子の年齢:4歳2ヶ月
取得直後に値下がりし、今や1/3まで値崩れした株式が初めて配当金をくれた。
その額、367円。 カンマも要らねえや、てやんでぇ。
これでは証券会社に支払っている管理料にもならないのだが、なぜか嬉しい。ベリサインという、Eコマースのセキュリティを専門とする会社で、この会社の商品を利用することがよくある。今までは損害が大きすぎて、切るに切れないで持ち続けていただけだったが、急に愛着がわいてくるから不思議である。配当金がどれだけ安定株主の獲得に役立っているか、身をもって知った。
さて、配当金といえば、不労所得の最たるものであるが、月5,000円でいいから副収入があれば嬉しいよね〜。
不労所得には他にどんなものがあるか、ちょっと考えてみた。 アフィリエイト(1クリック5円とかそういうやつ) 大家さん 自動販売機のオーナー 印税、特許使用料 う〜ん、印税、特許は有り得ない。アフィリエイトも友達からお金取るみたいでやだな〜。ウチの空き地の前に自販機を立てたらどうなるだろう、ってのはちょっと気になるが、初期費用やランニングコストを考えると利回りはどうかな〜。コンビニオーナーみたいに、開業前より貧乏になるかも。コワイコワイ。
う〜んやっぱり特技(洋裁)を生かして地道に副業するしかないか・・・。 父の会社の作業服のスソ上げを1本500円で請け負おうかな〜?10人集めれば5,000円になるな〜。 保育園の入園グッズ(おしぼりタオルのかがり縫い)の製作代行を1セット500円でする、とか。困っている人が多いから喜ばれそうだけど、保育園で商売したら怒られるかな〜? ハギレで何か作って売る、というのは、廃物利用もできて一石二鳥だが、商品企画次第では買い手がつかないのでムツカシイところだ。
子の年齢:4歳2ヶ月
ガンプラとは、ガンダムプラモデルのことである。 昨年11月にゲームセンターで、「ガンダム00(ダブルオー)」のキャンペーングッズをもらってから、だんだんちーちゃんもガンダムが気になりだした。 パパもママも紛れもなくガンダム世代だし、男子キャラとしての熱さが自然に伝わったようだ。 「智ちゃんもガンダム好き!」
ガンダムといえばシャア少佐である。 「キャスバル兄さん!」 それ以降のガンダムはよくわからん。
さて、先日休暇をとって、ゆっくりユニクロに買い物に行ったら、キッズサイズのガンダムのTシャツを売っていたので、早速購入した。 ユニクロでは時々、お母さんといっしょのキャラクターとか、ドラえもんとかのコラボTシャツを売っていて、人気のあるものはすぐにサイズがなくなってしまうのだ。 ちーちゃんが喜ぶぞ〜、来た甲斐があった。
さて、よく見るとこのTシャツ、タグに何か書いてある。プラモデルとセット販売。
なぬー! Tシャツは欲しいが、プラモは要らん。
パパもちーちゃんもプラモが大好きなのだが、セメダインを使うと家が臭くなるし、作っている間パパが動かなくなってしまう。
翌日名古屋から帰ってきたパパは、そのガンプラを作りながら感動していた。 今時のガンプラは、セメダインも、ニッパーも不要で、あらゆる関節が動くような設計なのだそうだ。 パパも感動、ちーちゃんも大満足、シンナー臭くなくてママも安心した。
子の年齢:4歳2ヶ月
ついに届きました。「はしはじめ」 写真はSTEP1,2,3のSTEP2の箸。完全につながっています。 この箸でようやく、ウチのちーちゃんも正しい箸の持ち方がつまみやすい、ということに気づいたようです。 あまりの簡単さに、「はははは」と笑い出していました。 この箸のすごいところは、上の箸の裏側についた、取っ手。これがあることで、人差し指と中指で上の箸をはさんで動かす、ということが体で分かるようになっているようです。 もっと早くこの箸に出会っていれば!
