼ったりしている。
ガムのようなものを作ったり、同じ折紙を繰り返し折っている子もいて、職業教育に役立ちそうだと思う。
いい先生だ。

さて、ちーちゃん、小学校見てみてどうだった?
「早く行きたい。」
「何で?折紙楽しそうだったから?」
「なん、違う。授業おもしろいから。」


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