ちーちゃんままの日記

2007年09月30日(日) 高山線、初お泊り

 子の年齢:3歳8ヶ月

 全線開通した高山線にのって、パパと3人で名古屋に行った。
 「特急しらさぎ」だと3時間半で行けるところが、「ワイドビューひだ」では4時間かかる。なにしろ、富山県内に3箇所も停車駅(速星、八尾、猪谷)があるからね。速星に停まる必要があるのか大いに疑問だ。
 列車は山間の渓谷を走ることになるため、車窓には常に川やダムが見えている。ワイドビューだけに、窓が大きく取られていて、景色が迫ってくる感じがする。

 パパのアパートで1泊して、翌日の昼には、今度は二人で新幹線で富山に戻って来た。
 パパと別れる時に泣くかな、と思ったが泣かずに別れてくれた。
 新幹線は米原乗り換えで接続9分しかないので、ちーちゃんには絶対に歩いてもらわなくてはならない。
 大好きな新幹線に乗ったはずが、静かになったと思ったらもう眠っている。「だめ、すぐ米原だから、起きてなさい。しらさぎに乗ったら寝ていいからね。」
 揺すったり、つねったりで起こすこと4,5回。あまりの眠さに泣き出してしまい、ドキッとするが、すぐに泣き止んでくれた。
 米原駅では自分の荷物を持ってさっさと歩いてくれた。ありがとうちーちゃん。

 ところが、しらさぎで寝るかと思いきや、すっかり目が冴えてしまったちーちゃんは、今度はママの睡眠を妨害し始めた。
 「ママ何で寝るん?遊ぼうよ!」
 起こされること4,5回。どうやら不公平だと思っているらしい。
 ママは風邪薬の効き目で眠いんだよ〜。

 さて、義父が駅に迎えに来てくれたので、夫の実家で夕食をいただく。
 食べて帰ろうとすると、「ママ一人で帰られ。」ひとりで泊まるというのだ。

 そういえば、以前から何度か一人でお泊りしようとしていた。その都度急だとか、着替えがないとかいろいろ理由があったよね。
 それにしても今夜は急に冷え込んできたし、明日の保育園の準備もしていない。風邪を引いて金曜の遠足に行けなくなったらどうするんだ〜。
 他の日にしようよ〜、と思うが今までも何回もそうだったからね。

 勝手にしろ!と置いて帰る。
 ちーちゃんはなんだか意気揚々としている。

 後でパジャマと通園バッグを届け、翌日の保育園への送りも頼んだ。

 明日保育園に迎えに行ったら、どんな顔してるかな?



2007年09月24日(月) 本棚がきた!

 子の年齢:3歳8ヶ月

 ファニチャーモールで注文した本棚が届いた。
 保育園で見たようなディスプレイ扉つきの本棚だ。
 棚の扉部分に、お気に入りの本や、お客さんに見て欲しいような本を置く。
 
 早速本を並べてみよう!
 主に絵本(自分の本はいろんな場所に散逸している)なので、ちーちゃんが自分で並べたがる。

 本棚に入れてみると意外と少ないな〜。
 嬉しくなって、実家においてあったタンタンのコレクションも持ってくる。
 表紙のキレイなタンタンシリーズの中でも一番見栄えがする、タンタン月へ行く を扉に飾ってみた。

 さて、この本棚でちーちゃんが本好きになることを期待していたわけだが、効果はてきめん。早速「読んで!」と本を持ってきた。
 しかも持ってきた本は、「タンタン月へ行く」だ。
 
 「タンタン シリーズ」はベルギーの作家エルジェによるフルカラーの漫画で、絵はとてもきれいなのだが、話は複雑だ。
 小学校高学年にならないと、内容を理解できないと思う。
 大人のお客さん向けに置いたのだが、まさかちーちゃんが読みたがるとは。
 
 どうせ途中で飽きるだろうと思いながら読み始めるが、ロケットやら月面車やら、ちーちゃんが喜ぶアイテム満載で、ちっとも飽きる様子がない。長台詞が多くて半分まで読んだところで、こちらが睡魔に襲われるが、最後まで読めと大暴れだ。もうろれつが回らない。読んでいる台詞の意味がわからない。 

 やっと勘弁してもらって、小さい子向けの本を2冊読み、電気を消す。今夜は涼しい。



2007年09月20日(木) テーブルが来た!

