子の年齢:3歳2ヶ月
土曜の朝起きたら、のどが痛かった。加湿器つけて寝たのにな。 その日はフェーン現象で、気温がぐんぐん上がったが、なぜだかぞくぞく寒気がする。ん、またきたか、カイロオステの反応が? 背中にカイロを入れたり、重ね着をしたりするも、やはりときどき寒気がする。首や大腿骨も痛いが、これはまあ、よくあることだ。 うーん、なんだかだるいなー、と思いながら夕食の支度をして、ピアノ教室に行き、食事を食べ終わったとたん、もう立っていられなくなった。 あとのことはお義父さんとお義母さんにまかせて、寝てしまう。 翌朝になると、もう横になっていても眠ることができない。そして非常に具体的な仕事の夢を見る。 あるファイルの何行目にマイナスが書いてない。月曜日にすぐに直さなくては、と焦る。 眼が覚めてもしばらくは事実だと思い込んでしまうような、あまりにも現実的な夢。夢にありがちな飛躍や抽象性があまりなく、論理的で具体的な夢なのだ。 病院に行こうと思うが、自分で運転する自信がない、お義父さんに連れて行ってもらう。受付で体温計をもらって、どうせ熱なんかないのに、と思いつつ測る。というのもわたしは季節の変わり目になると、頭痛嘔吐めまいなどで良く寝込むのだが、一度も熱が出たことがないのだ。 体温計を取り出して驚いた。 39.3℃ そんなに熱があれば、動けないのは当然だ。普段熱がなくてただ吐いている時のしんどさと変わらない気がした。いつもしんどいもんだから重病に罹っていることに気づかなかったということだ。 検査の結果インフルエンザA型と判明し、タミフルを飲みますか?と言われる。大人だから大丈夫だろう。 そしてこれは本当に良く効く。翌日には平熱になった。今度は友達を門の外で1時間待たせているという夢を見る。玄関から飛び出して車にはねられた人も、こんな夢を見たのかな?でも、厚生労働省の言うとおり、インフルエンザだと知る前からヘンな夢は見ていた。
子の年齢:3歳2ヶ月
今日はマスクをした人を良く見かける。いつもより多く飛んでいるんだそうだ、花粉が。 花粉の寡多を体で感じなくて済むのはありがたい。時間の問題のような気もするが今のところ大丈夫。 ちーちゃんはもうすぐお二階のお兄ちゃんになるのだが、トイレトレーニングはなかなか進まない。 保育園で毎日トレーニングパンツを履くのだが、履いている間は、「あ、オシッコもれた」と言うくせに、オムツになった途端に事後報告もしなくなる。 因みに、難しいとされているウンチだけは、以前からトイレでしていた。 ウンチがお尻にはりつくのが嫌なのだ。トレーニングパンツでズボンが濡れるのも嫌なのだが、オムツなら平気のようだ。 家でも毎日トレーニングパンツを履かせることにするかな?
保育園からの連絡事項で、「男の子なので立ってオシッコする練習もさせてください。」と書かれてあった。様式トイレで身長90cmの人が立ってオシッコする練習って、どうやってするんだろう?
