ちーちゃんままの日記

2006年01月31日(火) 数の概念

 子の年齢:2歳

 ちーちゃんが「みっつしかない」と言ったことをきっかけに、幼児教育の本を読んでみることにした。
 『幼児の「数遊び」』(明治図書 松井公男著)という本によると、数の概念には順序数(1ばん,2ばん,3ばん,・・・100ばん)と集合数(全部でみっつ)というのがあって、大人は無意識に使い分けているが、幼児にはこの区別が難しいんだそうだ。で、母親が躍起になって、1から100まで数えることを教えても、「りんごはいくつある?」と聞かれたときに答えられないことがあるらしい。では、「りんごはいくつあるか」という問いに答える力をつけるためには何をすればいいかと言うと、極端だが、お片づけをさせればいいんだそうだ。お洋服はここ、ブロックはここ、電車はここ、ということを体を動かしてやっていくうちに、頭の中でもりんごはこっち、みかんはこっちという整理ができるようになるんだそうだ。
なんとなく納得させられる話だ。
会社でも仕事ができる人は机の上もきれいに片付いていたりする。情報の整理と部屋の整理は別次元の話ではない、ということなんだろう。

そういえば夫も収納が上手い。いろいろな収納グッズを買ってきては、分類して片付けている。
が、しかし、その割に物忘れが激しいのはどうしたことだろう。



2006年01月25日(水) ↓やっぱりダメだった

 子の年齢:2歳

 昨日の朝食で「みっつしかない」と言ったものだから、三つまで数を数えられるのか確認してみることにした。
 何の数でもいいわけではないだろう。
 好きな食べ物を二つ並べて、「何個ある?」
 と聞いてみた。質問の意味が判らないらしい。
 「いくつ?いち、に、さん、みっつあるね。」
 「・・・?」
 ダメだ。あれはまぐれだったのだ。



2006年01月24日(火) みっつしかない

 子の年齢:2歳

 昨日薬局でねだったあんぱんまんせんべいを、今朝も食べる、という。まだ朝食も食べていないのに。
 「ごはん食べたらあげる」、と言ったらいつになく一生懸命食べた。

 ある程度食べたのでおせんべいをあげた。
 全部袋から出してテーブルに広げ、ちょっとづつかじるので、少しとって袋にしまっておいた。
 テーブルの上のせんべいを全部食べたら、まだあるはず、と思ったのか、袋から残りを取り出して、またテーブルに広げた。
 「みっつしかない」
 
 「え?」
 「今、みっつしかない、って言った?」
 「うん」
 「すごいねー」

 ちーちゃんが自発的に数字を口にしたのを初めて聞いた。びっくりした。
 数がわかるようになったのかな?



2006年01月20日(金) おたふく風邪の脅威

 子の年齢:2歳

 「おたふく風邪」の脅威、それは母親を心身症にする!
 というのは嘘で、神経質な私は勝手に微熱を出した。
 
 保育園で、「おたふく風邪のお子さんが数名見られます」という張り紙を見て、「ヤバイ」と思った。
 というのは、小児科で再三予防接種を進められたのに受けていないうえに、わたしも「おたふく風邪」を済ませていない。

 親子でおたふく風邪で寝込むことになるのでは・・・。
 たまたま帰省している夫はどうなのか、先週末に泊まりに行った実家の両親は?いろんな思いがぐるぐる回るうちに、だんだん頭が痛くなってきた。
 
 だるい。

 そういえばちーちゃんも昨夜頭が痛いって言ってた。

 絶対おたふく風邪だ!来週会社に来られないかも!
 来週の仕事を整理して他の人に頼み、午後半休を取って医者に行く。

 「腫れてこないとわかりません。微熱があるので、おたふくよりインフルエンザの方が心配ですよ。今晩高熱が出るかも知れません。」

 がーん。じゃあインフルエンザかも?

 ちーちゃんにうつすのを恐れながら、就寝して翌朝、熱はなかった。
 そして、ちーちゃんもものすごく元気だった。

 そこで二人で小児科に行き、「おたふく風邪」の予防接種を受けることにした。しめて\12,000-也 高い!