 子の年齢:3歳8ヶ月

 待ちに待ったテーブルが届いた!
 今までテーブルがなかったので、小さい折りたたみのテーブルで食事していたのだ。
 どうしてそんなことになったかというと、狭い台所に食器棚と冷蔵庫とテーブルが置けるかどうか不安だったため、冷蔵庫などの到着を待ってからテーブルを注文したからだ。
 基本二人暮らしだが、ダイニング5点セットにした。椅子の予備がないとやっぱり都合が悪い。

 届いてみて、どんなに窮屈になるかと思っていたが、悪くない。
 冷蔵庫の開け閉めも、ぶつかるのは野菜室と冷凍庫だけだし、廊下の出入りにもそれほどジャマではない。
 そして何より、台所に賑やかな暖かい雰囲気が生まれた。人数が増えたわけではないのに、不思議だな。
 
 わーい!楽しいな〜!
 
 夜になっても室温が30℃あることだけが、このアパートの問題だ〜。



2007年09月18日(火) 二人暮らし

  子の年齢:3歳8ヶ月

 ちーちゃんとママの二人暮らしが始まった。
 赤ちゃんの時も数週間は二人暮らしをしていたのだが、覚えていまい。
 夜になっても誰も帰ってこないあの24時間は辛かった。

 今回は、お互い保育園や会社がある。
 夕食を食べて、お風呂に入って寝る。起きて朝食を食べてまた保育園に行く。
 まだ食洗器がないので、片付けに少々時間がかかるが、これが普通の家族の暮らし。
 パパが残業続きの他所の家となんら変わりがない。
 が、ちーちゃんの食べそうなおかずだけ用意すればいいので、食事の支度は意外と簡単に済む。離乳食の時と違って、なんとか食べてくれるので、悩まずに済む。
 座って話をしたり、一緒にパズルやブロックで遊ぶ暇がないので、テレビばかり見せてしまいがちなのがちょっと哀しい。
 ケーブルTVに加入したので、アニメ専門チャンネルも視聴できるようになってしまい、余計にテレビにかじりつく。

 毎朝7時に母が朝食の手伝いに来てくれるのだが、マンツーマンの緊張が解けてお互いほっとする。

 ちーちゃんはこれからも成長して、やがて自分の世界を作っていくだろう。そのうち別の意味で二人暮らしが問題になってくるだろう。



2007年09月16日(日) 引越し、運動会

 子の年齢:3歳8ヶ月

 保育園の運動会の前日に引っ越した。
 義父の協力もあって、荷物の移動は意外とあっさり終了した。放浪生活が長かったので、絶対に必要なものと、なくてもなんとかなるものの区別がはっきりしている。
 ハードスケジュールにもかかわらず、パパも大活躍してくれた。
 
 翌日が運動会なので、荷物の整理もそこそこに、お弁当の支度を始める。
 お弁当の支度と言っても、米や調味料の買出しから始まるので大したことはできない。
 から揚げ、ゆで卵、ソーセージ、塩むすび。おとっつあんのような弁当になる。

 そして予想外に大変なのが、部屋の暑さと乾燥だった。
 高気密高断熱なのか、窓が沢山あるのに恐ろしく暑い。そしてエアコンが効かない。
 部屋干しでも洗濯物が3時間で乾いてしまう。
 乾湿計で見ると湿度が20〜30%!

 朝起きると喉がからからで、顔が腫れる。
 飛行機の中で寝ているみたいだ。疲れが取れないどころか、疲れていることに気づけない。
 恐るべき環境である。翌日プールで居眠りしてしまった。

 天気予報がビミョーだったが、翌日はおそろしく暑い運動会になった。

 パパとママと先生とお友達。大好きな人たちが全員集合して、ちーちゃんはご満悦だ。
 去年までは未満児だったので午前中で帰れたが、今年は閉会式にも出る。

 出場競技は30M走と、障害走と、玉入れ(祖父母とペア)、3人一組になっての借り物レース(字が読めないため、と親子競技の障害走
 あれ、一つ足りない。親子競技はもう一つあった。パパと出たんだけど何だっけ?

