ちーちゃんままの日記

2005年12月25日(日) パパ行ったねぇ

子の年齢:1歳11ヶ月

 天皇誕生日にパパが帰ってきた。雪で電車にカンヅメになったりしながら、6時間程かけて帰ってきた。
 ちーちゃんはちゃんとパパを覚えていた。何事もなかったように、一緒に遊んで食事をして、クリスマスの日の午後に帰った。
 パパはこっそり出発した。
 ちーちゃんが泣いて暴れたら困るので。
 じーちゃんが車で送っていったので、家の中は急に静かになった。
 私も何事もなかったように、クリスマスプレゼントのプラレールで一緒に遊んでいたが、そのうち、ちーちゃんはぽつりと
 「パパ行ったねぇ・・・。パパ行った。おしのと。」
と言った。
 知っていたのだ。だまされたふりをしてくれたのだ。
 「そうだね。行ったね。」
ごめんね、ごめんね。騙そうとしてごめんね。



2005年12月14日(水) ジブリの新作「ゲド戦記」

 子の年齢:1才11ヶ月

 来年7月にル・グウィンの「ゲド戦記」がアニメ映画化されるらしい。
 製作はスタジオジブリ。

 ジブリか〜。ふ〜ん。
 時代の寵児になってしまったので、最近見ていない。
 道徳の教科書の臭いがしてきたからな〜。

 所詮はエンタテイメントなのに、世論が教育的な役割を期待しているのが解せない。

 と、ジブリや宮崎駿が話題になるたびに思ってしまう。
 手塚治の後釜にうまく据えられてしまったのかもしれない。 

 でも、ル・グウィンは大好きな作家なので、ジブリ効果でメジャーになるのは嬉しいな。



2005年12月13日(火) のりもの探検隊!

 子の年齢:1才11ヶ月

 R/Sウィルスという性の悪い風邪にかかった。高熱が出るわけでもなく、嘔吐や下痢するでもなく、ただ瀧のように鼻水が出て、37℃台の微熱が続き、なかなか完治しない。
 そして。病院で許可が出ないと保育園や学校に行ってはいけないことになっている。
 とっても母親泣かせな病気なのだ。
 おまけにこのところ気温の低い日が続いているので、いつ入浴させてよいやら、明日会社にいけるのやら、迷いっぱなしだ。
 
 病院で薬をもらったら、義父母に預かってもらうことにした。
 義父母も孫を預かるのにやぶさかではないのだが、いかんせん乳離れしていないので、お昼寝前後にはおっぱいが欲しくて泣く。
 それを何とか紛らせるために、喜びそうなビデオを借りて来て、試しに見せてみた。
 のりもの探検隊!
 蝶ネクタイをした落語家がおもしろおかしく、新幹線やらショベルカーやら消防車やらを紹介するビデオだ。
 ちーちゃんの喜びようといったらなかった。
 「ちょうぼうちゃ〜」と言って部屋を走り回ったり、ハハハと笑ったり、床を転げまわったり。
 猫にマタタビといった有様だった(因みにミカ(白猫)はマタタビに反応しない)。
 
 それから朝晩4回ビデオを見せろといってきかない。
 困ったものである。



2005年12月07日(水) おんぶよりも・・・

 子の年齢:1才11ヶ月

 後追いがますますひどい。私が部屋を出て5分ほど経つとすぐ探しに来る。
 寒い廊下をうろうろ探し回るので気が気でない。
 義父はなんとかなだめすかして一緒に遊ぼうとしてくれるのだが、義母には全くその気がないらしく、
 「ママすぐ来るよ。ママって呼んでみたら?『ママ〜、ママ〜』」
 用があって部屋を出ているのだから、呼ばれてすぐに戻れる訳がない。ちーちゃんもますます大声で「ママ〜」と叫んで廊下をうろうろするので、どうにかなだめすかしてくれないかと思うのだが、そういう性格のようだ。
 自分に責任のないことには手を出さない(でも、関係がなくても面白そうなら割り込んでくるんだよね〜)。

 それはともかく。
 朝寝ている間に床を出て、朝食の支度をしていると、大声で泣く。おっぱいでなだめてからおんぶして朝食の支度をしていると、
 「おっり、おっり(降りる、降りる)、おもちゃ、おもちゃ」
 と言う。以前なら自分でおんぶ紐を持って来て、おんぶを要求したものだが、おんぶよりおもちゃで遊ぶ欲求の方が大きくなったらしい。



2005年12月06日(火) あれ?

 子の年齢:1才11ヶ月

 夜テレビの部屋でくつろいでいたら、遊んでいたちーちゃんが突然立ち止まり、頬に手を当てて、首をかしげ
 「あれぇ?」
 と言った。
 顔が笑っていたので、文字通り当惑して叫んだのか、ポーズの一種なのかわからない。
 かわいいので、もう一回やって、写真撮るから!とカメラを構えるが、「あれ?」「あれ?」と何度もやってくれるものの、近づきすぎだったり、しゃがみ込んでいたりしてなかなか撮影できない。
 あきらめて携帯をカバンにしまうと、まだ写真撮ってないのにと言いたげに、取り出して突き付けてくる。
 以前なら、携帯やカメラそのものへの興味が先立って、撮影が邪魔されたものだが、自分が被写体になっていることを理解しているようだ。

 結局なかなかポーズが決まらず、撮影できない。そして何が「あれ?」だったのかも判らずじまい。


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