子の年齢:4歳2ヶ月
日曜からちーちゃんの機嫌が悪い。 機嫌が悪くなると、言うことを聞かなくなるので、怒られてばかりになり、ますます機嫌が悪くなり、更に言うことを聞かなくなり、また怒られるというドツボにはまる。 布団屋で悪ふざけしていたちーちゃんを叱り付け、無視して、自分の枕を探していたのが気に入らなかったみたいだ。
そうだよね〜、最近ちーちゃんがしっかりしてきたのをいいことに、ママは自分の時間を増やそうとしている。 ママが以前ほどちーちゃんを大事にしてくれなくなった、と思うのかもしれない。 でもね、ちーちゃんはだんだん大人になっていく。ママも少しずつ子離れしていきたいんだよ。
今日はちゃんと遊びに付き合ってあげるね。
子の年齢:4歳2ヶ月
20代半ばにカタログハウスのメディカル枕を買って以来、枕に悩むことになった。 この枕、最初はよかったのだが、だんだん、起きてから背骨が痛むようになってきた。 枕がへたったからなのかもしれないし、加齢のせいなのかもしれない。でもよく考えると、メディカル枕はイタリアの枕なのだ。ベッドで寝る巨大なイタリア人向けの枕を日本人が布団の上で使うこと自体そもそも無理じゃないか? ってことで結婚を機にテンピュール枕のXS(子供用)に変えた。背中の痛みがますますひどくなった。枕が低すぎたのかも?と今度は、テンピュール枕のSに変更した。相変わらず背中が痛む。カイロオステの先生は、ムアツ布団にすれば背中の痛みと便秘が解消するのでは、と言うが、今までの枕への投資が全て無駄になったことと考えると、気乗りがしない。 そんなある日、NHKの「ためしてガッテン!」で枕の選び方の特集をやっていた。人間が死海の水などに浮かぶ時は、頭を少し持ち上げ気味にする、ということに着目した整形外科医の先生が、少し高めで硬い枕がよい、と説明していた。 ナルホド、そいうえば、最近の寝具店では、立位の首の湾曲を測定して、体に合った枕をご案内、と言っているが、立っている時と横になった時の頸椎の湾曲が違う、ということはありそうなことである。
ということで、硬くて厚い枕を買いに、寝具店に行く。 店員さんに来店の意を伝えると、 「テレビを見たとおっしゃる方は多いですが、お客さまはテンピュールのXSではまだ高かったのだと思いますよ。」 ナニぃぃ?もっと薄い枕を買えと?
「そんなに薄い枕でいいなら、バスタオルを折って使えばいい、ということになりませんか?」 「人間の頭は平らではありませんから、暑い部分と薄い部分に対応できる枕が必要なんです。」 ロフテー(枕を中心とした寝具メーカー)の認定資格でも持っているのか、ヤケに自信満々に、更に薄い枕を勧めてくる。
そんな話はいいから、早く硬い枕を紹介してよ。ちーちゃんがぐずってるじゃん。 ところが店員は、小柄な女性に硬い枕を紹介する気にはなれないらしく、「また御用があれば、お声をおかけください」と、どこかへ行ってしまう。 な〜んか、ヤな感じ〜。 自力でソバ殻100%の硬そうな枕を見つけて購入することにした。 まだしつこく、「お客さまはもっと薄い枕がいいんですよ」と言う店員に、「薄い枕は家にいっぱいありますから。」とお金を払って帰る。
さて、夜になって、わ〜い。新しい枕で練るぅ。 硬さはいいが、少し高すぎるかな?首にへんな皺ができるぞ。 背中はとってもラクだ。枕の高さと硬さで、布団と背中の間に少し隙間ができるのだろう。 薄くて柔らかい枕だと、布団に体が押し付けられ、朝起きると背中が痛い、ということになっていたのだろう。 翌朝、炊飯器の音で目覚めると、背中が痛くない! それにいつもは、ご飯が炊ける前に目が覚めていた気がする。
わーい。そば殻バンザイ!