 実家の両親に確認したところ、弟も両親も「おたふく風邪」になっていないそうだ。
 実は「おたふく風邪」は発症しないで抗体だけができる人が全体の2/3なんだそうで、わたしも既に抗体を持っていたのかも知れない。
 勿体ない事をした。

 体調が悪い時に予防接種を受けたのでは、という心配もなく月曜は元気に出社した。お騒がせいたしました。

 大人が済ませていない感染症があるときは、流行する前に抗体検査を受けるべきだと痛感いたしました。



2006年01月18日(水) 桁違い

 子の年齢:2歳

 年末に定退した管理職が職場に来て、副部長と「株で儲かって儲かって、預けるところがない」という話をしていた。
 結婚式に行く途中だったのもあるだろうが、退職前よりよほどぱりっとしている。前髪にクシの角が立って光っているくらいだった。
 
 その時の印象がジワジワと効いてきて、年頭に「今年は株で10万単位の儲けを出す」と誓いを立てた。
 さてそこで、雑誌などを買って、一部上場の有望株で「住友チタニウム」という会社の株式に手が届きそうだ、と値動きを見ていたところ、ライブドアの騒動でストップ安になった。
 今日買わなくては、とあわてて店頭に行って、「1単位100株ください」と言ったら、「140万円です」

 × 14,000×100=140、000
 ○ 14,000×100=1,400,000

 がーん。
 単純な計算間違い。 
 どっちみちシステム変更で、窓口で現金預かりもできなくなったということだったので、証券会社の都合上も即買は無理だった。
 窓口の人に謝って帰る。

 まーいっか、県庁前まで歩いた分ダイエットになったかな?

 やっぱり一部上場株式を保有するのは無理かな?ライブドアの騒ぎに乗じてハイテク優良銘柄の値下がりを狙うか。
 
 世の潮流に登場している気がしてちょっと嬉しいのだった。



2006年01月15日(日) 太りだす

 子の年齢:2歳

 ちーちゃんがちゃんとご飯を食べるようになって、私が太り始めた。
 気づかなかったが、母乳で吸い取られていたのだ。その分食べても太らなかったというわけで、調子づいて増えた食事の量は、なかなか元に戻せない。
 人間は過去数ヶ月の自分の食事量を、目で記憶しているのだろう。無意識に多めに配膳し、多めに食べているようだ。
 妊娠前はすぐ満腹になったような気がするが、胃も大きくなったのか、すぐおなかが減る。

 数ヶ月前と同じくらいしか食べていない筈なのに、ハイペースに脂肪がつく。
 
 1ヶ月ぶりに実家に1泊して、両親の少食ぶりに驚いた。
 わたしも結婚前はこうだった筈なのだ。それに驚くということは、夫の両親がよく食べるということか?
 夫の両親はともかくとして、夫はまだまだ大食いなんだろう(本人は少食になったと思っている)。だから痩せないんだ。
 
 慣れとはおそろしいものである。



2006年01月12日(木) 2歳になって,もうひとつ

子の年齢

 2歳になってもうひとつ書き添えておく必要があった。
 もうすぐ2歳という頃から食欲が旺盛になった。
 以前は食わず嫌いだったようなものも食べるようになったし、食事時間以外にもおなかがすいて「まんま、まんま」とゴハンをねだるようになった。
 今まで何を与えても食べないので悩んでいたのが嘘のようだ。
 子供は本能的に発達するものなのだから、子供のペースでのんびりいけばよいのだ、と改めて思った。



2006年01月11日(水) 2才になって

子の年齢:2歳

 保育園のお便りの「おたんじょうび」の欄にちーちゃんが載った。
 5日違いで前後に「ここあちゃん」と「りきちゃん」が載っている。

 えっ、あのとってもおねえちゃんに見える「ここちゃん」、ウチのちーちゃんと5日違いなの?
 がーん。

 「ここちゃん」も「りきちゃん」も体が大きく、落ち着いて見える。発表会のおゆうぎではウサギさん役だった(ちーちゃんはありんこ)。
 産まれた時は新生児室で一番大きかったのに。やっぱりおっぱいをやめないからだろうか。

 西原博士のかしこい赤ちゃんの育て方には、おっぱいの子は最初は体が小さい、と書いてあったのであまり気にしてないが、他の子の方がしっかりして見えたりすると、ちょっとあせる。

 最近でたらめに歌を歌う。「ぞうさん」を歌っていたと思ったら、いつの間にか「ちょうちょ」になっていて、最後には「おつかいありさん」になっている。
 よく聞いていると、単語単語のストレスの強いところだけ拾って歌っている。
 
