ちーちゃんままの日記

2006年09月28日(木) 約束を守ること

 子の年齢:2歳8ヶ月
 
 このところビデオばかり見せている。
 昼間働いているので、夕方に帰ると寝るまでにすることが沢山ある。一緒に本を読んだり、粘土やはさみで遊んでやればいいのだが早く用事を済ませようとしている間に寝る時間になってしまう。
 かわりに相手をしてくれる祖父母は、ちーちゃんが見たいと言えば見せてやりたくなる。
 いつの間にかビデオ漬けになっているのではないか、と今朝は反省していた。
 起きてきたちーちゃんはまた、朝食前にビデオを見たいと言う。
 朝食前にビデオを見せたら、ご飯を食べなくなってしまう。
 「ご飯を食べたらね。」と言い聞かせてご飯を何とか食べさせたが、「ビデオ漬け」の罪悪感からそんな約束は忘れてしまった。
 食後ちーちゃんが「ビデオを見てもいいですか?」と訊きに来た。
 「だめ!」
 ちーちゃんは何かおかしい、と思って激しく泣いた。
 洗濯物を干しているうちに約束したことを思い出した。
 「ごめんね。ママ約束してたね。『ご飯食べたらビデオ見ていい』って。約束守らないとダメだね。見ていいよ。」
 ちーちゃんはやっと納得できたようで、喜んでビデオを見た。更に驚いたことに、いつもは何度も言い聞かせないとしないお手伝い(ゴミの日にゴミ箱を持ってくるのが仕事)を、自ら進んで(走って)したのだ。
 本当にこの子は、筋の通らないことがキライなんだな〜。



2006年09月24日(日) 肩のこらない人

 子の年齢:2歳8ヶ月

 世の中には、「肩こりって何?」って思っている人が居るらしい。
 村上春樹も何かの本で「肩こりになったことがない」と書いていて、羨ましいと思ったものだ。

 実家で、近頃ワークアウト(?)に夢中になっている弟と話していて「肩こりで吐くことがある」という話をしたら、
 「肩こりってどんな感じなん?俺多分なったことない。」
 と言われた。
 「顔小さいもんねー。じゃあ腰痛になるんじゃない?」
 「いや腰痛も知らん。そのうちなるんかな?」
 と言うのでおったまげた(因みに現在34歳)。

 やっぱり遺伝じゃないのね。



2006年09月17日(日) 運動会の苦労

 子の年齢:2歳8ヶ月

 去年の運動会は、熱中症になりそうなほど暑い日だったが、ちーちゃんは風邪でお休みした。
 今年こそは運動会デビューだ、と意気込んでいたのだが、連日の雨で天気予報も雨。
 おまけに夫婦揃って休日出勤続きで、パパに至っては、富山に来られるかどうかも怪しい。

 そんなパパも運動会だけは、と金曜の夜に帰って来たが、寝る前に天気予報を見たら、雨になっている。
 何のために帰ってきたのかわからん、とこぼす。

 朝起きたら、雨は止んでいた。
 どこかで空砲が鳴っている。やった!
 と思った瞬間に雨がしとしとと降り出した。

 保育園からの電話では、「様子を見ながら開催します」とのことだった。
 こういう歯切れの悪いのが一番困る。
 
 何しろママは午後に仕事の予定があるし、パパは夕方に名古屋に戻らなくてはならないしで、後が支えているのだ。
 そもそも、この仕事は人の仕事の肩代わりなのだ。何が悲しくて子供の運動会の日に仕事しなくちゃならないの?

 とにかく、雨の心配だけして、会場の公園に向かった。
 ウチが山だから雨が降っているんだ、と言い聞かせていたが、会場に近づいても止む気配はない。
 どうなるんだろう、と思いながら、車を停めると、みんなぞろぞろと集まっていた。

 グラウンドに着くと、やたらとテントを張っている人がいる。
 へー、本部席のテントは緑色か、と思ったら、それはみんな父兄が勝手にはっているテントだった。
 今どきの運動会は敷物だけではないのだ。ちょっとずうずうしい話だと思った。

 ちーちゃんは何が始まるのかと緊張し、ぐずぐず言っている。
 早めに到着したので、運動会が始まるまでに慣れてくれればいいな、と思う。
 だんだんテンションがあがってきたところで、入場行進になった。
 ママと手をつないで、グラウンドの真ん中に並ぶ。パパは観客席でビデオを回している。右左と足踏みしている、いい感じだ。
 「智ちゃん、ほら、パパが見てるよ」
 と言った途端、ちーちゃんは思い出してしまった。
 今日はパパが一緒に居るはずだということを。

 「パパ、パパとこ行きたい。パパとこ行きたかったー。」

 パパがすぐ居なくなってしまうと思っているので、3人一緒でないと承知しないのだ。
 泣いているのはちーちゃんだけだった。

 仕方なく隊列から離れ後ろでなだめていると、パパがやってきた。
 お陰で運動会デビューのビデオはない。



2006年09月10日(日) 疲れ気味?

