子の年齢:1歳6ヶ月
幼児はみんな歌が好きなものだが、ちーちゃんもとっても歌や踊りが好きだ。 基本的に手遊び歌「むすんでひらいて」「げんこつ山のたぬきさん」「おおきな栗の木のしたで」なんかが好きだが、なぜか「ぶんぶんぶん」も好きらしい。「ハチが飛ぶ」のハチのところだけ一緒に歌っている。 「メリーさんの羊」には無反応。そして何故か「でんでんむし」の歌が嫌いだ。「メロディパズルぼっくす」で「げんこつや山のたぬきさん」の次が「でんでんむし」だということを覚えていて、「げんこつ山のたぬきさん」が終わると選曲ボタンを激しく2回押し、「でんでんむし」を飛ばそうとする。 いったいこの曲のどこが嫌いなんだろう。 確かめたくて、みんなで大合唱してみた。困ったような可笑しいような顔をして、部屋を歩き続けた。
2005年07月21日(木) |
ぞうさん!ぞうさん! |
子の年齢:1歳6ヶ月
ある日テレビを見ていたら、映画『星になった少年』のCMが流れていた。象使いの話なので、象が出てくる。
それを見てちーちゃんが、 −じぉーぁん、じぉーぁん と言いながら、平泳ぎをするように両手で空を掻き始めた。 はっきり発音できていないが、『ぞうさん』の歌い出しのメロディーのようだ。 両手で空を掻く様子は、大きな耳に見えなくもない。 伸びをしながら一所懸命歌う(?)様子がとてもかわいい。
それ以来、象を見る度に歌って踊るようになった。 ママの下手な絵の象さんでも、歌ってくれる。
まだ実物を見たことがない筈の、象さんまで分かるようになったんだ。成長したね。
2005年07月13日(水) |
おんもを歩くー僕にだってプライドがある |
子の年齢:1歳6ヶ月
昨夜から、大人と手をつないで(片手だけ)歩くことが出来るようになった。 今日は朝から機嫌が悪く、ぐずぐず言うので、パパが外を散歩させる、と言い出した。 わたしはちょっと否定的だった。うまく歩けないのに、何度も外に連れて行け、と言われたら困る。 じゃぁ、行けば。と買ったばかりのサンダルを出す。
しばらくして帰ってきた。 玄関でサンダルを脱がすと、廊下でまた履こうとする。靴=あんよなのだろう。 ーどうだった?歩いた。 −歩いたよ。でもまだよたよた。
パパの言によると、最初は人が居なかったのでよろよろ歩いていたが、途中、小学生や中学生のおねえちゃんとすれ違うと、無理に背筋を伸ばしてしっかり歩いたそうだ。
子の年齢:1歳6ヶ月
遅ればせながら、パパの誕生日プレゼントに眼鏡を新調することになった。 因みにフレームとレンズをあわせると6万円ぐらいになるので、半分だけプレゼントで残りはパパの自腹。 眼鏡屋につくと、子供用にプラスティックのジムが置いてあった。ちーちゃんも気に入っているようだ。 しかし、それは店のリノリウムの床に直接置かれていた。ちーちゃんはハイハイしかできないので、滑り台を滑り降りたら床に落ちる、では困るのだ。 かといって、楽しそうなおもちゃを目の前にして、ダメと言う訳にはいかない。そのうち、ジムどころか店中を這い回り、興奮のあまり鏡の前で歌ったり踊ったりしていた。 翌日。三輪車を後ろから押してお散歩している親子を見かけて羨ましくなったので、三輪車を見に行くことにした。 乗せてみると、まだ足が届かない。ハンドルも長すぎるらしく、非常に危なっかしかった。こりゃダメだ。クリスマスプレゼントかな(クリスマスに外遊びができるのか)? 他の陳列棚を見に行って戻ってくると、パパがパトカーのミニバスに乗せ変えていた。そのパトカーはちーちゃんにジャストサイズで、思うさま乗り回し、裸足で店の床を蹴りまくっていた。
こりゃアカン。アカンわ。 あんよせんでも、お出かけのときは靴持ってこな。
ピーターママでサンダルを買った。子供の足を測る器具があって、選びやすかった。
子の年齢:1歳6ヶ月
タマネギがどうとか言う姑の声で目が覚めた。まだ4時だが朝食の準備をしておられるようだ。 こっそり洗濯槽を洗浄しているので、早く目覚めて好都合だ。 昨夜寝る前に洗濯機に漂白剤を入れておいたので、ひとすすぎしてから、今日のお洗濯をして、干して、会社に行かねばならない。 6がつからコツコツ縫っていたスカート(ぴらぴらした花柄のタックスカート)がようやく仕上がったので、早速試着して出来栄えを見たいところだが、この家には姿見と言うものがない。 風呂場の鏡でどうにか確かめられないかと、うろうろしてみるが、足しか映らない。 そうこうしていると、なにやら奥が騒がしい。寝床にママがいないことに気づいたちーちゃんが、目を覚ましてしまったらしい。まだ4時半だ。 この家では食事の時間が決まっている。だから早起きしておなかが空いても朝食は6:40だ。 早起きした分、食事の前にすっきり目が覚めているはずなのに、今朝もモヤシしか食べない。味噌汁のミのモヤシをつまつまと食べるのみ。 食後のヨーグルトだけは、感に堪えないような顔をして踊りながら食べる。幼児用ではないのだが1個丸ごと食べてしまう。 さて、食事の後出かけるまで間があるが、その間に何を思ったか、腰を切って歩き始めた。7,8歩歩いてしりもちをついては、立ち上がって2,3歩歩く。 転ぶのがうまくなったと思う。本当に転ぶのがうまくなった。 危なげなく、ゆっくり転べるようになった。そして7,8歩歩く。その誇らしげな様子に胸が熱くなる。 7,8歩あるける、と確信したとき、ちーちゃんは目標物をママに定めたらしい。 ゆっくり、ゆっくり、歩いてきて、ママの膝に両手をついた。 ちーちゃん、歩いてママのところまで来てくれたのね、かわいい子。