/~ あんまいそぃ ごっつ、 ありさ ありさ ごっつ、あっち ちょんちょ こっち ちょ

 よく英語の先生が「マクドナルド」を「ミクドーナル」と発音しろ、と言っていたのを思い出した。最後の「ド」は発音しない方が聞き取りやすいのだと。

 静かに聴いていると「まーま」と怒られる。一緒に歌え、と言うのだ。
 1番を歌って2番を歌い始めると「ちがうー」と怒られる。歌詞が間違っているわけではないのだが、別の歌になったんだそうだ。
 「あんぱんまんけ?ぞうさんけ?」
 ちーちゃんが納得して歌い出す歌を一緒に歌ってやらなければならない。

 だんだん大人のまねをして遊ぶのではなく、大人を相手にして遊ぶ、ということができるようになってきた。
 「日本語であそぼ」に出てくる、母親の足の甲に子供の足を乗せて歌いながら歩く、という遊びを、前は私が無理やりさせていたのだが、今は自分から催促する。
 台所の床が冷たかろうと、母がよくこんな風にしてくれたものだった。
 温かい子供時代の思い出を、今度は自分の子供と共有できる気がして嬉しい。
 



2006年01月07日(土) 誕生日

子の年齢:2歳

 前日の夜、パパが電車に2時間近くカンヅメになりながら帰ってきた。先発の電車が敦賀で踏切事故に遭ったのだそうだ。
 クリスマス、お年玉と続いているので、私の頭には誕生日プレゼントという考えがなかったが、パパには考えがあった。
 クリスマスに買ったプラレールにもうひとつ電車を買う。
 
 うーん。あれあんまり好きじゃない。邪魔だし、原則的に眺めて遊ぶものだし。
 
 じゃあ何がいい、と言われて、つまる。
 ひらがな積み木はまだ早いかな・・・。パズル?ちーちゃんはあんまりやらないなー。
 
 結局プラレールの特急雷鳥と、パズルの入門編を買うことにした。

 それから清水にあるケーキ屋さんにバースデーケーキを取りに行かなくてはならない。
 パパがぶぅぶぅ言い出した。
 なんでそんな遠いところにケーキを取りに行かなくちゃならないの、リブランで頼めばいいのに。
 だって折角だからおいしいケーキ食べたいじゃん。

 パパはとにかく、往復6時間以上かけて帰ってきているので、3人の時間を無駄にしたくないらしいのだ。
 ああ、単身赴任ってムツカシイ。

 ディナーはあまり成功せず、パパが用意したギョーザがメインディッシュになった。
 ちーちゃんはまだまだムラ食いなので、誕生日の夕食メニューをちーちゃんの好きなものにしようと思って悩んだ結果。

 それからケーキにろうそくを2本ともして、部屋の明かりを消して、ちーちゃんの前に置いた。
 おねがいごとをしながら吹き消すんだよ、と言って一緒に吹き消した。
 多分私が吹き消したんだろうなー。
 でもちーちゃんは自分で消したと思って興奮していた。

 ケーキはとてもおいしかった。パパも大絶賛だった。
 ちーちゃんは、と言えば、いちごだけをほじりだして食べていた、生クリームを丁寧に拭き取って



2006年01月06日(金) 厄日

子の年齢:2歳に1日前

 今朝は北海道みたいに寒い。
 車のドアが凍って開かなかったらしい(舅がお湯をかけて開けてくださった)。
 ブレーキが利くかしら、とおそるおそる運転して保育園でちーちゃんを預けて安心してしまったのか、会社について荷物を取ろうとすると、ちーちゃんの上着とかばんがあった。
 おむつやら着替えやらを持ったまま、保育園から帰ってしまったらしい。
 あわてて保育園に戻り、同じ道を通って会社に戻る途中、「止まれ」で止まれなかった。
 凍っていたのだ。
 ずるずるずるずる滑る車の中で、なす術もなく願うしかない。「車が来ませんように」

 昨夜久しぶりにメールを確認したら、amazonのマーケットストアに出品して忘れていた商品が、12/26付で売れていたことが判った。
 2日以内に発送する決まりになっているのに、気づいたのが1/5だ。
 とにかくメールをうって、なるべく早く送るしかない。

 っていうことを、始業前にあせって行う。
 会社のメールボックスを見ると、なんと担当業務の月次処理が異常終了していることがわかり、調査を始める。
 前日のデータ修正が暗に悪影響を及ぼしていた。メビウスの輪のように、全てが悪いほうに転ぶ。

 洋服の襟元から、やたらと下着のキャミソールが見えるので、トイレで直していたら、カーディガンがはずみで落ちて、袖口が便器につかってしまった。
 マンガじゃあるまいし、ここまで悪いことが重なるもんかしら。
 やっぱり厄年に厄払いしていないから?

 この週末に厄払いに行くべき?


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ちーちゃんまま