ちーちゃんままの日記

2006年02月26日(日) ボタンで遊ぶ

 子の年齢;2歳1ヶ月

 貧乏性なので、洋服を捨てるときは、ボタンとホックとファスナーを取り外してから捨てる。
 洋服を手作りするときは、なるべくそこからボタンを使うのだが、作るより捨てる量の方が圧倒的に多いので、ボタンはどんどん増えて、コーヒーの空き瓶からあふれる程になった。

 さて、そんなボタンの瓶が実家にもあって、押入れの下の段にしまってある。
 ちーちゃんはこれと「じぇんじぇん(小銭のこと)」が大好きだ。
 集めてみたり、まきちらしてみたり。瓶に戻してマラカスみたいに振ったり。
 成長して色なども分かるようになったので、ひとりで「これは?青色。これは?赤色」などと言っているのだが、デタラメ。
 これは、と思うボタンを取り上げて、いっちょまえに「これ、カッコイイねー。」「これ、キレイだねー」などと言うが、いつもヘンテコなボタンばかり。
 キレイとかカッコイイという意味がわかっていないらしい。

 一人でボタンと10分ぐらい遊んでいる。何でもおもちゃになるのね。



2006年02月24日(金) どこまで赤か?

 子の年齢;2歳1ヶ月

 通勤途上の車の中で、すれ違う車の色を言い合っている。
 これが結構面白いらしく、「これは?これは?」と催促される。
 
 それにしても道路には沢山車があって、「赤い車だね〜。」と言われてもどの車のことなのか、いい間違いなのか分からない。
 ちょうど横に来た対向車なのか、左右に抜けていく車なのか、路上駐車されている車なのか、家々の駐車場に停められている車なのか。

 「これは?」と聞かれて答えに窮する車がある。
 ゴミ収集車のようにツートンカラーの車。シャンパンゴールドやワインレッドの車。
 また光の具合によっても色は違って見える。夕方になるとネイビーブルーと黒は識別しにくくなる。
 それにしても、消防車の赤も、サビのような赤も赤は赤という風に、知らず知らずのうちに汎化している自分に、改めて気づいて驚いた。



2006年02月22日(水) テレビ電話

 子の年齢;2歳1ヶ月

 単身赴任のパパが、Yahooメッセンジャーで使えるテレビ電話用のカメラを買ってきた。
 そんなに高価ではないらしい。

 いろいろがんばって調べたらしい。戻ってきたときにわたしのパソコンにセッティングして行った。
 送受信状態が不安定でコマ落ちしたような画像だが、一緒に暮らしているような気分を味わえて楽しい。

 ちーちゃんはパパの画像を指さして
 「パーパー♪」と喜んでいた。
 その後なぜかにらめっこに・・・。

 パソコンのディスプレイに、にらめっこしているパパの顔とちーちゃんの顔が映っている。
 ちーちゃん、ほっぺにくぼみつけるのはにらめっこじゃないよ・・・。

 とってもほほえましいデジタルツールの活用法なのでした。



2006年02月20日(月) 所有格強化月間

 子の年齢;2歳1ヶ月

 また、歯が生えてきたらしく、ヨダレがすごい(一番奥の歯)。
 服のえりがベタベタになって寒いので、前掛けをさせるが、新生児みたいな前掛けも不釣合いなので、バンダナタイプのまえかけを購入。

 パパがお風呂で遊べるマグネットのトーマスを4つ買ってきた。水鉄砲にもなるし連結もできる。
 別々に湯船に浮かべると、磁力で自然に近づいていって、やがてくっつく。それが楽しい。
 あんまり楽しいのでちーちゃんはお風呂から出てこない。

 夫の二番目の義兄さんが、甥の成人祝いの返しと一緒におもちゃを持ってきてくれた。
 夫がそれを組み立てていると、ちーちゃんがおもちゃ箱から「ぺったんワールド」の新幹線を出して、義兄さんの前に並べる。
 「おじちゃんの!」
 どうやらちーちゃんはわたしの弟と義兄さんを混同しているようだ。「ぺったんワールド」の新幹線は弟に貰ったものなのだ。
 随分前のことなのに、ちゃんと覚えていたんだね。
 こんな感じで、食事の後片付けをしていると、「じーちゃんの(茶碗))!」「ママの(お箸)」と次から次へと言い当てる。
 パパがうっかりじーちゃんのマグでコーヒーを飲んでいると、「じーちゃんの!」と怒りつけられる始末だ。

 赤ちゃんが言語を獲得していく様子を見ていると、言葉というのは内言と外言の結びつきに過ぎない、という気がしてくる。
 現段階でちーちゃんの中にあるのは、人間普遍の概念や認識であって、それに名前をつける作業(彼の場合は日本語で)が言語の獲得なのだ、という気がしてくる。
 勿論ある程度の言語を獲得していけば、言語によって概念を獲得する、ということも発生してくる。その時初めて、母語による束縛を受けるんだろうと思う。