2005年07月06日(水) |
案ずるより生むが易し、か? |
子の年齢:1歳5ヶ月
姑に、しつけのために止めてほしいことがあれば、遠慮なく言いなさい、と言われて(もともと遠慮なんてしていないのだが)、以下のようにすることにした。 1.自分で出来ることは自分でさせる 2.食事が済んでも、全員が食べ終わるまで食卓につかせる 3.毎晩歯磨きをする 書いてみるとなんでもないことのようだが、今まで出来なかった。自分でミニバス(おもちゃの車)に乗れるくせに、抱っこして乗せてもらおうとしたり、はいはいで行けるところに抱っこして連れて行かせたりする。 また、食事は他の人より先に食べ初めて、食べ終わると、まだみんなが食べているのに椅子から下ろせ、遊ばせろ、と言う。ぐずぐず言ってせがむので、ついつい言われたとおりにしていたのだが、この際きっぱり止めてみた。 すると、意外にも素直に順応した。 一人でミニバスに乗って機嫌よく遊ぶし、「ごちそうさん」をしても、他の人が食べ終わるまでつまつまと、残っているものを食べていた。 なぁんだ、そうだったのね。 今まで余計な気を回して、この子を損ねていたのかもしれない。本当は聞き分けのいい子なのかも。
子の年齢:1歳5ヶ月
小さいとき大事にし過ぎたのか、ちーちゃんは癇癪もちだ。 夫の実家に来てから、じいちゃんが何でも願いをかなえてくれるので、ますます増長して、大声を出して要求するようになった。 ミニバスに乗せろとか、歩く練習をさせろとか、ご飯が終わったから椅子から降ろせとか、抱っこしてお外を散歩させろとか・・・。 姑に言われて気づいたが、確かに以前はここまでひどくなかった。このままではアカンかも・・・。 夫の出張の都合で、いろんなところに間借りして、その都度、そこの生活に慣れるまでチヤホヤされ、生活のリズムが狂うので、ちーちゃんはそのまま生きようとしてしまうのだ 。そのことでちーちゃんを責めてもしょうがない。ちーちゃんは夫の仕事の犠牲になっているだけなのだ。
ママと二人だった時は、ある程度わきまえて静かに生活していたような気がする。 たしかにジジババと一緒に居れば、食事の仕度やお風呂の準備、後片付け、洗濯物の取り込みなど全部してもらえて、ちーちゃんとも遊んでくれて、とっても楽だが、その分ちーちゃんもワガママになるような・・・。 そして更にワガママになったちーちゃんを連れてアパートに戻るので、ますます二人暮しが辛くなる、という悪循環に入っているような気がする。
子供のお世話を行き届かせることと、子供の自立。必ずしも対立することでない筈なのだが、両立もまた難しい。
子の年齢:1歳5ヶ月
フェリシモの「スローなまめまめ生活」という頒布会に入っている。毎月豆料理の材料とレシピが届くというもので、今月は豆カレーだった。 週末帰ってきた夫に、今月は豆カレーだったよ、と言ったら、早速作ってみたら、という。 と言う訳で、夫の実家で初めて夕食を作る。 豆料理なら何でも好き、という姑と、カレーなら何でも好き、という舅が、ちーちゃんをなだめすかして料理をさせてくれる。
そして出来上がったカレーは・・・。 カレー、というより、カレー風味の五目煮豆。こういう料理もあるかもね、みたいな味だった。
二人の感想は、 「もうちょっと辛くすればおいしいかも」 「ヘルシーだね」 ははは・・・。
夫の余計な計らいで、毎週土曜の夕食当番になった。来週は何にしようかな・・・(不安)。
子の年齢:1歳5ヶ月
奇しくも七夕の日で、ちーちゃんは1歳半になる。 が、未だに3,4歩歩いてしりもちをついている。
母子手帳の1歳半検診のページに、「一人で上手に歩きますか」という項目がある。上手に歩いてしかるべき年齢なのだ。 保育園の同じ月例の子達は、一人で歩くどころか、お食事の前の手洗いも上手にできるらしい。
保育園で飾る七夕飾りの短冊が、一人一枚回ってきた。 迷うことなく「はやく、くつをはいて、おそとをはしりたい」と書いた。 ちーちゃんのお願いと言うより、パパママのお願いかな?
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