 子の年齢:2歳8ヶ月

 このところ仕事が忙しく、2週続けて土曜も保育園に預けている。
 仕事が忙しいのもあるが、週末家にいて昼ごはんの算段をしたり、義父母とだらだら話をするのが疲れる、というのもあって、土曜は出勤、日曜は朝からプール、というスケジュールを、私は楽しんでいた。

 土曜保育が初めてで、1週目は楽しんでいるようだった。プールも初めての施設だったし、新鮮だったようだ。
 しかし、今日の帰り「来週は運動会だから、プールに来れないね。」と言ったら、「運動会もプールももう行きたくない。」と言い出した。

 「運動会も?」
 「行きたくない。やなの。」

 最近は「智ちゃんの大好きーの『のぞみ保育園』!」と言っていたのに。
 その後もずっと、就寝するまで機嫌が悪く、大声でわめいたり、物を投げつけたりしていた。

 ちーちゃんなりに疲れたのかもしれない。
 お庭でぼーっとしゃぼん玉したり、近所をふらふら散歩して、草の穂でちゃんばらしたり、カモを追い回したりする時間が必要だったのかもしれない。

 夕食後些細なことで泣き止まなくなった。
 「お布団ひいて、ごろごろ転がって遊ぼうか?」と言ったら、少しにっこりして「パパみたいだね。」と言った。
 そういえばパパはよく「布団をぺろぺろなめて、ごろごろっとしたら楽しいね。」と言ってた。覚えているんだね。



2006年09月06日(水) 大好き、戦隊ヒーロー

 子の年齢2歳7ヶ月

 朝食の席で、義母が「人間は動物の中で一番エライんだよ」と、ちーちゃんに得々と語った。

 何を言い出すかと思えば、まだそんな古臭いこと言っているのか。
 そんな偏見に満ちた思想を子供に吹き込んで欲しくない。

 「違いますよ。何言ってるんですか?」
 「でも、人間だけが知恵を持って道具を使っているでしょ?」

 道具を使っていればエライのか?
 じゃあカラスもエライのか?ラッコだって石で貝を割るぞ。

 そんな考えは子供を混乱させるだけだ。
 後ででこっそり訂正するのもテだが、母親が二枚舌だというのも問題だと思うので、その場で訂正しておいた。

 さて、最近ちーちゃんも戦隊ヒーローものに興味を持ち始めた。
 もともと嫌いではないので一緒に見ていたら、だんだんキャラクターにはまってきた。

 ストーリーにはむちゃくちゃ飛躍があって、時々失笑するのだが、主人公のキャラクターだけを取り出して勝手に物語を組み立てなおす。あー、かっこいー、こんな男の人ステキー。私も隊員になりたいー。
 早く続きが見たくてしょうがない。

 ケーブルテレビに入っていないので、レンタルビデオでしか見られない。
 早くvol.2がレンタルリリースされないかなー。



2006年09月03日(日) プールとトイレトレーニング

 子の年齢;2歳7ヶ月

 ちーちゃんと近くの公営プールに行った。

 ちーちゃんはまだトイレトレーニングが終わっていないので、2週間前に初めて行った時は、水遊び用パンツを持って行った。
 しかし、受付カウンターに、水遊び用パンツは禁止、と書いてあったので、「どうすればいいですか?」と聞いたら、「入る前にトイレに行って、中でしないように気をつけてください。」
 と言われた。
 
 確かに、プールに入っている時間といったら、せいぜい1時間だから、10分おきぐらいに、「おしっこは?」と聞いていればなんとかなるだろう。
 そのときは問題なく入れたので、また来たのだ。

 水着に着替えて、プールに入る前に「おしっこは?」と聞いたら、「出ない」と言う。
 さて、中に入ってしばらく遊ぶと、やはり体が冷えてきたのか、突然「ちっこ出た」と言い出した。

 えっつ?
 出ちゃったの?
 出る前に教えてって、言ったでしょ?
 
 しょうがない、とりあえず、トイレに連れて行って、シャワーを浴びた。
 
 「今度から出そうになったら、出る前に言いなさい。それからトイレまでガマンしてね。じゃないともうプールに連れて来ないよ。」
 「ダメー。」

 ちーちゃんはプールが大好きなので、プールに来るためなら頑張ろうと思ったようだ。
 そのあと3回も、自分から「ちっこ出る」と言って、トイレでおしっこができた。

 やっぱり、やればできるじゃん。
 
 考えてみると、ちーちゃんは、オムツをはいた状態でトイレに行かなくてはならない理由がわからなかったのかもしれない。
 身体的な準備が整ったら、さっさとオムツをやめることが大事なのかもしれない。失敗を覚悟で。


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