子の年齢:4歳2ヶ月
春るるる。 寒さで締まっていた土がゆるんで膨らんだような、むわっとした臭いがしている。 早春っていつも、こんな土の匂いがしていたもんだったろうか。
川のふちで、枯れたような小枝の先に、よく見ないと気づかないような「かそけき」花が咲いているのを見るのが好きだ。 シジュウカラがせわしく「ツピン、ツピン」と鳴きながら、飛び回る。 桜の花が咲くまでの、短い春の愉しみだ。 保育園にちーちゃんを迎えに行ったら、「今日はどうして早かったの?」と聞くので、「早く智ちゃんに会いたかったからかな」と答えた。 すると、にこにこしながら、「どうして早く会いたかったの?」と訊く。 多分「智ちゃんが大好きだから」とか「智ちゃんがかわいくてたまらないから」と答えて欲しいのだと思う。 チッチッチ、ママにはもっと、五感に訴えるものがあるんだよ。
「早く智ちゃんのほっぺの匂い嗅ぎたかったから。」 「それは、犬かネコです。」 「ん〜、じゃあ早く智ちゃんのほっぺぺろぺろ舐めたかったから。」 「それも犬かネコです。」
大人になったな。
子の年齢:4歳2ヶ月 ちーちゃんは生まれつき器用だったので、割と早いうちに箸で食事を始めた。本人は自信満々で、一見正しく箸を持っているように見えるのだが、よ〜く見ると、中指が箸の上に載っている。 これでは握箸と機能的に変わらん。ダメだ。 箸をピンセットのように使うためには、上の箸を人差し指と中指で挟むことがポイントなのだ。 何度も注意するのだが、その度に暴れたり、食べるのを止めてしまったり、手で食事するようになったり、とにかく意欲がなくなるらしい。 ママだってこんなこと、言いたくないよう〜。食事は楽しくさせてあげたいよう。でも大人になってからじゃ遅いから、今のうちに言うんだよ。
保育園の連絡帳に書いてみたが、「こっちの持ち方の方がおにいちゃんだよ〜、と言うぐらいのことしか園ではできませんね」とのこと。 しつけ箸なるものも購入してみたが、親が使い方がわからない。 本人が自発的に、楽しく、正しい箸の持ち方を身につけられるような、そんな矯正ツールはないものか。
子の年齢:4歳2ヶ月
ピアノ教室の宿題を仕上げるのに毎週一苦労している。 切羽詰らないと、「する」とは言わないし、途中で嫌になったり、他のことを始めてしまったり、寝る時間になったり。 先週もどうにか、格好だけつけて、ピアノ教室に連れて行き、終わった頃に迎えに行ったら、ちーちゃんは駐車場で照れたように笑っていた。 先生はゴム手袋をはめて、玄関に水を巻きながら電話を掛けている。
何が起こったのか? 始まった途端におしっこをもらしちゃったらしい。
先生は次の生徒さんが来る前にトイレと玄関の掃除をするハメになり、私の携帯に何度か電話したが連絡がつかなかったということだ。
ええええ〜。滅多にトイレは失敗しないのに、よりによってピアノ教室で・・・。 ちーちゃんがトイレを汚したということと、私が電話に出なかったということで、二重に情けなく恥ずかしい。 ああ、もう、穴があったら入りたい。 折角宿題を一生懸命して行ったのに、練習どころかおしっこをたれて来るなんて。 先生も気が立っていて、ちょっとコワい。来週行くのがこわいよう。
翌日誤りに行くことにして、都合のよい時間を電話で聴いてみることにした。 「智ちゃん、風邪引いてませんか?たまにあることだから、全然気にしないで、また来週来てくださいね。」 ああよかった、先生怒ってなかった。 聞いてみてよかった。これで来週も気持ちよく行ける。
2008年03月07日(金) |
他のことがちゃんとできるので・・・ |
子の年齢:4歳2ヶ月
ちーちゃんのクラスの同月生まれのお友達で、「さ、し、す、せ、そ」の発音が上手くできない子がいる。 以前からちょっと気になっていたのだが、とうとう先生にこう言われたそうだ。 「他のことがちゃんとできるので、話し方の幼さが目立ちます。一度言語療法士に相談してください。」 お母さんによれば、「私もそうだったので気にしてない。」確かにお母さんの滑舌にもちょっと気になるところがある。
他のことがちゃんとできるので・・・。 確かにその子はしっかりしてる。お友達の間でも人気者だし、もう結婚の約束もしてるし、字も読める。
ウチのちーちゃんは、滑舌には全く問題がないが、「他のこと」はちゃんとできるのかな・・・? 問題がないから何も言われないんじゃなくて、全体的にレベルが低くて気にならないだけかも・・・。 連絡帳には、お当番でもないのに毎日前に出てきて合掌する、とか、朝の支度で必ず何か忘れ物をする、とか、お食事の時間に足をぶらぶらさせる、 とか、オマエは「うっかり八兵衛」かっ、とツッコミたくなるようなことばかり書かれている。
最近急に背が伸び始めた。卒乳したのがつい3ヶ月前のことなのだが、それと関係あるのかも知れない。
子の年齢:4歳1ヶ月
最近ひらがなに興味を持ち始めたようだが、なかなか学習が進まず、本人も苛立っている。 すぐにすらすら読めるはずなどないのだが、せっかちだからなのかプライドだけが高いからなのか、ちょっとつまるとすぐ「んー、もうやだ。わけわからん!」と言って放り出す。 保育園のお友達の名前を書いてやると、「と・も・ひ・ろ、よ・う・し・ん・く・ん・が・だ・い・す・き・で・すって書いてあるの?」と楽しそうだ。 「他に好きなものは?」 「しゅんきくんも好き。」 「し・ゅ・ん・き・く・ん・も・だ・い・す・き・で・す」 「他は?」 「わたるくんも好き」 「わ・た・る・く・ん・も・だ・い・す・き!」 本当に文字を読んでいるのか怪しいものだが、大人だって推測で読む(特に外国語の場合)ことは往々にしてあるので、とにかく楽しければよい。 「他は?」 と言うと今度は隣にコンボイ(トランスフォーマーのキャラクター)の絵を描き始めた。
近所の人の旦那さんが50前後で亡くなり、子供が進学で家を離れて一人暮らししている、という話をして聞かせたら、 「ともちゃんのパパはいつ死ぬの?」 と言い出した。 「えええ?パパに早く死んで欲しい?」 「いや〜だ。」 「ミカの時に言ったでしょ?いつまで生きられる?っていうのといつ死ぬの?っていうのは意味が同じでもニュアンスが違うの。」 やっぱりちっとも分かっちゃいない。ん〜、もう、唐変木!