 前日に頑張って準備したビデオカメラは何故か故障してしまい、無理に撮ったが青焼きビデオになってしまった。何が起こったのか・・・?
 走るのはあまり遅くないはずなのだが、背が低いからか、覇気が足りないからか、なかなか成果が出ない。
 まあでも、仲良く楽しく、がコンセプトなのだ。

 さて、街中の保育園のことなので、園庭で運動会ができず、稲荷公園で運動会だったのだが、隅に大きな砂山があった。
 子供は砂が大好きなので、早速砂山に昇って、山を作ったり、砂を投げたり、かけあったり、大変な騒ぎだった。
 後から後から子供が増えて、砂をかけられて泣く子、「まぜて!」と言っても入れてもらえなかったり、子供どうしでも友達づきあいは大変だ。
 ちーちゃんは、ちーちゃんは砂をかけられても泣かず、仕返しもせず、「まぜて」と言われれば入れてやっているようだった。
 好きだよその性格。



2007年09月14日(金) 海千山千

 子の年齢:3歳8ヶ月

 引越し先のアパートに借りたばかりの駐車場に、1日に2台も他所の車を停められて、管理会社に文句を言ったら、駐車場全体の車の数が2/3に減った。
 どうやら今まで無断駐車が放置されていたようだ。月額駐車料も共益費も別に支払っているのに、何をしているのやら。積○中部管理さん?

 自分の名義でアパートを借りて、ガス水道電気電話加入権、CATVの契約と郵便物の転送や住民票の異動、カード会社などへの転居の連絡など片付けなくてはならない事務が山積みだ。気になることがあればその場で言わないと、次がいつになるかわからない。

 と言う訳で、いつの間にか厭味なおばさんそのものになっている。
 なにしろパパがいないから、男らしくならざるを得ない。
 「ねぇ、パパお願い。」とかわいい声を出してはいられない日常なのだ。



2007年09月13日(木) ママと一緒がいいの!

 子の年齢:3歳8ヶ月

 引越し前の慌しさが響いたのか、このところ、不必要にママにべったりになってきた。

 トイレも着替えも食事も、殆ど一人でできる今となっては、ママが居ないと困ることは何もない。近頃ではトイレに鍵をかけてお入りになる!

 お友達とグループで遊んだりもできるようになって、おうちの外にも楽しいことが沢山。
 でも、「ママと一緒じゃないと行きたくない。」

 一人でできることは分かってる。ママと一緒じゃなくても楽しめる。
 でも、今手を離したらもう戻れなくなるんじゃないか、ママがママじゃなくなるんじゃないか?
 そんな微かな不安をどこかに抱えているようだ。



2007年09月11日(火) 銭湯にて

 子の年齢:3歳8ヶ月

 母とちーちゃんと3人で銭湯に行った。
 ショッピングセンターの屋上にある銭湯で、1階駐車場に車を停めるとエレベーターに乗らなくてはならないのだが、これが蒸し暑くて汗をかいてしまう。
 梅雨時や冬場なら迷わず1階に停めるのだが、最近は屋上に停めるようにしていた。
 そしていつものように、1階駐車場を通り過ぎようとすると、ちーちゃんが叫び出した。
 「だめ、だめ、上行かんで!上行ったらダメ!下に停めて!」
 「えー何でけー、いいねかー」
 「ダメダメ」
 怒って運転席のシートを蹴飛ばす。
 無視して屋上に上がり、銭湯の入り口近くに停める。
 すると母が思い出したことには、前回父母とちーちゃんの3人で銭湯に来て、同じように屋上に車を停めて、車で出口から帰ろうとしたところ、あろうことか、出口スロープを昇って来る車があり、危うく衝突しそうになったのだ。それがちーちゃんには恐ろしかったに違いない。

 わが意を得たりとばかりにちーちゃんは、その時の状況を克明に描写し始めた。
 「・・・じーちゃん窓開けて『いっぽつーこだよ』って怒ったんぜ!」
 「わかったよ。じゃあ今日降りるとき、ライトをチカチカやってから降りるから、大丈夫。」

 さて、何とか安心して、いつものように入浴し、帰ろうとしたところ、なんと雨が降ってきた。ちーちゃんの言う通りにしていれば濡れずに済んだのに。
 子供の言うことは侮れない。

 入念にパッシングを行ったが、出口スロープを逆走するおバカはおらず一安心。



2007年09月10日(月) 育ち盛り!