 子供を育てるというのは言語学的見地からも、実に実に興味深い。
 でも違った偏向のある親だったら、また違った観点から、おもしろ〜い、と思ったりするのかな?
 わたしは毎日子供の言語発達が面白くて、そればかり気にかけている。



2006年02月17日(金) 合わせ調味料♪

 子の年齢;2歳1ヶ月

 いかに手早く夕食を調理するか、日々頭を悩ませているところだが、最近ひとつ気づいたことがある。
 
 調味料を調合しておくと意外とラクできる。
 
 煮込み料理なら煮汁、あんかけ料理ならあん、などを作っておくと、帰ってきてから食材を切って加熱するだけで済む。
 朝食の準備と一緒にできれば、計量スプーンを一緒に片付けられてなおよし。

 ホワイトソースも冷凍がきくので、時間が有るときに沢山作って、1回分づつ冷凍しておけば、あとは何にでもかけて焼いてしまえばグラタンになる。
 ジャーマンポテトでもいいし、夏野菜をカットしただけでもいいし、マカロニと鶏肉でもいいし。
 上にかけるチーズだけは一手間かけておろしたて(大根用のおろしがねでも大丈夫)にすると、驚く程味が変わる。

 ホワイトソースというとフライパンが焦げ付いて大変なイメージがあるが、フライパンなど使わなくてもできることがわかった。
 レンジでバターを溶かして、そこに同量の小麦粉をふるいいれ、ダマにならないように混ぜて、牛乳でのばし、塩コショウで味付けすれば出来上がり。

※塊のパルメザンチーズは大きなスーパーならどこでも売っている
玉葱炒めやふかし南瓜もレンジでできる。玉葱1/2につき500Wで2分半(ラップをかける) 南瓜は種を取り除いて切らずにラップし、500Wで5分ぐらいかな?あとはカットして煮汁に入れて軽く煮る。



2006年02月15日(水) デジタル人間

 子の年齢;2歳1ヶ月

 このところ名古屋と富山を行ったり来たりしているトレイン・セットな夫が帰ってきた。豪雪による遅れなどもあって、電車内滞在時間累計の長い日々。
 不在の時間を埋め合わせようとするかのように、あれやこれやと口うるさい。しかし、見かけどおり尻が重く、自分は座ったら動かない。寝たら寝っぱなし。
 普段は人に任せっきりのくせに、たまに帰ってきて指図すんの?
 ついイライラして云ってしまった。

 「あんたが居らんでも、うまく回っとるがんだから、口出しせんといて!」
 キツー。

 あれこれ口うるさいのは、家族気分を味わうための演出だったのかも・・・。
 その場その場のデジタルな状況判断で、人を断罪してはいけないなー、と思いました。



2006年02月08日(水) 鬼さん

 子の年齢:2歳

 節分で保育園に鬼が来たらしい(本当は誰かのおじいちゃん)。
 2歳児にはこわいものらしく、みんな泣いたそうだ。

 それ以来何かというと、「オニさん、こわいこわい、食べるぞー。」
 などと独り言を言う。
 「こわいこわい」と言いながら目が笑っているので、本当に怖がっているのかどうか分からない。

 朝食のときに私の椅子に移動してきて、どつくので、
 「あ、ママにどちんした。鬼さんに言いつけてやる。」
 「オニさん?こわいこわい。」
 「そうだよ、怖いよ。意地悪したら鬼さんに言いつけるよ、わかった?」
 「わかった。」

 これはウマイことをした。
 これからは、「アア(カラスのこと、危ないものを隠す時に責任転嫁する)」のかわりに「鬼さん」に働いてもらおう。



2006年02月03日(金) ボタンホーラー万歳!

 子の年齢:2歳

 冬のパジャマをようやく仕上げた。
 使っていない2階を裁縫室にして、いろいろ縫っていたのだが、12月初旬からの寒さで部屋に入れなくなった。ズボンだけ先に作って、せっせと履いている(上はトレーナー)。
 今回の型紙も気に入らない。盾にも横にもゆとりありすぎ。冬のパジャマは特に、袖口やすそ口がすーすーしてしまうので、ゆとりが少ない方がよい。
 パジャマはどうしてもズボンの膝からダメになるので、布を余分に買って2パンツパジャマにしたいものだといつも思っているのだが、断ちあわせが悪いのか、いつも中途半端に布が余るだけになってしまう。
 裾をあげて、見返しの端を縫い付けて、あとはボタンホールとボタン付けだけになる。
 
 ジャーン、新兵器登場!
 使っているミシンが直線縫い専用なので、今までボタンホールは手で開けていたが、時間がかかる上に仕上がりも汚なかった。
 今日からはベビーロックのボタンホールアタッチメントを使うのだ。

 早速試し縫いだ。
 押さえの端を前端にあわせて下ろし、後は踏むだけ。アタッチメントにサイズ指定するので、折り返しも自動だ。
 家庭用ミシンのボタンホール機能なんか比べ物にならん。おまけに丈夫でキレイ。

 わーい、どんどん穴を開けるぞー。
 捨てる服から集めたボタンが日の目を見る時が来た!ボタンホーラー万歳!


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