子の年齢:3歳2ヶ月
どうにも耐えられなくなって、整形外科の診察を受けた。 受付で、「どうされました?」と問われて返答に窮する。 「話せば長くなるんですが・・・、側湾と肩凝りと頭痛があって、カイロに行ったら、側湾と肩凝りは治ったけど、腰が痛くなってきたんです。」 カイロを疑っているということにするしかない。 いや実際疑っているんだ。
診察室で再び同じことを話す。 「側湾が治るかねェ?」 どうやら整形外科では側湾は不治の病らしい。 診察台で、肩やら股関節やらをぐるぐる動かしてみて、運動機能障害や痛みがあるかどうか調べる。 動きの悪いところはなく、動かすときに激痛が走るようなこともない。
とりあえず、首から腰にかけて正面と側面と斜めのレントゲンを、あわせて8枚程度撮影した。 出来上がったレントゲンを見て、横から見た首の骨がまっすぐなのに驚いた。正常な首の骨はすこし前に湾曲しているものだ。首の骨がおかしい。 そして医師の所見は、 「側湾は少しありますけど、気にするほどではないですね。『治った』っていうんでしょうか。どこも問題ないですよ。きれいな骨です。運動不足じゃないですか。」 この整形外科で診察を受けるのは初めてなので、前のレントゲンなどはなく、本当に以前側湾だったかは知らない。側湾が治るはずがないのだから、以前側湾だったというのは患者の主観だと思うだろう。 首の骨について質問すると、 「確かに、正常な骨と比べるとちょっとまっすぐですね。でもあまり気にしないことです。」 というのだが、とにかく私に必要なのは運動だという結論。
また始まったよ。 運動のために自転車通勤を始めたら、周期的に嘔吐するようになったんだからね。
やっぱり首の骨もカイロオステに頼んでみるか。荒削りだがなんとか健康になれるかもしれない。
2007年03月15日(木) |
結局のところ有効な治療なのか? |
子の年齢:3歳2ヶ月
さて、午後半休を取ってカイロオステに行くことにした。 何を期待していいのか自分でも分からないが、肩凝りと頭痛が治ったら、腰痛になった、とか、体型がかわって太った、というのは避けたい。 カイロオステに最初に行った時の感動が大きかったので、治療を続けて完治できると信じたい気持ちが大きかったのだと思う。 信じたいものだから、納得できる根拠を過剰に求めたのだろう。
さて、問題点は3つあった。
・治療の結果太ったのではないか? ・治療の結果腰痛になったのではないか? ・来院の目的は何だったのか?そしてそれは果たされたのか?
治療の結果太ったのではないか、というのは、以前と全く同じ食生活をしていて太ったのか、またどのくらい太ったのかという根拠があいまいで、非常に主観的な話だ。また、ダイエット効果を謳っているわけでもないので、治療の結果太ったのではないか、と言われてもなんともできない。横に広がった感じがするのは、今まで歪んで斜めに見えていたものが、まっすぐ横になった、ということではないのか?ということだった。 治療の結果腰痛になったのではないか、というのは、実は揺り戻しなのではないかということだった。肩凝り頭痛嘔吐という症状が出る前に、類似した症状が出ていたが、肩凝り頭痛嘔吐の方が顕著になったため、忘れていた。肩凝り頭痛がなくなったために、腰痛が目立ってきただけなのではないか? まあ、論理の筋道は通っているが、腰痛だった記憶はない。そんなこと言い出せばどこもかしこも痛かったような気がしてくる。 来院の目的は何だったのか、そしてそれは果たされたのか、と言う点だが、まず、当初の訴えは「周期的な頭痛と嘔吐と側湾」だった。確かに側湾はだいぶ良くなったようだ。右肩が顕著に下がった様子はない。周期的な頭痛と嘔吐は3ヶ月程様子を見ないと分からないが、メガネをやめた効果もあるかも知れない。
そして、治療効果というのは、来院前の状態 - 現在の状況 がプラスかマイナスか、と言うことで判断するしかない、という。 周期的な頭痛嘔吐側湾 − 腰痛(肥満?) ( ><=) 0
で、今後どうするか、という点については、信頼してくれないのなら、これ以上の治療行為は出来ません、ということだった。 まぁ確かにそうだな。 いやでも、肩凝りの治療して腰痛になる、って通常理解されることなの? そして、この腰痛どうしようか?レントゲン取る理由になりそうな程痛いんだけど・・・。
子の年齢:3歳2ヶ月
カイロオステに2回行って、頭痛肩凝りは治ってきたが、お尻が大きくなってきた。太ったというより、ただ横に広がっている感じ。 股関節に痛みを感じることもある。
考えてみると初めて行った次の日の夜、出産時のような痛みを感じたのは、やはり恥骨が開いていったからなのか。 子宮が下がってくる感じや、座ったときの痛み、体のふらつきなども感じるようになってきた。
とりあえず、もう一度カイロオステに行ってこの状態をどう説明してくれるのか聞いてみようと思うが、後学のためにネットに書いておこう。 西洋医学では治らなかったが、民間療法で後遺症が残ってしまってはもっと悲惨なことになる!