 子の年齢:3歳8ヶ月

 ちーちゃんは最近よく食べる。
 今までは食べたり食べなかったり、何を栄養にしているのかわからないことが多かった。
 このごろは大人の女の人ぐらいに食べる。
 
 保育園に持っていくお弁当(白ゴハンだけ)も、量を増やしたが、毎日キレイに食べてくる。
 そして、食べる量に比例して、背が伸びてきた!

 これからは去年の服がまだ着れる、なんてことはなくなるんだろうか?
 



2007年09月05日(水)  3歳児健診

 子の年齢:3歳7ヶ月

 今日は3歳児健診の日。
 保健所からの手紙には、13時〜とあったので、仕事を休んで行った。
 呼ばれたのは1月生まれの子だけ。3歳児健診と言いながら、3歳7ヶ月の子供だけが対象だ。
 発達がゆっくりの子でも、目標をクリアできる時期にしよう、という配慮なのだと思う。

 用意のいいお母さんたちは、12時頃からやってくる。
 私も頑張って早く行ったが、着いたときには10番目だった(12:40頃)。

 まず検尿コップを渡される。
 あ、しまった、出掛けにトイレ行ったばかり!
 検査開始までしばらくあるので、多目的ホールで待つように言われる。
 そこに到着していた10人の1月生まれは、やはり男の子ばかりだった。
 
 おもちゃの取り合いなどしてしばらく待つと、問診が始まった。
 問診票を出して保健士さんとお話をする。
 「お名前を教えてください。」
 「さわいともひろ」
 「何歳ですか。」
 「3さい。」
 次に4色のブロックを指差して、「何色か教えて」と言われる。
 「あか。」「きいろ。」「あお。」「みどり。」
 「上手にできましたね。誰に教えてもらったの?」
 「わからん〜。」
 「じゃあ、紙にまるを描いて。」
 と言われて、鉛筆の持ち方に注意しながら適当な円を描いた。
 これが何を検査しているのか良く分からないが、おそらく、円弧を閉じることができない発達障害というのがあるのだと思う。
 「上手に鉛筆を持つね。『えんぴつを上手にもつ』、と。じゃあ、このまるとこっちのまるはどっちが大きい?」 
 「こっち!」

 あとは問診票の内容をチェックされて、内科健診に回った。
 
 その頃になるとだんだん、人が増えてくる。
 偶然同年の1月に生まれたというだけの子供たち、その母親たち。
 幸田来未みたいな服装のお母さんもいる。見ると子供の髪の渦巻きの周りだけが黒かった!保健士さんに何て言われるかな・・・?
 
 内科検診で聴診器をあてられて、歯科検診で歯を診てもらう。
 「虫歯も治療跡もありません。お母さんのお手入れがいいですね。」

 さて、全部終わって、保健士さんから結果報告がある。
 「尿検査でも異常はありませんでした。早寝早起きしておられるようですし、心も体もとっても元気ですね。花マルです。」

 わ〜い。
 ひたすら褒められる会だった。
 母親も褒めて伸ばそう、という方針なんだろうか。
 とにかく、褒められたのは私一人の力ではなく、保育園の先生方のおかげだと思う。次におじいちゃんおばあちゃんたちのおかげ。



2007年09月03日(月) カッコイイパンツ

 子の年齢:3歳7ヶ月

 ちーちゃんがパンツを自分ではきたがるようにと、いつもキャラクターのパンツを購入している。
 トミカの働く車とか、仮面ライダー電王とか、ゲキレンジャーとか。
 中でも、ゲキレンジャーのメンバー3人が大きくバックプリントになっているパンツが一番のお気に入りだ。見つけ次第はきかえようとする。
 
 そして、ゲキレンジャーのメンバーがプリントされている箇所は、本来はおしりの部分なのだが、見えないとつまらないので後ろ前にはく。
 一応ブリーフなので、前に穴があるのだが、そんなものはまだ使っていないので、どっちでもいいと思っているのだ。

 これを正しくはき直させるのがまた一苦労で、カッコイイパンツを買うのも考えものである。


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ちーちゃんまま