2008年03月05日(水) |
子供はそんなに悪くない |
子の年齢:4歳1ヶ月
同僚が、『女性の品格』がベストセラーとなった坂東眞理子さんの講演会に行ったそうだ。講演のタイトルは『親の品格』。 品格が問われているような親はそもそも来ないだろうから、そんな内容の講演会は「私は大丈夫だけど、最近ひどい人が多いわよね。」っと再確認する「新しい情報は何もない」講演会でしかない。 さて、かの同僚が、この講演会で心に残ったのは、「近頃子供を甘やかし過ぎだ。我慢する力をつけさせることが大切だ。」ということなんだそうだ。
あ〜あ。 こんな話を聞いた姑が息子の嫁に「子供に我慢をさせなさい」と言ったらどうなるか。気を悪くした嫁が意味もなく子供を叱るだろう。
このテの話を聞くたびに、視野の狭い教育論や人間論を語る人に限って声が大きいな、と思う。 ファストフードやビデオとかインターネットとかコンビニエンスストアとか、用意したのはどこかの親ではなくて、社会だ。そういうものが本当に問題だと思うのなら、議会に働きかけて、禁止する法案を制定する運動をすべきだ。テレビコマーシャルだけでも禁止するとか、できることはいろいろある筈だ。 ところが、買うかどうかは親の責任なので、テレビコマーシャルで子供が行きたがっても、我慢の練習をさせましょう、ってそれは矛盾してないか?
マーケティングが巧妙であればあるほど、子供が欲しがるのは当然だ。プロが仕向けているのだから。 それを我慢させるには、「我慢の練習」とばかりに「我慢のための我慢」をさせることではなくて、「我慢の必要性」を子供が理解できるレベルにまで落とし込んで、納得するまで時間をかけて説明することじゃないのか?
子供は「我慢の練習」が必要なほどバカじゃない。 欲望には限りがないがお金には限りがある。 今我慢しないことでどんな不利益があるのか、逆に、どういう時は我慢しなくてもよいか、ちゃんと説明すれば分かるのだ。
子の年齢:4歳1ヶ月
ちーちゃんはママが美容院に行っている間、パパとパパの実家に行っていた。 そこでは、ミカという名前の白い猫を飼っている。ミカはママが初めてパパの家に遊びに行ったときからそこにいて、もうかれこれ10年になる。 動物好きなちーちゃんは、このミカが大好きだ。 「ミカ、かわい〜ね〜。でもミカおばあちゃんだから・・・。何曜日になったら死ぬん?」 「えっ・・・」
ちーちゃんに理解できる未来は最大1週間後のようなので、いつもこんな訊き方(「何曜日になったらパパが来る?」)をするのだが、それでは早く死んで欲しいみたいじゃないか?かわいいミカが7日のうちに死んでも平気なの?
「ね、智ちゃん、ミカに早く死んで欲しい訳じゃないよね?」 「生きている間にいっぱい遊びたい、ってことだったら『いつ死ぬ?』じゃなくて『あとどのくらい生きられそうか?』って聞かないと、死ぬのを待ってるみたいだよ。」
ちーちゃんはママの言うことが理解できたみたいだ。日本語の文脈の問題だよね。 近頃では、こういう文脈の違いが理解できなかったり、指摘されて初めて気づいたりする大人も多いが、4歳から習い始めることなんだ、と説明しながら思う。
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