子の年齢:3歳2ヶ月
3歳の誕生日からピアノ教室に通っている。 3歳になったら何かひとつお稽古をさせようと思っていて、「ダンス、水泳、音楽」のどれかひとつにしようと思っていた。 全身運動系は5歳にならないと無理なようなので、とりあえずピアノの体験レッスンを受けさせてみた。 ちーちゃんは、聴力がよく、小さな音をよく聞き分ける。歌も好きだし、指先を使う遊びも好きなので、器楽がうってつけだと思った。
体験レッスンを受けてみて、「通ってみたい?」と問うと「うん。」と即答だったのだが、その後が大変だった。
週末の限られた時間の中で、毎週レッスンに通うのは、正直面倒くさい。レッスンの時間めがけてお昼寝してしまうこともある。 出かける間際にごねることもある。 本当は嫌なのかな?ママが喜ぶからしぶしぶ通っているのかな? レッスン内容も、最初のうちはドレミを覚えるのが精一杯で、この程度のことなら私でも教えられるな、と思っていた。 しかし、幼児に音楽を教える難しさというのは、教える内容ではないのだ。ドレミのドも知らない子供の興味を引き出し、学習を定着させる難しさが回を重ねるうちにわかってきた。 やる気のない日はそのように、どんどん出来る日はそのように、ちーちゃんのペースにあわせてレッスン内容を変えてくれる。いい教室を選んだな。
子の年齢:3歳2ヶ月
昼、日差しは暖かだが空気が寒い。 なぜだか三輪車でお散歩に行くことになってしまった。 玄関から右に行くか、左に行くか。ママの独断で梅見がてら右! と思ったが、右にはトラップが待っていた。2軒先のガレージに要らなくなったおもちゃが飾ってあって、気に入ったのがあれば持って行っていいことになっているのだ。 ちーちゃんは50mも進まないウチにガレージにあった恐竜のおもちゃを持って家に帰ろうとする。 「は?智ちゃんが三輪車に乗りたいって言ったんでしょ。」 「いーの。家に帰る。」
子供なんだから、もっとお外で遊ぼうぜ。
「わんわん見に行こうよ。」 と無理やり三輪車に載せて、近くの美容院のラブラドールのところに行く。 その帰り、来た道を戻ろうとすると、ちーちゃんは、バス通りをまっすぐ行こうとする。自動販売機でジュース買わせる気だな・・・。とりあえず歩道に上がらせて、少し自分で漕がせよう。
ふと見ると、横に小さな側溝があった。意外に沢山水が流れている。 ちーちゃんはわざわざ側溝の際を通っていく。 「溝に落ちないように気をつけてね。」 と言いつつ、まさかこんな幅の狭い溝に落ちる筈がないと考えていた。 次の瞬間、何も障害物などないのに、三輪車が倒れていた。その時点では、まだ溝に落ちてはいなかったので、自力で立ち上がれると余裕で見ていると、 「痛いー、冷たいー。」 引きずられるように溝に落ちて行った。
予想外の展開だ。
あわててびしょぬれのちーちゃんを抱きかかえ、三輪車を押して家に走る。 「智ちゃんあっち行こうとしたのに。ママがこっちに来たんでしょ。」 はいはい。そうですね、車道の真ん中を通ってれば。溝には落ちなかったかもね。 小柄とはいえ今や体重13kg。左手1本で抱きかかえるには重すぎる。途中で三輪車を置いて、パパに電話。その間もちーちゃんは「寒い、早く帰りたい。」と泣く。
やっと家について、玄関で服を脱がせ、シャワーで体を洗う。 人心地ついたのか、急に心配そうに「ママ、お洋服いーがにしてね」と言う。 何で今そんなこと言うんだろう。 「ママ、お洋服汚したからって怒ったことある?」 すると智ちゃんは、はっと嬉しそうに「な〜い〜。」 彼なりに責任を感じているのだ。 「智ちゃんはまだ小さいから、溝に落ちてもいいのよ。でももう落ちないように気をつけようね。」
子の年齢:3歳2ヶ月
今日はとっても寒〜い。 例年より3週間ほど早く開花した沈丁花の上に、15cm程の雪が降り積もっている。 沈丁花が咲いてから雪が積もることは滅多にないことだ。
家の風呂が寒いので、ちーちゃんと銭湯に行く。 そして銭湯に行くと、必ず子供好きのおばちゃんが話しかけてくる。 途中で必ず、「えっ、男の子だったの?ごめんね〜。」と言う。 話しかけられるのは浴室の中なので、最初からハダカなのだが・・・。 ハダカで女の子と間違われるって・・・?
