子の年齢:6歳1ヶ月
お昼休みに、小学校に入ったらちーちゃんに何かスポーツをさせる?って聞かれた。
本人は野球をやりたがってるみたいだけど、野球よりサッカーを勧めたいと思っている。 野球は理不尽に根性を要求されそうだから。
って答えた。 私の目にはそう見えるんだよね。 野球部に入るような人は、相手かまわず根性を振りかざしてそう。 多様性とか個性とか認めてくれなさそう・・・。
そうしたら、相手の人がこう言った。
わたしは小学校から一度も運動部に入ったことがないので、理不尽に根性を要求されることに慣れないまま社会人になった。 就職して初めて理不尽に根性を要求され、強いストレスで体を壊してしまった。 子供に同じ思いをさせないために、一度は運動部に入らせたい。
えええ? 根性を要求されるのは野球部だけじゃないって? 中途半端に部活やってたことが、社会人になってから生かされてるとは思ったことなかったけど・・・。
日本人として生きていく上で、根性は避けられないのかねぇ。
2010年02月13日(土) |
新入学を祝うよい子の集い |
子の年齢:6歳1ヶ月
保育園で「新入学を祝うよい子の集い」というののチケットが配られた。 地方新聞社主催で、県民会館大ホールで行われる。 主催するのは、北日本新聞、富山新聞、北陸中日新聞の各社で、おのおの別日。 北日本新聞のは葉書で応募することになっており、整理券が届かない人は入れない。
多分北日本新聞のがいちばん面白そう。 でも抽選に外れたらどこも行けなくて残念かも。 ってことで、前週の北陸中日新聞のにも行くことにした。 同じ保育園のお友達3人で参加した。
先着順になるので、開場30分前に到着し入場。客席はがらんとしていたが、定刻までに満員になった。 一旦ロビーに出て、飲食していると、説教くさいアナウンスが葬儀場のトーンでぶつぶつ流れている。 お祝い会にしては陰気だなぁ、と思っていると、どうもその「ブツブツ葬式アナウンス」の人が司会者らしいことがわかった。
楠田恵理子みたいな髪型のおばさんで、どぎつい赤のスーツを着てぶつぶつ喋っている。 あとは、皇后美智子さんからおことばがあった、とかいうじいさんが出てきて、新聞紙を使った遊びの紹介と戦争の思い出話。
新聞紙を使った遊びや戦争の話が悪いとは言わないが、「新入学を祝うよい子の集い」の内容として相応しいとは思えないのだ。 視覚に訴えず、子供の心も捉えない内容だったため。子供たちは客席を走り回り、ホールから出たり入ったりし、ステージの際に腰掛けたり、さんざんな有様だった。
現代っ子のマナーのせいではない。 主役である6歳児を楽しませない主催者の責任だと思う。
家に帰ると本命の北日本新聞の整理券が届いていた。 来週も参加者は同じ子たちだと思うが、きっともっとお行儀よく話を聞くことだろうと思う。
子の年齢:6歳1ヶ月
かねてから楽しみにしていたのだが、いざとなると億劫になってしまっていた、体操着袋。 ハンカチを買うついでに、ネットで注文した布が予想外に薄く、キルトしなくちゃならんことになった。
布を買いなおしてもいいのだが、他に使い道がない。朱地に白黒のドクロがプリントされてる布なんて、洋服には使えない・・・。
折角キルトからするのなら、普通のキルトじゃつまらない、と思った。
「どんなキルトにしようか?」 聞くともなしに聞いたら 「クモの巣がいい!」 おお!それは思いつかなかったが、ドクロにクモの巣はかっこいいかもよ。
ってことで、キルトはちーちゃん手書きのクモの巣に決まり。
でも表にポケットをつけたいのだが、折角のクモの巣模様を隠さずにポケットをつけるにはどうしよう? ドミット芯は手持ちのでなんとかなりそうだけど、裏地が必要だし。
な〜んて悶悶としてると、だんだん億劫になってきた。 イカン、このままでは。 新しい型紙もたまってくるし。
「つんどく」ならぬ、積布、積型紙がどんどん上に堆積していくのである。
え〜い、ままよ。小さいクモの巣を沢山ステッチすれば、ポケットつけられるでしょ!
深夜までかかってなんとか仕上げたのだが、想定外の事実に気がついた。
ドミット芯が厚すぎる。
もともと、鍋つかみ用に購入してあったドミット芯なので、極厚なんである。 まるで防空頭巾のようである。 巾着というより、防空頭巾。分厚いので、紐をしぼるのにムダに力がいる。
う〜ん。出来映えは悪くないが、使用に堪えるんだろうか・・・?
子の年齢:6歳1ヶ月
k's bam booさんのカートがオープンしたので、やっと評判の型紙を購入できることになった。 土曜の朝からネットバンクで振込みしてたら、 「何しとんがぁ?」 「型紙のお金払っとんが。」 「今度何縫うん?」 「ん・・・、ちーちゃんのズボンかな」 「やったあ」 やったあ? ママのヘタクソなズボンはきたいの? いくつまでママの手作り着てくれるかなあ、なんて思っていたが、まだまだ大丈夫みたい。
ところで、タイトルの「誰のこと?」なんですが、職場の話です。 上司にハンコもらいに行った時のこと。 ハンコを押していただけるのを待っていた。 上司の机の前で、所在無く机の上のアイテムを眺めていた。
コダワリ君の上司の机の上には、いろいろ珍しいものが置いてある。 ふと見ると、机の隅に見覚えのある本が!
「ササッとわかる!アスペルガーとの接し方」
えっ? 読んでるの?
「あの、コレ?読んでるんですか?」 「うん。(アスペルガ-って)聞いたことある?」
聞いたことあるも何も。
こういう業界は多いとは聞いていたし、同僚に何人も居ると思うが、上司がこういう本を読む事態なのか?
ターゲットは誰なんだろう?
子の年齢:6歳1ヶ月
パパが帰った夜、ママはお腹を壊した。 悪いものを食べた覚えはないのだが、金曜ぐらいからお腹がゴロゴロしていて、日曜の夕方とうとう吐いた。 寒さのせいなのか、ちーちゃんの風邪がうつったのか、ダイエットCCレモンでガスがたまったのか。
早々に布団をひいて寝ていると、どかどかとちーちゃんがやってきた。 「ママ大丈夫?」といって、頭をなでてくれる。 「絵本を読んであげる。何がいい?」
くまの子ウーフの本を、たどたどしくも一生懸命読んでくれる。 一片の私心もない顔で、一生懸命読んでくれる。
優しいなぁ。 誰に似たんだろ?パパかな?
この優しさがあれば、きっと小学校入っても大丈夫だね。
子の年齢:6歳
ちーちゃんが立派に小学生になれるかどうか心配なので、小学校を見に行くことにした。 実は学校参観というのは、校区内の保育園や幼稚園の招待行事のようだ。 校区内の保育園に通っていれば、親も知らないうちに連れて行ってくれる。 職場近くの保育園に通っているちーちゃんにはそんな恩恵はなく、ママが小学校と個別に交渉して、個人として参加することになった。
粉雪がしんしん降る中を、傘をさして歩いて行った。 見せてもらうのは1年生4クラスの算数と国語。 もしかして1年生は、算数と国語ばっかりやってんのかな? プリントに書いてある、その日の内容を見てびっくりだった。 「2桁の数」「時計のよみ」「カタカナの形」 1年生の後半になってもまだ、文字の形をやっているんだ。2桁の数だって、ちーちゃんはもうわかる。 学校の勉強はちょっと頼りないかも・・・。
同い年のお友達のSくんが、「全部わかるわ。オレもう掛算やっとるもん。」なんて言ってる。ああそうですか〜。 ちーちゃんだって掛算やってるけど、こういう「オレはエライ」系の男子とは張り合っても面倒だ。
4組に保育園のお友達がいる。算数の2桁の数の授業を退屈そうに聞いている。5人ぐらいが先生の質問にしきりと手を上げている。 ちーちゃんは、教室の様子より授業そのものに興味があるようで、ぶつぶつ独り言を言ってる。
1組の国語を見に行った。 授業の内容は「カタカナの形」という無味乾燥なものである。 が、実に子供たちがイキイキしている。ひらがなとカタカナの形の違いについて、10人ぐらいが手を上げている。 担任の先生で勉強の楽しさがこうも違うものか、と思った。
そのあと、先生にお願いして、支援級の授業も見せていただいた。 準備室のような小さい教室に、生徒さんは3人。みんな落ち着いて、それぞれの課題をやっている。 20年前の教育実習の時に見たのとは、えらい違いだ。 子供たちはそれぞれ、定規やハサミを使って曲線を切ったり、ノリで貼ったりしている。 ガムのようなものを作ったり、同じ折紙を繰り返し折っている子もいて、職業教育に役立ちそうだと思う。 いい先生だ。
さて、ちーちゃん、小学校見てみてどうだった? 「早く行きたい。」 「何で?折紙楽しそうだったから?」 「なん、違う。授業おもしろいから。」
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