ちーちゃん本人も、あまり頻繁に間違われるので、自分が本当に男の子かどうか自信がなくなってきたようで、時々私に確認する。 「智ちゃん、女の子じゃないよね、男の子だよね。おちんちんあるもんね。」 ママには男の子にしか見えないよ、女の子はもっと可愛いもんね。
子の年齢:3歳1ヶ月
4月から年小さんに進級するらしい。
「何組さんになるの?」 「すみれぐみ」 「今すみれ組なんでしょ?きりん組?うさぎ組?」 「ぼよよ〜んぐみ」
と、イマイチ真実味がないちーちゃんだが、生活態度はめきめきと成長している。 ご飯をちゃんと食べるようになったし、保育園でママにしがみついたりしないし、ウンチだけは確実にトイレでするようになった。 時期が来れば、自分の力で成長できるのね。
2007年03月01日(木) |
育てたように、育つこと |
子の年齢:3歳1ヶ月
もともと癇癪もちのちーちゃんだが、このところ暴れると手が付けられない。 その上怒りっぽい。 保育園の先生も困っていた。 「智ちゃんはすぐ怒るね〜。」 そういえば私も怒りっぽい。 特に朝の通勤時、車の後ろにちーちゃんを乗せて、他の車の運転に悪態をついている。 「ちゃんとウインカー出せ〜。のろのろすんな〜。そんなところで止まるな〜、車間あけすぎや〜。」 それからちーちゃんがダダをこねたり暴れたりしたら、叩いたりつねったり押さえつけたりしている。
そういう姿勢は、「思い通りにならなかったら⇒暴力に訴えてみる」という図式に映っているかもしれない。 おまけに最後には、力に勝る大人に思うようにされてしまう無力感で、やけっぱちになっているのかもしれない。
自分の影響力の大きさを考えると、とてもとても可哀想なことをしていたかもしれない。 どうにかしなくちゃ。どうしよう? 変わらなくちゃ、今日すぐに。
おっぱいをあげながら話しかけてみた。 「あのね〜、ママこれから「笑うお母さん」になろうと思うから、智ちゃんも「笑う智ちゃん」になってね。」 突然意味不明なことを言うので返事はなかった。 「がんばるね。」 その翌朝、鶏そぼろご飯の鶏肉の賭け具合だか何だかが気に入らない、と言って、お茶碗を振り回して暴れた。 何がそんなに気に入らないのかサッパリ分からない。 ちょっとしたことなんだと思うが、怒りで我を忘れている。 「落ち着いて。抱っこしてあげるからおいで。」 「いや〜だ。だっこいや〜だ。」 逃げ回るがとにかくだっこする。それでもまだ怒りは収まらない。至近距離から顔を叩いたり足で蹴ったりしてくる。
これは今までママが、叩いたりつねったりしてきた分。
後で分かったのだが、ちーちゃんは、ご飯の上に鶏そぼろをかけるのではなくて、鶏そぼろの上にご飯をのせたかったのだった。 自分でスプーンでやろうとしてもうまく出来ず、ママに頼んでもうまく伝わらず、で暴れていたのだ。 「なんだ、そんなことだったの。でもうまく言えなかったんだね。」 「うん。」
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